JPH09314675A - Ih樹脂ヒーターとこれを用いたら旋管の接合装置 - Google Patents

Ih樹脂ヒーターとこれを用いたら旋管の接合装置

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JPH09314675A
JPH09314675A JP15286296A JP15286296A JPH09314675A JP H09314675 A JPH09314675 A JP H09314675A JP 15286296 A JP15286296 A JP 15286296A JP 15286296 A JP15286296 A JP 15286296A JP H09314675 A JPH09314675 A JP H09314675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
spiral
joint
generating layer
heating element
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Pending
Application number
JP15286296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Shiozaki
孝太郎 塩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujipura Seiko Co Ltd
Original Assignee
Fujipura Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujipura Seiko Co Ltd filed Critical Fujipura Seiko Co Ltd
Priority to JP15286296A priority Critical patent/JPH09314675A/ja
Publication of JPH09314675A publication Critical patent/JPH09314675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はら旋管とら旋管との接合装置に関
する。 【解決手段】 接着材を用いて平坦部と突部を有するT
字形のテープを形成し、このテープのほぼ中心部に高周
波誘導発熱体を埋設して発熱層を形成し、この発熱層を
接合すべき2本のら旋管に添着して接合部を形成し、こ
の接合部に高周波誘導加熱を施して溶融固化してら旋管
を接合するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は接着性樹脂(adhe
sive polymer)と高周波誘導発熱体とで形成されたIH
樹脂とこのIH樹脂を用いた管と管との接合装置に関
し、より具体的にはら旋管とら旋管との接合装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】この出願と同一出願人によって特開平7
−139681号で技術開示しているIH樹脂ヒーター
を用いた合成樹脂管の接続手段は図12で示すように、
高周波誘導発熱体で形成した発熱層1’を合成樹脂材1
2’と磁性材料例えばFe系粉体11’とを混練して形
成し、図13に示すようにこの発熱層1’を継手部材
2’に挿着し外部にセットした高周波磁界発送装置Eを
作動させて発熱層1’と対接する2本の合成樹脂パイプ
3’,3’および継手部材2’のそれぞれの部位を溶融
個化させて結合するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のIH樹脂ヒータ
ーを用いて接合される合成樹脂パイプはいずれも、接合
する両合成樹脂継手部材および発熱層の合成樹脂材のそ
れぞれの材質はいずれも同質か、これと親和性のある材
質に限定されるものである。この発明は接合すべき合成
樹脂パイプおよび継手部材とが異質材であっても接続を
行えるようなIH樹脂ヒーターを提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る高周波誘
導発熱体の発熱層を図1,図2および図3により説明す
れば次のとおりである。図1に示すIH樹脂ヒーターを
形成する発熱層1は高周波発熱体12と接着材11とを
混練した構造とされている。図2に示す発熱層1は発熱
体12をコア形状に形成したものであり、図3に示す発
熱層1は発熱体12を平板形状に形成したものである。
【0005】発熱体12は高周波誘導発熱体であるF
e,Fe−Ni合金などが用いられている。接着材11
はポリエチレンまたはポリプロピレンあるいはポリオレ
フィンを不飽和カルボン酸あるいはその無水物で変性し
た組成物あるいは酸価が10〜100当量/106 gで
平均分子量5000以下の非晶性重合ポリエステルより
なるもので、商品名「ポリタック」(出光石油化学
製)、「バイロン」(東洋紡精製)、「アドマー」(三
井石油化学製)、あるいは「ボンドファースト」(住友
化学工業製)(以上いずれも株式会社)などの熱接着材
であり、多層容器例えば食品容器などの中間層として利
用するもので公知材料である。なお金属に対する接着材
として特開平1−15379号として技術開示されてい
る。また上記接着材を用いた高周波誘導発熱材を備えた
IH樹脂ヒーターに関してはこの出願人による特願平8
−17010号で技術開示されている。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明に係る発熱体は比較的低
周波または低電圧下のヒステリシス損発熱あるいはうず
電流発熱を発生させることで発熱効果を得ようとするも
ので高周波誘導発熱体の具体的態様を以下の添付図面に
より説明すれば次のとおりである。図4乃至図8に示す
発熱体1はいずれもコア形状を示したもので図4は発熱
体12を鉄性の線材13を用いて格子型に形成したもの
である。
【0007】図5に示す発熱体12は鉄性の線材13を
織成または編組したものである。なお上記両網目を密に
することで発熱効果を良好なものとすることができる。
図6に示す発熱体12は鉄性の円筒体13として形成し
たものである。図7に示す発熱体12は鉄性の円筒体1
3に多数の孔14を形成したものである。図8に示す発
熱体12は鉄性の粉体を焼結して円筒体13として形成
したもので円筒体表面は多数の突起15が存在するの
で、発熱表面積を大きくすると共に補強効果を得られる
ものである。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を合成樹脂性のら旋管に適
用した場合につき図9,図10および図11を参照にし
て説明すれば次のとおりである。またこの実施例におけ
る合成樹脂性ら旋管は地中電線を地下に埋設する際、前
記電線を格納してこれを保護するための保護管として利
用されるもので硬質ポリエチレン材で形成されている。
【0009】図9,図10はIH樹脂ヒーター(発熱
層)1を示したもので、発熱層1は接着材(接着性樹
脂)11のほぼ中心部に埋込んだ誘導発熱体12で形成
されている。そして接着材11は平坦部18と突部19
とでT字型のテープ20として形成されており、発熱体
12は図9の場合は鉄性の線材として、図10の場合は
鉄性の線材を円筒状に形成したものとされている。
【0010】図11はら旋管の接合装置を示したもの
で、2本のら旋管2および3を接合する場合には前記2
本のら旋管をつき合せた状態で発熱層を両ら旋管の外側
のら旋溝21,31内に発熱層1の突部19を装着して
前記ら旋溝に添装しながら前記つき合せ部を中心にして
左右所定巾にわたって巻着して接合部を形成し、この接
合部の外部にセットした高周波電源と磁界発生コイルを
有する高周波磁界発生装置Eを作動すれば発熱層中の鉄
性の発熱体12が発熱し、これによって接着材11,1
1は溶融し、T字型テープの隣接部17,17はいずれ
も溶融化して巻着テープ全体が一体化し、接合部は冷却
後固化する。これによって2本のら旋管2,3は接合さ
れる。
【0011】なお前記実施例においては鉄性の線材のコ
ア形状を選択することによって比較的低周波あるいはヒ
ステリシス損またはうず電流に対応できるものが得られ
るものである。また接合すべきら旋管が異種材管であっ
ても接着材を選択することで接合できるものである。
【0012】
【発明の効果】この発明はら旋管の接合に際して発熱層
をT字型テープに形成し、このテープの突部を接合管の
外部のら旋溝に添装されることで接合部を形成させ、こ
の接合部に高周波誘導加熱を行うことで接合部自体を溶
融固化することでら旋管を接合するもので、接合すべき
ら旋管に対する溶着を行うものではないのでら旋管自体
に対する損傷を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る発熱層の説明図である。
【図2】この発明に係る発熱層の説明図である。
【図3】この発明に係る発熱層の説明図である。
【図4】発熱体の説明図である。
【図5】発熱体の説明図である。
【図6】発熱体の説明図である。
【図7】発熱体の説明図である。
【図8】発熱体の説明図である。
【図9】実施例に係る発熱層の説明図である。
【図10】実施例に係る発熱層の他の説明図である。
【図11】実施例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 発熱層 2(3) ら旋管 11 接着材 12 発熱体 13 円筒体 17 テープの隣接部 18 平坦部 19 突部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る発熱層の説明図である。
【図2】この発明に係る発熱層の説明図である。
【図3】この発明に係る発熱層の説明図である。
【図4】発熱体の説明図である。
【図5】発熱体の説明図である。
【図6】発熱体の説明図である。
【図7】発熱体の説明図である。
【図8】発熱体の説明図である。
【図9】実施例に係る発熱層の説明図である。
【図10】実施例に係る発熱層の他の説明図である。
【図11】実施例の要部断面図である。
【図12】従来の樹脂ヒーターの説明図である。
【図13】従来の発熱体の作用図である。
【符号の説明】 1 発熱層 2(3) ら旋管 11 接着材 12 発熱体 13 円筒体 17 テープの隣接部 18 平坦部 19 突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着材を平坦部と突部とを有するT字型
    テープに形成し、このテープのほぼ中心部に高周波誘導
    発熱体を埋設してIH樹脂ヒーター(発熱層)を形成
    し、この発熱層を接合すべき2本のら旋管のら旋溝に添
    着して接合部を形成し、この接合部に対して高周波誘導
    加熱を行うことで前記接合部を溶融固化して、ら旋管を
    接合するようにしたことを特徴とするIH樹脂ヒーター
    とこれを用いたら旋管の接合装置。
JP15286296A 1996-05-27 1996-05-27 Ih樹脂ヒーターとこれを用いたら旋管の接合装置 Pending JPH09314675A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15286296A JPH09314675A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 Ih樹脂ヒーターとこれを用いたら旋管の接合装置

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JP15286296A JPH09314675A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 Ih樹脂ヒーターとこれを用いたら旋管の接合装置

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ID=15549753

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130670A1 (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社日立製作所 異種材料接合品および異種材料接合品の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130670A1 (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社日立製作所 異種材料接合品および異種材料接合品の製造方法

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