JPH0930561A - ポップアップ包装体 - Google Patents

ポップアップ包装体

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JPH0930561A
JPH0930561A JP20278395A JP20278395A JPH0930561A JP H0930561 A JPH0930561 A JP H0930561A JP 20278395 A JP20278395 A JP 20278395A JP 20278395 A JP20278395 A JP 20278395A JP H0930561 A JPH0930561 A JP H0930561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pop
carton
display
product
products
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20278395A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Haneda
護 羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0930561A publication Critical patent/JPH0930561A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】店頭で注目を集め、家庭では、商品使用後も楽
しむことができるポップアップディスプレーを一体化し
たポップアップ包装体を提供する。 【解決手段】正面側板1と天板2の両面に亘って窓貼り
された直方体のカートン内に二つ折り板紙を90°に開
くと立体的な絵柄が出現するポップアップディスプレイ
7を開いた状態で装着すると共に前記絵柄に関連する商
品の収納スペースを前記カートンの両側あるいは片側に
具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活歳時等に関連
する商品の販売促進効果を高め、商品使用後も室内に置
いて楽しめるポップアップディスプレイと紙器包装を一
体化する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、お正月、雛祭り、端午の節句、七
夕、七五三、クリスマス等の時期、あるいは各地域の祭
りを始めとする各種イベントに当たって、各種の季節商
品が土産商品あるいは贈答品として販売される。一般に
客(送る人)の贈答品選択は、送られる人のニーズ、好
み、等に加え、さらに中身の量、商品の知名度、詰合せ
(異なる商品の組合わせ)等さらに送る人の目的、予算
等が全体的に勘案されて決定されるが、最初から送る商
品を決めている客を除いては、商品自体が有する訴求
力、メーカーあるいは販売店側からの提案、おすすめに
関するメッセージが商品決定の大きな要因になり、その
メッセージの媒体の一つとしてまた売り場の雰囲気造り
に有力なものがPOP(購買時点)広告である。このP
OP広告は関連商品の傍におかれ売り場での購買の動機
付けに使用されている。実開昭63−2991には売り
場で歳時に合わせたPOP広告として店頭で極めて簡単
に組立てられるポップアップディスプレイとその整理収
納箱の提案がされている。ポップアップディスプレイは
組立が極めて簡単なことから飛び出す絵本等にも広く利
用されて来ている。一方商品のパッケージそのものも歳
時やイベントに合わせた雰囲気を持たせるように、様々
な工夫が主としてパッケージデザイン面で施され売り場
での注目度を高めるような手段が講じられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに季節感に合っ
た多くの商品が立ち並び、それぞれが自己主張を繰り広
げる売り場では、客の注目度を引きつけるには従来の方
法では限界があるという問題がある。さらに、前記提案
のように、売り場で歳時にあったPOP広告を容易に組
立てることができ、広告効果を発揮できても、その歳時
的なムードの中におかれた商品をそのムードで包まれた
まま持ちかえることが出来ないという問題がある。また
一度持ち帰ったパッケージを開封してしまえばいかにデ
ザイン的に優れたものであっても、直ちに廃棄物となっ
てしまい、室内に暫く置いてムードを楽しむことは出来
ないというアフターユース的な問題がある。本発明は、
前述の問題点に鑑みてなされたもので、他商品との差別
化に効果があり、歳時的なムードをそのまま持ち帰るこ
とができ、商品使用後も暫く室内に置いて楽しむことが
できるポップアップディスプレイを一体化したパッケー
ジ(カートン)の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明は正面側板と天板の両面に亘って窓貼
りされた直方体のカートンに二つ折り板紙を開くと立体
的な絵柄が出現するポップアップディスプレイを開いた
状態で装着すると共に前記絵柄に関連する商品の収納ス
ペースを前記カートンの両側あるいは片側に具えたこと
を特徴とするポップアップ包装体を要旨とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図面により詳しく説明す
る。図1は本発明によるポップアップ包装体のカートン
ブランク展開図である。カートン10は前面側板1、後
面側板3、天板2、底板4の4枚のパネルが折線を介し
て連接され、折線を介して天板2と底板4にはサイドフ
ラップ2’、4’が、前面パネル1の両端には両端側板
1’がそれぞれ連接されている。前面側板1と天板2の
両方に跨がって窓部5が打ち抜かれ、透明プラスチック
シートによる窓が窓貼り機によって貼着されている。サ
イドフラップ2’、4’はそれぞれ内側に2本の折線で
内側に巻き込むように折り込まれダストフラップとして
の役割の他、両端に詰め合わされる商品の支持具として
機能するようになっている。このフラップの構造は商品
の形状次第で決めればよく、商品寸法がカートンの両端
部全体に広がる大きさのものであれば、単なるダストフ
ラップとしてのフラップ機能を有しておればよい。前面
側板1に連接されている両端側板1’はカートン成形の
最後にカートン内側に差し込む差し込み片が付いてい
る。
【0006】図2は本発明によるポップアップ包装体の
中に収納するポップアップディスプレイのブランク展開
図である。図2は雛祭りの場合を例として描いてある。
ブランクには販売商品に合わせた図柄が印刷され、絵柄
に応じて切り込み12と点線で示す折線が加工されてい
る。中央の折線11はブランク全体を折り畳む中央折線
で、この折り畳みと同時に斜線で示す部分F1〜F3の
対向する同じ符号同志で接着される。
【0007】図3は本発明によるポップアップ包装体の
構成説明図である。図3(a)は斜視図であり、図3
(b)は中央縦断面図である。前述のポップアップディ
スプレイの折り畳みカートンを成形するのは簡単で、図
2に示す組立折線13において90°に折り曲げると図
3(b)で明らかなように、図2で示すブランクの上半
部分の切り込み12によって区画されたパターン部分は
階段上に立体的に立ち上がって、瞬間的に立体空間を示
すディスプレイができあがる。このように組み立てられ
たディスプレイを既に成形してあるカートンの端部より
カートン中央まで挿入すればポップアップディスプレイ
収納部Pへの装着が終了する。この場合90°に開かれ
たディスプレイ寸法(高さ、奥行き)を成形されたカー
トンの内寸法に合わせておけば、端部よりの挿入だけで
しっかりした装着が可能である。最後に、カートンの一
端あるいは両端の商品収納部Sに雛祭りの場合には雛あ
られ等の菓子類あるいは甘酒等の商品を詰合せ、サイド
フラップを折り曲げた後、両端部側板1’を折り重ね、
その先端の差し込み片をカートン内部に差し込んで封止
すれば、パッケージ商品とポップアップディスプレイが
一体化した本発明によるポップアップ包装体30ができ
あがる。なお、端部に詰め合わされる商品は雰囲気にあ
った形状、素材によるパッケージに充填されていること
が当然の事ながら好ましく、雛あられであれば和紙風の
感触をもった巾着のような形状のものが好ましい。
【0008】本発明によるポップアップ包装体は前述の
生活歳時やイベントの他、バレンタインデー、ホワイト
デー、ハロウィン等に向けてもよく、サファリ、水族館
等の常設館のお土産品に利用してもよい。前述のカート
ンもそしてポップアップディスプレイも折り畳んで商品
詰合せを行う所定の場所まで運ぶことができ、物流面で
合理化される。ポップアップディスプレイは紙が主原料
あり、しかも製法は従来のカートンの製造法と大差がな
く、低コストでの供給が可能となる。
【0009】カートンに使用される板紙はカートンサイ
ズにもよるが、コートボール、クラフトボール、マニラ
ボール等広範囲のものが好適に使用できる。坪量につい
てはカートンブランクサイズに合わせて適宜選択すれば
よい。しかし、広い窓部を有し、窓のフレームに相当す
る部分で強度を持たせる必要から、比較的剛性のあるも
のが好ましい。この観点から、Eフルートダンボールも
好適に使用できる。窓用材料はポリ塩化ビニルを使用し
てもよいが、折線6で折り曲げられるため折り曲げ部で
白化しないことが望ましく、透明性にも優れたアモルフ
ァスなポリエチレンテレフタレート樹脂シートの使用が
望ましい。また焼却による廃棄処理の容易さ発熱量の少
ないことからもポリエチレンテレフタレート樹脂の使用
が好ましい。
【0010】ポップアップ包装体への印刷は、オフセッ
ト印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリー
ン印刷等いかなる方法を用いてもよい。さらに、印刷面
に対して艶出し、箔押し、エンボス等の後加工も自由に
行うことができる。
【0011】本発明によるポップアップ包装体は実施例
の記載に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々の変形が可能である。例えば、ポップア
ップディスプレイも90°開くタイプで説明している
が、180°開くタイプを組み合わせてもよい。またカ
ートンの両端部の折り返し片の取り付け位置、商品収納
部Sの構成は自由であり、ポップアップディスプレイの
収納位置も必ずしも中央にある必要はない。
【0012】
【発明の効果】本発明によるポップアップ包装体によれ
ば直方体のカートンの二面に跨がる広い窓付きカートン
の所定の位置にポップアップディスプレイを所定の角度
に開いた状態で装着し、同時に商品を詰合せることによ
って、売り場での他商品との差別化、販売促進の効果を
示し、また、客は歳時あるいはイベントの雰囲気に包ま
れた商品を持ち帰ることができ、商品使用後も家庭内で
生活行事の演出に役立たせ、その期間中室内に置いて楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるポップアップ包装体のカートン
ブランク展開図
【図2】ポップアップディスプレイのブランク展開図
【図3】本発明におけるポップアップ包装体の構成説明
【符号の説明】
1 前面側板 1’ 両端部側板 2 天板 2’ フラップ 3 後面側板 4 底板 4’ フラップ 5 窓 6 折線 7 ポップアップディスプレイ 10 ポップアップ包装体のカートンブランク展開図 11 中央折線 12 切り込み 13 組立折線 20 ポップアップディスプレイのブランク展開図 30 ポップアップ包装体 F1〜F3 対向する接着部 P ポップアップディスプレイ収納部 S 商品収納部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面側板と天板の両面に亘って窓貼りさ
    れた直方体のカートンに二つ折り板紙を開くと立体的な
    絵柄が出現するポップアップディスプレイを開いた状態
    で装着すると共に前記絵柄に関連する商品の収納スペー
    スを前記カートンの両側あるいは片側に具えたことを特
    徴とするポップアップ包装体。
JP20278395A 1995-07-18 1995-07-18 ポップアップ包装体 Withdrawn JPH0930561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20278395A JPH0930561A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 ポップアップ包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20278395A JPH0930561A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 ポップアップ包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0930561A true JPH0930561A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16463125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20278395A Withdrawn JPH0930561A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 ポップアップ包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0930561A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013114255A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Takada Shiki Seisakusho:Kk ロック機構付きポップアップカード

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013114255A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Takada Shiki Seisakusho:Kk ロック機構付きポップアップカード

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Effective date: 20021001