JPH09308290A - ブラシレスモータの制御方法 - Google Patents

ブラシレスモータの制御方法

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JPH09308290A
JPH09308290A JP8148732A JP14873296A JPH09308290A JP H09308290 A JPH09308290 A JP H09308290A JP 8148732 A JP8148732 A JP 8148732A JP 14873296 A JP14873296 A JP 14873296A JP H09308290 A JPH09308290 A JP H09308290A
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JP
Japan
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brushless motor
rotation speed
position detection
voltage
rotations
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JP8148732A
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Akiyoshi Fukada
章義 深田
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレスモータの印加電圧を適切なタイミ
ングで適切に可変し、回転数制御の応答性向上、回転数
制御の精度向上を図る。 【解決手段】 ブラシレスモータ4の回転数を制御する
場合、制御回路10は現回転数が目標回転数(高い回転
数)に近いほど、インバータ部3を駆動する駆動信号
(チョッピング信号を含む)のチョッピング信号のオ
ン、オフ比(ブラシレスモータ4に印加する電圧の最小
の可変幅)を小さくする。このとき、回転子の位置検出
のタイミングで印加電圧を可変する一方、制限タイマ1
0を作動し、制限タイマ10aの動作中にあってはその
位置検出を無視して印可電圧を可変しない。この制限タ
イマ10aの時間を回転数変化時と目標回転数維持とで
変える。回転数を目標回転数に維持する状態にある場合
制限タイマ10aの時間を回転数変化より大きい値に設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機の圧縮
機等のモータに用いるブラシレスモータの回転制御技術
に係り、特に詳しくはブラシレスモータの印加電圧を適
切なタイミングで可変し、かつ適切に可変して最適な回
転数制御を可能とするブラシレスモータの制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】このブラシレスモータを回転制御するに
は、例えば図4に示す制御装置を必要とする。同図にお
いて、この制御装置は、交流電源1を交流/直流変換器
2で直流に変換して得た電源をインバータ部3に供給し
てスイッチングし、このスイッチングした電源をブラシ
レスモータ(例えば三相モータ)4の電機子巻線に印加
する。
【0003】位置検出回路5は例えばブラシレスモータ
4の電機子巻線電圧(誘起電圧)R,S,Tと基準電圧
とを比較し、これら比較結果の位置検出信号を制御回路
(マイクロコンピュータ)6に出力する。
【0004】制御回路6は、入力位置検出信号により回
転子の位置を検出して電機子巻線電流の通電を所定に切
り替えるために、インバータ部3の駆動信号を駆動回路
7に出力する。駆動回路7は、その駆動信号に基づいて
インバータ部3の上アームを構成するトランジスタU,
V,Wおよび下アームを構成するトランジスタX,Y,
Zを駆動する。また、PWM制御方式において、制御回
路6は所定チョッピング信号を含めた駆動信号を駆動回
路7に出力する。
【0005】このように、位置検出信号をもとにして回
転子の位置を検出し、この位置検出に基づいてブラシレ
スモータ4の各電機子巻線の通電を切り替えて同ブラシ
レスモータ4を回転制御する。
【0006】また、チョッピング信号のオン、オフ比
(オン時間、オフ時間)を可変し、つまりブラシレスモ
ータ4の印加電圧を可変してブラシレスモータ4の回転
数を制御し、例えばブラシレスモータ4の回転数を上昇
させる場合にはその印加電圧を上げ、逆に回転数を下降
させる場合にはその印加電圧を下げる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ブラシ
レスモータの制御方法において、ブラシレスモータ4の
回転数を変えるタイミング(印加電圧を可変するタイミ
ング)を位置検出タイミングと非同期の所定時間毎とし
ているため、回転数制御の応答性が悪く、回転数制御の
精度向上が望めないという欠点があった。
【0008】そこで、前記印加電圧を位置検出のタイミ
ングで可変することが考えられる。しかし、回転数を目
標回転数で維持しているときには、印加電圧の可変が最
小幅であっても、印加電圧を頻繁に可変すると、回転数
が変動し易く、安定性に影響が生じ、好ましくない。
【0009】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的はブラシレスモータの回転数制御に際し
て印加電圧を適切なタイミングで適切に可変することが
でき、回転数制御の応答性を向上させ、回転数制御の精
度向上を図ることができるようにしたブラシレスモータ
の制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は直流電源をスイッチングしてブラシレス
モータの電機子巻線に印加する一方、前記ブラシレスモ
ータの回転子の位置を検出し、該位置検出を基準にして
前記ブラシレスモータの電機子巻線電流の通電を切り替
え、かつ前記ブラシレスモータの印加電圧を所定に可変
して回転数制御を行うブラシレスモータの制御方法であ
って、前記印加電圧を前記位置検出のタイミングで可変
する際、前記位置検出のタイミングで動作する所定時間
のタイマの動作中にあっては前記位置検出を無視して前
記印加電圧を可変しないようにしたことを特徴としてい
る。
【0011】この場合、この発明のブラシレスモータの
制御方法は、前記位置検出のタイミングで動作する所定
時間のタイマを有し、前記回転数を目標回転数に維持す
る状態にあるときには前記タイマの時間を少なくとも前
記回転数の変化時よりも大きい値に設定可能としてお
り、前記印加電圧を前記位置検出のタイミングで可変す
る一方、前記設定されたタイマの動作中にあっては前記
位置検出を無視して前記印加電圧を可変しないようにし
たことを特徴としている。
【0012】また、この発明のブラシレスモータの制御
方法は、前記回転数を目標回転数に維持する状態にある
場合、前記回転数が前記目標回転数を含む所定回転数範
囲外になったときには前記タイマの時間を現設定値より
小さい値に変えるとよい。
【0013】さらに、この発明のブラシレスモータの制
御方法は、前記ブラシレスモータの回転数を制御する際
同ブラシレスモータに印加する電圧の最小の可変幅を現
回転数に応じて変えるとよい。
【0014】さらにまた、この発明のブラシレスモータ
の制御方法は、前記ブラシレスモータの回転数に対応し
て同ブラシレスモータに印加する電圧を可変するための
最小の可変幅を記憶手段にテーブルとして記憶してお
り、前記ブラシレスモータの回転数を制御する際同ブラ
シレスモータに印加する電圧の最小の可変幅を前記テー
ブルを参照して変えるとよい。
【0015】この発明のブラシレスモータの制御方法
は、前記ブラシレスモータの回転数が低い領域では前記
最小の可変幅を大きくし、前記ブラシレスモータの回転
数が高い領域では前記最小の可変幅を小さくするとよ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図3を参照して詳しく説明する。なお、図1
中、図4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0017】図1において、このブラシレスモータの制
御装置は、図4に示す制御回路6の機能の他に、回転子
の位置検出のタイミングを電圧可変タイミングとしてブ
ラシレスモータ4の巻線の印加電圧を可変する一方、位
置検出のタイミングで内部の制限タイマ10aを作動
し、この制限タイマ10aの動作中にあっては位置検出
を無視し(つまり、動作中の位置検出のタイミングを電
圧可変タイミングとせず)、印加電圧を可変しない制御
回路(マイクロコンピュータ)10を備えている。
【0018】なお、制限タイマ10aの時間は可変設定
可能であり、この時間はブラシレスモータ4の回転数変
化時にはそれほど大きくない値に、目標回転数維持時に
は回転数変化時より大きい値に設定する。
【0019】また、制御回路10は、ブラシレスモータ
4の回転数を制御する際現回転数に応じて同ブラシレス
モータ4の印加電圧の最小の可変電圧幅(可変幅)を変
える。
【0020】さらに、位置検出回路5は、三相の巻線電
圧を合成して基準電圧と比較し、この比較結果(各相の
誘起電圧と基準電圧との交点)を位置検出信号として制
御回路10に出力するようにしてもよい。この場合、図
1に示す波線矢印の信号ラインは必要でない。
【0021】次に、前記ブラシレスモータの制御装置の
動作を図2および図3のタイムチャート図を参照して説
明すると、まず従来同様に、制御回路10は位置検出回
路5からの位置検出信号をもとにして回転子の位置を検
出し、この位置検出を基準にしてブラシレスモータ4の
電機子巻線電流の通電を切り替え、つまり位置検出運転
を行う。
【0022】ここで、図2に示すように、現回転数を目
標回転数(高い回転数)に上昇させるもとのとする。ま
ず、位置検出をもとにして算出している現回転数が低い
ときには(低い回転数のときには)、その印加電圧の可
変電圧幅を大きい値とする。このとき、その印加電圧の
電圧可変タイミングは位置検出タイミングで行うが、制
限タイマ10aの時間で制限される。
【0023】そこで、制限タイマ10aの時間としては
位置検出間隔より短い時間に設定すると好ましい。これ
より、印加電圧を位置検出の位置検出のタイミングで可
変することができ、回転数を速やかに上昇させることが
できる。
【0024】回転数が上昇し、目標回転数に近づくにし
たがって制限タイマ10aの時間を小さい値に設定し、
図3に示すように、印加電圧の電圧可変タイミング間隔
を短くする。すなわち、制限タイマ10aの時間が前の
ままであると、制限タイマ10aによって電圧可変タイ
ミングが無視され、印加電圧を変えるまで時間がかか
り、回転数を速やかに目標回転数まで上昇させることが
できないからである。
【0025】なお、制御回路10は出力する駆動信号
(チョッピング信号を含む)のチョッピング信号のオ
ン、オフを前記可変電圧幅にしたがって変え、印加電圧
の値を可変し、現回転数が目標回転数に近づくにしたが
ってその印加電圧の可変電圧幅を小さい値とする。
【0026】このように、回転数変化時にはほぼ位置検
出タイミングで印加電圧を可変し、かつその可変電圧幅
を大きくし、また目標回転数に近づくにしたがって可変
電圧幅を小さくしたので、回転数の上昇、下降が早くな
り、つまり回転数を速やかに目標回転数とすることがで
き、回転数制御の応答性の向上、結果回転数制御の精度
向上を図ることができる。
【0027】図2および図3に示すように、回転数を目
標回転数に維持する状態になると、制限タイマ10aの
時間を前述した回転数変化時よりも大きい値に設定し、
つまり電圧可変タイミング間隔を現位置検出間隔より遥
かに長くする。
【0028】これにより、印加電圧を頻繁に可変するこ
ともなく(図3参照)、また可変電圧幅を小さくしてい
ることから、回転数の上昇、下降率が大きくなり過ぎな
ることもなく、回転数を目標回転数に維持し易くなり、
結果回転数制御の精度向上を図ることができる。
【0029】前記制御方法を例えば空気調和機の圧縮機
に適用する場合、回転数を目標回転数に変化させるとき
には(回転数変化時には)制限タイマ10aの時間を最
小で5msecに設定し、回転数を目標回転数に維持す
るときには制限タイマ10aの時間を50msecから
100msecの範囲で設定するとよい。
【0030】ところで、図2に示すように、回転数を目
標回転数に維持している状態において、回転数が大きく
変化し、目標回転数を含む所定回転数幅(目標回転数の
上下所定範囲)を外れたときには制限タイマ10aの時
間を小さい値に設定する。
【0031】すると、制限タイマ10aの時間が短くな
り、印加電圧を短い時間、例えば位置検出タイミング毎
に可変することができ、可変電圧幅が小さくとも、印加
電圧を早く下げることができ(図3参照)、回転数を速
やかに所定回転数範囲内に戻すことができる(図2参
照)。
【0032】回転数が所定回転数範囲内になると、制限
タイマ10aの時間を大きい値に設定し、前述したよう
に回転数の上昇、下降率を抑え、回転数を目標回転数に
維持し易くする。
【0033】また、この発明のブラシレスモータの制御
方法としては、ブラシレスモータ4の回転数に対応して
同ブラシレスモータ4に印加する電圧を可変するための
最小の可変電圧幅(可変幅)を予め制御回路10のRO
M(記憶手段)10bにテーブル形式で記憶しておくと
よい。なお、ROM10bは制御回路10の外付けであ
ってもよい。
【0034】前記ROM10bのデータとしては、回転
数が低いほど、ブラシレスモータ4に印加する電圧の可
変電圧幅を大きい値とし、回転数が高いほど、ブラシレ
スモータ4に印可する電圧の可変電圧幅を小さい値とす
るよい。
【0035】このように、ブラシレスモータ4の回転数
が低域では可変電圧幅を大きくし、かつ各回転数毎にそ
の可変電圧幅を変えることができるため、特に負荷特性
等が予め分かっている場合に適用すると効果的であり、
しかも回転数制御をよりきめ細かく行うことができ、し
たがって、回転数制御の応答性をより向上させることが
でき、回転数制御の精度向上が図れる。
【0036】なお、ブラシレスモータ4の回転数を可変
する方法として、チョッピング信号のデューティ比を可
変して印加電圧を変える方式について説明したが、他の
方法で印加電圧を変えて回転数を可変する方式にも適用
することができる。
【0037】また、ブラシレスモータ4の印加電圧を位
置検出のタイミングで可変しているが、その位置検出に
同期したタイミングであってもよい。この場合、その同
期したタイミングで制限タイマ10aを作動する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のブラシ
レスモータの制御方法の請求項1によると、ブラシレス
モータの位置検出のタイミングで動作する所定時間のタ
イマを有し、ブラシレスモータの印加電圧を位置検出の
タイミングで可変する際、前記タイマの動作中にあって
は前記位置検出を無視して前記印加電圧を可変しないよ
うにしたので、ブラシレスモータの回転数制御に際して
印加電圧を適応的なタイミングで可変することができ、
回転数制御の応答性を向上させ、回転数制御の精度向上
を図ることが可能であるという効果がある。
【0039】請求項2の発明によると、ブラシレスモー
タの位置検出のタイミングで動作する所定時間のタイマ
を有し、ブラシレスモータの回転数を目標回転数に維持
する状態にあるときには前記タイマの時間を少なくとも
前記回転数の変化時よりも大きい値に設定可能としてお
り、前記印加電圧を前記位置検出のタイミングで可変す
る一方、前記設定されたタイマの動作中にあっては前記
位置検出を無視して前記印加電圧を可変しないようにし
たので、ブラシレスモータの回転数制御に際して印加電
圧を適切なタイミングで可変することができ、特に目標
回転数維持時の安定化が図れ、回転数制御の精度向上を
図ることができるという効果がある。
【0040】請求項3の発明によると、請求項2に加
え、前記回転数が前記目標回転数を含む所定回転数範囲
外になったときには前記タイマの時間を現設定値より小
さい値に変えるようにしたので、請求項2の効果に加
え、回転数をその所定回転数範囲内に速やかに戻すこと
ができ、回転数制御の応答性を向上させ、回転数制御の
精度向上を図ることができるという効果がある。
【0041】請求項4の発明によると、請求項1,2ま
たは3に加え、前記ブラシレスモータの回転数を制御す
る際同ブラシレスモータに印加する電圧の最小の可変幅
を現回転数に応じて変えるようにしたので、請求項1,
2または3の効果に加え、印加電圧を適切に可変するこ
とができ、回転数制御の応答性をより向上させ、回転数
制御の精度向上をより図ることができるという効果があ
る。
【0042】請求項5の発明によると、請求項1,2ま
たは3に加え、前記ブラシレスモータの回転数に対応し
て同ブラシレスモータに印加する電圧を可変するための
最小の可変幅を記憶したテーブルを有し、前記印加電圧
の最小の可変幅を前記テーブルを参照して変えるように
したので、請求項1,2または3の効果に加え、予め分
かっている場合に適用し、回転数制御をよりきめ細かく
行うことができ、回転数制御の応答性を向上させること
ができ、回転数制御の精度向上が図れるという効果があ
る。
【0043】請求項6の発明によると、請求項4または
5に加え、前記ブラシレスモータの回転数が低い領域で
は前記最小の可変幅を大きくし、前記ブラシレスモータ
の回転数が高い領域では前記最小の可変幅を小さくする
ようにしたので、請求項4または5の効果に加え、ブラ
シレスモータの印加電圧を適切に可変することができ、
つまり低回転数時には速やかに目標回転数とすることが
でき、制御の応答性の向上、回転数制御の精度向上を図
ることができ、高回転数時には回転数を目標回転数に維
持し易いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示し、ブラシレスモ
ータの制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック
線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
【図4】従来のブラシレスモータの制御装置の概略的ブ
ロック線図。
【符号の説明】
1 交流電源 2 交流/直流変換器 3 インバータ部 4 ブラシレスモータ 5 位置検出回路 6,10 制御回路(マイクロコンピュータ) 10a 制限タイマ(タイマ) 10b ROM(記憶手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源をスイッチングしてブラシレス
    モータの電機子巻線に印加する一方、前記ブラシレスモ
    ータの回転子の位置を検出し、該位置検出を基準にして
    前記ブラシレスモータの電機子巻線電流の通電を切り替
    え、かつ前記ブラシレスモータの印加電圧を所定に可変
    して回転数制御を行うブラシレスモータの制御方法であ
    って、前記印加電圧を前記位置検出のタイミングで可変
    する際、前記位置検出のタイミングで動作する所定時間
    のタイマの動作中にあっては前記位置検出を無視して前
    記印加電圧を可変しないようにしたことを特徴とするブ
    ラシレスモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 直流電源をスイッチングしてブラシレス
    モータの電機子巻線に印加する一方、前記ブラシレスモ
    ータの回転子の位置を検出し、該位置検出を基準にして
    前記ブラシレスモータの電機子巻線電流の通電を切り替
    え、かつ前記ブラシレスモータの印加電圧を所定に可変
    して回転数制御を行うブラシレスモータの制御方法であ
    って、前記位置検出のタイミングで動作する所定時間の
    タイマを有し、前記回転数を目標回転数に維持する状態
    にあるときには前記タイマの時間を少なくとも前記回転
    数の変化時よりも大きい値に設定可能としており、前記
    印加電圧を前記位置検出のタイミングで可変する一方、
    前記設定されたタイマの動作中にあっては前記位置検出
    を無視して前記印加電圧を可変しないようにしたことを
    特徴とするブラシレスモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記回転数を目標回転数に維持する状態
    にある場合、前記回転数が前記目標回転数を含む所定回
    転数範囲外になったときには前記タイマの時間を現設定
    値より小さい値に変えるようにした請求項2記載のブラ
    シレスモータの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ブラシレスモータの回転数を制御す
    る際同ブラシレスモータに印加する電圧の最小の可変幅
    を現回転数に応じて変えるようにした請求項1,2また
    は3記載のブラシレスモータの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ブラシレスモータの回転数に対応し
    て同ブラシレスモータに印加する電圧を可変するための
    最小の可変幅を記憶手段にテーブルとして記憶してお
    り、前記ブラシレスモータの回転数を制御する際同ブラ
    シレスモータに印加する電圧の最小の可変幅を前記テー
    ブルを参照して変えるようにした請求項1,2または3
    記載のブラシレスモータの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ブラシレスモータの回転数が低い領
    域では前記最小の可変幅を大きくし、前記ブラシレスモ
    ータの回転数が高い領域では前記最小の可変幅を小さく
    するようにした請求項4または5記載のブラシレスモー
    タの制御方法。
JP8148732A 1996-05-20 1996-05-20 ブラシレスモータの制御方法 Pending JPH09308290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004173359A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Toshiba Corp 同期機の励磁制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004173359A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Toshiba Corp 同期機の励磁制御装置

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Effective date: 20040414