JPH09312100A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09312100A
JPH09312100A JP8126979A JP12697996A JPH09312100A JP H09312100 A JPH09312100 A JP H09312100A JP 8126979 A JP8126979 A JP 8126979A JP 12697996 A JP12697996 A JP 12697996A JP H09312100 A JPH09312100 A JP H09312100A
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JP
Japan
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mode
decoder
circuit
test
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JP8126979A
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Toru Naganami
徹 長南
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置において、ディスターブホー
ルドテストのテスト時間を短縮することを目的とする。 【解決手段】 通常動作時の4倍以上のワード線を離散
的かつ規則的に同時に選択する回路を有し、通常動作時
の4倍以上のワード線を離散的かつ規則的に同時に選択
するモードを設け、モードにエントリーしている期間は
冗長Xデコーダ及び冗長ワード線を非活性とし、モード
へのエントリーを汎用DRAMではテストモードエント
リーサイクルで、シンクロナスDRAMではモードレジ
スタセットサイクルで行う。更に、前記モードに追加し
て、冗長Xデコーダ及び冗長ワード線をモードエントリ
ー状態中に活性とするモードを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックメモリはコンデンサーで構
成されたメモリセルにデータを書き込むためデータを保
持できる時間が限られ、それゆえにリフレッシュを必要
とする。各メモリセルの任意のリフレッシュから次のリ
フレッシュまでの間隔は、例えば64MビットDRAM
と、64MビットSDRAM(シンクロナスDRAM)
では64ms以下と規定されており、したがってメモリ
デバイスには最悪の動作条件でも64ms以上のデータ
ホールド時間が要求される。このデータホールド時間は
メモリデバイスのテスティングにおいてチェックされる
が、これはメモリセルに書き込まれるデータパターンや
データホールド中のデバイスの動作に影響されるため、
一般にはデバイスのデータホールドにとって最も過酷に
なると考えられる数種類のテスティングがなされる。こ
のうち本発明に関係するテスティング方法について説明
し、従来技術の問題点を述べる。このテスティング方法
は寄生MOSトランジスタを介したセルデータのリーク
によりセルデータをディスターブするため、以下ディス
ターブホールドテストと呼ぶことにする。
【0003】図11(a)〜(c)はCOB(Cell Ove
r Bitline)型DRAMメモリのセルアレイを示した図で
ある。図11(a)において、WL1〜WL6はワード
線を示し、B1と(B1)’(B1の否定を表す。以
降、否定を()’の形で表記する。)及びB2と(B
2)’はペアビット線を示し、BC1〜BC4はビット
コンタクトを示し、CC1〜CC4は容量コンタクトを
示し、また凸形に描かれているものは拡散層を示す。C
C1〜CC4は塗りつぶしと白抜きに別れているが、こ
れはその位置の容量ノードに蓄えられているセルデータ
の極性を示し、塗りつぶしをローレベル保持とし、白抜
きをハイレベル保持とする。図11(b)及び図11
(c)は図11(a)をそれぞれA−A’線と、A−
A”線で垂直方向に切ったときの断面図である。
【0004】いま、CC4の位置にあるセルのハイレベ
ル保持に注目する。このデータ保持中にワード線WL3
が選択されると、CC1〜CC4間(図11(b))及
びCC3〜CC4間(図11(c))はWL3をゲート
とした寄生MOSトランジスタのフィールド酸化膜11
1下のチャネルと見なすことができる。図中112はス
トレージノードを示し、113はセル対極を示してい
る。この寄生MOSトランジスタを介し、CC1とCC
3のレベルが図11(b)及び図11(c)の矢印のよ
うにCC4にリークすることをセルデータのリークと呼
ぶが、CC1とCC3のレベルはCC4のレベルと極性
が逆のローレベルであるので、この間のリークによりC
C4のセルデータすなわちハイレベルが損失する。つま
りワード線WL3を選択したことによりCC4のセルデ
ータがディスターブされる。以上がディスターブホール
ドテストの概要である。ここでCC2もCC4と逆の極
性にしておけば、CC4は隣接した3つのセルCC1
と、CC2と、CC3とから同時にディスターブを受け
セルデータのリークによるディスターブとしては最悪と
なるが、メモリセル全部がこの最悪の条件になるように
すると、図12のようにメモリセルデータパターンは物
理的なチェッカーボードの模様になる。これがディスタ
ーブホールドテストのパターンの特徴である。図12に
おいてはWL1〜WL8はワード線であり、B1と(B
1)’及びB2と(B2)’はペアビット線であり、X
はビットコンタクトを、凸形は拡散層を、そしてC1〜
C11は容量コンタクトの位置にセルデータの極性を示
しており、白抜きと、塗りつぶしとはハイあるいはロー
レベルを示している。
【0005】さて、ディスターブホールドテストの問題
はテスト時間が長いことにある。通常のデータホールド
のテスティングは『オールセルデータライト→データホ
ールド→オールセルデータリード』のシーケンスで行わ
れ、それぞれにかかる時間は16Mビット×4DRA
M、16Mビット×4SDRAMの場合、それぞれ3.
4s−64ms−3.4sの合計6.9s程度である
(ただし、書き込みと、読み出しのサイクルを200n
s、データホールド時間を64msとした)。しかしデ
ィスターブホールドテストでは図12でC2と、C4の
データホールドをテストするためにワード線WL3を6
4msの間選択し、次にC3と、C5のデータホールド
をテストするためにワード線WL4を64msの間選択
し、これを繰り返しとなり、テストシーケンスは、『オ
ールセルデータライト→データホルド×リフレッシュサ
イクル数→オールセルデータリード』となり、64Mビ
ットDRAM4096リフレッシュ品ではそれぞれ3.
4s→64ms×4096(=262s)→3.4sで
合計268.8sにもなる。実際にはデータホルドと次
のデータホールドの間にリフレッシュを入れるのでテス
ト時間はさらに長い。DRAMの大容量化によりリフレ
ッシュサイクル数は益々大きくなり、テスティング時間
はこれに比例して増大するため、DRAMのテスティン
グにおいて大きな問題となる。
【0006】さらに大容量化はデザインルールの縮小化
を意味し、寄生MOSトランジスタのチャネル長は短く
なるため、本ディスターブホールドテストによるセルデ
ータのディスターブは益々厳しいものとなり、本テスト
はDRAMのテスティングにおいて省けないものとなっ
ている。
【0007】ディスターブホールドテストのテスト時間
を短縮するには、一度に選択されるワード線の本数を通
常よりも増やす回路及びモード(テストモード)を設け
る以外にその方法はない。この一度に選択されるワード
線本数を通常よりも増やす従来技術(昭62−1805
93発明者小石啓二氏(株)日本電気)を図8〜図10
に示す。
【0008】図8はDRAMのXアドレス系回路を示
し、その回路はA0 〜An のアドレスを受けるアドレス
入力回路81と、Xアドレスラッチ回路82と、ワード
線昇圧レベルへの下位アドレスデコーダ&電源変換回路
83と、Xプリデコーダ84と、Xデコーダ85と、冗
長Xデコーダ86と、メモリセルアレイ87及び冗長メ
モリセル88とから構成されている。ここで、下位アド
レスデコーダ&電源変換回路83のブロックにモード信
号BTが入力されることが、従来技術の特徴であり、こ
れ以外は通常のDRAM及びSDRAMのXアドレス系
回路そのものである。
【0009】図9に下位アドレスデコーダ&電源変換回
路83の構成を示す。すなわち入力信号X0T/Nと、
X1T/NとはXアドレス下位のX0と、X1の選択信
号であり、TはTrue、NはNotを表し、TとNは
相補関係にある。RAEは本回路を活性化する(RA
S)’に同期し、(RAS)’を遅延させた信号であ
り、VBOOTはワード線昇圧レベルをもつチップ内部
電源である。本回路はラッチされたXアドレス信号をデ
コード回路91に入力し、モード信号BT及び活性化信
号RAEとの論理をとった信号を、昇圧電源VBOOT
を電源とした電源変換及びバッファ回路92に入力し、
出力RA0〜RA3を得る構成となっている。
【0010】次に本回路の動作を説明する。まず通常時
モード信号BTはローレベルであり、デコード回路91
によりX0T/NとX1T/Nのうち一本が選択されハ
イレベルとなる。次に活性化信号RAEがハイレベルと
なることで4つある電源変換及びバッファ回路92のう
ち1つにローレベルが入力される。さてRAEと論理を
とっているNANDゲートまでは外部電源VDDを電源
としているため本回路が無駄な貫通電流を流すことなく
昇圧レベルを出力するにはVDDからVBOOTへの電
源変換を実行し、さらにRA0〜RA3の負荷に応じた
バッファリングをする必要があるが、これが図中の電源
変換&バッファ回路92である。これにより最終的にR
A0〜RA3のうち一本のみが選択されワード線昇圧レ
ベルとなり、図10のXデコーダ101に入る。図10
のXデコーダ101はRA0〜RA3と、Xプリデコー
ド信号Xi N/Tと、Xj N/Tと、Xm N/Tと、X
nN/T及び節点A、B、C、Dを(RAS)’のプリ
チャージ期間中にプリチャージするための信号PXを入
力とするセルフブート回路となっている。(RAS)’
がアクティブになるとPXはハイレベルとなり、もしX
m =0で、Xn =0であれば、Xi と、Xj の復号によ
りA〜Dのうち一節点のみがローレベルに引き抜かれ、
さらにRA0〜RA3により、一本のワード線のみが選
択されワード線昇圧レベルとなる。
【0011】次にモード信号BTがハイレベルのとき
は、図9においてRA0〜RA3のすべてが選択されワ
ード線昇圧レベルとなって、図10のXデコーダ101
に入り、隣接した4本のワード線が選択されてワード線
昇圧レベルとなる。このようにして従来例の回路では、
モード信号BTをハイレベルにすることにより、通常の
4倍のワード線が選択される。
【0012】従来例の回路はバーンイン試験時には通常
に比べ1/4の試験時間で済ますことができるという効
果があるが、ディスターブホールドテストにおいて2つ
の問題があり、実際にはディスターブホールドテストが
できない。
【0013】以下、これを説明する。まず第一に、通常
のワード線が不良のため冗長ワード線が選択された場
合、冗長メモリセルすべてが選択されるとは限らないの
で、冗長メモリセルがディスターブホールドテストに必
要なチェッカーボードのパターンになっている可能性が
低い。したがって、冗長メモリセルがディスターブされ
る可能性が低い。さらに冗長でない通常の不良ワード線
が非選択となるため、このまわりにチェッカーボードの
パタンが書かれない。したがって、ディスターブされな
いメモリセルができてしまう。
【0014】2つ目の問題は、隣接したワード線が選択
されることにある。これを前出図12を用いて説明す
る。例えば、図12のC2と、C4のセルホールドデー
タをディスターブすることを考える。ワード線WL3を
選択することにより、例えばC4はC3と、C7と、C
5とからディスターブを受けるが、このとき当然WL4
はC2と、C4のデータホールドのためにWL3と同時
に選択してはいけない。またWL2を同時に選択すると
C3とC8あるいはC5とC11の逆極性のデータがビ
ット線上で衝突するため選択してはいけない。同様のこ
とがWL1と、WL5と、WL6についてもいえる。W
L7はこれをWL3と同時に選択することでC9と、C
10がディスターブされる。このように同時に選択され
るワード線は4の倍数おきでないとディスターブホール
ドテストにならない。したがって隣接する4本のワード
線を同時に選択してしまう従来例ではディスターブホー
ルドテストはできない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ディスターブホールド
テストはダイナミックメモリの大容量化とともにテステ
ィング時間が非常に長くなってきており、デバイスのコ
ストの面で問題となる。
【0016】これを解決するには同時に選択されるワー
ド線数を通常よりも増やすモードが必要であるが、ディ
スターブホールドテストを行うには同時に選択されるワ
ード線にある規則性が要求され、隣接したワード線を同
時に選択するだけの従来技術ではこれに対応できず、デ
ィスターブホールドテストが行えない。結局ディスター
ブホールドテストのテスティング時間短縮がなされてい
ない。
【0017】本発明の目的は、半導体記憶装置におい
て、ディスターブホールドテストのテスティング時間を
短縮することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、通常動作時の4倍以上のワード線を離散的かつ規則
的に同時に選択する回路を有し、通常動作時の4倍以上
のワード線を離散的かつ規則的に同時に選択するモード
を設けることを特徴とする。
【0019】また、モードにエントリーしている期間に
おける冗長Xデコーダ及び冗長ワード線が非活性となる
ことを特徴とする。
【0020】また、モードへのエントリーを汎用DRA
Mではテストモードエントリーサイクルで、シンクロナ
スDRAMではモードレジスタセットサイクルで行われ
ることを特徴とする。
【0021】更に、前記モードに追加して、冗長Xデコ
ーダ及び冗長ワード線がモードエントリー状態中に活性
となるモードを設けることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。
【0023】図1に本発明第一の実施例を示し、図2〜
図5に図1を構成する各ブロックの詳細を示す。図1は
アドレス入力回路11と、Xアドレスラッチ回路12
と、下位アドレスデコーダ&電源変換回路13と、Xプ
リデコーダ14と、Xデコーダ15と、冗長Xデコーダ
16と、メモリセルアレイ17と、冗長メモリセル18
及びモード信号発生回路19により構成されているDR
AMのXアドレス系回路を示すものである。このうち下
位アドレスデコーダ&電源変換回路13のブロック図を
図2に示す。本ブロック図においてはラッチされた下位
Xアドレス信号X0/1T/Nをデコード回路21に入
力し、復号後のX0T/NX1T/Nのうち一本を選択
しハイレベルとする。さらに(RAS)’に同期し、こ
れをXデコーダ内の各節点レベルが安定するまでのタイ
ミング分遅延させた活性化信号RAEがハイレベルとな
ることで、アドレス信号をNANDゲートで論理をと
り、4つある電源変換&バッファ回路22のうち1つに
ローレベルを入力する。電源変換&バッファ回路22は
前段のNANDゲートまでの外部電源VDDからワード
線昇圧レベルを与える内部電源VBOOTへの電源変換
を行い、さらにRA0〜RA3の駆動負荷に応じたバッ
ファリングを行ってRA0〜RA3のうち1本を選択し
ワード線昇圧レベルにする。
【0024】次にモード信号発生回路19のブロックを
図3に示し、モード信号を発生させ、ディスターブホー
ルドテストのモードにエントリーするタイミングチャー
トを図4(a)、図4(b)に示す。
【0025】図3は、(RAS)’(CAS)’等コマ
ンド入力回路31と、Aα〜Aβのアドレス入力回路3
2と、またさらにSDRAM(シンクロナスDRAM)
の場合はこれらをラッチするCLK入力回路33(SD
RAMの場合のみ)と、コマンドデコーダ34と、アド
レスラッチ回路35と、汎用DRAMの場合はテストモ
ード設定用のアドレスデコード&ラッチ回路36と、S
DRAMの場合はモード設定用のアドレスデコード&ラ
ッチ回路36とから構成されている。
【0026】汎用DRAMの場合のモード信号発生タイ
ミングを図4(a)に示す。これはテストモードエント
リーのタイミングチャートであり、まず(RAS)’が
ローレベルになるとき(CAS)’及び(WE)’をロ
ーレベルとしていることで何らかのテストモードにエン
トリーすることを決定し、さらに(CAS)’信号立ち
上がり後の立ち下がり時のアドレスにより(DST)’
をローレベルにし、ディスターブホールドテストのため
のモードにエントリーする。次にSDRAMの場合を図
4(b)に示す。これはモードレジスタセットサイクル
のタイミングチャートであり、CLK信号立ち上がり時
に(RAS)’と(CAS)’と(WE)’と(C
S)’とをローレベルにし、同時にAα〜Aβにディス
ターブホールドテスト用のアドレスを入力して(DS
T)’をローレベルにする。これらのディスターブホー
ルドテスト用のモードにエントリーするサイクルはディ
スターブホールドテストのテストシーケンスにおいてメ
モリセルへのデータライトとディスターブホールドとの
間、あるいはあるワード線のディスターブホールドの後
のリフレッシュと次のワード線によるディスターブホー
ルドの間にエントリーする。
【0027】さて図1にもどると、モード信号発生回路
19から出力された(DST)’のローレベルは、X
m/n T/NPと同時にNANDゲートに入力し、Xm/n
T/Nをすべて選択、つまりハイレベルにすると同時に
冗長デコーダに入力し、冗長デコーダを非活性すること
により冗長ワード線が選択されないようにする。
【0028】Xアドレス信号Xi/j T/N及び(DS
T)’がローレベルによりすべてハイレベルとなったX
m/n T/NはXプリデコーダ14に入力され、その出力
は、X i と、Xj についてはXi T/NXj T/Nのう
ち1本が選択されハイレベルとなるが、Xm T/NXn
T/Nはすべて選択されハイレベルとなって図5のXデ
コーダ51に入力する。
【0029】図5のXデコーダ51は従来例と同じ回路
構成であるため構成の説明は省略するが、Xm T/NX
n T/Nはすべてハイレベルであるので、例えばXデコ
ーダ51ユニット1において節点A〜Dのうち1節点が
ローレベルに引き抜かれるように他のユニット2〜4の
同節点もユニット中の1節点がローレベルに引き抜かれ
選択状態となる。ここに前述のようにRA0〜RA3の
うち1本がワード線昇圧レベルとなり、よってXデコー
ダ51ユニット1〜4で各1本のワード線が選択され
る。この選択ワード線は16本おきであるためディスタ
ーブホールドテストが実行でき、テスト時間が通常の1
/4になる、さらにXj/j T/NPも(DST)’とN
ANDゲートで論理をとれば、Xデコーダ51ユニット
1でいえば節点A〜Dがすべてローレベルに引き抜かれ
て選択となり、4本に1本づつワード線が選択される。
これもまたディスターブテストが実行できる規則性を保
つためテスト時間が通常の1/16に短縮できる。図2
に示した下位アドレスデコーダ&電源変換回路13は、
物理的な下位アドレスであれば別にX0〜X1でなくて
もよい。また、電源変換&バッファ回路22は図1のよ
うな形のものでなくてもRA0〜RA3にワード線昇圧
レベルを与えるものであればよい。さらに図1において
Xアドレスをプリデコードしているが、ラッチされたX
アドレスをそのままXデコーダ15に入力してもよい。
【0030】図6に本発明の第二の実施例を示す。本発
明の第一の実施例との違いは、第一の実施例ではラッチ
されたXアドレス信号をTrue、Not相補でXプリ
デコーダ14までパターン配線があったが、第二の実施
例ではTrue信号のみの配線を設け、Xプリデコーダ
64内でもモード信号(DST)’との論理をとってい
ることである。これにより、チップ内のXアドレス信号
の配線をほぼ半分に減らすことができる。
【0031】図7(a)に本発明の第三の実施例を示
し、そのうちモード信号発生回路79を図7(b)に示
す。これは本発明の第一あるいは第二の実施例において
モード信号BTを追加した構成をとる。ディスターブホ
ールドテスト用のモード(図7(a)、(b)において
もDSTはハイレベル)では冗長ワード線を非選択する
ために、バーンイン試験には適用できない。そこで、通
常のメモリセルアレイで同時に選択されるワード線の数
を増やすのはディスターブホールドテストと同様にし
て、かつ冗長ワード線も選択できるようにすれば、バー
ンイン試験の時間を1/4、1/16・・・にできる。
第三の実施例において、モード信号BTをハイレベルに
することでこれが可能になる。このときDSTはローレ
ベルである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、通常時の
4倍以上のワード線を離散的かつ規則的に同時に選択す
ることを可能とする回路及びモードを設けたことによ
り、従来非常にテスティング時間が長く問題となってい
たディスターブホールドテストのテスト時間を1/4、
あるいは1/16・・・に短縮できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一の実施例のブロック図を示す。
【図2】図1中の下位X線アドレスデコーダ&電源変換
回路のブロック図を示す。
【図3】図1中のモード信号発生回路のブロック図を示
す。
【図4】(a)は図3でモード信号を発生させるタイム
チャートを汎用DRAMについて示す。(b)は図3で
モード信号を発生させるタイムチャートを汎用SDRA
Mについて示す。
【図5】図1中のXデコーダのブロック図を示す。
【図6】本発明第二の実施例のブロック図を示す。
【図7】(a)は本発明第三の実施例のブロック図を示
す。(b)は図7(a)中のモード信号発生ブロックを
示す。
【図8】従来回路のブロック図を示す。
【図9】図8中の下位アドレスデコーダ&電源変換回路
のブロック図を示す。
【図10】図8中のXデコーダのブロック図を示す。
【図11】(a)はメモリセルアレイを示す。(b)は
図11(a)をA−A’で垂直方向に切ったときの断面
図を示す。(c)は図11(a)をA−A”で垂直方向
に切ったときの断面図を示す。
【図12】ディスターブホールドテストの説明のためメ
モリセルアレイを示す。
【符号の説明】
11、61、71、81 アドレス入力回路 12、62、72、82 Xアドレスラッチ回路 13、63、73、83 下位Xアドレスデコーダ&
電源変換回路 14、64、74、84 Xプリデコーダ 15、65、75、85 Xデコーダ 16、66、76、86 冗長Xデコーダ 17、67、77、87 メモリセルアレイ 18、68、78、88 冗長メモリセル 19、69、79 モード信号発生回路 21、91 デコード回路 22、92 電源変換&バッファ回路 31、701 コマンド入力回路 32、702 アドレス入力回路 33、703 CLK入力回路 34、704 コマンドデコーダ 35、705 アドレスラッチ回路 36、706 モード設定用アドレスデコード&ラッ
チ回路 51、101 Xデコーダ 111 フィールド酸化膜 112 ストレージノード 113 セル対極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作時の4倍以上のワード線を離散
    的かつ規則的に同時に選択する回路を有し、通常動作時
    の4倍以上のワード線を離散的かつ規則的に同時に選択
    するモードを設けることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記モードにエントリーしている期間に
    おける冗長Xデコーダ及び冗長ワード線が非活性となる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 汎用DRAMにおける前記モードへのエ
    ントリーが、 テストモードエントリーサイクルで行われることを特徴
    とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 シンクロナスDRAMにおける前記モー
    ドへのエントリーが、 モードレジスタセットサイクルで行われることを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記モードに追加して、冗長Xデコーダ
    及び冗長ワード線がモードエントリー状態中に活性とな
    るモードを設けることを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置。
JP8126979A 1996-05-22 1996-05-22 半導体記憶装置 Pending JPH09312100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6118710A (en) * 1998-06-08 2000-09-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device including disturb refresh test circuit
WO2008146393A1 (ja) * 2007-05-31 2008-12-04 Fujitsu Limited メモリを試験する方法及び装置並びにdram

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