JPH0931448A - 舗装路面凍結防止剤及び舗装路面の凍結防止方法 - Google Patents
舗装路面凍結防止剤及び舗装路面の凍結防止方法Info
- Publication number
- JPH0931448A JPH0931448A JP20744495A JP20744495A JPH0931448A JP H0931448 A JPH0931448 A JP H0931448A JP 20744495 A JP20744495 A JP 20744495A JP 20744495 A JP20744495 A JP 20744495A JP H0931448 A JPH0931448 A JP H0931448A
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- JP
- Japan
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- road surface
- polyvinyl alcohol
- freezing
- aqueous solution
- solution
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不凍液を舗装路面の表層に長期に渡って保持
させ、凝固点降下を保持できる舗装路面凍結防止剤及び
これを用いた舗装路面凍結防止方法を提供することであ
る。 【解決手段】 不凍液及びポリビニルアルコール水溶液
の混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲル
化剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路面
凍結防止剤及びこれを用いた舗装路面の凍結防止方法で
ある。
させ、凝固点降下を保持できる舗装路面凍結防止剤及び
これを用いた舗装路面凍結防止方法を提供することであ
る。 【解決手段】 不凍液及びポリビニルアルコール水溶液
の混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲル
化剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路面
凍結防止剤及びこれを用いた舗装路面の凍結防止方法で
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、寒冷地における舗
装路面の冬期凍結を防止する舗装路面凍結防止剤及び舗
装路面の凍結防止方法に関する。
装路面の冬期凍結を防止する舗装路面凍結防止剤及び舗
装路面の凍結防止方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、舗装路面の凍結を防止するた
めに、一般的に、機械による除雪や砂や無機塩の散布が
行われているが、機械による除雪をすべての道路を行う
ことは、不可能である。
めに、一般的に、機械による除雪や砂や無機塩の散布が
行われているが、機械による除雪をすべての道路を行う
ことは、不可能である。
【０００３】砂や無機塩の散布は、維持管理が煩雑であ
ったり、塩害を起こす危険がある。カルシュウムマグネ
シウムアセテイトの散布に関しては、環境への悪影響は
ほとんど無いと言われているが、高価で、散布時のタイ
ミングが難しいという問題点がある。
ったり、塩害を起こす危険がある。カルシュウムマグネ
シウムアセテイトの散布に関しては、環境への悪影響は
ほとんど無いと言われているが、高価で、散布時のタイ
ミングが難しいという問題点がある。
【０００４】また、ロードヒーティング、散水による消
雪、蓄熱舗装に関しても維持管理が容易ではないし、経
済性や地盤沈下という問題点を有している。
雪、蓄熱舗装に関しても維持管理が容易ではないし、経
済性や地盤沈下という問題点を有している。
【０００５】さらに、舗装路面の空隙に不凍結を含有し
た植物性又は動物性のゲル化剤を注入して舗装路面の凍
結を防止をする方法が考えられている。しかしながら、
この方法は凍結防止効果はあるものの、使用されている
ゲル化剤の強度が低いため、耐久性に乏しく、効果を持
続するためには、冬期間数度に渡って実施せねばならな
いということと、低温時はゲル化しているため、山間僻
地などでの散布作業において、ゲル化物を加熱散布しな
ければならないことは、かなりの手間と、コスト負担に
なるという問題点を有している。
た植物性又は動物性のゲル化剤を注入して舗装路面の凍
結を防止をする方法が考えられている。しかしながら、
この方法は凍結防止効果はあるものの、使用されている
ゲル化剤の強度が低いため、耐久性に乏しく、効果を持
続するためには、冬期間数度に渡って実施せねばならな
いということと、低温時はゲル化しているため、山間僻
地などでの散布作業において、ゲル化物を加熱散布しな
ければならないことは、かなりの手間と、コスト負担に
なるという問題点を有している。
【０００６】本発明者等は、上記問題点を鑑みて鋭意研
究した結果、不凍液及びポリビニルアルコール水溶液の
混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲル化
剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路面凍
結防止剤を散布すると、極めて効率良く合理的に舗装路
面の凍結防止が達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
究した結果、不凍液及びポリビニルアルコール水溶液の
混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲル化
剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路面凍
結防止剤を散布すると、極めて効率良く合理的に舗装路
面の凍結防止が達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【０００７】本発明の目的は、不凍液を舗装路面の表層
に長期に渡って保持させ、凝固点降下を保持できる舗装
路面凍結防止剤及びこれを用いた舗装路面凍結防止方法
を提供するものである。
に長期に渡って保持させ、凝固点降下を保持できる舗装
路面凍結防止剤及びこれを用いた舗装路面凍結防止方法
を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、不
凍液及びポリビニルアルコール水溶液の混合液を含む第
１液と、ポリビニルアルコールのゲル化剤水溶液を含む
第２液からなる２液タイプの舗装路面凍結防止剤を提供
するものである。
凍液及びポリビニルアルコール水溶液の混合液を含む第
１液と、ポリビニルアルコールのゲル化剤水溶液を含む
第２液からなる２液タイプの舗装路面凍結防止剤を提供
するものである。
【０００９】また、本発明は、上記ポリビニルアルコー
ルの重合度が、１，０００〜３，５００、ケン化度は８
８〜１００モル％であることを特徴とする上記記載の舗
装路面凍結防止剤を提供するものである。
ルの重合度が、１，０００〜３，５００、ケン化度は８
８〜１００モル％であることを特徴とする上記記載の舗
装路面凍結防止剤を提供するものである。
【００１０】さらに、本発明は、上記ポリビニルアルコ
ールのゲル化剤が、ホウ酸又はホウ砂である上記記載の
舗装路面凍結防止剤を提供するものである。。
ールのゲル化剤が、ホウ酸又はホウ砂である上記記載の
舗装路面凍結防止剤を提供するものである。。
【００１１】また、本発明は、不凍液及びポリビニルア
ルコール水溶液の混合液を始めに舗装路面に散布した後
に、ポリビニルアルコールのゲル化剤水溶液を散布させ
ることにより、舗装路面の間隙の中でゲル化させて凍結
を防止することを特徴とする舗装路面の凍結防止方法を
提供するものである。
ルコール水溶液の混合液を始めに舗装路面に散布した後
に、ポリビニルアルコールのゲル化剤水溶液を散布させ
ることにより、舗装路面の間隙の中でゲル化させて凍結
を防止することを特徴とする舗装路面の凍結防止方法を
提供するものである。
【００１２】さらに、本発明は、上記ポリビニルアルコ
ールの重合度が、１，０００〜３，５００、ケン化度は
８８〜１００モル％であることを特徴とする上記記載の
舗装路面凍結防止方法を提供するものである。
ールの重合度が、１，０００〜３，５００、ケン化度は
８８〜１００モル％であることを特徴とする上記記載の
舗装路面凍結防止方法を提供するものである。
【００１３】また、本発明は、上記ポリビニルアルコー
ルのゲル化剤が、ホウ酸又はホウ砂である上記記載の舗
装路面凍結防止方法を提供するものである。
ルのゲル化剤が、ホウ酸又はホウ砂である上記記載の舗
装路面凍結防止方法を提供するものである。
【００１４】以下、本発明を詳述する。本発明の舗装路
面凍結防止剤は、不凍液及びポリビニルアルコール水溶
液の混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲ
ル化剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路
面凍結防止剤である。
面凍結防止剤は、不凍液及びポリビニルアルコール水溶
液の混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲ
ル化剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路
面凍結防止剤である。
【００１５】まず始めに、不凍液とポリビニルアルコー
ル水溶液の混合溶液を散布させ、次に、舗装路面の空隙
内で後より散布されるポリビニルアルコールのゲル化剤
溶液により、ポリビニルアルコール溶液をゲル化させ、
不凍液を舗装路面の空隙内に保持させることを特徴とす
る二液タイプの舗装路面の凍結防止方法である。
ル水溶液の混合溶液を散布させ、次に、舗装路面の空隙
内で後より散布されるポリビニルアルコールのゲル化剤
溶液により、ポリビニルアルコール溶液をゲル化させ、
不凍液を舗装路面の空隙内に保持させることを特徴とす
る二液タイプの舗装路面の凍結防止方法である。
【００１６】本発明の第１液に使用される不凍液は、グ
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール
等の多価アルコールの原液または水溶液が使用される。
第１液中に含まれる多価アルコールは、好ましくは２０
〜６０重量％、特に好ましくは２５〜５０重量％になる
ように第１液である水溶液の混合液濃度を調製すればよ
い。
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール
等の多価アルコールの原液または水溶液が使用される。
第１液中に含まれる多価アルコールは、好ましくは２０
〜６０重量％、特に好ましくは２５〜５０重量％になる
ように第１液である水溶液の混合液濃度を調製すればよ
い。
【００１７】本発明の第１液に使用されるポリビニルア
ルコール水溶液において、好ましくは、ポリビニルアル
コールの重合度は、１，０００〜３，５００、ケン化度
は、８８〜１００モル％であり、さらに好ましくは、重
合度は１，５００〜２，５００、ケン化度は、９７〜９
９．５モル％である。第１液中に含まれるポリビニルア
ルコールは、好ましくは２〜１０重量％、特に好ましく
は３〜６重量％になるように第１液である水溶液の混合
液濃度を調製すればよい。
ルコール水溶液において、好ましくは、ポリビニルアル
コールの重合度は、１，０００〜３，５００、ケン化度
は、８８〜１００モル％であり、さらに好ましくは、重
合度は１，５００〜２，５００、ケン化度は、９７〜９
９．５モル％である。第１液中に含まれるポリビニルア
ルコールは、好ましくは２〜１０重量％、特に好ましく
は３〜６重量％になるように第１液である水溶液の混合
液濃度を調製すればよい。
【００１８】ポリビニルアルコールは、その特徴を保持
できれば、変成物、共重合体であっても差支えない。変
成物として、例えば、エーテル化、エステル化、アセタ
ール化の変成ポリビニルアルコールが挙げられる。共重
合体は、酢酸ビニルと共重合可能な単量体、例えば、ア
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸等のカルボン酸基含
有不飽和単量体及びその塩；アクリルアミド、メタアク
リルアミド等のスルフォン酸基含有不飽和単量体及びそ
の塩との共重合体が挙げられる。共重合率は用いられる
共重合体の種類によって、多少変動するが、一般に０．
１〜１０モル％の範囲が採用される。また、上記共重合
体は単独でも２種類以上組み合わせて使用することもで
きる。
できれば、変成物、共重合体であっても差支えない。変
成物として、例えば、エーテル化、エステル化、アセタ
ール化の変成ポリビニルアルコールが挙げられる。共重
合体は、酢酸ビニルと共重合可能な単量体、例えば、ア
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸等のカルボン酸基含
有不飽和単量体及びその塩；アクリルアミド、メタアク
リルアミド等のスルフォン酸基含有不飽和単量体及びそ
の塩との共重合体が挙げられる。共重合率は用いられる
共重合体の種類によって、多少変動するが、一般に０．
１〜１０モル％の範囲が採用される。また、上記共重合
体は単独でも２種類以上組み合わせて使用することもで
きる。
【００１９】本発明の第２液に使用されるポリビニルア
ルコールのゲル化剤水溶液は、例えば、ホウ酸、ホウ
砂、コンゴーレッド、カテコール、レゾルシノール等の
水溶液が挙げられる。この中では、ホウ酸、ホウ砂が好
適である。ゲル化剤水溶液濃度は、２〜８重量％、特に
３〜６重量％が好適である。
ルコールのゲル化剤水溶液は、例えば、ホウ酸、ホウ
砂、コンゴーレッド、カテコール、レゾルシノール等の
水溶液が挙げられる。この中では、ホウ酸、ホウ砂が好
適である。ゲル化剤水溶液濃度は、２〜８重量％、特に
３〜６重量％が好適である。
【００２０】さらにゲル化強度をあげるために、Ｃｕ、
Ａｌ、Ｃａ、Ｔｉ、Ｚｒ等の金属化合物を添加すること
が有効である。中でも、Ｚｒ化合物として、（ＮＨ4）2
ＺｒＯ（ＣＯ3）2が好適である。添加量は、ゲル化剤水
溶液に対して、０．０５〜０．５重量％、特に０．１〜
０．２５重量％が好適である。
Ａｌ、Ｃａ、Ｔｉ、Ｚｒ等の金属化合物を添加すること
が有効である。中でも、Ｚｒ化合物として、（ＮＨ4）2
ＺｒＯ（ＣＯ3）2が好適である。添加量は、ゲル化剤水
溶液に対して、０．０５〜０．５重量％、特に０．１〜
０．２５重量％が好適である。
【００２１】本発明の舗装路面凍結防止剤は、不凍液と
ポリビニルアルコール混合溶液を舗装路面の空隙内に注
入した後に、例えばホウ酸又はホウ砂水溶液によって、
ポリビニルアルコール溶液を直ちにゲル化させる二液タ
イプである。現場での散布作業が簡単で、施行代も軽減
できる特徴を有し、空隙内に保持されているポリビニル
アルコールゲル化物中に含有された不凍液により舗装路
面の凍結を防止するものである。舗装路面の空隙率は一
般的に１０％程度が好ましいが、空隙率の極めて低い場
合でも路面表面の粗面の数ｍｍの深さの凹部分にゲル化
物が保持されるので、凍結防止効果は発揮される。
ポリビニルアルコール混合溶液を舗装路面の空隙内に注
入した後に、例えばホウ酸又はホウ砂水溶液によって、
ポリビニルアルコール溶液を直ちにゲル化させる二液タ
イプである。現場での散布作業が簡単で、施行代も軽減
できる特徴を有し、空隙内に保持されているポリビニル
アルコールゲル化物中に含有された不凍液により舗装路
面の凍結を防止するものである。舗装路面の空隙率は一
般的に１０％程度が好ましいが、空隙率の極めて低い場
合でも路面表面の粗面の数ｍｍの深さの凹部分にゲル化
物が保持されるので、凍結防止効果は発揮される。
【００２２】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
説明するが本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【００２３】［実施例１］信越ポバールＡ（重合度１，
７２０、ケン化度９９．４モル％）の８％水溶液５０部
を調整する。次いでプロピレングリコール３０部を添加
して混合する。これを第１液とする。５％のホウ砂溶液
２０部にジルコゾールＡＣ−７（第一希元素製）を０．
０４部を添加混合する。これを第２液とする。まずＡ液
８０部にＢ液２０．０４部を混合してゲルを生成させ
る。このゲルの特性及び凍結防止効果を測定し、結果を
表１に示す。表１の実施例２、３は実施例１に順次て行
った。結果を表１に示す。
７２０、ケン化度９９．４モル％）の８％水溶液５０部
を調整する。次いでプロピレングリコール３０部を添加
して混合する。これを第１液とする。５％のホウ砂溶液
２０部にジルコゾールＡＣ−７（第一希元素製）を０．
０４部を添加混合する。これを第２液とする。まずＡ液
８０部にＢ液２０．０４部を混合してゲルを生成させ
る。このゲルの特性及び凍結防止効果を測定し、結果を
表１に示す。表１の実施例２、３は実施例１に順次て行
った。結果を表１に示す。
【００２４】
【表１】 （成分） 実施例１ 実施例２ 実施例３ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊１ 50 50 50 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊２ 30 30 20 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊３ 20 10 20 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊４ 10 10 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊５ 0.04 0.04 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− （結果） −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊６ Ａ Ｂ Ａ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ＊７ Ａ Ａ Ａ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− （表中の数字は部を表す） ＊１：信越ポバールＡ（重合度１，７２０、ケン化度９
９．４モル％）の８％水溶液 ＊２：プロピレングリコール ＊３：ホウ砂５％水溶液 ＊４：水 ＊５：第一希元素製ジルコゾールＡＣ−７：（ＮＨ4）2
ＺｒＯ（ＣＯ3）2 ＊６：ゲル強度の評価 Ａ＝１００ｇの分銅を厚み２０ｍｍのゲル状物の上に乗
せた時の沈み深さが、０〜５ｍｍ。 Ｂ＝１００ｇの分銅を厚み２０ｍｍのゲル状物の上に乗
せた時の沈み深さが、５〜１０ｍｍ。 Ｃ＝１００ｇの分銅を厚み２０ｍｍのゲル状物の上に乗
せた時の沈み深さが、１０ｍｍ以上。 ＊７：凍結防止効果の評価 Ａ＝−５℃内に放置されたゲル状物の上に滴下した水が
１夜後も凍結しない。 Ｂ＝−５℃内に放置されたゲル状物の上に滴下した水が
１夜後シャーベット状になる。 Ｃ＝−５℃内に放置されたゲル状物の上に滴下した水が
１夜後凍結する。
９．４モル％）の８％水溶液 ＊２：プロピレングリコール ＊３：ホウ砂５％水溶液 ＊４：水 ＊５：第一希元素製ジルコゾールＡＣ−７：（ＮＨ4）2
ＺｒＯ（ＣＯ3）2 ＊６：ゲル強度の評価 Ａ＝１００ｇの分銅を厚み２０ｍｍのゲル状物の上に乗
せた時の沈み深さが、０〜５ｍｍ。 Ｂ＝１００ｇの分銅を厚み２０ｍｍのゲル状物の上に乗
せた時の沈み深さが、５〜１０ｍｍ。 Ｃ＝１００ｇの分銅を厚み２０ｍｍのゲル状物の上に乗
せた時の沈み深さが、１０ｍｍ以上。 ＊７：凍結防止効果の評価 Ａ＝−５℃内に放置されたゲル状物の上に滴下した水が
１夜後も凍結しない。 Ｂ＝−５℃内に放置されたゲル状物の上に滴下した水が
１夜後シャーベット状になる。 Ｃ＝−５℃内に放置されたゲル状物の上に滴下した水が
１夜後凍結する。
【００２５】
【発明の効果】本発明の舗装路面凍結防止剤及び舗装路
面の凍結防止方法によれば、現場での散布作業が簡単
で、施行代も軽減できる特徴を有し、空隙内に保持され
ているポリビニルアルコールゲル化物中に含有された不
凍液により、舗装路面の凍結を防止を効率的に防止出来
る。
面の凍結防止方法によれば、現場での散布作業が簡単
で、施行代も軽減できる特徴を有し、空隙内に保持され
ているポリビニルアルコールゲル化物中に含有された不
凍液により、舗装路面の凍結を防止を効率的に防止出来
る。
Claims (6)
- 【請求項１】 不凍液及びポリビニルアルコール水溶液
の混合液を含む第１液と、ポリビニルアルコールのゲル
化剤水溶液を含む第２液からなる２液タイプの舗装路面
凍結防止剤。 - 【請求項２】 前記ポリビニルアルコールの重合度は、
１，０００〜３，５００、ケン化度は８８〜１００モル
％であることを特徴とする請求項１記載の舗装路面凍結
防止剤。 - 【請求項３】 前記ポリビニルアルコールのゲル化剤
が、ホウ酸又はホウ砂である請求項１または２記載の舗
装路面凍結防止剤。 - 【請求項４】 不凍液及びポリビニルアルコール水溶液
の混合液を始めに舗装路面に散布した後に、ポリビニル
アルコールのゲル化剤水溶液を散布させることにより、
舗装路面の間隙の中でゲル化させて凍結を防止すること
を特徴とする舗装路面の凍結防止方法。 - 【請求項５】 前記ポリビニルアルコールの重合度は、
１，０００〜３，５００、ケン化度は８８〜１００モル
％であることを特徴とする請求項４記載の舗装路面凍結
防止方法。 - 【請求項６】 前記ポリビニルアルコールのゲル化剤
が、ホウ酸又はホウ砂である請求項４または５記載の舗
装路面凍結防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20744495A JPH0931448A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 舗装路面凍結防止剤及び舗装路面の凍結防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20744495A JPH0931448A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 舗装路面凍結防止剤及び舗装路面の凍結防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931448A true JPH0931448A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16539877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20744495A Pending JPH0931448A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 舗装路面凍結防止剤及び舗装路面の凍結防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0931448A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6391224B1 (en) * | 1998-09-21 | 2002-05-21 | 21St Century Medicine, Inc. | Polyvinyl alcohol compounds for inhibition of ice growth |
| JP2011097893A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Hokkaido Porakon Kk | 設計水位給水装置 |
| CN108219748A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-06-29 | 江苏长路交通工程有限公司 | 一种环保高效型融雪剂的制备方法 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP20744495A patent/JPH0931448A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6391224B1 (en) * | 1998-09-21 | 2002-05-21 | 21St Century Medicine, Inc. | Polyvinyl alcohol compounds for inhibition of ice growth |
| JP2011097893A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Hokkaido Porakon Kk | 設計水位給水装置 |
| CN108219748A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-06-29 | 江苏长路交通工程有限公司 | 一种环保高效型融雪剂的制备方法 |
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