JPH09308518A - 毛髪処理方法と毛髪処理器 - Google Patents

毛髪処理方法と毛髪処理器

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JPH09308518A
JPH09308518A JP13040796A JP13040796A JPH09308518A JP H09308518 A JPH09308518 A JP H09308518A JP 13040796 A JP13040796 A JP 13040796A JP 13040796 A JP13040796 A JP 13040796A JP H09308518 A JPH09308518 A JP H09308518A
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JP
Japan
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hair
ultrasonic
vibrator
dirt
vibrating
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JP13040796A
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English (en)
Inventor
Shigenori Kukumiya
重徳 久々宮
Haruki Matsuo
治樹 松尾
Hironobu Inoue
博允 井上
Yasuhiro Sato
安広 佐藤
Takeyuki Imai
健之 今井
Izumi Mihara
泉 三原
Hideo Iwata
秀雄 岩田
Miki Isogai
美樹 磯貝
Shinji Nishimura
真司 西村
Akishige Yoshii
映滋 吉井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/207Vibration, e.g. ultrasound

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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】毛髪に超音波を作用させて、毛髪に付着した汚
れを除去し、毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整
え、洗髪後の毛髪を乾燥し、へアーダメージを少なくす
る。 【解決手段】毛髪Hに超音波振動を与えることにより、
毛髪Hに付着した汚れを落とす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪処理方法及び
毛髪処理器に関し、詳しくは、毛髪に超音波を作用させ
て、毛髪に付着した汚れを除去し、毛髪のもつれをほぐ
しながら毛流れを整え、洗髪後の毛髪を乾燥し、へアー
ダメージを少なくしようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪の汚れを取る、あるいは毛髪
のもつれを取って毛流れを整える、又、乾燥させる手段
として、シャンプーで洗髪する手段、又、櫛、あるいは
ブラシを使って毛髪を整え毛流れを整える手段、或い
は、ヘアードライヤの温風で乾燥させる手段等があっ
た。
【0003】これらの毛髪処理手段において、シャンプ
ーによるものにおいては、シャンプー液に含まれている
界面活性剤の作用により汚れを毛髪から引き離し洗い流
すのであり、又、櫛、ブラシによる場合には、櫛の目・
複数のブリッスルの間に毛髪を通すことにより、毛髪の
もつれをとり毛髪の毛流れを整えるのである。又、洗髪
後の毛髪にヘアードライヤの熱を与えて高温の乾燥空気
により、毛髪の水分を蒸発させるのである。
【0004】これらの毛髪処理手段には以下のような問
題があることが知られている。シャンプーによる場合に
は、シャンプー後、すすぎ洗いを良くしないとシャンプ
ー剤成分が毛髪、頭皮に残ることになり、毛髪や頭皮を
傷める場合がある。そして、櫛、ブラシによる場合は、
ブラシッングの頻度、やり方によって毛髪を傷め、枝毛
切れ毛になりやすい。また、ヘアードライヤによる場合
は、高温空気を同じ所に長く当て過ぎたりすると、過乾
燥気味になり、毛髪がパサパサになり、ヘアーダメージ
を与えることになるものである。
【0005】図13はシャンプー等の洗髪剤を用いて毛
髪Hの汚れを除去する従来例の説明図であり、図13の
毛髪H(拡大模式図)のまわりに付着した、例えばゴ
ミ、ダスト、フケ、整髪剤カス等はシャンプー成分の界
面活性剤eが汚れdと毛髪Hの隙間に浸透し、汚れを毛
髪Hから引き離なす作用をして汚れを除去するのであ
る。
【0006】この場合、シャンプー後にすすぎ洗いをし
て、シャンプー剤と汚れをよく洗い落とさないと、シャ
ンプー剤成分が毛髪Hや頭皮に残り毛髪Hがきしみ傷む
のであり、或いは、頭皮に残りフケが発生しやすくなる
等の問題があった。図14は、従来のヘアードライヤD
を使用した毛髪Hの乾燥方法を示す説明図であり、洗髪
後の頭髪部にヘアードライヤDの温風を当てて、温風の
熱エネルギーと乾燥空気により水分を蒸発させ乾燥させ
るのである。この場合、同じ箇所に熱風を長く当てた
り、過乾燥気味にすると毛髪Hがパサパサになる等のヘ
アーダメージが起こる場合があることは知られているこ
とである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであり、毛髪に超音波のエネル
ギーを作用させて、毛髪に付着した汚れを除去したり、
毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整えたり、洗髪後
の毛髪を乾かしたりすることを特徴としており、主とし
ては、ヘアーダメージの少ない毛髪処理方法及び処理器
を提供しようとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、毛髪Hに超音波振動を与えることにより、毛髪Hに
付着した汚れを落とすことを特徴とするものである。請
求項2の発明においては、超音波振動する振動器体3を
備え、振動器体3から毛髪Hに触れさせる突起振動体5
を複数個突出させることを特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明においては、請求項2にお
いて、振動器体3に汚れ拭き取り部21、汚れ堆積部2
2を設けて成ることを特徴とするものである。請求項4
の発明においては、請求項2において、振動器体3に毛
髪Hを濡らすための水タンク6を設けて成ることを特徴
とするものである。請求項5の発明においては、毛髪H
に超音波振動を与えることにより、毛髪Hのもつれをほ
ぐしながら毛流れを整えることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項6の発明においては、超音波領域の
電気信号発生手段1と、この発生した電気信号を超音波
領域の機械的振動に変換する手段2と、その機械的振動
で振動する振動器体3を備え、上記振動器体3は複数の
突起振動体5から構成され又は振動器体3に複数の突起
振動体5が連結されて成ることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項7の発明においては、請求項6にお
いて、振動器体3に水タンク6を連結し、水タンク6よ
り不織布のような吸水体17が延出され、吸水体17が
振動器体3に沿わせて成ることを特徴とするものであ
る。請求項1の構成においては、毛髪に超音波のエネル
ギーを作用させて、毛髪に付着した汚れを除去すること
ができ、シャンプーによる場合のように、シャンプー剤
成分が毛髪、頭皮に残って、毛髪や頭皮を傷めることが
なく、また、櫛、ブラシによる場合のように、ブラシッ
ングにより毛髪を傷め、枝毛切れ毛が生じるようなこと
もなく、更に、ヘアードライヤによる場合のように、過
乾燥気味になって、ヘアーダメージを与えることもな
い。
【0012】請求項2の構成においては、請求項1の構
成と同様な作用効果をえるものである。請求項3の構成
においては、毛髪Hの汚れを汚れ拭き取り部21にて拭
き取り、更に拭き取られた汚れを汚れ堆積部22に堆積
させることができ、毛髪Hの汚れを取りやすく、堆積し
た汚れの除去を容易におこなえる。
【0013】請求項4の構成においては、水タンク6か
ら振動器体3へ給水することで、毛髪Hは水分を含んだ
状態となり、水分を含んだ状態では超音波のエネルギー
の伝播がよくなるめ、低い超音波出力で汚れを除去で
き、逆に、超音波出力を低減することができる。請求項
5の構成においては、毛髪に超音波のエネルギーを作用
させて、毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整えるの
であり、シャンプーによる場合のように、シャンプー剤
成分が毛髪、頭皮に残って、毛髪や頭皮を傷めることが
なく、また、櫛、ブラシによる場合のように、ブラシッ
ングにより毛髪を傷め、枝毛切れ毛が生じるようなこと
もなく、更に、ヘアードライヤによる場合のように、過
乾燥気味になって、ヘアーダメージを与えることもな
く、毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整えることが
できる。
【0014】請求項6の構成においては、汚れが付着し
た毛髪Hに超音波振動している振動器体3及び突起振動
体5を接触させることにより、超音波のキャビテーショ
ン効果により毛髪Hに付着した汚れが毛髪Hより剥離さ
れ、より効果的に汚れの除去がおこなえる。請求項7の
構成においては、水タンク6から吸水体17を介して振
動器体3へ給水することができ、振動器体3に触れる毛
髪Hは水分を含んだ状態となり、水分を含んだ状態では
超音波のエネルギーの伝播がよくなるめ、低い超音波出
力で汚れを除去でき、逆に、超音波出力を低減すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づいて詳述する。図1は請求項1の発明を実施した
請求項2の発明の毛髪処理装置Aのブロック図を示す。
超音波領域の電気信号を発生させる電気信号発生部1と
この超音波発生部1からの信号を超音波領域の機械的振
動に変換するコンバータ(圧電素子)2、ブースタ(振
幅拡大変換器)16を経て振動器体4を超音波振動させ
るように構成してある。この振動器体3に毛髪Hを接触
させることで、超音波振動エネルギーを作用させて、毛
髪に付着した汚れを除去したり、毛髪のもつれをほぐし
ながら毛流れを整えたり、洗髪後の毛髪を乾かしたりす
るのである。超音波を発生させる電気信号発生手段1
は、DC電源回路31、スイッチング回路32、発振回
路33、高圧トランス34などから構成されている。
【0016】図2に請求項1の方法による汚れを落とす
模式図を示し、図3に請求項1を実施した装置を示す。
請求項2の実施例における装置は、図1に示したブロッ
ク図に基づき、本体7、スイッチ8、コードプラグ9、
超音波振動を伝える振動器体3及び多数個の突起振動体
5…を備えた毛髪接触部から構成されている。しかし
て、汚れが付着した毛髪Hに超音波振動している振動器
体3及び突起振動体5…を接触させることにより、図2
の模式図に示すように、超音波のキャビテーション効果
により毛髪Hに付着した汚れが毛髪Hより剥離され除去
される。図3の装置の場合、超音波を当てた後、すすぎ
洗いをして剥離された汚れを洗い流し洗髪が完了する。
【0017】本実施例の場合、シャンプー剤を使用する
洗髪方法に比べて、シャンプー剤の成分が毛髪Hや頭皮
に残ることがないため、毛髪Hや頭皮を傷めず洗髪する
ことができる効果がある。図4、図5は他の実施例で、
図4にその装置全体を示す。図5に振動器体3部分の拡
大斜視図を示す。本実施例においては、図1及び図3に
示す実施例と同様な構成を備えるものであり、超音波の
キャビテーション効果により毛髪Hに付着した汚れが毛
髪Hより剥離された状態で振動器体3と同一面上に配置
され、汚れ堆積部22及び汚れ拭き取り部21によって
汚れが除去される機能を得る。
【0018】図5の汚れ堆積部22は円柱状の振動器体
3の周面上から凹入した凹条を有し、凹条の汚れ堆積部
22内に剥離された汚れが貯まる。又、同図に示す汚れ
拭き取り部21は不織布、繊維等の軟らかいもので構成
し、振動器体3の周面上から凸条になる。このことによ
り、毛髪Hが不織布、繊維等で凸条に形成された汚れ拭
き取り部21へ効率良く触れるために汚れの除去効果が
良くなる。
【0019】これによりシャンプー剤を使用する洗髪方
法に比べて、シャンプー剤の成分が毛髪Hや頭皮に残る
こともないため、毛髪Hや頭皮を傷めず洗髪することが
できる効果があり、また、汚れの除去効果を良くしてい
る。図6及び図7は他の実施例で、図6にその装置全体
を示し、図7に振動器体3の部分拡大斜視図を示してい
る。
【0020】図6に全体構成を示し、図1及び図3の実
施例の構成と同様であり、振動器体3の先端部に水タン
ク6を設ける。水タンク6内の水は図7に示す拡大図の
不織布、繊維等からなる吸水体17に連らなり、毛細管
現象により吸水体17に供給され、吸水体17から毛髪
Hに水分を伝わる構成のものである。この実施例におい
ては、毛髪Hに水分を補給しながら超音波のキャビテー
ション効果により毛髪Hに付着した汚れを毛髪Hより剥
離させ除去させるものである。即ち、超音波は水中では
非常に伝播しやすいことは一般に知られていることであ
り、水分を補給することで超音波のキャビテーション効
果を高め毛髪Hに付着した汚れを毛髪Hより剥離させ除
去する効果を高めるのである。
【0021】このことにより毛髪Hは水分を含んだ状態
となり、その状態で振動器体3、突起振動体5より超音
波振動が与えられるため毛髪Hより汚れが剥離し易くな
る効果が得られる。又、水分を含んだ状態では超音波の
エネルギーの伝播がよくなるめ、低い超音波出力で効果
を得ることできる。また、シャンプー剤を使用する洗髪
方法に比べて、シャンプー剤の成分が毛髪Hや頭皮に残
ることもないため、毛髪Hや頭皮を傷めず洗髪すること
できる効果がある。
【0022】図8、図9、図10及び図11は他の実施
例で、この実施例においては、洗髪後の毛髪Hを良好に
乾燥させるものである。図11に本実施例による濡れた
毛髪Hを乾燥させる模式図を示し、図1及び図3の実施
例の構成と同様なものであり、又、図8にその装置の構
成を示す。本実施例の装置は図1に示したブロック図に
基づき、本体7、スイッチ8、コードプラグ9、超音波
振動を伝える振動器体3及び突起振動体5…を備えた毛
髪接触部から構成されている。
【0023】図9に振動器体3の部分拡大図を示し、振
動器体3、突起振動体5から構成される。図10は本装
置を使って毛髪Hの洗髪後の毛髪Hを乾燥させている状
態を示す。濡れた毛髪Hに沿わせる形で振動器体3を毛
髪Hに接触させ超音波振動を与える。このことにより、
図11の模式図に示すように超音波による霧化作用によ
り水分h…が霧化拡散し、毛髪Hの水分が減少、毛髪H
が乾燥される。
【0024】このような実施例においては、熱を使うこ
となく、洗髪後の毛髪Hを乾燥することができ、従来の
問題を解決する装置を提供することができる。図12は
更に他の実施例で、この実施例においては、毛髪Hの乾
燥において従来の温風作用と超音波振動作用を組み合わ
せることにより、より効果のある装置を提供するもので
ある。
【0025】即ち、図1及び図3の実施例と同様な構成
において、振動器体3を有する本体7にモータ24、フ
ァン25、ヒータ26からなる送風機構27を配設し
て、本体7に設けた吐き出し口28より洗髪後の濡れた
毛髪Hに超音波振動を当てながら、かつ、温風も同時に
当て、乾燥をより効率的に行なおうとするものである。
つまり、超音波の霧化作用により水分が霧化し、そこに
温風、あるいは冷風を与えることにより、水分の拡散速
度が速くなり、速く乾燥できる。この場合、従来のヘア
ードライヤの乾燥に比べて、低い温度で乾かせるため、
過乾燥気味で毛髪Hがパサツク等のダメージの問題は解
決できる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明においては、毛髪Hに超
音波振動を与えることにより、毛髪に付着した汚れを落
とすから、毛髪に超音波のエネルギーを作用させて、毛
髪に付着した汚れを除去することができ、シャンプーに
よる場合のように、シャンプー剤成分が毛髪、頭皮に残
って、毛髪や頭皮を傷めることがなく、また、櫛、ブラ
シによる場合のように、ブラシッングにより毛髪を傷
め、枝毛切れ毛が生じるようなこともなく、更に、ヘア
ードライヤによる場合のように、過乾燥気味になって、
ヘアーダメージを与えることもないという利点がある。
【0027】請求項2の発明においては、請求項1の発
明と同様な作用効果をえることができる。請求項3の発
明においては、請求項2において、振動器体に汚れ拭き
取り部、汚れ堆積部を設けてあるから、請求項1の発明
と同様な作用効果を得ることができながら、毛髪の汚れ
を汚れ拭き取り部にて拭き取り、更に拭き取られた汚れ
を汚れ堆積部に堆積させることができ、毛髪の汚れを取
りやすく、堆積した汚れの除去を容易におこなえるとい
う利点がある。
【0028】請求項4の発明においては、請求項2にお
いて、振動器体に毛髪を濡らすための水タンクを設けて
あるから、請求項1の発明と同様な作用効果を得ること
ができながら、水タンクから振動器体へ給水すること
で、毛髪は水分を含んだ状態となり、水分を含んだ状態
では超音波のエネルギーの伝播がよくなるめ、低い超音
波出力で汚れを除去でき、逆に、超音波出力を低減する
ことができるという利点がある。
【0029】請求項5の発明においては、毛髪に超音波
振動を与えることにより、毛髪のもつれをほぐしながら
毛流れを整えるから、毛髪に超音波のエネルギーを作用
させて、毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整えるの
であり、シャンプーによる場合のように、シャンプー剤
成分が毛髪、頭皮に残って、毛髪や頭皮を傷めることが
なく、また、櫛、ブラシによる場合のように、ブラシッ
ングにより毛髪を傷め、枝毛切れ毛が生じるようなこと
もなく、更に、ヘアードライヤによる場合のように、過
乾燥気味になって、ヘアーダメージを与えることもな
く、毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整えることが
できるという利点がある。
【0030】請求項6の発明においては、超音波領域の
電気信号発生手段と、この発生した電気信号を超音波領
域の機械的振動に変換する手段と、その機械的振動で振
動する振動器体を備え、上記振動器体は複数の突起振動
体から構成され又は振動器体に複数の突起振動体が連結
されているから、汚れが付着した毛髪に超音波振動して
いる振動器体及び突起振動体を接触させることにより、
超音波のキャビテーション効果により毛髪に付着した汚
れが毛髪より剥離され、より効果的に汚れの除去がおこ
なえるという利点がある。
【0031】請求項7の発明においては、請求項6にお
いて、振動器体に水タンクを連結し、水タンクより不織
布のような吸水体が延出され、吸水体が振動器体に沿わ
せてあるから、請求項6の発明と同様な効果を得なが
ら、水タンクから吸水体を介して振動器体へ給水するこ
とができ、振動器体に触れる毛髪は水分を含んだ状態と
なり、水分を含んだ状態では超音波のエネルギーの伝播
がよくなるめ、低い超音波出力で汚れを除去でき、逆
に、超音波出力を低減することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
【図2】請求項1の実施例における毛髪の汚れを落とす
説明図である。
【図3】請求項2の実施例における全体概略斜視図であ
る。
【図4】請求項3の実施例における全体概略斜視図であ
る。
【図5】部分を拡大し、一部省略した斜視図である。
【図6】請求項4の実施例における全体概略斜視図であ
る。
【図7】部分を拡大し、一部を省略した斜視図である。
【図8】請求項5の実施例における全体概略斜視図であ
る。
【図9】部分を拡大し、一部を省略した斜視図である。
【図10】作用を説明する図である。
【図11】作用を説明する図である。
【図12】他の実施例の全体概略斜視図である。
【図13】(a)(b)は従来例の毛髪の汚れを落とす
説明図である。
【図14】従来例の毛髪を乾燥する作用を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 電気信号発生手段 2 機械的振動に変換する手段 3 振動器体 5 突起振動体 6 水タンク 17 吸水体 21 汚れ拭き取り部 22 汚れ堆積部 27 送風機構 H 毛髪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 安広 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 今井 健之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 三原 泉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岩田 秀雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 磯貝 美樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 真司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉井 映滋 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪に超音波振動を与えることにより、
    毛髪に付着した汚れを落とすことを特徴とする毛髪処理
    方法。
  2. 【請求項2】 超音波振動する振動器体を備え、振動器
    体から毛髪に触れさせる突起振動体を複数個突出させて
    成ることを特徴とする毛髪処理器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、振動器体に汚れ拭き
    取り部、汚れ堆積部を設けて成ることを特徴とする毛髪
    処理器。
  4. 【請求項4】 請求項2において、振動器体に毛髪を濡
    らすための水タンクを設けて成ることを特徴とする毛髪
    処理器。
  5. 【請求項5】 毛髪に超音波振動を与えることにより、
    毛髪のもつれをほぐしながら毛流れを整えることを特徴
    とする毛髪処理方法。
  6. 【請求項6】 超音波領域の電気信号発生手段と、この
    発生した電気信号を超音波領域の機械的振動に変換する
    手段と、その機械的振動で振動する振動器体を備え、上
    記振動器体は複数の突起振動体から構成され又は振動器
    体に複数の突起振動体が連結されて成ることを特徴とす
    る毛髪処理器。
  7. 【請求項7】 請求項6において、振動器体に水タンク
    を連結し、水タンクより不織布のような吸水体が延出さ
    れ、吸水体を振動器体に沿わせて成ることを特徴とする
    毛髪処理器。
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