JPH09305866A - 商品登録装置 - Google Patents

商品登録装置

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JPH09305866A
JPH09305866A JP12134296A JP12134296A JPH09305866A JP H09305866 A JPH09305866 A JP H09305866A JP 12134296 A JP12134296 A JP 12134296A JP 12134296 A JP12134296 A JP 12134296A JP H09305866 A JPH09305866 A JP H09305866A
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JP
Japan
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transaction
product
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input
merchandise
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JP12134296A
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English (en)
Inventor
Naoki Niihara
直樹 新原
Minekazu Kitazawa
峰和 北沢
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品識別情報を入力する入力部を複数設け、入
力部毎に分けて商品を登録させるとともに、それぞれを
別取引として処理する商品登録装置を提供する。 【解決手段】POS端末装置1は、バーコードリーダ8
を用いて商品識別コードが入力された商品と、バーコー
ドリーダ11を用いて商品識別コードが入力された商品
とを区別して登録し、これらを別取引として処理する。
また、表示部6の表示画面を2つに分割し、一方にバー
コードリーダ8を用いて商品識別コードが入力された商
品に関する情報を表示し、他方にバーコードリーダ11
を用いて商品識別コードが入力された商品に関する情報
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品の登録を行
い、この登録した商品の取引を処理する商品登録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、店舗では、レジで顧客が購入
を希望する商品をPOS端末装置(この発明で言う商品
登録装置。)等に登録して、取引を処理している。PO
S端末装置への商品の登録は、バーコードリーダで商品
に付されているバーコードから商品を識別する商品識別
コードを読み取らせたり、キーボードのキー操作等によ
って行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、POS端末
装置の設置台数が少ない小規模の店舗では、繁忙時にレ
ジが混雑して顧客を長時間待たせることも多く、顧客に
対するサービスが良くないという問題があった。この問
題は、POS端末装置の設置台数を増やすことによって
解決することができるのであるが、以下に示す問題があ
りPOS端末装置の設置台数を簡単に増やすことができ
なかった。
【0004】増設するPOS端末装置の購入にかかる
費用が必要である。
【0005】増設するPOS端末装置に接続するクレ
ジットカードによる取引の認証処理を行うCATやプリ
ペイドカードにより取引金額を精算するプリペイドカー
ド端末装置(P/P)等の周辺機器を購入する費用が必
要である。 POS端末装置および周辺機器の設置場所を確保する
ために売り場面積や通路の縮小しなければならない。
【0006】この発明の目的は、商品識別情報を入力す
る入力部を複数設け、入力部毎に区別して商品を登録
し、それぞれを別取引として処理することのできる商品
登録装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
の商品登録装置は、商品を識別する商品識別情報を入力
する複数の入力部と、前記入力部から入力された商品識
別情報に基づいて該商品を登録して取引を処理する取引
処理部と、を備え、前記取引処理部は、前記入力部毎に
区別して商品の登録を行い、それぞれを別取引として処
理することを特徴とする。
【0008】この構成では、取引処理部が商品の登録を
商品識別情報の入力された入力部毎に区別して行い、そ
れぞれを別取引として処理する。すなわち、入力部と同
数の顧客に対して同時に商品の登録を行っても、各顧客
に対する取引をそれぞれ独立して処理することができ
る。
【0009】また、請求項2に記載した発明の商品登録
装置は、商品に付された媒体から商品を識別する商品識
別情報を読み取る商品識別情報読取部と、前記商品識別
情報をキー操作で入力する商品識別情報キー入力部と、
前記商品識別情報読取部および前記商品識別情報キー入
力部から入力された商品識別情報に基づいて該商品を登
録して取引を処理する取引処理部と、を備え、前記取引
処理部は、前記商品識別情報読取部による商品の登録と
前記商品識別情報キー入力部による商品の登録とを区別
して行い、それぞれを別取引として処理することを特徴
とする。
【0010】この構成では、取引処理部が商品識別情報
読取部が読み取った商品識別情報に基づく商品の登録と
商品識別情報キー入力部から入力された商品識別情報に
基づく商品の登録と、を区別して行い、それぞれを別取
引として処理する。したがって、商品識別情報読取部を
用いて登録した商品の取引と、商品識別情報キー入力部
を用いて登録した商品の取引とを別々に処理することが
できる。すなわち、2人の顧客に対して同時に商品の登
録を行い、それぞれを独立した取引として処理すること
ができる。
【0011】また、前記取引処理部に区別して登録され
ている商品に関する情報を画面を分けて表示する表示部
を備えることで、入力部毎に登録した商品を容易に確認
することができる。
【0012】また、処理された取引の内容を印字して出
力するプリンタと、前記プリンタが印字している内容を
表示している画面とその他の画面との表示形態を異なら
せる手段を備えることにより、現在プリンタがどの取引
に関する情報を印字しているのかを簡単に判断すること
ができる。
【0013】さらに、前記取引処理部に、商品の登録を
区別せずに行わせ、1つの取引として処理させるモード
に切り換える切換手段を備えることで、1つの取引にお
ける商品の登録を複数の入力部を用いて行うことができ
る。このため、1つの取引における商品の登録を複数人
で行え、商品の登録にかかる時間を短縮することがで
き、よって、取引を処理するのに要する時間を短縮でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態であ
るPOS端末装置(この発明で言う商品登録装置)の構
成を示すブロック図であり、図2は該POS端末装置の
外観を示す図である。POS端末装置1は、CPU2
と、ROM3と、RAM4と、キー操作行うキーボード
5と、入力された取引内容を表示する表示部6と、取引
内容を印字したレシートを発行するプリンタ7と、商品
に付されているバーコードから情報(商品識別コード)
を読み取るバーコードリーダ8と、を備えている。ま
た、POS端末装置1には、クレジットの認証処理を行
うCAT9や、プリペイドカードによる精算を処理する
プリペイドカード端末装置(P/P)10を接続するこ
とができる。
【0015】また、この実施の形態のPOS端末装置1
は、以下に示す3つの動作モードを任意に切り換えるこ
とができる。動作モードは、1人の顧客に対する取引を
1人のオペレータで処理する通常モード、2人の顧客に
対する2つの取引を2人のオペレータで同時に処理する
2取引モード、1人の顧客に対する取引を2人のオペレ
ータで商品の登録を行って処理する2オペレータモード
の3つである。なお、動作モードの設定(切り換え)
は、キーボード5の所定のキー操作で行える。2取引モ
ードまたは2オペレータモードに設定したときには、P
OS端末装置1に新たに別のバーコードリーダを接続す
る。また、2取引モードのときには、表示部6の表示画
面が2分割され、2つの取引に関する内容(登録された
商品の情報等)が別々に表示される(詳細は後述す
る。)。
【0016】以下、詳細にPOS端末装置1の各動作モ
ードにおける動作を説明する。最初に、通常モード時の
動作について説明する。この通常モードは上記したよう
に、1人のオペレータが1人の顧客に対して取引を処理
するモードである。図3は、通常モード時のPOS端末
装置1の動作を示すフローチャートである。オペレータ
は、商品に付されているバーコードをバーコードリーダ
8に読み取らせ、取引する全ての商品(顧客がレジに持
ってきた全ての商品)のバーコードを読み取らせると、
キーボード5に設けられた小計キーを操作する。POS
端末装置1は、商品識別コードが入力されると(n
1)、入力された商品識別コードに基づいて商品を識別
し、該商品を登録する(n2)。また、プリンタバッフ
ァにこの登録した商品に関する情報(商品名や価格等を
含む商品情報)を書き込む。プリンタ7がプリンタバッ
ファに書き込まれたこの商品情報をレシートに印字する
(n3)。また、表示部6には、登録された商品に関す
る情報が表示される。そして、POS端末装置1は、商
品識別コードが入力されることなくキーボード5に設け
られた小計キーが操作されたことを検出すると(n
4)、表示部6に小計金額(取引金額)を表示するとと
もに、この小計金額をプリンタバッファに書き込み、レ
シートに印字させる(n5)。
【0017】ここで、オペレータは顧客から現金を預か
り、キーボード5を操作して顧客から預かった現金の金
額(預かり金額)を入力し、合計キーを操作する。PO
S端末装置1は、キーボード5に設けられた合計キーが
操作されたことを検出すると(n6)、表示部6に入力
された預かり金額や釣り銭金額(預かり金額−小計金
額)を表示するとともに、プリンタバッファにこの預か
り金額、および釣り銭金額を書き込んでレシートに印字
させる(n7)。印字終了後、プリンタ7がこのレシー
トを発行する(n8)。そして、n1に戻って次の取引
に備える。オペレータは、登録した商品とともに、n8
で発行されたレシートおよび釣り銭を顧客に渡して該取
引における作業を完了する。なお、取引金額をクレジッ
トカードによって精算する場合には、取引に用いるクレ
ジットカードの認証処理をCAT9で行い、プリペイド
カードによって精算する場合にはP/P10で処理す
る。
【0018】次に、2取引モードにおけるPOS端末装
置1の動作を説明する。2取引モードとは、上記したよ
うに2人のオペレータA、Bによってそれぞれ独立した
2つの取引A、Bを別々に処理させるモードである。P
OS端末装置1を2取引モードで動作させる時には、上
記したように新たに別のバーコードリーダ11を接続す
る(図4(A)参照)。また、2取引モードに設定され
ると、図4(B)に示すように表示部6の表示画面が2
分割され、且つ、一方の画面にはキーボード5に設けら
れているキーの一部が表示される。このキーが表示され
た表示部6の表面にはタッチパネルが設けられており、
表示されているキーの上を押さえることでキーボード5
のキー操作による入力と同様の入力が行えるように構成
されている。
【0019】2取引モードでは、一方のオペレータAが
上記した通常モードの場合と同様に商品をバーコードリ
ーダ8を用いて登録し、小計キー、預かり金額、合計キ
ー等による入力をキーボード5に設けられたキー操作に
よって行う。他方のオペレータBは、新たに接続したバ
ーコードリーダ11を用いて商品を登録し、小計キー、
預かり金額、合計キー等による入力を表示部6のタッチ
パネルの操作によって行う。また、オペレータAが処理
している取引Aに関する情報はキーが表示されていない
側の画面に表示され、オペレータBが処理している取引
Bに関する情報はキーが表示されてる側の画面に表示さ
れる。
【0020】オペレータAは、上記したように取引する
商品に付されているバーコードをバーコードリーダ8に
読み取らせ、取引する全ての商品のバーコードを読み取
らせると、キーボード5に設けられた小計キーを操作す
る。一方、オペレータBは取引する商品に付されている
バーコードをバーコードリーダ11に読み取らせ、取引
する全ての商品のバーコードを読み取らせると、表示部
6に表示されている小計キーの略真上を押さえる(タッ
チパネルを操作する)。なお、オペレータAおよびオペ
レータBの作業は互いに影響を与えるものではない。
【0021】図5は、2取引モードにおけるPOS端末
装置の動作を示す図である。POS端末装置1は、取引
Aを処理する動作と取引Bを処理する動作とを独立して
実行する。POS端末装置1は、バーコードリーダ8に
よって商品識別コードが入力されると(n11)、入力
された商品識別コードに基づいて商品を識別し、該商品
の登録を行うとともに(n12)、RAM4の図示して
いないプリントデータ記憶エリアAにこの登録した商品
に関する情報(商品名や価格等)を記憶する(n1
3)。また、表示部6のキーを表示していない側の画面
に登録した商品に関する情報を表示する。バーコードリ
ーダ8によって商品識別コードが入力されることなくキ
ーボード5の小計キーの入力を検出すると(n14)、
表示部6のキーが表示されていない側の画面に小計金額
を表示するとともに、この小計金額をプリントデータ記
憶エリアAに記憶する(n15)。また、POS端末装
置1は、バーコードリーダ11によって商品識別コード
が入力されると(n21)、入力された商品識別コード
に基づいて商品を識別し、該商品の登録を行うとともに
(n22)、RAM4の図示していないプリントデータ
記憶エリアBにこの登録した商品に関する情報(商品名
や価格等)を記憶する(n23)。また、表示部6のキ
ーを表示している側の画面に登録した商品に関する情報
を表示する。バーコードリーダ8によって商品識別コー
ドが入力されることなくタッチパネルの操作で小計キー
の入力を検出すると(n24)、表示部6のキーの表示
している側の画面に小計金額を表示するとともに、この
小計金額をプリントデータ記憶エリアBに記憶する(n
25)。ここで、POS端末装置1は、バーコードリー
ダ8を用いて登録された商品とバーコードリーダ11を
用いて登録された商品とを分けて、別取引として登録し
ている。また、上記した通常モードと異なり、商品が登
録されたときにプリンタ7で登録された商品に関する情
報をレシートに印字せず、プリントデータ記憶エリアA
またはプリントデータ記憶エリアBに記憶する。なお、
取引Aを処理する動作と取引Bを処理する動作とは互い
に影響を与えることなく独立して行われている。
【0022】オペレータAは小計キーを操作した後に、
顧客から現金を預かり、キーボード5を操作して預かり
金額を入力したのちに、合計キーを操作する。POS端
末装置1は、キーボード5の合計キーが操作されたこと
を検出すると(n16)、取引Aにおける預かり金額お
よび釣り銭金額を表示部6のキーが表示されていない側
の表示画面に表示するとともに、これをプリントデータ
記憶エリアAに記憶し(n17)、印字処理を開始する
(n18)。オペレータBも小計キーを操作した後に
は、顧客から現金を預かり、タッチパネルを操作して預
かり金額を入力し、合計キーを操作する。POS端末装
置1は、タッチパネルの操作によって合計キーが入力さ
れたことを検出すると(n26)、取引Bにおける預か
り金額および釣り銭金額を表示部6のキーが表示されて
いる側の表示画面に表示するとともに、これをプリント
データ記憶エリアBに記憶し(n27)、印字処理を開
始する(n28)。
【0023】図6は印字処理を示すフローチャートであ
る。POS端末装置1は、プリンタ7がレシートの印字
中であるかどうかを検出する(n31)。ここで、プリ
ンタ7がレシートの印字中であると、このレシートの印
字の終了を待つて以下の処理を行う。プリンタ7がレシ
ートの印字中でなければ、すぐに以下の処理を行う。P
OS端末装置1は、合計キーの入力がキーボード5の操
作によって行われたものであるか(取引Aのレシートを
印字するのか)、タッチパネルの操作によって行われた
ものであるか(取引Bのレシートを印字するのか)を判
定する(n32、n33)。取引Aのレシートを印字す
る場合には、プリントデータ記憶エリアAの内容をプリ
ンタバッファに書き込み(n34)、取引Bのレシート
を印字する場合には、プリントデータ記憶エリアBの内
容をプリンタバッファに書き込む(n35)。なお、プ
リントデータ記憶エリアA、Bに記憶していた内容はプ
リンタバッファに書き込んだ後にクリアし、次の取引の
処理に備えるように構成している。プリンタ7はn3
4、またはn35でプリンタバッファに書き込まれた内
容をレシートに印字し、このレシートを発行する(n3
6)。すなわち、合計キーの入力がキーボード5の操作
によって行われた場合には取引Aに関する情報がレシー
トに印字され、合計キーの入力がタッチパネルの操作に
よって行われた場合には取引Bに関する情報がレシート
に印字される。また、POS端末装置1は、図7に示す
ようにレシートを印字している間だけ取引内容を表示し
ている画面を反転表示や点滅表示等に変更し、現在印字
されているレシートが取引Aに対するものであるのか、
取引Bに対するものであるのかをオペレータA、Bに知
らせるようにしている(図7(A)は取引Aに対するレ
シートを印字しているときの画面であり、図7(B)は
取引Bに対するレシートを印字しているときの画面であ
る。)。これによって、2人のオペレータA、Bが間違
ってレシートを取ってしまうことを防止している。
【0024】オペレータAまたはBは自分が登録した商
品、n36で発行されたレシートおよび釣り銭を顧客に
渡して取引を完了し、次の顧客に対する取引処理を行
う。
【0025】以上のように、この実施の形態のPOS端
末装置1では、2取引モードに設定することにより、2
人のオペレータA、Bにそれぞれ独立した取引A、Bを
処理させることができる。このため、POS端末装置1
を増設することなく、レジの混雑を解消することがで
き、顧客サービスを向上させるという作用効果を奏す
る。また、プリンタ7におけるレシートの印字を合計キ
ーの入力を検出した後に行われるので、一方の取引がプ
リンタ7を占有して他方の取引を停止させるという問題
が生じないし、一方の顧客が現金の支払いに手間取って
いるときに商品の登録が完了した他方の顧客を待たせる
ことなく先にレシートを印字して取引を処理することが
できる。なお、合計キーではなく、預かり金額が入力さ
れたことを検出して、印字処理を実行させるようにして
もよい。
【0026】なお、取引A、Bに関係なく取引金額をC
AT9を用いてクレジットカードによって精算すること
も、P/P10を用いてプリペイドカードによって精算
することもできる。また、上記した実施の形態では、同
時に処理することができる2つの取引に対するレシート
の印字を1台のプリンタ7で行う構成としたが、新たに
別のプリンタを接続し、取引Aに対するレシートをプリ
ンタ7で印字させ、取引Bに対するレシートを新たに接
続したプリンタで印字させるようにしてもよい。このよ
うにすれば、レシートの印字を通常モードのときと同様
に、商品が登録される毎にレシートに印字させるように
することもできる。また、この場合には、レシートの印
字中の表示画面を反転表示する必要がなく、POS端末
装置1の構成をより簡単にすることができる。
【0027】また、図8に示すように新たに接続するバ
ーコードリーダ11に預かり金額、小計キー、合計キー
等の操作が行えるキーを付加しておけば、上記実施の形
態において表示画面に設けたタッチパネル、および、画
面へのキーの表示を不要とすることができる。
【0028】また、上記した実施の形態では新たにバー
コードリーダ11を追加する構成としたが、一方の取引
Aにおける商品識別コードを含めた入力をキーボード5
の操作によって行い、他方の取引Bにおける入力をバー
コードリーダ8とタッチパネルで行う構成としてもよ
い。この構成であれば、新たに追加接続するバーコード
リーダ11を不要にすることができる。なお、バーコー
ドリーダ8を図8に示す構成のものとすれば、タッチパ
ネルも不要とすることができる。
【0029】さらに、上記した例では、2つの取引を同
時に処理できるようにした構成であるが、入力部を3
つ、4つ・・・として同時に処理することのできる取引
の件数を増加させることもできる。
【0030】次に、2オペレータモードにおけるPOS
端末装置1の動作を説明する。この2オペレータモード
は上記したように、2人のオペレータが1人の顧客に対
して取引を処理するモードである。図9は、2オペレー
タモード時のPOS端末装置の動作を示すフローチャー
トである。この2オペレータモード時も新たに別のバー
コードリーダ11が接続される。2人のオペレータが、
バーコードリーダ8、11をそれぞれ用いてPOS端末
装置1に取引する商品を1つずつ登録する。オペレータ
は取引する全ての商品の登録が完了すると、キーボード
5の小計キーを操作する。POS端末装置1は、バーコ
ードリーダ8または11によって商品識別コードが入力
されると、入力された商品識別コードに基づいて商品の
登録を行うとともに、プリンタバッファにこの登録した
商品に関する情報を書き込んで、レシートに印字させる
(n41〜n44)。また、表示部6には、登録した商
品に関する情報を表示する。そして、POS端末装置1
は、商品識別コードが入力されることなく小計キーが操
作されたことを検出すると(n45)、表示部6に小計
金額を表示するとともに、この小計金額をプリンタバッ
ファに書き込んでレシートに印字させる(n46)。
【0031】そして、オペレータは顧客から現金を預か
り、キーボード5を操作して顧客から預かった預かり金
額を入力した後に、合計キーを操作する。POS端末装
置1は、合計キーが操作されたことを検出すると(n4
7)、表示部6に預かり金額や釣り銭金額を表示すると
ともに、プリンタバッファに預かり金額、および釣り銭
金額を書き込んでレシートに印字させ(n48)、この
レシートを発行させて処理を完了する(n49)。オペ
レータは、登録した商品とともに、n49で発行された
レシートおよび釣り銭を顧客に渡して該取引を完了す
る。なお、取引金額をCAT9を用いてクレジットカー
ドによって精算することも、P/P10を用いてプリペ
イドカードによって精算することもできる。
【0032】以上のように、このモードでは2人のオペ
レータが登録した商品が区別されずに登録され、1つの
取引として処理される。このように、1人の顧客に対す
る商品の登録を2人のオペレータで行えるので、商品の
登録に要する時間が短縮できる。特に、購入を希望する
商品の点数の多い顧客等に対して、商品の登録に要する
時間を大幅に短縮できる。したがって、各顧客に対する
取引処理にかかる時間が短縮されるので、レジの混雑を
解消でき、顧客サービスを向上させるという効果を奏す
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明の商品登録装置
によれば、複数の取引を同時に処理することができる。
このため、新たな商品登録装置を設置することなく、レ
ジの混雑を解消することができ、顧客サービスの向上が
計れる。よって、店舗では売り場面積や通路を縮小する
必要もなく、また、商品登録装置に接続する周辺機器を
用意する必要もないので、周辺機器を用意するための費
用もかからない。
【0034】また、表示部は画面を分割して取引に関す
る情報を表示するので、取引毎に商品の登録が正確に行
われているかどうかを簡単に判断することができる。
【0035】また、プリンタで取引内容を印字している
側の表示が他の取引内容の表示と異なるので、プリンタ
で印字している取引内容がどの取引に対するものである
かを簡単に判断することができる。
【0036】さらに、複数の入力部を用いて登録した商
品を1つの取引として処理させることもできるので、商
品の登録に要する時間を短縮して、レジの混雑を解消す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態であるPOS端末装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態であるPOS端末装置の
外観を示す図である。
【図3】通常モードにおけるPOS端末装置の動作を示
すフローチャートである。
【図4】2取引モード時のPOS端末装置の外観および
表示画面を示す図である。
【図5】2取引モードにおけるPOS端末装置の動作を
示すフローチャートである。
【図6】印字処理を示すフローチャートである。
【図7】POS端末装置のレシートの印字中における表
示画面を示す図である。
【図8】バーコードリーダの外観を示す図である。
【図9】2オペレータモードにおけるPOS端末装置の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−POS端末装置 2−CPU 3−ROM 4−RAM 5−キーボード 6−表示部 7−プリンタ 8、11−バーコードリーダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を識別する商品識別情報を入力する
    複数の入力部と、前記入力部から入力された商品識別情
    報に基づいて該商品を登録して取引を処理する取引処理
    部と、を備え、 前記取引処理部は、前記入力部毎に区別して商品の登録
    を行い、それぞれを別取引として処理することを特徴と
    する商品登録装置。
  2. 【請求項2】 商品に付された媒体から商品を識別する
    商品識別情報を読み取る商品識別情報読取部と、前記商
    品識別情報をキー操作で入力する商品識別情報キー入力
    部と、前記商品識別情報読取部および前記商品識別情報
    キー入力部から入力された商品識別情報に基づいて該商
    品を登録して取引を処理する取引処理部と、を備え、 前記取引処理部は、前記商品識別情報読取部による商品
    の登録と前記商品識別情報キー入力部による商品の登録
    とを区別して行い、それぞれを別取引として処理するこ
    とを特徴とする商品登録装置。
  3. 【請求項3】 前記取引処理部に区別して登録されてい
    る商品に関する情報を画面を分けて表示する表示部を備
    えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
    載の商品登録装置。
  4. 【請求項4】 処理された取引の内容を印字して出力す
    るプリンタと、前記プリンタが印字している内容を表示
    している画面とその他の画面との表示形態を異ならせる
    手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の商品登録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記取引処理部に、商品の登録を区別せ
    ずに行わせ、1つの取引として処理させるモードに切り
    換える切換手段を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の商品登録装置。
JP12134296A 1996-05-16 1996-05-16 商品登録装置 Pending JPH09305866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12134296A JPH09305866A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 商品登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12134296A JPH09305866A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 商品登録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09305866A true JPH09305866A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14808902

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JP12134296A Pending JPH09305866A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 商品登録装置

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JP (1) JPH09305866A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009110324A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 専用端末

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JP2009110324A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 専用端末

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