JPH09312746A - ディジタル複合情報処理システム - Google Patents
ディジタル複合情報処理システムInfo
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- JPH09312746A JPH09312746A JP8129633A JP12963396A JPH09312746A JP H09312746 A JPH09312746 A JP H09312746A JP 8129633 A JP8129633 A JP 8129633A JP 12963396 A JP12963396 A JP 12963396A JP H09312746 A JPH09312746 A JP H09312746A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】与えられるデータが種々の形態でありながら、
取得したデータを複雑な管理処理を行なうことなしに蓄
積装置にて蓄積することを可能とする。 【解決手段】カラースキャナ1や通信処理部11で取得
したデータは、データ圧縮されていたらファクシミリ伸
長圧縮部3、JPEG伸長圧縮部4およびJBIG伸長
圧縮部5のいずれかでデータ伸長した後に、またテキス
トデータであったらコード情報展開部6で画像データに
変換した後にページメモリ7に格納する。ページメモリ
7に格納した画像データの蓄積装置Bへの格納が指示さ
れたときには、その画像データを前記伸長圧縮方式のう
ちで蓄積時方式に唯一定められたMMR方式でファクシ
ミリ伸長圧縮部3にてデータ圧縮させ、このデータ圧縮
後の画像データを蓄積装置Bに格納する。
取得したデータを複雑な管理処理を行なうことなしに蓄
積装置にて蓄積することを可能とする。 【解決手段】カラースキャナ1や通信処理部11で取得
したデータは、データ圧縮されていたらファクシミリ伸
長圧縮部3、JPEG伸長圧縮部4およびJBIG伸長
圧縮部5のいずれかでデータ伸長した後に、またテキス
トデータであったらコード情報展開部6で画像データに
変換した後にページメモリ7に格納する。ページメモリ
7に格納した画像データの蓄積装置Bへの格納が指示さ
れたときには、その画像データを前記伸長圧縮方式のう
ちで蓄積時方式に唯一定められたMMR方式でファクシ
ミリ伸長圧縮部3にてデータ圧縮させ、このデータ圧縮
後の画像データを蓄積装置Bに格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコピー機
能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、イメージスキャ
ナ機能あるいは電子計算機によるデータ通信を仲介する
機能などの種々の機能を併せ持ったディジタル複合情報
処理装置に関する。
能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、イメージスキャ
ナ機能あるいは電子計算機によるデータ通信を仲介する
機能などの種々の機能を併せ持ったディジタル複合情報
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスオートメーションの発展によ
り、オフィスなどにはコピー機やファクシミリ装置が多
く設置されている。またパーソナルコンピュータの周辺
機器としてのプリンタやイメージスキャナが多く設置さ
れる。
り、オフィスなどにはコピー機やファクシミリ装置が多
く設置されている。またパーソナルコンピュータの周辺
機器としてのプリンタやイメージスキャナが多く設置さ
れる。
【0003】これらの装置は、従来より独立した装置と
して構成されている。このためオフィスなどでは、前述
の種々の装置が個別に設置されるものとなっており、そ
の設置スペースとして大きなスペースを必要とする。
して構成されている。このためオフィスなどでは、前述
の種々の装置が個別に設置されるものとなっており、そ
の設置スペースとして大きなスペースを必要とする。
【0004】また、例えば、プリンタでプリントアウト
した原稿を、プリンタとは別の場所に設置されたコピー
機でコピーするとともに、さらに別の場所に設置された
ファクシミリ装置でファクシミリ送信する、というよう
に非常に使い勝手の悪いものとなっていた。
した原稿を、プリンタとは別の場所に設置されたコピー
機でコピーするとともに、さらに別の場所に設置された
ファクシミリ装置でファクシミリ送信する、というよう
に非常に使い勝手の悪いものとなっていた。
【0005】そこで近年では、前述の種々の装置の機能
を兼ね備えた複合機が開発され、市販されている。
を兼ね備えた複合機が開発され、市販されている。
【0006】この複合機によれば、例えばファクシミリ
装置における原稿読取部およびパーソナルコンピュータ
の周辺機器としてのプリンタなどのように共通化するこ
とが可能な要素を共通化することで、独立した種々の装
置を別個に配置するよりも占有スペースが小さい装置と
して実現することができる。
装置における原稿読取部およびパーソナルコンピュータ
の周辺機器としてのプリンタなどのように共通化するこ
とが可能な要素を共通化することで、独立した種々の装
置を別個に配置するよりも占有スペースが小さい装置と
して実現することができる。
【0007】また、1つの装置で各種の作業を行なうこ
とができるので、利便性も高い。
とができるので、利便性も高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のような
複合機では、スキャナで原稿を読み取って得た情報や、
パーソナルコンピュータやファクシミリ装置と通信して
得た情報などの種々の情報を取り扱うことになるが、こ
けらの情報はデータ圧縮がかけられていないものや、デ
ータ圧縮がかけられたものがそれぞれ存在する。またデ
ータ圧縮がかけられた情報であっても、その伸長圧縮方
式が異なる場合がある。
複合機では、スキャナで原稿を読み取って得た情報や、
パーソナルコンピュータやファクシミリ装置と通信して
得た情報などの種々の情報を取り扱うことになるが、こ
けらの情報はデータ圧縮がかけられていないものや、デ
ータ圧縮がかけられたものがそれぞれ存在する。またデ
ータ圧縮がかけられた情報であっても、その伸長圧縮方
式が異なる場合がある。
【0009】このため、蓄積装置を接続し、取得した情
報を必要に応じて蓄積装置に蓄積するようなシステムと
した場合、蓄積装置には上述のような種々の状態の情報
を混在して格納することになる。このように種々の状態
の情報を混在して格納する場合、各情報の状態を示す管
理情報を各情報に付加するなどして各情報の状態を管理
しておく必要があるため、蓄積装置での格納情報の管理
が複雑になってしまうという不具合があった。
報を必要に応じて蓄積装置に蓄積するようなシステムと
した場合、蓄積装置には上述のような種々の状態の情報
を混在して格納することになる。このように種々の状態
の情報を混在して格納する場合、各情報の状態を示す管
理情報を各情報に付加するなどして各情報の状態を管理
しておく必要があるため、蓄積装置での格納情報の管理
が複雑になってしまうという不具合があった。
【0010】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、与えられるデ
ータが種々の形態でありながら、取得したデータを複雑
な管理処理を行なうことなしに蓄積装置にて蓄積するこ
とができるディジタル複合情報処理システムを提供する
ことにある。
たものであり、その目的とするところは、与えられるデ
ータが種々の形態でありながら、取得したデータを複雑
な管理処理を行なうことなしに蓄積装置にて蓄積するこ
とができるディジタル複合情報処理システムを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えばカラースキャナ、ファクシミリ装
置、パーソナルコンピュータあるいは携帯型情報端末な
どの複数種類の出力元のいずれかから出力されるデータ
を、例えばカラープリンタ、ファクシミリ装置あるいは
パーソナルコンピュータおよび携帯型情報端末などの電
子計算機などの複数種類の出力先のうちの指定されたも
のへと出力することで、出力元の種類と出力先の種類と
の対応関係で決まる、例えばコピー機能、プリンタ機
能、ファクシミリ機能、イメージスキャナ機能および電
子計算機によるデータ通信を仲介する機能などの複数種
類の機能を選択的に実現するディジタル複合情報処理装
置と、このディジタル複合情報処理装置からアクセス可
能な情報蓄積装置とからなるディジタル複合情報処理シ
ステムにおいて、前記複数種類の出力元または前記複数
種類の出力先のそれぞれとの間でデータの授受を行なう
際に使用することが定められた少なくとも1種類の伸長
圧縮方式(例えば、ファクシミリ用伸長圧縮方式、JP
EG方式およびJBIG方式など)でそれぞれデータ圧
縮およびデータ伸長を行なう少なくとも1つの伸長圧縮
手段(例えば、ファクシミリ伸長圧縮部、JPEG伸長
圧縮部およびJBIG伸長圧縮部など)と、画像データ
を記憶しておくための例えばページメモリなどの記憶手
段と、出力元から出力される画像データが未圧縮の画像
データであるときにはそのままで、またデータ圧縮され
た画像データであるときには前記伸長圧縮手段のうちで
前記画像データの伸長圧縮方式に応じたものにデータ伸
長させたのちの画像データをそれぞれ前記記憶手段に格
納するデータ取得処理手段と、前記記憶手段に記憶され
た画像データの前記情報蓄積装置への格納が指示された
ときに、この画像データを前記伸長圧縮方式のうちで蓄
積時方式に唯一定められた所定の伸長圧縮方式(例えば
ファクシミリ用伸長圧縮方式のうちのMMR方式)に対
応する伸長圧縮手段にデータ圧縮させ、このデータ圧縮
後の画像データを前記情報蓄積装置に格納する情報蓄積
処理手段とを備えた。
めに本発明は、例えばカラースキャナ、ファクシミリ装
置、パーソナルコンピュータあるいは携帯型情報端末な
どの複数種類の出力元のいずれかから出力されるデータ
を、例えばカラープリンタ、ファクシミリ装置あるいは
パーソナルコンピュータおよび携帯型情報端末などの電
子計算機などの複数種類の出力先のうちの指定されたも
のへと出力することで、出力元の種類と出力先の種類と
の対応関係で決まる、例えばコピー機能、プリンタ機
能、ファクシミリ機能、イメージスキャナ機能および電
子計算機によるデータ通信を仲介する機能などの複数種
類の機能を選択的に実現するディジタル複合情報処理装
置と、このディジタル複合情報処理装置からアクセス可
能な情報蓄積装置とからなるディジタル複合情報処理シ
ステムにおいて、前記複数種類の出力元または前記複数
種類の出力先のそれぞれとの間でデータの授受を行なう
際に使用することが定められた少なくとも1種類の伸長
圧縮方式(例えば、ファクシミリ用伸長圧縮方式、JP
EG方式およびJBIG方式など)でそれぞれデータ圧
縮およびデータ伸長を行なう少なくとも1つの伸長圧縮
手段(例えば、ファクシミリ伸長圧縮部、JPEG伸長
圧縮部およびJBIG伸長圧縮部など)と、画像データ
を記憶しておくための例えばページメモリなどの記憶手
段と、出力元から出力される画像データが未圧縮の画像
データであるときにはそのままで、またデータ圧縮され
た画像データであるときには前記伸長圧縮手段のうちで
前記画像データの伸長圧縮方式に応じたものにデータ伸
長させたのちの画像データをそれぞれ前記記憶手段に格
納するデータ取得処理手段と、前記記憶手段に記憶され
た画像データの前記情報蓄積装置への格納が指示された
ときに、この画像データを前記伸長圧縮方式のうちで蓄
積時方式に唯一定められた所定の伸長圧縮方式(例えば
ファクシミリ用伸長圧縮方式のうちのMMR方式)に対
応する伸長圧縮手段にデータ圧縮させ、このデータ圧縮
後の画像データを前記情報蓄積装置に格納する情報蓄積
処理手段とを備えた。
【0012】また別の本発明は、前記発明に加えてテキ
ストデータをビットマップ展開して画像データに変換す
るビットマップ展開処理手段を備え、前記データ取得処
理手段は、出力元から出力されるデータがテキストデー
タであるときには前記ビットマップ展開処理手段により
得られる画像データを記憶手段に格納するようにした。
ストデータをビットマップ展開して画像データに変換す
るビットマップ展開処理手段を備え、前記データ取得処
理手段は、出力元から出力されるデータがテキストデー
タであるときには前記ビットマップ展開処理手段により
得られる画像データを記憶手段に格納するようにした。
【0013】これらの手段を講じたことにより、出力元
から取得したデータは、常にデータ圧縮されていない画
像データの状態で記憶手段に記憶される。そしてこの記
憶手段に記憶された画像データの情報蓄積装置への蓄積
が指示されているときには、対応可能な伸長圧縮方式の
うちで蓄積時方式に唯一定められた所定の伸長圧縮方式
でデータ圧縮した上で情報蓄積装置に格納される。従っ
て、情報蓄積装置に格納される画像データは全て蓄積時
方式に定められた所定の伸長圧縮方式でデータ圧縮され
たものであり、同一の状態をなしている。
から取得したデータは、常にデータ圧縮されていない画
像データの状態で記憶手段に記憶される。そしてこの記
憶手段に記憶された画像データの情報蓄積装置への蓄積
が指示されているときには、対応可能な伸長圧縮方式の
うちで蓄積時方式に唯一定められた所定の伸長圧縮方式
でデータ圧縮した上で情報蓄積装置に格納される。従っ
て、情報蓄積装置に格納される画像データは全て蓄積時
方式に定められた所定の伸長圧縮方式でデータ圧縮され
たものであり、同一の状態をなしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係るディ
ジタル複合情報処理システムの要部構成を示す機能ブロ
ック図である。
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係るディ
ジタル複合情報処理システムの要部構成を示す機能ブロ
ック図である。
【0015】この図に示すように本実施形態のディジタ
ル複合情報処理システムは、ディジタル複合情報処理装
置Aおよび蓄積装置Bより構成される。
ル複合情報処理システムは、ディジタル複合情報処理装
置Aおよび蓄積装置Bより構成される。
【0016】ディジタル複合情報処理装置Aは、カラー
スキャナ1、カラープリンタ2、ファクシミリ伸長圧縮
部3、JPEG伸長圧縮部4、JBIG伸長圧縮部5、
コード情報展開部6、ページメモリ7、通信メモリ8、
情報メモリ9、操作部10、通信処理部11および主制
御部12を有し、これらをシステムバス13を介して互
いに接続している。また通信メモリ8と通信処理部11
とを、システムバス14を介して互いに接続している。
スキャナ1、カラープリンタ2、ファクシミリ伸長圧縮
部3、JPEG伸長圧縮部4、JBIG伸長圧縮部5、
コード情報展開部6、ページメモリ7、通信メモリ8、
情報メモリ9、操作部10、通信処理部11および主制
御部12を有し、これらをシステムバス13を介して互
いに接続している。また通信メモリ8と通信処理部11
とを、システムバス14を介して互いに接続している。
【0017】カラースキャナ1は、原稿に形成された画
像を読み取って対応する画像データを発生する。カラー
スキャナ1は、原稿に形成された画像に関するカラー情
報をえることが可能で、原稿に形成された画像がカラー
画像であれば、カラー画像データを発生することができ
る。またカラースキャナ1は、二値画像データを生成す
ることも可能である。
像を読み取って対応する画像データを発生する。カラー
スキャナ1は、原稿に形成された画像に関するカラー情
報をえることが可能で、原稿に形成された画像がカラー
画像であれば、カラー画像データを発生することができ
る。またカラースキャナ1は、二値画像データを生成す
ることも可能である。
【0018】カラープリンタ2は、例えば熱転写プリン
タやインクジェットプリンタよりなり、ページメモリ7
に格納してある画像データが示す画像を記録紙に対して
印字出力する。カラープリンタ2は、カラーを再現する
ことが可能で、カラー画像データに基づいてカラー画像
を印字することができる。
タやインクジェットプリンタよりなり、ページメモリ7
に格納してある画像データが示す画像を記録紙に対して
印字出力する。カラープリンタ2は、カラーを再現する
ことが可能で、カラー画像データに基づいてカラー画像
を印字することができる。
【0019】ファクシミリ伸長圧縮部3は、MH(Modi
fied Huffman)方式、MR(Modified READ )方式、M
MR(Modified MR )方式といったファクシミリ通信用
の伸長圧縮方式により画像データの伸長圧縮を行なう。
JPEG伸長圧縮部4は、JPEG方式によりカラー画
像データの伸長圧縮を行なう。JBIG伸長圧縮部5
は、JBIG方式により画像データ(二値)の伸長圧縮
を行なう。コード情報展開部6は、アスキーコード等の
テキストコードによりなるテキストデータをビットマッ
プ展開して画像データに変換する。
fied Huffman)方式、MR(Modified READ )方式、M
MR(Modified MR )方式といったファクシミリ通信用
の伸長圧縮方式により画像データの伸長圧縮を行なう。
JPEG伸長圧縮部4は、JPEG方式によりカラー画
像データの伸長圧縮を行なう。JBIG伸長圧縮部5
は、JBIG方式により画像データ(二値)の伸長圧縮
を行なう。コード情報展開部6は、アスキーコード等の
テキストコードによりなるテキストデータをビットマッ
プ展開して画像データに変換する。
【0020】ページメモリ7は、カラープリンタ2ある
いは外部のパソコンやファクシミリ装置に対して出力す
べきデータを記憶しておくためのものである。通信メモ
リ8は、外部のパソコンやファクシミリ装置に対して送
信するデータや、通信処理部11で受信されたデータを
一時的に記憶しておくためのものである。情報メモリ9
は、主制御部12が各種の処理を行なう上で必要となる
各種のデータを記憶しておくためのものである。
いは外部のパソコンやファクシミリ装置に対して出力す
べきデータを記憶しておくためのものである。通信メモ
リ8は、外部のパソコンやファクシミリ装置に対して送
信するデータや、通信処理部11で受信されたデータを
一時的に記憶しておくためのものである。情報メモリ9
は、主制御部12が各種の処理を行なう上で必要となる
各種のデータを記憶しておくためのものである。
【0021】操作部10は、ユーザが主制御部12に対
して各種の指示入力を行なうためのものである。
して各種の指示入力を行なうためのものである。
【0022】通信処理部11は、通信回線を介して接続
されたパーソナルコンピュータやファクシミリ装置との
間での通信処理を行なうものであり、無線通信部11
a、LAN通信部11b、公衆回線通信部11cおよび
通信制御部11dを有する。このうち無線通信部11a
は、無線回線21を介してPHS端末(簡易携帯電話端
末)との間で通信を行なう。LAN通信部11bは、L
AN回線22を介して接続された蓄積装置Bやパーソナ
ルコンピュータなどとの間で通信を行なう。公衆回線通
信部11cは、公衆回線23を介してパーソナルコンピ
ュータやファクシミリ装置との間での通信を行なう。そ
して通信制御部11dは、主制御部12の制御の下に動
作し、無線通信部11a、LAN通信部11bおよび公
衆回線通信部11cの動作を制御する。
されたパーソナルコンピュータやファクシミリ装置との
間での通信処理を行なうものであり、無線通信部11
a、LAN通信部11b、公衆回線通信部11cおよび
通信制御部11dを有する。このうち無線通信部11a
は、無線回線21を介してPHS端末(簡易携帯電話端
末)との間で通信を行なう。LAN通信部11bは、L
AN回線22を介して接続された蓄積装置Bやパーソナ
ルコンピュータなどとの間で通信を行なう。公衆回線通
信部11cは、公衆回線23を介してパーソナルコンピ
ュータやファクシミリ装置との間での通信を行なう。そ
して通信制御部11dは、主制御部12の制御の下に動
作し、無線通信部11a、LAN通信部11bおよび公
衆回線通信部11cの動作を制御する。
【0023】主制御部12は、各部を総括して制御する
ことによって、ディジタル複合情報処理装置としての動
作を実現するものである。この主制御部12は例えばマ
イクロコンピュータを主制御回路として有し、コピー機
能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、イメージスキャ
ナ機能および電子計算機によるデータ通信を仲介する機
能のそれぞれを達成するための一般的な制御手段に加え
て、データ取得処理手段12aおよび情報蓄積処理手段
12bを有している。このうちデータ取得処理手段12
aは、データ出力元から与えられるデータを受け、デー
タ圧縮されていない画像データの形態でページメモリ7
に格納する処理を行なうものである。また情報蓄積処理
手段12bは、蓄積装置Bへの蓄積が指示された画像デ
ータを蓄積装置Bに格納するための処理を行なうもので
ある。
ことによって、ディジタル複合情報処理装置としての動
作を実現するものである。この主制御部12は例えばマ
イクロコンピュータを主制御回路として有し、コピー機
能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、イメージスキャ
ナ機能および電子計算機によるデータ通信を仲介する機
能のそれぞれを達成するための一般的な制御手段に加え
て、データ取得処理手段12aおよび情報蓄積処理手段
12bを有している。このうちデータ取得処理手段12
aは、データ出力元から与えられるデータを受け、デー
タ圧縮されていない画像データの形態でページメモリ7
に格納する処理を行なうものである。また情報蓄積処理
手段12bは、蓄積装置Bへの蓄積が指示された画像デ
ータを蓄積装置Bに格納するための処理を行なうもので
ある。
【0024】図2は以上のように構成された本実施形態
のディジタル複合情報処理システムの使用形態の一例を
模式的に示す図である。この図において本実施形態のデ
ィジタル複合情報処理システムにおけるディジタル複合
情報処理装置Aは、無線回線21を介してPHS端末3
1が接続可能である。このPHS端末31にはパーソナ
ルコンピュータ(PC)32が接続してあり、ディジタ
ル複合情報処理装置Aは無線回線21およびPHS端末
31を介してパーソナルコンピュータ32と通信が行な
える。
のディジタル複合情報処理システムの使用形態の一例を
模式的に示す図である。この図において本実施形態のデ
ィジタル複合情報処理システムにおけるディジタル複合
情報処理装置Aは、無線回線21を介してPHS端末3
1が接続可能である。このPHS端末31にはパーソナ
ルコンピュータ(PC)32が接続してあり、ディジタ
ル複合情報処理装置Aは無線回線21およびPHS端末
31を介してパーソナルコンピュータ32と通信が行な
える。
【0025】またディジタル複合情報処理装置Aには、
LAN回線22を介してパーソナルコンピュータ33,
34が接続してある。ディジタル複合情報処理装置A
は、LAN回線22を介してパーソナルコンピュータ3
3,34と通信が行なえる。
LAN回線22を介してパーソナルコンピュータ33,
34が接続してある。ディジタル複合情報処理装置A
は、LAN回線22を介してパーソナルコンピュータ3
3,34と通信が行なえる。
【0026】またディジタル複合情報処理装置Aには、
公衆回線23と共通に公衆網35に属する公衆回線2
4,25,26および無線回線27にそれぞれ接続され
たパーソナルコンピュータ36、ファクシミリ装置(F
AX)37およびパーソナルコンピュータ38が接続可
能であり、ディジタル複合情報処理装置Aはこれらのパ
ーソナルコンピュータ36,38およびファクシミリ装
置37との間で通信を行なうことができる。
公衆回線23と共通に公衆網35に属する公衆回線2
4,25,26および無線回線27にそれぞれ接続され
たパーソナルコンピュータ36、ファクシミリ装置(F
AX)37およびパーソナルコンピュータ38が接続可
能であり、ディジタル複合情報処理装置Aはこれらのパ
ーソナルコンピュータ36,38およびファクシミリ装
置37との間で通信を行なうことができる。
【0027】またディジタル複合情報処理装置Aには、
公衆回線23と共通に公衆網35に属する無線回線27
を介してPHS端末39が接続可能である。このPHS
端末39には携帯型情報機器(PDA)40が接続して
あり、ディジタル複合情報処理装置Aは無線回線27お
よびPHS端末39を介して携帯型情報機器40と通信
が行なえる。
公衆回線23と共通に公衆網35に属する無線回線27
を介してPHS端末39が接続可能である。このPHS
端末39には携帯型情報機器(PDA)40が接続して
あり、ディジタル複合情報処理装置Aは無線回線27お
よびPHS端末39を介して携帯型情報機器40と通信
が行なえる。
【0028】次に以上のように構成されたディジタル複
合情報処理システムの動作を説明する。まず主制御部1
2は待機状態において、原稿の読み取りの実施が指示さ
れるか、あるいは着信が発生するのを待ち受けている
(図3中のステップST1およびステップST2)。
合情報処理システムの動作を説明する。まず主制御部1
2は待機状態において、原稿の読み取りの実施が指示さ
れるか、あるいは着信が発生するのを待ち受けている
(図3中のステップST1およびステップST2)。
【0029】この状態で、カラースキャナ1に原稿がセ
ットされるとともに、操作部10での所定の指示操作に
よって原稿の読み取りの実施が指示されると、主制御部
12はその読み取りの実施指示が、読み取りにより得ら
れた画像データを蓄積装置Bに蓄積することを指示する
ものであるか否かの判断を行う(ステップST3)。そ
してここで、蓄積装置Bへの蓄積を指示するものではな
かったら、主制御部12は他の前記指示操作の内容に応
じた他の処理(例えばコピー機能やファクシミリ機能な
どを実現するための処理)に移行する。
ットされるとともに、操作部10での所定の指示操作に
よって原稿の読み取りの実施が指示されると、主制御部
12はその読み取りの実施指示が、読み取りにより得ら
れた画像データを蓄積装置Bに蓄積することを指示する
ものであるか否かの判断を行う(ステップST3)。そ
してここで、蓄積装置Bへの蓄積を指示するものではな
かったら、主制御部12は他の前記指示操作の内容に応
じた他の処理(例えばコピー機能やファクシミリ機能な
どを実現するための処理)に移行する。
【0030】一方、読み取りの実施指示が蓄積装置Bへ
の蓄積を指示するものであった場合、主制御部12は原
稿の読み取りの開始をカラースキャナ1に対して指示す
る(ステップST4)。これに応じてカラースキャナ1
は、セットされた原稿に形成されている画像の読み取り
を行ない、その画像に対応する所定形態の画像データを
生成する。
の蓄積を指示するものであった場合、主制御部12は原
稿の読み取りの開始をカラースキャナ1に対して指示す
る(ステップST4)。これに応じてカラースキャナ1
は、セットされた原稿に形成されている画像の読み取り
を行ない、その画像に対応する所定形態の画像データを
生成する。
【0031】そこで主制御部12は、カラースキャナ1
による原稿の読み取りが終了するのを待ちながら、カラ
ースキャナ1が生成する画像データをページメモリ7に
格納して行く(ステップST5およびステップST
6)。
による原稿の読み取りが終了するのを待ちながら、カラ
ースキャナ1が生成する画像データをページメモリ7に
格納して行く(ステップST5およびステップST
6)。
【0032】さて、無線回線21、LAN回線22およ
び公衆回線23のいずれかを介して着信が発生し、これ
が無線通信部11a、LAN通信部11bおよび公衆回
線通信部11cのいずれかで検出されると、通信制御部
11dがその旨を主制御部12に通知するとともに、着
信を検出した通信部に通信を開始させる。そして、発信
元との通信手順において通知される各種の情報を通信制
御部11dが取り込むとともに、受信データは通信制御
部11dの制御の下に通信メモリ8へと格納する。
び公衆回線23のいずれかを介して着信が発生し、これ
が無線通信部11a、LAN通信部11bおよび公衆回
線通信部11cのいずれかで検出されると、通信制御部
11dがその旨を主制御部12に通知するとともに、着
信を検出した通信部に通信を開始させる。そして、発信
元との通信手順において通知される各種の情報を通信制
御部11dが取り込むとともに、受信データは通信制御
部11dの制御の下に通信メモリ8へと格納する。
【0033】主制御部12が待機状態にあるときに着信
が発生し、この旨が通信制御部11dより上述のように
主制御部12に通知されたら、主制御部12は次に、発
信元から情報の蓄積が指示されているか否かの判断(ス
テップST7)を行い、例えばプリンタ機能によるプリ
ントなどの蓄積以外の動作が指示された場合には、その
指示内容に応じた処理を例えば周知の手順で実行する。
が発生し、この旨が通信制御部11dより上述のように
主制御部12に通知されたら、主制御部12は次に、発
信元から情報の蓄積が指示されているか否かの判断(ス
テップST7)を行い、例えばプリンタ機能によるプリ
ントなどの蓄積以外の動作が指示された場合には、その
指示内容に応じた処理を例えば周知の手順で実行する。
【0034】一方、情報の蓄積が指示されていたら、次
に主制御部12は、受信データが圧縮データであるか否
かの判断を行ない(ステップST8)、圧縮データであ
るならば、その圧縮方式に対応する伸長圧縮部(ファク
シミリ伸長圧縮部3、JPEG伸長圧縮部4およびJB
IG伸長圧縮部5のいずれか)にデータ伸長を行なわせ
る(ステップST9)。また、受信データが圧縮データ
ではない場合、主制御部12は受信データがテキストデ
ータであるか否かの判断を行ない(ステップST1
0)、テキストデータであるならばコード情報展開部6
にビットマップ展開を行なわせる(ステップST1
1)。そして、受信データが圧縮データではなく、かつ
テキストデータでもなかった場合にはそのままの受信デ
ータを、また受信データが圧縮データであった場合には
データ伸長後の受信データを、さらに受信データがテキ
ストデータであった場合にはビットマップ展開後の受信
データをそれぞれページメモリ7に格納する(ステップ
ST12)。なお、受信データにかけられている圧縮方
式は、通信手順において送信元から通知されるので、そ
れを通信制御部11dを介して受けることで主制御部1
2が判定できる。以上のステップST3乃至ステップS
T12の処理は、データ取得処理手段12aによってな
される。
に主制御部12は、受信データが圧縮データであるか否
かの判断を行ない(ステップST8)、圧縮データであ
るならば、その圧縮方式に対応する伸長圧縮部(ファク
シミリ伸長圧縮部3、JPEG伸長圧縮部4およびJB
IG伸長圧縮部5のいずれか)にデータ伸長を行なわせ
る(ステップST9)。また、受信データが圧縮データ
ではない場合、主制御部12は受信データがテキストデ
ータであるか否かの判断を行ない(ステップST1
0)、テキストデータであるならばコード情報展開部6
にビットマップ展開を行なわせる(ステップST1
1)。そして、受信データが圧縮データではなく、かつ
テキストデータでもなかった場合にはそのままの受信デ
ータを、また受信データが圧縮データであった場合には
データ伸長後の受信データを、さらに受信データがテキ
ストデータであった場合にはビットマップ展開後の受信
データをそれぞれページメモリ7に格納する(ステップ
ST12)。なお、受信データにかけられている圧縮方
式は、通信手順において送信元から通知されるので、そ
れを通信制御部11dを介して受けることで主制御部1
2が判定できる。以上のステップST3乃至ステップS
T12の処理は、データ取得処理手段12aによってな
される。
【0035】さて、以上のようにして画像データの取得
が終了したら、続いて主制御部12はその取得した画像
データ、すなわちページメモリ7に格納された画像デー
タをファクシミリ伸長圧縮部3に転送してMMR方式で
データ圧縮を行なわせる(ステップST13)。そして
主制御部12は、データ圧縮後のデータを通信メモリ8
に送信データとして格納し(ステップST14)、この
のち通信制御部11dに対して蓄積装置Bへの格納を指
示する(ステップST15)。これに応じて通信制御部
11dは、LAN通信部11bを動作させ、通信メモリ
8に格納されている画像データをLAN回線22を介し
て蓄積装置Bに格納する。
が終了したら、続いて主制御部12はその取得した画像
データ、すなわちページメモリ7に格納された画像デー
タをファクシミリ伸長圧縮部3に転送してMMR方式で
データ圧縮を行なわせる(ステップST13)。そして
主制御部12は、データ圧縮後のデータを通信メモリ8
に送信データとして格納し(ステップST14)、この
のち通信制御部11dに対して蓄積装置Bへの格納を指
示する(ステップST15)。これに応じて通信制御部
11dは、LAN通信部11bを動作させ、通信メモリ
8に格納されている画像データをLAN回線22を介し
て蓄積装置Bに格納する。
【0036】そして、蓄積装置Bに蓄積してある画像デ
ータの取り出しが指示された場合には、主制御部12は
通信処理部11を動作させて蓄積装置Bから画像データ
を取り出し、指定された出力先に応じた状態にデータを
変換させて出力する。すなわち、例えばカラープリンタ
2でのプリントが指定された場合には、ファクシミリ伸
張圧縮部3でデータ伸張を行なわせた後の画像データを
カラープリンタ2へと出力する。また例えば公衆網35
に接続されたパーソナルコンピュータ36が画像データ
を取り出そうとしている場合には、ファクシミリ伸張圧
縮部3でデータ伸長を行なわせた後の画像データをパー
ソナルコンピュータ36が要求する伸長圧縮方式(例え
ばJBIG方式)に対応した伸長圧縮部(例えばJBI
G伸長圧縮部5)にデータ圧縮させ、これを通信処理部
11に送信させる。
ータの取り出しが指示された場合には、主制御部12は
通信処理部11を動作させて蓄積装置Bから画像データ
を取り出し、指定された出力先に応じた状態にデータを
変換させて出力する。すなわち、例えばカラープリンタ
2でのプリントが指定された場合には、ファクシミリ伸
張圧縮部3でデータ伸張を行なわせた後の画像データを
カラープリンタ2へと出力する。また例えば公衆網35
に接続されたパーソナルコンピュータ36が画像データ
を取り出そうとしている場合には、ファクシミリ伸張圧
縮部3でデータ伸長を行なわせた後の画像データをパー
ソナルコンピュータ36が要求する伸長圧縮方式(例え
ばJBIG方式)に対応した伸長圧縮部(例えばJBI
G伸長圧縮部5)にデータ圧縮させ、これを通信処理部
11に送信させる。
【0037】以上のように本実施形態によれば、蓄積装
置Bには、MMR方式でデータ圧縮した画像データを格
納するようにしているので、蓄積装置Bに格納されてい
る画像データの圧縮状態を管理する必要がなく、蓄積装
置Bに格納されている画像データの管理のための処理が
簡易となる。
置Bには、MMR方式でデータ圧縮した画像データを格
納するようにしているので、蓄積装置Bに格納されてい
る画像データの圧縮状態を管理する必要がなく、蓄積装
置Bに格納されている画像データの管理のための処理が
簡易となる。
【0038】なお本発明は前記実施形態に限定されるも
のではない。例えばファクシミリ伸長圧縮部3、JPE
G伸長圧縮部4およびJBIG伸長圧縮部5の全てを必
ずしも備える必要はない。また、これ以外の伸長圧縮方
式により伸長圧縮を行なう伸長圧縮部を設けるようにし
ても良い。
のではない。例えばファクシミリ伸長圧縮部3、JPE
G伸長圧縮部4およびJBIG伸長圧縮部5の全てを必
ずしも備える必要はない。また、これ以外の伸長圧縮方
式により伸長圧縮を行なう伸長圧縮部を設けるようにし
ても良い。
【0039】また前記実施形態では、データの取得時に
は、与えられる画像データがデータ圧縮されたものであ
るときには、常にデータ伸長を行なったのちにMMR方
式で再度データ圧縮を行なうものとしているが、与えら
れる画像データがMMR方式でデータ圧縮されたもので
あったときには、データ伸長および再度のデータ圧縮を
行なうことなしに蓄積装置Bに格納するようにしても良
い。
は、与えられる画像データがデータ圧縮されたものであ
るときには、常にデータ伸長を行なったのちにMMR方
式で再度データ圧縮を行なうものとしているが、与えら
れる画像データがMMR方式でデータ圧縮されたもので
あったときには、データ伸長および再度のデータ圧縮を
行なうことなしに蓄積装置Bに格納するようにしても良
い。
【0040】また前記実施形態では、蓄積装置Bに格納
する際の画像データの伸長圧縮方式をMMR方式として
いるが、これは任意であって良い。すなわち、使用可能
な伸長圧縮方式のうちの任意の1つを蓄積時方式として
定めておき、この方式でデータ圧縮した画像データを蓄
積装置Bに格納するようにすれば良い。
する際の画像データの伸長圧縮方式をMMR方式として
いるが、これは任意であって良い。すなわち、使用可能
な伸長圧縮方式のうちの任意の1つを蓄積時方式として
定めておき、この方式でデータ圧縮した画像データを蓄
積装置Bに格納するようにすれば良い。
【0041】また前記実施形態では、コード情報展開部
6を設け、テキストデータを受け付けることも可能とし
ているが、このコード情報展開部6は必須ではなく、省
略しても良い。
6を設け、テキストデータを受け付けることも可能とし
ているが、このコード情報展開部6は必須ではなく、省
略しても良い。
【0042】また前記実施形態では、パーソナルコンピ
ュータや携帯型情報端末などの電子計算機は通信回線を
介して接続するものとしているが、例えばRS232C
などの汎用インタフェースを用いて直結できるようにし
ても良い。
ュータや携帯型情報端末などの電子計算機は通信回線を
介して接続するものとしているが、例えばRS232C
などの汎用インタフェースを用いて直結できるようにし
ても良い。
【0043】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
で種々の変形実施が可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明は、例えばカラースキャナ、ファ
クシミリ装置、パーソナルコンピュータあるいは携帯型
情報端末などの複数種類の出力元のいずれかから出力さ
れるデータを、例えばカラープリンタ、ファクシミリ装
置あるいはパーソナルコンピュータおよび携帯型情報端
末などの電子計算機などの複数種類の出力先のうちの指
定されたものへと出力することで、出力元の種類と出力
先の種類との対応関係で決まる、例えばコピー機能、プ
リンタ機能、ファクシミリ機能、イメージスキャナ機能
および電子計算機によるデータ通信を仲介する機能など
の複数種類の機能を選択的に実現するディジタル複合情
報処理装置と、このディジタル複合情報処理装置からア
クセス可能な情報蓄積装置とからなるディジタル複合情
報処理システムにおいて、前記複数種類の出力元または
前記複数種類の出力先のそれぞれとの間でデータの授受
を行なう際に使用することが定められた少なくとも1種
類の伸長圧縮方式(例えば、ファクシミリ用伸長圧縮方
式、JPEG方式およびJBIG方式など)でそれぞれ
データ圧縮およびデータ伸長を行なう少なくとも1つの
伸長圧縮手段(例えば、ファクシミリ伸長圧縮部、JP
EG伸長圧縮部およびJBIG伸長圧縮部など)と、画
像データを記憶しておくための例えばページメモリなど
の記憶手段と、出力元から出力される画像データが未圧
縮の画像データであるときにはそのままで、またデータ
圧縮された画像データであるときには前記伸長圧縮手段
のうちで前記画像データの伸長圧縮方式に応じたものに
データ伸長させたのちの画像データをそれぞれ前記記憶
手段に格納するデータ取得処理手段と、前記記憶手段に
記憶された画像データの前記情報蓄積装置への格納が指
示されたときに、この画像データを前記伸長圧縮方式の
うちで蓄積時方式に唯一定められた所定の伸長圧縮方式
(例えばファクシミリ用伸長圧縮方式のうちのMMR方
式)に対応する伸長圧縮手段にデータ圧縮させ、このデ
ータ圧縮後の画像データを前記情報蓄積装置に格納する
情報蓄積処理手段とを備えた。
クシミリ装置、パーソナルコンピュータあるいは携帯型
情報端末などの複数種類の出力元のいずれかから出力さ
れるデータを、例えばカラープリンタ、ファクシミリ装
置あるいはパーソナルコンピュータおよび携帯型情報端
末などの電子計算機などの複数種類の出力先のうちの指
定されたものへと出力することで、出力元の種類と出力
先の種類との対応関係で決まる、例えばコピー機能、プ
リンタ機能、ファクシミリ機能、イメージスキャナ機能
および電子計算機によるデータ通信を仲介する機能など
の複数種類の機能を選択的に実現するディジタル複合情
報処理装置と、このディジタル複合情報処理装置からア
クセス可能な情報蓄積装置とからなるディジタル複合情
報処理システムにおいて、前記複数種類の出力元または
前記複数種類の出力先のそれぞれとの間でデータの授受
を行なう際に使用することが定められた少なくとも1種
類の伸長圧縮方式(例えば、ファクシミリ用伸長圧縮方
式、JPEG方式およびJBIG方式など)でそれぞれ
データ圧縮およびデータ伸長を行なう少なくとも1つの
伸長圧縮手段(例えば、ファクシミリ伸長圧縮部、JP
EG伸長圧縮部およびJBIG伸長圧縮部など)と、画
像データを記憶しておくための例えばページメモリなど
の記憶手段と、出力元から出力される画像データが未圧
縮の画像データであるときにはそのままで、またデータ
圧縮された画像データであるときには前記伸長圧縮手段
のうちで前記画像データの伸長圧縮方式に応じたものに
データ伸長させたのちの画像データをそれぞれ前記記憶
手段に格納するデータ取得処理手段と、前記記憶手段に
記憶された画像データの前記情報蓄積装置への格納が指
示されたときに、この画像データを前記伸長圧縮方式の
うちで蓄積時方式に唯一定められた所定の伸長圧縮方式
(例えばファクシミリ用伸長圧縮方式のうちのMMR方
式)に対応する伸長圧縮手段にデータ圧縮させ、このデ
ータ圧縮後の画像データを前記情報蓄積装置に格納する
情報蓄積処理手段とを備えた。
【0045】また別の本発明は、前記発明に加えてテキ
ストデータをビットマップ展開して画像データに変換す
るビットマップ展開処理手段を備え、前記データ取得処
理手段は、出力元から出力されるデータがテキストデー
タであるときには前記ビットマップ展開処理手段により
得られる画像データを記憶手段に格納するようにした。
ストデータをビットマップ展開して画像データに変換す
るビットマップ展開処理手段を備え、前記データ取得処
理手段は、出力元から出力されるデータがテキストデー
タであるときには前記ビットマップ展開処理手段により
得られる画像データを記憶手段に格納するようにした。
【0046】これらにより、与えられるデータが種々の
形態でありながら、取得したデータを複雑な管理処理を
行なうことなしに蓄積装置にて蓄積することができるデ
ィジタル複合情報処理システムとなる。
形態でありながら、取得したデータを複雑な管理処理を
行なうことなしに蓄積装置にて蓄積することができるデ
ィジタル複合情報処理システムとなる。
【図1】本発明の一実施形態に係るディジタル複合情報
処理システムの要部構成を示す機能ブロック図。
処理システムの要部構成を示す機能ブロック図。
【図2】図1に示すディジタル複合情報処理システムの
使用形態の一例を模式的に示す図。
使用形態の一例を模式的に示す図。
【図3】図1中の主制御部12の処理手順を示すフロー
チャート。
チャート。
A…ディジタル複合情報処理装置 B…蓄積装置 1…カラースキャナ 2…カラープリンタ 3…ファクシミリ伸長圧縮部 4…JPEG伸長圧縮部 5…JBIG伸長圧縮部 6…コード情報展開部 7…ページメモリ 8…通信メモリ 9…情報メモリ 10…操作部 11…通信処理部 12…主制御部 12a…データ取得処理手段 12b…情報蓄積処理手段 13…システムバス 14…システムバス
Claims (2)
- 【請求項1】 複数種類の出力元のいずれかから出力さ
れるデータを、複数種類の出力先のうちの指定されたも
のへと出力することで、出力元の種類と出力先の種類と
の対応関係で決まる複数種類の機能を選択的に実現する
ディジタル複合情報処理装置と、このディジタル複合情
報処理装置からアクセス可能な情報蓄積装置とからなる
ディジタル複合情報処理システムにおいて、 前記複数種類の出力元または前記複数種類の出力先のそ
れぞれとの間でデータの授受を行なう際に使用すること
が定められた少なくとも1種類の伸長圧縮方式でそれぞ
れデータ圧縮およびデータ伸長を行なう少なくとも1つ
の伸長圧縮手段と、 画像データを記憶しておくための記憶手段と、 出力元から出力される画像データが未圧縮の画像データ
であるときにはそのままで、またデータ圧縮された画像
データであるときには前記伸長圧縮手段のうちで前記画
像データの伸長圧縮方式に応じたものにデータ伸長させ
たのちの画像データをそれぞれ前記記憶手段に格納する
データ取得処理手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データの前記情報蓄積装
置への格納が指示されたときに、この画像データを前記
伸長圧縮方式のうちで蓄積時方式に唯一定められた所定
の伸長圧縮方式に対応する伸長圧縮手段にデータ圧縮さ
せ、このデータ圧縮後の画像データを前記情報蓄積装置
に格納する情報蓄積処理手段とを具備したことを特徴と
するディジタル複合情報処理システム。 - 【請求項2】 テキストデータをビットマップ展開して
画像データに変換するビットマップ展開処理手段を備
え、 データ取得処理手段は、出力元から出力されるデータが
テキストデータであるときには前記ビットマップ展開処
理手段により得られる画像データを記憶手段に格納する
ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル複合情報
処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8129633A JPH09312746A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | ディジタル複合情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8129633A JPH09312746A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | ディジタル複合情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312746A true JPH09312746A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15014328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8129633A Pending JPH09312746A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | ディジタル複合情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100750151B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-08-21 | 삼성전자주식회사 | 팩스 데이터의 전송방법 및 장치 |
US7542778B2 (en) | 2003-05-21 | 2009-06-02 | Nec Corporation | Cellular phone, print system, and print method therefor |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP8129633A patent/JPH09312746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7542778B2 (en) | 2003-05-21 | 2009-06-02 | Nec Corporation | Cellular phone, print system, and print method therefor |
KR100750151B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-08-21 | 삼성전자주식회사 | 팩스 데이터의 전송방법 및 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |