JPH0930251A - 簡易形日除とその製造方法 - Google Patents

簡易形日除とその製造方法

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JPH0930251A
JPH0930251A JP18305395A JP18305395A JPH0930251A JP H0930251 A JPH0930251 A JP H0930251A JP 18305395 A JP18305395 A JP 18305395A JP 18305395 A JP18305395 A JP 18305395A JP H0930251 A JPH0930251 A JP H0930251A
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JP
Japan
Prior art keywords
base paper
adhesive
simplified
divisor
line
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18305395A
Other languages
English (en)
Inventor
Ioki Nishikawa
五百紀 西川
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KOA PACK NISHIKAWA KK
Original Assignee
KOA PACK NISHIKAWA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOA PACK NISHIKAWA KK filed Critical KOA PACK NISHIKAWA KK
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アコーデオン状に小形に畳むことができ、効率
良く安価に量産することができる簡易形日除とその製造
方法を提供する。 【解決手段】アコーデオン状に畳み込み可能な簡易形日
除の製造方法であり、矩形の原紙1の表面又は裏面に直
線状の接着剤線2を一定の間隔で塗布し、各原紙1の接
着剤線2がその上下で交互に半ピッチづつずらして位置
するように、各原紙1の位置をずらして重合接着する。
そして、重合接着した接着原紙ブロック3を、接着剤線
2の中央でその線に沿って垂直に切断し、簡易形日除5
を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
ガラスの内側などに着脱自在に載置して使用する簡易形
日除とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロントガラスの内側に
載置して使用する簡易形の日除として、フロントガラス
程度の大きさの厚紙或は段ボールを、折畳み可能に形成
した日除が知られている(例えば、実開昭62−474
17号公報、同62−82223号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の簡易形日除は、厚紙或は段ボール上に縦に一定間隔で
折曲げ線を形成し、その折曲げ線から厚紙或は段ボール
を上下交互に折曲げることにより、アコーデオン状(蛇
腹状)に折畳み可能に形成されていた。
【0004】このため、このような簡易形日除を製造す
る場合、所定の形状に裁断したシート状本体に折曲げ線
を形成し、それをアコーデオン状に折曲げて製造するこ
とになるが、シート状本体の裁断や折曲げ線の形成は期
間により簡単にできるものの、アコーデオン状に交互に
折曲げる工程は、簡易な自動化機械がないために、どう
しても手作業により行う必要があり、量産するために
は、生産効率が低く、製造コストが増大する問題があっ
た。また、厚紙や段ボールを折曲げて作られるため、折
曲げ部分の厚さが厚くなり、折畳み形状が比較的大きく
なり、小形に折畳むことができにくい問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、アコーデオン状に小形に畳むことができ、効率良く
安価に量産することができる簡易形日除とその製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の簡易形日除は、アコーデオン状に畳み込み
可能な簡易形日除において、一定の幅を持って帯状に裁
断された各原紙が、重ね合された状態で、その両側部を
上下の原紙と交互に接着されて形成されていることを特
徴とする。
【0007】また、簡易形日除の製造方法は、アコーデ
オン状に畳み込み可能な簡易形日除の製造方法におい
て、矩形の原紙の表面又は裏面に直線状の接着剤線を一
定の間隔で塗布し、各原紙の接着剤線がその上下で交互
に半ピッチづつずらして位置するように、各原紙の位置
をずらして重合接着し、重合接着した接着原紙ブロック
を、該接着剤線の中央で該線に沿って垂直に切断するこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用・効果】このような構成の簡易形日除によれば、
アコーデオン状に畳み込み可能であるが、従来のように
折曲げ部を有しないため、より小形に畳むことができ、
使用しない場合の収納には便利である。
【0009】また、その製造方法によれば、原紙に接着
剤線を塗布し、それらの原紙を重合接着した後、各接着
剤線に沿って切断する比較的簡単な工程で容易に製造す
ることができる。また、これらの接着剤塗布工程、重合
接着工程、切断工程は、例えばハニカムペーパコアの製
造機械等により、全て自動化機械により行うことができ
るため、従来の折曲げ式の日除に比べ、効率良く量産す
ることができ、製造コストも下げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1〜図5は簡易形日除の製造時における
形態を示し、これらの図を参照して先ず、日除の製造工
程を説明する。この日除には、例えば段ボール用の中芯
程度の材質の紙を所定の矩形形状に裁断し原紙1として
使用する。原紙としては、各種の色に着色された着色紙
や模様を付した模様紙を使用することもできる。
【0012】これらの原紙1には、図1に示すように、
その表面又は裏面に直線状の接着剤線2を一定の間隔で
塗布する。例えば、10mm幅の接着剤線2を60mmの間
隔(60mmピッチ)で塗布する。このような接着剤線2
の塗布は、自動化された塗布機により、容易に且つ迅速
に行うことができる。
【0013】次に、上記ように一面に直線状の接着剤線
2を一定間隔で塗布した多数枚の原紙1を、図1のよう
に、重ね合せて接着するが、この際、各原紙1の接着剤
線2がその上下で交互に半ピッチづつずらして位置する
ように、各原紙1の位置をずらして重合接着する。つま
り、原紙1に付された接着剤線2のピッチが60mmの場
合、各原紙1を30mmづつ左右にずらして重合接着す
る。
【0014】なお、各原紙1に接着剤線2を塗布する工
程で、通常の位置に接着剤線2を付した原紙と、接着剤
線2を半ピッチずらした原紙を作り、それらを交互に重
ね合せるようにしてもよい。
【0015】このような原紙1は、例えば150枚が重
合接着され、図2に示すような接着原紙ブロック3が形
成される。60mmピッチの接着剤線2を交互に半ピッチ
づつずらして重合接着するため、接着原紙ブロック3全
体の接着剤線のピッチは30mmとなる。そして、次に、
この接着原紙ブロック3をその接着剤線2に沿って(各
接着剤線2の位置で)紙面と垂直に切断することによ
り、簡易形日除5が製作される。
【0016】つまり、図4に示すように、切断線C(破
線)が各接着剤線2上の中央にくるように(原紙1に塗
布した接着剤線ピッチの半分のピッチで)垂直に切断す
ることにより、各原紙の両側部が交互に接着された形状
の簡易形日除5が製造される。この簡易形日除5は、一
定の幅を持って帯状に裁断された各原紙が、重ね合され
た状態で、その両側部を上下の原紙と交互に接着されて
いるため、両端を持って伸縮すれば、アコーデオン式に
開閉が可能となる。
【0017】このように、切断線Cに沿って接着原紙ブ
ロック3を切断していくことにより、多数の簡易形日除
5を製造することができ、例えば、接着原紙ブロック3
の幅が900mm、その接着剤線のピッチが30mmの場
合、1つの接着原紙ブロックから30本の日除5が切断
するだけで製造されることになる。
【0018】このように製造された簡易形日除5は、原
紙を重合接着して構成されるため、従来のように厚紙や
段ボールを折曲げて構成される日除に比べ、折曲げ部が
ないため、その折畳み形状をより薄く小形にすることが
できる。
【0019】また、この簡易形日除5は、両端を持って
開けば、図5のような状態を経て、図6に示すような広
い面積の展開形状に開くことができる。したがって、そ
れを自動車のフロントガラスFの内側に載置すれば、自
動車用の日除として便利に使用することができる。ま
た、使用後にはそれを閉じれば、図3に示すような小形
で棒状の形状に畳むことができ、収納も容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】簡易形日除の製造工程における原紙1の斜視図
である。
【図2】簡易形日除の製造工程における接着原紙ブロッ
ク3の斜視図である。
【図3】接着原紙ブロック3を切断した状態の斜視図で
ある。
【図4】接着原紙ブロック3の切断線を示す断面説明図
である。
【図5】簡易形日除の開途中の斜視図である。
【図6】簡易形日除の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1−原紙、 2−接着剤線、 3−接着原紙ブロック、 5−簡易形日除。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アコーデオン状に畳み込み可能な簡易形
    日除において、 一定の幅を持って帯状に裁断された各原紙が、重ね合さ
    れた状態で、その両側部を上下の原紙と交互に接着され
    て形成されていることを特徴とする簡易形日除。
  2. 【請求項2】 アコーデオン状に畳み込み可能な簡易形
    日除の製造方法において、 矩形の原紙の表面又は裏面に直線状の接着剤線を一定の
    間隔で塗布し、各原紙の接着剤線がその上下で交互に半
    ピッチづつずらして位置するように、各原紙の位置をず
    らして重合接着し、重合接着した接着原紙ブロックを、
    該接着剤線の中央で該線に沿って垂直に切断することを
    特徴とする簡易形日除の製造方法。
JP18305395A 1995-07-19 1995-07-19 簡易形日除とその製造方法 Withdrawn JPH0930251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7397986B2 (en) 2005-03-04 2008-07-08 Gemfire Corporation Optical device with reduced temperature dependence
US8873910B2 (en) 2010-03-19 2014-10-28 Gemfire Corporation Optical device with athermal slots for temperature dependence curvature reduction

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7397986B2 (en) 2005-03-04 2008-07-08 Gemfire Corporation Optical device with reduced temperature dependence
US7689072B2 (en) 2005-03-04 2010-03-30 Gemfire Corporation Optical device with reduced temperature dependence
US8873910B2 (en) 2010-03-19 2014-10-28 Gemfire Corporation Optical device with athermal slots for temperature dependence curvature reduction

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