JPH09300216A - 塗膜研掃装置 - Google Patents

塗膜研掃装置

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JPH09300216A
JPH09300216A JP11997696A JP11997696A JPH09300216A JP H09300216 A JPH09300216 A JP H09300216A JP 11997696 A JP11997696 A JP 11997696A JP 11997696 A JP11997696 A JP 11997696A JP H09300216 A JPH09300216 A JP H09300216A
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JP
Japan
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nozzle
blast
cleaning
polishing
cleaned
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Application number
JP11997696A
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English (en)
Inventor
Yasuo Koike
康雄 小池
Masamichi Kawakami
正道 川上
Hiroshi Koizumi
広 小泉
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Koike Sanso Kogyo Co Ltd
Koike Sanso Kogyo KK
Original Assignee
Koike Sanso Kogyo Co Ltd
Koike Sanso Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼板に構造部材を溶接する際には、鋼板の表
面に付着した酸化鉄や防錆塗装を研掃する必要がある。
しかし研掃する幅は溶接する構造部材の板厚によって変
化し、従来の塗膜研掃装置においては作業前の段取りに
おいて装置の一部を交換するか、または細い幅ずつ複数
回研掃することを行っていた。 【解決手段】本発明に係る塗膜研掃装置の代表的な構成
は、研掃ノズル中央に配置されたブラストノズルから被
研掃材の表面に向けてブラスト材を噴射すると共に噴射
されたブラスト材を前記ブラストノズルの周囲に配置さ
れた吸引ノズルによって吸引し得るように構成した塗膜
研掃装置において、ブラストノズルと被研掃材に対して
離接する方向に移動可能に構成し、また、研掃ノズル先
端に該研掃ノズル開口部へ移動してその未閉鎖部を閉鎖
するノズル閉鎖部材を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラスト材を噴射
することによって被研掃材表面の錆や塗料を研掃する塗
膜研掃装置に関するものであり、特に研掃幅の変更が可
能な塗膜研掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶における船殻部材や橋梁における構
造部材に用いられる鋼板は、表面に付着した酸化鉄(黒
皮)を除去して露出させた母材表面に防錆塗装を施し、
この防錆塗装の表面に切断作業あるいは溶接作業のため
の罫書がなされるのが一般である。
【0003】しかし、防錆塗装の表面に罫書された溶接
線に沿って他の部材を溶接する場合、塗料の組成によっ
ては溶接部にブローホール等の欠陥が生じることがあ
る。このため、溶接線に他の部材を溶接するに先立っ
て、この溶接線に沿って所定の幅で研削して塗装を剥離
し、露出した母材表面に改めて溶接線を罫書いて溶接す
ることが行われている。
【0004】上記の如き、鋼板の表面に塗布された防錆
塗装を剥離する作業は、研削ベルトやドラムサンダーを
駆動するモーターを取り付けた手押し台車を用い、この
台車をオペレーターが移動させつつ走行する研削ベルト
やドラムサンダーを鋼板の表面に押圧して溶接線に沿っ
て操縦することで行っているのが一般である。
【0005】上述の如く、鋼板の表面に塗布された防錆
塗装を剥離する作業において手押し台車をオペレーター
が移動させる従来の技術では防錆塗装の剥離作業を人力
によって行うため多くの労力と時間とが必要となり、作
業コストが増大するうえ、粉塵による作業環境の悪化等
の問題がある。特に、船底材に多数のスチフナーを溶接
することが必要な場合などには、防錆塗装を剥離する作
業に費やされる工数は多大なものとなっている。
【0006】このような問題を解決するために、本件出
願人は、レールに沿って走行する台車に前記レールと直
交する方向に移動可能に構成した研掃キャリッジを設
け、前記研掃キャリッジにエアーブラスト装置と接続さ
れたブラスターノズル(研掃ノズル)を搭載し、台車の
走行、研掃キャリッジの移動を数値制御装置によって制
御する数値制御研掃装置を開発して特許出願している
(特願平6ー241280号)。この数値制御研掃装置では、予
め数値制御装置に記憶させた罫書線の情報に従ってブラ
スターノズルを移動させつつ、該ノズルからブラスト材
を噴射して鋼板表面に対する研掃作業を行うことで防錆
塗装を容易に且つ効率よく剥離することが可能であり、
作業能率を大幅に向上させることが可能になった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常鋼板の溶
接部は、溶接する鋼板の板厚の約三倍の幅を研掃する必
要があり、一般に研掃する幅として30mmから60mmの範囲
がある。従来の装置においては、研掃する幅を変更する
際には、研削ベルトやドラムサンダー、またはエアーブ
ラスト装置のノズルなどを研掃幅に適したサイズのもの
に段取換するか、もしくは幅の細いものを用いて複数回
ずらして研掃することによって広い幅を研掃していた。
いずれの方法にしても作業又はその段取に手間が掛か
り、生産能率上問題がある。
【0008】また、通常エアーブラスト装置において噴
射するブラスト材は回収して再使用するが、目的の罫書
線が鋼板の端縁に接近している場合、ブラスターノズル
も鋼板の端縁に接近してノズルの一部が鋼板の端縁から
外れてしまう。従ってブラスターのブラスト材が鋼板外
に噴射されてしまい、ブラスト材の回収が困難となり、
その消費量が増加する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塗膜研掃装
置の代表的な構成は、研掃ノズル中央に配置されたブラ
ストノズルから被研掃材の表面に向けてブラスト材を噴
射すると共に、噴射されたブラスト材を前記ブラストノ
ズルの周囲に配置された吸引ノズルによって吸引し得る
ように構成した塗膜研掃装置において、ブラストノズル
を被研掃材に対して離接する方向に移動可能に構成した
ことを特徴とする。
【0010】また、研掃ノズル先端に、該研掃ノズル開
口部へ移動可能であり、該研掃ノズルが被研掃材の端縁
からはみ出した際に形成される未閉鎖部を閉鎖するノズ
ル閉鎖部材を設けたことを特徴とする。
【0011】ブラストノズルから噴射されるブラスト材
は一定の角度をもって拡散しており、上記の如き構造を
もってブラストノズルと被研掃材の距離を変化させるこ
とにより、研掃幅を自在に変更することができる。
【0012】また、ブラストノズルが被研掃材の端縁か
らはみ出した際に開口部を閉鎖することにより、ブラス
ト材の漏出を防ぎ、消耗を減らすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る塗膜研掃装置
の一実施形態について図を用いて詳細に説明する。図1
は数値制御研掃装置の構成を説明する図、図2はブラス
トノズルに対してブラスト材の供給及び回収を行うエア
ーブラスト装置の構成を示す図、図3はブラストノズル
の断面図、図4はブラストノズルの外観図、図5はブラ
ストノズルと被研掃材の距離と研掃幅の関係を示す実験
値である。
【0014】図1に示すのは数値制御研掃装置であり、
レール7に沿って走行可能に構成された台車8に、該レ
ール7に直交する方向に移動可能に構成された研掃キャ
リッジ9が設けられている。該研掃キャリッジ9には後
述する研掃ノズルAが搭載されており、該研掃ノズルA
はホース13、15によって台車8上に搭載されたエアーブ
ラスト装置Bに接続されている。また台車8の走行方向
及び走行速度、研掃キャリッジ9の移動方向及び移動速
度、ならびにエアーブラスト装置Bの作動は、NC装置
10によって制御される。
【0015】また研掃ノズルAを搭載した研掃キャリッ
ジ9には図示しないマーキングトーチ及び印字装置も搭
載されており、被研掃材Cに対する研掃作業及び罫書、
印字(以下マーキングという)を形成するマーキング作
業を選択的に実施することが可能なように構成されてい
る。
【0016】図2に示すエアーブラスト装置Bは、噴射
装置11、ブロア12、粉塵からブラスト材を抽出する回収
装置14、および粉塵等を濾過する図示しない集塵装置等
によって構成されている。
【0017】噴射装置11はブラストタンク11a、配管11
b、ホッパータンク11cから構成されている。ブラスト
タンク11aはホース13を介して研掃ノズルAと接続され
ており、配管11bから供給される圧縮空気を搬送エアと
して、ブラストタンク11aに貯留されたブラスト材を研
掃ノズルAに供給するよう構成されている。ここでブラ
スト材とは、鉄や鋼、砂、またはその他の材質をもった
平均直径0.3mm 程度の細粒である。
【0018】ブロア12は、回収装置14、ホース15を介し
て研掃ノズルAに接続されており、負圧をかけることに
よって、ブラスト材の衝突によって発生した粉塵、微小
破片物及び噴射されたブラスト材を吸引するための空気
流を形成する。
【0019】回収装置14は研掃ノズルAから吸引した混
合物をブラスト材、粉塵、微小破片物に分離して、ブラ
スト材のみをホッパータンク11cに貯留させる機能を有
している。ホッパータンク11cに貯留されたブラスト材
は、ブラストタンク11aに戻って再利用される。
【0020】従って、エアーブラスト装置Bを稼働させ
ると、NC装置10からの指令により、ブラストタンク11
a内に貯留されたブラスト材は供給された搬送エアに適
量に混入して、ホース13を介して研掃ノズルAへと搬送
されて噴射される。この噴射によってブラスト材が被研
掃材Cの表面に衝突し、該表面に形成された防錆塗料な
どを剥離させる。
【0021】被研掃材Cの表面に衝突したブラスト材、
及びこれによって剥離した塗料片、粉塵等の小破片物は
ホース15を介して回収装置14に吸引される。これら小破
片物は回収装置14内において分離され、ブラスト材のみ
がホッパータンク11cに搬送され、塗料片や粉塵などは
集塵装置において収容される。
【0022】図3及び図4により研掃ノズルAの構成に
ついて説明する。この研掃ノズルAは図2に示すエアー
ブラスト装置Bに接続されており、供給されたブラスト
材を被研掃材の表面に向けて噴射することで該被研掃材
の表面に塗着された塗料、或いは付着した錆などを剥離
させ、更に噴射したブラスト材及び発生した粉塵等を吸
引してエアーブラスト装置Bに回収するものである。
【0023】研掃ノズルAは、中央に配置されたブラス
トノズル1と、ブラストノズル1の周囲に配置された吸
引ノズル2とを有して構成されている。ブラストノズル
1はホース13を介してエアーブラスト装置Bのブラスト
タンク11aに接続され、供給されたブラスト材を被研掃
材に向けて噴射する機能を有する。
【0024】またブラストノズル1は研掃ノズルA内に
おいて上下動可能に構成されており、上端においてシリ
ンダ3に接続されている。シリンダ3は一端をブラスト
ノズル1に接続し、他端を研掃ノズルAに接続してお
り、このシリンダ3が伸縮することによってブラストノ
ズル1は上下移動、すなわち被研掃材に対して離接する
方向に移動するよう構成されている。
【0025】ブラストノズル1によるブラスト材の噴射
はある一定の角度を有しており、図5に示すように、研
掃幅Wはブラストノズル1と被研掃材の距離Lに比例す
る。すなわち、ブラストノズル1を上方へ移動して被研
掃材Cから離隔させると研掃幅は広くなり、反対にブラ
ストノズル1を下方へ移動して被研掃材Cに接近させる
と研掃幅は細くなる。従って、シリンダ3の伸縮によっ
てブラストノズル1の高さを切り替えることにより、研
掃幅を二者択一に選択することができる。
【0026】ここで三種類以上または無段階に研掃幅を
選択できるようにしたい場合には、ブラストノズル1の
駆動にエアシリンダの替わりにモータを用いて、ラック
とギアを組み合わせたり、タイミングベルトを用いて駆
動力を伝えるなどの構成を取れば良い。これらの構成に
よってブラストノズル1の移動量を制御することによ
り、研掃幅を範囲内において自在に設定することができ
る。
【0027】吸引ノズル2はホース15を介してエアーブ
ラスト装置Bの回収装置14と接続されており、噴射され
たブラスト材及び発生した粉塵等を搬送エアと共に吸引
する。吸引ノズル2の開口端には全周にわたってブラシ
6が取り付けられており、このブラシ6を被研掃材Cに
接触させることで、噴射されたブラスト材の飛散を防ぐ
と共に、搬送エアを適度に大気中に拡散させることがで
きる。
【0028】また吸引ノズル2の外部には、水平シリン
ダ4a、垂直シリンダ4b、および遮蔽板5からなるノズル
閉鎖部材4が設けられている。遮蔽板5は垂直シリンダ
4bによって上下動可能に取り付けられ、また垂直シリン
ダ4bは吸引ノズル2に固定された水平シリンダ4aによっ
て水平移動可能に取り付けられ、水平シリンダ4aは吸引
ノズル2に固定されている。また、遮蔽板5の上面には
遮蔽板5を保護する保護板5aが取り付けられている。
【0029】図4(a) に示すように通常遮蔽板5は研掃
ノズルAの側方に位置しているが、このノズル閉鎖部材
4が動作する際には、まず垂直シリンダ4bが延びること
によって研掃ノズルAの下方に移動し、さらに水平シリ
ンダ4aが縮むことによって、図4の(b) に示すように研
掃ノズルAの開口部に位置することができる。また、遮
蔽板5が被研掃材Cに当接したことを検知する図示しな
い検知部材が設けられており、水平シリンダ4aを初め移
動の際には高い圧力で駆動させ、遮蔽板5が被研掃材C
に当接したことを検知して低い圧力におとす。これによ
り遮蔽板5はすばやく未閉鎖部Dを遮蔽し、且つ研掃ノ
ズルAが被研掃材Cの端縁に沿って移動する際にも、常
に遮蔽板5を被研掃材Cに低い摩擦力で圧接することが
できる。
【0030】次に上記の如く構成された数値制御研掃装
置によって鋼板Cに塗布された防錆塗装を剥離すると共
に溶接線をマーキングする手順について説明する。防錆
塗装を施された鋼板Cの表面に溶接線をマーキングする
場合には、溶接線のマーキングに先立って溶接線の近傍
に塗着している防錆塗装を剥離することが必要となる。
【0031】NC装置10にマーキングすべき溶接線のデ
ータ及び研掃すべき溶接線のデータを入力して動作を開
始させる。NC装置10からの指令によって、研掃キャリ
ッジ9が移動して研掃ノズルAを制御中心と一致させる
と共に研掃ノズルAのブラシ6を鋼板Cに当接させる。
そして、研掃すべき幅に従ってシリンダ3を伸縮させ、
ブラストノズル1を上下移動させてこれと被研掃材Cの
距離を適切に取ることにより、研掃幅を設定する。
【0032】その後、エアーブラスト装置Bを作動させ
て台車8及び研掃キャリッジ9を溶接線に沿って走行或
いは移動させつつ、研掃ノズルAからブラスト材を噴射
して鋼板Cの表面に衝突させることで、目的の溶接線の
周囲を所定範囲にわたって防錆塗装を剥離する。
【0033】また、研掃位置が鋼板の端縁に接近して研
掃ノズルAの一部が鋼板の端縁から外れて未閉鎖部Dが
形成されると、ブラスト材が外部へ散布され、ブラスト
材の回収が困難となり消耗してしまうと共に作業環境を
悪化させる。この時、上述のように水平シリンダ4a及び
垂直シリンダ4bを動作させることによって遮蔽板5が該
未閉鎖部Dへ移動してこれを塞ぎ、ブラスト材を外部へ
漏らすことがない。尚、遮蔽板5の上面に取り付けられ
た保護板5aにより、繰り返しブラスト材の噴射にさらさ
れても遮蔽板5が磨耗することはない。
【0034】船底材にスチフナーを溶接する溶接部や橋
梁のプレートガーダーを構成するウェブにおけるフラン
ジ溶接部のように、溶接線が緩曲線によって構成される
場合には、研掃方向を溶接線に沿って変化させることが
必要となる。この場合でも、NC装置10からの指令によ
って研掃ノズルAを所望の方向に進行させることが可能
であり、この操作を継続することで、すべての溶接線に
対応する塗装を剥離することが可能である。
【0035】上記操作によってすべての溶接線の周囲の
塗装を剥離した後、NC装置10からの指令によって研掃
キャリッジ9を所定距離(マーキングトーチと研掃ノズ
ルAの離隔距離)移動させてマーキングトーチを制御中
心に一致させ、NC装置10がすでに記憶している溶接線
のデータに従って台車8、研掃キャリッジ9を所定の方
向に走行或いは移動させつつ、マーキングトーチを作動
させることで、鋼板Cに溶接線のマーキングを形成する
ことが可能である。また鋼板Cの所定の位置に数字や記
号を印字する場合には前記マーキングトーチの代わりに
印字装置を同様に操作して印字することが可能である。
【0036】尚、上記実施の形態においてノズル閉鎖部
材4は水平および垂直移動して研掃ノズル開口部の未閉
鎖部を遮蔽するよう構成して示したが、本発明はこれに
限定するものではなく、遮蔽板をアームに取り付けて回
動させることにより前記未閉鎖部を遮蔽する等、他の移
動方法も考えられる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る塗膜研掃装置は、ブラスト
ノズルと被研掃材の距離を制御することによって研掃幅
を範囲内において自在に設定することができる。従っ
て、従来のように研掃作業前の段取りにおいて装置の一
部を交換したり、また広い幅の研掃を行う際に細い幅の
研掃を複数回行ったりする必要がない。
【0038】また、研掃ノズル先端に備えられた遮蔽板
を研掃ノズル開口部へ移動可能に構成したことにより、
被研掃材の端縁を研掃する際にもブラスト材を飛散・消
耗することがない。
【0039】また上述の如き構成をもった塗膜研掃装置
を用いることにより、研掃作業に操作員の手作業が不要
となり、自動化することができる。従って作業員を現場
から開放し、また製品の製作コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】数値制御研掃装置の構成を説明する図である。
【図2】ブラストノズルに対してブラスト材の供給及び
回収を行うエアーブラスト装置の構成を示す図である。
【図3】ブラストノズルの断面図である。
【図4】ブラストノズルの外観図である。
【図5】ブラストノズルと被研掃材の距離と研掃幅の関
係を示す実験値である。
【符号の説明】
A…研掃ノズル B…エアーブラスト装置 C…被研掃材 D…未閉鎖部 1…ブラストノズル 2…吸引ノズル 3…シリンダ 4…ノズル閉鎖部材 4a…水平シリンダ 4b…垂直シリンダ 5…遮蔽板 5a…保護板 6…ブラシ 7…レール 8…台車 9…キャリッジ 10…NC装置 11…噴射装置 11a…ブラストタンク 11b…配管 11c…ホッパータンク 12…ブロア 13…ホース 14…回収装置 15…ホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研掃ノズル中央に配置されたブラストノ
    ズルから被研掃材の表面に向けてブラスト材を噴射する
    と共に、噴射されたブラスト材を前記ブラストノズルの
    周囲に配置された吸引ノズルによって吸引し得るように
    構成した塗膜研掃装置において、 ブラストノズルを被研掃材の表面に対して離接する方向
    に移動可能に構成したことを特徴とする塗膜研掃装置。
  2. 【請求項2】 研掃ノズル中央に配置されたブラストノ
    ズルから被研掃材の表面に向けてブラスト材を噴射する
    と共に、噴射されたブラスト材を前記ブラストノズルの
    周囲に配置された吸引ノズルによって吸引し得るように
    構成した塗膜研掃装置において、 前記研掃ノズル先端に、該研掃ノズル開口部へ移動可能
    であり、該研掃ノズルが被研掃材の端縁からはみ出した
    際に形成される未閉鎖部を閉鎖するノズル閉鎖部材を設
    けたことを特徴とする塗膜研掃装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル閉鎖部材を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の塗膜研掃装置。
JP11997696A 1996-05-15 1996-05-15 塗膜研掃装置 Pending JPH09300216A (ja)

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