JPH09315386A - スキューバ潜水装置及び水中通話方法 - Google Patents

スキューバ潜水装置及び水中通話方法

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JPH09315386A
JPH09315386A JP15287296A JP15287296A JPH09315386A JP H09315386 A JPH09315386 A JP H09315386A JP 15287296 A JP15287296 A JP 15287296A JP 15287296 A JP15287296 A JP 15287296A JP H09315386 A JPH09315386 A JP H09315386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
underwater
mouse
octopus
regulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP15287296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Ueda
善和 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd, Fuji Kogyo KK filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP15287296A priority Critical patent/JPH09315386A/ja
Publication of JPH09315386A publication Critical patent/JPH09315386A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の水中通話を確保しながら、空気消費
量の無駄を節減し、且つ操作性を向上すること。 【解決手段】 スキューバ潜水装置10を用いる水中通
話方法であって、通常潜水時には、レギュレータ12に
より水中呼吸を行ない、水中通話時には、マウスマスク
31を口前面に装着し、水中呼吸と水中通話とを行なう
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキューバ潜水装置
及び水中通話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキューバ潜水装置は、図6に示
す如く、空気ボンベ1にレギュレータ2と他者救難用オ
クトパス3とを接続して構成されている(従来技術
A)。この従来技術Aにおいて、潜水者は、レギュレー
タ2にマウスピース2Aを取着し、このマウスピース2
Aを口中の歯により噛み締め、水中呼吸を行なう。
【0003】また、従来の他のスキューバ潜水装置とし
て、レギュレータ2にマウスマスク又はフルフェイスマ
スクを取着し、マスク室内に音声受信用マイクロホンを
設けたものがある(従来技術B)。この従来技術Bにお
いて、潜水者は、締め付けバンドで頭部回りに緊結され
るマウスマスクにて口前面を覆われるか又は、フルフェ
イスマスクで顔全面を覆われ、水中呼吸と水中通話とを
行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら従来技術A
には下記の問題点がある。 マウスピース2Aの口中への噛み締め時に、口の動き
の自由度が奪われ、音声の自由な発音を不可能とし、水
中通話を不可能とする。
【0005】また、従来技術Bには下記、の問題点
がある。 通常潜水時に、レギュレータ2に取着されたマウスマ
スク又はフルフェイスマスクを用いるものであり、空気
ボンベから供給される空気の一部がマウスマスク又はフ
ルフェイスマスクと口前面との間から常時リークする虞
れがあり、空気消費量の無駄が多い。
【0006】レギュレータ2に取着されたマウスマス
ク又はフルフェイスマスクを締め付けバンドで頭部回り
に緊結して用いるものであり、潜水前後の水上での会話
時等にマウスマスク又はフルフェイスマスクの着脱を必
要とするとき、操作性が悪い。
【0007】本発明の課題は、高品質の水中通話を確保
しながら、空気消費量の無駄を節減し、且つ操作性を向
上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、空気ボンベにレギュレータと他者救難用オクトパス
とを接続してなるスキューバ潜水装置において、オクト
パスにマウスマスクを取着し、マウスマスクのマスク室
内に音声受信用マイクロホンを設けてなるようにしたも
のである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
のスキューバ潜水装置を用いる水中通話方法であって、
通常潜水時には、レギュレータにより水中呼吸を行な
い、水中通話時には、マウスマスクを口前面に装着し、
水中呼吸と水中通話とを行なうようにしたものである。
【0010】請求項1、2に記載の本発明によれば下記
〜の作用がある。 レギュレータは通常潜水時にのみ用い、水中通話時に
は使用されない。従って、レギュレータはマイクロホン
内蔵のマウスマスクの使用を伴う必要がなく、口中に噛
み締められるマウスピースを介して保持され得るものと
なる。これにより、潜水前後の水上での会話時等に簡易
にレギュレータを着脱でき、レギュレータの操作性が良
い。
【0011】水中通話時には、オクトパスに取着され
たマイクロホン内蔵のマウスマスクを、レギュレータと
交換して、手で口前面に押し付ける、もしくは頭部回り
に設けられる締め付けバンドを用いる等の態様で口前面
に密着し、水中呼吸と水中通話を行なうものとなる。発
音時の口内圧力は水圧より正の圧力となり、手による押
付力もしくは締め付けバンドによる締付け力は、マスク
重量を保持する力より若干大き目であれば、マスク室内
への水の浸入を防止できる。即ち、手による押付力もし
くは締め付けバンドによる締付け力を格段に大きく設定
する必要がないから、発音時の口の動きが自由になり、
高品質の発音を確保できる。
【0012】上記の通り、マウスマスクを手による
押付力で容易に装着ができると共に、締め付けバンドに
よる場合でもフルフェイスマスクの場合に比べ装着時の
圧迫感が軽減され装着性が良い。また、マウスマスクの
着脱性も良く、操作性が良い。
【0013】レギュレータを用いる通常潜水時には、
前記の通りマウスマスクの使用を伴う必要がない。そ
して、マウスマスクは通話時にのみ用いるものであり、
マウスマスクを用いることによる空気消費量の無駄を節
減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はスキューバ潜水装置の一例
を示す模式図、図2はマウスマスクを示す模式図、図3
は図2の正面図、図4は図2の側面図、図5はマウスマ
スクの装着状態を示す模式図、図6は従来例を示す模式
図である。
【0015】スキューバ潜水装置10は、図1に示す如
く、空気ボンベ11にレギュレータ12と他者救難用オ
クトパス13とを接続して構成されている。
【0016】レギュレータ12には、図1に示す如く、
マウスピース21が取着されている。潜水者は、マウス
ピース21を口中の歯により噛み締め、水中呼吸を行な
う。22は排気ノズルである。
【0017】オクトパス13には、図1に示す如く、マ
ウスマスク31が取着されている。23は排気ノズルで
ある。マウスマスク31は、ウレタンゴム等にて構成さ
れ、マスク室32の基部に、口前面の口唇回りの全周に
密着できる水浸入防止部33を備えている(図2〜図
4)。また、マウスマスク31は、マスク室32の前面
部にオクトパス接続部34を備え、このオクトパス接続
部34をオクトパス13にクランプ等で取着できる(図
2〜図4)。
【0018】マウスマスク31は、マスク室32のマイ
クロホン設置部35Aに音声受信用マイクロホン35を
設置している。マイクロホン35は、信号ケーブル36
を介して水中通信機(不図示)に接続されている。水中
通信機は、水中眼鏡締め付けバンド等の耳部回りに設置
され、水中通話信号の送受信を行なう。
【0019】マウスマスク31は、両外面部に、該マウ
スマスク31の水浸入防止部33を口前面に密着、保持
する締め付けバンド用連結部37を備えている。尚、オ
クトパス及びレギュレータと空気ホースとの連結用金具
は、用途に適した製品を用いることが必要である。
【0020】以下、スキューバ潜水装置10の使用方法
について説明する。 (1) 通常潜水時 潜水者は、レギュレータ12により水中呼吸を行なう。
このとき、潜水者は、マウスピース21を口中の歯によ
り噛み締める。尚、マウスマスク31は潜水者の胸元に
ひも等を介して吊しておく。
【0021】(2) 水中通話時 潜水者は、胸元に吊してあったマウスマスク31を引き
寄せ、レギュレータ12をマウスマスク31と交換し、
マウスマスク31を口前面に押し付け密着する(図
5)。これにより、潜水者は、マウスマスク31と一体
のオクトパス13を介して水中呼吸を行ない、且つマイ
クロホン35を用いて水中通話を行なう。
【0022】尚、潜水者は、マウスマスク31の連結部
37に連結した締め付けバンドを頭部回りに巻回し、マ
ウスマスク31を口前面に保持しても良い。
【0023】(3) 他者救難時 他者救難時には、マウスマスク31を他者に渡し、オク
トパス13を介して他者に水中呼吸せしめるか又は、レ
ギュレータを他者に渡し水中呼吸せしめることが可能で
ある。これにより、オクトパス13の救難用としての基
本機能を何ら損なうことなく提供できる。
【0024】尚、スキューバ潜水装置10において、継
続的通話の必要時には、マウスピース21を除去したレ
ギュレータ12に、マウスマスク31のオクトパス接続
部34をクランプ等で取着し、このマウスマスク31を
口前面に密着するように、該マウスマスク31を締め付
けバンドで潜水者の頭部回りに保持して使用することも
できる。
【0025】以下、本実施形態の作用について説明す
る。 レギュレータ12は通常潜水時にのみ用い、水中通話
時には使用されない。従って、レギュレータ12はマイ
クロホン35内蔵のマウスマスク31の使用を伴う必要
がなく、口中に噛み締められるマウスピース21を介し
て保持され得るものとなる。これにより、潜水前後の水
上での会話時等に簡易にレギュレータ12を着脱でき、
レギュレータ12の操作性が良い。
【0026】水中通話時には、オクトパス13に取着
されたマイクロホン35内蔵のマウスマスク31を、レ
ギュレータ12と交換して、手で口前面に押し付ける、
もしくは頭部回りに設けられる締め付けバンドを用いる
等の態様で口前面に密着し、水中呼吸と水中通話を行な
うものとなる。発音時の口内圧力は水圧より正の圧力と
なり、手による押付力もしくは締め付けバンドによる締
付け力は、マスク重量を保持する力より若干大き目であ
れば、マスク室内への水の浸入を防止できる。即ち、手
による押付力もしくは締め付けバンドによる締付け力を
格段に大きく設定する必要がないから、発音時の口の動
きが自由になり、高品質の発音を確保できる。
【0027】上記の通り、マウスマスク31を手に
よる押付力で容易に装着ができると共に、締め付けバン
ドによる場合でもフルフェイスマスクの場合に比べ装着
時の圧迫感が軽減され装着性が良い。また、マウスマス
ク31の着脱性も良く、操作性が良い。
【0028】レギュレータ12を用いる通常潜水時に
は、前記の通りマウスマスク31の使用を伴う必要が
ない。そして、マウスマスク31は通話時にのみ用いる
ものであり、マウスマスク31を用いることによる空気
消費量の無駄を節減できる。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高品質の
水中通話を確保しながら、空気消費量の無駄を節減し、
且つ操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はスキューバ潜水装置の一例を示す模式図
である。
【図2】図2はマウスマスクを示す模式図である。
【図3】図3は図2の正面図である。
【図4】図4は図2の側面図である。
【図5】図5はマウスマスクの装着状態を示す模式図で
ある。
【図6】図6は従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 スキューバ潜水装置 11 空気ボンベ 12 レギュレータ 13 オクトパス 31 マウスマスク 32 マスク室 35 マイクロホン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気ボンベにレギュレータと他者救難用
    オクトパスとを接続してなるスキューバ潜水装置におい
    て、 オクトパスにマウスマスクを取着し、マウスマスクのマ
    スク室内に音声受信用マイクロホンを設けてなることを
    特徴とするスキューバ潜水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスキューバ潜水装置を用
    いる水中通話方法であって、 通常潜水時には、レギュレータにより水中呼吸を行な
    い、 水中通話時には、マウスマスクを口前面に装着し、水中
    呼吸と水中通話とを行なうことを特徴とする水中通話方
    法。
JP15287296A 1996-05-27 1996-05-27 スキューバ潜水装置及び水中通話方法 Pending JPH09315386A (ja)

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JP15287296A JPH09315386A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 スキューバ潜水装置及び水中通話方法

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JP (1) JPH09315386A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012097375A2 (en) * 2011-01-14 2012-07-19 Incube Labs, Llc Apparatus, system and method for underwater voice communication by a diver
RU173831U1 (ru) * 2016-09-26 2017-09-13 Публичное акционерное общество "Ростовский оптико-механический завод" (ПАО "РОМЗ") Устройство для подводной беспроводной связи по оптическому каналу

Cited By (5)

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US10038955B2 (en) 2011-01-14 2018-07-31 Incube Labs, Llc Apparatus, system and method for underwater voice communication by a diver
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