JPH0930816A - ガラスゴブ製造装置 - Google Patents

ガラスゴブ製造装置

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JPH0930816A
JPH0930816A JP20786695A JP20786695A JPH0930816A JP H0930816 A JPH0930816 A JP H0930816A JP 20786695 A JP20786695 A JP 20786695A JP 20786695 A JP20786695 A JP 20786695A JP H0930816 A JPH0930816 A JP H0930816A
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JP
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glass
amount
melting
gob
melting container
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JP20786695A
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Keiji Iwana
圭史 岩名
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/08Feeder spouts, e.g. gob feeders
    • C03B7/094Means for heating, cooling or insulation
    • C03B7/096Means for heating, cooling or insulation for heating
    • C03B7/098Means for heating, cooling or insulation for heating electric
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/26Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/005Controlling, regulating or measuring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々のガラスゴブの重量を一定にすることが
できる高精度の回分式のガラスゴブ製造装置を提供する
こと。 【解決手段】 溶融ガラス13を溶融容器10の孔26
から流出させて、一定量のガラスゴブGを製造するため
の回分式のガラスゴブ製造装置であり、溶融容器10か
ら流出した総ガラス量を計量する計量手段20と、溶融
容器10に配置される加熱手段14と、流出した総ガラ
ス量から溶融容器10内の残存ガラス量を得て、残存ガ
ラス量から溶融容器10内のガラス液面13aの位置を
推定し、ガラス液面13aの位置に基づいて加熱手段の
温度を制御して、溶融容器10の孔26から流出する溶
融ガラス12のガラスゴブGの流出量を制御するための
制御手段22と、とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスゴブの製造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、非球面のガラスプレスレンズを
作るためのプレス成型に用いられるプリフォーム材とし
て、ガラスゴブ(ガラス塊)が使用されているが、その
ガラスゴブの重量公差は厳しく制限されている。このよ
うにガラスゴブの重量公差が厳しく制限されているの
は、作ろうとしているガラスプレスレンズの品質を保つ
ためである。例えば、一般的にこのガラスゴブの重量公
差は、プラスマイナス2%位である。このようなガラス
ゴブを製造する場合には、図7に示すようなガラスゴブ
製造装置が用いられている。
【0003】図7の従来のガラスゴブ製造装置は、溶融
容器1と、ヒータ2などを有している。この溶融容器1
の中には、ガラス粉が投入される。このガラス粉は、ヒ
ータ2の熱により溶融されて、溶融ガラス3となる。溶
融容器1のノズル4は、細孔を有していて、ノズル4の
細孔からは、溶融ガラス3が、重力により、流出または
滴下されることで、ガラスゴブ5を連続的に生産するよ
うになっている。このように生産されたガラスゴブ5
は、上述したガラスプレスレンズなどの光学素子の他に
びん類、陰極線間(CRT)などの製造に広く用いられ
ている。ノズル4の細孔から流出または滴下されるガラ
スゴブ5は、図8に示すように、重力を用いて流出また
は滴下される。あるいは図9に示すように、ノズル4の
細孔から出てくるガラスゴブ5は、シャー6と呼ばれる
切断装置により、機械的に強制的に切断することもあ
る。
【0004】図8あるいは図9の場合に、ガラスゴブ5
が連続的に流出または滴下していくと、図10に示すよ
うに、溶融容器1内の溶融ガラス3の液面3aは低下し
ていくことになる。このような溶融ガラス3の液面3a
の低下に伴い、各々のガラスゴブ5の流出重量または滴
下重量が漸減する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7乃至図10で示す
従来のガラスゴブ製造装置は、溶融容器1内に1回分量
のガラス粉を投入して、ノズル4から連続的にガラスゴ
ブ5を流出または滴下させるようになっているので、順
次滴下もしくは流出されるガラスゴブ5の流出または滴
下の重量の精度が低く、個々のガラスゴブの重量のばら
つきが生じる。そこで、従来のこの種のいわゆる回分式
のガラスゴブ製造装置でガラスゴブ5を製造する場合に
は、溶融ガラス3の液面3aの低下を生じさせないよう
にするために、連続的にガラス粉の溶融ガラス3を溶融
容器1内に投入するための連続溶解炉と直結させたりす
る必要があり、装置の大型化、複雑化及び高価格化を招
来してしまうという不都合がある。そこで本発明は上記
課題を解消するためになされたものであり、個々のガラ
スゴブの重量を一定にすることができる高精度の回分式
のガラスゴブ製造装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、溶融ガラスを溶融容器の孔から流出させて、一
定量のガラスゴブを製造するための回分式のガラスゴブ
製造装置であり、溶融容器から流出した総ガラス量を計
量する計量手段と、溶融容器に配置される加熱手段と、
流出した総ガラス量から溶融容器内の残存ガラス量を得
て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の位置を
推定し、ガラス液面の位置に基づいて加熱手段の温度を
制御して、溶融容器の孔から流出する溶融ガラスのガラ
スゴブの流出量を制御するための制御手段と、を備える
ガラスゴブ製造装置により、達成される。
【0007】上記目的は、本発明にあっては、溶融ガラ
スを溶融容器の孔から流出させて、一定量のガラスゴブ
を製造するための回分式のガラスゴブ製造装置であり、
溶融容器から流出した総ガラス量を計量する計量手段
と、溶融容器の孔の付近に配置される加熱手段と、溶融
容器から流出するガラス流を切断するための切断手段
と、流出した総ガラス量から溶融容器内の残存ガラス量
を得て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の位
置を推定し、ガラス液面の位置に基づいて切断手段によ
る溶融ガラス流の切断時間間隔を制御して、溶融容器の
孔から流出する溶融ガラスのガラスゴブの流出量を制御
するための制御手段と、を備えるガラスゴブ製造装置に
より、達成される。
【0008】上記目的は、本発明にあっては、溶融ガラ
スを溶融容器の孔から流出させて、一定量のガラスゴブ
を製造するための回分式のガラスゴブ製造装置であり、
溶融容器の孔の付近に配置される加熱手段と、溶融ガラ
スを収容する溶融容器の総重量を計量する測定部と、測
定部で得られた溶融容器の総重量に基づいて残存ガラス
量を得て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の
位置を推定し、ガラス液面の位置に基づいて加熱手段の
温度を制御して、溶融容器の孔から流出する溶融ガラス
のガラスゴブの流出量を制御するための制御手段と、を
備えるガラスゴブ製造装置により、達成される。
【0009】上記構成によれば、本発明にあっては、計
量手段は、溶融容器から流出した総ガラス量を計量す
る。加熱手段は、溶融容器に配置されていて、溶融容器
内の溶融ガラスを加熱する。制御手段は、流出した総ガ
ラス量から溶融容器内の残存ガラス量を得て、残存ガラ
ス量から溶融容器内のガラス液面の位置を推定する。そ
して制御手段はガラス液面の位置に基づいて、加熱手段
の温度を制御して、溶融容器の孔から流出する溶融ガラ
スの流出量を制御する。これにより、溶融容器の孔から
流出する溶融ガラスのガラスゴブの重量を一定にする。
【0010】また、本発明によっては、加熱手段が、溶
融容器の孔の付近に配置されている。計量手段は、溶融
容器から流出した総ガラス量を計量する。切断手段は、
溶融容器から流出するガラス流を切断する。制御手段
は、流出した総ガラス量から溶融容器内の残存ガラス量
を得て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の位
置を推定する。そして制御手段は、ガラス液面の位置に
基づいて切断手段によるガラス流の切断間隔を制御し
て、溶融容器の孔から流出する溶融ガラスの流出量を制
御する。これにより、溶融容器の孔から流出して切断し
て形成される個々のガラスゴブの重量を一定にする。
【0011】また本発明によれば、測定部は、溶融ガラ
スを収容する溶融容器の重量を計量する。制御手段は、
測定部で得られた容器の総重量に基づいて残存ガラス量
を得て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の位
置を推定する。そして制御手段はガラス液面の位置に基
づいて加熱手段の温度を制御して、溶融容器の孔から流
出する溶融ガラスの流出量を制御する。これにより、溶
融容器の孔から流出する個々のガラスゴブの重量を一定
にする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】実施の形態1 図1は、本発明のガラスゴブ製造装置の好ましい実施の
形態1を示している。図1において、実施の形態1のガ
ラスゴブ製造装置は、溶融容器10、メインヒータ1
2、サブヒータ14、断熱材16、計量手段20、制御
手段22などを有している。溶融容器10は、ガラス粉
を投入してメインヒータ12で加熱することにより、溶
融ガラス13を作って収容するものである。溶融容器1
0に対しては、回分量のガラス粉を投入するようになっ
ており、実施の形態1のガラスゴブ製造装置は、回分式
のガラスゴブ製造装置である。メインヒータ12は、溶
融容器10の外周に沿って配置されているヒータであ
る。
【0014】溶融容器10の下部には、ノズル24を有
している。このノズル24は、細孔26を備えている。
従って、溶融容器10内の溶融ガラス13は、ノズル2
4の細孔26から重力を用いてガラスゴブGを流出また
は滴下させるようになっている。サブヒータ14は、こ
のノズル24の周囲に配置されていて、ノズル24を加
熱している。メインヒータ12とサブヒータ14は、加
熱手段を構成している。
【0015】計量手段20は、溶融容器から流出した個
々のガラスゴブGの重量を計測して、累積流出ガラス重
量(総ガラス量)を計量するものである。この計量手段
20は、制御手段22に対して電気的に接続されてい
る。制御手段22は、演算ユニット30と制御コントロ
ーラ40及び表示部41を有している。制御手段22の
演算ユニット30は、計量手段20より信号S2が与え
られて、計量手段20で得られた累積流出ガラス重量か
ら残存ガラス量を推定して、この推定された残存ガラス
量から溶融容器10内のガラス液面13aの位置を推定
する。そして演算ユニット30は予め測定されたこのガ
ラスゴブ製造装置固有の乗数に基づいて、制御コントロ
ーラ40の加熱手段の温度制御量に変換をする。つま
り、制御コントローラ40は、制御ユニット30からの
制御量信号S1に基づいて、サブヒータ14に対する通
電量を制御する。これにより、サブヒータ14の発熱量
が制御コントローラ40により制御されるので、ノズル
24付近の溶融ガラス13の温度は、局所的に変化す
る。従って、ノズル24の細孔26から流出する溶融ガ
ラス13のガラスゴブGの流出量を制御するようになっ
ている。
【0016】なお表示部41は、制御ユニットの演算よ
り得られた推定されたガラス液面13aの位置や、サブ
ヒータ14の通電量などを表示することができる。
【0017】次に、図2と図1を参照して図1の実施の
形態1の作用を説明する。図1において、溶融容器10
内に回分量のガラス粉を投入する。制御コントローラ4
0がメインヒータ12に通電することによりメインヒー
タ12は溶融容器10内のガラス粉を溶融ガラス13に
する。溶融ガラス13は、ノズル24の細孔26から溶
融ガラス13のガラスゴブGとして流出もしくは滴下さ
れることになる。このガラスゴブGは、連続的に重力を
用いて滴下されている。
【0018】この場合に、ノズル24の細孔26の外部
に必要量だけガラスゴブGが突出して、ガラスゴブGが
所望の温度に達すると、すなわち所望の粘度を示すよう
になると、ノズル24からガラスゴブGの流出が始ま
る。ノズル24の先端に出た溶融ガラス流は、自らの表
面張力により丸まって対流する。この時にこの対流した
溶融ガラスの大きさは、主に溶融ガラスの粘度、ノズル
24の直径、溶融ガラス13からの圧力で決まる。その
後、ノズル先端に出たガラス流は、自重による流出もし
くは滴下によりガラスゴブGとしてノズル24から分離
して落下することになる。ガラスゴブGの滴下量が時間
と共に増えていくと、溶融容器10内の溶融ガラス13
のガラス液面13aが低下していくが、定常的な溶融容
器10の制御を行っていると、滴下もしくは流出するガ
ラスゴブGの大きさの変動や、滴下間隔が長くなるなど
の弊害が生ずる。
【0019】そこで、計量手段20は、図2に示すよう
に個々のガラスゴブの重量を計測して、累積流出ガラス
重量として計量する(ステップST1)。この計量手段
20は、累積流出ガラス重量に対応する信号S2を演算
ユニット30に送る。演算ユニット30は、累積流出ガ
ラス重量から、溶融容器10内の残存ガラス量を推定す
る(ステップST2)。そして演算ユニット30は、推
定残存ガラス量から推定ガラス液面13aの位置を導く
(ステップST3)。これにより演算ユニット30は、
推定ガラス液面13の位置に基づく制御信号S1を制御
コントローラ40に送る。制御コントローラ40は、推
定ガラス液面位置に基づく制御信号S1に基づいてサブ
ヒータ14の通電量を制御して、サブヒータ14のノズ
ル24の加熱温度をコントロールする(ステップST
4)。
【0020】従って、サブヒータ14は、ノズル24を
通る溶融ガラス13のガラス温度を局所的に変化させ
て、これにより溶融ガラスの粘度を変化させることで溶
融ガラスの流出量もしくは滴下量を制御している。従っ
てガラスゴブGが流出もしくは滴下するにしたがって、
溶融ガラス13の液面13aが低下していっても、常に
一定量のガラスゴブGを流出もしくは滴下させることが
できる。
【0021】実施の形態2 図3は、本発明のガラスゴブ製造装置の別の好ましい実
施の形態2を示している。図3の実施の形態2が、図1
の実施の形態1と異なるのは、ガラス流切断機構70を
備えている点である。しかし、図3の実施の形態2は、
このガラス流切断機構70を除いて、図1の実施の形態
とほぼ同様であるのでその説明を省略する。ガラス流切
断機構70は、シャーと呼ばれる切断部71,71と、
ガラス流切断用駆動部72を有している。ガラス流切断
用駆動部72は、例えば流体圧シリンダーである。切断
部71,71は、この駆動部72の作用により、ノズル
24の細孔26より出たガラス流を、機械的に強制的に
切断する。図3の実施の形態2では、図4に示すように
制御コントローラ40は、サブヒータの制御に代えて溶
融ガラスの推定ガラス液面13aの位置に基づいて、ガ
ラス流切断機構の駆動部72の動作間隔を制御するよう
になっている。(ステップS5)
【0022】このようにすることで、図1の実施の形態
と同様に、個々のガラスゴブGが落下していくに従っ
て、溶融ガラス13の液面13aが低下していっても、
個々のガラスゴブGの重量を一定にすることができる。
ガイド流切断機構70の駆動部72の動作間隔は、一定
のスケジュールに基づいて、動作間隔が次第に長くなる
ように設定されている。
【0023】実施の形態3 図5は、本発明のガラスゴブ製造装置の実施の形態3を
示している。図5の実施の形態3が、図1の実施の形態
1と異なるのは、計量手段20に代えて、溶融容器測定
部120を備えていることである。溶融容器測定部12
0は、溶融ガラス13を収容している溶融容器10の総
重量を計量するものである。つまり溶融容器測定部12
0は、溶融容器10の重量と、溶融容器10内の溶融ガ
ラス13との総重量を測定するようになっている。
【0024】図5の制御手段122は、演算ユニット3
0とコントローラ40を有している。図6に示すよう
に、演算ユニット30は、溶融容器測定部120から得
られる溶融容器10の総重量に基づく信号S4に基づい
て、溶融容器10内の溶融ガラス13の残存ガラス量を
得る。そして演算ユニット30は、残存ガラス量から溶
融容器10内のガラス液面13aの位置を推定し、ガラ
ス液面13aの位置に基づいて制御コントローラ40の
制御量に変換する。制御コントローラ40は、演算ユニ
ット30から与えられる制御量に対応する制御信号S5
に基づいて、サブヒータ14に対する通電量を制御し
て、加熱手段であるサブヒータ14の温度を制御して、
溶融容器10の細孔26から流出する溶融ガラスのガラ
スゴブGの流出もしくは滴下量を制御する。図5の実施
の形態3のその他の要素は、図1の実施の形態の対応す
る要素とほぼ同じであるのでその説明を省略する。
【0025】以上説明したように、本発明のガラスゴブ
製造装置では、溶融ガラスを、溶融容器の底部に設けた
細孔から重力を用いて、流出もしくは滴下させること
で、一定量のガラスゴブを連続生産することができる。
この場合に、溶融ガラスの流出に伴う溶融容器内の溶融
ガラスの液面の低下があるが、溶融ガラスの液面の低下
があっても個々のガラスゴブは、所定の大きさ(所定の
重量)となる。つまり、ガラスの流出条件を制御する機
構として、図1や図5のようにノズル24の細孔26に
対応して設けられたサブヒータを採用したり、あるいは
図3のように細孔から流出するガラス量を強制的に切断
する切断機構の動作間隔を調整する方式を採用してい
る。
【0026】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。例えば、図1の実施の形態1において、制御コ
ントローラが制御する対象は、ヒータ20、サブヒータ
14だけでなくメインヒータ12をも制御してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、個々のガラスゴブ
の重量を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラスゴブ製造装置の実施の形態1を
示す図。
【図2】図1の実施の形態1のガラスゴブ製造装置の動
作例を示す図。
【図3】本発明のガラスゴブ製造装置の実施の形態2を
示す図。
【図4】図3の実施の形態2のガラスゴブ製造装置の動
作例を示す図。
【図5】本発明のガラスゴブ製造装置の実施の形態3を
示す図。
【図6】図5の実施の形態3の動作例を示す図。
【図7】従来のガラスゴブ製造装置を示す図。
【図8】従来の装置でガラスゴブが作られている状態を
示す図。
【図9】従来の装置でガラスゴブを切断した図。
【図10】従来の装置における溶融ガラス面が下った状
態を示す図。
【符号の説明】
10 溶融容器 12 メインヒータ 13 溶融ガラス 13a 溶融ガラスの液面 14 サブヒータ 20 計量手段 22 制御手段 24 ノズル 26 細孔(孔) G ガラスゴブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融ガラスを溶融容器の孔から流出させ
    て、一定量のガラスゴブを製造するための回分式のガラ
    スゴブ製造装置であり、 溶融容器から流出した総ガラス量を計量する計量手段
    と、 溶融容器に配置される加熱手段と、 流出した総ガラス量から溶融容器内の残存ガラス量を得
    て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の位置を
    推定し、ガラス液面の位置に基づいて加熱手段の温度を
    制御して、溶融容器の孔から流出する溶融ガラスのガラ
    スゴブの流出量を制御するための制御手段と、を備える
    ことを特徴とするガラスゴブ製造装置。
  2. 【請求項2】 計量手段は、個々のガラスゴブ重量を累
    積して総ガラス量とする請求項1に記載のガラスゴブ製
    造装置。
  3. 【請求項3】 加熱手段は、溶融容器の孔の付近に配置
    される請求項1に記載のガラスゴブ製造装置。
  4. 【請求項4】 加熱手段は、溶融容器に対応して配置さ
    れるメインヒータと、溶融容器の孔の付近に配置される
    サブヒータを備える請求項1に記載のガラスゴブ製造装
    置。
  5. 【請求項5】 溶融ガラスを溶融容器の孔から流出させ
    て、一定量のガラスゴブを製造するための回分式のガラ
    スゴブ製造装置であり、 溶融容器から流出した総ガラス量を計量する計量手段
    と、 溶融容器の孔の付近に配置される加熱手段と、 溶融容器から流出するガラス流を切断するための切断手
    段と、 流出した総ガラス量から溶融容器内の残存ガラス量を得
    て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面の位置を
    推定し、ガラス液面の位置に基づいて切断手段による溶
    融ガラス流の切断時間間隔を制御して、溶融容器の孔か
    ら流出する溶融ガラスのガラスゴブの流出量を制御する
    ための制御手段と、を備えることを特徴とするガラスゴ
    ブ製造装置。
  6. 【請求項6】 溶融ガラスを溶融容器の孔から流出させ
    て、一定量のガラスゴブを製造するための回分式のガラ
    スゴブ製造装置であり、 溶融容器の孔の付近に配置される加熱手段と、 溶融ガラスを収容する溶融容器の総重量を計量する測定
    部と、 測定部で得られた溶融容器の総重量に基づいて残存ガラ
    ス量を得て、残存ガラス量から溶融容器内のガラス液面
    の位置を推定し、ガラス液面の位置に基づいて加熱手段
    の温度を制御して、溶融容器の孔から流出する溶融ガラ
    スのガラスゴブの流出量を制御するための制御手段と、
    を備えることを特徴とするガラスゴブ製造装置。
JP20786695A 1995-07-21 1995-07-21 ガラスゴブ製造装置 Pending JPH0930816A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007255930A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Ohara Inc 重量選別装置及び重量選別方法

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JP2007255930A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Ohara Inc 重量選別装置及び重量選別方法

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