JPH09306831A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH09306831A
JPH09306831A JP8148441A JP14844196A JPH09306831A JP H09306831 A JPH09306831 A JP H09306831A JP 8148441 A JP8148441 A JP 8148441A JP 14844196 A JP14844196 A JP 14844196A JP H09306831 A JPH09306831 A JP H09306831A
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grating
substrate
diffraction gratings
mark
row
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JP8148441A
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Inventor
Hiroshi Kitano
博 北野
Masamitsu Yanagihara
政光 柳原
Hideki Koitabashi
英樹 小板橋
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、位置検出装置において、透明な第1
の基板上に配置された第1の基準マークの位置と、第2
の基板上に配置された第2の基準マークの位置とを第2
の基板の処理状態に係わらず安定して同時に検出し得る
ようにする。 【解決手段】第2の基板(11)に対する処理状態に応
じて、第2の基準マーク(26〜35)の形状(46)
及び又は表面状態を調整し、及び又は第1の基準マーク
(36〜45)の形状(47)及び又は表面状態を調整
して、アライメントマーク検出系(48及び49)で同
時に受光したときの第2の基準マーク(26〜35)に
より発生した第2の光情報の強度と、第1の基準マーク
(36〜45)により発生した第1の光情報の強度とを
ほぼ一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出装置に関
し、例えば液晶表示装置を製造するためのマスク及び感
光基板上に形成されたアライメントマークの位置を検出
して位置合わせするアライメント装置に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアライメント装置には、
アライメントマークにレーザ光束を照射し、このアライ
メントマークで発生した回折光に基づいて位置合わせす
るものがある。このアライメントマークは、例えば平面
矩形の回折格子を第1の方向に沿つて複数配列した格子
列で構成される。アライメント装置は、以下の手順で、
感光基板上やマスク上のアライメントマークの位置を検
出していた。
【0003】図7(A)に示すように、アライメント装
置は、まずレーザ光束を上述の第1の方向(ここでは紙
面の上下方向)に沿つて所定長さLに整形する。アライ
メント装置は、この整形したレーザ光束1によつて、ア
ライメントマーク2を第2の方向(ここでは紙面の左右
方向)に沿つて一定速度で走査する。レーザ光束1が照
射されると、アライメントマーク2はそれぞれの回折格
子3のエツジより回析光を発生させる。アライメント装
置は、この回析光を光センサで受光して光電変換する。
【0004】これにより、図7(B)に示すように、ア
ライメント装置は、レーザ光束1の中心とアライメント
マーク2の中心とが一致したとき最大値となるガウス型
波形のアライメント信号S1を、それぞれのアライメン
トマーク2を走査する毎に得ることができる。
【0005】アライメント装置は、光センサより出力さ
れたアライメント信号S1を増幅する際の利得を自動利
得制御(以下、AGCという)機能によつて切り換え
て、ガウス型波形の頂点の値を、増幅器の直線増幅範囲
の最大値に設定する。これにより、アライメント装置
は、後段での信号処理に最適な信号対ノイズ比を有する
アライメント信号を得ることができる。
【0006】次に、アライメント装置は、増幅後のアラ
イメント信号のガウス型波形の基底部の値VN と頂上の
値との差分よりガウス型波形の振幅値を求める。続いて
アライメント装置は、この振幅値と基底部の値VN とに
応じて、ガウス型波形に対するスライスレベルVTHを決
定する。続いて、アライメント装置は、このガウス型波
形とスライスレベルVTHとの交点に対応した2つの走査
位置を求め、この2つの走査位置の中間をアライメント
マーク2の中心位置とする。
【0007】ここで、複数のアライメントマーク2を使
用して任意の位置を検出する場合、アライメント装置
は、アライメント信号S1中の全ガウス型波形に対して
それぞれのアライメントマーク2の中心位置を求める。
この後、アライメント装置は、複数のアライメントマー
ク2の設計上のピツチをも考慮して複数のアライメント
マーク2全体の中心位置を求める。このようにして、ア
ライメント装置は、検出した全体の中心位置を用いて、
マスク及び感光基板上のそれぞれのパターンが正確に重
ね合うように位置合わせする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、位置合わせ
時間を短縮するため、図8(A)に示すように、マスク
上のアライメントマーク(以下、マスクマークという)
4と、感光基板上のアライメントマーク(以下、基板マ
ークという)5とを粗く位置合わせした状態で、マスク
マーク4及び基板マーク5をレーザ光束1で走査するこ
とが考えられる。この方法によれば、マスクマーク4及
び基板マーク5による回折光を同一光センサによつて受
光して、それぞれの位置をほぼ同時に検出することがで
きる。
【0009】ところが、上述の従来のアライメント装置
で、マスクマーク4及び基板マーク5の回折光を同時に
光センサで受光すると、マスクマーク4又は基板マーク
5の位置を正確に検出できないおそれがあるという問題
があつた。すなわち、マスク上から照射されたレーザ光
束1は、マスク及び投影光学系を通つて感光基板に到達
する。また基板マーク5で発生した回折光は、投影光学
系及びマスクを通つて光センサに到達する。このため、
マスク及び投影光学系を通る分、レーザ光束1や回折光
の強度が低下する。
【0010】一方、基板マーク5を構成した回折格子3
は、プロセスが進むに従つて積層された薄膜により角が
丸められて、回折光の強度を低下させる。このため、図
8(B)に示すように、光センサより出力されるアライ
メント信号(図中、点線で示す)S2は、基板マーク5
の回折格子3で発生した回折光を受光したときのガウス
型波形6の頂点の値がプロセスの進行に従つて低下する
ことになる。
【0011】これに対して、マスクマーク4を構成した
回折格子3は、プロセスの進行状況に係わりなく、同一
強度の回折光を発生する。このため、光センサより出力
されるアライメント信号S2は、マスクマーク4の回折
格子3で発生した回折光を受光したときのガウス型波形
7の頂点の値がプロセスの進行状況に係わりなく一定と
なる。
【0012】従来のアライメント装置は、増幅前の頂点
の値が最も大きいガウス型波形7の頂点の値が増幅器の
直線増幅範囲の最大値となるよう、AGC機能の利得を
切り換える。また従来のアライメント装置は、ガウス型
波形6及び7が混在したアライメント信号S2をこの利
得で増幅してアライメント信号S3を生成する。アライ
メント信号S3においても、ガウス型波形6を増幅して
得たガウス型波形8の頂点の値は、ガウス型波形7を増
幅して得たガウス型波形9の頂点に比して常に低い。従
つて、ガウス型波形8の最大値がアライメント処理のた
めのスライスレベルVTHに達しない可能性があつた。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、透明な第1の基板上に配置された第1の基準マーク
の位置と、第2の基板上に配置された第2の基準マーク
の位置とを第2の基板の処理状態に係わらず安定して同
時に検出し得る位置検出装置を提案しようとするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、一実施例を表す図1に対応付けて説明すると、請
求項1に記載の位置検出装置では、透明な第1の基板
(12)上に配置された第1の基準マーク(36〜4
5)と、第2の基板(11)上に配置された第2の基準
マーク(26〜35)とを照明し、第1の基準マーク
(36〜45)により発生した第1の光情報と、第2の
基準マーク(26〜35)により発生し投影光学系(1
4A〜14E)及び第1の基板(12)を通つた第2の
光情報とに基づいて、第1及び第2の基準マーク(36
〜45及び26〜35)の位置を検出する位置検出装置
において、第1の光情報の強度と第2の光情報の強度と
がほぼ等しくなるように、第1の基準マーク(36〜4
5)の形状及び又は表面状態を調整する、及び又は第2
の基準マーク(26〜35)の形状及び又は表面状態を
調整する。
【0015】請求項2に記載の位置検出装置では、第1
の基板(12)と第2の基板(11)とを同期して投影
光学系(14A〜14E)に対して相対的に走査する。
請求項3に記載の位置検出装置では、第1及び第2の基
準マーク(26〜35)は、それぞれ回折格子(3)で
構成され、第1及び第2の基準マーク(36〜45及び
26〜35)を、第1の方向に沿つて所定長さに整形さ
れたレーザ光束によつて、第1の方向と異なる第2の方
向に沿つて相対的に走査する。
【0016】請求項4に記載の位置検出装置では、第1
の基準マーク(36〜45)のうち第1の方向に沿つて
配列された複数の回折格子(3)でなる第1の格子列
(47)の格子定数が、第2の基準マーク(26〜3
5)のうち第1の方向に沿つて配置された複数の回折格
子(3)でなる第2の格子列(46)の格子定数に等し
く、第1の格子列(47)に配置された回折格子(3)
の数が、第2の格子列(46)に配置された回折格子
(3)の数に比して少ない。
【0017】請求項5に記載の位置検出装置では、第1
の基準マークのうち第1の方向に沿つて配列された複数
の回折格子でなる第1の格子列の格子定数が、第2の基
準マークのうち第1の方向に沿つて配置された複数の回
折格子でなる第2の格子列の格子定数に等しく、第1の
格子列に配置された回折格子の数が、第2の格子列に配
置された回折格子の数に等しく、第1の格子列に配置さ
れた回折格子の表面の反射率が、第2の格子列に配置さ
れた回折格子の表面の反射率に比して小さい。
【0018】請求項6に記載の位置検出装置では、第1
の基準マークのうち第1の方向に沿つて配列された複数
の回折格子でなる第1の格子列の格子定数が、第2の基
準マークのうち第1の方向に沿つて配置された複数の回
折格子でなる第2の格子列の格子定数に等しく、第1の
格子列に配置された回折格子の数が、第2の格子列に配
置された回折格子の数に等しく、第1の格子列に配置さ
れた回折格子の溝形状と、第2の格子列に配置された回
折格子の溝形状とが異なる。
【0019】請求項7に記載の位置検出装置では、第1
の基準マークのうち第1の方向に沿つて配列された複数
の回折格子でなる第1の格子列の格子定数と、第2の基
準マークのうち第1の方向に沿つて配置された複数の回
折格子でなる第2の格子列の格子定数とを異ならせて、
第1の光情報の強度と第2の光情報の強度とをほぼ等し
くする。
【0020】請求項1に記載の位置検出装置では、第2
の基板(11)に対する処理状態に応じて、第2の基準
マーク(26〜35)の形状及び又は表面状態を調整
し、及び又は第1の基準マーク(36〜45)の形状及
び又は表面状態を調整して、アライメントマーク検出系
(48及び49)で同時に受光したときの第2の基準マ
ーク(26〜35)により発生した第2の光情報の強度
と、第1の基準マーク(36〜45)により発生した第
1の光情報の強度とをほぼ一致させることにより、透明
な第1の基板(12)上に配置された第1の基準マーク
(36〜45)の位置と、第2の基板(11)上に配置
された第2の基準マーク(26〜35)の位置とを第2
の基板(11)の処理状態に係わらず安定して同時に検
出することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0022】(1)実施例の構成 (1−1)走査型露光装置の概略構成 図1は全体として走査型露光装置10を示し、液晶表示
基板を製造するための感光基板11と、感光基板11と
ほぼ同一サイズの大型のマスク12とを一方向に同期走
査して感光基板11に大面積のパターンを一括露光す
る。また走査型露光装置10は、感光基板11の処理状
態に係わらずマスク12及び感光基板11の位置を安定
して検出して位置合わせする。
【0023】走査型露光装置10は、照明光学系13か
ら照度を均一化した5つの光束L1〜L5 を射出し、こ
の光束L1 〜L5 によつてマスク12上のそれぞれ異な
る小さな照明領域M1〜M5を照明する。走査型露光装
置10は、マスク12を透過した複数の光束をそれぞれ
異なる投影光学系14A〜14Eを介して感光基板11
上に投影して、異なる5つの投影領域P1〜P5に照明
領域M1〜M5のパターン像を結像させる。
【0024】因に、感光基板11上の投影領域P1〜P
5は、隣り合う投影領域(例えばP1とP2、P2とP
3)が図中のX方向に互いに所定距離隔てられていると
共に、隣り合う投影領域の端部同士がX方向と直交した
Y方向に重複するように配置されている。このため、投
影光学系14A〜14Eもそれぞれの投影領域P1〜P
5の配置に対応してX方向に所定距離隔てられていると
共に、Y方向に重複して配置されている。
【0025】投影光学系14A〜14Eはいずれも等倍
正立系であり、その配置はマスク12上の照明領域M1
〜M5と同じ配置となる。従つて、照明領域M1〜M5
のパターン像が結像される投影領域P1〜P5の配置は
照明領域M1〜M5と同様である。照明光学系2の光束
1 〜L5 の光軸の平面配置は、マスク12上の照明領
域M1〜M5と同様に配置されている。マスク12と感
光基板11とは互いに対面した状態でステージ保持台1
5に一体に保持されている。これによりマスク12と感
光基板11とは、相互の位置が一定となるように機械的
に結合されていることになる。
【0026】走査型露光装置10は、制御部16で生成
した制御信号S4を駆動装置17に与え、この駆動装置
17によつてステージ保持台15を走査方向(X方向)
に長ストロークで駆動する。走査型露光装置10は、レ
ーザ干渉計18よりレーザビームLB1を、ステージ保
持台15に設けた反射鏡(図示せず)に照射して、照射
部位のX方向の距離を計測する。これにより、走査型露
光装置10は、レーザ干渉計18で生成した計測信号S
5を制御部16に与えて、ステージ保持台15のX方向
の位置を検出させることができる。
【0027】感光基板11を露光するとき走査型露光装
置10は、マスク12及び感光基板11を照明光学系1
3及び投影光学系14A〜14Eに対して一次元に同期
走査させる。この同期走査によつてマスク12における
パターン領域12Aの全面の像を感光基板11の露光領
域11Aに転写することができる。
【0028】マスク12は、ステージ保持台15上部に
配置されたマスクステージ19に支持されている。走査
型露光装置10は、制御部16で生成した制御信号S6
を微動アクチユエータ20に与え、この微動アクチユエ
ータ20によつてマスクステージ19をX方向に駆動す
る。また走査型露光装置10は、制御部16で生成した
制御信号S7及びS8を2つの微動アクチユエータ21
及び22に与え、この微動アクチユエータ21及び22
によつてマスクステージ19をY方向及び面内方向に駆
動する。
【0029】走査型露光装置10は、レーザ干渉計23
及び24よりレーザビームLB2及びLB3を、マスク
ステージ19に設けた反射鏡(図示せず)に照射して、
2つの照射部位のX方向の距離を計測する。これにより
走査型露光装置10は、レーザ干渉計23及び24で生
成した計測信号S9及びS10を制御部16に与えて、
マスクステージ19のX方向の位置及び面内方向の角度
を検出することができる。
【0030】また走査型露光装置10は、レーザ干渉計
25よりレーザビームLB4を、マスクステージ19に
設けた反射鏡(図示せず)に照射して、照射部位のY方
向の距離を計測する。これにより走査型露光装置10
は、レーザ干渉計25で生成した計測信号S11を制御
部16に与えて、マスクステージ19のY方向の位置を
検出することができる。
【0031】(1−2)基板マーク及びマスクマークの
配置及び構成 図2は、ステージ保持台15下部と、これの矩形の上面
に載置された矩形の感光基板11を示す。ステージ保持
台15下部上面の4隅付近の、感光基板11の載置範囲
外には、感光基板11の表面とほぼ同一平面内に、基板
マーク26〜29がそれぞれ配置されている。感光基板
11の露光領域11A外のY方向に対向した2辺11B
及び11C付近には、それぞれ基板マーク30〜32
と、基板マーク33〜35とがX方向に沿つて所定間隔
で配置されている。感光基板11がステージ保持台15
下部に載置されると、基板マーク26、30〜32及び
27が同一ライン上に配列され、基板マーク28、33
〜35及び29が同一ライン上に配列される。
【0032】図3に示すように、矩形のマスク12のパ
ターン領域12A外のY方向に対向した2辺12B及び
12C付近には、それぞれマスクマーク36〜40と、
マスクマーク41〜45とがX方向に沿つて所定間隔で
配置されている。マスクマーク36〜40と、基板マー
ク26、30〜32及び27とは、それぞれの中心位置
が順次対応している。またマスクマーク41〜45と、
基板マーク28、33〜35及び29とは、それぞれの
中心位置が順次対応している。
【0033】図2に示すように、基板マーク26〜35
は、それぞれ同一の十字形状である。図3に示すよう
に、マスクマーク36〜45はそれぞれ同一の十字形状
であると共に、中央部にX方向及びY方向に沿つて伸び
る隙間が設けられている。これにより、図5に示すよう
に、感光基板11とマスク12とを粗く位置合わせする
と、基板マーク26〜35を、X及びY方向と直交した
Z方向よりマスクマーク36〜45の中央部のそれぞれ
の隙間を介して見ることができる。
【0034】基板マーク26〜35は、複数のラミナー
回折格子3をある格子定数で配列してなる格子列46
が、X及びY方向にそれぞれ例えば2列配置されて構成
されている。マスクマーク36〜45は、表面の反射率
が基板マーク26〜35側の回折格子3と等しいと共
に、基板マーク26〜35側に比して少ない複数のラミ
ナー回折格子3を、基板マーク26〜35側と同一格子
定数で配列してなる格子列47が、X及びY方向にそれ
ぞれ2列配置されて構成されている。但し、マスクマー
ク36〜45側のそれぞれの格子列47は、上述した隙
間を設けるため、中央部で2分割されている。
【0035】これにより、マスクマーク36〜45は、
格子列47を照明するレーザ光束の照射長さL内の格子
3の個数の減少に応じて強度が低下した回折光を発生さ
せることができることになる。一方、基板マーク26〜
35は、格子列46を照明するレーザ光束1の照射長さ
Lを大きくし、この照射長さL内の格子3の個数の増加
に応じて強度が上がつた回折光を発生させることができ
ることになる。
【0036】格子列46の格子3の個数に対する格子列
47の格子3の個数の比は、マスク12及び投影光学系
14A〜14Eの透過率や感光基板11の処理状態に応
じて設定される。例えばこの比は、最初の露光の際1
0:9に設定され、最後の露光の際10:4に設定され
る。
【0037】(1−3)アライメントマーク検出系の構
成 図1及び図4に示すように、マスク12上方には、アラ
イメントマーク検出系48及び49がマスク12を挟ん
でY方向に対向して配置されている。アライメントマー
ク検出系48及び49は、Z方向に沿つて折り曲げたレ
ーザ光束L6 及びL7 をマスク12及び感光基板11に
照射して、それぞれマスクマークの位置と、これに対応
した基板マークの位置とを同時に検出する。
【0038】すなわち、アライメントマーク検出系48
及び49は、レーザ光源(図示せず)より得たレーザ光
束を所定長さに整形して、照射面が十字形状のレーザ光
束L6 及びL7 を生成する。ステージ保持台15が静止
すると、アライメントマーク検出系48及び49は、十
字形状のレーザ光束L6 及びL7 をそれぞれ反射鏡50
及び51を介して、マスク12上に照射すると共に例え
ばX方向に走査する。マスク12を透過したレーザ光束
6 及びL7 は、複数の投影光学系14A〜14Eのう
ちY方向に沿つた両端の投影光学系14A及び14Eを
介して感光基板11上を照明する。
【0039】ここで説明を簡略化するため、例えばマス
クマーク36及び41と、これに対応した基板マーク2
6及び28をそれぞれレーザ光束L6 及びL7 で照明す
る場合で説明する。アライメントマーク検出系48は、
基板マーク26で発生し投影光学系14A及びマスク1
2を通つた回折光と、マスクマーク36で発生した回折
光とを反射鏡50を介して同時に受光する。これによ
り、アライメントマーク検出系48は、マスクマーク3
6と基板マーク26とでそれぞれ発生した回折光を光電
変換して、回折光の強度とレーザ光束L6 の走査位置と
を対応付けたアライメント信号S12を生成する。
【0040】同様に、アライメントマーク検出系49
は、基板マーク28で発生し投影光学系14E及びマス
ク12を通つた回折光と、マスクマーク41で発生した
回折光とを反射鏡51を介して同時に受光する。これに
より、アライメントマーク検出系49は、マスクマーク
41と基板マーク28とでそれぞれ発生した回折光を光
センサ(図示せず)に受光して光電変換し、回折光の強
度とレーザ光束L7 の走査位置とを対応付けたアライメ
ント信号S13を生成する。
【0041】アライメントマーク検出系48は、アライ
メント信号S12を制御部16に与えて、増幅前の頂点
の値が最大であるガウス型波形の頂点の値が増幅器の直
線増幅範囲の最大値となるよう、AGC機能の利得を切
り換えて増幅させる。またアライメントマーク検出系4
9は、アライメント信号S13を制御部16に与えて、
増幅前の頂点の値が最大であるガウス型波形の頂点の値
が増幅器の直線増幅範囲の最大値となるよう、AGC機
能の利得を切り換えて増幅させる。
【0042】これにより、制御部16は、増幅後のガウ
ス型波形に対して設定したスライスレベルVTHでこの増
幅後のガウス型波形をスライスして、マスクマーク36
及び基板マーク26のそれぞれの中心の走査位置と、マ
スクマーク41及び基板マーク28のそれぞれの中心の
走査位置とを検出することができる。この後、制御部1
6は、検出したマスクマーク36及び基板マーク26の
それぞれの中心の走査位置と、マスクマーク41及び基
板マーク28のそれぞれの中心の走査位置とに基づい
て、微動アクチユエータ21〜20でマスク12を駆動
して、マスク12と感光基板11とを位置合わせする。
【0043】(2)実施例の動作 以上の構成において、感光基板11の処理状態に応じ
て、例えばマスクマーク36〜45側の格子列47の個
数が調節される場合で考える。まず予め処理段階毎の基
板マーク26〜35によるガウス型波形の頂点の値をア
ライメント信号S12及びS13より求める。次に、こ
の基板マーク26〜35によるガウス型波形の頂点の値
とマスクマーク36〜45によるガウス型波形の頂点の
値との比を処理段階毎に求める。さらにマスクマーク3
6〜45を構成する格子列47の格子の個数を、この処
理段階毎の比に応じて減少させてマスク12上に配置す
る。
【0044】これにより、アライメントマーク検出系4
8及び49は、マスクマーク36〜45による回折光
を、このマスクマーク36〜45に対応した基板マーク
26〜35による回折光の強度とほぼ同一強度で受光す
ることになる。従つて、図6(B)に示すように、アラ
イメント信号S12及びS13中のマスクマーク36〜
45によるガウス型波形6の頂点の値と、基板マーク2
6〜35によるガウス型波形52の頂点の値とはほぼ同
一となる。因みに、図6(A)は、説明を簡単にするた
め、X又はY方向だけの格子列46及び47を示し、格
子3の個数を10:4としている。
【0045】続いて、頂点の値が増幅器の直線増幅範囲
の最大値となるよう、AGC機能の利得を切り換えて増
幅すると、マスクマーク36〜45によるガウス型波形
53と、基板マーク26〜35によるガウス型波形54
とは、頂点の値がスライスレベルVTHを十分に越えたほ
ぼ同一値となる。結果として、制御部16は、マスクマ
ーク36〜45及び基板マーク26〜35のそれぞれの
位置を確実に検出することができることになる。
【0046】このようにして、感光基板11に対する処
理状態に応じてマスク12側の格子列47の格子3の個
数を減少させると、ガウス型波形53及び54のそれぞ
れの頂点の値が常にスライスレベルVTHを十分に越えた
ほぼ同一値となる。これにより、制御部16は、感光基
板11に対する処理状態に係わらず、マスクマーク36
〜45及び基板マーク26〜35のそれぞれの位置を確
実に検出して、マスク12と感光基板11とを位置合わ
せすることができることになる。
【0047】因みに、感光基板11に対する処理が進む
に従つて増幅前のガウス型波形6の頂点の値に対するノ
イズレベルVN0は増加する。ところが、制御部16は、
スライスレベルVTHを、AGC機能によつて増幅した後
のノイズレベルVN2に比して常に高く設定する。これに
より、制御部16は、マスクマーク36〜45及び基板
マーク26〜35のそれぞれの位置を常に安定して検出
することができる。
【0048】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、感光基板11に対する処理状態に
応じて、基板マーク26〜35の格子列46の格子3の
個数に対する、マスクマーク36〜45の格子列47の
格子3の個数の比を減少させて、アライメントマーク検
出系48及び49で同時に受光したときの基板マーク2
6〜35による回折光の強度と、マスクマーク36〜4
5による回折光の強度とをほぼ一致させることにより、
マスク12上に配置されたマスクマーク36〜45の位
置と、感光基板11上に配置された基板マーク26〜3
5の位置とを感光基板11の処理状態に係わらず常に安
定して同時に検出することができる。
【0049】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、液晶表示装置を製造する
ための感光基板11に露光する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、任意の感光基板、例えば半導体
素子を製造するための感光基板に露光する場合にも適用
し得る。
【0050】また上述の実施例においては、本発明を1
次元にだけ走査して露光する走査型露光装置10に適用
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2
次元に走査して露光する露光装置にも適用できる。
【0051】さらに上述の実施例においては、マスク1
2と感光基板11とを同期して投影光学系14A〜14
Eに対して相対的に走査する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、感光基板だけを投影光学系に対し
て相対的に走査する場合にも適用できる。
【0052】さらに上述の実施例においては、マスク1
2側及び感光基板11側の回折格子3の表面反射率が同
一である場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、感光基板の処理状態に応じて、マスク側の回折格子
の表面反射率を感光基板側の回折格子の表面反射率に比
して減少させる場合にも適用できる。
【0053】さらに上述の実施例においては、マスク1
2側及び感光基板11側の回折格子3を溝形状が矩形で
あるラミナー格子とする場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、感光基板の処理状態に応じて、マスク
側及び感光基板側の溝形状を任意形状に変更して、マス
ク側の回折光の強度を減少させる場合にも適用できる。
【0054】さらに上述の実施例においては、マスク1
2側及び感光基板11側の回折格子3の格子定数を同一
とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
マスク側の格子定数と、感光基板側の回折格子の格子定
数とを感光基板の処理状態に応じて異ならせて、マスク
側の回折光の強度を減少させる場合にも適用できる。
【0055】さらに上述の実施例においては、マスクマ
ーク36〜45及び基板マーク26〜35をレーザ光束
6 及びL7 で同一方向より照明する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば別個の光源を設け
て、マスクマーク及び基板マークを別個の方向より照明
する場合にも適用できる。
【0056】さらに上述の実施例においては、マスクマ
ーク36〜45及び基板マーク26〜35の位置を検出
する際、ステージ保持台15を静止させて、レーザ光束
6及びL7 を走査する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、マスクマーク及び基板マークに照射す
る光束の光軸を固定し、ステージ保持台を走査する場合
にも適用できる。
【0057】さらに上述の実施例においては、回折格子
3で構成したマスクマーク36〜45及び基板マーク2
6〜35の位置を検出する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、マスクマーク及び基板マークを回折
格子で構成せず、例えばそれぞれの表面反射率だけを感
光基板の処理状態に応じて異ならせる等、任意に構成す
る場合にも適用できる。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第2の基
板に対する処理状態に応じて、第2の基準マークの形状
及び又は表面状態を調整し、及び又は第1の基準マーク
の形状及び又は表面状態を調整して、アライメントマー
ク検出系で同時に受光したときの第2の基準マークによ
り発生した第2の光情報の強度と、第1の基準マークに
より発生した第1の光情報の強度とをほぼ一致させるこ
とにより、透明な第1の基板上に配置された第1の基準
マークの位置と、第2の基板上に配置された第2の基準
マークの位置とを第2の基板の処理状態に係わらず常に
安定して同時に検出し得る位置検出装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置検出装置の一実施例による走
査型露光装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】実施例による露光領域、投影領域及び基板マー
クの配置を示す平面図である。
【図3】実施例によるパターン領域、照明領域及びマス
クマークの配置を示す平面図である。
【図4】実施例による1対のアライメントマーク検出系
の複数の投影光学系に対する配置を示す略線図である。
【図5】実施例によるマスク及び感光基板を位置合わせ
したときのマスクマーク及び基板マークの配置を示す略
線図である。
【図6】実施例によるマスクマーク及び基板マークの回
折格子の配置及びAGC前後のアライメント信号の説明
に供する略線図である。
【図7】アライメントマークとアライメント信号との説
明に供する略線図である。
【図8】従来のマスクマーク及び基板マークの回折格子
の配置及びAGC前後のアライメント信号の説明に供す
る略線図である。
【符号の説明】
1……レーザ光束、2……アライメントマーク、3……
回折格子、4……マスクマーク、5……基板マーク、
6、7、8、9、52、53、54……ガウス型波形、
10……走査型露光装置、11……感光基板、12……
マスク、13……照明光学系、14A〜14E……投影
光学系、15……ステージ保持台、16……制御部、1
7……駆動装置、18……レーザ干渉計、19……マス
クステージ、20、21、22……微動アクチユエー
タ、23、24、25……レーザ干渉計、26〜35…
…基板マーク、36〜……45マスクマーク、46、4
7……格子列、48、49……アライメントマーク検出
系、50、51……反射鏡。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な第1の基板上に配置された第1の基
    準マークと、第2の基板上に配置された第2の基準マー
    クとを照明し、前記第1の基準マークにより発生した第
    1の光情報と、前記第2の基準マークにより発生し投影
    光学系及び前記第1の基板を通つた第2の光情報とに基
    づいて、前記第1及び第2の基準マークの位置を検出す
    る位置検出装置において、 前記第1の光情報の強度と前記第2の光情報の強度とが
    ほぼ等しくなるように、前記第1の基準マークの形状及
    び又は表面状態を調整する、及び又は前記第2の基準マ
    ークの形状及び又は表面状態を調整することを特徴とす
    る位置検出装置。
  2. 【請求項2】前記第1の基板と前記第2の基板とを同期
    して前記投影光学系に対して相対的に走査することを特
    徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の基準マークは、それぞ
    れ回折格子で構成され、 前記第1及び第2の基準マークを、第1の方向に沿つて
    所定長さに整形されたレーザ光束によつて、前記第1の
    方向と異なる第2の方向に沿つて相対的に走査すること
    を特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】前記第1の基準マークのうち前記第1の方
    向に沿つて配列された複数の前記回折格子でなる第1の
    格子列の格子定数が、前記第2の基準マークのうち前記
    第1の方向に沿つて配置された複数の前記回折格子でな
    る第2の格子列の格子定数に等しく、 前記第1の格子列に配置された前記回折格子の数が、前
    記第2の格子列に配置された前記回折格子の数に比して
    少ないことを特徴とする請求項3に記載の位置検出装
    置。
  5. 【請求項5】前記第1の基準マークのうち前記第1の方
    向に沿つて配列された複数の前記回折格子でなる第1の
    格子列の格子定数が、前記第2の基準マークのうち前記
    第1の方向に沿つて配置された複数の前記回折格子でな
    る第2の格子列の格子定数に等しく、 前記第1の格子列に配置された前記回折格子の数が、前
    記第2の格子列に配置された前記回折格子の数に等し
    く、 前記第1の格子列に配置された前記回折格子の表面の反
    射率が、前記第2の格子列に配置された前記回折格子の
    表面の反射率に比して小さいことを特徴とする請求項3
    に記載の位置検出装置。
  6. 【請求項6】前記第1の基準マークのうち前記第1の方
    向に沿つて配列された複数の前記回折格子でなる第1の
    格子列の格子定数が、前記第2の基準マークのうち前記
    第1の方向に沿つて配置された複数の前記回折格子でな
    る第2の格子列の格子定数に等しく、 前記第1の格子列に配置された前記回折格子の数が、前
    記第2の格子列に配置された前記回折格子の数に等し
    く、 前記第1の格子列に配置された前記回折格子の溝形状
    と、前記第2の格子列に配置された前記回折格子の溝形
    状とが異なることを特徴とする請求項3に記載の位置検
    出装置。
  7. 【請求項7】前記第1の基準マークのうち前記第1の方
    向に沿つて配列された複数の前記回折格子でなる第1の
    格子列の格子定数と、前記第2の基準マークのうち前記
    第1の方向に沿つて配置された複数の前記回折格子でな
    る第2の格子列の格子定数とを異ならせて、前記第1の
    光情報の強度と前記第2の光情報の強度とをほぼ等しく
    することを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103197505A (zh) * 2012-01-10 2013-07-10 上海微电子装备有限公司 基于标记周期级次光强值累加判断寻找对准标记的方法及对准系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103197505A (zh) * 2012-01-10 2013-07-10 上海微电子装备有限公司 基于标记周期级次光强值累加判断寻找对准标记的方法及对准系统

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