JPH09303197A - エンジンのシリンダブロック - Google Patents
エンジンのシリンダブロックInfo
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- JPH09303197A JPH09303197A JP11903596A JP11903596A JPH09303197A JP H09303197 A JPH09303197 A JP H09303197A JP 11903596 A JP11903596 A JP 11903596A JP 11903596 A JP11903596 A JP 11903596A JP H09303197 A JPH09303197 A JP H09303197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylinder portion
- cylinder part
- casting
- crankcase
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/108—Siamese-type cylinders, i.e. cylinders cast together
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/18—Other cylinders
- F02F1/22—Other cylinders characterised by having ports in cylinder wall for scavenging or charging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1816—Number of cylinders four
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】歩留が良く安定した品質が確保され、しかも大
量生産に好適である。 【解決手段】シリンダブロック１をシリンダ部２とクラ
ンクケース部３とに分割し、シリンダ部２を押し出しま
たは鍛造で成形している。
量生産に好適である。 【解決手段】シリンダブロック１をシリンダ部２とクラ
ンクケース部３とに分割し、シリンダ部２を押し出しま
たは鍛造で成形している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンのシリ
ンダブロックに関するものである。
ンダブロックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】エンジンのシリンダブロックは、鋳造、
ダイカスト等で形成され、シリンダ部のピストンが往復
動するシリンダ内周面にメッキを施してメッキシリンダ
を形成することがある。
ダイカスト等で形成され、シリンダ部のピストンが往復
動するシリンダ内周面にメッキを施してメッキシリンダ
を形成することがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋳造、ダイ
カスト等でシリンダブロックを形成すると、鋳造する際
に巣が発生することがあり、この巣がシリンダ内周面に
現れると不良品となる。また、鋳造、ダイカスト等によ
る成形では、大量生産に一定の限界がある。
カスト等でシリンダブロックを形成すると、鋳造する際
に巣が発生することがあり、この巣がシリンダ内周面に
現れると不良品となる。また、鋳造、ダイカスト等によ
る成形では、大量生産に一定の限界がある。
【０００４】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、歩留が良く安定した品質が確保され、しかも大量
生産に好適であるエンジンのシリンダブロックを提供す
ることを目的としている。
ので、歩留が良く安定した品質が確保され、しかも大量
生産に好適であるエンジンのシリンダブロックを提供す
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項１記載の発明は、シリン
ダブロックをシリンダ部とクランクケース部とに分割
し、前記シリンダ部を押し出しまたは鍛造で成形したこ
とを特徴としている。シリンダ部を押し出しまたは鍛造
で成形することで、歩留が良く安定した品質が確保さ
れ、しかもシリンダ部がシンプルでコンパクトな形状の
箱形となるため、大量生産に好適で低コストになる。ま
た、シリンダ部の全体が一定の形状を保つことにより局
部的な変形の発生を避けることができる。さらに、精度
の高い素材が作成できるため、加工しろを最小限に抑え
ることができる。
目的を達成するために、請求項１記載の発明は、シリン
ダブロックをシリンダ部とクランクケース部とに分割
し、前記シリンダ部を押し出しまたは鍛造で成形したこ
とを特徴としている。シリンダ部を押し出しまたは鍛造
で成形することで、歩留が良く安定した品質が確保さ
れ、しかもシリンダ部がシンプルでコンパクトな形状の
箱形となるため、大量生産に好適で低コストになる。ま
た、シリンダ部の全体が一定の形状を保つことにより局
部的な変形の発生を避けることができる。さらに、精度
の高い素材が作成できるため、加工しろを最小限に抑え
ることができる。
【０００６】請求項２記載の発明は、前記シリンダ部の
シリンダ内周面に、メッキを施したことを特徴としてい
る。シリンダ部のシリンダ内周面に、鋳造の際に発生す
る巣がなくなり歩留が良く安定した品質のメッキシリン
ダが確保できる。また、シリンダ部がシンプルでコンパ
クトな形状の箱形となるため、メッキ工程での取扱い、
メッキ液のシールが容易でメッキ設備が小型になる。
シリンダ内周面に、メッキを施したことを特徴としてい
る。シリンダ部のシリンダ内周面に、鋳造の際に発生す
る巣がなくなり歩留が良く安定した品質のメッキシリン
ダが確保できる。また、シリンダ部がシンプルでコンパ
クトな形状の箱形となるため、メッキ工程での取扱い、
メッキ液のシールが容易でメッキ設備が小型になる。
【０００７】請求項３記載の発明は、前記シリンダ部
に、シリンダ、ウォータジャケット、オイルドレン通
路、ＰＣＶ通路、吸気通路の一部を形成したことを特徴
としている。薄肉多壁構造を形成するため、対重量比で
高剛性のシリンダ部になる。また、シリンダの周囲をウ
ォータジャケット、オイルドレン通路、ＰＣＶ通路、吸
気通路の一部等で取り囲むため、さらに対重量比で高剛
性のシリンダ部になる。さらに、中間の空き孔部に、断
熱材、遮音材、ダンピング材等を目的に応じて充填する
ことにより、さらに対重量比で高剛性のシリンダ部にな
る。また、吸気系の一部を組み込むことにより吸気系の
振動配慮が軽減される。また、シリンダ部の締付変形に
対しても、シリンダ外壁とウォータジャケット外壁とを
結ぶリブの配置選定により改善される。
に、シリンダ、ウォータジャケット、オイルドレン通
路、ＰＣＶ通路、吸気通路の一部を形成したことを特徴
としている。薄肉多壁構造を形成するため、対重量比で
高剛性のシリンダ部になる。また、シリンダの周囲をウ
ォータジャケット、オイルドレン通路、ＰＣＶ通路、吸
気通路の一部等で取り囲むため、さらに対重量比で高剛
性のシリンダ部になる。さらに、中間の空き孔部に、断
熱材、遮音材、ダンピング材等を目的に応じて充填する
ことにより、さらに対重量比で高剛性のシリンダ部にな
る。また、吸気系の一部を組み込むことにより吸気系の
振動配慮が軽減される。また、シリンダ部の締付変形に
対しても、シリンダ外壁とウォータジャケット外壁とを
結ぶリブの配置選定により改善される。
【０００８】請求項４記載の発明は、前記シリンダ部
に、軸方向に延びる冷却フィンを有することを特徴とし
ている。空冷式のシリンダ部を、簡単な構造で容易に成
形することができる。
に、軸方向に延びる冷却フィンを有することを特徴とし
ている。空冷式のシリンダ部を、簡単な構造で容易に成
形することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明のエンジンのシリ
ンダブロックの実施の形態について説明する。まず、図
１乃至図６の実施の形態について説明する。図１はシリ
ンダ部の平面図、図２はクランクケース部の平面図、図
３は図１のIII-III線に沿う断面図、図４は図１のIV-IV
線に沿う断面図、図５は図２のV-V線に沿う断面図、図
６は図２のVI-VI線に沿う断面図である。
ンダブロックの実施の形態について説明する。まず、図
１乃至図６の実施の形態について説明する。図１はシリ
ンダ部の平面図、図２はクランクケース部の平面図、図
３は図１のIII-III線に沿う断面図、図４は図１のIV-IV
線に沿う断面図、図５は図２のV-V線に沿う断面図、図
６は図２のVI-VI線に沿う断面図である。
【００１０】シリンダブロック１は、水冷式４気筒エン
ジンに用いられ、図１に示すシリンダ部２と、図２に示
すクランクケース部３とに分割される。シリンダ部２
は、押し出しまたは鍛造で成形し、シリンダ４の周りに
ウォータジャケット５、スタットボルト取付孔６、オイ
ルドレン通路７等が形成されている。
ジンに用いられ、図１に示すシリンダ部２と、図２に示
すクランクケース部３とに分割される。シリンダ部２
は、押し出しまたは鍛造で成形し、シリンダ４の周りに
ウォータジャケット５、スタットボルト取付孔６、オイ
ルドレン通路７等が形成されている。
【００１１】シリンダ部２を押し出しまたは鍛造で成形
することで、歩留が良く安定した品質が確保され、しか
もシリンダ部２がシンプルでコンパクトな形状の箱形と
なるため、大量生産に好適で低コストになる。また、シ
リンダ部２の全体が一定の形状を保つことにより局部的
な変形の発生を避けることができる。さらに、精度の高
い素材が作成できるため、加工代を最小限に抑えること
ができる。
することで、歩留が良く安定した品質が確保され、しか
もシリンダ部２がシンプルでコンパクトな形状の箱形と
なるため、大量生産に好適で低コストになる。また、シ
リンダ部２の全体が一定の形状を保つことにより局部的
な変形の発生を避けることができる。さらに、精度の高
い素材が作成できるため、加工代を最小限に抑えること
ができる。
【００１２】また、シリンダ部２のシリンダ４内周面
に、メッキを施している。このメッキは、例えばニッケ
ル、または鉄系のメッキが行なわれ、シリンダ部２のシ
リンダ４内周面に、鋳造の際に発生する巣がなくなり歩
留が良く安定した品質のメッキシリンダが確保できる。
また、シリンダ部２がシンプルでコンパクトな形状の箱
形となるため、メッキ工程での取扱い、メッキ液のシー
ルが容易でメッキ設備が小型になる。また、シリンダ部
２のシリンダ４内周面に、鉄系金属原子を溶射してコー
ティングする処理を施しても良い。
に、メッキを施している。このメッキは、例えばニッケ
ル、または鉄系のメッキが行なわれ、シリンダ部２のシ
リンダ４内周面に、鋳造の際に発生する巣がなくなり歩
留が良く安定した品質のメッキシリンダが確保できる。
また、シリンダ部２がシンプルでコンパクトな形状の箱
形となるため、メッキ工程での取扱い、メッキ液のシー
ルが容易でメッキ設備が小型になる。また、シリンダ部
２のシリンダ４内周面に、鉄系金属原子を溶射してコー
ティングする処理を施しても良い。
【００１３】このように、薄肉多壁構造を形成するた
め、対重量比で高剛性のシリンダ部２になる。また、シ
リンダ４の周囲をウォータジャケット５、スタットボル
ト取付孔６、オイルドレン通路７等で取り囲むため、さ
らに対重量比で高剛性のシリンダ部２になる。
め、対重量比で高剛性のシリンダ部２になる。また、シ
リンダ４の周囲をウォータジャケット５、スタットボル
ト取付孔６、オイルドレン通路７等で取り囲むため、さ
らに対重量比で高剛性のシリンダ部２になる。
【００１４】さらに、例えば中間の空き孔部に、断熱
材、遮音材、ダンピング材等を目的に応じて充填するこ
とにより、さらに対重量比で高剛性のシリンダ部にな
る。
材、遮音材、ダンピング材等を目的に応じて充填するこ
とにより、さらに対重量比で高剛性のシリンダ部にな
る。
【００１５】クランクケース部３は、鋳造で形成され、
シリンダ１０、スタットボルト取付孔１１、オイルドレ
ン通路１２、第１及び第２気筒の間と第３及び第４気筒
の間にウォータジャケット１３，１４が形成され、両ウ
ォータジャケット１３，１４は、ウォータジャケット１
５で連通され、取出口１５ａを有している。この実施の
形態では、クランクケース部３に回収した冷却水をウォ
ータジャケット１５により片側にまとめて接続する配置
にしているが、両側にそれぞれ取り出すようにすること
も可能である。
シリンダ１０、スタットボルト取付孔１１、オイルドレ
ン通路１２、第１及び第２気筒の間と第３及び第４気筒
の間にウォータジャケット１３，１４が形成され、両ウ
ォータジャケット１３，１４は、ウォータジャケット１
５で連通され、取出口１５ａを有している。この実施の
形態では、クランクケース部３に回収した冷却水をウォ
ータジャケット１５により片側にまとめて接続する配置
にしているが、両側にそれぞれ取り出すようにすること
も可能である。
【００１６】図７はシリンダブロックの他の実施の形態
を示す斜視図である。この実施の形態のシリンダブロッ
ク３０も、前記と同様にシリンダ部３１とクランクケー
ス部３２とに分割され、シリンダ部３１は、押し出しま
たは鍛造で成形され、クランクケース部３２は、鋳造で
形成されている。シリンダ部３１に接合されるシリンダ
ヘッド３３は鋳造で形成されている。
を示す斜視図である。この実施の形態のシリンダブロッ
ク３０も、前記と同様にシリンダ部３１とクランクケー
ス部３２とに分割され、シリンダ部３１は、押し出しま
たは鍛造で成形され、クランクケース部３２は、鋳造で
形成されている。シリンダ部３１に接合されるシリンダ
ヘッド３３は鋳造で形成されている。
【００１７】シリンダ部３１には、シリンダ３４、ウォ
ータジャケット３５、オイルドレン通路３６、ＰＣＶ通
路３７、吸気通路３８，３９の一部、スタットボルト取
付孔４０が形成されている。このように、薄肉多壁構造
を形成するため、対重量比で高剛性のシリンダ部３１に
なる。また、シリンダ３４の周囲をウォータジャケット
３５、オイルドレン通路３６、ＰＣＶ通路３７、吸気通
路３８，３９の一部等で取り囲むため、さらに対重量比
で高剛性のシリンダ部３１になる。
ータジャケット３５、オイルドレン通路３６、ＰＣＶ通
路３７、吸気通路３８，３９の一部、スタットボルト取
付孔４０が形成されている。このように、薄肉多壁構造
を形成するため、対重量比で高剛性のシリンダ部３１に
なる。また、シリンダ３４の周囲をウォータジャケット
３５、オイルドレン通路３６、ＰＣＶ通路３７、吸気通
路３８，３９の一部等で取り囲むため、さらに対重量比
で高剛性のシリンダ部３１になる。
【００１８】また、吸気系の一部を組み込むことにより
吸気系の振動配慮が軽減される。また、シリンダ部３１
の締付変形に対しても、シリンダ外壁とウォータジャケ
ット外壁とを結ぶリブの配置選定により改善される。
吸気系の振動配慮が軽減される。また、シリンダ部３１
の締付変形に対しても、シリンダ外壁とウォータジャケ
ット外壁とを結ぶリブの配置選定により改善される。
【００１９】クランクケース部３２は、鋳造で形成さ
れ、シリンダ５０、スタットボルト取付孔５１、オイル
ドレン通路５２、ウォータジャケット５３が形成されて
いる。クランクケース部３２にシリンダ部３１が載置さ
れ、スタットボルト取付孔４０からスタットボルト５４
を挿通してスタットボルト取付孔５１に締付固定して取
り付けられる。
れ、シリンダ５０、スタットボルト取付孔５１、オイル
ドレン通路５２、ウォータジャケット５３が形成されて
いる。クランクケース部３２にシリンダ部３１が載置さ
れ、スタットボルト取付孔４０からスタットボルト５４
を挿通してスタットボルト取付孔５１に締付固定して取
り付けられる。
【００２０】シリンダヘッド３３は、ウォータジャケッ
ト７０が形成され、さらに側部には、エアクリーナ側に
接続される吸気通路７１と、シリンダ部３１に接続され
る吸気通路７２が形成されている。吸気は吸気通路７１
からシリンダ部３１の吸気通路３８に導かれ、図示しな
い端部で吸気がターンされて吸気通路３９からシリンダ
ヘッド３３の吸気通路７２から図示しない燃焼室に導く
ように構成されている。
ト７０が形成され、さらに側部には、エアクリーナ側に
接続される吸気通路７１と、シリンダ部３１に接続され
る吸気通路７２が形成されている。吸気は吸気通路７１
からシリンダ部３１の吸気通路３８に導かれ、図示しな
い端部で吸気がターンされて吸気通路３９からシリンダ
ヘッド３３の吸気通路７２から図示しない燃焼室に導く
ように構成されている。
【００２１】図８はシリンダ部のさらに他の実施の形態
を示す平面図である。シリンダ部８０は、単気筒シリン
ダ部であり、前記と同様に押し出しまたは鍛造で成形さ
れる。シリンダ部８０は、軸方向に延びる冷却フィン８
１を有し、空冷式のシリンダ部８０を簡単な構造で容易
に成形することができる。
を示す平面図である。シリンダ部８０は、単気筒シリン
ダ部であり、前記と同様に押し出しまたは鍛造で成形さ
れる。シリンダ部８０は、軸方向に延びる冷却フィン８
１を有し、空冷式のシリンダ部８０を簡単な構造で容易
に成形することができる。
【００２２】図９はシリンダ部のさらに他の実施の形態
を示す平面図である。この実施の形態のシリンダ部９０
は、４気筒シリンダ部であり、前記と同様に押し出しま
たは鍛造で成形され、軸方向に延びる冷却フィン９１を
有し、空冷式のシリンダ部９０を簡単な構造で容易に成
形することができる。
を示す平面図である。この実施の形態のシリンダ部９０
は、４気筒シリンダ部であり、前記と同様に押し出しま
たは鍛造で成形され、軸方向に延びる冷却フィン９１を
有し、空冷式のシリンダ部９０を簡単な構造で容易に成
形することができる。
【００２３】
【発明の効果】前記したように、請求項１記載の発明で
は、シリンダ部を押し出しまたは鍛造で成形すること
で、歩留が良く安定した品質が確保され、しかもシリン
ダ部がシンプルでコンパクトな形状の箱形となるため、
大量生産に好適で低コストになる。また、シリンダ部の
全体が一定の形状を保つことにより局部的な変形の発生
を避けることができる。さらに、精度の高い素材が作成
できるため、加工しろを最小限に抑えることができる。
は、シリンダ部を押し出しまたは鍛造で成形すること
で、歩留が良く安定した品質が確保され、しかもシリン
ダ部がシンプルでコンパクトな形状の箱形となるため、
大量生産に好適で低コストになる。また、シリンダ部の
全体が一定の形状を保つことにより局部的な変形の発生
を避けることができる。さらに、精度の高い素材が作成
できるため、加工しろを最小限に抑えることができる。
【００２４】請求項２記載の発明では、シリンダ部のシ
リンダ内周面に、鋳造の際に発生する巣がなくなり歩留
が良く安定した品質のメッキシリンダが確保できる。ま
た、シリンダ部がシンプルでコンパクトな形状の箱形と
なるため、メッキ工程での取扱い、メッキ液のシールが
容易でメッキ設備が小型になる。
リンダ内周面に、鋳造の際に発生する巣がなくなり歩留
が良く安定した品質のメッキシリンダが確保できる。ま
た、シリンダ部がシンプルでコンパクトな形状の箱形と
なるため、メッキ工程での取扱い、メッキ液のシールが
容易でメッキ設備が小型になる。
【００２５】請求項３記載の発明では、薄肉多壁構造を
形成するため、対重量比で高剛性のシリンダ部になる。
また、シリンダの周囲をウォータジャケット、オイルド
レン通路、ＰＣＶ通路、吸気通路の一部等で取り囲むた
め、さらに対重量比で高剛性のシリンダ部になる。さら
に、中間の空き孔部に、断熱材、遮音材、ダンピング材
等を目的に応じて充填することにより、さらに対重量比
で高剛性のシリンダ部になる。また、吸気系の一部を組
み込むことにより吸気系の振動配慮が軽減される。ま
た、シリンダ部の締付変形に対しても、シリンダ外壁と
ウォータジャケット外壁とを結ぶリブの配置選定により
改善される。
形成するため、対重量比で高剛性のシリンダ部になる。
また、シリンダの周囲をウォータジャケット、オイルド
レン通路、ＰＣＶ通路、吸気通路の一部等で取り囲むた
め、さらに対重量比で高剛性のシリンダ部になる。さら
に、中間の空き孔部に、断熱材、遮音材、ダンピング材
等を目的に応じて充填することにより、さらに対重量比
で高剛性のシリンダ部になる。また、吸気系の一部を組
み込むことにより吸気系の振動配慮が軽減される。ま
た、シリンダ部の締付変形に対しても、シリンダ外壁と
ウォータジャケット外壁とを結ぶリブの配置選定により
改善される。
【００２６】請求項４記載の発明では、シリンダ部に、
軸方向に延びる冷却フィンを有し、空冷式のシリンダ部
を、簡単な構造で容易に成形することができる。
軸方向に延びる冷却フィンを有し、空冷式のシリンダ部
を、簡単な構造で容易に成形することができる。
【図１】シリンダ部の平面図である。
【図２】クランクケース部の平面図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図である。
【図４】図１のIV-IV線に沿う断面図である。
【図５】図２のV-V線に沿う断面図である。
【図６】図２のVI-VI線に沿う断面図である。
【図７】シリンダブロックの他の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図８】シリンダ部のさらに他の実施の形態を示す平面
図である。
図である。
【図９】シリンダ部のさらに他の実施の形態を示す平面
図である。
図である。
１ シリンダブロック ２ シリンダ部 ３ クランクケース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｆ 1/20 Ｆ０２Ｆ 1/20 1/22 1/22 Ｚ
Claims (4)
- 【請求項１】シリンダブロックをシリンダ部とクランク
ケース部とに分割し、前記シリンダ部を押し出しまたは
鍛造で成形したことを特徴とするエンジンのシリンダブ
ロック。 - 【請求項２】前記シリンダ部のシリンダ内周面に、メッ
キを施したことを特徴とする請求項１記載のエンジンの
シリンダブロック。 - 【請求項３】前記シリンダ部に、シリンダ、ウォータジ
ャケット、オイルドレン通路、ＰＣＶ通路、吸気通路の
一部を形成したことを特徴とする請求項１または請求項
２記載のエンジンのシリンダブロック。 - 【請求項４】前記シリンダ部に、軸方向に延びる冷却フ
ィンを有することを特徴とする請求項１乃至請求項３の
いずれかに記載のエンジンのシリンダブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11903596A JPH09303197A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | エンジンのシリンダブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11903596A JPH09303197A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | エンジンのシリンダブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303197A true JPH09303197A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14751357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11903596A Pending JPH09303197A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | エンジンのシリンダブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303197A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005093245A1 (de) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Avl List Gmbh | Zylindergehäuse |
| JP2011235889A (ja) * | 2007-06-26 | 2011-11-24 | Philippe Gilles Pesenti Yvan | 自転車用内燃式補助手段 |
| KR20160150345A (ko) * | 2015-06-22 | 2016-12-30 | 주식회사 금아하이드파워 | 전차용 실린더 블록의 제조방법 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP11903596A patent/JPH09303197A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005093245A1 (de) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Avl List Gmbh | Zylindergehäuse |
| JP2011235889A (ja) * | 2007-06-26 | 2011-11-24 | Philippe Gilles Pesenti Yvan | 自転車用内燃式補助手段 |
| KR20160150345A (ko) * | 2015-06-22 | 2016-12-30 | 주식회사 금아하이드파워 | 전차용 실린더 블록의 제조방법 |
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