JPH09304166A - 可搬型の輪重検出器 - Google Patents
可搬型の輪重検出器Info
- Publication number
- JPH09304166A JPH09304166A JP14345396A JP14345396A JPH09304166A JP H09304166 A JPH09304166 A JP H09304166A JP 14345396 A JP14345396 A JP 14345396A JP 14345396 A JP14345396 A JP 14345396A JP H09304166 A JPH09304166 A JP H09304166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- load
- measured
- vehicle
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被測定車両の車輪を載荷板の上に安定して位
置させることができ、かつ、載置面に凹凸があっても正
確な測定が行え、しかも、小形軽量で運搬に便利な可搬
型の輪重検出器を提供する。 【解決手段】 載荷板2の前部に車輪導入部2aを、中
間部に車輪定置部2bを、後部に車輪退出阻止部2cを
それぞれ設けているので小形軽量化されると共に、車輪
30の車輪定置部2bへの誘導が容易であり、正確な輪
重測定が可能である。この車輪定置部2bの下面に、荷
重変換器7の荷重導入部7Cを固定ねじ5を用いて強固
に固定し、この荷重支持部7Aの底部に「球面座21と
球面座22とボール23」でなる支承部20を介して基
台10を取り付ける。この取り付けは、載荷板2の前後
傾が可能となるように調整ねじ12とゴムワッシャ13
を用いて行なう。従って、載置面の凹凸が支承部20に
よって緩衝され荷重導入部7Cに軸上荷重が印加され正
確な測定ができる。
置させることができ、かつ、載置面に凹凸があっても正
確な測定が行え、しかも、小形軽量で運搬に便利な可搬
型の輪重検出器を提供する。 【解決手段】 載荷板2の前部に車輪導入部2aを、中
間部に車輪定置部2bを、後部に車輪退出阻止部2cを
それぞれ設けているので小形軽量化されると共に、車輪
30の車輪定置部2bへの誘導が容易であり、正確な輪
重測定が可能である。この車輪定置部2bの下面に、荷
重変換器7の荷重導入部7Cを固定ねじ5を用いて強固
に固定し、この荷重支持部7Aの底部に「球面座21と
球面座22とボール23」でなる支承部20を介して基
台10を取り付ける。この取り付けは、載荷板2の前後
傾が可能となるように調整ねじ12とゴムワッシャ13
を用いて行なう。従って、載置面の凹凸が支承部20に
よって緩衝され荷重導入部7Cに軸上荷重が印加され正
確な測定ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬型の輪重検出
器に関し、より詳細には、トラック等の車両の車輪の重
量を検出し、被測定車両の積載重量を測定するため等に
用いて有用な可搬型の輪重検出器に関するものである。
器に関し、より詳細には、トラック等の車両の車輪の重
量を検出し、被測定車両の積載重量を測定するため等に
用いて有用な可搬型の輪重検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラック等の車両の積載重量が規定の法
定重量をオーバーして道路を走行すると、車両の制動距
離が延びたり、カーブ道路の走行特性に悪影響を与え運
転操作性が損なわれ、交通安全上の問題が生じ、危険で
あるばかりでなく、道路の損傷を早めたり近隣騒音の増
大という問題が生じる。
定重量をオーバーして道路を走行すると、車両の制動距
離が延びたり、カーブ道路の走行特性に悪影響を与え運
転操作性が損なわれ、交通安全上の問題が生じ、危険で
あるばかりでなく、道路の損傷を早めたり近隣騒音の増
大という問題が生じる。
【0003】このために、道路公団等の道路管理者にお
いては、積載重量が規定の法定重量をオーバーしている
か否かを積載重量測定装置で測定し、取締りや通行規制
を行っている。
いては、積載重量が規定の法定重量をオーバーしている
か否かを積載重量測定装置で測定し、取締りや通行規制
を行っている。
【0004】このような積載重量の測定としては、被測
定車両の全体を載荷板の上に載置し、その重量を測定す
るという測定装置においては、その全体装置が大型化し
測定場所を移動する事が困難であるために測定場所が特
定されてしまう、という不都合があった。
定車両の全体を載荷板の上に載置し、その重量を測定す
るという測定装置においては、その全体装置が大型化し
測定場所を移動する事が困難であるために測定場所が特
定されてしまう、という不都合があった。
【0005】そこで、被測定車両の車輪を荷重変換器を
備えた載荷板の上に正確に載せ、その車輪の輪重量また
は軸重量を測定しこれらの輪重量等を加算して車両重量
を求め、このようにして求められた車両重量から乗車実
員と空荷の時の車体重量を減算して積載重量を求めてい
た。
備えた載荷板の上に正確に載せ、その車輪の輪重量また
は軸重量を測定しこれらの輪重量等を加算して車両重量
を求め、このようにして求められた車両重量から乗車実
員と空荷の時の車体重量を減算して積載重量を求めてい
た。
【0006】また、このような可搬型の輪重検出器につ
いて詳しく説明すると、被測定車両の輪重でなる荷重が
印加されると弾性変形する起歪部にひずみゲージを添着
してなる荷重変換器の荷重導入部に載荷板を固定的に載
置し、この荷重変換器の荷重支持部を支承すると共に道
路等の不動部に載置され得る基台を備え、上記載荷板の
上に被測定車両の車輪を載置させたときに、該車輪によ
る印加輪重が上記支承部を介して上記荷重導入部に導入
されて、上記起歪部に生じるひずみに対応して上記ひず
みゲージに生じるひずみ出力を検出することによって被
測定車両の車輪の輪重を検出するように構成されてい
る。
いて詳しく説明すると、被測定車両の輪重でなる荷重が
印加されると弾性変形する起歪部にひずみゲージを添着
してなる荷重変換器の荷重導入部に載荷板を固定的に載
置し、この荷重変換器の荷重支持部を支承すると共に道
路等の不動部に載置され得る基台を備え、上記載荷板の
上に被測定車両の車輪を載置させたときに、該車輪によ
る印加輪重が上記支承部を介して上記荷重導入部に導入
されて、上記起歪部に生じるひずみに対応して上記ひず
みゲージに生じるひずみ出力を検出することによって被
測定車両の車輪の輪重を検出するように構成されてい
る。
【0007】このような可搬型の輪重検出器の一例とし
ては、本件出願の前に登録された実用新案登録番号30
06632号公報に記載されているものがある。即ち、
この可搬型の輪重検出器は、道路面に載置される基台
(支持部)の上に荷重変換器を球面接触構造部(球体)
を介して取り付け、この荷重変換器の上に載荷板(天
板)を載せた構成となってている。この載荷板は、被測
定車両の車輪を載置するに十分な幅寸法を有していて、
また、この載荷板には、上述の「基台と荷重変換器と球
面接触構造部」の対が4つ設けられ、当該載荷板に与え
られる荷重(輪重)をこれらの組によって均等に受ける
ように配設されている。
ては、本件出願の前に登録された実用新案登録番号30
06632号公報に記載されているものがある。即ち、
この可搬型の輪重検出器は、道路面に載置される基台
(支持部)の上に荷重変換器を球面接触構造部(球体)
を介して取り付け、この荷重変換器の上に載荷板(天
板)を載せた構成となってている。この載荷板は、被測
定車両の車輪を載置するに十分な幅寸法を有していて、
また、この載荷板には、上述の「基台と荷重変換器と球
面接触構造部」の対が4つ設けられ、当該載荷板に与え
られる荷重(輪重)をこれらの組によって均等に受ける
ように配設されている。
【0008】従って、道路面等に載せられる4つの基台
に対して、その下の地面に凹凸があっても、上述の球面
接触構造部の働きによってその上部の荷重変換器に対す
る荷重が常に同じ位置で受けられることになるので精度
よく測定を行うことができる。この曲面接触構造部は、
荷重変換器を基台に対してある程度の角度まで滑らかに
傾けることができ、これによって荷重変換器の荷重印加
位置を常に曲面接触構造部に対応する所定の位置に維持
することができるのである。
に対して、その下の地面に凹凸があっても、上述の球面
接触構造部の働きによってその上部の荷重変換器に対す
る荷重が常に同じ位置で受けられることになるので精度
よく測定を行うことができる。この曲面接触構造部は、
荷重変換器を基台に対してある程度の角度まで滑らかに
傾けることができ、これによって荷重変換器の荷重印加
位置を常に曲面接触構造部に対応する所定の位置に維持
することができるのである。
【0009】そして、被測定車両の車輪を荷重変換器を
備えた載荷板の上に正確に載せ、その車輪の輪重量を測
定し、これらの輪重量を加算して車両重量を求め、この
ようにして求められた車両重量から乗車実員と空荷の時
の車体重量を減算して積載重量を求めるのである。
備えた載荷板の上に正確に載せ、その車輪の輪重量を測
定し、これらの輪重量を加算して車両重量を求め、この
ようにして求められた車両重量から乗車実員と空荷の時
の車体重量を減算して積載重量を求めるのである。
【0010】また、被測定車両の車輪を載荷板に載せる
際には、ジャッキ装置等を用いて車輪を持ち上げた状態
でその下に載荷板を位置させて車輪のジャッキアップを
解除して車輪を降下させるということも考えられるが、
能率的でないと共に危険でもあるので、道路等に載置さ
れた載荷板の直前には車輪導入用のスロープ板を設け、
被測定車両を微速で走行させ当該車輪をこのスロープ板
を滑らかに乗り越えさせた直後に当該車輪が載荷板の所
定位置(中央部)に位置されるようになっている。さら
に、道路等に載置された載荷板の直後には載荷板の載せ
られた被測定車両の車輪を滑らかに退出させるためのス
ロープ板が設けられている。
際には、ジャッキ装置等を用いて車輪を持ち上げた状態
でその下に載荷板を位置させて車輪のジャッキアップを
解除して車輪を降下させるということも考えられるが、
能率的でないと共に危険でもあるので、道路等に載置さ
れた載荷板の直前には車輪導入用のスロープ板を設け、
被測定車両を微速で走行させ当該車輪をこのスロープ板
を滑らかに乗り越えさせた直後に当該車輪が載荷板の所
定位置(中央部)に位置されるようになっている。さら
に、道路等に載置された載荷板の直後には載荷板の載せ
られた被測定車両の車輪を滑らかに退出させるためのス
ロープ板が設けられている。
【0011】従って、上述の「基台と荷重変換器と球面
接触構造部」の対が下面に4つ設けられた載荷板と、車
輪導入用のスロープ板と、車輪退出用スロープ板とで構
成される可搬型の輪重検出器を測定現場に運搬し、所望
の輪重測定を行うことになる。
接触構造部」の対が下面に4つ設けられた載荷板と、車
輪導入用のスロープ板と、車輪退出用スロープ板とで構
成される可搬型の輪重検出器を測定現場に運搬し、所望
の輪重測定を行うことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の可
搬型の輪重検出器においては、被測定車両の車輪が載荷
される載荷板と道路面等の不動部との間に「基台と荷重
変換器と球面接触構造部」の対を複数組介在させている
ので、基台が載置される地面に多少の凹凸が存在して
も、その影響を受けずに複数の荷重変換器の荷重印加位
置を常に曲面接触構造部に対応する略所定の位置に維持
することができ、正確な測定を行うことができる反面、
次のような問題がある。
搬型の輪重検出器においては、被測定車両の車輪が載荷
される載荷板と道路面等の不動部との間に「基台と荷重
変換器と球面接触構造部」の対を複数組介在させている
ので、基台が載置される地面に多少の凹凸が存在して
も、その影響を受けずに複数の荷重変換器の荷重印加位
置を常に曲面接触構造部に対応する略所定の位置に維持
することができ、正確な測定を行うことができる反面、
次のような問題がある。
【0013】即ち、第1の問題は、車輪誘導用のスロー
プ板が載荷板とは別の部材として設けられ、被測定車両
を微速で走行させ当該車輪をこのスロープ板を滑らかに
乗り越えさせた直後に当該車輪が載荷板の所定位置(中
央部)に位置されるようになっているので、そのスロー
プ板が積載車両重量に耐えるだけの厚肉のものとしなけ
ればならず、高重量となって運搬に不便であると共に、
このスロープ板を載荷板の直前にセットする作業が繁雑
となり、測定の能率が悪くなることである。
プ板が載荷板とは別の部材として設けられ、被測定車両
を微速で走行させ当該車輪をこのスロープ板を滑らかに
乗り越えさせた直後に当該車輪が載荷板の所定位置(中
央部)に位置されるようになっているので、そのスロー
プ板が積載車両重量に耐えるだけの厚肉のものとしなけ
ればならず、高重量となって運搬に不便であると共に、
このスロープ板を載荷板の直前にセットする作業が繁雑
となり、測定の能率が悪くなることである。
【0014】また、第2の問題は、車輪退出用のスロー
プ板が載荷板とは別の部材として設けられ、載荷板に載
せられた車輪の輪重測定が完了した後に被測定車両を微
速で走行させ当該車輪をこのスロープ板を滑らかに走行
させて退出させるようになっているので、そのスロープ
板が前述の車輪誘導用の場合と同様にして積載車両重量
に耐えるだけの厚肉のものとしなければならず、運搬に
不便であると共に、このスロープ板を載荷板の直後にセ
ットする作業が繁雑となり、測定の能率が悪くなること
である。
プ板が載荷板とは別の部材として設けられ、載荷板に載
せられた車輪の輪重測定が完了した後に被測定車両を微
速で走行させ当該車輪をこのスロープ板を滑らかに走行
させて退出させるようになっているので、そのスロープ
板が前述の車輪誘導用の場合と同様にして積載車両重量
に耐えるだけの厚肉のものとしなければならず、運搬に
不便であると共に、このスロープ板を載荷板の直後にセ
ットする作業が繁雑となり、測定の能率が悪くなること
である。
【0015】また、第3の問題は、載荷板の上に被測定
車両の車輪が微速走行して載せられるときに当該載荷板
を前方に滑らす力が働き、載荷板を前方に移動させてし
まい、確実に載荷板上に被測定車両の車輪を載せること
ができなくなり、特に、車軸の左右両輪のそれぞれの輪
重を同時に測定する場合には、左右の輪重の載置位置を
同時に規定位置にセットすることが難しくなるというこ
とであり、また、測定後に車輪を退出させるためのスロ
ープ板の端面に押しつけられた状態で車輪がセットされ
てしまう可能性があり、これを知らずに測定した場合に
は測定誤差が多くなってしまうという問題がある。
車両の車輪が微速走行して載せられるときに当該載荷板
を前方に滑らす力が働き、載荷板を前方に移動させてし
まい、確実に載荷板上に被測定車両の車輪を載せること
ができなくなり、特に、車軸の左右両輪のそれぞれの輪
重を同時に測定する場合には、左右の輪重の載置位置を
同時に規定位置にセットすることが難しくなるというこ
とであり、また、測定後に車輪を退出させるためのスロ
ープ板の端面に押しつけられた状態で車輪がセットされ
てしまう可能性があり、これを知らずに測定した場合に
は測定誤差が多くなってしまうという問題がある。
【0016】また、第4の問題は、載荷板に、「基台と
荷重変換器と球面接触構造部」の対が複数組、例えば4
つ設けられているので、構成が複雑であり、また、載荷
板部分の前方に位置させる車輪導入用スロープ板と、載
荷板部分の後方に位置させる車輪退出用スロープ板とを
要するために、装置全体の価格が増大すると共に、その
重量も重くなってしまい、運搬が厄介であるということ
である。
荷重変換器と球面接触構造部」の対が複数組、例えば4
つ設けられているので、構成が複雑であり、また、載荷
板部分の前方に位置させる車輪導入用スロープ板と、載
荷板部分の後方に位置させる車輪退出用スロープ板とを
要するために、装置全体の価格が増大すると共に、その
重量も重くなってしまい、運搬が厄介であるということ
である。
【0017】また、第5の問題は、基台と荷重変換器と
の間に球面接触構造部が介在されているので、基台が載
置される地面に生じている凹凸に応じ、基台に対して荷
重変換器が前傾状態もしくは後傾状態となるが、その前
後傾の移動限度については特に配慮されていないので、
地面に生じている凹凸が大きな場合には、前傾または後
傾状態の限度で一点支持状態が維持されないに拘らず、
輪重測定が行われてしまい、大幅な測定誤差が生じる虞
れがあることである。
の間に球面接触構造部が介在されているので、基台が載
置される地面に生じている凹凸に応じ、基台に対して荷
重変換器が前傾状態もしくは後傾状態となるが、その前
後傾の移動限度については特に配慮されていないので、
地面に生じている凹凸が大きな場合には、前傾または後
傾状態の限度で一点支持状態が維持されないに拘らず、
輪重測定が行われてしまい、大幅な測定誤差が生じる虞
れがあることである。
【0018】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的の第1は、被測定車両を微速で走行させ
当該車輪を載荷板の上に安定して位置させることがで
き、しかも、車輪導入部が載荷板と一体化された小形で
運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供することにあ
る。
ので、その目的の第1は、被測定車両を微速で走行させ
当該車輪を載荷板の上に安定して位置させることがで
き、しかも、車輪導入部が載荷板と一体化された小形で
運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供することにあ
る。
【0019】また、第2の目的は、載荷板に載置された
被測定車両の車輪を輪重測定後に安定して退出させるこ
とができ、しかも、車輪退出部材が載荷板と一体化され
た小形で運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供するこ
とにある。
被測定車両の車輪を輪重測定後に安定して退出させるこ
とができ、しかも、車輪退出部材が載荷板と一体化され
た小形で運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供するこ
とにある。
【0020】また、第3の目的は、載荷板の上に被測定
車両の車輪が微速走行して載せられるときに当該載荷板
を前方に滑らす力が働いてもそれを阻止することができ
る可搬型の輪重検出器を提供することにある。
車両の車輪が微速走行して載せられるときに当該載荷板
を前方に滑らす力が働いてもそれを阻止することができ
る可搬型の輪重検出器を提供することにある。
【0021】また、第4の目的は、基台と荷重変換器と
支承部材で構成される可搬型の輪重検出器の構成を簡略
化し、その価格を低減化すると共に、その重量も軽量化
して、運搬が容易な可搬型の輪重検出器を提供すること
にある。
支承部材で構成される可搬型の輪重検出器の構成を簡略
化し、その価格を低減化すると共に、その重量も軽量化
して、運搬が容易な可搬型の輪重検出器を提供すること
にある。
【0022】また、第5の目的は、被測定車両の車輪が
正規の位置に載置されずに前傾もしくは後傾状態が所定
の限度を越えたときには、そのまま測定したら大きな測
定誤差が生じる旨の報知をすることができる可搬型の輪
重検出器を提供することにある。
正規の位置に載置されずに前傾もしくは後傾状態が所定
の限度を越えたときには、そのまま測定したら大きな測
定誤差が生じる旨の報知をすることができる可搬型の輪
重検出器を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、荷重が印加されると弾
性変形する起歪部にひずみゲージを添着してなる荷重変
換器と、この荷重変換器上に載置される載荷板と、道路
等の不動部上に載置され上部に上記荷重変換器を支承す
る基台とを有する可搬型の輪重検出器において、上記載
荷板には、載荷板の一側に被測定車両の車輪の進入を容
易にする傾斜部を有する車輪導入部と、上記載荷板の上
記車輪導入部の進行方向先方に上記車輪導入部に車輪が
誘導された後に上記車輪が落ち込む谷部を有する車輪定
置部と、上記載荷板の他側に被測定車両の車輪の退出を
阻止する車輪退出阻止部と、を設け、上記基台と上記荷
重変換器との間には、上記基台上に上記荷重変換器を曲
面支持状態で支持する支承部材を介挿し、上記車輪導入
部から被測定車両の車輪を進入させる上記車輪を上記車
輪定置部に位置させたときに、上記車輪による印加輪重
を、上記基台が上記支承部材を介して上記荷重変換器の
中央部を支承した状態で上記印加輪重に応じて上記起歪
部に生じるひずみを上記ひずみゲージによって検出する
ことによって、被測定車両の輪重を検出し得るように構
成したことを特徴とするものである。
めに、請求項1に記載の発明は、荷重が印加されると弾
性変形する起歪部にひずみゲージを添着してなる荷重変
換器と、この荷重変換器上に載置される載荷板と、道路
等の不動部上に載置され上部に上記荷重変換器を支承す
る基台とを有する可搬型の輪重検出器において、上記載
荷板には、載荷板の一側に被測定車両の車輪の進入を容
易にする傾斜部を有する車輪導入部と、上記載荷板の上
記車輪導入部の進行方向先方に上記車輪導入部に車輪が
誘導された後に上記車輪が落ち込む谷部を有する車輪定
置部と、上記載荷板の他側に被測定車両の車輪の退出を
阻止する車輪退出阻止部と、を設け、上記基台と上記荷
重変換器との間には、上記基台上に上記荷重変換器を曲
面支持状態で支持する支承部材を介挿し、上記車輪導入
部から被測定車両の車輪を進入させる上記車輪を上記車
輪定置部に位置させたときに、上記車輪による印加輪重
を、上記基台が上記支承部材を介して上記荷重変換器の
中央部を支承した状態で上記印加輪重に応じて上記起歪
部に生じるひずみを上記ひずみゲージによって検出する
ことによって、被測定車両の輪重を検出し得るように構
成したことを特徴とするものである。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、荷重が印
加されると弾性変形する起歪部にひずみゲージを添着し
てなる荷重変換器と、この荷重変換器上に載置される載
荷板と、道路等の不動部上に載置され上部に上記荷重変
換器を支承する基台とを有する可搬型の輪重検出器にお
いて、上記載荷板には、その一側に被測定車両の車輪の
進入を容易にする傾斜部を有する車輪導入部と、上記載
荷板の上記車輪導入部の進行方向前方に上記車輪導入部
に車輪が誘導された後に上記車輪が落ち込む谷部を有す
る車輪定置部と上記載荷板の他側に被測定車両の車輪の
退出を促す傾斜部を有する車輪退出部とを設け、上記基
台と上記荷重変換器との間には、上記基台上に上記荷重
変換器を曲面支持状態で支持する支承部材を介挿し、上
記車輪導入部から被測定車両の車輪を進入させる上記車
輪を上記車輪定置部に位置させたときに、上記車輪によ
る印加輪重を、上記基台が上記支承部材を介して上記荷
重変換器の中央部を支承した状態で上記印加輪重に応じ
て上記起歪部に生じるひずみを上記ひずみゲージによっ
て検出することによって、被測定車両の輪重を検出し得
るように構成したことを特徴とするものである。
加されると弾性変形する起歪部にひずみゲージを添着し
てなる荷重変換器と、この荷重変換器上に載置される載
荷板と、道路等の不動部上に載置され上部に上記荷重変
換器を支承する基台とを有する可搬型の輪重検出器にお
いて、上記載荷板には、その一側に被測定車両の車輪の
進入を容易にする傾斜部を有する車輪導入部と、上記載
荷板の上記車輪導入部の進行方向前方に上記車輪導入部
に車輪が誘導された後に上記車輪が落ち込む谷部を有す
る車輪定置部と上記載荷板の他側に被測定車両の車輪の
退出を促す傾斜部を有する車輪退出部とを設け、上記基
台と上記荷重変換器との間には、上記基台上に上記荷重
変換器を曲面支持状態で支持する支承部材を介挿し、上
記車輪導入部から被測定車両の車輪を進入させる上記車
輪を上記車輪定置部に位置させたときに、上記車輪によ
る印加輪重を、上記基台が上記支承部材を介して上記荷
重変換器の中央部を支承した状態で上記印加輪重に応じ
て上記起歪部に生じるひずみを上記ひずみゲージによっ
て検出することによって、被測定車両の輪重を検出し得
るように構成したことを特徴とするものである。
【0025】また、請求項3に記載の発明は、支承部材
は、荷重変換器および基台にそれぞれ形成された凹部に
嵌入する球状ベアリングで成ることを特徴とするもので
ある。
は、荷重変換器および基台にそれぞれ形成された凹部に
嵌入する球状ベアリングで成ることを特徴とするもので
ある。
【0026】また、請求項4に記載の発明は、載荷板の
車輪導入部の形成部位の下面に、上記載荷板が前傾して
いるときに、道路等の不動部に当接可能であって、上記
載荷板の車輪定置部に被測定車両の車輪が位置されたと
き上記不動部から離れるように形成された滑り防止部材
を設けたことを特徴とするものである。
車輪導入部の形成部位の下面に、上記載荷板が前傾して
いるときに、道路等の不動部に当接可能であって、上記
載荷板の車輪定置部に被測定車両の車輪が位置されたと
き上記不動部から離れるように形成された滑り防止部材
を設けたことを特徴とするものである。
【0027】また、請求項5に記載の発明は、荷重変換
器が、全体形状が厚肉円板状を呈し、中心部に設けられ
た剛性大なる荷重支持部と、この荷重支持部に連接形成
されて放射方向に延びる薄肉の起歪部と、この起歪部の
各先端と連接形成された剛性大なる荷重導入部と、上記
荷重支持部の中心に形成された凹陥状の球面座と、を有
し、上記荷重導入部は載荷板に固定され、上記荷重支持
部は、その球面座が支承部材を介して基台に揺動自在に
支承されることを特徴とするものである。
器が、全体形状が厚肉円板状を呈し、中心部に設けられ
た剛性大なる荷重支持部と、この荷重支持部に連接形成
されて放射方向に延びる薄肉の起歪部と、この起歪部の
各先端と連接形成された剛性大なる荷重導入部と、上記
荷重支持部の中心に形成された凹陥状の球面座と、を有
し、上記荷重導入部は載荷板に固定され、上記荷重支持
部は、その球面座が支承部材を介して基台に揺動自在に
支承されることを特徴とするものである。
【0028】また、請求項6に記載の発明は、基台と荷
重変換器との間における上記荷重変換器の中心に対する
軸対称位置に、少なくとも一対弾性部材を介挿し、自然
状態において、荷重変換器を前傾位置に保持せしめるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
重変換器との間における上記荷重変換器の中心に対する
軸対称位置に、少なくとも一対弾性部材を介挿し、自然
状態において、荷重変換器を前傾位置に保持せしめるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0029】また、請求項7に記載の発明は、載荷板が
前傾限度位置を越えたことを検出、または、該載荷板が
後傾限度位置を越えたことを検出する検出手段を設け、
この検出手段によって上記載荷板が前傾および後傾限度
位置を越えていることが検出されたときに、正確な輪重
測定が行えない旨の報知をする報知手段を設けたことを
特徴とするものである。
前傾限度位置を越えたことを検出、または、該載荷板が
後傾限度位置を越えたことを検出する検出手段を設け、
この検出手段によって上記載荷板が前傾および後傾限度
位置を越えていることが検出されたときに、正確な輪重
測定が行えない旨の報知をする報知手段を設けたことを
特徴とするものである。
【0030】
【作用】上記のように構成された本発明に係る可搬型の
輪重検出器は、載荷板に設けられた車輪導入部によって
滑らかな車輪導入が行え、この車輪導入部の前方に設け
られた車輪定置部に被測定車輪が落とし込まれるため、
正規の車輪位置に容易且つ確実に被測定車輪を位置付け
ることができる。
輪重検出器は、載荷板に設けられた車輪導入部によって
滑らかな車輪導入が行え、この車輪導入部の前方に設け
られた車輪定置部に被測定車輪が落とし込まれるため、
正規の車輪位置に容易且つ確実に被測定車輪を位置付け
ることができる。
【0031】また、載荷板と基台との間に、曲面状の支
承部材を介在させているので、基台が載置された面の凹
凸があってもその影響を受けず、当該支承部材の働きに
より荷重変換器に対して常に同じ荷重位置で荷重を受け
ることとなり、常に均一の精度で輪重検出が行える。
承部材を介在させているので、基台が載置された面の凹
凸があってもその影響を受けず、当該支承部材の働きに
より荷重変換器に対して常に同じ荷重位置で荷重を受け
ることとなり、常に均一の精度で輪重検出が行える。
【0032】また、車輪定置部の形成位置の下面に、道
路等の不動部に当接可能で、上記載荷板の車輪定置部に
被測定車両の車輪が位置されたとき該不動部から離れる
ように形成された滑り防止部材は、道路上の滑りを無く
し、そのため被測定車輪に対するセット動作を確実かつ
簡単にしている。
路等の不動部に当接可能で、上記載荷板の車輪定置部に
被測定車両の車輪が位置されたとき該不動部から離れる
ように形成された滑り防止部材は、道路上の滑りを無く
し、そのため被測定車輪に対するセット動作を確実かつ
簡単にしている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を用いて詳細に説明する。図1ないし図4は、本発
明の実施の一形態に係る可搬型の輪重検出器を示すもの
で、このうち、図1は、一部を破断した側面図であり、
図2はその平面図であり、図3は、図1中に示される荷
重変換器を拡大して示す平面図であり、図4は、図3に
示す荷重変換器の中央縦断面図である。可搬型の輪重検
出器1は、詳細は後述するが、その主要部が、載荷板2
と荷重変換器7と基台10と支承部20とをもって構成
されている。
図面を用いて詳細に説明する。図1ないし図4は、本発
明の実施の一形態に係る可搬型の輪重検出器を示すもの
で、このうち、図1は、一部を破断した側面図であり、
図2はその平面図であり、図3は、図1中に示される荷
重変換器を拡大して示す平面図であり、図4は、図3に
示す荷重変換器の中央縦断面図である。可搬型の輪重検
出器1は、詳細は後述するが、その主要部が、載荷板2
と荷重変換器7と基台10と支承部20とをもって構成
されている。
【0034】即ち、載荷板2は、その平面の全体形状が
長方形に形成され、その長手方向(車輪の進入方向)に
直交する方向の大きさ(幅)が測定対象とする数種の被
測定車両の車輪30のうちで最も広い幅寸法より適宜大
きく設定され、該長手方向に車輪導入部2aと車輪定置
部2bと車輪退出阻止部2cが順次に形成されている。
長方形に形成され、その長手方向(車輪の進入方向)に
直交する方向の大きさ(幅)が測定対象とする数種の被
測定車両の車輪30のうちで最も広い幅寸法より適宜大
きく設定され、該長手方向に車輪導入部2aと車輪定置
部2bと車輪退出阻止部2cが順次に形成されている。
【0035】この車輪導入部2aは、載荷板2の一側に
被測定車両の車輪30の進入を促す(容易にする)傾斜
部を有して設けられたものである。載荷板2の車輪導入
部2aの形成部位の下面に、該載荷板2が前傾している
ときに、道路等の不動部に当接し、被測定車輪30の導
入時に該載荷板2が進行方向にずれるのを阻止すること
ができ、該載荷板2の車輪定置部2bに被測定車両の車
輪30が位置されたとき不動部から離れるような位置関
係になるように構成された滑り止め部材6が突出形成さ
れている。
被測定車両の車輪30の進入を促す(容易にする)傾斜
部を有して設けられたものである。載荷板2の車輪導入
部2aの形成部位の下面に、該載荷板2が前傾している
ときに、道路等の不動部に当接し、被測定車輪30の導
入時に該載荷板2が進行方向にずれるのを阻止すること
ができ、該載荷板2の車輪定置部2bに被測定車両の車
輪30が位置されたとき不動部から離れるような位置関
係になるように構成された滑り止め部材6が突出形成さ
れている。
【0036】また、車輪定置部2bは、載荷板2の車輪
導入部2aと車輪退出阻止部2cとの間に、車輪30の
外周面の下部が落とし込まれる谷部を有している。
導入部2aと車輪退出阻止部2cとの間に、車輪30の
外周面の下部が落とし込まれる谷部を有している。
【0037】車輪退出阻止部2cは、載荷板2の他側に
車輪の退出を阻止する傾斜部を有すると共に、載荷板2
の他側(図1において右側)基部に形成された脚部2d
によって車輪退出阻止機能が付加的に設けられている。
車輪の退出を阻止する傾斜部を有すると共に、載荷板2
の他側(図1において右側)基部に形成された脚部2d
によって車輪退出阻止機能が付加的に設けられている。
【0038】なお、符号2eは、可搬型の輪重検出器1
の全体を持ち運ぶに便利なように把手部2fを形成する
ために穿設された開口であり、可搬型の輪重検出器1の
全体重量を低減させるために設けられたものでもある。
の全体を持ち運ぶに便利なように把手部2fを形成する
ために穿設された開口であり、可搬型の輪重検出器1の
全体重量を低減させるために設けられたものでもある。
【0039】このような載荷板2の車輪定置部2bの下
方部分には、底面側から一定深さの円形溝3が穿設さ
れ、その中に略円板状の外形を有する荷重変換器7の外
周径より一回り小さな円上に90度の等配角度で配置さ
れる4つ座繰穴4,4…が穿設されている。この座繰穴
4のそれぞれには、その小径部に固定ねじ5のねじ部が
緩く挿通され、大径部が固定ねじ5の頭部によって係止
されるようになっている。
方部分には、底面側から一定深さの円形溝3が穿設さ
れ、その中に略円板状の外形を有する荷重変換器7の外
周径より一回り小さな円上に90度の等配角度で配置さ
れる4つ座繰穴4,4…が穿設されている。この座繰穴
4のそれぞれには、その小径部に固定ねじ5のねじ部が
緩く挿通され、大径部が固定ねじ5の頭部によって係止
されるようになっている。
【0040】この固定ねじ5によって載荷板2に固定的
に結合された荷重変換器7は、拡大して図3に示す平面
図と、図4に示す中央縦断面図のように、その全体形状
が円板状ないしは略円柱状になっていて、荷重支持部7
Aと起歪部7Bと荷重導入部7Cとの3つの構成部材で
構成されている。即ち、荷重変換器7の中心部には、剛
性が大なる厚肉の略円柱体で形成された荷重支持部7A
が設けられ、その外周部には、荷重支持部7Aより若干
薄肉厚でなる略円環体が連接形成され、この略円環体の
中間部の底面側から上方に向って円環状の溝7Eが穿設
され、この円環状の溝7Eの中間部には、複数(本例で
は8個)の円孔7Dが穿設され、これらの円孔7Dの互
いに隣り合うそれぞれ壁面間が弾性変形でなる剪断ひず
み応力を検出し得る起歪部7Bが形成されている。この
起歪部7Bのそれぞれは、円環状の溝7Eの中間部に
は、円周を45度の等配角度で8個の円孔7Dを穿設
し、その互いに隣り合う穿設円の間のそれぞれを薄肉の
起歪部7Bとしたもので、この起歪部7Bは、荷重支持
部7Aと荷重導入部7Cとの間に、輪重を印加したとき
に剪断ひずみが生じ、かつ、このひずみが弾性変形であ
りしかも積載車両の予め設定された最大容量が印加され
ても弾性変形が保たれる(荷重/ひずみの関係が比例関
係にある)ような断面形状となっている。
に結合された荷重変換器7は、拡大して図3に示す平面
図と、図4に示す中央縦断面図のように、その全体形状
が円板状ないしは略円柱状になっていて、荷重支持部7
Aと起歪部7Bと荷重導入部7Cとの3つの構成部材で
構成されている。即ち、荷重変換器7の中心部には、剛
性が大なる厚肉の略円柱体で形成された荷重支持部7A
が設けられ、その外周部には、荷重支持部7Aより若干
薄肉厚でなる略円環体が連接形成され、この略円環体の
中間部の底面側から上方に向って円環状の溝7Eが穿設
され、この円環状の溝7Eの中間部には、複数(本例で
は8個)の円孔7Dが穿設され、これらの円孔7Dの互
いに隣り合うそれぞれ壁面間が弾性変形でなる剪断ひず
み応力を検出し得る起歪部7Bが形成されている。この
起歪部7Bのそれぞれは、円環状の溝7Eの中間部に
は、円周を45度の等配角度で8個の円孔7Dを穿設
し、その互いに隣り合う穿設円の間のそれぞれを薄肉の
起歪部7Bとしたもので、この起歪部7Bは、荷重支持
部7Aと荷重導入部7Cとの間に、輪重を印加したとき
に剪断ひずみが生じ、かつ、このひずみが弾性変形であ
りしかも積載車両の予め設定された最大容量が印加され
ても弾性変形が保たれる(荷重/ひずみの関係が比例関
係にある)ような断面形状となっている。
【0041】また、これらの8個の起歪部7Bのそれぞ
れには、その荷重印加中心軸に対して略45度と略13
5度の角度方向に向けてひずみゲージSG1とひずみゲ
ージSG2が添着されている。これらのひずみゲージS
G1とひずみゲージSG2のそれぞれのリード線は、荷
重印加される際に起歪部7Bに対して影響を与えないよ
うな位置に穿設された孔(図示せず)を挿通されて外部
に引き出され、コネクタ24に接続され、このコネクタ
24を介してひずみ測定器等の外部機器にひずみ検出出
力が伝達されるようになっている。
れには、その荷重印加中心軸に対して略45度と略13
5度の角度方向に向けてひずみゲージSG1とひずみゲ
ージSG2が添着されている。これらのひずみゲージS
G1とひずみゲージSG2のそれぞれのリード線は、荷
重印加される際に起歪部7Bに対して影響を与えないよ
うな位置に穿設された孔(図示せず)を挿通されて外部
に引き出され、コネクタ24に接続され、このコネクタ
24を介してひずみ測定器等の外部機器にひずみ検出出
力が伝達されるようになっている。
【0042】また、荷重変換器7の荷重導入部7Cの上
面の側の浅い座繰溝の内周壁には、荷重支持部7Aに接
触しないように、かつ、起歪部7Bに対して悪影響を及
ぼさないようなダイアフラム7Gが外周部が溶接等の手
段でもって固定され、起歪部7BのひずみゲージSG
1、ひずみゲージSG2の防塵、防湿処理が施こされて
いる。また、荷重導入部7Cの下面側の浅い座繰溝の内
周壁と荷重支持部7Aの下面側の浅い環状の座繰溝の内
周壁にも、起歪部7Bに対して悪影響を及ぼさないよう
なダイアフラム7Hの内外周部が溶接等の手段でもって
固定され、起歪部7BのひずみゲージSG1、ひずみゲ
ージSG2の防塵、防湿処理が施こされている。
面の側の浅い座繰溝の内周壁には、荷重支持部7Aに接
触しないように、かつ、起歪部7Bに対して悪影響を及
ぼさないようなダイアフラム7Gが外周部が溶接等の手
段でもって固定され、起歪部7BのひずみゲージSG
1、ひずみゲージSG2の防塵、防湿処理が施こされて
いる。また、荷重導入部7Cの下面側の浅い座繰溝の内
周壁と荷重支持部7Aの下面側の浅い環状の座繰溝の内
周壁にも、起歪部7Bに対して悪影響を及ぼさないよう
なダイアフラム7Hの内外周部が溶接等の手段でもって
固定され、起歪部7BのひずみゲージSG1、ひずみゲ
ージSG2の防塵、防湿処理が施こされている。
【0043】また、荷重支持部7Aの下面の外方寄りの
円上に90度の等配角度で配置される4つのめねじ部
9,9,…が穿設されている。このめねじ部9のそれぞ
れには、詳細は後述する4本の調整ねじ12が捩じ込み
可能になっている。さらに、荷重支持部7Aの下面の中
央には球面座21が形成され、この球面座21にはボー
ル23の上部が接触状態で位置され、該ボール23の下
部に対応する基台10の上面の中央には球面座22が形
成され、球面座21と球面座22とボール23とで支承
部20が構成され、この支承部20によって荷重支持部
7Aと基台10の間を1点支持状態にするものである。
換言すれば、支承部20によって、載荷板2と基台10
の間を1点支持状態にするものである。
円上に90度の等配角度で配置される4つのめねじ部
9,9,…が穿設されている。このめねじ部9のそれぞ
れには、詳細は後述する4本の調整ねじ12が捩じ込み
可能になっている。さらに、荷重支持部7Aの下面の中
央には球面座21が形成され、この球面座21にはボー
ル23の上部が接触状態で位置され、該ボール23の下
部に対応する基台10の上面の中央には球面座22が形
成され、球面座21と球面座22とボール23とで支承
部20が構成され、この支承部20によって荷重支持部
7Aと基台10の間を1点支持状態にするものである。
換言すれば、支承部20によって、載荷板2と基台10
の間を1点支持状態にするものである。
【0044】このような載荷板2は、荷重支持部7Aと
基台10に対して1点支持状態で車輪導入部2a側への
前傾限度位置と車輪定置部2bに車輪が位置される車輪
定置位置との間の範囲内で少なくとも移動が許容される
ように形成されていて、この例では、当該範囲内の移動
に加えて、車輪定置部2bに車輪が位置される車輪定置
位置と車輪退出阻止部2c側への後傾限度位置との間に
も移動が許容されるように形成されている。このような
移動が可能にされると共に、被測定車両の車輪が載荷板
2の車輪定置部2bに載置されていない輪重無印加状態
で、その載荷板2が前傾限度位置側に位置されるように
なっている。
基台10に対して1点支持状態で車輪導入部2a側への
前傾限度位置と車輪定置部2bに車輪が位置される車輪
定置位置との間の範囲内で少なくとも移動が許容される
ように形成されていて、この例では、当該範囲内の移動
に加えて、車輪定置部2bに車輪が位置される車輪定置
位置と車輪退出阻止部2c側への後傾限度位置との間に
も移動が許容されるように形成されている。このような
移動が可能にされると共に、被測定車両の車輪が載荷板
2の車輪定置部2bに載置されていない輪重無印加状態
で、その載荷板2が前傾限度位置側に位置されるように
なっている。
【0045】さらに、載荷板2の車輪導入部2aの形成
部位の下面には、該載荷板2が前傾しているときに、道
路等の不動部に当接押圧可能で、該載荷板2の車輪定置
部2bに被測定車両の車輪が位置されたとき該不動部か
ら離れるように形成された2つの滑り防止部材6が突出
形成されている。
部位の下面には、該載荷板2が前傾しているときに、道
路等の不動部に当接押圧可能で、該載荷板2の車輪定置
部2bに被測定車両の車輪が位置されたとき該不動部か
ら離れるように形成された2つの滑り防止部材6が突出
形成されている。
【0046】次に、載荷板2に対して前述のようにされ
る前後傾を実現するための具体的な手段としては、先
ず、車輪定置部2bに穿設された4つの座繰穴4のそれ
ぞれに1本づつ固定ねじ5を挿通しその先端部を荷重変
換器7の荷重導入部7Cに穿設され4つのめねじ8に捩
じ込み、荷重導入部7Cと載荷板2を強固に一体化して
固定する。そして、このように固定された荷重変換器7
の荷重支持部7Aの下面を基台10の上面の中央に位置
させ荷重支持部7Aの下面の球面座21、基台10の上
面の球面座22との間にボール23を位置させ、基台1
0の中央部に穿設された4つの段付き孔11の小径部の
それぞれに、それぞれが2枚のゴムワッシャ13が挿通
された4本の調整ねじ12のそれぞれのおねじ部を荷重
支持部7Aの下面に穿設されためねじ部9に捩じ込むこ
とによって基台10に対する載荷板2の初期位置を調整
する。この調整は、先ず、載荷板2の長手方向に直交す
る方向の傾きが水平となり、かつ球面座21と球面座2
2の間のボール23が所定圧力で圧接されるように載荷
板2の長手方向に直交する方向の2本のめねじ部9の捩
じ込み量を調整する。このときの圧接力は、2枚のゴム
ワッシャ13の弾性によって与えられることになり、載
荷板2の長手方向に直交する方向の傾き移動が規制され
る。この規制は、厳密には2枚のゴムワッシャ33の弾
性変形のみ許容されるされることになるがこの量はごく
僅かであるので無視できる。
る前後傾を実現するための具体的な手段としては、先
ず、車輪定置部2bに穿設された4つの座繰穴4のそれ
ぞれに1本づつ固定ねじ5を挿通しその先端部を荷重変
換器7の荷重導入部7Cに穿設され4つのめねじ8に捩
じ込み、荷重導入部7Cと載荷板2を強固に一体化して
固定する。そして、このように固定された荷重変換器7
の荷重支持部7Aの下面を基台10の上面の中央に位置
させ荷重支持部7Aの下面の球面座21、基台10の上
面の球面座22との間にボール23を位置させ、基台1
0の中央部に穿設された4つの段付き孔11の小径部の
それぞれに、それぞれが2枚のゴムワッシャ13が挿通
された4本の調整ねじ12のそれぞれのおねじ部を荷重
支持部7Aの下面に穿設されためねじ部9に捩じ込むこ
とによって基台10に対する載荷板2の初期位置を調整
する。この調整は、先ず、載荷板2の長手方向に直交す
る方向の傾きが水平となり、かつ球面座21と球面座2
2の間のボール23が所定圧力で圧接されるように載荷
板2の長手方向に直交する方向の2本のめねじ部9の捩
じ込み量を調整する。このときの圧接力は、2枚のゴム
ワッシャ13の弾性によって与えられることになり、載
荷板2の長手方向に直交する方向の傾き移動が規制され
る。この規制は、厳密には2枚のゴムワッシャ33の弾
性変形のみ許容されるされることになるがこの量はごく
僅かであるので無視できる。
【0047】次に、載荷板2の長手方向に位置する2本
の調整ねじ12によって載荷板2の前後傾の初期位置を
調整するのである。即ち、被測定車両の車輪が載荷板2
の車輪定置部2bに載置されていない輪重無印加状態
で、載荷板2が上記前傾限度位置側に位置され、上記車
輪が載荷板2の車輪定置部2bに位置されたときに、載
荷板2が上記前傾限度位置側から上記車輪定置位置側に
移動し、輪重印加が支承部20を介して上記荷重導入部
7Cに導入される。このような載荷板2は、荷重支持部
7Aと基台10に対して1点支持状態で車輪導入部2a
側への前傾限度位置、具体的には基台10の上面に荷重
変換器7の荷重導入部7Cの左下端部が当接する位置
と、後傾限度位置、具体的には基台10の上面に荷重変
換器7の荷重導入部7Cの右下端部が当接する位置との
間を移動自在ということである。
の調整ねじ12によって載荷板2の前後傾の初期位置を
調整するのである。即ち、被測定車両の車輪が載荷板2
の車輪定置部2bに載置されていない輪重無印加状態
で、載荷板2が上記前傾限度位置側に位置され、上記車
輪が載荷板2の車輪定置部2bに位置されたときに、載
荷板2が上記前傾限度位置側から上記車輪定置位置側に
移動し、輪重印加が支承部20を介して上記荷重導入部
7Cに導入される。このような載荷板2は、荷重支持部
7Aと基台10に対して1点支持状態で車輪導入部2a
側への前傾限度位置、具体的には基台10の上面に荷重
変換器7の荷重導入部7Cの左下端部が当接する位置
と、後傾限度位置、具体的には基台10の上面に荷重変
換器7の荷重導入部7Cの右下端部が当接する位置との
間を移動自在ということである。
【0048】また、基台10の下面には円環状の円環溝
が形成されこの円環溝には、基台10による保持を確実
にするためのゴムリング14が取り付けられている。
が形成されこの円環溝には、基台10による保持を確実
にするためのゴムリング14が取り付けられている。
【0049】従って、輪重検出を行うために、可搬型の
輪重検出器1を測定現場まで運搬し、道路等の面に、基
台10を位置させ、図1に示すように被測定車輪30の
直前に載荷板2の車輪導入部2aを位置させる。このよ
うな自由状態においては、基台10に対する載荷板2
は、前傾の限度まで変位されていて、しかも、滑り防止
部材6が道路面に当接した状態である。
輪重検出器1を測定現場まで運搬し、道路等の面に、基
台10を位置させ、図1に示すように被測定車輪30の
直前に載荷板2の車輪導入部2aを位置させる。このよ
うな自由状態においては、基台10に対する載荷板2
は、前傾の限度まで変位されていて、しかも、滑り防止
部材6が道路面に当接した状態である。
【0050】しかる後、被測定車両を微速走行させる
と、滑り防止部材6によって滑り止めがされた状態で被
測定車輪30が車輪導入部2aに乗り上げられ、さらに
微速走行させると被測定車輪30の下面が車輪定置部2
bの中心Oに位置される。このとき、被測定車輪30が
中心Oより僅かに前方寄りであった場合には、車両の自
重により車輪定置部2bを形成する谷部に落とし込まれ
て中心Oに位置され、被測定車輪30が中心Oより僅か
に後方寄りであった場合にも、車両の自重により車輪退
出阻止部2cの斜面を逆行するために車輪定置部2bを
形成する谷部に落とし込まれた中心Oに位置される。
と、滑り防止部材6によって滑り止めがされた状態で被
測定車輪30が車輪導入部2aに乗り上げられ、さらに
微速走行させると被測定車輪30の下面が車輪定置部2
bの中心Oに位置される。このとき、被測定車輪30が
中心Oより僅かに前方寄りであった場合には、車両の自
重により車輪定置部2bを形成する谷部に落とし込まれ
て中心Oに位置され、被測定車輪30が中心Oより僅か
に後方寄りであった場合にも、車両の自重により車輪退
出阻止部2cの斜面を逆行するために車輪定置部2bを
形成する谷部に落とし込まれた中心Oに位置される。
【0051】また、車輪定置部2bに位置される被測定
車輪30が何らかの原因によりさらに前方に走行した場
合には脚部2dの下端が道路等の面に当接した状態で車
輪退出阻止部2cに移動するので車両走行に対して大き
な負荷増加を来すので被測定車輪30の乗り越えが通常
は阻止される。
車輪30が何らかの原因によりさらに前方に走行した場
合には脚部2dの下端が道路等の面に当接した状態で車
輪退出阻止部2cに移動するので車両走行に対して大き
な負荷増加を来すので被測定車輪30の乗り越えが通常
は阻止される。
【0052】そして、被測定車輪30が車輪定置部2b
に位置された状態で、載荷板2に印加された輪重が荷重
導入部7Cに導入され複数の起歪部7Bに印加され、こ
れらの起歪部7Bに生じた剪断ひずみが複数のひずみゲ
ージSG1とひずみゲージSG2によって検出され、所
定の電気処理を行うことによってな最終的な輪重値を求
めることができる。
に位置された状態で、載荷板2に印加された輪重が荷重
導入部7Cに導入され複数の起歪部7Bに印加され、こ
れらの起歪部7Bに生じた剪断ひずみが複数のひずみゲ
ージSG1とひずみゲージSG2によって検出され、所
定の電気処理を行うことによってな最終的な輪重値を求
めることができる。
【0053】また、基台10が載置される道路等の面に
凹凸があり、基台10が水平に維持されない場合には、
基台10に対して載荷板2が僅かの前傾または後傾姿勢
を取る。このとき、支承部20を構成するボール23の
上部の球面座21と下部の球面座22の接触状態が略1
点接触状態であるので載荷板2に与えられた荷重は、軸
Oと一致した状態で印加されることになり、偏荷重にな
ることなく検出することができる。
凹凸があり、基台10が水平に維持されない場合には、
基台10に対して載荷板2が僅かの前傾または後傾姿勢
を取る。このとき、支承部20を構成するボール23の
上部の球面座21と下部の球面座22の接触状態が略1
点接触状態であるので載荷板2に与えられた荷重は、軸
Oと一致した状態で印加されることになり、偏荷重にな
ることなく検出することができる。
【0054】このような検出が完了したら、被測定車輪
30を可搬型の輪重検出器1から退出させるために、車
輪定置部2bに位置する被測定車輪30を手前寄りに微
速走行(逆行)させる。すると、車輪定置部2b上の被
測定車輪30が車輪導入部2aの斜面を降り滑らかに元
の位置(道路面等の面)に戻ることができる。このと
き、被測定車輪30の逆行に対しては可搬型の輪重検出
器1による衝撃的な力が印加されないために、滑らかな
移動となる。
30を可搬型の輪重検出器1から退出させるために、車
輪定置部2bに位置する被測定車輪30を手前寄りに微
速走行(逆行)させる。すると、車輪定置部2b上の被
測定車輪30が車輪導入部2aの斜面を降り滑らかに元
の位置(道路面等の面)に戻ることができる。このと
き、被測定車輪30の逆行に対しては可搬型の輪重検出
器1による衝撃的な力が印加されないために、滑らかな
移動となる。
【0055】従って、前述の一形態に係る可搬型の輪重
検出器においては、被測定車輪30を載荷板2に誘導す
るためのスロープ板機能が車輪導入部2aとして載荷板
2に設けられているので従来のような重量の大きいスロ
ープ板の運搬、セット、撤去を行うことが必要ないの
で、能率的な輪重測定作業をすることができる。
検出器においては、被測定車輪30を載荷板2に誘導す
るためのスロープ板機能が車輪導入部2aとして載荷板
2に設けられているので従来のような重量の大きいスロ
ープ板の運搬、セット、撤去を行うことが必要ないの
で、能率的な輪重測定作業をすることができる。
【0056】また、載荷板2の上に被測定車輪30が微
速走行して載せられるときに当該載荷板2を前方に滑ら
す力が働くが、滑り防止部材6を設けているためにそれ
が防止され、確実に載荷板2に被測定車輪30をセット
することができる。
速走行して載せられるときに当該載荷板2を前方に滑ら
す力が働くが、滑り防止部材6を設けているためにそれ
が防止され、確実に載荷板2に被測定車輪30をセット
することができる。
【0057】また、荷重変換器7と基台10との間に
は、球面座22と球面座21とボール23で構成される
支承部20が形成されているので道路面などの凹凸によ
り基台10が水平でなかったとしても、当該支承部20
によって荷重変換器7に正規の荷重を供給することがで
きる。
は、球面座22と球面座21とボール23で構成される
支承部20が形成されているので道路面などの凹凸によ
り基台10が水平でなかったとしても、当該支承部20
によって荷重変換器7に正規の荷重を供給することがで
きる。
【0058】また、1つの荷重変換器7によって輪重を
検出できるので、構成が簡単となり、また、載荷板部分
の前方に位置させる車輪導入用スロープ板機能と、載荷
板部分の後方(進行方向)に位置させる車輪退出用スロ
ープ板機能を有する載荷板2としているので、装置全体
の価格が低減化されると共に、その重量も大幅に軽量化
され、運搬も容易となる。
検出できるので、構成が簡単となり、また、載荷板部分
の前方に位置させる車輪導入用スロープ板機能と、載荷
板部分の後方(進行方向)に位置させる車輪退出用スロ
ープ板機能を有する載荷板2としているので、装置全体
の価格が低減化されると共に、その重量も大幅に軽量化
され、運搬も容易となる。
【0059】なお、以上の形態においては、前傾限度位
置と後傾限度位置のそれぞれの検出は目視で行なうこと
ができるが、載荷板2が前傾限度位置を越えたことを検
出する第1のリミットスイッチを設け、さらに、該載荷
板2が後傾限度位置を越えたことを検出する第2のリミ
ットスイッチとで検出手段を構成し、これらの第1およ
び第2のリミットスイッチでなる検出手段によって、載
荷板2が前傾および後傾限度位置を越えていることが検
出されたときに、正確な輪重測定が行えない旨の報知を
する報知手段、例えばアラーム発光表示、発音警告等で
注意を促す事ができ、逆の考えとして、前傾限度位置と
後傾限度位置のとの間に載荷板2が位置しているときに
は正確な測定が行えるということになるのでその位置を
リミットスイッチ等で検出して、そのときに測定が正確
に行える旨の報知をするようにしてもよい。
置と後傾限度位置のそれぞれの検出は目視で行なうこと
ができるが、載荷板2が前傾限度位置を越えたことを検
出する第1のリミットスイッチを設け、さらに、該載荷
板2が後傾限度位置を越えたことを検出する第2のリミ
ットスイッチとで検出手段を構成し、これらの第1およ
び第2のリミットスイッチでなる検出手段によって、載
荷板2が前傾および後傾限度位置を越えていることが検
出されたときに、正確な輪重測定が行えない旨の報知を
する報知手段、例えばアラーム発光表示、発音警告等で
注意を促す事ができ、逆の考えとして、前傾限度位置と
後傾限度位置のとの間に載荷板2が位置しているときに
は正確な測定が行えるということになるのでその位置を
リミットスイッチ等で検出して、そのときに測定が正確
に行える旨の報知をするようにしてもよい。
【0060】また、荷重変換器7における起歪部7Bと
しては、複数の円孔7Dを穿設してその間の薄肉の壁面
を当該起歪部7Bとし、剪断ひずみを検出しているが、
本発明は、この形態例に限らず、荷重変換器7が、剛性
大なる形状に形成された荷重導入部と、この荷重導入部
と荷重支持部との間に弾性変形して曲げひずみを生じる
ような断面形状にされた起歪部であってもよい。
しては、複数の円孔7Dを穿設してその間の薄肉の壁面
を当該起歪部7Bとし、剪断ひずみを検出しているが、
本発明は、この形態例に限らず、荷重変換器7が、剛性
大なる形状に形成された荷重導入部と、この荷重導入部
と荷重支持部との間に弾性変形して曲げひずみを生じる
ような断面形状にされた起歪部であってもよい。
【0061】また、起歪部7Bに添着されるひずみゲー
ジとしては、荷重軸に対して45度と135度の傾きを
設けた剪断ひずみ検出型のものの他いかなる形式のもの
であってもよいことは勿論であり、輪重の測定対象とす
る最大荷重や要求される測定精度に応じて任意に選択す
ることができる。
ジとしては、荷重軸に対して45度と135度の傾きを
設けた剪断ひずみ検出型のものの他いかなる形式のもの
であってもよいことは勿論であり、輪重の測定対象とす
る最大荷重や要求される測定精度に応じて任意に選択す
ることができる。
【0062】また、支承部20の構成は、球面座21と
球面座22とボール23でもって構成されているが、ボ
ール23の代わりにローラを用い、このローラと、荷重
支持部7Aの下面に形成する略半円筒面座を係合させて
一側の方向(載荷板2の長手方向に直交する方向)の傾
き移動を位置規制し、基台10の上面中央部に形成する
略半円筒面座を係合させて他側の方向(載荷板2の長手
方向)の傾き移動を許容するように構成してもよいこと
は勿論である。
球面座22とボール23でもって構成されているが、ボ
ール23の代わりにローラを用い、このローラと、荷重
支持部7Aの下面に形成する略半円筒面座を係合させて
一側の方向(載荷板2の長手方向に直交する方向)の傾
き移動を位置規制し、基台10の上面中央部に形成する
略半円筒面座を係合させて他側の方向(載荷板2の長手
方向)の傾き移動を許容するように構成してもよいこと
は勿論である。
【0063】また、本形態に係る可搬型の輪重検出器
は、1つの車輪の輪重を検出するものであるが、車軸の
両端のそれぞれの車輪に、当該輪重検出器をそれぞれ設
ければ軸重測定も行え、車両の全車輪のそれぞれに当該
輪重検出器を設ければ自重測定も行えることは勿論であ
る。
は、1つの車輪の輪重を検出するものであるが、車軸の
両端のそれぞれの車輪に、当該輪重検出器をそれぞれ設
ければ軸重測定も行え、車両の全車輪のそれぞれに当該
輪重検出器を設ければ自重測定も行えることは勿論であ
る。
【0064】さらに、当該輪重検出器は、道路などに固
定的に埋設して輪重検出を行うようにしてもよいことは
勿論である。
定的に埋設して輪重検出を行うようにしてもよいことは
勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上詳しく説明したところより明らかな
ように本発明に係る可搬型の輪重検出器は、車輪誘導用
のスロープ板機能が載荷板に設けられた車輪導入部とさ
れているので、被測定車両を微速で走行させ当該車輪を
載荷板の上に安定して位置させることができ、しかも、
車輪導入部材が載荷板と一体化されたているので、小形
で運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供することがで
きる。
ように本発明に係る可搬型の輪重検出器は、車輪誘導用
のスロープ板機能が載荷板に設けられた車輪導入部とさ
れているので、被測定車両を微速で走行させ当該車輪を
載荷板の上に安定して位置させることができ、しかも、
車輪導入部材が載荷板と一体化されたているので、小形
で運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供することがで
きる。
【0066】また、載荷板の前方に車輪導入部が設けら
れその後方に車輪定置部が設けられ、さらにその後方に
車輪退出阻止部が設けられているので、載置された被測
定車両の車輪を輪重測定後に安定して退出させることが
でき、しかも、車輪退出部材が載荷板と一体化されてい
るので小形で運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供す
ることができる。
れその後方に車輪定置部が設けられ、さらにその後方に
車輪退出阻止部が設けられているので、載置された被測
定車両の車輪を輪重測定後に安定して退出させることが
でき、しかも、車輪退出部材が載荷板と一体化されてい
るので小形で運搬に便利な可搬型の輪重検出器を提供す
ることができる。
【0067】また、載荷板に設けられた車輪導入部の下
部に滑り防止部材が設けられているので、載荷板の上に
被測定車両の車輪が微速走行して載せられるときに当該
載荷板を前方に滑らす力が働いたとしてもそれを阻止す
ることができる可搬型の輪重検出器を提供することがで
きる。特に、車軸の左右両輪のそれぞれの輪重を同時に
測定する場合には、左右の輪重の載置位置を同時に規定
位置にセットすることが容易となる。
部に滑り防止部材が設けられているので、載荷板の上に
被測定車両の車輪が微速走行して載せられるときに当該
載荷板を前方に滑らす力が働いたとしてもそれを阻止す
ることができる可搬型の輪重検出器を提供することがで
きる。特に、車軸の左右両輪のそれぞれの輪重を同時に
測定する場合には、左右の輪重の載置位置を同時に規定
位置にセットすることが容易となる。
【0068】また、基台と荷重変換器を支持するための
支承部が1つであるので、構成が簡略化される。これと
共に、基台が載置される面に生じている凹凸に応じ、基
台に対して荷重変換器が前傾状態もしくは後傾状態とな
るが、その前後傾の移動限度についてリミットスイッチ
等で検出することによって、当該部分の前傾もしくは後
傾状態が所定の限度を越えたときには、そのまま測定し
たら大きな測定誤差が生じる旨の報知することができる
可搬型の輪重検出器を提供することができる。
支承部が1つであるので、構成が簡略化される。これと
共に、基台が載置される面に生じている凹凸に応じ、基
台に対して荷重変換器が前傾状態もしくは後傾状態とな
るが、その前後傾の移動限度についてリミットスイッチ
等で検出することによって、当該部分の前傾もしくは後
傾状態が所定の限度を越えたときには、そのまま測定し
たら大きな測定誤差が生じる旨の報知することができる
可搬型の輪重検出器を提供することができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る可搬型の輪重検出
器を一部破断して示す側面図である。
器を一部破断して示す側面図である。
【図2】図1に示す可搬型の輪重検出器の平面図であ
る。
る。
【図3】図1中に示される荷重変換器を拡大して示す平
面図である。
面図である。
【図4】図3に示す荷重変換器を切断して示す中央縦断
面図である。
面図である。
1 可搬型の輪重検出器 2 載荷板 2a 車輪導入部 2b 車輪定置部 2c 車輪退出阻止部 2d 脚部 2e 開口 2f 把手部 3 円形溝 4 座繰穴 5 固定ねじ 6 滑り防止部材 7 荷重変換器 7A 荷重支持部 7B 起歪部 7C 荷重導入部 7D 円孔 7G,7H ダイヤフラム SG1,SG2 ひずみゲージ 8 めねじ穴 9 めねじ部 10 基台 12 調整ねじ 13 ゴムワッシャ 14 ゴムリング 20 支承部 21 球面座 22 球面座 23 ボール 24 コネクタ
Claims (7)
- 【請求項1】 荷重が印加されると弾性変形する起歪部
にひずみゲージを添着してなる荷重変換器と、この荷重
変換器上に載置される載荷板と、道路等の不動部上に載
置され上部に上記荷重変換器を支承する基台とを有する
可搬型の輪重検出器において、 上記載荷板には、載荷板の一側に被測定車両の車輪の進
入を容易にする傾斜部を有する車輪導入部と、上記載荷
板の上記車輪導入部の進行方向先方に上記車輪導入部に
車輪が誘導された後に上記車輪が落ち込む谷部を有する
車輪定置部と、上記載荷板の他側に被測定車両の車輪の
退出を阻止する車輪退出阻止部と、を設け、 上記基台と上記荷重変換器との間には、上記基台上に上
記荷重変換器を曲面支持状態で支持する支承部材を介挿
し、 上記車輪導入部から被測定車両の車輪を進入させる上記
車輪を上記車輪定置部に位置させたときに、上記車輪に
よる印加輪重を、上記基台が上記支承部材を介して上記
荷重変換器の中央部を支承した状態で上記印加輪重に応
じて上記起歪部に生じるひずみを上記ひずみゲージによ
って検出することによって、被測定車両の輪重を検出し
得るように構成したことを特徴とする可搬型の輪重検出
器。 - 【請求項2】 荷重が印加されると弾性変形する起歪部
にひずみゲージを添着してなる荷重変換器と、この荷重
変換器上に載置される載荷板と、道路等の不動部上に載
置され上部に上記荷重変換器を支承する基台とを有する
可搬型の輪重検出器において、 上記載荷板には、その一側に被測定車両の車輪の進入を
容易にする傾斜部を有する車輪導入部と、上記載荷板の
上記車輪導入部の進行方向前方に上記車輪導入部に車輪
が誘導された後に上記車輪が落ち込む谷部を有する車輪
定置部と上記載荷板の他側に被測定車両の車輪の退出を
促す傾斜部を有する車輪退出部とを設け、 上記基台と上記荷重変換器との間には、上記基台上に上
記荷重変換器を曲面支持状態で支持する支承部材を介挿
し、 上記車輪導入部から被測定車両の車輪を進入させる上記
車輪を上記車輪定置部に位置させたときに、上記車輪に
よる印加輪重を、上記基台が上記支承部材を介して上記
荷重変換器の中央部を支承した状態で上記印加輪重に応
じて上記起歪部に生じるひずみを上記ひずみゲージによ
って検出することによって、被測定車両の輪重を検出し
得るように構成したことを特徴とする可搬型の輪重検出
器。 - 【請求項3】 支承部材は、荷重変換器および基台にそ
れぞれ形成された凹部に嵌入する球状ベアリングで成る
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の可搬
型の輪重検出器。 - 【請求項4】 載荷板の車輪導入部の形成部位の下面
に、上記載荷板が前傾しているときに、道路等の不動部
に当接可能であって、上記載荷板の車輪定置部に被測定
車両の車輪が位置されたとき上記不動部から離れるよう
に形成された滑り防止部材を設けたことを特徴とする請
求項1ないし請求項3のいずれかに記載の可搬型の輪重
検出器。 - 【請求項5】 荷重変換器が、全体形状が厚肉円板状を
呈し、中心部に設けられた剛性大なる荷重支持部と、 この荷重支持部に連接形成されて放射方向に延びる薄肉
の起歪部と、 この起歪部の各先端と連接形成された剛性大なる荷重導
入部と、 上記荷重支持部の中心に形成された凹陥状の球面座と、 を有し、上記荷重導入部は載荷板に固定され、上記荷重
支持部は、その球面座が支承部材を介して基台に揺動自
在に支承されることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の可搬型の輪重検出器。 - 【請求項6】 基台と荷重変換器との間における上記荷
重変換器の中心に対する軸対称位置に、少なくとも一対
弾性部材を介挿し、自然状態において、荷重変換器を前
傾位置に保持せしめるように構成したことを特徴とする
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の可搬型の輪
重検出器。 - 【請求項7】 載荷板が前傾限度位置を越えたことを検
出、または、該載荷板が後傾限度位置を越えたことを検
出する検出手段を設け、この検出手段によって上記載荷
板が前傾および後傾限度位置を越えていることが検出さ
れたときに、正確な輪重測定が行えない旨の報知をする
報知手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求
項6のいずれかに記載の可搬型の輪重検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14345396A JPH09304166A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 可搬型の輪重検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14345396A JPH09304166A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 可搬型の輪重検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09304166A true JPH09304166A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=15339062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14345396A Pending JPH09304166A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 可搬型の輪重検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09304166A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020079637A (ko) * | 2002-08-13 | 2002-10-19 | 김영기 | 휴대용 과적 측정장치 및 이를 이용한 과적 측정방법 |
JP2011179921A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Tanita Corp | 重量測定装置 |
JP2013096822A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Minebea Co Ltd | ロードセル |
JP2015034752A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 日本ダイナマット株式会社 | 車両重量測定器固定具、及び該固定具を備えた車両重量測定装置 |
CN106052826A (zh) * | 2016-05-10 | 2016-10-26 | 蚌埠市瑞丰衡器制造有限公司 | 一种可移动型电子汽车衡 |
JP2017181268A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 大和製衡株式会社 | 過積載判定装置および重量計 |
CN108132086A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-06-08 | 哈尔滨理工大学 | 角度可调式车辆轮荷测量装置 |
CN111561985A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-08-21 | 浙江力普物流技术有限公司 | 传感器安装机构 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP14345396A patent/JPH09304166A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020079637A (ko) * | 2002-08-13 | 2002-10-19 | 김영기 | 휴대용 과적 측정장치 및 이를 이용한 과적 측정방법 |
JP2011179921A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Tanita Corp | 重量測定装置 |
JP2013096822A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Minebea Co Ltd | ロードセル |
JP2015034752A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 日本ダイナマット株式会社 | 車両重量測定器固定具、及び該固定具を備えた車両重量測定装置 |
JP2017181268A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 大和製衡株式会社 | 過積載判定装置および重量計 |
CN106052826A (zh) * | 2016-05-10 | 2016-10-26 | 蚌埠市瑞丰衡器制造有限公司 | 一种可移动型电子汽车衡 |
CN108132086A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-06-08 | 哈尔滨理工大学 | 角度可调式车辆轮荷测量装置 |
CN111561985A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-08-21 | 浙江力普物流技术有限公司 | 传感器安装机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09304166A (ja) | 可搬型の輪重検出器 | |
US10010467B2 (en) | Load detector and load detection system | |
US9834047B2 (en) | Tire changer and method of measuring force variations | |
EP1239275B2 (en) | Apparatus and method for measuring uniformity and/or dynamic balance of a tire | |
WO2007034942A1 (ja) | 走行試験装置 | |
US20200148517A1 (en) | Vehicle lifting platform | |
US4393694A (en) | Vehicle steering and front-end alignment defect detector | |
WO1990000798A1 (en) | Clamping mechanism for computer hard disks | |
US20080006450A1 (en) | Load Cell Having A Base With A Curved Surface | |
US4356887A (en) | Rotatable platform assembly | |
JP2007003218A (ja) | タイヤ特性測定装置及びタイヤ特性測定方法 | |
US6799470B2 (en) | Lateral force-measuring device for a wheel, lateral force-measuring method, and vehicle-inspecting system having the device | |
US4258814A (en) | Weighing apparatus | |
US5497669A (en) | Force measuring device | |
US20140331790A1 (en) | Wheel reaction force detecting apparatus | |
US9140584B2 (en) | Passive, reversible deformation sensor | |
US6195900B1 (en) | System for measuring a motor vehicle wheel position | |
US11763109B2 (en) | Electronic strut monitor | |
JP2008111691A (ja) | 車輌重量測定装置 | |
JPH0617839B2 (ja) | 多分力検出器およびこれを用いた多分力検出装置 | |
CN111561985B (zh) | 传感器安装机构 | |
US11268608B2 (en) | Ball screw with a load condition feedback mechanism | |
JP2009109339A (ja) | 振動測定装置および振動測定方法 | |
US2763152A (en) | Bearing testing device | |
GB2089052A (en) | Measuring tension in cables |