JPH09307279A - 部品供給方法及びその装置 - Google Patents
部品供給方法及びその装置Info
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- JPH09307279A JPH09307279A JP8116732A JP11673296A JPH09307279A JP H09307279 A JPH09307279 A JP H09307279A JP 8116732 A JP8116732 A JP 8116732A JP 11673296 A JP11673296 A JP 11673296A JP H09307279 A JPH09307279 A JP H09307279A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品を高い精度をもってかつ低コストで供給
する。 【解決手段】 多数の部品２が適当ピッチ間隔で一列状
に配列され、かつ各部品２がその側部に配設された支持
条体３ａ、３ｂに連結片を介して一体連結されて支持さ
れている部品集合体１を送給経路部８を通して送給し、
各部品２を送給経路部８の先端部の部品取出位置１０に
順次位置決めし、部品取出位置１０で移載ヘッド２１に
て部品２を押圧固定した状態で切断手段１１にて連結片
を切断して部品２を分離し、そのまま移載ヘッド２２に
て部品２を保持して所望の部品供給位置に部品２を供給
する。
する。 【解決手段】 多数の部品２が適当ピッチ間隔で一列状
に配列され、かつ各部品２がその側部に配設された支持
条体３ａ、３ｂに連結片を介して一体連結されて支持さ
れている部品集合体１を送給経路部８を通して送給し、
各部品２を送給経路部８の先端部の部品取出位置１０に
順次位置決めし、部品取出位置１０で移載ヘッド２１に
て部品２を押圧固定した状態で切断手段１１にて連結片
を切断して部品２を分離し、そのまま移載ヘッド２２に
て部品２を保持して所望の部品供給位置に部品２を供給
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種組立装置等に
対する部品の供給方法及びその装置に関するものであ
る。
対する部品の供給方法及びその装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、部品を組立装置などに供給する際
には、ばらばらの部品を振動フィーダなどからなるパー
ツフィーダの部品収容部に投入し、このパーツフィーダ
にて１個づつ分離して供給する方法が一般的に採用され
ている。
には、ばらばらの部品を振動フィーダなどからなるパー
ツフィーダの部品収容部に投入し、このパーツフィーダ
にて１個づつ分離して供給する方法が一般的に採用され
ている。
【０００３】また、電子部品実装機に電子部品を供給す
る方法として、所定間隔置きに多数の収納凹部をエンボ
ス加工にて形成した保持テープを用い、収納凹部に部品
を収納した後保持テープの上面をカバーテープで被覆し
て部品の飛び出しを防止してなるテープ状部品集合体を
用いる方法が知られている。
る方法として、所定間隔置きに多数の収納凹部をエンボ
ス加工にて形成した保持テープを用い、収納凹部に部品
を収納した後保持テープの上面をカバーテープで被覆し
て部品の飛び出しを防止してなるテープ状部品集合体を
用いる方法が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、振動フ
ィーダなどのパーツフィーダによる部品供給では、特に
部品の姿勢や供給位置精度に厳しい条件がある場合など
には信頼性の高い部品供給が難しいという問題があっ
た。
ィーダなどのパーツフィーダによる部品供給では、特に
部品の姿勢や供給位置精度に厳しい条件がある場合など
には信頼性の高い部品供給が難しいという問題があっ
た。
【０００５】また、上記テープ状部品集合体を用いた部
品供給方法では、保持テープが必要になるとともに、ロ
ボット等で部品を１個づつその姿勢などをチェックして
各収納凹部内に順次収納する作業が必要であり、多くの
工程を要するために部品供給コストが非常に高いものに
なるいう問題があった。
品供給方法では、保持テープが必要になるとともに、ロ
ボット等で部品を１個づつその姿勢などをチェックして
各収納凹部内に順次収納する作業が必要であり、多くの
工程を要するために部品供給コストが非常に高いものに
なるいう問題があった。
【０００６】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、高い
精度をもって部品を供給できるとともに、その供給を低
コストで行なうことができる部品供給方法及びその装置
を提供することを目的としている。
精度をもって部品を供給できるとともに、その供給を低
コストで行なうことができる部品供給方法及びその装置
を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の部品供給方法
は、多数の部品が適当ピッチ間隔で一列状に配列され、
かつ各部品がその側部に配設された支持条体に連結片を
介して一体連結されて支持されている部品集合体を送給
して各部品を部品取出位置に順次位置決めし、部品取出
位置で移載ヘッドにて部品を押圧固定した状態で連結片
を切断し、その後移載ヘッドで部品を保持して所望の部
品供給位置に部品を供給するものであり、多数の部品を
支持条体で支持した状態で部品取出位置に送給し、その
部品取出位置で移載ヘッドにて部品を固定した状態で連
結片を切断して部品を分離し、そのまま移載ヘッドで部
品を保持して所望位置に供給するので、部品姿勢及び供
給位置に関して厳しい条件があっても高い精度をもって
供給することができるとともに、部品保持体を別に必要
としないので、低コストにて供給することができるもの
である。
は、多数の部品が適当ピッチ間隔で一列状に配列され、
かつ各部品がその側部に配設された支持条体に連結片を
介して一体連結されて支持されている部品集合体を送給
して各部品を部品取出位置に順次位置決めし、部品取出
位置で移載ヘッドにて部品を押圧固定した状態で連結片
を切断し、その後移載ヘッドで部品を保持して所望の部
品供給位置に部品を供給するものであり、多数の部品を
支持条体で支持した状態で部品取出位置に送給し、その
部品取出位置で移載ヘッドにて部品を固定した状態で連
結片を切断して部品を分離し、そのまま移載ヘッドで部
品を保持して所望位置に供給するので、部品姿勢及び供
給位置に関して厳しい条件があっても高い精度をもって
供給することができるとともに、部品保持体を別に必要
としないので、低コストにて供給することができるもの
である。
【０００８】また、本発明の部品供給装置は、上記部品
集合体がその上に沿って送給される送給経路部と、送給
経路部の先端部の部品取出位置の側部に配設した連結片
の切断手段と、部品取出位置で部品を保持して部品供給
位置に移載する移載手段とを備え、部品集合体を送給経
路部に送給し、各部品を部品取出位置に位置決めし、切
断手段にて連結片を切断することにより部品を分離し、
移載手段にて所望の部品供給位置に部品を供給するよう
にしている。
集合体がその上に沿って送給される送給経路部と、送給
経路部の先端部の部品取出位置の側部に配設した連結片
の切断手段と、部品取出位置で部品を保持して部品供給
位置に移載する移載手段とを備え、部品集合体を送給経
路部に送給し、各部品を部品取出位置に位置決めし、切
断手段にて連結片を切断することにより部品を分離し、
移載手段にて所望の部品供給位置に部品を供給するよう
にしている。
【０００９】また、移載手段を、部品取出位置と部品供
給位置の間に対応する移動区間を往復移動する移動体
と、この移動体に昇降可能に装着した移載ヘッドにて構
成すると、部品の分離時に移載ヘッドを下降させること
により部品を押圧固定した状態で連結片を切断すること
により切断時に部品が動かず、そのまま部品を保持して
移載ヘッドを上昇させ、移動体を移動させて移載ヘッド
を部品供給位置の上方位置まで移動させ、移載ヘッドを
下降させて部品を供給することにより、部品を精度良く
供給することができる。
給位置の間に対応する移動区間を往復移動する移動体
と、この移動体に昇降可能に装着した移載ヘッドにて構
成すると、部品の分離時に移載ヘッドを下降させること
により部品を押圧固定した状態で連結片を切断すること
により切断時に部品が動かず、そのまま部品を保持して
移載ヘッドを上昇させ、移動体を移動させて移載ヘッド
を部品供給位置の上方位置まで移動させ、移載ヘッドを
下降させて部品を供給することにより、部品を精度良く
供給することができる。
【００１０】また、切断手段を、送給経路の下部に配設
された部品幅と等しい幅の受刃と、送給経路部の側部に
昇降自在に支持された昇降片と、昇降片の上端に固定し
た切断刃と、昇降片の昇降駆動手段にて構成すると、昇
降片を昇降動作させることによって連結片が部品の両側
縁に接して剪断され、送給経路部上の部品集合体の円滑
な送給を確保しながら精度良く部品を分離することがで
きる。
された部品幅と等しい幅の受刃と、送給経路部の側部に
昇降自在に支持された昇降片と、昇降片の上端に固定し
た切断刃と、昇降片の昇降駆動手段にて構成すると、昇
降片を昇降動作させることによって連結片が部品の両側
縁に接して剪断され、送給経路部上の部品集合体の円滑
な送給を確保しながら精度良く部品を分離することがで
きる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の部品供給装置の一
実施形態について、図１〜図５を参照して説明する。
実施形態について、図１〜図５を参照して説明する。
【００１２】まず、部品供給装置に対する部品２の供給
形態を、図５を参照して説明する。
形態を、図５を参照して説明する。
【００１３】１は部品集合体であり、樹脂成形品や打ち
抜き成形品等から成る多数の部品２が適当ピッチ間隔で
一列状に配列され、かつその部品２列の両側部に支持条
体３ａ、３ｂが配設され、各部品２は連結片４を介して
支持条体３ａ、３ｂに一体連結されて支持されている。
支持条体３ａ、３ｂには所定ピッチ間隔で送給用の送り
穴５が形成されている。連結片４の部品２との連結部に
は必要に応じてくびれ部（図示せず）が形成される。こ
の部品集合体１は、図１に示すように、リール６に巻回
した状態で供給される。
抜き成形品等から成る多数の部品２が適当ピッチ間隔で
一列状に配列され、かつその部品２列の両側部に支持条
体３ａ、３ｂが配設され、各部品２は連結片４を介して
支持条体３ａ、３ｂに一体連結されて支持されている。
支持条体３ａ、３ｂには所定ピッチ間隔で送給用の送り
穴５が形成されている。連結片４の部品２との連結部に
は必要に応じてくびれ部（図示せず）が形成される。こ
の部品集合体１は、図１に示すように、リール６に巻回
した状態で供給される。
【００１４】図１において、部品供給装置は、部品集合
体１をその上に沿って送給させる一直線状の送給経路部
８を備え、その後部にリール６を装着するリールブラケ
ット７が配設されている。この送給経路部８の先端に
は、支持条体３ａ、３ｂの送り穴５に噛合し、送り駆動
機構（図示せず）にて往復揺動される送りレバー９ａに
より部品集合体１をその部品２の配置ピッチ間隔で間欠
的に移動させる送り機構９が配設されている。
体１をその上に沿って送給させる一直線状の送給経路部
８を備え、その後部にリール６を装着するリールブラケ
ット７が配設されている。この送給経路部８の先端に
は、支持条体３ａ、３ｂの送り穴５に噛合し、送り駆動
機構（図示せず）にて往復揺動される送りレバー９ａに
より部品集合体１をその部品２の配置ピッチ間隔で間欠
的に移動させる送り機構９が配設されている。
【００１５】送り機構９の後部には部品取出部１０が配
設され、送り機構９にて各部品２を順次この部品取出部
１０に位置決めするように構成されている。部品取出部
１０には連結片４の切断手段１１が配設され、また送給
経路部８の上部には、部品取出部１０で連結片４が切断
されて分離された部品２を保持して送給経路部８の前方
の所望の部品供給位置に供給する移載手段１２が配設さ
れている。
設され、送り機構９にて各部品２を順次この部品取出部
１０に位置決めするように構成されている。部品取出部
１０には連結片４の切断手段１１が配設され、また送給
経路部８の上部には、部品取出部１０で連結片４が切断
されて分離された部品２を保持して送給経路部８の前方
の所望の部品供給位置に供給する移載手段１２が配設さ
れている。
【００１６】切断手段１１は、図２〜図４に示すよう
に、送給経路部８の側部に昇降自在に支持された昇降片
１３と、昇降片１３の上端にボルト１４ａにて固定され
た切断刃１４と、部品２を支持するように送給経路部８
の下部に配設された部品２の幅と等しい幅の受刃１５
と、昇降片１３の昇降駆動手段１６にて構成されてい
る。
に、送給経路部８の側部に昇降自在に支持された昇降片
１３と、昇降片１３の上端にボルト１４ａにて固定され
た切断刃１４と、部品２を支持するように送給経路部８
の下部に配設された部品２の幅と等しい幅の受刃１５
と、昇降片１３の昇降駆動手段１６にて構成されてい
る。
【００１７】昇降駆動手段１６は、中間部が枢支された
Ｌ字レバー１７の一端部１７ａを昇降片１３の下部に連
結し、他端部１７ｂをエアシリンダ装置１８に連結して
構成され、エアシリンダ装置１８の伸展動作により昇降
片１３を下降させ、切断刃１４と受刃１５にて連結片４
を切断するように構成されている。
Ｌ字レバー１７の一端部１７ａを昇降片１３の下部に連
結し、他端部１７ｂをエアシリンダ装置１８に連結して
構成され、エアシリンダ装置１８の伸展動作により昇降
片１３を下降させ、切断刃１４と受刃１５にて連結片４
を切断するように構成されている。
【００１８】昇降片１３は、その両側部が蟻溝状のガイ
ド部材１９にて摺動自在に支持されており、昇降片１３
の下部に設けられた連結軸部１３ａがＬ字レバー１７の
一端部１７ａに形成された長溝１７ｃに嵌合されて昇降
片１３とＬ字レバー１７が連結されている。１８ａはエ
アシリンダ装置１８の伸展端を規制するストッパ、１８
ｂはエアシリンダ装置１８の後端部を揺動自在に支持し
ている枢軸である。
ド部材１９にて摺動自在に支持されており、昇降片１３
の下部に設けられた連結軸部１３ａがＬ字レバー１７の
一端部１７ａに形成された長溝１７ｃに嵌合されて昇降
片１３とＬ字レバー１７が連結されている。１８ａはエ
アシリンダ装置１８の伸展端を規制するストッパ、１８
ｂはエアシリンダ装置１８の後端部を揺動自在に支持し
ている枢軸である。
【００１９】移載手段１２は、支持ブロック２０上に部
品取出位置と部品供給位置の間に対応する移動区間を往
復移動自在に支持された移動体２１と、この移動体２１
の先端部に配設された移載ヘッド２２にて構成されてい
る。移動体２１には、その前後方向に送りねじ２３が回
転自在に配設されており、その後端が移動体２１の後端
部に配設したサーボモータ２４に連結されている。送り
ねじ２３は支持ブロック２０を貫通するとともに内部に
配設されたナット部材（図示せず）に螺合されており、
サーボモータ２４にて送りねじ２３を回転駆動すること
により移動体２１を駆動するように構成されている。
品取出位置と部品供給位置の間に対応する移動区間を往
復移動自在に支持された移動体２１と、この移動体２１
の先端部に配設された移載ヘッド２２にて構成されてい
る。移動体２１には、その前後方向に送りねじ２３が回
転自在に配設されており、その後端が移動体２１の後端
部に配設したサーボモータ２４に連結されている。送り
ねじ２３は支持ブロック２０を貫通するとともに内部に
配設されたナット部材（図示せず）に螺合されており、
サーボモータ２４にて送りねじ２３を回転駆動すること
により移動体２１を駆動するように構成されている。
【００２０】移載ヘッド２２は、移動体２１の前端面に
昇降自在に装着されるとともに、昇降駆動手段２５にて
昇降駆動可能に構成されている。移載ヘッド２２からは
部品２を吸着保持するとともに連結片４の切断時に部品
２を押圧固定する保持具２６が垂下されている。また、
昇降駆動手段２５は、中間部が枢支されたＬ字レバー２
７の一端部２７ａを移載ヘッド２２の上部に連結し、他
端部２７ｂを可動ブロック２８に連結し、可動ブロック
２８にサーボモータ３０にて回転駆動される送りねじ２
９を螺合させて構成されており、サーボモータ３０にて
送りねじ２９を回転駆動することにより、Ｌ字レバー２
７を介して移載ヘッド２２を昇降させるように構成され
ている。
昇降自在に装着されるとともに、昇降駆動手段２５にて
昇降駆動可能に構成されている。移載ヘッド２２からは
部品２を吸着保持するとともに連結片４の切断時に部品
２を押圧固定する保持具２６が垂下されている。また、
昇降駆動手段２５は、中間部が枢支されたＬ字レバー２
７の一端部２７ａを移載ヘッド２２の上部に連結し、他
端部２７ｂを可動ブロック２８に連結し、可動ブロック
２８にサーボモータ３０にて回転駆動される送りねじ２
９を螺合させて構成されており、サーボモータ３０にて
送りねじ２９を回転駆動することにより、Ｌ字レバー２
７を介して移載ヘッド２２を昇降させるように構成され
ている。
【００２１】次に、以上の構成の部品供給装置の動作を
説明する。部品集合体１を巻回したリール６をリールブ
ラケット７に装着し、リール６から部品集合体１を引き
出して送給経路部８に通し、部品集合体１の先端部の送
り穴５を送り機構９に噛合させておく。この状態で、部
品２の供給タイングに合わせて送りレバー９ａの往復揺
動駆動することによってによって部品２が順次部品取出
部１０に位置決めされる。部品２が部品取出部１０に位
置決めされると、移載手段１２の移載ヘッド２２が部品
取出部１０上に位置決めされるとともに、昇降駆動手段
２５にて移載ヘッド２２が下降され、保持具２６にて部
品２が押圧固定される。その後、切断手段１１の昇降駆
動手段１６が作動して昇降片１３が下降し、切断刃１４
と受刃１５にて連結片４が切断されて部品２が分離され
る。
説明する。部品集合体１を巻回したリール６をリールブ
ラケット７に装着し、リール６から部品集合体１を引き
出して送給経路部８に通し、部品集合体１の先端部の送
り穴５を送り機構９に噛合させておく。この状態で、部
品２の供給タイングに合わせて送りレバー９ａの往復揺
動駆動することによってによって部品２が順次部品取出
部１０に位置決めされる。部品２が部品取出部１０に位
置決めされると、移載手段１２の移載ヘッド２２が部品
取出部１０上に位置決めされるとともに、昇降駆動手段
２５にて移載ヘッド２２が下降され、保持具２６にて部
品２が押圧固定される。その後、切断手段１１の昇降駆
動手段１６が作動して昇降片１３が下降し、切断刃１４
と受刃１５にて連結片４が切断されて部品２が分離され
る。
【００２２】次に、移載ヘッド２２の保持具２６にて部
品２を吸着保持した状態で、移載手段１２の昇降駆動手
段２５にて移載ヘッド２２を上昇させ、次に移動体２１
を前方に向けて移動させて保持具２６にて保持した部品
２を部品供給位置の上方に位置させ、その後昇降駆動手
段２５にて移載ヘッド２２を下降させるとともに、保持
具２６による部品２の保持を解除することにより部品２
が所望の部品供給位置に供給される。以上の動作を繰り
返すことにより、部品２が順次部品供給位置に供給され
る。
品２を吸着保持した状態で、移載手段１２の昇降駆動手
段２５にて移載ヘッド２２を上昇させ、次に移動体２１
を前方に向けて移動させて保持具２６にて保持した部品
２を部品供給位置の上方に位置させ、その後昇降駆動手
段２５にて移載ヘッド２２を下降させるとともに、保持
具２６による部品２の保持を解除することにより部品２
が所望の部品供給位置に供給される。以上の動作を繰り
返すことにより、部品２が順次部品供給位置に供給され
る。
【００２３】このように本実施形態によれば、多数の部
品２を支持条体３ａ、３ｂで支持した部品集合体１の形
態で部品取出位置１０に送給し、その部品取出位置１０
で移載ヘッド２２にて部品２を固定した状態で切断手段
１１で連結片４を切断して部品２を分離した後そのまま
移載ヘッド２２で保持して所望の部品供給位置に供給す
るので、部品姿勢及び供給位置に関して厳しい条件があ
っても部品２を高い信頼性をもって順次供給することが
できる。また、各部品２をそれと一体成形した支持条体
３ａ、３ｂで支持して送給するため、部品供給するため
の部品保持体を別に必要とせず、低コストにて部品供給
することができる。
品２を支持条体３ａ、３ｂで支持した部品集合体１の形
態で部品取出位置１０に送給し、その部品取出位置１０
で移載ヘッド２２にて部品２を固定した状態で切断手段
１１で連結片４を切断して部品２を分離した後そのまま
移載ヘッド２２で保持して所望の部品供給位置に供給す
るので、部品姿勢及び供給位置に関して厳しい条件があ
っても部品２を高い信頼性をもって順次供給することが
できる。また、各部品２をそれと一体成形した支持条体
３ａ、３ｂで支持して送給するため、部品供給するため
の部品保持体を別に必要とせず、低コストにて部品供給
することができる。
【００２４】なお、上記実施形態では部品２の列の両側
に支持条体３ａ、３ｂを配設した例を示したが、場合に
よっては片側のみでもよい。また、支持条体３ａ及び３
ｂに送り穴５を有する例を示したが、何れか一方のみに
送り穴５を形成しても良く、さらに送り穴５に代わる手
段を設けても、特に送り用の係合手段を設けなくてもよ
い。
に支持条体３ａ、３ｂを配設した例を示したが、場合に
よっては片側のみでもよい。また、支持条体３ａ及び３
ｂに送り穴５を有する例を示したが、何れか一方のみに
送り穴５を形成しても良く、さらに送り穴５に代わる手
段を設けても、特に送り用の係合手段を設けなくてもよ
い。
【００２５】
【発明の効果】本発明の部品供給方法によれば、以上の
説明から明らかなように、多数の部品を支持条体で支持
した状態で部品取出位置に送給し、その部品取出位置で
移載ヘッドにて部品を固定した状態で切断した後そのま
ま移載ヘッドで保持して所望位置に供給するので、部品
姿勢及び供給位置に関して厳しい条件があっても高い信
頼性をもって供給することができるとともに、部品保持
体を別に必要としないので、低コストにて供給すること
ができるという効果を発揮する。
説明から明らかなように、多数の部品を支持条体で支持
した状態で部品取出位置に送給し、その部品取出位置で
移載ヘッドにて部品を固定した状態で切断した後そのま
ま移載ヘッドで保持して所望位置に供給するので、部品
姿勢及び供給位置に関して厳しい条件があっても高い信
頼性をもって供給することができるとともに、部品保持
体を別に必要としないので、低コストにて供給すること
ができるという効果を発揮する。
【００２６】また、本発明の部品供給装置によれば、部
品集合体の送給経路部と、送給経路部の先端部の部品取
出位置の側部に配設した連結片の切断手段と、部品取出
位置で部品を保持して部品供給位置に移載する移載手段
とを備えているので、部品集合体を送給経路部に送給す
ることにより、各部品を部品取出位置に順次位置決め
し、切断手段にて連結片を切断して部品を分離し、移載
手段にて所望の部品供給位置に部品を供給することがで
きる。
品集合体の送給経路部と、送給経路部の先端部の部品取
出位置の側部に配設した連結片の切断手段と、部品取出
位置で部品を保持して部品供給位置に移載する移載手段
とを備えているので、部品集合体を送給経路部に送給す
ることにより、各部品を部品取出位置に順次位置決め
し、切断手段にて連結片を切断して部品を分離し、移載
手段にて所望の部品供給位置に部品を供給することがで
きる。
【００２７】また、移載手段を、部品取出位置と部品供
給位置の間に対応する移動区間を往復移動する移動体
と、この移動体に昇降可能に装着した移載ヘッドにて構
成すると、部品の分離時に移載ヘッドを下降させて部品
を押圧固定した状態で連結片を切断することにより切断
時に部品が動かず、そのまま移載ヘッドにて部品を保持
して移載ヘッドの昇降と移動体の移動を行なうことによ
り部品を精度良く所望の部品供給位置に供給することが
できる。
給位置の間に対応する移動区間を往復移動する移動体
と、この移動体に昇降可能に装着した移載ヘッドにて構
成すると、部品の分離時に移載ヘッドを下降させて部品
を押圧固定した状態で連結片を切断することにより切断
時に部品が動かず、そのまま移載ヘッドにて部品を保持
して移載ヘッドの昇降と移動体の移動を行なうことによ
り部品を精度良く所望の部品供給位置に供給することが
できる。
【００２８】また、切断手段を、送給経路の下部に配設
された部品幅と等しい幅の受刃と、送給経路部の側部に
昇降自在に支持された昇降片と、昇降片の上端に固定し
た切断刃と、昇降片の昇降駆動手段にて構成すると、昇
降片を昇降動作させることによって連結片が部品の両側
縁に接して剪断され、送給経路部上の部品集合体の円滑
な送給を確保しながら精度良く部品を分離することがで
きる。
された部品幅と等しい幅の受刃と、送給経路部の側部に
昇降自在に支持された昇降片と、昇降片の上端に固定し
た切断刃と、昇降片の昇降駆動手段にて構成すると、昇
降片を昇降動作させることによって連結片が部品の両側
縁に接して剪断され、送給経路部上の部品集合体の円滑
な送給を確保しながら精度良く部品を分離することがで
きる。
【図１】本発明の部品供給装置の一実施形態の斜視図で
ある。
ある。
【図２】同実施形態の要部の正面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ矢視平面図である。
【図４】図２のＢ−Ｂ矢視縦断側面図である。
【図５】同実施形態に適用した部品集合体の斜視図であ
る。
る。
１ 部品集合体 ２ 部品 ３ａ、３ｂ 支持条体 ４ 連結片 ８ 送給経路部 １０ 部品取出部 １１ 切断手段 １２ 移載手段 １３ 昇降片 １４ 切断刃 １５ 受刃 １６ 昇降駆動手段 ２１ 移動体 ２２ 移載ヘッド
Claims (4)
- 【請求項１】 多数の部品が適当ピッチ間隔で一列状に
配列され、かつ各部品がその側部に配設された支持条体
に連結片を介して一体連結されて支持されている部品集
合体を送給して各部品を部品取出位置に順次位置決め
し、部品取出位置で部品を移載ヘッドにて押圧固定した
状態で連結片を切断し、その後移載ヘッドにて部品を保
持して所望の部品供給位置に部品を供給することを特徴
とする部品供給方法。 - 【請求項２】 多数の部品が適当ピッチ間隔で一列状に
配列され、かつ各部品がその側部に配設された支持条体
に連結片を介して一体連結されて支持されている部品集
合体がその上に沿って送給される送給経路部と、送給経
路部の先端部の部品取出位置の側部に配設した連結片の
切断手段と、部品取出位置で部品を保持して部品供給位
置に移載する移載手段とを備えたことを特徴とする部品
供給装置。 - 【請求項３】 移載手段は、部品取出位置と部品供給位
置の間に対応する移動区間を往復移動する移動体と、こ
の移動体に昇降可能に装着した移載ヘッドとを備えたこ
とを特徴とする請求項２記載の部品供給装置。 - 【請求項４】 切断手段は、送給経路の下部に配設され
た部品幅と等しい幅の受刃と、送給経路部の側部に昇降
自在に支持された昇降片と、昇降片の上端に固定した切
断刃と、昇降片の昇降駆動手段とを備えたことを特徴と
する請求項２記載の部品供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8116732A JPH09307279A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 部品供給方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8116732A JPH09307279A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 部品供給方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307279A true JPH09307279A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14694427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8116732A Pending JPH09307279A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 部品供給方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307279A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114654235A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-06-24 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 手机振动马达托片组装设备 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP8116732A patent/JPH09307279A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114654235A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-06-24 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 手机振动马达托片组装设备 |
| CN114654235B (zh) * | 2022-04-29 | 2024-02-20 | 广东沃德精密科技股份有限公司 | 手机振动马达托片组装设备 |
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