JPH09302988A - 避雷対策を施したドーム体 - Google Patents

避雷対策を施したドーム体

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Publication number
JPH09302988A
JPH09302988A JP13943796A JP13943796A JPH09302988A JP H09302988 A JPH09302988 A JP H09302988A JP 13943796 A JP13943796 A JP 13943796A JP 13943796 A JP13943796 A JP 13943796A JP H09302988 A JPH09302988 A JP H09302988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
dome
lightning
dome body
pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP13943796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Kuroiwa
黒岩久人
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】避雷対策を施したドーム体を得ることにある。 【解決手段】骨組みを膜体で覆ったドーム体1におい
て、ドームの上部付近にフラッグ用ポール4を設置し、
フラッグ用ポール4の尖端に鋭角な金属42を取付け、
前記鋭角な金属42を導電体を介して地上にアースす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、落雷の被害を防止
するドーム体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、膜体を有するスタジアムのような
ドーム体では避雷対策に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、避雷対策を
施したドーム体を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、骨組みを膜体
で覆ったドーム体において、ドーム体の上部付近にフラ
ッグ用ポールを設置し、フラッグ用ポールの尖端に鋭角
の金属を取付け、前記鋭角の金属を導電体を介して地上
にアースすることを特徴とする、避雷対策を施したドー
ム体、又は、骨組みを膜体で覆ったドーム体において、
ドーム体の上部付近にフラッグ用ポールを設置し、フラ
ッグ用ポールの尖端に鋭角の金属を取付け、骨組みの一
部を導電体として、前記鋭角の金属を地上にアースする
ことを特徴とする、避雷対策を施したドーム体、又は、
上記避雷対策を施したドーム体において、前記鋭角の金
属を上下に昇降可能にし、避雷針として使用する際、前
記鋭角の金属を上方に上げることを特徴とする、避雷対
策を施したドーム体にある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0006】<イ>ドーム体 ドーム体1は、屋根を構成するドーム部11と、側壁部
12を有し、スタジアムなどに適用される。ドーム部1
1は、例えば、トラス構造体2などの骨格を有し、骨格
を膜体で覆う。例えば、図1のように、外膜と内膜で覆
う。ドーム部11には、フラッグ用ポール4が取り付け
られ、フラッグ41を掲げることが出来る。
【0007】<ロ>ドーム部の骨格 ドーム部11の骨格は、例えば、図2のように、下弦材
22と上弦材21の間に斜材23を配置し、トラス構造
体2を構成している。上弦材21は、例えば上面を有す
るH鋼などが使用される。斜材23は下弦材22とジョ
イント具24により連結している。
【0008】<ハ>膜体 膜体は、トラス構造体2に取り付けられ、例えば、図2
のように、外膜をトラス構造体2の外側に取り付け、内
膜をトラス構造体2の内側に取り付ける。
【0009】外膜は、その端部を上弦材21に固定す
る。この固定方法は、例えば図3のように上弦材21の
H鋼の上面に外膜の端部を配置し、その上から押え板3
4で押さえ、ボルト35などで固定する。外膜の面の中
間には、テンションロッドで下弦材22の方に引っ張
り、膜全体に張力を付与する。外膜が取り付けられる上
弦材21のH鋼を、必要に応じて、その内部に補強材2
5を取り付けると良い。
【0010】<ニ>フラッグ用ポール フラッグ用ポール4は、上弦材21の上部に突出するよ
うに取り付ける。フラッグ用ポール4は、側部にフラッ
グ41が取り外し可能に取り付けられ、上部には図3の
ような尖端が鋭角な金属42を備えている。
【0011】鋭角な金属42は避雷針として作用させる
ために、地上にアースする必要がある。そこで、銅線な
どの導電材料を鋭角な金属42に電気的に接続してアー
スするか、又は、上弦材21などの骨格を導電体として
利用してアースしても良い。
【0012】鋭角な金属42は、場合によってドーム部
11に対して昇降可能に取り付ける。例えば、鋭角な金
属42をフラッグ用ポール4に対して昇降可能としても
良く、又はフラッグ用ポール自体が昇降するようにして
もよい。そして、雷雲が発生した場合、鋭角な金属42
を上昇させて、避雷針として利用する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>ドーム体の避雷に対して、フラッグ用ポールを避
雷針として使用することにより、安価な方法で解決する
ことが出来る。 <ロ>フラッグ用ポールを昇降可能にすることにより、
避雷針の効果を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドーム体の構造図
【図2】ドーム部の骨格図
【図3】ドーム部に取り付けられたフラッグ用ポール
【符号の説明】
1・・・ドーム体 11・・ドーム部 12・・側壁部 2・・・トラスト構造体 21・・上弦材 22・・下弦材 23・・斜材 31・・外膜 32・・内膜 33・・テンションロッド 34・・押え板 4・・・フラッグ用ポール 41・・フラッグ 42・・鋭角な金属

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨組みを膜体で覆ったドーム体において、 ドーム体の上部付近にフラッグ用ポールを設置し、 フラッグ用ポールの尖端に鋭角の金属を取付け、 前記鋭角の金属を導電体を介して地上にアースすること
    を特徴とする、 避雷対策を施したドーム体。
  2. 【請求項2】骨組みを膜体で覆ったドーム体において、 ドーム体の上部付近にフラッグ用ポールを設置し、 フラッグ用ポールの尖端に鋭角の金属を取付け、 骨組みの一部を導電体として、前記鋭角の金属を地上に
    アースすることを特徴とする、 避雷対策を施したドーム体。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2のいずれかに記載の避雷対
    策を施したドーム体において、 前記鋭角の金属を上下に昇降可能にし、 避雷針として使用する際、前記鋭角の金属を上方に上げ
    ることを特徴とする、 避雷対策を施したドーム体。
JP13943796A 1996-05-09 1996-05-09 避雷対策を施したドーム体 Pending JPH09302988A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13943796A JPH09302988A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 避雷対策を施したドーム体

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JP13943796A JPH09302988A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 避雷対策を施したドーム体

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JPH09302988A true JPH09302988A (ja) 1997-11-25

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ID=15245184

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13943796A Pending JPH09302988A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 避雷対策を施したドーム体

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JP (1) JPH09302988A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1193319A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Tomoe Corp 膜構造物
JP2018096193A (ja) * 2016-12-18 2018-06-21 有限会社エーエムクリエーション ドームハウス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1193319A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Tomoe Corp 膜構造物
JP2018096193A (ja) * 2016-12-18 2018-06-21 有限会社エーエムクリエーション ドームハウス

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