JPH09300284A - キャベツスライサー - Google Patents

キャベツスライサー

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JPH09300284A
JPH09300284A JP16358696A JP16358696A JPH09300284A JP H09300284 A JPH09300284 A JP H09300284A JP 16358696 A JP16358696 A JP 16358696A JP 16358696 A JP16358696 A JP 16358696A JP H09300284 A JPH09300284 A JP H09300284A
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JP
Japan
Prior art keywords
cabbage
upper plate
pressing body
cutting blade
rotary cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP16358696A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Aiba
順二 愛場
Akira Tsusaka
明 津坂
Noriyuki Kobayashi
紀之 小林
Rumiko Yanagisawa
留美子 柳澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
Original Assignee
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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Publication date
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Priority to JP16358696A priority Critical patent/JPH09300284A/ja
Publication of JPH09300284A publication Critical patent/JPH09300284A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キャベツを回転切断刃に押圧する押圧体をモ
ータで直接回転させるとともに、押圧体と筒状カバーと
の間にキャベツの切断片が入り込んでも堆積しない構造
のキャベツスライサーを提供する。 【解決手段】 上板2上に落とし込まれたキャベツを、
回転軸に固着した押圧体4により、回転切断刃3に向か
って押しやるようにするとともに、押圧体を筒状カバー
6の内方に封じ込んだ構造のキャベツスライサーにす
る。そして、押圧体4を回転軸から放射方向に延びるア
ーム部7と、そのアーム部により支持される筒状リム部
8とを以って構成するとともに、筒状リム部8の下端に
切欠き部9を設ける。すると、筒状リム部とカバー6と
の環状隙間20に入り込んだキャベツの切断片が切欠き
部9をくぐって押圧体4の内方に再び入り込むので、環
状隙間20にキャベツの切断片が堆積することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャベツを千切り
にするキャベツスライサー、特にそのキャベツスライサ
ーにおいてキャベツを回転切断刃の方に押しやる押圧体
の構造及び形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、前記キャベツスライサーの一
種として、基台フレームに水平状に設けた上板と、その
上板よりわずかに上方に突出した状態で水平回転可能に
同じく前記基台フレームに設けた回転切断刃と、前記上
板上に落とし込まれたキャベツを前記回転切断刃の方に
向かって押しやる押圧体とを必須の構成要素とする構造
のものが公知である(実公平1−21753号公報)。
このキャベツスライサーの前記押圧体においては、横断
面がほぼ楕円形をなす二つの筒状室を上下2枚の挟持体
で挟んでキャベツが投入される室にしているとともに、
それらの挟持体のうち下方の挟持体の外周部がラック状
の歯車を形成している。この歯車を前記基台フレームに
設置したモータにより駆動歯車を介して回転させると、
前記筒状室に投入されたキャベツが回転切断刃に押しや
られる。
【0003】前記構造のキャベツスライサーは、キャベ
ツを刻んで効率よく千切りにできるが、次の点において
なお問題を抱えている。すなわち、前記挟持体は駆動歯
車に比較して直径が大きいので高速に回転させることが
できないため、切断効率を高めるには限度があるだけで
なく、高速にすると速度に相応して歯車の噛み合い音が
発生する。その上、回転する挟持体が外部に露出してい
るので、キャベツの切断作業の安全性に欠ける。
【0004】そこで、本発明者等は、上記問題を解決す
るために、従来技術のように非回転固定軸を中心にして
遊動する押圧体と相違し,前記押圧体の回転軸をモータ
により回転させることにより、その回転体に固着して前
記押圧体をより高速に回転できるようにした、すなわ
ち、モータ直結回転方式にするとともに、その押圧体が
筒状のカバーの中に封じ込まれた構造を有するキャベツ
スライサーを既に提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その後
の絶えざる検討結果によるとこの構造のキャベツスライ
サーにおいては、前記押圧体が回転体であるためその下
端と前記上板と間にわずかな隙間を残さざるを得ないと
いう問題が顕在化した。そして、前記隙間からキャベツ
の切断片が前記押圧体と筒状カバーとの間の環状隙間に
入り込んで堆積し終いには前記押圧体の回転が停止する
という問題が発現した。従って、本発明の課題は、キャ
ベツを回転切断刃に押圧する押圧体をモータで直接回転
させるとともに、その押圧体を筒状カバーの中に封じ込
んだ構造のキャベツスライサーにおいて、前記環状隙間
にキャベツの切断片が堆積しないようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、基台フレームに対して、水平状に設け
た上板と、その上板よりわずかに上方に突出した状態で
水平回転可能に同じく前記基台フレームに設けた回転切
断刃と、前記上板上に落とし込まれたキャベツを前記回
転切断刃に向かって押しやることが可能な回転体であ
り、その回転軸を前記基台フレームに設置されたモータ
により回転させることにより、前記上板上で水平回転す
る押圧体と、前記押圧体が封じ込められた筒状のカバー
とからなるキャベツスライサーにおいて、前記押圧体
を、前記回転軸に固着したアーム部とそのアーム部によ
り支持された筒状リム部とを以って構成するとともに、
前記筒状リム部の下端に切欠き部を設けて切断されたキ
ャベツ片の通過を可能にするという手段を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施形態を具体的に
図面を参照しながら説明する。図3に示すように、本発
明に係るキャベツスライサーは、基本的には、基台フレ
ーム1に水平状に設けた上板2と、その上板2よりわず
かに上方に突出した状態で水平回転可能に基台フレーム
1に設けられた回転切断刃3と、キャベツ(図示なし)
の切断作業時に上板2の上に落とし込まれたキャベツを
回転切断刃3に向かって押しやる押圧体4と、その押圧
体4が封じ込められた筒状カバー6とから構成されてい
る。
【0008】前記基台フレーム1は、2本の管状部材を
所定間隔をおいて平行に配置された水平フレーム10
と、それらの一端側に垂直に立ち上がるケーシング状フ
レーム11と、そのケーシング状フレーム11の上に水
平固定されている板状フレーム(図示なし)とから構成
されている。そして、ケーシング状フレーム11内には
回転切断刃3及び押圧体4を回転させる駆動源としての
モータが設置されており前記板状フレームには回転切断
刃3の回転軸が装着されている。
【0009】前記板状フレームの上に水平固定される上
板2は、周縁部に垂れ下がるスカート状側壁を有するほ
ぼ半円形の、かつ、図2に示すように、段付きの板体で
ありあり、その中央部を押圧体8を支持・回転させる回
転軸5が貫通している。また上板2においてその半径方
向の途中位置には、回転切断刃3より僅かに大きな円形
の透孔21が形成されており、その透孔21に前記の回
転切断刃3が設置されるようになっている。回転切断刃
3により切断されたキャベツの切断片は透孔21と回転
切断刃3との間に隙間19から板状フレームの下に落下
して容器に受け取られる。
【0010】回転切断刃3は、その中央部が円板状の遮
蔽体14により遮蔽されていて周辺部だけが鍔状に上方
に露出する構造になっている。これは、回転切断刃3の
回転軸12を筒状にしてその中心部に遮蔽体14の固定
軸15を貫通・固定させることにより形成される。な
お、回転切断刃3は上板2の上面よりわずかに上方に突
出していれば、キャベツは所定の切断幅で切断される
が、本発明においては、その切断幅を任意に調節するた
めに、上板2に載置されたキャベツが回転切断刃3に乗
り移る個所でキャベツの切断幅を調節する上下変位手段
15が設けられている。そのため、上板2において上下
変位手段15が取り付けられる部分は他の部分より低い
段差部になっている。なお、上下変位手段15の上下動
操作は公知の方式によりなされる。
【0011】上下変位手段15において回転切断刃3の
方に向かってキャベツを押しやる押圧体4は、図1に示
すように、前記回転軸に対してねじ22により固着され
たアーム部7と、そのアーム部7により支持される筒状
リム部8とから構成される回転体であって、上板2の上
面と筒状リム部8の下端との間に僅かな隙間13が形成
されている。なお、この実施態様においては、回転軸5
を上下に分割してその基端側の非分割回転軸5Aに対し
て先端側の分割回転軸5Bを突き合わせて接合可能にす
るとともに、分割回転軸5Bと前記アーム部7とを一体
成形することによりアーム部7が回転軸5に固着されて
いる(図2参照)。
【0012】アーム部7は横断面がほぼS字状をなし、
その両端部とリム部8とが合体する合体部16の一面側
がC字形横断面を有する滑らかな押圧曲面部Aを形成
し、他面の対向側がV字形横断面を有する非押圧屈折面
部Bを構成している。そして非押圧屈折面部B付近にお
いてリム部8の下端には、ほぼ半円形の切欠き部9が形
成されており、キャベツの切断片のくぐり貫けが可能に
なっている。なお、押圧体4においてアーム部7とリム
部8とによって形成される平面がマガ玉形状のキャベツ
投入室Rには、キャベツを上方から押さえる分銅(図示
なし)が落とし込まれるが、その分銅が所定の高さ位置
までしか落ちないようにするストッパー17がアーム部
7及びリム部8の内壁面に複数個所定の間隔をおいて設
けられている。
【0013】本発明に係るキャベツスライサーは、原理
的には上述した要素から構成されていれば、キャベツの
切断は可能であるが、その構成では回転する押圧体8が
外部に露出するので、その押圧体4の外側にはそれと所
定の環状隙間20をおいて筒状のカバー6が外挿されて
いるともにそのカバー6の上には蓋体18が被せること
により、押圧体4が外部に露出しないようになってい
る。
【0014】次に上記のように構成されるキャベツスラ
イサーの作用・効果を説明すると、回転切断刃3及び押
圧体4の回転を停止させた状態で、二つのキャベツ投入
室Rにキャベツをそれぞれ投入してからモータのスイッ
チを入れる。すると、回転切断刃3及び押圧体4が回転
してキャベツは押圧体4により回転切断刃3の方へ強制
的に押圧されて千切り状に切断され、上板2と回転切断
刃3との隙間19から下方に落下する。
【0015】他方、上板2と押圧体4との間に形成され
ている隙間13をキャベツの切断片の一部がくぐって押
圧体4のリム部8とカバー6との間の環状間隙20に入
る。しかしながら、リム部8において非押圧屈折面部B
には切欠き部9が設けられているので、前記環状間隙2
0に入り込んだキャベツの切断片は、切欠き部9をくぐ
って再度キャベツ投入室Rに入る。そのため、押圧体4
とカバー6との間の隙間20にキャベツの切断片が堆積
することがなくなり、キャベツ切断作業を中断すること
なく続けることができる。また、押圧体4がカバー6に
より包囲されているので、押圧体4の回転音が外部に発
散してゆくのをより確実に抑制できる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、切断し
ようとするキャベツを回転切断刃に向かって押圧する押
圧体をモータによりで直接回転させるとともに、その押
圧体を筒状カバーの中に封じ込んだ構造のキャベツスラ
イサーにおいて、前記押圧体と筒状カバーとの間にキャ
ベツの切断片を堆積させることがないという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押圧体の斜視図である。
【図2】本発明に係るキャベツスライサーの要部を部分
的に破断して示す要部破断断面図(図1のII−II矢
視図)である。
【図3】本発明に係るキャベツスライサーを部分的に破
断して示す破断縦断面である。
【符号の説明】
1 基台フレーム 2 上板 3 回転切断刃 4 押圧体 5 回転軸 6 筒状カバー 7 アーム部 8 リム部 9 切欠き部
フロントページの続き (72)発明者 柳澤 留美子 三重県桑名市大字森忠463番地 中部工機 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台フレーム(1)に対して、水平状に
    設けた上板(2)と、その上板よりわずかに上方に突出
    した状態で水平回転可能に同じく前記基台フレームに設
    けた回転切断刃(3)と、前記上板上に落とし込まれた
    キャベツを前記回転切断刃に向かって押しやることが可
    能な回転体であり、その回転軸(5)を前記基台フレー
    ムに設置されたモータにより回転させることにより、前
    記上板上で水平回転する押圧体(4)と、前記押圧体が
    封じ込められた筒状のカバー(6)とからなるキャベツ
    スライサーにおいて、前記押圧体(4)を、前記回転軸
    に固着したアーム部(7)と、そのアーム部により支持
    された筒状リム部(8)とを以って構成するとともに、
    前記筒状リム部の下端に切欠き部(9)を設けて切断さ
    れたキャベツの切断片が通過するのを可能にしたことを
    特徴とするキャベツスライサー。
  2. 【請求項2】 前記アーム部(7)がほぼS形横断面を
    なす曲面体からなる請求項1記載のキャベツスライサ
    ー。
JP16358696A 1996-05-20 1996-05-20 キャベツスライサー Pending JPH09300284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16358696A JPH09300284A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 キャベツスライサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16358696A JPH09300284A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 キャベツスライサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09300284A true JPH09300284A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15776738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16358696A Pending JPH09300284A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 キャベツスライサー

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JP (1) JPH09300284A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018516A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Eiji Matsumoto 果菜カッティング装置
WO2012073835A1 (ja) * 2010-11-29 2012-06-07 キユーピー 株式会社 カット野菜の製造方法
WO2012073840A1 (ja) * 2010-11-29 2012-06-07 キユーピー 株式会社 千切りキャベツの製造方法

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JP4994524B2 (ja) * 2010-11-29 2012-08-08 キユーピー株式会社 千切りキャベツの製造方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060619