JPH09306730A - 電磁石 - Google Patents

電磁石

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JPH09306730A
JPH09306730A JP12364796A JP12364796A JPH09306730A JP H09306730 A JPH09306730 A JP H09306730A JP 12364796 A JP12364796 A JP 12364796A JP 12364796 A JP12364796 A JP 12364796A JP H09306730 A JPH09306730 A JP H09306730A
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JP
Japan
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iron core
stepped
diameter
movable
main body
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Application number
JP12364796A
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Inventor
Takesuke Kondo
雄亮 近藤
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Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動鉄心と固定鉄心のストロークの大きい位
置で、吸引力を大きくすることのできる電磁石を提供す
ること。 【解決手段】 電磁石Sは固定鉄心51と可動鉄心52
とを備えている。可動鉄心52には、可動鉄心本体部5
2aから固定鉄心51側に向かって、小径の段状凸部5
2bと、段状凸部52bより大きい中径の段状凸部52
cと、が形成され、該段状凸部52cの本体部52a元
部に、段状凸部52cの縁部から立ち上がる凹状のアー
ル部52dが形成されている。固定鉄心51には、固定
鉄心本体部51aの可動鉄心52側に、小径の段状凹部
51bと、段状凹部51bより大きい中径の段状凹部5
1cと、が形成され、該段状凹部51cの角部が凸状の
アール部51dに形成されている。そして、コイルが通
電される、固定鉄心51の段状凹部51bに、可動鉄心
52の段状凸部が嵌合され始めると磁束はそれぞれ分散
され、ストロークの大きい位置で吸引力を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コイル体内に配
設される固定鉄心と、固定鉄心に対して移動可能に配設
される可動鉄心と、を備えて構成される電磁石に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁石は、図7に示されるよう
に、例えば、電磁制御弁B1内で次のように構成されて
いる。
【0003】電磁石S1は、弁体40に連結され、本体
ケース2と、パイプ体10と、環状のコイル体20と、
コイル体20を固定するためのキャップ体30とを備え
て構成されている。本体ケース2は、外周回路体を構成
するヨーク3、4、5が一体形成されて構成され、リー
ド線に接続される外部接続棒6が外周の一部に配設され
ている。
【0004】パイプ体10は、コイル体20内に配設さ
れる固定鉄心11と、固定鉄心11に対して移動可能な
可動鉄心12と、可動鉄心12に取り付けられ固定鉄心
11内を摺動するピン13と、可動鉄心12を案内する
磁性パイプ14、非磁性パイプ15と、を備えて構成さ
れている。可動鉄心12にはスリット状のオイル溝16
が2か所形成され、ピン13の外周には、オイルの通路
としての切欠面17が対向するように2か所形成されて
いる。
【0005】コイル体20は、ケース2内に配設される
ボビン21と、ボビン21に巻回されるコイル22とを
備えて構成されている。
【0006】キャップ体30は、パイプ14の後部に形
成されるおねじに螺合されて取り付けられるキャップ3
1と、キャップ31の後部に取り付けられる手動操作ピ
ン32と、を備えて構成されている。
【0007】このように構成された電磁石S1は、パイ
プ体10のピン13の先端にスプール41を取り付け、
コイル22を通電することによって、固定鉄心11に可
動鉄心12を吸引させ、スプール41を移動させる。そ
して、スプール41の移動によって、弁体40内で形成
される流路42に流れるエアあるいは油の流量を調整す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電磁石
は、可動鉄心12の固定鉄心11側の先端部(図中、左
方向)に1段の凸部12aが形成され、固定鉄心11の
可動鉄心12側の先端部(図中、右方向)に、可動鉄心
12の凸部12aが嵌合できるように1段の凹部11a
が形成されている。そして、コイル22が励磁される
と、磁束が固定鉄心11、可動鉄心12間に流れ、可動
鉄心12が固定鉄心11側に接近する。可動鉄心12の
凸部12aは最初、固定鉄心11の先端部より離れて位
置され、可動鉄心12の移動に伴って徐々に固定鉄心1
1に近づいてくる。そして、可動鉄心12の凸部12a
のエッジ部12bが固定鉄心11の凹部11aのエッジ
部11bに最接近し、その後、可動鉄心12は、可動鉄
心12の凸部12aが固定鉄心11の凹部11b内に嵌
合されながら左方向に移動される。一般に、磁束の流れ
は固定鉄心11が可動鉄心に近づくに従って集中するた
め吸引力も大きくなる(図6のグラフ参照)。そして、
可動鉄心12の凸部12aが固定鉄心11の凹部11a
に最接近する時点で、磁束は急激に集中し、吸引力が大
きくなる。
【0009】しかし、固定鉄心11の凹部11aのエッ
ジ部11bと可動鉄心12の凸部12aのエッジ部12
bとが最接近する時点(固定鉄心11と可動鉄心12と
のストロークが約4.0mmの位置)では、そのエッジ
11b、12b間に流れる磁束は飽和しやすく、吸引力
特性は図6の破線で示されるように、ストローク4mm
あたりからストローク0間で略直線状に表される。そし
て、この位置は弁の切り換わり位置になり、吸引力が小
さいと弁の切り替わりが微妙になり、場合によっては弁
の作動に悪影響を与える。
【0010】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、可動鉄心と固定鉄心とのストロークの大きい位置
で、吸引力を大きくすることのできる電磁石を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる電磁
石では、上述の課題を解決するために以下の構成にする
ものである。即ち、コイル体内に配設される固定鉄心
と、前記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に
配設される可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であ
って、前記可動鉄心あるいは前記固定鉄心のいずれか一
方に、少なくとも2段以上の段状凸部が形成され、他方
に段状凸部に対応するように段状凹部が形成され、前記
段状凸部の少なくとも1か所の元部に凹状アール部が形
成され、前記凹状アール部に対応するように前記段状凹
部の角部に凸状アール部が形成されていることを特徴と
するものである。
【0012】またこの電磁石は、コイル体内に配設され
る固定鉄心と、前記コイル体内で前記固定鉄心に対して
移動可能に配設される可動鉄心と、を備えて構成される
電磁石であって、前記可動鉄心が、前記コイル体内を摺
動する本体部と、前記本体部の前記固定鉄心側に前記本
体部より突出するように形成される小径・中径からなる
2段の段状凸部と、を備えて形成され、前記中径の段状
凸部の本体部側元部が凹状アール部に形成され、前記固
定鉄心が、前記可動鉄心側から、前記可動鉄心の段状凸
部に対応するように小径・中径からなる2段の段状凹部
が形成され、中径の段状凹部角部が凸状アール部に形成
されることを特徴とするものである。
【0013】また、この電磁石は、コイル体内に配設さ
れる固定鉄心と、前記コイル体内で前記固定鉄心に対し
て移動可能に配設される可動鉄心と、を備えて構成され
る電磁石であって、前記可動鉄心が、前記コイル体内を
摺動する本体部と、前記本体部の前記固定鉄心側に前記
本体部より突出するように形成される小径・中径・大径
からなる3段の段状凸部と、を備えて形成され、前記大
径の段状凸部の本体部側元部と、前記小径の段状凸部の
本体側元部と、が凹状アール部に形成され、前記固定鉄
心が、前記可動鉄心側から、前記可動鉄心の段状凸部に
対応するように小径・中径部・大径部からなる3段の段
状凹部が形成され、前記小径段状凹部角部と前記大径の
段状凹部角部と、が凸状アール部に形成されることを特
徴とするものであってもよい。
【0014】さらに、この電磁石は、コイル体内に配設
される固定鉄心と、前記コイル体内で前記固定鉄心に対
して移動可能に配設される可動鉄心と、を備えて構成さ
れる電磁石であって、前記固定鉄心が、本体部と、前記
本体部の前記可動鉄心側に前記本体部より突出するよう
に形成される小径・中径からなる2段の段状凸部と、を
備えて形成され、前記中径の段状凸部の本体部側元部が
凹状アール部に形成され、前記可動鉄心が、前記固定鉄
心側から、前記固定鉄心の段状凸部に対応するように小
径・中径からなる2段の段状凹部が形成され、中径の段
状凹部角部が凹状アール部に形成されることを特徴とす
るものであってもよい。
【0015】また、コイル体内に配設される固定鉄心
と、前記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に
配設される可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であ
って、前記固定鉄心が、本体部と、前記本体部の前記可
動鉄心側に前記本体部より突出するように形成される小
径・中径・大径からなる3段の段状凸部と、を備えて形
成され、前記大径の段状凸部の本体部側元部と、前記小
径の段状凸部の本体側元部と、が凹状アール部に形成さ
れ、前記可動鉄心が、前記固定鉄心側から、前記固定鉄
心の段状凸部に対応するように小径・中径部・大径部か
らなる3段の段状凹部が形成され、前記小径段状凹部角
部と前記大径の段状凹部角部と、が凸状アール部に形成
されることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0017】なお、本形態の電磁石Sの説明にあたって
は、本体ケース2、ヨーク3、4、5、コイル体20、
キャップ体30は従来の電磁石S1と同様であるため、
符号を同一とし、構成の説明は省略する。
【0018】図1において、パイプ体50は、コイル体
30内に配設される固定鉄心51と、固定鉄心51の軸
穴に支持され移動可能なピン53と、固定鉄心51に対
して移動可能な可動鉄心52と、コイル体30内及び可
動鉄心52の外周面に嵌合される磁性パイプ54、非磁
性パイプ55とを備えて構成されている。可動鉄心52
にはスリット状のオイル溝56が2か所形成され、ピン
53の外周面に、オイルの通路としての切欠面57が対
向するように2か所形成されている。
【0019】可動鉄心52には、図2に示されるよう
に、可動鉄心本体部52aから固定鉄心51側に向かっ
て、小径の段状凸部52bと、段状凸部52bより大き
い中径の段状凸部52cと、が形成され、該段状凸部5
2cの本体部52a元部に、段状凸部52cの縁部から
立ち上がる凹状のアール部52dが形成されている。
【0020】固定鉄心51には、固定鉄心本体部51a
の可動鉄心52側に、小径の段状凹部51bと、段状凹
部51bより大きい中径の段状凹部51cと、が形成さ
れ、該段状凹部51cの角部が凸状のアール部51dに
形成されている。そして、固定鉄心51の段状凹部51
bは、可動鉄心52の段状凸部52bが嵌合されるた
め、該段状凸部52bより僅かに大きく形成され、固定
鉄心51の段状凹部51cは、可動鉄心52の段状凸部
52cが係合されるため、該段状凸部52cより僅かに
大きく形成されている。さらに可動鉄心52のアール部
52dは固定鉄心51のアール部51dより僅かに大き
いアール形状に形成される。
【0021】また、固定鉄心51の段状凹部51bの深
さは、可動鉄心52の段状凸部52bの高さと略同寸法
H1に形成され、固定鉄心51の段状凹部51bの端面
から固定鉄心の本体部51aの端面までの深さは、可動
鉄心52の段状凸部52cの端面から可動鉄心本体部5
2aの端面までの高さと略同一寸法H2に形成されてい
る。
【0022】このように形成される電磁石Sにおいて、
コイル22に通電されるとヨーク3、4、5及び固定鉄
心51、可動鉄心52に磁束が流れ可動鉄心52が固定
鉄心51に対して近づくように移動される。可動鉄心5
2が固定鉄心51に接近し、可動鉄心52の段状凸部5
2bが、固定鉄心51の段状凹部51bに嵌合されるよ
うになると、磁束は、固定鉄心51の段状凹部51bの
端面と側面から可動鉄心52の段状凸部52bの端面と
側面間に流れる磁束J1、J2と、固定鉄心51の段状
凹部51cから可動鉄心52の段状凸部52c間に流れ
る磁束J3と、固定鉄心51の凸上アール部51dから
可動鉄心52の凹状アール部52dに流れる磁束J4に
分散される。分散される磁束はそれぞれ飽和されず、固
定鉄心51の可動鉄心52に対する吸引力はJ1、J
2、J3、J4の総和分に相当する。
【0023】これによる吸引力特性は、図6に示される
グラフによって表される。このグラフでは、本形態によ
る電磁石Sの特性は実線で示され、従来の電磁石S1の
特性は破線で示される。本形態の電磁石Sは、従来の電
磁石S1に比べて、固定鉄心51と可動鉄心52とのス
トロークが大きい位置から小さい位置まで全体に吸引力
が大きく表されている。さらに約2mmのあたりで、ほ
ぼ18〜20kgfの吸引力が得られる。この2mmの
位置は、ちょうど可動鉄心52の段状凸部52bが固定
鉄心51の段状凹部51bに嵌合を始める位置にあた
り、18〜20kgfの吸引力は、弁体40のスプール
41が切り換わるための安定した力になる。これを従来
の電磁石S1と比較すると、20kgfの吸引力が得ら
れるストロークは1.0mmあたりになり、可動鉄心の
段状凸部52bが固定鉄心51の段状凹部51bの奥
(図中左側)近くになる。従って、アール面を形成する
ことにより対面する表面積が増えるので、ストロークの
大きい位置でも磁束が集中でき、吸引力が増すことがわ
かる。
【0024】なお、この場合、可動鉄心52の凹状アー
ル部52dの位置を小径の段状凸部52bの元部に形成
し、固定鉄心51の凸状アール部51dを小径の段状凹
部51bの角部に形成するようにしてもよい。
【0025】図3は別の形態を示すものであり、固定鉄
心61に、本体部61aから突出するように、小径の段
状凸部61bと、中径の段状凸部61c、及び凹状のア
ール部61dが形成され、可動鉄心52の本体部62a
に、小径の段状凹部62b、中径の段状凹部62c、及
び凸状のアール部62dが形成され、図2の場合と全く
逆に形成されている。作用は前述と同様であり、グラフ
も同様に表される。
【0026】図4は、さらに別の形態を示すものであ
り、可動鉄心72に段状凸部が3段に形成され、固定鉄
心71に段状凹部が3段形成されているものである。可
動鉄心72の本体部72aから固定鉄心71側に向かっ
て、小径の段状凸部72b、中径の段状凸部72c、大
径の段状凸部72dが形成され、小径の段状凸部72b
の元部に凹状のアール部72e、大径の段状凸部72d
の元部に凹状のアール部72fがそれぞれ形成され、固
定鉄心71の本体部71aの可動鉄心72側に、小径の
段状凹部71b、中径の段状凹部71c、大径の段状凹
部71dが形成され、小径の段状凹部71bの角部に凸
状のアール部71e、大径の段状凹部71dの角部に凸
状のアール部71fがそれぞれ形成されている。
【0027】この場合磁束は、主に、固定鉄心51の段
状凹部71bの端面と側面から可動鉄心72の段状凸部
の端面と側面に流れるJ1、J2と、段状凹部71cか
ら段状凸部72cに流れるJ3と、段状凹部72dから
段状凸部72dに流れるJ4と、固定鉄心71のアール
部71eから可動鉄心72のアール部72eに流れるJ
5と、固定鉄心71のアール部71fから可動鉄心72
のアール部72fに流れるJ6と、に分散され、その特
性は図6に示される図2の電磁石の場合とほぼ同様であ
る。
【0028】図5は、段状凹部と段状凸部が図4に対し
て、全く逆に構成される形態を示すものであり、固定鉄
心81に段状凸部が3段に形成され、可動鉄心82に段
状凹部が3段形成されているものである。固定鉄心81
の本体部81aから可動鉄心82側に向かって、小径の
段状凸部81b、中径の段状凸部81c、大径の段状凸
部81dが形成され、小径の段状凸部81bの元部に凹
状のアール部81e、大径の段状凸部81dの元部に凹
状のアール部81fがそれぞれ形成され、可動鉄心82
の本体部82aの固定鉄心81側に、小径の段状凹部8
2b、中径の段状凹部82c、大径の段状凹部82dが
形成され、小径の段状凹部82bの角部に凸状のアール
部82e、大径の段状凹部82dの角部に凸状のアール
部82fがそれぞれ形成されている。
【0029】この場合の磁束の流れも図4の場合と同様
であり、その特性も図4の場合と同様である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、電磁石を構成する可動
鉄心あるいは固定鉄心のいずれか一方に、少なくとも2
段以上の段状凸部が形成され、他方に段状凸部に対応す
るように段状凹部が形成されている。さらに前記段状凸
部の少なくとも1か所の元部に凹状アール部が形成さ
れ、前記凹状アール部に対応するように前記段状凹部の
角部に凸状アール部が形成されているので、対面する表
面積が増え、可動鉄心が固定鉄心に接近する際に磁束が
分散され、分散される磁束群が集中されるので、磁束の
飽和がなくなり大きいストロークで吸引力を向上するこ
とができる。従って、安定した弁の切り換わりが行なわ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電磁石を示す断面
【図2】図1における可動鉄心と固定鉄心の詳細を示す
【図3】同可動鉄心と固定鉄心の別の形態を示す図
【図4】同可動鉄心と固定鉄心の別の形態を示す図
【図5】同可動鉄心と固定鉄心の別の形態を示す図
【図6】吸引力特性を示すグラフ
【図7】従来の電磁石を示す断面図
【符号の説明】
20…コイル体 51、61、71、81…固定鉄心 51a、61a、71a、81a…固定鉄心本体部 51b、62b、71b、82b…小径の段状凹部 51c、62c、71c、82c…中径の段状凹部 51d、62d、71e、71f、82e、82f…凸
状アール部 52、62…可動鉄心 52a、62a、72a、82a…可動鉄心本体部 52b、61b、72b、81b…小径の段状凸部 52c、61c、72c、81c…中径の段状凸部 52d、61d、72e、72f、81e、81f…凹
状アール部 71d、82d…大径の段状凹部 72d、81d…大径の段状凸部 S…電磁石 J1、J2、J3、J4、J5、J6…磁束

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル体内に配設される固定鉄心と、前
    記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に配設さ
    れる可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であって、 前記可動鉄心あるいは前記固定鉄心のいずれか一方に、
    少なくとも2段以上の段状凸部が形成され、他方に段状
    凸部に対応するように段状凹部が形成され、 前記段状凸部の少なくとも1か所の元部に凹状アール部
    が形成され、前記凹状アール部に対応するように前記段
    状凹部の角部に凸状アール部が形成されていることを特
    徴とする電磁石。
  2. 【請求項2】 コイル体内に配設される固定鉄心と、前
    記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に配設さ
    れる可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であって、 前記可動鉄心が、前記コイル体内を摺動する本体部と、
    前記本体部の前記固定鉄心側に前記本体部より突出する
    ように形成される小径・中径からなる2段の段状凸部
    と、を備えて形成され、前記中径の段状凸部の本体部側
    元部が凹状アール部に形成され、 前記固定鉄心が、前記可動鉄心側から、前記可動鉄心の
    段状凸部に対応するように小径・中径からなる2段の段
    状凹部が形成され、中径の段状凹部角部が凸状アール部
    に形成されることを特徴とする電磁石。
  3. 【請求項3】 コイル体内に配設される固定鉄心と、前
    記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に配設さ
    れる可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であって、 前記可動鉄心が、前記コイル体内を摺動する本体部と、
    前記本体部の前記固定鉄心側に前記本体部より突出する
    ように形成される小径・中径・大径からなる3段の段状
    凸部と、を備えて形成され、前記大径の段状凸部の本体
    部側元部と、前記小径の段状凸部の本体側元部と、が凹
    状アール部に形成され、 前記固定鉄心が、前記可動鉄心側から、前記可動鉄心の
    段状凸部に対応するように小径・中径部・大径部からな
    る3段の段状凹部が形成され、前記小径段状凹部角部と
    前記大径の段状凹部角部と、が凸状アール部に形成され
    ることを特徴とする電磁石。
  4. 【請求項4】 コイル体内に配設される固定鉄心と、前
    記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に配設さ
    れる可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であって、 前記固定鉄心が、本体部と、前記本体部の前記可動鉄心
    側に前記本体部より突出するように形成される小径・中
    径からなる2段の段状凸部と、を備えて形成され、前記
    中径の段状凸部の本体部側元部が凹状アール部に形成さ
    れ、 前記可動鉄心が、前記固定鉄心側から、前記固定鉄心の
    段状凸部に対応するように小径・中径からなる2段の段
    状凹部が形成され、中径の段状凹部角部が凸状アール部
    に形成されることを特徴とする電磁石。
  5. 【請求項5】 コイル体内に配設される固定鉄心と、前
    記コイル体内で前記固定鉄心に対して移動可能に配設さ
    れる可動鉄心と、を備えて構成される電磁石であって、 前記固定鉄心が、本体部と、前記本体部の前記可動鉄心
    側に前記本体部より突出するように形成される小径・中
    径・大径からなる3段の段状凸部と、を備えて形成さ
    れ、前記大径の段状凸部の本体部側元部と、前記小径の
    段状凸部の本体側元部と、が凹状アール部に形成され、 前記可動鉄心が、前記固定鉄心側から、前記固定鉄心の
    段状凸部に対応するように小径・中径部・大径部からな
    る3段の段状凹部が形成され、前記小径段状凹部角部と
    前記大径の段状凹部角部と、が凸状アール部に形成され
    ることを特徴とする電磁石。
JP12364796A 1996-05-17 1996-05-17 電磁石 Pending JPH09306730A (ja)

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