JPH09300325A - 孔あきコンクリート平板の製造方法及びその平板を用いる装飾方法 - Google Patents

孔あきコンクリート平板の製造方法及びその平板を用いる装飾方法

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JPH09300325A
JPH09300325A JP8117908A JP11790896A JPH09300325A JP H09300325 A JPH09300325 A JP H09300325A JP 8117908 A JP8117908 A JP 8117908A JP 11790896 A JP11790896 A JP 11790896A JP H09300325 A JPH09300325 A JP H09300325A
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JP
Japan
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plate
concrete
flat plate
holes
perforated
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JP8117908A
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English (en)
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Masayuki Tonda
正行 呑田
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MARUGAME KOGYOSHO KK
Original Assignee
MARUGAME KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投光のための配線がし易い孔あきコンクリー
ト平板を容易に製造する方法を提供すること。 【構成】 型枠2内に流動性のあるコンクリートモルタ
ル7を供給した後、それを上から押型9で加圧脱水成形
するコンクリート平板11の製造方法であって、押型と
して下面に多数のピン10を所定の間隔に固定したもの
を用い、加圧脱水成形すると同時に多数の貫通孔を形成
する孔あきコンクリート平板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の貫通孔を有
するコンクリート平板、特に光ファイバー投光用の配線
等ができ、かつ、透水性もあるコンクリート平板の製造
方法およびそのコンクリート平板を用いる装飾方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、透水性のあるコンクリート平板や
インターロッキングブロックが知られているが、これ等
の材料は粗骨材とセメントとを混じて成型して製造され
るために、水の透過率が充分ではなく、又、水セメント
比が大きい軟らかいモルタルを用いるために砕石に付着
せず、成型硬化の段階で孔づまりが起り、製品の透水効
果が充分ではなかった。
【0003】一方、最近、イベント等の際に舗石に光フ
ァイバーを設置し、夜間装飾のために発光させる提案が
盛んに行なわれている。しかしこのような目的に用いる
舗石を製造するには、舗石にドリルで孔をあけ、透光器
の設置および配線をしなければならないので非常に高価
なものになる。それにもかかわらず、貫通孔の数や大き
さを自由に選定することは困難であった。コンクリート
平板に貫通孔を設けるには強度、特に曲げ強度を大きく
する必要があり、かつ、使用目的に応じて貫通孔の孔径
や孔の数を容易に設定できる必要がある。更に、投光の
ための配線をし易くする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、曲げ強度
を損うことなく、投光のための配線をし易く、かつ、目
的に合った孔径を設定し易いコンクリート平板の製造方
法およびその平板を用いる装飾方法を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載のとおりのコ
ンクリート平板の製造方法およびその平板を用いる装飾
方法である。すなわち、 (1)型枠内に流動性のあるコンクリートモルタルを供
給した後、それを上から押型で加圧脱水成形するコンク
リート平板の製造方法において、押型として下面に多数
のピンを所定間隔に固定したものを用い、加圧脱水成形
すると同時に多数の貫通孔を形成する孔あきコンクリー
ト平板の製造方法。
【0006】(2)孔あきコンクリート平板底面の貫通
孔の位置に凹溝が形成できるように、型枠底面内に凸条
を有する孔あき鉄板を配置する(1)記載の孔あきコン
クリート平板の製造方法。 (3)孔あきコンクリート平板を平面状に敷設し、その
うちの特定の貫通孔内に光ファイバーの投光器を配設
し、それから投光することによって平板面に特定の図形
を表出する孔あきコンクリート平板による装飾方法。 (4)孔あきコンクリート平板の底面の凹溝に投光器を
発光させるための光ケーブルを配設する(3)記載の孔
あきコンクリート平板による装飾方法。
【0007】
【作用】上記構成を有することによって、本発明の方法
によって製造されるコンクリート平板は底面の溝に光フ
ァイバーケーブルを配設することができる。そのケーブ
ルから貫通孔内部に設けた投光器に光を供給することが
できる。したがって、投光器を設けるべき貫通孔の位
置、および投光器に供給する光の強弱、色彩等を選択す
ることによって目的とする図形を画くことができる。
又、このコンクリート平板を建物の外壁に貼り付けるこ
とによって建物の装飾が可能であり、道路に敷くと道路
の装飾の外に、投光器を設けない貫通孔は雨を道路に浸
透するための透水孔となり、ケーブル配設用の溝が流水
通路として作用する。
【0008】平板に設けられた上記貫通孔の大きさは断
面積が0.2cm2〜2cm2である。0.2cm2より
小さいと透光器が入らないし、また透水孔の作用が不充
分になり、2cm2より大きいと、道路の敷石として利
用した時に婦人の靴であるハイヒールが陥ることがある
という問題がある。このような貫通孔を設けるには、下
面に多数のピンを所定間隔に固定した押型を用いるのが
好ましい。このピンの数、太さを選択することによっ
て、所定の大きさの孔を有する多孔板を容易に製造する
ことができる。
【0009】図面を参照して本発明の方法で製造される
孔あきコンクリート平板を具体的に説明すると、図4は
本発明の方法で製造できる孔あきコンクリート平板の一
例の平面図であり、図5は図4のAA線における断面図
である。図4は外形が方形である孔あきコンクリート平
板11であり、その表面から底面に至る貫通孔10aを
有する。この例では貫通孔は平板11の表面全面に略等
間隔に設けられており、その裏面には凹部条溝4が存在
する。この凹部条溝4は図7に示すように投光用の光フ
ァイバーケーブルの配線材19が敷設される空間であ
り、ここから分れたケーブル16が貫通孔10aの内部
に置かれた投光器17に接続されるようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】実施例によって、本考案の孔あき
コンクリート平板の製造方法とそれを用いる装飾方法を
具体的に説明する。 実施例1 この発明のコンクリート平板を製造するための装置は図
1および図2に示すように、水抜孔12を有する下型
3、枠2、ピン10を有する押型9からなる型枠1およ
びプレスラム8からなるものである。下型3の上面には
図3に示すように凹凸面4aと水抜孔5を有する水切鉄
板6が配置されており、その上に濾過布6aが敷いてあ
る。
【0011】この装置によって、この発明のコンクリー
ト平板を製造する工程を説明すると、例えば容積比で、
大体セメント1、細砂1.85、化学繊維0.15に水
を混合して流動性の高い状態に混練したコンクリートモ
ルタル7を濾過布6aを載せた水切鉄板6の上に供給す
る。次に油圧プレスラム8を下降させるとコンクリート
モルタルは枠2内を流動して平板化し、更に、プレスラ
ム8の下降、加圧によってコンクリート平板11が形成
されると同時に押型9と植え付けられたピン10が平板
11の上面から底面を貫通し、モルタル7内の水は濾過
布6a、水切鉄板6の水抜孔5と下型3の水抜孔12を
透過して脱水され水分の少ない孔あきコンクリート平板
11が成形される。こうして成形されたコンクリート平
板11は、上面から底面の凹状の条溝4内に貫通孔10
aが貫通している。
【0012】実施例2 図6、図7に示す例は電光装飾板として使う例であり、
図6は孔あきコンクリート板を道路、あるいは構築物の
外壁に並べて取付けた状態の平面図、図7はその断面と
光ファイバーケーブルの配設図である。図6は孔あきコ
ンクリート平板11の特定の孔10aに投光器17を配
設し、それを発光させて、北斗七星様の図形を表出した
状態を示す。図7は、光源装置18の光を凹部条溝に配
線した配線材19、コンクリート板の貫通孔内の光ファ
イバー16を経て投光器17から投光する機構の概念を
示したものである。
【0013】実施例3 上記孔あきコンクリート板の使い方のもう一つを例示す
ると図8乃至図11に示すように、道路に敷く場合、図
10、図11に示すように路盤材14の上に下層砂層1
5を設け、その上に孔あきコンクリート平板11を並べ
て敷く、図11に示すように下層砂層15の中に孔あき
コンクリート平板11の底面にある凹部条溝と直交する
ように集水樋13を設けておく。こうすることによっ
て、貫通孔10aを通った雨水は凹部条溝4を伝わり、
集水樋13に集まり容易に排水される。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の方法に
よって孔あきコンクリート平板を容易に製造することが
でき、かつ、その平板を用いて構築物あるいは道路の装
飾を簡単に実施することができる。また、道路の敷石と
して装飾に利用した場合、投光器を配置しない貫通孔
は、敷石の透水孔の作用も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の孔あきコンクリート平板の製造工程の
説明図、
【図2】本発明の孔あきコンクリート平板の製造工程の
説明図、
【図3】本発明の孔あきコンクリート平板の製造方法に
用いる水抜鉄板の斜視図、
【図4】本発明の孔あきコンクリート平板の一例の平面
図、
【図5】図1のコンクリート平板のA−A断面図、
【図6】本発明の方法で製造される孔あきコンクリート
平板を投光用に施工した状態の平面図、
【図7】本発明の方法で製造される孔あきコンクリート
平板に光ファイバーを利用した投光用配線の系統を示す
説明図。
【図8】本発明の方法で製造される孔あきコンクリート
平板を透水用に施工した状態の斜視図、
【図9】図6に示した状態の平面図、
【図10】図7の前面の断面図、
【図11】図7の側面の断面図。
【符号の説明】
1 成型型枠 2 枠 3 下型 4 凹部条溝 4a 凹凸面 5 水切鉄板の水抜孔 6 水切鉄板 6a 濾過布 7 コンクリートモルタル 8 油圧プレスラム 9 押型 10 ピン 10a 貫通孔 11 孔あきコンクリート平板 12 下型水抜き孔 13 集水樋 14 路盤材 15 下層砂層 16 プラスチック光ファイバー 17 投光器 18 光源装置 19 配線材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠内に流動性のあるコンクリートモル
    タルを供給した後、それを上から押型で加圧脱水成形す
    るコンクリート平板の製造方法において、押型として下
    面に多数のピンを所定間隔に固定したものを用い、加圧
    脱水成形すると同時に多数の貫通孔を形成することを特
    徴とする孔あきコンクリート平板の製造方法。
  2. 【請求項2】 孔あきコンクリート平板底面の貫通孔の
    位置に凹溝が形成できるように、型枠底面内に凸条を有
    する孔あき鉄板を配置することを特徴とする請求項1記
    載の孔あきコンクリート平板の製造方法。
  3. 【請求項3】 孔あきコンクリート平板を平面状に敷設
    し、そのうちの特定の貫通孔内に光ファイバーの投光器
    を配設し、それから投光することによって平板面に特定
    の図形を表出することを特徴とする孔あきコンクリート
    平板による装飾方法。
  4. 【請求項4】 孔あきコンクリート平板の底面の凹溝に
    投光器を発光させるための光ケーブルを配設することを
    特徴とする請求項3記載の孔あきコンクリート平板によ
    る装飾方法。
JP8117908A 1996-05-13 1996-05-13 孔あきコンクリート平板の製造方法及びその平板を用いる装飾方法 Pending JPH09300325A (ja)

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