JPH09306312A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

Info

Publication number
JPH09306312A
JPH09306312A JP11785496A JP11785496A JPH09306312A JP H09306312 A JPH09306312 A JP H09306312A JP 11785496 A JP11785496 A JP 11785496A JP 11785496 A JP11785496 A JP 11785496A JP H09306312 A JPH09306312 A JP H09306312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
output
detected
pref
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11785496A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Ito
克敏 伊藤
Masayuki Nomura
雅之 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP11785496A priority Critical patent/JPH09306312A/ja
Publication of JPH09306312A publication Critical patent/JPH09306312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の圧力スイッチにて設定圧力と検出圧力
の大小関係を即座にかつ簡単に判別できるようにする。 【解決手段】 予め設定される設定圧力と検出圧力との
大小を判別し、その判別結果を表示する圧力スイッチを
前提とする。そして、設定圧力より検出圧力が大きい場
合に点灯し、設定圧力より検出圧力が小さい場合に消灯
する緑色LED28と、設定圧力より検出圧力が大きい
場合に消灯し、設定圧力より検出圧力が小さい場合に前
記緑色LED28とは異なる表示色、即ち赤色に点灯す
る赤色LED29とを圧力スイッチに設けた。その結
果、前記両LED28,29の表示色を確認するだけ
で、設定圧力と検出圧力の大小関係を即座にかつ簡単に
判別することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定される設
定圧力と検出圧力との大小を判別し、その判別結果に応
じて表示や出力を行う圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力スイッチとしては、例えば、
機械式のリミットスイッチを用いた圧力スイッチや、半
導体圧力センサを用いた圧力スイッチ等が知られてい
る。
【0003】これらの圧力スイッチは圧力測定部がリミ
ットスイッチか半導体圧力センサかが相違するだけであ
るため、半導体圧力センサを用いた圧力スイッチについ
て図4及び図5に従って以下に説明する。
【0004】図4に示すように、圧力スイッチ41には
圧力測定部42が内蔵され、圧力測定部42は連通路4
3を介して圧力スイッチ41の下面に設けられた導入口
44に連通されている。この導入口44から流体配管4
5内の被検出流体、例えばエアが導入され、このエアの
圧力が前記圧力測定部42により検出される。
【0005】又、圧力スイッチ41の側部には電源線4
6及び信号線47を内蔵した配線48が接続され、電源
線46を介して圧力スイッチ41への給電が行われると
ともに信号線47を介して圧力スイッチ41からの出力
信号を図示しない外部コントローラへ送信するようにな
っている。圧力スイッチ41の上面には設定圧力を調節
するための調節つまみ49と、赤色に点灯する表示部5
0とが配設されている。
【0006】この従来の圧力スイッチ41の電気的構成
を説明すると、図5に示すように、前記圧力測定部42
に内蔵された圧力センサ51と、前記調節つまみ49の
調節に基づいて設定圧力を設定する設定器52とが比較
器53に接続されている。比較器53の出力側は出力部
54に接続されている。その出力部54の出力側は前記
信号線47に接続されるとともに、前記表示部50に内
蔵された赤色発光ダイオード(以下、赤色LEDとい
う)55に接続されている。
【0007】以上のように構成された従来の圧力スイッ
チ41では、流体配管45内のエアが導入口44及び連
通路43を介して圧力測定部42の圧力センサ51に作
用すると、このエアの圧力が圧力センサ51にて検出さ
れ、その検出圧力に相対する検出信号が比較器53に入
力される。又、調節つまみ49の調節に基づいて設定器
52より設定圧力に相対する設定信号が比較器53に入
力される。
【0008】比較器53は前記検出信号と設定信号とを
比較し、検出圧力が設定圧力より大である場合にはハイ
レベルの比較結果信号を出力する。出力部54はその比
較結果信号を入力すると、ハイレベルの出力信号を信号
線47を介して外部コントローラに出力する。同時に、
赤色LED55が赤色に点灯される。
【0009】従って、作業者は、赤色LED55の点灯
を確認することで被検出流体としてのエアの圧力が設定
圧力より大きくなったことを判断でき、又、外部コント
ローラ等は信号線47を介して外部に出力されるハイレ
ベルの出力信号によって同様に被検出流体としてのエア
の圧力が設定圧力より大きくなったことを判断できる。
【0010】ところで、上記圧力スイッチ41の一例で
は、検出圧力が設定圧力より大きくなった場合にのみ赤
色LED55が点灯するとともに外部に出力信号が出力
されるようになっているが、それ以外にも次のような圧
力スイッチが存在する。
【0011】すなわち、設定圧力と検出圧力との比較に
おいて、検出圧力が設定圧力より小さくなった場合にの
み赤色LEDが点灯するとともに外部にハイレベルの出
力信号が出力される圧力スイッチも存在する。更には、
検出圧力が設定圧力より大きくなった場合にのみ赤色L
EDが消灯するとともに外部にハイレベルの出力信号が
出力されるようになっているものや、検出圧力が設定圧
力より小さくなった場合にのみ赤色LEDが消灯すると
ともに外部にハイレベルの出力信号が出力される圧力ス
イッチも存在する。
【0012】そして、現状ではこれらの多種多様の表示
及び出力形態をもつ各圧力スイッチを用途に応じて使用
者が適宜選択して使用している。又、各種の圧力スイッ
チは製造者側でそれぞれ形式を定めて型番を付して識別
するようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧力スイッチでは、使用する圧力スイッチの形式を
型番で確認しないと、上記の各タイプの圧力スイッチの
うちどの圧力スイッチであるかを判別することができな
い。従って、例えば圧力スイッチの赤色LEDが点灯し
ていても、その点灯が何を意味するものであるかを作業
者が容易に判別することはできなかった。
【0014】特に、製造ライン等で用途に応じて多数か
つ複数種の圧力スイッチを用いている場合には、一々圧
力スイッチの型番を確認することは容易ではない。たと
え型番で圧力スイッチのタイプを確認できたとしても、
圧力スイッチ毎に異なる出力を行っているのでは作業者
にとって被検出流体の圧力状態が非常に判りにくく、作
業効率上も好ましくない。
【0015】又、各圧力スイッチからの出力信号を外部
コントローラで一括管理するような場合にも、多種多様
の出力信号が入力されるのでは回路設計上不利である。
このような不都合を回避するには仕様変更がある毎に圧
力スイッチの買換えや交換が必要となり、無駄が多かっ
た。
【0016】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、単一の圧力スイッチにて設
定圧力と検出圧力の大小関係を即座にかつ簡単に判別可
能とすることにある。
【0017】又、本発明の他の目的は、検出圧力が設定
圧力より大きい場合も小さい場合も信号出力されるよう
にすることで、用途に応じた圧力スイッチの交換を不要
にすることにある。
【0018】又、本発明の更に他の目的は、圧力スイッ
チと外部コントローラとの接続の簡便化を図ることにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に係る発明は、予め設定される設定圧力と
検出圧力との大小を判別し、その判別結果を表示する圧
力スイッチにおいて、設定圧力より検出圧力が大きい場
合に点灯し、設定圧力より検出圧力が小さい場合に消灯
する第1の表示手段と、設定圧力より検出圧力が大きい
場合に消灯し、設定圧力より検出圧力が小さい場合に前
記第1の表示手段とは異なる表示色で点灯する第2の表
示手段とを備えた。
【0020】又、請求項2に係る発明は、予め設定され
る設定圧力と検出圧力との大小を判別し、その判別結果
を表示及び出力する圧力スイッチにおいて、設定圧力よ
り検出圧力が大きい場合に点灯し、設定圧力より検出圧
力が小さい場合に消灯する第1の表示手段と、設定圧力
より検出圧力が大きい場合に消灯し、設定圧力より検出
圧力が小さい場合に前記第1の表示手段とは異なる表示
色で点灯する第2の表示手段と、設定圧力より検出圧力
が大きい場合にハイレベルの出力信号を出力し、設定圧
力より検出圧力が小さい場合にロウレベルの出力信号を
出力する第1の出力手段と、設定圧力より検出圧力が大
きい場合にロウレベルの出力信号を出力し、設定圧力よ
り検出圧力が小さい場合にハイレベルの出力信号を出力
する第2の出力手段とを備えた。
【0021】更に、請求項3に係る発明は、請求項2に
記載の圧力スイッチにおいて、第1の出力手段と第2の
出力手段をそれぞれ独立した信号線に接続し、両信号線
を外部に導出した。
【0022】上記手段により、請求項1に係る発明によ
れば、設定圧力より検出圧力が大きい場合には、第1の
表示手段が点灯するととも第2の表示手段が消灯する。
一方、設定圧力より検出圧力が小さい場合には、第1の
表示手段が消灯するとともに第1の表示手段とは表示色
の異なる第2の表示手段が点灯する。その結果、作業者
は前記両表示手段の点灯色を確認するだけで、設定圧力
より検出圧力が大きいか小さいかを即座にかつ簡単に判
断し得る。
【0023】又、請求項2に係る発明によれば、設定圧
力より検出圧力が大きい場合には、第1の表示手段が点
灯するととも第2の表示手段が消灯する。この時、第1
の出力手段がハイレベルの出力信号を出力するとともに
第2の出力手段がロウレベルの出力信号を出力する。一
方、設定圧力より検出圧力が小さい場合には、第1の表
示手段が消灯するとともに第1の表示手段とは表示色の
異なる第2の表示手段が点灯する。この時、第1の出力
手段がロウレベルの出力信号を出力するとともに第2の
出力手段がハイレベルの出力信号を出力する。その結
果、作業者は前記両表示手段の点灯色を確認するだけ
で、設定圧力より検出圧力が大きいか小さいかを即座に
かつ簡単に判断し得る。しかも、第1の出力手段及び第
2の出力手段を備えて、設定圧力より検出圧力が大きい
場合にも小さい場合にもハイレベルの出力信号が個別に
行われるようにしているので、外部コントローラで圧力
スイッチの出力信号を管理する場合において仕様変更等
があっても用途に応じて圧力スイッチを交換する必要が
ない。
【0024】更に、請求項3に係る発明によれば、前記
請求項2に係る発明の第1の出力手段及び第2の出力手
段からの出力信号がそれぞれ独立した信号線により外部
に出力される。その結果、圧力スイッチと外部コントロ
ーラとを接続する場合に、必要な信号線を選択して接続
すればよく、仕様変更等の際の接続時に外部コントロー
ラの回路構成を変更することなくかつ簡単に接続作業を
行い得る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
【0026】図1に示すように、圧力スイッチ11には
圧力測定部12が内蔵され、圧力測定部12は連通路1
3を介して圧力スイッチ11の下面に開口する導入口1
4に連通されている。この導入口14から流体配管15
内の被検出流体(本実施の形態ではエア)が導入され、
このエアの圧力が前記圧力測定部12により検出され
る。
【0027】圧力スイッチ11の側部には配線16が接
続されている。同配線16には電源線17、第1信号線
18及び第2信号線19が内蔵されている。前記電源線
17は図示しない電源に接続され、前記第1信号線18
及び第2信号線19は図示しない外部コントローラに接
続されている。そして、前記電源から電源線17を介し
て圧力スイッチ11への給電が行われるとともに、第1
信号線18及び第2信号線19を介して圧力スイッチ1
1からの出力信号を前記外部コントローラへ送信するよ
うになっている。
【0028】圧力スイッチ11の上面には設定圧力を調
節するための手動操作可能な調節手段としての調節つま
み20と、緑色に点灯する緑色表示部21と、赤色に点
灯する赤色表示部22とがそれぞれ配設されている。
【0029】次に、上記圧力スイッチ11の電気的構成
を説明する。図2に示すように、前記圧力測定部12に
内蔵された圧力検出手段としての半導体圧力センサ(以
下、圧力センサという)23は前記電源線17から給電
されている。そして、圧力測定部12に作用するエアの
圧力は圧力センサ23により検出され、この検出圧力P
に相対する検出信号S1 を出力する。設定手段としての
設定器24は前記調節つまみ20の調節に基づいて設定
圧力Pref が設定されると当該設定圧力Pref に相対す
る設定信号S2 を出力する。
【0030】圧力センサ23及び設定器24は比較手段
としての比較器25に接続され、比較器25に前記圧力
センサ23から出力される検出信号S1 及び設定器24
から出力される設定信号S2 が入力される。なお、比較
器25には前記電源線17を介して給電されている。
【0031】比較器25は入力された設定信号S1 と検
出信号S2 とを比較して設定圧力Pref と検出圧力Pと
の大小関係を判別する。そして、設定圧力Pref よりも
検出圧力Pが大きい場合にはハイレベルの、設定圧力P
ref よりも検出圧力Pが小さい場合にはロウレベルの比
較結果信号S3 を出力する。
【0032】比較器25の出力側には第1の出力手段と
しての第1出力部26が接続されるとともに、同第1出
力部26と並列に第2の出力手段としての第2出力部2
7が接続され、第1出力部26及び第2出力部27にそ
れぞれ比較器25から出力される比較結果信号S3 が入
力される。
【0033】第1出力部26は、比較信号S3 を入力す
ると、その比較信号S3 に相対する出力信号S4 を出力
する。すなわち、設定圧力Pref よりも検出圧力Pが大
きい場合にはハイレベルの、設定圧力Pref よりも検出
圧力Pが小さい場合にはロウレベルの出力信号S4 を出
力する。
【0034】第1出力部26の出力側は前記第1信号線
18に接続されるとともに、緑色表示部21に内蔵され
た第1の表示手段としての緑色発光ダイオード(以下、
緑色LEDという)28に接続されている。そして、第
1出力部26から出力されるハイレベルの出力信号S4
に応答して緑色LED28が点灯し、ロウレベルの出力
信号S4 に応答して緑色LED28が消灯する。
【0035】第2出力部27は、比較信号S3 を入力す
ると、その比較信号S3 を反転した出力信号S5 を出力
する。すなわち、設定圧力Pref よりも検出圧力Pが大
きい場合にはロウレベルの、設定圧力Pref よりも検出
圧力Pが小さい場合にはハイレベルの出力信号S5 を出
力する。
【0036】第2出力部27の出力側は前記第2信号線
19に接続されるとともに、赤色表示部22に内蔵され
た第2の表示手段としての赤色発光ダイオード(以下、
赤色LEDという)29に接続されている。そして、第
2出力部27から出力されるハイレベルの出力信号S5
に応答して赤色LED29が点灯し、ロウレベルの出力
信号S5 に応答して赤色LED29が消灯する。
【0037】次に、上記のように構成された圧力スイッ
チ11の作用を図3に示すタイムチャートを参照しなが
ら説明する。図3に示すように、設定圧力Pref が所定
の圧力に設定された状態で、流体配管15から導入口1
4及び連通路13を介して供給されるエアの圧力が、圧
力センサ23により検出される。圧力センサ23による
検出圧力Pはこの実施の形態では例えば時間tまでは設
定圧力Pref より小さく、時間tを経過後は設定圧力P
ref より大きくなるように変位した場合を想定する。
【0038】時間tまでは検出圧力Pが設定圧力Pref
よりも小さい。この場合、第1信号線18からはロウレ
ベルの出力信号S4 が出力されるとともに、第2信号線
19からはハイレベルの出力信号S5 が出力される。
又、緑色LED28が消灯するとともに、赤色LED2
9が点灯する。
【0039】一方、時間t経過後は検出圧力が設定圧力
Pref よりも大きい。この場合、第1信号線18からは
ハイレベルの出力信号S4 が出力されるとともに、第2
信号線19からはロウレベルの出力信号S5 が出力され
る。又、緑色LED28が点灯するとともに、赤色LE
D29が消灯する。
【0040】以上詳述したように、本実施の形態の圧力
スイッチ11によれば以下の(a)〜(g)の各効果を
奏する。 (a)緑色LED28と赤色LED29とが互いに異な
る色であって、その色をみることで検出圧力Pと設定圧
力Pref との大小関係を即座にかつ簡単に判別すること
ができる。
【0041】(b)外部コントローラで圧力スイッチ1
1からの出力信号を管理する場合、検出圧力Pが設定圧
力Pref より大きい場合に出力される信号を取り込みた
いときには第1信号線18を外部コントローラに接続す
ればよく、逆に検出圧力Pが設定圧力Pref より小さい
場合に出力される信号を取り込みたいときには第2信号
線19を外部コントローラに接続すればよい。勿論、第
1信号線18及び第2信号線19の両方の信号を取り込
むことも可能である。従って、圧力スイッチ11の出力
形態を第1信号線18と第2信号線19の選択のみによ
って変更でき、単一の圧力スイッチ11で各種の要求に
応えることができ、仕様変更等に伴って圧力スイッチを
交換する等の無駄がなくなる。
【0042】(c)第1信号線18からの出力信号S4
の出力態様及び第2信号線19からの出力信号S5 の出
力態様がそれぞれノーマルオープン出力とノーマルオー
プン出力とに対応するため、どちらの出力態様にも容易
に対応することができるとともに、外部コントローラに
取り込む場合にその判別も行い易い。
【0043】(d)第1信号線18のハイレベル出力と
緑色LED28の点灯とが連動し、第2信号線19のハ
イレベル出力と赤色LED29の点灯とが連動してい
る。従って、従来のように信号線からハイレベルの信号
出力が行われている場合にLEDが点灯するタイプのも
のと消灯するタイプのものとが存在したことを鑑みれ
ば、本実施の形態の圧力スイッチ11は作業者にとって
配線上も保守管理上も極めて判り易いものとなる。
【0044】(e)電源線17より圧力スイッチ11に
給電されている状態では必ず緑色LED28又は赤色L
ED29のいずれか一方が点灯している。従って、従来
のように設定圧力Pref より大きいか小さいかのいずれ
かの場合にはLEDが点灯しないことによって給電され
ているのか否かの判別がつかなかったが、本実施の形態
の圧力スイッチ11によれば両LED28,29がいず
れも点灯していない場合には給電されていないか故障で
あることが判別できる。その結果、圧力スイッチ11の
保守管理を容易に行うことができる。
【0045】(f)第2出力部27は比較器25からの
比較結果信号S3 を反転させるだけの簡単な構成である
ため、従来の圧力スイッチを本実施の形態の圧力スイッ
チに改良する際、回路設計が容易になるとともにコスト
面でも有利になる。
【0046】(g)本実施の形態の圧力スイッチ11に
よれば、従来の多種多様な圧力スイッチの全ての機能を
備えることになり、製造ライン等において全ての圧力ス
イッチを本実施の形態の圧力スイッチ11に置き換える
ことができる。この場合、作業者にとって一層保守管理
が容易となる。
【0047】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように構成することもでき
る。 (1)上記実施の形態では検出圧力Pと設定圧力Pref
との大小に応じて赤色と緑色とで区別したが、色の組み
合わせは自由である。例えば赤色と緑色とを入替えた
り、橙色や青色等の他の色を用いて適宜の組み合わせで
実施することが可能である。
【0048】(2)上記実施の形態では緑色LED28
や赤色LED29のように発光ダイオードを用いたが、
表示色さえ異なれば必ずしも発光ダイオードを用いる必
要はない。例えば、光源が同一色でレンズが異なる色の
ものを用いてもよい。
【0049】(3)上記実施の形態では圧力スイッチ1
1に緑色表示部21と赤色表示部22とを並設したが、
単一の表示部内に緑色LED28及び赤色LED29を
内蔵するようにして省スペース化を図ることもできる。
【0050】(4)上記実施の形態では検出圧力Pと設
定圧力Pref との大小に応じて両LED28,29が点
灯する構成を示したが、これに加えて検出圧力Pや設定
圧力Pref などを数値表示する数値表示部を別途設けて
もよい。
【0051】(5)上記実施の形態では圧力測定部12
に半導体式の圧力センサ23を内蔵したが、これに代え
て機械式のリミットスイッチ等の他の圧力検出手段を用
いてもよい。
【0052】(6)上記実施の形態では被検出流体がエ
アである場合を例示したが、エア以外の気体等の圧縮性
流体や、水,油等の非圧縮性流体を被検出流体として実
施してもよい。
【0053】(7)上記実施の形態では圧力設定を行う
のに調節つまみ20を用いる構成を例示したが、つまみ
以外にもドライバ等を使用するトリマや、スライド式の
ボリュームを用いてもよい。
【0054】次に、以上の説明から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (1)予め設定される設定圧力と検出圧力の大小を判別
し、その判別結果を出力する圧力スイッチにおいて、設
定圧力より検出圧力が大きい場合にハイレベルの出力信
号を出力し、設定圧力より検出圧力が小さい場合にロウ
レベルの出力信号を出力する第1の出力手段と、設定圧
力より検出圧力が大きい場合にロウレベルの出力信号を
出力し、設定圧力より検出圧力が小さい場合にハイレベ
ルの出力信号を出力する第2の出力手段とを備えた圧力
スイッチ。この手段によれば、前記実施の形態の(b)
に対応する効果が得られる。
【0055】(2)上記技術的思想(1)において、予
め設定される設定圧力と検出圧力の大小を比較する比較
手段(比較器25)と、比較手段の比較結果を出力する
第1の出力手段(第1出力部26)と、比較手段の比較
結果を反転して出力する第2の出力手段(第2出力部2
7)とを備えた圧力スイッチ。この手段によれば、第2
の出力手段は比較手段からの比較結果を反転させるだけ
の簡単な構成であるため、従来の圧力スイッチを本技術
的思想のように改良する際、回路設計が容易になるとと
もにコスト面でも有利になる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に係る発
明によれば、単一の圧力スイッチにて設定圧力と検出圧
力の大小関係を容易に判別できる。
【0057】又、請求項2に係る発明によれば、検出圧
力が設定圧力より大きい場合も小さい場合も信号出力さ
れるようにしたことで、用途に応じた圧力スイッチの交
換が不要となる。
【0058】更に、請求項3に係る発明によれば、請求
項2に係る発明の効果に加え、圧力スイッチと外部コン
トローラとの接続を簡便化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る圧力スイッチの
正面図。
【図2】 圧力スイッチの電気的構成を示すブロック
図。
【図3】 検出圧力Pの変動に伴う圧力スイッチの表示
及び出力の変化を示すタイムチャート。
【図4】 従来の圧力スイッチの正面図。
【図5】 従来の圧力スイッチの電気的構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
11…圧力スイッチ、18…信号線としての第1信号
線、19…信号線としての第2信号線、26…第1の出
力手段としての第1出力部、27…第2の出力手段とし
ての第2出力部、28…第1の表示手段としての緑色L
ED、29…第2の表示手段としての赤色LED、P…
検出圧力、Pref …設定圧力、S4 ,S5…出力信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定される設定圧力(Pref )と検
    出圧力(P)との大小を判別し、その判別結果を表示す
    る圧力スイッチにおいて、 設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が大きい場合に
    点灯し、設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が小さ
    い場合に消灯する第1の表示手段(28)と、 設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が大きい場合に
    消灯し、設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が小さ
    い場合に前記第1の表示手段(28)とは異なる表示色
    で点灯する第2の表示手段(29)とを備えた圧力スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 予め設定される設定圧力(Pref )と検
    出圧力(P)との大小を判別し、その判別結果を表示及
    び出力する圧力スイッチにおいて、 設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が大きい場合に
    点灯し、設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が小さ
    い場合に消灯する第1の表示手段(28)と、 設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が大きい場合に
    消灯し、設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が小さ
    い場合に前記第1の表示手段(28)とは異なる表示色
    で点灯する第2の表示手段(29)と、 設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が大きい場合に
    ハイレベルの出力信号(S4 )を出力し、設定圧力(P
    ref )より検出圧力(P)が小さい場合にロウレベルの
    出力信号(S4 )を出力する第1の出力手段(26)
    と、 設定圧力(Pref )より検出圧力(P)が大きい場合に
    ロウレベルの出力信号(S5 )を出力し、設定圧力(P
    ref )より検出圧力(P)が小さい場合にハイレベルの
    出力信号(S5 )を出力する第2の出力手段(27)と
    を備えた圧力スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の圧力スイッチにおい
    て、第1の出力手段(26)と第2の出力手段(27)
    をそれぞれ独立した信号線(18,19)に接続し、両
    信号線(18,19)を外部に導出した圧力スイッチ。
JP11785496A 1996-05-13 1996-05-13 圧力スイッチ Pending JPH09306312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11785496A JPH09306312A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 圧力スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11785496A JPH09306312A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 圧力スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09306312A true JPH09306312A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14721942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11785496A Pending JPH09306312A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 圧力スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09306312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021149162A1 (ja) * 2020-01-21 2021-07-29

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021149162A1 (ja) * 2020-01-21 2021-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6166640A (en) Bicolor indicator lamp for room occupancy sensor
US6091200A (en) Fluorescent light and motion detector with quick plug release and troubleshooting capabilities
US5833350A (en) Switch cover plate providing automatic emergency lighting
US11887451B2 (en) Hazard detector with optical status indicator
JP3747582B2 (ja) 照明装置
AU2013100505A4 (en) Power Outlet Socket Sensor Switch
JP2003045678A (ja) 照明制御装置
JPH09306312A (ja) 圧力スイッチ
JP2005173309A (ja) 表示装置
CN103179735B (zh) 双面信号灯及其驱动电路
JP4827244B2 (ja) 検出センサ、そのセンサヘッド及びコントロールユニット
JP3077216B2 (ja) デジタルパネルメータ
KR200396157Y1 (ko) 전기사용량 식별기능을 갖춘 실내 배전반
JPH1186104A (ja) 自動販売機の制御装置
US5063374A (en) Simultaneous signal devices testing in response to periodic function of an operating device in a system
KR20020055948A (ko) 보일러용 콘트롤장치
JP2005172985A (ja) 表示装置
JP2001126878A (ja) 照明制御システムの調光信号分波器
KR200178426Y1 (ko) 보일러의 전원 및 표시 제어 시스템
JPH09237682A (ja) 照明制御装置および照明制御システム
JPH10270178A (ja) 照明装置
JP2535215Y2 (ja) リモートi/o汎用操作盤
KR100798876B1 (ko) 공동주택의 배전선 온오프 스위칭구조
KR101674533B1 (ko) 이동통신 단말기 연동형 램프 디밍 장치 및 이의 제어 방법
JP3220468B2 (ja) 遠隔監視制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02