JPH0930574A - 泡吐出容器 - Google Patents

泡吐出容器

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JPH0930574A
JPH0930574A JP7203986A JP20398695A JPH0930574A JP H0930574 A JPH0930574 A JP H0930574A JP 7203986 A JP7203986 A JP 7203986A JP 20398695 A JP20398695 A JP 20398695A JP H0930574 A JPH0930574 A JP H0930574A
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JP
Japan
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cylinder
foam
discharge
container body
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7203986A
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English (en)
Inventor
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
Shigeru Hayakawa
早川  茂
Hiroshi Mizushima
博 水島
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP7203986A priority Critical patent/JPH0930574A/ja
Publication of JPH0930574A publication Critical patent/JPH0930574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/28Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor
    • B65D83/285Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor for applying the contents, e.g. brushes, rollers, pads, spoons, razors, scrapers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/04Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles
    • B05B11/042Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles the spray being effected by a gas or vapour flow in the nozzle, spray head, outlet or dip tube
    • B05B11/043Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles the spray being effected by a gas or vapour flow in the nozzle, spray head, outlet or dip tube designed for spraying a liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • B05B7/0031Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns
    • B05B7/0037Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns including sieves, porous members or the like
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納液を使い切った際に液のみを交換するこ
とにより再度使用できて極めて経済的であり、しかも、
先端吐出部を櫛歯付きの櫛形吐出部に形成して吐出した
泡を毛髪等へ容易且つ均一に塗布することができ、ま
た、操作性にも優れた泡吐出容器を提案する。 【解決手段】 圧搾可能な胴部4を有する容器体2と、
該容器体の口頚部外周に下端周壁部を嵌合させることに
より着脱自在に容器体に装着させた泡吐出具3とを有
し、泡吐出具3の上端吐出部を櫛形吐出部9として構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は泡吐出容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】泡吐出容器として、エアゾール容器体の
上端に櫛型吐出具を設けてなるものが知られている。エ
アゾール容器体として、例えば、上端に上方付勢状態で
上下動可能にステムを突設し、該ステムを押し下げるこ
とにより、内部の吐出弁が開弁して、収納ガス圧で収納
液を泡状に吐出する如く構成したものを使用し、また、
櫛型吐出具として、該容器体上端部に固定させた取り付
け筒と、該筒に周壁下端を固定させて装着するととも
に、周壁上端より延設した頂壁中央に下端を開口し、内
部に通液路を形成した注出筒を立設し、更に、注出筒前
面より櫛歯を突設するとともに、櫛歯基端部の注出筒に
吐出孔を開口させた吐出具本体と、上記取り付け筒にヒ
ンジを介して上下揺動可能に設けた揺動板の中央を貫通
して一体に設けるとともに、下端を上記ステムに嵌着
し、上端を注出筒内下部に液密且つ摺動可能に嵌合させ
た連結筒と、揺動板後部より立設するとともに、上端を
上記吐出具本体頂壁を貫通して押し込み可能に突出させ
た押し釦を備えてなるものがある。
【0003】これらは、ヘッドを押し下げることにより
ステムが押し下げられ、その際容器体内部に設けた押し
下げ開弁式の吐出弁が開いて、収納ガス圧により液がス
テム上端より通液路を介してヘッドの注出孔より吐出さ
れる如く構成している。
【0004】そして、押し釦を押し込むことにより、ヒ
ンジを中心に回動下降する揺動板によりステムを押し下
げ、その際容器体内部に設けた押し下げ開弁式の吐出弁
が開いて、収納ガス圧により泡状の液がステム上端より
連結筒を介して通液路へ吐出され、更に、吐出孔を介し
て外部へ吐出する如く構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の容器では、
エアゾール容器体を使用しているため、容器体収納液を
使い切った際には容器体全体或いは容器体と取り付け筒
部材とを交換しなければならず、不経済であった。
【0006】そこで、本発明の目的の一つは、収納液を
使い切った際には液のみを交換することにより、再度の
使用が可能となり、極めて経済的であり、しかも、液の
詰め替えも容易に行える優れた容器を提案するものであ
る。
【0007】また、上記従来の容器では、操作性が悪
く、内容物の円滑な注出を行い難いという問題がある。
即ち、押し釦を押し込むと揺動板はヒンジを支点として
押し下げられるが、この場合、取り付け筒と吐出具本体
とはそれぞれ容器本体に固定されて動かず、一方連結筒
は揺動板と一体に形成しているため、揺動板の下方回動
の際に連結筒は後方へ回動する如く力が働く(実際は通
液路の内壁面により前方へ押圧されて後方への回動はな
い)。従って、連結筒先端部外周に嵌着させた0−リン
グには、それが下方へ下降する際に後方へ局部的に大き
な力が働き、0−リングの摺動性が悪くなり、従って容
器の操作性が悪くなり、また、液密性にも問題が生じ
る。
【0008】本発明の目的の一つは、操作性に優れ、内
容物を円滑に注出することが出来る優れた容器を提案す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明容器は上
記課題を解決するため、圧搾可能な胴部4より口頚部5
を起立させた容器体2と、上記口頚部外周に下端周壁部
を嵌合させることにより容器体に着脱自在に装着させる
とともに、容器体胴部の圧搾により胴部内収納液と液上
部の空気とを発泡部材8に導入して発泡させた後吐出す
る起泡吐出機構を内蔵する泡吐出具3とを備え、該吐出
具の上端吐出部を、上方へ起立する注出筒38前面に櫛歯
39を突設し、且つ、櫛歯基端部の注出筒に吐出孔40を穿
設させた櫛形吐出部9として構成した。
【0010】また、請求項2発明の容器は、胴部50より
口頚部51を起立させた容器体2Aと、上記口頚部外周に周
壁56を嵌合させた装着筒52により容器体に着脱可能に装
着させた泡吐出具3Aとからなり、該泡吐出具は、上記装
着筒52に上端を固定して容器体内へ垂下させるととも
に、空気用の大径シリンダ58及び液用の小径シリンダ59
を有するシリンダ部材53と、上記各シリンダ58,59にそ
れぞれ外周縁を上下動可能に嵌合させた大径筒状ピスト
ン61及び小径筒状ピストン62を有するとともに、上端の
吐出部を装着筒52上方に上方付勢状態で押し下げ可能に
突出させた作動部材54と、該作動部材の押し下げにより
各シリンダ内の液及び空気を発泡部材74へ導入して発泡
させた後吐出部より吐出させる起泡吐出機構を備えてな
り、上記吐出部を、上方へ起立する注出筒69前面に櫛歯
70を突設し、且つ、櫛歯基端部の注出筒に吐出孔71を穿
設させた櫛形吐出部63として構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。図1に示す如く、本発明容器1
は、容器体2と、泡吐出具3とから構成している。
【0012】容器体2は、弾性圧搾可能な胴部4を有
し、該胴部上端より泡吐出具嵌合用の口頚部5を起立す
る。
【0013】泡吐出具3は、キャップ状下部材6と、キ
ャップ状上部材7と、発泡部材8と、櫛形吐出部9とを
備えている。キャップ状下部材6は、第1周壁10の中間
部内面に付形した下向き段部11を上記口頚部の上端面へ
係合させて、第1周壁下半部10a を口頚部外面に螺合さ
せている。また、第1周壁の上部内面を第1頂壁12で閉
塞し、該第1頂壁中央に穿設した開孔13を囲んで第1周
壁10内径より小外径の第1嵌合筒14を上方へ、また、該
筒内に短い支持筒15を上方へ、更に、容器体内底部に達
するパイプ16の上部を内面嵌合させたパイプ嵌合筒17を
下方へ、それぞれ突出する。該パイプ嵌合筒の内面、お
よび該筒が囲む第1頂壁下面にはリブを設けることで容
器体内と上記開孔13とを連通する通路18を設ける。更
に、上記両筒と第1周壁との間の第1頂壁部分には外気
吸入弁19を設け、第1周壁上端部外面には第1係合突条
20を周設している。
【0014】キャップ状上部材7は、既述第1周壁10の
上半部10b 外面へ、第2頂壁21外周から垂下する第2周
壁22下半を嵌合させている。該周壁も内面に第2係合突
条23を有し、該突条を上記第1係合突条下面へ係合させ
ることで、キャップ状下部材に対してキャップ状上部材
7を固着させる。第2周壁下端面は図示のように第1周
壁中間の上向き段部上面へ係合させるとよい。第2頂壁
21も中央部を開孔24し、該開孔周縁から注出筒25を上方
へ、また、第2周壁内径より小外径の第2嵌合筒26を下
方へ、それぞれ突出し、それ等両筒いずれかの内面に下
向き段部27を付形している。
【0015】発泡部材8は、筒部の上下両端開口面へ発
泡ネット28,29を張設するとともに筒部中間に複数の窓
孔30を穿設している。筒部の下部はその発泡ネット28下
面を支持筒上面に接して第1嵌合筒14内へ、また筒部の
上部は上端面を上記下向き段部27に接して、第2嵌合筒
部内へそれぞれ嵌着させている。
【0016】櫛形吐出部9は、上記第2周壁外周に、第
3頂壁31周縁より垂設した第3周壁32下部を上下動可能
に嵌合させ、また、第3頂壁中央部に穿設した開孔33周
縁部より下方へ垂設した第3嵌合筒34を上記注出筒25外
面に、所定幅の上下動が可能に嵌合させている。また、
第3嵌合筒34内面上下方向中央部より延設した内向きフ
ランジを介して注出筒25内に切り溝35付き支持筒36を垂
設し、その下端中央より注出筒25内のフランジ孔に液密
に嵌合して閉塞する筒状栓37を垂設している。また、第
3嵌合筒34内面に下端を液密嵌着させて下端開口を連結
筒25上端開口に連通するとともに、上方へ起立する注出
筒38を立設し、該注出筒38前面より櫛歯39を突設すると
ともに、櫛歯基端部の支持筒に吐出孔40を穿設してい
る。
【0017】そして、櫛形吐出部9を上方へ引き上げる
と筒状栓37が連結筒25内のフランジ孔より抜け出し、発
泡部材8内と注出筒38内とが切り溝35を介して連通する
如く構成している。
【0018】上記の如き容器1は、例えば図1の状態か
ら櫛形吐出部9を上方へ引き上げると筒状栓37が上昇し
て開口し、次いで容器体胴部4を圧搾すると、容器体胴
部内の液がパイプ16より発泡部材8に導入され、一方、
容器体胴部上方の空気が、通路18を介して発泡部材8に
導入され発泡し、注出筒38内から吐出孔40を介して吐出
される。
【0019】胴部の圧搾を解除すると、弾性復元力で胴
部が元の状態に戻るとともに、外気が注出筒38内から窓
孔30を通り外気吸入弁19を介して容器体内上部に導入さ
れる。また、櫛形吐出部9を押し下げると筒状栓37が開
口を閉塞する。
【0020】図2は本請求項2発明の実施例を示し、本
発明容器1Aは、容器体2Aと泡吐出具3Aとを備えている。
【0021】容器体2Aは、筒状胴部50上端より口頚部51
を起立して構成している。また、泡吐出具3Aは、装着筒
52と、シリンダ部材53と、作動部材54とを備えている。
【0022】上記装着筒52は、頂壁55周縁から垂下した
周壁56を容器体口頚部外面へ螺合させている。またその
頂壁中央部を開口してその開口周縁から内面に外気流入
溝を有する案内筒57を垂下する。
【0023】シリンダ部材53は、上半を空気用の大径シ
リンダ58、下半を液体用の小径シリンダ59としてそれ等
両シリンダをフランジで連結し、大径シリンダの周壁上
端に付設した外向きフランジを容器体口頚部の上端面と
装着筒52の頂壁外周部とで挟持させている。外向きフラ
ンジ外周からは間隙形成筒を起立し、かつ外向きフラン
ジ基端部に小孔を穿設している。尚、上記間隙形成筒
を、装着筒頂壁外周部から垂下する小筒と装着筒周壁の
上部とで挟持させている。小径シリンダ下端は下内方へ
テーパ状に小径化し、かつその下端から吸い上げパイプ
嵌合筒を垂下し、該筒内へ吸い上げパイプ60上端を嵌合
させている。また上記テーパ状部分内面へは複数支持片
を縦設し、かつその支持片上方の小径シリンダ下部内面
にも支持片内端円よりも大内径の内端円を形成する複数
突条を縦設している。
【0024】作動部材54は、上記各シリンダ58,59にそ
れぞれ上下動可能に嵌合させた大径筒状ピストン61及び
小径筒状ピストン62を有するとともに、上端の吐出部を
構成する櫛形吐出部63を装着筒52上方へ上方付勢状態で
押し下げ可能に突出させている。
【0025】図2に示す容器では、上記支持片上端面へ
載置させ、かつ上記突条内面へ下部を嵌合させて小径シ
リンダ内に設けたコイルスプリング64により上方付勢さ
せて、小径シリンダ内へ嵌合させた小径筒状ピストン62
からステム65を起立し、該ステムの上端部外面へ、櫛形
吐出部63のステム嵌合筒66を嵌着させ、また、ステム嵌
合筒直ぐ下方のステム部分外面へ、小ストローク上下動
自在に大径筒状ピストン61を嵌合させている。
【0026】小径筒状ピストン61は、図示のように筒部
を起立して該筒部をステム65の下部内へ嵌着させるとよ
く、ステム65は上部内面に玉弁による吐出弁67を有し、
またその中間部に外向きフランジ状壁73を付設し、該フ
ランジ状壁外周から短筒を起立している。
【0027】櫛形吐出部63は、上記ステム嵌合筒66上端
より縮径した注出筒69を上方へ起立し、注出筒前面より
櫛歯70を突設するとともに、櫛歯基端部の注出筒に吐出
孔71を穿設している。
【0028】ステム嵌合筒は図示例で二重筒に形成して
いる。そのステム嵌合筒66の下部内は大内径部とし、そ
の上方筒部分下半へステム上端部を嵌着させている。該
ステム嵌着部分内面には複数の空気流出溝72を縦設し、
該溝上端は、ステム上端面よりも高く設けている。
【0029】上記ステム嵌合筒66の上部内へは下部を小
外径筒部としてステム上端部内へ挿入させた発泡部材嵌
合筒73を嵌着させている。その嵌合筒孔の発泡部材嵌合
部分長さは、複数の発泡部材を上下に重ねて嵌合可能な
長さに形成する。該嵌合筒73のステム上端部内へ挿入さ
せた小外径筒部は、その下端に内向きフランジを有し、
該フランジ下面から吐出弁を通過した液体により玉弁が
押し上げられて上記内向きフランジのフランジ孔を閉塞
することがないよう、阻止片を垂下する。内向きフラン
ジと吐出弁67との間には吐出弁を通過した液体と、空気
流出溝72およびステム上部内面と小外径筒部外面との間
を通って流出した高圧空気との混合室を設ける。該発泡
部材嵌合筒は必ずしも必要でなく、直接発泡部材をステ
ム嵌合筒の上部内へ嵌合させても良い。発泡部材嵌合筒
73内には発泡部材74を嵌合させる。発泡部材74は、短筒
の上面に発泡ネット75を張設して形成する。短筒外径は
発泡部材嵌合筒の内面へかた嵌め可能な外径とし、下方
発泡部材を倒立させ、上方発泡部材は正立させている。
【0030】大径筒状ピストン62は、ステム65の上部外
面へ摺動可能に嵌合させた内筒76と、大径シリンダ内面
へ嵌合させた外筒77との各中間部に、内筒76側が高く、
外筒77側が低い、階段付き円筒状フランジの上下両端の
水平状板部を連結して形成し、内筒に近接するフランジ
部分に複数の外気吸い込み孔を穿設している。内筒76上
端はやや上外方へ拡開する肉薄弾性部となし、その先端
を既述ステム嵌合筒66下部の大内径部内面へ気密に圧接
させている。更に、内筒76との間に小間隙をおいて、上
方の水平状板部からは係止筒78を起立し、上記小間隙内
の水平状板部部分に第1外気吸い込み孔78を穿設してい
る。該大径筒状ピストン62は、ステムの外向きフランジ
状壁68の短筒内面へ内筒76下端が嵌合したときを下限と
し、また、ステム嵌合筒66の内側の筒下端が大径筒状ピ
ストン62の内筒76と係止筒78との間へ気密に嵌合して第
1外気吸い込み孔79を密閉したときを上限として、小ス
トロークだけ、ステムに対して上下動可能とする。該小
ストロークだけ上下動する範囲で大径筒状ピストンの内
筒76が摺動するステム部分外面に、複数の空気流出溝72
が穿設してあり、下限まで下降したとき、その溝下端と
大径シリンダ内との連通は大径筒状ピストン内筒下端と
外向きフランジ状壁68との接触で遮断される。
【0031】上記大径筒状ピストン62の内筒76下半外面
へは、第1外気吸い込み弁体80を嵌合させる。該弁体は
その内筒下半外面へ嵌着させた短筒下端から斜め上外方
へ薄肉の弾性外向きフランジ状壁を突設しかつ先端部を
厚肉部として形成する。またその厚肉部上面を中間水平
状板部の下面へ圧接させて、第1外気吸い込み弁を形成
している。
【0032】装着筒52下面より垂設した係止筒81外面へ
第2外気吸い込み弁体82を嵌着させている。該弁体82
は、上記係止筒81外面へかた嵌めさせた筒部の下部外面
から上外方へ弾性逆スカート状部を突出して、その先端
部を大径シリンダ周壁の上部内面へ圧接させて第2外気
吸い込み弁を形成する。また、その筒部の下部内面から
は、内向きフランジを介して小筒を垂下し、図2が示す
ように作動部材54が上限にある状態で、その小筒内面が
大径筒状ピストン62の下方垂直筒部外面へ水密に圧接す
るよう設けている。
【0033】また、小径シリンダ59の底部内から起立し
て上部ステム65下部内へ挿入させる棒状部材83を備えて
いる。この棒状部材83は、その下端やや上方から、既述
シリンダ下部内面に縦設した支持片間へ上下動可能に嵌
合させた複数ストッパを突出する。棒状部材83下端は液
体吸い込み弁体をなし、該棒状部材下降時にはその弁体
が、小径シリンダ部の液体吸い込み弁孔を閉塞する。棒
状部材上端部は大径部として、該大径部をステム内面に
縦設した突条内面で強制摺動可能に抱持させている。よ
って作動部材54下降時に、ステム65と棒状部材83とがと
もに下降して、棒状部材下端が液体吸い込み弁孔を閉塞
すると、棒状部材は停止してステム65を有する作動部材
68だけが下降し、また作動部材上昇の際は、初めステム
65と共に棒状部材も上昇するが、上記ストッパがコイル
スプリング64下面へ接することで棒状部材83は停止し、
以降作動部材65だけが上昇する。
【0034】上記の如き容器1Aは、ステム嵌合筒66外面
上端部より突設したレバー84を押し下げることにより作
動部材54が下降し、加圧された小径シリンダ59内の液が
吐出弁67を介して発泡部材74に導入されるとともに、大
径シリンダ59内の空気が空気流出溝72を通って発泡部材
74に導入され、ここで発泡されて注出筒69内を通り吐出
孔71より吐出される。
【0035】次いで作動部材の押し下げを解除するとコ
イルスプリング64の力で作動部材が上昇し、負圧化した
小径シリンダ内に容器体内の液が、大径シリンダ内に第
1外気吸い込み弁を介して外気が、更に、第2外気吸い
込み弁を介して容器体内上部に外気がそれぞれ導入され
る如く構成している。
【0036】尚、上記各部材は主として合成樹脂を用い
て形成し、必要に応じてエラストマー等を使用して形成
する。
【0037】
【発明の効果】以上説明した如く本発明容器は、既述構
成としたことにより、収納液を使い切った際には、容器
体から吐出具を外して液体を補充することができ、従来
のエアゾール容器体を使用したもののように容器体を廃
棄する必要もなく、極めて経済的であり、しかも先端吐
出部を櫛歯付きの櫛形吐出部に形成して吐出した泡を毛
髪等へ容易且つ均一に塗布することができるものであ
る。
【0038】また、吐出具の容器体に対する装着は、そ
の口頚部に螺着等の嵌合手段を介して行っているため、
その着脱も極めて容易となる。また、請求項1発明の容
器では、容器体胴部の圧搾により泡が吐出されるので、
従来容器の如く連結部分の作動を考慮する必要がなく、
また、請求項2発明の容器では、シリンダ内をピストン
が上下動するため、作動部材の円滑な上下動を行え、い
ずれの場合も円滑な泡の噴出を行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す一部切欠き側面図で
ある。
【図2】 本発明の他の実施例を示す一部切欠き側面図
である。
【符号の説明】
2…容器体,3…泡吐出具,4…胴部,5…口頚部,8
…発泡部材,9…櫛形吐出部,10…第1周壁,38…注出
筒,39…櫛歯,40…吐出孔,2A…容器体,3A…泡吐出
具,50…胴部,51…口頚部,52…装着筒,53…シリンダ
部材,54…作動部材,56…周壁,58…大径シリンダ,59
…小径シリンダ,61…大径筒状ピストン,62…小径筒状
ピストン,63…櫛形吐出部,69…注出筒,70…櫛歯,71
…吐出孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧搾可能な胴部4より口頚部5を起立さ
    せた容器体2と、上記口頚部外周に下端周壁部を嵌合さ
    せることにより容器体に着脱自在に装着させるととも
    に、容器体胴部の圧搾により胴部内収納液と液上部の空
    気とを発泡部材8に導入して発泡させた後吐出する起泡
    吐出機構を内蔵する泡吐出具3とを備え、該吐出具の上
    端吐出部を、上方へ起立する注出筒38前面に櫛歯39を突
    設し、且つ、櫛歯基端部の注出筒に吐出孔40を穿設させ
    た櫛形吐出部9として構成させてなることを特徴とする
    泡吐出容器。
  2. 【請求項2】 胴部50より口頚部51を起立させた容器体
    2Aと、上記口頚部外周に周壁56を嵌合させた装着筒52に
    より容器体に着脱可能に装着させた泡吐出具3Aとからな
    り、該泡吐出具は、上記装着筒52に上端を固定して容器
    体内へ垂下させるとともに、空気用の大径シリンダ58及
    び液用の小径シリンダ59を有するシリンダ部材53と、上
    記各シリンダ58,59にそれぞれ外周縁を上下動可能に嵌
    合させた大径筒状ピストン61及び小径筒状ピストン62を
    有するとともに、上端の吐出部を装着筒52上方に上方付
    勢状態で押し下げ可能に突出させた作動部材54と、該作
    動部材の押し下げにより各シリンダ内の液及び空気を発
    泡部材74へ導入して発泡させた後吐出部より吐出させる
    起泡吐出機構とを備えてなり、上記吐出部を、上方へ起
    立する注出筒69前面に櫛歯70を突設し、且つ、櫛歯基端
    部の注出筒に吐出孔71を穿設させた櫛形吐出部63として
    構成させてなることを特徴とする泡吐出容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296965A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出容器
JP2009035265A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出容器

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JP2008296965A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出容器
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