JPH09301349A - 組立箱 - Google Patents
組立箱Info
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- JPH09301349A JPH09301349A JP8139488A JP13948896A JPH09301349A JP H09301349 A JPH09301349 A JP H09301349A JP 8139488 A JP8139488 A JP 8139488A JP 13948896 A JP13948896 A JP 13948896A JP H09301349 A JPH09301349 A JP H09301349A
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Abstract
強度に優れ、改ざんを防止する機能を備えた一体組立式
の箱を提供する。 【解決手段】 特殊板紙を使用し、ふた(2)の外・内
天井板(4,24)と身(3)の外・内底板(7,2
7)の周囲に連接した前・横・後で内・外の各側板群と
該側板群の一部に連接してフラップを配設し、ふた
(2)の外天井板(4)と身(3)の外底板(7)を連
接する後外側板(6)を配設し、ふた(2)の横外側板
(4A,4B)と外底板(7)の横外側板(7A,7
B)の間に特殊ジョイント(6A,6B)を配設してな
る、ふた(2)と身(3)の二重構造の構成部材を一体
化して接着材料の使用を抑えた打抜材を組立て、強力な
緩衝手段と改ざん防止手段と仕切材(31)の移動防止
手段を備えたことを特徴とする組立箱である。
Description
落下させたり誤って衝撃を与えることにより、該箱内部
に収納したガラス等の割れ易い材料または形状からなる
医薬用容器、例えばアンプル,バイアル,注射筒,ドリ
ンク用瓶等を破損から護るための緩衝機能と意図的な封
緘紙の着脱等の改ざん防止機能を備えた組立箱に関す
る。
用瓶等の医薬用容器を収納する箱は、一般的にはふたと
身の製造を別々に実施し芯材の表面に化粧貼りを施し、
インロー等の中枠を装着し背貼りを行って一体化した後
に、中仕切りや緩衝材を挿入して完成品とする製造方法
が採られるが、必要とする部品の数がきわめて多いため
に完成に至る作業工程も多い。
る部品数と該部品に施される加工内容を表1(A)に、
該箱の仕上工程の順序を表2(A)に示したが、この方
法では該箱は5種類の材料を使用し多数の加工を受けて
製造された9種類の部品を使用して13回の仕上工程を
経て完成するが、少なくとも延べ8名の加工・仕上要員
を必要とする。
注射筒,ドリンク用瓶等の医薬用容器の箱は、該箱の収
納物が使用される以前に破損しないことが最大の課題で
あり、該課題の解決のために製造コストを絡めて、有効
な緩衝機能と強度を持つような構造と材料からなる前記
箱が模索されているが、決め手となるようなものが出来
ていない。
次に示した6つの主要問題の解決を目的とし達成した。 1)組立に際し材料の端部での怪我を防止し、環境に対
する順応性を持つリサイクル可能な材料を使用する。 2)箱を一体組立型として構成する材料と部品の点数を
大幅に削減し、該部品の加工・仕上に要する時間を逓減
する。 3)箱の仕上工程を簡略化し自動組立と要員当たりの生
産能力を拡大する。 4)箱のふたと身双方に緩衝機能と耐圧強度を大幅に増
す構造を選択する。 5)医薬用容器の自動充填を可能ならしめる。 6)用済後の不正使用や封緘紙の剥離再貼付等の改ざん
防止対策を備えた組立箱とする。
用し、ふたの外・内天井板と身の外・内底板の周囲に夫
々連接された前・横・後の外・内各側板と折しろと横内
底板とフラップとを組合せて配設し、ふたの外天井板と
身の外底板を連接する共通の後外側板を配設し、ふたの
横外側板と外底板の横外側板の間に特殊ジョイントを配
設して、ふたと身を一体化した接着材料の使用を抑えた
構造の打ち抜き材とし、該打ち抜き材を組立て強力な緩
衝手段と改ざん防止手段と仕切り材の移動防止手段を備
えたことを特徴とする組立箱である。
1の斜視図に付記したように、半開状態の該組立箱を閉
じた状態とした時の開け側を前面として前・横・後と
し、ふたの天井板と底板に関しては外・内と幅を加えた
各組合せで、側板とフラップに関しては外・内と高さを
加えた各組合せで夫々を区分し表現した。
の対象として木材その他の植物から抽出した繊維の集合
体からなるパルプを箱の材料に選んだことであり、該パ
ルプは不要成分を除いた繊維を板状に抄いた製紙原料で
ある中間製品で、最終製品の紙に較べると坪量が同じで
も厚みがあり超低密度であるので軽量で柔らかく、平判
もしくは巻取られたままのロール状で保存される。
等により様々な分類があり、その一部を挙げると原料別
では麻パルプ,リンターパルプ,わらパルプ,針葉樹か
広葉樹による木材パルプ,合成パルプ等、製造方法別で
は機械パルプ,クラフトパルプ,ソーダパルプ等、用途
別では溶解パルプと製紙用パルプ等があるが、汎用性と
価格面を考慮すると木材によるクラフトパルプ,ソーダ
パルプから選択した製紙用パルプが好ましい。
は通常40〜300g/m2 、好ましくは100〜27
5g/m2 、より好ましくは165〜250g/m2 と
し、厚みの範囲は通常0.2〜1.5mm、好ましくは
0.7〜1.5mm、より好ましくは0.95〜1.4
mmである。
小さいため全体が柔軟性に富み、打ち抜き材を人手で折
曲げ組立ても、打ち抜き材の切断面で怪我をする恐れの
少ない安全な材料で、組立箱が不要になっても溶解によ
る再パルプ化(リサイクル)が可能で、燃焼処理でも発
熱により炉を損傷したり異臭を放つことがない。
を別々に製造し順次一体化した従来の方法に較べ、本発
明では構造上一体化できない部品のみを除き、最初の段
階から前記ふたと身を一体化した構成の組立箱として、
プレスにより打ち抜き材料点数と部品点数の削減を達成
した。
数と部品点数と該部品の仕上工程の様子は表1(B)と
表2(B)とに示した通りであって、本発明以前の方法
が必要とした表1(A)と表2(A)に記載された内容
と比較することにより、目的が充分に達成されているこ
とが十分に理解されよう。
箱は次の特徴を包含する。 ふたを身から開いた際、両者が連接部分を境にして1
80°以上に開かず、閉じる際に起こりがちな外側板が
内側板の中に入り込むトラブルを防止するため、前記ふ
たと身の両横外側板の間に特殊なジョイントを設置し
た。 ふたの側板部分と天井板部分,身の側板部分と底板部
分,前記ふたと身の共通した連接部分(後側板)は全て
2重構造とし、2重に折曲げられた側板等の反発が強い
部分のけい線は、カッターによる切り目を間欠的に入れ
たリードけい線として反発を弱めた。 側板相互間のフラップも2重(1重部分を含む)とし
たが、該フラップを収納する隙間を提供する側板に連接
して前記2重フラップの厚み相当分の折しろを設け、前
記フラップのない部分では直折りとした。 単一材料による一体化構造では糊付部分をふた両側面
内側のみに減少した。
た横外側板と身の底板に連接した横外側板の間に設けら
れた特殊なジョイントは、両横外側板の高さの2辺と前
記天井板と底板に挟まれた連接部分である後外側板の高
さにより形成された四辺形部分を、折曲げけい線と切断
線で1つの四辺形と3つの三角形に区分し、該区分から
前記連接部分の端部に接する1つの三角形を取り除いた
構成となっている。
の外天井板に連接した横外側板の高さを1つ目の三角形
の1辺とし、身の外底板に連接した横外側板の高さを四
辺形の1辺とし、両形の間に残りの三角形を連接配置し
て、前記1つの四辺形と2つの三角形が一点で交わる位
置を点eとし、外天井板と外底板に挟まれた連接部分で
ある後外側板の高さの中間点fから点eを通る法線と線
分ab´との交点f´の関係は、ef´間の距離を交差
位置Hとすると次式、 H={連接部分の高さ寸法+材料の厚み寸法×2}×
0.55 により表され、こうして得た点eと各三角形の頂点a,
b,cを結んで点eと辺aeから角度∠aegを90°
に採ると辺cd上の点gの位置が決定し、折曲げ用けい
線ad,bc,ce,ef,egが順次線引きできる。
に折曲げ2重か1重のフラップを巻込み固定する部分は
2〜6箇所で、原則として半数が対称的な位置関係にあ
り、夫々が次の様な寸法範囲に決められている。 ふたの両側面が外側へ開き易くなるのを押さえるため
の2重フラップのうち、内側にくるフラップの高さを連
接した側板の高さよりもt1 (材料厚み)mm、外側に
くるフラップの高さをt2 (材料厚み+0.5)mmだ
け短くする。 身の前面が手前側に倒れ(開き)易くなるのを押さえ
るための2重フラップのうち、内側にくるフラップの高
さを連接した側板の高さよりもt1 (材料厚み)mm、
外側にくるフラップの高さを連接した側板の高さよりも
t2 (材料厚み+0.5)mmだけ短くする。 ふたが開いた時に、身の後側方向に収容物が移動しな
いように後面側板に連接して設けた1重フラップの高さ
を該側板の高さよりもt2 (材料厚み+0.5)mmだ
け短くする。
に収納する重合(合口)部分は、前記フラップの厚み相
当分の折しろを持ち、外・内側板の折曲げによる反発力
を緩和するために、好ましくは前記折しろを材料厚みt
1 の2〜3倍の範囲から組立箱の部位に合わせて選択使
用し、前記フラップを収納しない部分では直折りとし
て、そのけい線を挟んだ折目周辺の材料自体を自己圧縮
して弾性力を高め、その力を利用して先に置かれた嵌合
部分の係止効果を高めた。
1と第2の課題に対する解決手段により副次的に生まれ
てくる効果も大きく寄与するが、ふたと身を一体化する
ことによる工程の集約化により生まれる効果が最大で、
さらに組立箱は殆ど直線の集合体であり一見複雑な形状
であっても組立は容易になった。
削除し必要な加工を集中的に同時もしくは連続して施す
ことにより得られるものであり、本解決手段による箱の
仕上工程が簡素化された様子は表2(B)に示した通り
で、従来方法が必要とした表2(A)に記載された仕上
工程の内容と比較することでより明らかになる。
とき、打ち抜き材を使用し自動製箱機による大量生産、
糊付け等の一部を自動化し組立要員の手作業による小量
生産の何れの作業をとっても、従来方法に比べて組立要
員当たりの生産数を飛躍的に増加することを可能とし
た。
1と第2の課題に対する解決手段による効果に加えて、
超低密度の製紙用パルプを使用する際に強度保持の面か
ら必然的に板厚みが増加するが、該製紙用パルプは繊維
の隙間に大量の空間を保持するので重さを増すことな
く、組立箱の緩衝機能を大幅に増加することを可能とし
た。
・内側板同士の間で固定されるフラップも2重としてい
るので、既述の製紙用パルプの材料自体が本来持つ緩衝
機能に加えて、前記2重構造により構成された隙間の空
気層の存在が緩衝機能をより高める相互作用を持ち、さ
らに2重構造が前記組立箱の積層等に対する強度、即ち
耐圧強度を高める結果となっている。
4の課題に対する解決手段による効果が大きく寄与した
もので、著しい緩衝機能の増加がアンプル,バイアル,
注射筒,ドリンク用瓶等の割れやすい医薬用容器を自動
充填する際に受ける衝撃力を良く吸収し、且つ組立箱の
耐圧強度の向上も併せ自動充填機への装着を可能とし
た。
きの箱では収納物を格納後ふたを閉じ、身との合わせ目
に封緘紙を使用するが、組立箱が製紙用パルプで出来て
いるために、貼着された封緘紙を一端剥離すると該製紙
用パルプの表面が該封緘紙に付着したまま剥離し、前記
封緘紙は再度糊を使用しなければ貼着できなくなる特徴
がある。
より重合(合口)部分が開かないようにフラップの長さ
を前記ふたの前幅の2/5〜1/2の範囲を好ましい長
さとしたので、一度組立た箱は毀損なしに容易に解体で
きず、従って解体後の廃却品が再使用されることは難し
く、封緘紙の着脱と廃却品の再使用等を含めた不正行
為、即ち改ざん行為を防止することが可能で、これは従
来方式の硬紙で短いフラップを使用した箱では得られな
い機能である。
まれるフラップの長さは、前記ふた幅の1/2として
も、該フラップの長さと高さの割合がふたのそれに較べ
て小さく抜ける可能性を残すので、製紙用パルプから採
寸可能な範囲で左右の2重フラップの一方を長く他方を
短くし、上・下のフラップではこの関係を逆として夫々
のフラップを重ね合わせ、箱を組立るとフラップがより
抜けにくくなる。
れも極めて大きな効果を伴うことが理解されよう、また
パルプは板状化の前後での着色や、板状化後の打ち抜き
前後または組立後の印字を可能とした他に、組立箱全体
が各部位の組立の際に極力糊を必要としない構造とした
ため廃却品の解体が容易になる特徴を備えた。
られた組立箱に使用された材料の単位重量を表1(A,
B)に併記したが、これ等の材料を使用して出来上った
箱の総重量は後者が小さく前者の70%程度で、加えて
製作に要する手間と製品の持つ緩衝機能または価格の点
でも後者が圧倒的に前者に優り、前者の優位点は僅かに
美観の面のみである。
開口と内面に多数の空間を保有するので液の浸透性が高
く、従来使用されている一般糊(主成分:アクリル酢ビ
共重合樹脂・粘度10,000〜12,000cps・
濃度50〜60%)では接着が充分でなく、初期付着力
が強く安定性のある専用糊〔(主成分:特殊共重合ビニ
ール系樹脂・粘度14,000〜16,000cps・
濃度50〜60%)例えば株式会社ヒラノヤ製のダイレ
クトボンドVK−10が好ましい〕が使用された。
紙過程の段階で、内部繊維に方向性が出来るために組立
箱の外面に化粧紙を使用しないときは、該組立箱に外力
が働くと該繊維の流れに沿った筋目が現れるが、この現
象自体は前記組立箱の強度や緩衝機能や商品性を損なう
ものではない。
パルプ自体が保有する柔らかさと緩衝機能と前記組立箱
の生産上の対策であるふたと身の一体化構造と強度上の
対策である2重構造との相乗効果により、該組立箱の生
産能率を向上し高い耐圧強度と高い緩衝機能を合わせ保
持することを可能とした結果、割れ易い医療用容器の自
動充填をも可能とした。
(縦200mm×横100mm×高さ24.5mm)の
斜視図で、超低密度の特殊板紙(坪量250g/m2 ,
厚み1.4mm)を使用して、図2のふた2と身3を一
体化した構造の組立用ブランクスを、ホブスト社製の平
打抜機オートプラテン(主仕様:SP−102CER,
5500回転/時間,圧力15t)で裏から打ち抜い
た。
製の自動糊貼機(主仕様:ドミノー110M,7000
枚/時間)で、糊は株式会社ヒラノヤ製のダイレクトボ
ンドVK−10(主成分:特殊共重合ビニール樹脂,粘
度15,000cps/30°C,濃度55%)を使用
し、糊の塗布方法は転写タイミング様式を採用して、糊
量を27g/m2 塗布して製品とした。
改善前の箱の生産量を比較した結果、生産量は1.7倍
強の増加となった。 実施例:7,000ケ/日÷8時間=875ケ/時間÷
8人=110ケ/時間 改善前:4,000ケ/日÷8時間=500ケ/時間÷
8人=63ケ/時間
化した組立箱1の展開図で、右から左にかけてふたの内
天井板24と前内側板25とフラップ収納スペース構成
用の折しろ51 と前外側板5と外天井板4とふたと身の
連接部分に相当する共通の後外側板6と身の外底板7と
前外側板8と前内側板28と内底板27と後内側板26
とが順次連接する。
外側板4Aと横内側板14Aがあり夫々の右方向にフラ
ップ4AA,14AA、下に横外側板4Bと横内側板1
4Bがあり、夫々の右方向にフラップ4BB,14Bが
連接し、外底板7の上に横外側板7Aとフラップ収納ス
ペース構成用の折しろ7A1 と横内側板17Aと内底板
27と嵌合する横内底板17A3 、下に外側板7Bとフ
ラップ収納スペース構成用の折しろ7B1 と横内側板1
7Bと内底板27と嵌合する横底板17B3 が連接し、
前外側板8の上にフラップ8AAと下にフラップ8BB
が連接し、前内側板28の上・下にフラップ28AA,
28BBが連接し、内底板27を挟むように後内側板2
6の上・下にフラップ26AA,26BBが連接し、ふ
たの横外側板4A,4Bと身の横外側板7A,7Bが特
殊ジョイント6A,6Bで連接され全てが一体化されて
いる。
外側板5と横外側板4A,4Bとフラップ4AA,4B
Bと横内側板14A,14Bとフラップ14AA,14
BBと内天井板24と前内側板25とで構成され、身は
外底板7と横外側板7A,7Bと前外側板8とフラップ
8AA,8BBと横内側板17A,17Bと後内側板2
6とフラップ26AA,26BBと内底板27と横内底
板17A3 ,17B3と外内側板28,フラップ28A
A,28BBとで構成され、各板間には一点鎖線で示し
た折曲げけい線または一点鎖線と太線とで示した切り目
付き折曲げけい線が夫々設けられる。
部分6A4 ,6B4 が除去された残り2つの三角形6A
1 ,6A2 と6B1 ,6B2 と四辺形6A3 と6B3 と
から構成され、横内側板17Aには切り目17A1 ,1
7B1 があり、その切り目に沿って身3の内側に片持梁
状に押し出し、身3内面に挿入された仕切材31等の抑
え止めの役目をなさしめ(図1参照)、ふたの横内側板
14A,14Bの切り欠き14A1 ,14B1 は、内天
井板24の突起24A1 ,24B1 をけい線24A2 ,
24B2 に沿い折曲げて立てておくと組立時に嵌合し、
ふた2の組立部分の剥離を抑止する。
ハッチング部分14A2 ,14B2は糊付部分で、本発
明の箱が殆ど折曲げ部分の組合せで組立を可能としたこ
とを示すもので、また図2の展開図が糊付部分の部材を
最初に折曲げ接着することにより、該糊付部分が事後の
組立の支障にならないように配慮された一体化構造であ
ることを、以下順を追って詳細に説明をする。
Bの方向に横内側板14A,14Bを間のけい線(折曲
げ用のプレスによる押し溝で以下同じ)に沿い180°
折曲げて同板に糊接着し〔図5(A)参照〕、その儘の
状態で外天井板4側に横外側板4A,4Bを間のけい線
に沿い90°折曲げて起こすが、その際同時に身の底板
7側に横外側板7A,7Bを間のけい線に沿い90°折
曲げて起こしても、或いは別々に折曲げても特別問題は
ない。
したフラップ4AA,4BBと14AA,14BBを9
0°折曲げ〔図5(B)参照〕、外天井板4に連接する
前外側板5を外天井板4側に間のけい線に沿い90°折
曲げるが、予め該フラップの高さと連接する側板の高さ
W2 ,W3 との寸法(〔0019〕項参照)と前記フラ
ップと連接する部材との間にも、折曲げ用けい線に必要
な重なり部分の寸法が考慮されているので、折曲げに際
して無理を生じることはなく、前記フラップは14AA
は4AAに14BBは4BBに容易に折曲げて重ねられ
る。
ろ51 ,前内側板25,内天井板24を順次けい線に沿
い内か外方向に90°折曲げるが、内天井板24にはフ
ラップを巻込んだ側板を固定する役目も兼ねるため、け
い線24cには図4の拡大図のように10mm間隔の切
り目を間欠付与し、巻込み後の側板による折込み部分に
掛かる過大な反発力を緩和する。
に重ね合わせた横外・内側板4A,14Aと横外・内側
板4B,14Bを、やや外側に開き横内側板14A,1
4Bの高さW3 を横外側板4A,4Bの高さW2 に較べ
(材料の厚み+0.5)mm分短くしたことにより生じ
た隙間に、内天井板24の両端24a ,24b を挿入込
させると横内側板の端面14a,14b で押さえら
れ、さらに切り欠き14A1 ,14B1 と突起24
A1 ,24B1 を嵌合させるとふた2の組立が完了する
〔図5(C)参照〕。
8と内底板27と後内側板26とを順次折曲げるが〔図
6(A)参照〕、前外側板8と前内枠板28の間のけい
線には、折しろ51 ,7A1 ,7B1 に相当する部分を
設けてなく内底板27に働く折曲げによる反発力が大き
過ぎないように緩和するために、折曲げけい線26c,
28cにもけい線24cと同様に切り目を付与してい
る。
BBに夫々重ね合わせ、同様にフラップ26AA,26
BBを夫々の間のけい線に沿い90°折曲げ、しかるの
ち外底板部7に内底板27を重ねて合わせ、外底板7の
横外側板7A,7Bを間のけい線に沿い90°折曲げた
後、折しろ7A1 ,7B1 と横内枠板17A,17Bと
横内底板17A3 ,17B3 を、夫々の間のけい線に沿
い90°折曲げると前記フラップは巻込み固定され、台
形状切り口17a,17bの横内底板17A3,17B
3 は外底板7に接すると共に内底板27の船底状切り口
27a,27bと嵌合〔図6(B,C)参照〕するが、
前記フラップと連接する側板の高さw2,w3 ,w4 と
の寸法(〔0019〕項参照)にも、前記フラップと連
接する部材間またはけい線の位置にも折曲げによる重な
り寸法が考慮されている。
成型紙33とでなる仕切材31が身3の中で移動しない
ようにするため、横内側板17Aと17Bの各面上に備
えた切り目17A2 ,17B2 を、身3の内面に片持梁
状に押し出して抑え止め17A1 ,17B1 〔図1,図
6(C)参照〕とすると、その先端は仕切材31を抑え
る板バネとしての役割を果たし、切り目17A2 ,17
B2 の両端に付した曲線は押し出し時の切り目基部の破
損を防止するために役立ち、けい線17Ac,17Bc
は折しろ7A1 ,7B1 からくる反発力を軽減するた
め、既述のけい線24c,26c,28cと同種の構造
である。
重であるために、側板の隅に出来る合口部分からの抜け
易さを防止するために、フラップ8AA,8BB,26
AA,26BB,28AA,28BBの各長さlを外底
板7の横幅w1 の1/2とし〔図1,図7(C)参
照〕、さらに折しろ51 に較べ折しろ7A1 と7B1 の
幅を狭くして巻込み力と反発力を強め、横内底板17A
3 ,17B3 と内底板27との嵌合部分27aと17
a,27bと17bに、前記反発力を強い嵌合力に変え
て働かしめる。
AAの長さを図7(D)に示すように、いずれかのフラ
ップ8AA1 ,26AA1 ,28AA1 を材料から採り
うる最大の長さとし相対する長さを短くし、かつ上・下
で逆の構成として前記フラップ同士を突き合わせ重ねて
巻込むとより抜けにくくなる、この構成は図7(A)の
フラップ4AAと14AA,4BBと14BBに適用し
て、図7(B)のフラップ4AA1 と14AA1 ,4B
B1 と14BB1 としてもよい。
と内底板27が嵌合した面に働く力は、既述のように嵌
合部分が夫々台形17a,17aと船底形27bと27
bの形状をとることで、内底板27が前外側板8と前内
側板28の折曲げ部分からくる反発力により後内側板2
6側にずれようとする動きを効果的に阻止し、組立たあ
と身3は安定した形状を接着剤なしに維持することが可
能である。
通の後外側板6と、横外側板4A,7Aの間と同様に横
外側板4B,7Bの間に備えた図2の特殊ジョイント6
A,6Bとにより開閉可能な片開きの組立箱となるが、
この特殊ジョイント6A,6Bは左右対称であるため、
特殊ジョイント6Bのみの動きを拡大図8(A)から
(D)により示し説明する。
板4B側に三角形6B2 と横外側板7B側に四辺形6B
3 が設置され両者の間に三角形6B1 が位置し、各形の
境界には折曲げ用けい線6B12,6B13,6B24,6B
37と三角形6B1 の中程にも折曲げ用けい線6B11が左
右の辺に平行に刻まれている状態を表しているが、各形
の位置と各けい線の関係は図3と〔0017〕項,〔0
018〕項の説明に従っている。
なので、その展開図は図2に見られるように共通の後外
側板6の形状が台形をなし、身3に対してふた2を被せ
るように動かすと、特殊ジョイント6Bの各けい線には
組立箱1の内側に向く力が働き、図8(B)の閉状態で
は、先ずけい線6B11が内向きに折れ、けい線6B24,
6B37が外向きに折れ、次いでけい線6B12が内向きに
折れて三角形6B1 がけい線6B11を境にして約半分が
捩じれるように曲がる。
線6B11を境にした三角形6B1 の約半分の折れ曲がり
が三角形6B2 の裏面に接合寸前まで進み、けい線6B
12が四辺形6B3 の面に殆ど接する状態になり、けい線
6B13は外向きに折れ曲ってけい線6B11とで小三角形
を形成する。
が、この段階でけい線6B24を境に90°折れ曲った三
角形6B2 の表面は後内側板6の裏面に接し、三角形6
B2の裏面とけい線6B12を境に180°折れ曲った三
角形6B1 の裏面が接し、三角形6B1 の表面とけい線
6B13を境に180°折れ曲った四辺形6B3 の表面が
接し、四辺形6B3 の裏面はけい線6B37を境に90°
折れ曲った状態で後内側板26の表面に接し、各接着面
は共通の後外側板6の内面と身部3の後内側板26の外
面の間に挟まれるようにして納まる。
1 ,三角形6B2 ,四辺形6B3 の動きは、けい線に沿
った動作だけでなく各形自体も湾曲等の変形を伴い動き
ながら、ふた2と身3の開時の最大角度180°から閉
時に至る動きのガイドを兼ねるので、ふた2の後外側板
6寄りの端が身3の上に乗り上げることもなくなり開閉
が極めて円滑に進むようになった。
化粧貼りを施した身35の内に中枠36を備えた後に、
化粧貼りを施したふた37を被せて背貼り38で身35
を連接して一体化し、身35の内部に緩衝材39と中仕
切り材40を挿入する構成で、身35とふた37は硬い
厚手の紙が使用されており、全体として箱34は堅牢で
はあるが製作に要する手間が大きく、逆に解体しにくく
箱自体の緩衝機能も小さく封緘紙に係る改ざん防止効果
も殆どない。
果を得た。 超低密度の材料と強粘着タイプの封緘紙を使用したの
で、該封緘紙を剥がすと材料の表皮も同時に付着剥離し
て前記封緘紙の再使用を難しくしたこと、組立箱が一体
化された2重構造でフラップの長さを伸ばしたことによ
り、最小限の糊の使用で破損を伴うことなく解体の難し
い所謂改ざん防止対策を施した組立箱を完成した。 超低密度の材料と2重構造により緩衝機能が大幅に強
化され耐圧強度も改善できたので、組立箱に起因する収
容物の破損等の事故発生を確実に防止する可能性を極め
て大きくした。 組立箱の緩衝機能と耐圧強度の向上により、割れ易い
医薬用容器の機械による自動充填を可能にした。 組立箱の一体化構造により生産性を大幅に改善した。 1.4mm厚みの製紙パルプ(250g/m2 )は、
同厚みの板紙(1250g/m2 )に較べ重さが1/5
になるので組立箱の軽量化に役立った。 製紙用パルプは中間製品であり価格も低く、利用後の
再使用(リサイクル)や焼却等の廃棄処理方法の選択範
囲を拡げたので、資材調達から製品廃却にいたるトータ
ルの原価逓減に役立った。
図である。
曲げ糊付した状態、(B)はフラップを折曲げ天井板を
重ね合わせる寸前の状態、(C)は天井板を重ね合わせ
ふたの組立が完了した状態である。
底板に重ね合わせる前の状態、(B)はフラップを折曲
げた状態、(C)は側板を重ね横内底板を内底板の切り
込みに嵌合せしめ、抑え止めを張り出して身の組立が完
了した状態である。
(C)は同寸フラップの重ね突き合わせ、(B),
(D)は異寸フラップの重ね突き合わせである。
(A)はふたが180°の開状態、(B)はふたが13
5°の開状態、(C)はふたが90°の開状態の各斜視
図、(D)はふたが閉状態の特殊ジョイント部分のみの
平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 超低密度の特殊板紙を使用し、ふた
(2)の外・内天井板(4,24)と身(3)の外・内
底板(7,27)の周囲に夫々連接した前・横・後の外
・内各側板(4A,4B,5,8,14A,14B,2
5,26,28)と折しろ(51 ,7A1 ,7B1 )と
横内底板(17A3 ,17B3 )とフラップ(4AA,
4BB,8AA,8BB,14AA,14BB,26A
A,26BB,28AA,28BB)とを組合せて配設
し、ふた(2)の外天井板(4)と身(3)の外底板
(7)を連接する共通の後外側板(6)を配設し、ふた
(2)の横外側板(4A,4B)と外底板(7)の横外
側板(7A,7B)の間に特殊ジョイント(6A,6
B)を配設して、ふた(2)と身(3)を一体化した接
着材料の使用を抑えた構成の打ち抜き材とし、該打ち抜
き材を組立て強力な緩衝手段と改ざん防止手段と仕切材
(31)の移動防止手段を備えたことを特徴とする組立
箱。 - 【請求項2】 超低密度の特殊板紙が、木材等の植物か
ら抽出した繊維の集合体を主成分とする製紙用パルプで
あることを特徴とする請求第1項に記載の組立箱。 - 【請求項3】 製紙用パルプは、厚みを0.2〜1.5
mmの範囲とし、坪量を40〜300g/m2 の範囲か
ら選択されることを特徴とする請求第2項に記載の組立
箱。 - 【請求項4】 特殊ジョイント(6A,6B)が、夫々
連接した2つの三角形(6A1 ,6A2 ),(6B1 ,
6B2 )と四角形(6A3 ),(6B3 )から構成さ
れ、連接した各境界に折曲げ用けい線(6A12,6
A13,6A24,6A37,6B12,6B13,6B24,6B
37)と三角形(6A1 ,6B1 )の面上に折曲げ用けい
線(6A11,6B11)を設けたことを特徴とする請求第
1項に記載の組立箱。 - 【請求項5】 強力な緩衝手段が、製紙用パルプとふた
(2)と身(3)の周囲に夫々設けた2重構造と前・横
・後の外・内各側板(4A,4B,8,14A,14
B,26,28)と該側板から延びるフラツプ(4A
A,4BB,8AA,8BB,14AA,14BB,2
6AA,26BB,28AA,28BB)の3者による
組合せで構成されたことを特徴とする請求第1項に記載
の組立箱。 - 【請求項6】 改ざん防止手段が、製紙用パルプと前・
横・後の外・内各側板(4A,4B,8,14A,14
B,26,28)から延びたフラツプ(4AA,4B
B,8AA,8BB,14AA,14BB)の長さをふ
た(2)の前幅の1/2とし、同様にフラツプ(26A
A,26BB,28AA,28BB)の長さを身(3)
の横幅の1/2とした組合せで構成されたことを特徴と
する請求第1,3,5項のいずれかに記載の組立箱。 - 【請求項7】 移動防止手段が、身3の横内側板(17
A,17B)に入れた切り目(17A2 ,17B2 )の
部分を、夫々片持梁状に身3の内側に押し出した抑え止
め(17A1 ,17B1 )と横の外・内側板(7A,7
B,17A,17B)に巻込み固定されたフラツプ(2
6AA,26BB)を連接する後内側板(26)とで構
成されたことを特徴とする請求第1項に記載の組立箱。
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---|---|---|---|
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JP13948896A Expired - Fee Related JP3839522B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 組立箱 |
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JP2000252639A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 電子部品収納ケース |
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CN107696588A (zh) * | 2016-08-08 | 2018-02-16 | 外贸无锡印刷股份有限公司 | 一种纸质药剂托架的制作工艺 |
WO2018198750A1 (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-01 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP13948896A patent/JP3839522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2018198750A1 (ja) * | 2017-04-25 | 2020-01-09 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
CN110431082B (zh) * | 2017-04-25 | 2020-11-10 | 联合株式会社 | 包装箱 |
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