JPH09299911A - 槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅無排水機構。 - Google Patents

槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅無排水機構。

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JPH09299911A
JPH09299911A JP17972596A JP17972596A JPH09299911A JP H09299911 A JPH09299911 A JP H09299911A JP 17972596 A JP17972596 A JP 17972596A JP 17972596 A JP17972596 A JP 17972596A JP H09299911 A JPH09299911 A JP H09299911A
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tank
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humidity
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Shintaro Takenaka
伸太郎 竹中
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SHINYOU SANGYO KK
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地球上の発生生ごみの処理を、二次汚染の危
険性ある焼却法、埋め立て法を回避し、最良の分解媒体
材と自動分解状態維持装置により地球環境保全促進を目
的とした。 【構成】処理槽内有機物分解媒体材の、最適状態を電気
的に記憶し、使用過程の過乾燥、過湿度、温度変化、ガ
ス発生による状態変化を自動的に検知修正し、常に正常
稼働維持、長期に渡る無臭分解消滅無排水を継続させる
機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地球規模の環境汚染防
止に基づく、国際条約批准によるわが国海洋汚染防止法
対応の為、20年の長期に渡って世界の海洋での艦船搭
載テストを繰り返し、海上、陸上を含めて、世界各国と
共に環境の保全の為、ノーエネルギーによる、有機生ご
みの微生物による分解消滅に係るもので、艦船搭載用、
陸上設備業務用から家庭用に至るまでの幅広い利用分野
を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、有機物の処理は、有機物を処理槽
に投入し発酵助成菌を添加、発酵、熟成を促進して有機
肥料に変えるものであり、従って家庭用の1槽式でも熟
成槽の大半が大型のバケツタイプとなり、分解水の発生
の為土壌上への設置を条件とし、近年、一槽式の自動生
ごみ処理機が発売されたが、無機生ごみに近い卵のか
ら、魚の骨類は全く分解せず、その上、残飯の塊状も分
解不能であり、臭気が発生し、蛆虫の発生もあり、同時
に処理槽内で分解させる条件で必ず加熱ヒーターを設置
して加熱を必要とし、又加熱発酵による強烈な臭気が発
生する為に消臭装置を設置しているが、無造作に発生さ
せた生ごみ分解臭気は複合臭気の為消臭出来ない上、駆
動装置の騒音が激しく市街地、団地では使用出来ず、
又、分解媒体材の有機生ごみの分解に要する必要量も極
端に多く、当然ながら処理槽も大きくなり、バイオ剤と
して菌着床剤を生ごみと共に毎日、或は一定間隔で処理
槽に投入する手間もあり、その上、分解に限度がある為
に頻繁に内部の取り出しを要し、一般ユーザーにおいて
の処理機内部の分解媒体剤の正常な状態の把握が出来
ず、ひいては最悪の状態での使用となって不評を買い、
残渣取り出し方法に於てもビス、ナットを緩め、地上に
流れ出した残渣を袋詰めする面倒なものであり、イニシ
アル及びランニング経費が高く一般庶民、一般企業は購
入出来ない。
【0003】有機生ごみ処理において、処理能力に余裕
を持った機種を購入するユーザーは全くないといっても
過言ではなく、生ごみ発生量は、一般家庭はもちろんの
事、業務用の大型機種を使用する業務関連に於ては尚の
こと、一か月間平均発生量の倍の量が発生する日は再々
である事から、オーバーロードによる処理器内部のバイ
オバランスを崩し、分解効力の減退、臭気の発生、分解
水の大量発生、害虫の発生等々の問題が多く発生してい
る。
【0004】ユーザーにおいては、新しい新規商品の
為、正常な処理器内の状態が全く解らず、製造社におい
ても向上内部での試験に終始し、処理機使用に当たって
のあらゆる問題点の把握も出来ておらず、ユーザーが非
常に気を遣って使用しているにも係らず、結果的には多
くの使用状の問題を発生し、設置近隣の生活環境に大き
な問題を躍起している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題と解決方法】発明が解決
使用とする技術的課題は下記の通りである。 (ア)有機生ごみの処理過程で必然的に起きる分解臭気
の発生除去。 従来の処理機は、湿度を与え、温度を上げて発酵処理
し、有機肥料化する方法を取る限り臭気は必然的に発生
する為、本発明は乾燥した有機物分解媒体剤に微生物を
着床付着させ、生ごみの投入によってその水分で、しか
も常温で消滅させる事によって臭気の発生を防止した。
又、処理機本体が露天設置で金属製の場合、夏期におい
ては処理機本体の上部表面温度は80℃近くにもなり、
処理槽内部温度も必要以上に上昇する。同時に、万一の
生ごみを限界を越えた過大量の投入によってバイオバラ
ンスを崩し、臭気発生のきざしを見た場合においても、
ガスセンサーによって感知し、近隣に迷惑を及ぼさない
様に、アルカリ性、酸性の2液通過消臭装置消臭装置の
設置も行う事が出来る様にした。 (イ)機器の自動化 従来の各機種の自動化は、生ごみ投入の蓋開閉による自
動発停、機器の自動間欠運転に終始し、又、発酵処理機
に於ては乾燥した場合の加水法等々による場合に於て
も、その検知器自体が棒状の物で、処理槽内の有機物分
解媒体材全体の状との差が、一部分検知となっている為
に起こり、検知データーによる自動化に問題を生じてい
る。従って本発明は、将来にわたって安定的に、処理槽
全体の状態を間違いなく電気的に把握し、赤道直下から
極寒地方での使用においても、異常状態に移行する前
に、自動的に機器作動コントロールを行って正常な状態
を保ち、尚自動ではコントロール不能な状態になる場合
は、メッセージでユーザーに知らせる機構をも持たせ
た。 (ウ)生ごみ分解度。 生ごみ投入過程における有機物分解媒体剤の変化をユー
ザーに判断させる事は全く不可能である事から、電気的
に有機物分解媒体剤の正常な状態を記憶させ、絶えず、
自動で各機器関係のコントロールを行うこととし、残渣
が残らない分解消滅を完全に行う事とし、国家機関の船
舶搭載試験では複数の船舶で12か月連続消滅の実績数
値を有効に機器に組み込む事とした。又、従来の機種
は、分解度が悪く残渣の発生を伴うが、特に魚の骨、卵
の殻の分解が不能に近い為に、攪拌翼に破砕刃を設置し
ているものもあるが、本発明は、有機物分解媒体材の配
合構成と、攪拌時間、酸素の供給量のコントロール、有
機物分解媒体材の安定的状態把握による効果の持続を図
った。 (ウ)生ごみ分解水。 生ごみを自然分解させる限り、分解水の発生は必然的に
起きるが、従来の湿度と温度を与えて発酵させる限り、
従来の有機物分解媒体剤の能力限界から分解水は余剰水
分として排出される。しかし、本発明は乾燥した有機物
分解媒体剤である為に充分に分解水吸湿し、機器の構成
によって自動発散させることとし、数か月間の日本−オ
ーストラリア航路におい手も、又、国家機関の複数の船
舶搭載実験でも一滴の分解水の排出を見なかった。 (エ)発酵分解加熱装置。 有機物の発酵に欠かせないものが温度であるが、発酵微
生物の自己エネルギーを速く引き出す為に、従来から各
社は発酵有機肥料促進剤をバイオと証して使用している
が、夏期でも、特に寒冷期になれば有機物分解媒体剤が
多量の湿度を持っているために導熱率が大きく冷却して
発酵不能となる為に加熱装置を必要としている。本発明
は、有機物分解媒体剤を乾燥状態に保ち、冬期の少々の
気温低下でも、有機物分解媒体剤自体の断熱材的役目を
利用し、冬期においても加熱装置を必要としない方法を
取り、外国航路搭載実験での冬期オーストラリア南端に
おける加温装置の自動稼働をみたのみであったので、全
自動で必要な場合にのみ稼働するシステムとして処理槽
加温装置を設置した。 (オ)攪拌軸駆動機のトルクと機器の故障。 従来は生ごみ分解処理に大量の分解媒体材を要する為の
処理機が大型による分解媒体材の絶対量が増大し、又加
湿を要する為に大きな動力を有しており、当然ながらユ
ーザー使用過程に於て処理槽内部の状態により、各駆動
部分に至るすべての機器の摩耗、破損が頻繁に起きてい
るが、本発明は乾燥した有機物分解媒体材である事と、
生ごみ1lあたりの有機物分解媒体材の必要量が10l
前後で済む事から、非常にシンプルで、省動力の処理機
となった。
【課題を解決する為の手段】
【0006】本発明は、国際条約批准に基づく海洋汚染
防止の目的で、1数年前から海上保安庁第六管区海上保
安本部と共に、海上保安本部の船舶において試験を開始
し、平成2年には、運輸省シップアンドオーシャン財団
開発基金に基づいて、狭隘な艦船の甲板デッキ状で、微
生物による、有機生ごみの無臭分解消滅無排水システム
研究開発の研究を行い、今回、課題の全てを解決出来た
為、地球環境保全の目的で船舶用はもとより、陸上用に
於ても、破格の廉価で、安心できる処理機を提供しよう
とするものである。
【0007】上記の目的を達成する為に、従来の課題を
次の通り解決した。分解臭気については有機物の分解に
必要な分解媒体剤の最良の配合において、熱電球設置に
よって光合成無臭化菌を配合して継続的に無臭分解を行
い、同時に、分解媒体材を乾燥状態に維持して分解に必
要な水分は有機生ごみの持っている水分を利用し、仮に
発酵熱が発生しかけても、それを自動感知して槽内空気
供給装置、槽内空気排出ファンで制御して必要以上に温
度を上げる事なく一定の温度を維持し、微生物の分解能
力にプラスして耐えず新鮮な空気の供給を行って酸化現
象の促進と、必要以外の水分を発散させ、同時に分解媒
体材自体の消臭機能をも加味し、これらの効果を有効に
発揮させる為、処理機構に於ては、温度検知によって必
要以上に発酵熱が発生した場合は、攪拌稼働時間をも延
長して攪拌熱放散するか、或は、自動的に処理機本体に
設置した空気冷却器によって槽内空気供給機により冷風
を供給し、酸素の完全な供給と水分の発散を行い、生ご
み投入による水分過多現象を制御し、発酵発臭を極限ま
で押さえたものである。
【0008】又、分解臭気に関しての一端は、生ごみの
分解速度にも依存するものであり、同時に、水分が多く
なればなるほど臭気は多量となる事から、攪拌翼回転線
上の処理槽面に、陰、陽の極板を絶縁設置し、微弱電流
をながしてその両極板間の抵抗値を検知し、電気信号に
よって槽内の水分率を自動的に絶えず一定化する事によ
り生ごみの分解度促進と、水分過剰による臭気発散を防
止するものである。
【0009】同時にこの陰、陽両極板による湿度検知
は、生ごみ投入しない場合、又は投入量が少ない場合の
有機物分解媒体剤の過乾燥による粉塵の発生をも防止す
るものである。
【0010】本発明は、有機物分解媒体剤(32)が乾
燥状態にあっても生ごみを分解消滅させるものである事
から、陰、陽両電極間の抵抗値を検知して槽内空気供給
機の停止、場合によっては槽内空気排出ファンの停止だ
けで充分であり、乾燥状態での水供給の必要はない。
【0011】陰、陽両電極の設置場所を、ほぼ円筒状処
理槽(8)内面の円周上の攪拌翼稼働線上に一定間隔を
もって絶縁設置した理由は、攪拌翼の回転稼働により攪
拌翼先端と電気極板表面間に介在する有機物分解媒体材
によって絶えず電気極板の表面を研磨清掃出来、生ごみ
の酸化分解による電気極板表面の酸化による電流値変化
を防止するものであり、実施検証の結果、電極棒形式の
挿入検知では経年表面劣化、又処理槽の左右両端垂直壁
に陰陽の両電気極板を対象に設置した場合は金属製大型
処理機で電気極板間の距離が大きい場合は、電流値を増
大せざるを得ず、又攪拌軸の電導により適切でない事が
判明したからである。
【0012】本発明の分解媒体材の正常な水分率は50
%前後であるが、この域を正常値として電流値温度検知
制御回路(17)を設定すれば、これよりも乾燥状態に
移行すれば陰陽両極間の抵抗値が増えてメッセージ表示
と共に倉内空気供給機(3)の不雨量が減衰し、尚乾燥
する場合は停止し、逆に、生ごみ投入による水分増大の
場合は、槽内空気供給機(3)が最大稼働し、尚過湿状
態に意向する場合は槽処理加温装置が稼働する。
【0013】この処理槽加温装置は、単に臭気発生防止
の為の有機物分解媒体材の一定湿度、温度コントロール
のみでなく、艦船寒冷地域航行、陸上の寒冷地域におけ
る分解効率維持の目的もある。
【0014】有機物分解処理機の小型化については、本
有機物分解媒体材を使用することにより、乾燥状態を保
ち、有機生ごみの持っている水分を減少させ、攪拌を頻
繁に行い、同時に空気の供給を隅々まで送り込む事によ
り酸化分解の促進と水分の発散を図り、平均1日当たり
の被分解消滅有機生ごみ1kg当たり、分解媒体材必要
量は10lで十分である事が判明した。ちなみに、従来
の有機物分解媒体材の殆どが、木粉等を主たる基材にし
ているが、これらによって有機物を分解する為には、被
分解有機物1Kg当たり、50l以上を必要とする。
【0015】本発明は、有機物分解媒体材が乾燥状態に
ある為、冬期に於ても熱伝導率が低く、有機物分解媒体
材自体が断熱材的役割を果たし、極寒冷地域以外は処理
槽加温装置(4)の稼働はない。
【0016】有機物分解媒体材自体が乾燥状態にあり、
水分85%以上を持った有機生ごみを投入しても、分解
の過程で発生する分解水は本有機物分解媒体材の吸水率
が非常に高い為に、本有機物分解媒体材自体が吸収し、
攪拌と槽内空気排出ファン、或は槽内空気供給機(3)
によって蒸発し、耐えず乾燥状態にある為分解水の排出
は全くない。
【0017】有機物生ごみの中には、魚の骨、卵の殻等
も必然的に発生するが、魚の骨はカルシュウムと他の有
機物(蛋白質等)の結合によって構成されており、この
有機物の分解で1日前後で目視不能となり、卵のから
は、内側甘皮の分離分解によって外部カルシュウム殻
は、魚の骨同様に数日で分解し目視不能となる。
【0018】攪拌機構の簡素化と本有機物分解媒体材の
特質により、従来の被分解有機物質の1日当たり1Kg
の処理装置が100W以上のモーターを要しているのに
対し、本発明は有機物分解倍体材の乾燥状態による軽
量、通気性が非常に良い事と微速回転で良い事で、20
ワットモーターで十分であり、1日当たりの有機物処理
量が20Kgの大型でも、400ワットモーターで充分
稼働し、その処理槽加温装置は寒冷地以外は稼働しない
為、電気代は超微小である。
【0019】有機物分解媒体材が乾燥状態にある為、処
理槽加温装置は通常稼働しない為、ヒーターの断線によ
る分解不能、但し、極寒冷地方での使用は、当然ながら
寒冷地使用として処理槽加温装置を必要とするが、満々
一の火災の危険性を避ける為に、化粧板内側の断熱材は
難燃性、又は、必要に応じて不燃断熱材を使用する。
【0020】本発明は、有機物分解媒体材自体に有機物
分解有効微生物を着床させて分解能力を保持させている
為、従来のように、毎日、或は一定間隔毎の微生物の投
入の必要がなく、ランニングコストは超僅少である。
【0021】毎日、又は一定間隔で投入する有機物分解
微生物製剤の必要がない為、投入を忘れたり、子供達が
間違って分解菌着床剤を他に使用する危険性がなく安全
である。
【0022】従来の有機物分解処理機は、電気機器、攪
拌装置等の故障が多いが、有機生ごみの処理装置は一旦
使用するが否や生活必需品となり、特に夏場の故障は困
惑するが、本発明は全く故障の箇所がないシンプルな機
構である。又、有機物分解媒体材取り出しも、じょうご
付き取り出し口に袋を掛け自動排出により手を汚さず、
家庭用小型処理機の場合は全量取り出しの場合と、部分
取り出しの場合の為の2箇所設置し、袋止め付囲いを取
り出し口により、自動で排出来る様に発明した。
【0023】社会的に有機物生ごみの処理がクローズア
ップされている現在、全ての所得階級の家庭に於て購入
可能な価格でなければならないが、本発明は部品点数の
簡素化と、組み立て部品の僅少さによって人件費の賦課
が僅かで済み、全階級家庭に於て購入可能なコストで、
製作可能である。
【0024】
【実施例】処理機本体(1)には、図1で解る様に、完
全な円筒でなく、中心線よりもやや上部でカットした形
の、横形のほぼ円筒状処理槽(8)が設置される。
【0025】ほぼ円筒状処理槽(8)の後部の上端には
臭気除去剤入りろ過器(6)が設置されるが、処理槽内
の有機物分解媒体材(32)の過乾燥時の粉塵が、槽内
空気排出ファン(2)によって処理機本体(1)からの
排出を避ける為である。
【0026】ほぼ円筒状処理槽(8)正面の上部には、
槽内空気導入口(22)が設けられるが、処理機本体
(1)の化粧板又は断熱材付き化粧板(33)と、ほぼ
円筒状処理槽(8)との空間の空気を処理槽内に吸い込
むことにより、処理槽内に新鮮空気を導入し、又、寒冷
地仕様の場合の暖気を処理槽内に吸入することが出来る
為である。
【0027】ほぼ円筒状処理槽(8)の左側壁(9)、
右側壁(10)には、攪拌軸(12)が貫通して設置さ
れる左右のベアリング(11)が設置されて攪拌軸(1
2)が回転可能な状態で保持される。
【0028】又、攪拌軸(12)の回転方向は、ほぼ円
筒状処理槽(8)の正面から視て左側の左側壁(9)方
向から見た場合、反時計方向の回転とするが、この理由
は、有機物分解媒体材(35)のじょうご付き取り出し
口(22)が処理機本体(1)の正面に向いており、分
解媒体(35)の排出が湾曲攪拌翼(14)の回転によ
って排出され易い為であり、排出時の逆回転操作の必要
がなく、特に、チェーン(29)による駆動の場合は、
逆転する場合のチェーン押さえ(30)の調整煩雑さが
無くなり、シンプル化が可能となる。
【0029】図4、5に示す様に、湾曲攪拌翼(14)
の形状は、回転方向に向かって拝む様な形の湾曲攪拌翼
(14)で、その湾曲度は、攪拌軸(12)の中心から
湾曲攪拌翼(14)の先端までの長さの近似値半径が好
ましいが、攪拌軸駆動機(5)の力量によって多少は異
なる。
【0030】湾曲攪拌翼(14)の先端と、中間には、
攪拌爪(13)が付いている。
【0031】図3に示す様に、この攪拌爪(13)の湾
曲攪拌翼(14)への設置平面は、攪拌軸(12)と平
行面の攪拌爪(13)が付いた湾曲攪拌翼は無く、中央
部の湾曲攪拌翼(14)は対象に2翼あり、の攪拌爪
(13)は1翼は右側に向き、他の1翼は左側に向く。
【0032】左側壁の湾曲攪拌翼(14)及び右側壁の
湾曲攪拌翼(14)の攪拌爪(13)の平面は、夫々攪
拌軸(12)の中央に向けられて設置される。
【0033】その他の湾曲攪拌翼(14)の攪拌爪(1
3)は全て、攪拌軸(12)の中央部に向って傾斜して
おり、すべての攪拌爪(13)の平面傾斜角度の近似値
は約30度前後である。
【0034】図1に示す様に、攪拌軸(12)の一端に
攪拌軸駆動歯車(27)がベアリング(11)を介して
キーによって固着される。
【0035】処理機本体(1)には処理機台板(31)
があるが、処理機本体(1)に設置した攪拌軸駆動機
(5)の攪拌軸駆動歯車(24)と攪拌駆動機歯車(2
5)とは、チェーン(26)によって結合されるが、攪
拌軸駆動歯車(24)と攪拌駆動機歯車(25)が直接
かみ合う方式も実施した。
【0036】処理機本体(1)の前部上面には、雨水流
入防止投入口蓋(31)が設けられるが、その開閉に連
動する投入口蓋連動スイッチ(32)を装着し、最大2
5mmの開度で、蓋の開放毎に安全の為に攪拌軸(1
2)の回転を停止させ、完全閉鎖で自動運転を行う。
【0037】湾曲攪拌翼(14)の回転稼働は、通常一
定時間毎に数分稼働攪拌する電気制御盤(7)が設置さ
れるが、有機物分解媒体材(35)の水分増加の場合
は、陰電気極板(15)と陽電気極板(16)間の電流
値変化を検知し、水分放散の為に自動的に攪拌時間を延
長するようなコントロールもを行う。
【0038】図1に示す様に、ほぼ円形状処理槽(8)
の正面下部には、先端に袋止めつばが付いた、じょうご
付き取り出し口(22)が設けられるが、袋をつばにか
け、ゴムバンド又は袋留め具だけで内部の有機物分解媒
体材(35)の交換の為の取り出しが自動で容易に行え
る様にした。
【0039】処理機本体(1)の周囲には、化粧板又は
断熱材付き化粧板(33)で覆われるが、断熱材付き化
粧板は寒冷地の場合に使用する。
【0040】又、図(15)に示す通り、じょうご付き
取り出し口(22)内に、パッキン付挿入蓋(42)を
挿入して閉鎖し、じょうご付き取り出し口(22)の左
右の偏心棒受け穴(43)に偏心押さえ棒(44)を設
置し、簡単に、確実に、袋に直接採取して周囲を汚さ
ず、ワンタッチで開放、閉鎖締めつけを行い、有機物分
解媒体材(35)の漏洩防止と交換を容易にした。
【0041】処理機本体(1)を覆う化粧板又は断熱材
付き化粧板(33)とほぼ円筒状処理槽(8)との空間
には、処理槽加温装置(4)を設置するが、自動温度調
節機構により、寒冷地の冬期の温度低下時、又は生ごみ
の大量投入等による分解媒体材(35)の水分増加時の
みに稼働する様になっており、周囲温度が0℃に低下し
ても、有機物分解媒体材(35)が常に乾燥状態にある
為、熱の放散が少なく、東京以西の冬期に於ては何ら使
用することがなかった。
【0042】処理機本体(1)の化粧板又は断熱材付き
化粧板(33)とほぼ円筒状処理槽(8)との間隙空間
に、槽内空気供給機(3)を設置し、空気供給管(2
4)を通じてほぼ円筒状処理槽(8)の底部の金網付き
空気供給穴(23)に結合し、新鮮空気を処理槽内に供
給すると同時に、有機物分解媒体材(35)の乾燥をも
助けるものである。
【0043】図10に示す様に、処理機本体(1)正面
のじょうご付き取り出し口(22)部の開放可能な化粧
板又は断熱材付き化粧板(33)の内側には、化粧板開
放連動スイッチ(45)を設け、有機物分解媒体材(3
5)の交換時には安全の為、化粧板又は断熱材付き化粧
板(33)の開放と同時に自動的に全機構の停止を行
い、袋をあてがって、目の前の起動押しボタンスイッチ
(46)を指で押すことにより、初めて湾曲攪拌翼(1
4)が回転し、安全な自動排出を可能とした。
【0044】攪拌軸駆動機(5)、攪拌駆動機歯車(2
8)等の機器等のメンテナンスの為に、その部位の開放
可能な点検扉或は化粧板又は断熱材付き化粧板(30)
の開放に於ても同様に、安全の為に化粧板開放連動スイ
ッチ(45)により全機構の全停止を自動で行い、点検
等の為に機器作動を行う場合は、起動押しボタンスイッ
チ(46)により稼働させる事とした。
【0045】処理機本体(1)の設置場所によっては児
童、子供を含めた安全の為に、安全の為全て突起のない
様な鍵を付設し他。
【0046】図11に示す様に、業務用等の大型の処理
機本体(1)の正面外側部に非常停止ボタンを設置する
事は当然として、同時に、ほぼ円筒状処理槽(8)内の
上部には、湾曲攪拌翼(14)の回転半径外に、攪拌軸
と平行に設置した非常停止ワイヤー(47)を手で引く
ことによって全機構が停止し、同時に処理機本体(1)
外部では警報が鳴る機構の、処理槽内非常停止スイッチ
(48)が設置されている。これは、ほぼ円筒状処理槽
(8)内の点検、清掃等の為、仮に電源スイッチ切って
処理機の中に入っても、第三者によって何らかの事情に
より処理機本体の電源スイッチが印加された場合に於て
も、湾曲攪拌翼(14)の回転速度は駆動モーター1.
600回転に対し約800分の一に減速されている為、
如何なる場所にいても、処理槽内頭上の非常停止ワイヤ
ー(47)を引く時間は充分にあり、それにより全機構
の停止と同時に危険をしらせる警報で安全を確保した。
【0047】図12に示す様に、ほぼ円筒状処理槽
(8)内上部に、熱電球(48)を設けて絶えず照明
し、有機物分解媒体材(35)に配合される光合成菌の
繁殖に役立てるものであり、無臭化菌の多くは光合成菌
にあり、特に豚糞から抽出の無臭化光合成菌が役立つも
のである。
【0048】図12、13に示す様に、攪拌軸(12)
が、軸受部を除いて三角形、四角形、五角形、六角形の
様に、多角形の形状をし、湾曲攪拌翼(14)の根もと
部に攪拌軸(12)の多角形と同様の穴が開いており、
複数の湾曲攪拌翼(14)を攪拌軸(12)固着場所毎
に角度を替えて、固着するものである。この利点は、簡
単に湾曲攪拌翼(14)を攪拌軸(12)に装着出来、
攪拌軸(12)の長さによっては、複数の湾曲攪拌翼
(14)の角度を自由に替えることによる攪拌軸トルク
の減衰と、攪拌効率の増大、又、万一の攪拌翼の折損の
場合でも、現地に於て交換修理が可能である。
【0049】図4、5、6に示す様に、通常の、円筒形
状攪拌軸(12)に湾曲攪拌翼(14)を設置する位置
にには、予め、軸キー溝(49)を加工しておき、湾曲
攪拌翼(14)の根もと部が攪拌軸(12)を抱く形の
二つ割りになっており、キーを装着して、複数のボール
トによって固着しするもので、これは酸性雰囲気におい
て、絶えずロードが掛かる攪拌軸に溶接構造での攪拌翼
を設置する事はその素材が何であれ攪拌翼根もと溶接部
の反復応力による脆性破壊で長期に渡る強度保持は大変
なことであり、万一の攪拌翼の事故発生の場合、現地工
事で解決する為にも溶接は一切行わないものである。
【0050】図14に示す様に、攪拌軸(12)が左側
壁(9)、右側壁(10)を貫通してベアリング(1
1)で装着されるが、攪拌軸(12)と、壁との間隙
に、フランジ付耐摩耗性シーリング(52)を装着し、
攪拌軸(12)のフランジ付耐摩耗性シーリング(5
2)貫通部分の内側表面には、攪拌軸(12)回転方向
によって有機物分解媒体材(35)が左右の壁外に排出
されない方向の螺旋溝(53)が加工されており、有機
物分解媒体材(35)の粉末漏洩防止をするものであ
る。
【0051】小型処理器の場合は、湾曲攪拌翼(1
4)、及び攪拌爪(13)を一体型にして合成樹脂で制
作したが、この場合は家庭用小型の場合に、同一規格の
大量生産に均一製品が出来有効であり、現在は産業用プ
ラスチックの剛性を持った合成樹脂が種々あり、原価低
減にも大きく貢献する。
【0052】金属製の処理機本体(1)を露天設置し直
射日光を受けた場合、わが国の夏期晴天時には、上部め
んいた表面温度が80℃以上にもなり、又、日本−オー
ストラリア鉄鉱石専用船における搭載実験では、赤道直
下に於て100℃近くまで上昇した為、有機分解媒体剤
(35)の温度も必然的に上昇し、多少の臭気を発生す
る事もあった為、場合によっては処理機本体(1)の化
粧板又は断熱剤付き化粧板(33)と、ほぼ円筒状処理
槽(8)との空間に、空気冷却器(54)を設置し、地
球上の如何なる地域においても無臭分解消滅を果たし、
電気制御機器部品の保護と、長期に渡る生活環境の保全
に留意した。
【0053】図16に示す様に、小型船舶搭載におい
て、特に傾斜航走をせざるを得ないヨットの場合、吊り
棒(55)と吊り金物(56)によって、前後の振り子
運動状態が可能にして使用するもので、吊り金物が場合
によっては天井からの釣り下げ金物でも良く、船舶に於
てはピッチング動揺(船舶の長さ方向の動揺)よりも、
ローリング動揺(船舶の左右舷動揺)の方が傾斜角度が
大きいので、設置場所の関係でも前後一方向動揺可能な
吊り下げで充分である。特に生ごみの海洋投棄は法律で
禁じられていることから小型レジャーボートへの対応が
望まれている。
【0054】図17に示す様に、小型処理機の場合は、
樹脂成型機の小型機を使用して成型する事も可能な様に
ほぼ円筒状処理槽(8)を左右二つ割りにして成型し、
今後の社会情勢によって多少の大型化が必要な場合は、
二つ割りの中間に挿入するアダブターを作成するだけ
で、処理機本体(1)の前後、高さを変えずに、幅のみ
を広げる事によって処理能力の増大が図る事も可能とし
た。
【0055】本発明は、有機物分解媒体材(35)の基
材を種々検証したがその選択目的は次の通りである。
【0056】(イ)成分的に、土壌に戻しても全く植物
に害を与える物質でない。従来の分解媒体材材で木粉の
みの場合が多いが、植物に対して発芽阻止剤(リグニン
等)が多く含まれており、土壌に還元した場合、その田
畑は、数年で窒素飢餓の現象を生じる危険性がある事は
周知の事実であり、又投入生ごみの種類を限定出来ない
使用状況から、木粉のみの場合は投入生ごみの種類によ
っては固形硬化して機器の破損を生じているのが現状で
ある。
【0057】(ロ)水分保持、発散能力が非常に大き
い。 ロ] 木分のみの場合は、木の種類によって大きく変化し、杉
木粉を破砕して一定粒子にした物もあるが、分解媒体材
としての効果は各自治体で疑問視されており、又、一定
種類のみの木粉の物質的、価格的長期安定的供給は不能
である為、安定的な効果ある物質、特に産業廃棄物の選
択を行った。
【0058】(ハ)ピートモスの場合、多孔性繊維素で
あり、品質一定によるカナダ、北米等から現在土木工
事、園芸用として大量に安定供給されており、木分の場
合は、製材所の加工木種の変化によって一定種の木粉供
給が不能であると同時に、現状に於ては、廃木材の破砕
木粉を使用しており、防虫剤、防かび剤、等の危険薬剤
も混入しているのが現状である。
【0059】(ニ)通気性が非常に良い。木粉の場合
は、木粉自体の微細管があるとは言っても、その通気性
は一報方向しか無く、年輪硬質分があり、ピートモスの
半分にも満たない。
【0060】(ホ)木粉以外の本発明の有機物分解媒体
材は、経月変化による塊状変化、硬化塊状変化が無く、
駆動機が小さくても良い。木粉の場合、投入有機物の含
水率が多い場合は、木分が塊状、或は硬化塊状となっ
て、減速駆動機の過負荷現象を表す為、大きなトルクの
駆動機を要する。
【0061】(ヘ)本発明の有機物分解媒体材は、通気
性が非常に良い為に、冬期でも分解水の発散が容易であ
るが、木粉のみの場合は、通気性が悪く、特に使用後約
20日以後は過湿状態となる。
【0062】(ト)空間率が大きいので保温状態が非常
に良い。木分のみ場合は、20日ぐらいの使用で、パル
プの様になって空間率が低下し、表面に水分の幕が出来
て保温状態が低下し、生ごみの分解水の保持発散が困難
となる。
【0063】(チ)本発明の有機物分解媒体材は、空気
流通度が良く、保温状態が良く、水分含水率が良い為、
本発明の処理機本体の攪拌率の良さと、駆動攪拌時間と
駆動停止時間との合致により、被分解有機物の分解度が
良いことから、海上保安庁艦船での実験により、365
日間の無臭での分解が可能であった。
【0064】本発明による各有機物分解媒体材は、ピー
トモス、木粉、茶かす、コーヒーかす、多孔性無機材等
の単独、或は混合において、はそれぞれ増量剤、香料の
代わりに混合したが、全く効果は良かった。
【0065】有機物分解媒体材(32)に、銅カルボキ
シメチルセルローズを配合する目的は、金属銅イオンに
よって、有機物分解菌以外の雑菌の繁殖を防止し、安全
衛生性の向上と同時に腐敗雑菌の繁殖の防止を目的とす
るものである。
【0066】有機物分解媒体剤(32)に、窒素剤を添
加混合するもので、被分解有機物の種類によって分解に
必要な窒素が少ない場合に、又、その恐れがある場合に
添加混合するものであるが、混合量が多過ぎた場合はア
ンモニアとして発散するので問題がなかった。
【0067】
【発明の効果】本発明は上述の通り、処理機としての微
生物による有機物無臭分解消滅無排水機構と、有機物を
分解消滅させる微生物による有機物分解媒体材とに分け
られるが、有機物の分解は、被分解有機物の種類、含水
度、処理容量、外気気温、外気湿度等あらゆる条件を考
慮して初めて無臭分解消滅無排水が可能であり、その為
には、分解処理機の機構と共に、その機構に合った分解
媒体材、或は必要に応じて投入する有機物分解有効微生
物群が最良の状態で合致しなければならず、又、有機物
分解媒体材の種類によっての分解処理機の能力の相違が
起きてくる。
【0068】生ごみ処理機を使用するユーザーにおいて
は、使用開始の最初からその有機物分解媒体材の最良の
稼働状態を把握する事は全くといって不可能であり、
又、いくら使用の説明指導を受けても、毎日投入する生
ごみの種類の差、投入量の差、気温の変化等々による分
解媒体材の変化を感知する事は出来ない。
【0069】従って、分解媒体材の過湿による酸欠状
態、それに基づく嫌気発酵、雑菌の繁殖、臭気の発生、
又長期生ごみ投入しない場合の分解媒体材の過乾燥によ
る粉塵の飛散等々の欠点を電気的にすべて検知コントロ
ールする事で、如何なる無知の
【0070】本発明は、有機物分解媒体材に加湿する事
なく、被分解有機物の持つ水分で分解が可能である事か
ら、非常に簡単な機構の、単なる攪拌翼の回転で万遍な
く攪拌が出来、全自動化によって被分解有機物の種類の
差に関係なく、本発明の有機物分解媒体剤と、処理機本
体でこの上なく有効な効果の発揮を視た。
【0071】被分解有機物の種類によっての分解消滅日
数は数多くの試験結果があるが、その内の一例を下記の
通り記述する。 (ア)いわしの、頭、骨付きあら 12時間 消滅度は目視不能 (イ)さばの、頭、骨付きあら 24時間 消滅度は目視不能 (ウ)煮物野菜 6時間 消滅度は目視不能 (エ)生もの野菜 30時間 消滅度は目視不能 (オ)残飯 18時間 消滅度は目視不能 (カ)みかんの皮 48時間 消滅度は目視不能 (キ)卵の二つ割りの殻 70時間 消滅度は目視不能 (ク)鶏足の唐揚肉 32時間 鶏足骨のみ残存確認
【図面の簡単な説明】
【図1】処理機本体の側面図である。
【図2】処理機本体の正面図である。
【図3】攪拌爪の傾斜関係図である。
【図4】丸型攪拌軸における湾曲攪拌翼の側面図であ
る。
【図5】丸型攪拌軸における湾曲攪拌翼の正面図であ
る。
【図6】攪拌軸のキー溝の斜視図である。
【図7】多角形の攪拌軸における湾曲攪拌翼の貫通設置
の側面図である。
【図8】多角形の攪拌軸における、湾曲攪拌翼の根もと
部二つ割り取付けの側面図である。
【図9】消臭装置の側面図一部断面図である。
【図10】じょうご付き取り出し口のワンタッチ取り出
し口の斜視図である。
【図11】開放を必要とする場所の化粧板内に設置し
た、化粧板開放連動スイッチ、並びに起動押しボタンス
イッチ設置の側面図である。
【図12】処理槽内の非常停止ワイヤー、及び空気冷却
機設置の正面図、一部断面図である。
【図13】フランジ付き耐摩耗性シーリングを設置した
攪拌軸、攪拌翼の断面図である。
【図14】処理機本体が、振り子状に前後に動揺する機
構を付加した斜視図である。
【図15】実施例における処理器本体で、前側の化粧板
を開放した所で、左右二つ割りのほぼ円筒状処理槽、じ
ょうご付き取り出し口が解る正面図である。
【図16】実施例における処理器本体で、前側の化粧板
を開放した所の斜視図である。
【図17】実施例におけるの処理器本体で後側の化粧板
を開放した所の後面図である。
【図18】実施例における処理器本体で周囲の化粧板を
開放した所の右側側面図である。
【図19】実施例における処理器本体で周囲の化粧板を
開放した所の左側側面図である。
【図20】実施例における雨水流入防止投入口蓋と、処
理器台板の斜視図である。
【図21】実施例における雨水流入防止投入口蓋、槽内
空気排出口、臭気除去剤入りストレーナーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 処理機本体 2 槽内空気排出ファン 3 槽内空気供給器 4 処理槽加温装置 5 攪拌軸駆動機 6 臭気除去剤入りストレーナー 7 電気制御盤 8 ほぼ円筒状処理槽 9、 左側壁 10 右側壁 11 ベアリング 12 攪拌軸 13 攪拌爪 14 湾曲攪拌翼 15 陰電極板 16 陽電極板 17 電流値検知制御回路 18 分解媒体剤温度検知器 19 温度制御回路 20 槽内ガス検知器 21 ガス分解器稼働制御器 22 じょうご付き取り出し口 23 金網付き空気供給穴 24 空気供給管 25 槽内空気導入口 26 槽内空気排出口 27 攪拌軸駆動歯車 28 攪拌駆動器歯車 29 チェーン 30 チェーン押さえ 31 雨水流入防止投入口蓋 32 投入口蓋連動スイッチ 33 化粧板又は断熱剤付き化粧板 34 処理機台板 35 有機物分解媒体剤 36 熱電球 37 酸性臭気消臭液 38 酸性消臭筒 39 アルカリ性臭気消臭液 40 アルカリ性消臭筒 41 2駅通過消臭装置 42 パッキン付き挿入蓋 43 偏心棒受け穴 44 偏心押さえ棒 45 化粧板開放連動機器停止スイッチ 46 起動押しボタンスイッチ 47 非常停止ワイヤー 48 処理槽内非常停止スイッチ 49 軸キー溝 50 翼キー溝 51 貫通装着穴 52 フランジ付き耐摩耗性シーリング 53 螺旋溝 54 空気冷却機 55 吊り棒 56 吊り金物
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B61D 37/00 B61D 37/00 B63J 5/00 B63J 5/00 Z B65F 1/14 B65F 1/14 G C05F 9/02 2115−4H C05F 9/02 17/02 2115−4H 17/02 C08K 7/00 C08K 7/00 7/02 7/02 7/04 7/04 7/22 7/22 7/24 7/24 13/00 13/00 C12M 1/00 C12M 1/00 H C12N 1/00 C12N 1/00 S 11/00 11/00 11/02 11/02 11/04 11/04 11/12 11/12 C12S 13/00 C12S 13/00 // B63B 29/14 B63B 29/14 C08J 11/06 ZAB C08J 11/06 ZAB

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理機本体(1)には、槽内空気排出フ
    ァン(2)、槽内空気供給機(3)、処理槽加温装置
    (4)、攪拌軸駆動機(5)、臭気除去剤入りストレー
    ナー(6)、電気制御盤(7)が設置される。ほぼ円筒
    状処理槽(8)の左側壁(9)と右側壁(10)に取り
    つけられた左右のベアリング(11)によって回転可能
    な攪拌軸(12)には、複数の攪拌爪(13)がついた
    湾曲攪拌翼(14)が適当な間隔で固着される。湾曲攪
    拌翼(14)の回転に沿って形成されたほぼ円筒状処理
    槽(8)の円周線上の処理槽下部内面には、一定間隔を
    もって陰電気極板(15)と陽電気極板(16)が夫々
    単数又は複数絶縁設置され、両電気極板間の電流値検知
    制御回路(17)を処理器本体(1)に設けられる。又
    分解媒体材温度検知器(18)も、ほぼ円筒状処理槽
    (8)に設置され、温度制御回路(19)も処理器本体
    (1)に設置される。ほぼ円筒状処理槽(8)内の上部
    空間、又は槽内空気排出ファン(2)迄の間には、槽内
    ガス検知器(20)が設置され、ガス発生表示ランン
    プ、ブザーが処理器本体に設置され、ガス分解器稼働制
    御器(21)も処理器本体(1)に設置する。ほぼ円筒
    状の処理槽(8)の下部には、じょうご付き取り出し口
    (22)が設置される。金網付き空気供給穴(23)が
    設置され、金網付き空気供給穴(23)と槽内空気供給
    機(3)とを空気供給管(24)によって接続される。
    ほぼ円筒状処理槽(8)の正面側上部壁には槽内空気導
    入口(25)及び槽内空気排出口(26)が設けられ
    る。攪拌軸(12)の一端に固着された攪拌軸駆動歯車
    (27)と、攪拌駆動機歯車(28)との間をチェーン
    (29)又は直結歯車で接続し、チェーン(29)には
    チェーン押さえ(30)が装着される。雨水流入防止投
    入口蓋(31)の開閉に連動する投入口蓋連動スイッチ
    (32)が固着される。処理機本体(1)の外面を化粧
    板又は断熱材付き化粧板(33)で覆い、処理機台板
    (34)上に固定される。ほぼ円筒状処理槽(8)内
    に、有機物分解媒体剤(35)が装填された、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅無排水機構。
  2. 【請求項2】 攪拌軸(12)の左右両端に攪拌軸駆動
    歯車(27)がそれぞれ固着され、左右に攪拌軸駆動機
    (5)がそれぞれ設置されれた請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物の無臭分解消滅無排水機構。
  3. 【請求項3】 ほぼ円筒状処理槽(8)内上部に、熱電
    球(36)を設置した、請求項1記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅無排水機構。
  4. 【請求項4】 ほぼ円筒状処理槽(8)内の左右両端の
    湾曲攪拌翼(14)の攪拌爪(13)は、それぞれ攪拌
    軸(12)の長さ方向での中央部に向かって傾斜設置す
    る。攪拌軸(12)の中央部位の湾曲攪拌翼(14)
    は、水平対向に2翼設置し、それぞれ対照に設置された
    湾曲攪拌翼(14)の攪拌爪(13)は攪拌軸(12)
    の両端に向かって互いに傾斜固着される。これら以外に
    増翼設置する場合の湾曲攪拌翼(14)の攪拌爪(1
    3)は、すべて、攪拌軸(12)の中央に向かって傾斜
    設置された、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検
    知調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅無
    排水機構。
  5. 【請求項5】 酸性臭気消臭液(37)が入った酸性消
    臭筒(38)と、アルカリ性臭気消臭液(39)が入っ
    たアルカリ性消臭筒(40)が直列に設置され、ほぼ円
    筒状処理槽(8)の槽内空気排出ファン(2)の排出口
    を、酸性消臭筒(38)に接続し、酸性臭気消臭液(3
    7)を通過後、アルカリ性消臭筒(40)に導かれた
    上、アルカリ性臭気臭消臭液(39)を通過したうえで
    大気放出する2液通過消臭装置(41)を付随設置し
    た、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機
    構を持った微生物による有機物無臭分解消滅無排水機
    構。
  6. 【請求項6】 じょうご付き取り出し口(22)にパッ
    キン付き挿入蓋(42)がじょうご付き取り出し口(2
    2)に挿入され、じょうご付き取り出し口(22)の両
    側には偏心棒受け穴(43)を設置、偏心押さえ棒(4
    4)によって閉鎖される請求項1記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅無排水機構。
  7. 【請求項7】 処理器本体(1)で、じょうご付き取り
    出し口(22)部位、各機器設置部位等の、開放を要す
    る部位の化粧板又は断熱材付き化粧板(33)内のほぼ
    円筒状処理槽(8)には、化粧板開放連動機器停止スイ
    ッチ(45)を設置し、同時に起動押しボタンスイッチ
    (46)を設置した、請求項1記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅無排水機構。
  8. 【請求項8】 ほぼ円筒状処理槽(8)の左側壁(9)
    に一端を固着された非常停止ワイヤー(47)の他の端
    は、右側壁(10)を貫通して右側壁(10)外側に設
    置された処理槽内非常停止スイッチ(48)につながれ
    るた請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機
    構を持った微生物による有機物無臭分解消滅未排水機
    構。
  9. 【請求項9】 円筒状の攪拌軸(12)の湾曲攪拌翼
    (14)装着部には、軸キー溝(49)が加工され、湾
    曲攪拌翼(14)の根もと部分が二つ割りにされて湾曲
    攪拌翼側に翼キー溝(50)を加工し、攪拌軸(12)
    への装着をボールト締めつけ固着する請求項1記載の、
    槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物によ
    る有機物無臭分解消滅無排水機構。
  10. 【請求項10】 攪拌軸(12)の湾曲攪拌翼(14)
    装着部が多角形で、湾曲攪拌翼(14)根もと部分に、
    多角形の攪拌軸と同様の貫通装着穴(51を持ってい
    る、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機
    構を持った微生物による有機物無臭分解消滅無排水機
    構。
  11. 【請求項11】 攪拌軸(12)が多角形で、湾曲攪拌
    翼(14)の根もと部分が攪拌軸と同様の多角形を有す
    る貫通穴を持ち、多角形の攪拌軸(12)装着部が二つ
    割りで、ボールトによって装着される請求項1記載の、
    槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物によ
    る有機物無臭分解消滅無排水機構。
  12. 【請求項12】 ほぼ円筒状処理槽(8)の左側壁
    (9)、右側壁(10)の攪拌軸(12)が貫通しる部
    位には、攪拌軸(12)と壁の貫通部穴の間隙には攪拌
    軸(12)が貫通したフランジ付き耐摩耗性シーリング
    (52)が装着され、フランジ付き耐摩耗性シーリング
    (52)の軸貫通穴内面には、左右逆回転の螺旋溝(5
    3)が加工された請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガ
    ス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消
    滅機構。
  13. 【請求項13】 処理基本体(1)とほぼ円筒状処理槽
    (8)との間隙空間に、空気冷却機(54)を設置し
    た、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機
    構を持った微生物による有機物無臭分解消滅機構。、
  14. 【請求項14】 ほぼ円筒状処理槽(8)の作成を左右
    二つ割り形状にした請求項1記載の槽内湿度、温度、ガ
    ス検知調整機構をもった微生物による有機物無臭分解消
    滅無排水機構。
  15. 【請求項15】 処理機本体(1)を、処理機本体
    (1)に付設した左右の吊り捧(55)によって、左右
    の吊り金物(56)に掛け、振り子状に動揺する請求項
    1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った
    微生物による有機物分解無臭分解消滅機構。
  16. 【請求項16】 有機物分解媒体剤(35)が茶かすの
    請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を
    持った微生物による有機物無臭分解消滅無排水機構。
  17. 【請求項17】 有機物分解媒体剤(35)が、茶かす
    と、木粉を混合した、請求項1記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅機構。
  18. 【請求項18】 有機物分解媒体剤(35)が、茶かす
    と、多孔性無機材とを混合した、請求項1記載の、槽内
    湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有
    機物無臭分解消滅無排水機構。
  19. 【請求項19】 有機物分解媒体材(35)が、茶かす
    と、ピートモスとを混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅無排水機構。
  20. 【請求項20】 有機物分解媒体材(35)が、茶かす
    と、豆腐絞りかすを混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  21. 【請求項21】 有機物分解媒体材(35)が、茶かす
    と、コーヒーかすを混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  22. 【請求項22】 有機物分解媒体材(35)に、茶かす
    と、もみ殻を混合した、請求項1記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅機構。
  23. 【請求項23】 有機物分解媒体材(35)に、茶かす
    と、椰子殻皮繊維粉を混合した、請求項1記載の、槽内
    湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有
    機物無臭分解消滅機構。
  24. 【請求項24】 有機物分解媒体材(35)が、茶かす
    と、木粉、多孔性無機材、ピートモス、豆腐絞りかす、
    コーヒー、もみ殻、椰子殻皮繊維粉を適い混合した、請
    求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持
    った微生物による有機物無臭分解消滅機構。
  25. 【請求項25】 有機物分解媒体材(35)が、木粉
    と、多孔性無機材を混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  26. 【請求項26】 有機物分解媒体材(35)が、木粉
    と、ピートモスを混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、湿度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  27. 【請求項27】 有機物分解媒体材(35)が、木粉
    と、豆腐絞りかすを混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  28. 【請求項28】 有機物分解媒体材(35)が、木粉
    と、コーヒーかすを混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  29. 【請求項29】 有機物分解媒体材(35)が、木粉
    と、もみ殻を混合した、請求項1記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅機構。
  30. 【請求項30】 有機物分解媒体材(35)が、木粉と
    揶子殻皮繊維粉を混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  31. 【請求項31】 有機物分解媒体材(35)が、木粉
    と、茶かす、多孔性無機材、ピートモス、豆腐絞りか
    す、コーヒーかす、もみ殻、椰子殻皮繊維粉を、適い混
    合した、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調
    整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅機構。
  32. 【請求項32】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材の、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検知
    調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅機
    構。
  33. 【請求項33】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材と、ピートモスを混合した、請求項1記載の、槽
    内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による
    有機物無臭分解消滅機
  34. 【請求項34】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材と、豆腐絞りかすを混合した、請求項1記載の、
    槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物によ
    る有機物無臭分解消滅機構。
  35. 【請求項35】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材と、コーヒーかすを混合した、請求項1記載の、
    槽内湿度、湿度、ガス検知調整機構を持った微生物によ
    る有機物無臭分解消滅機構。
  36. 【請求項36】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材と、もみ殻を混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  37. 【請求項37】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材と、椰子殻皮繊維粉を混合した、請求項1記載
    の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物
    による有機物無臭分解消滅機構。
  38. 【請求項38】 有機物分解媒体材(35)が、多孔性
    無機材と、ピートモス、豆腐絞りかす、コーヒー、もみ
    殻、椰子殻皮繊維粉を適い混合した、請求項1記載の、
    槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物によ
    る有機物無臭分解消滅機構。
  39. 【請求項39】 有機物分解媒体材(35)が、ピート
    モスと、豆腐絞りかすを混合した、請求項1記載の、槽
    内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による
    有機物無臭分解消滅機構。
  40. 【請求項40】 有機物分解倍体材(35)が、ピート
    モスと、コーヒーかすを混合した、請求項1記載の、槽
    内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による
    有機物無臭分解消滅機構。
  41. 【請求項41】 有機物分解媒体材(35)が、ピート
    モスと、もみ殻を混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  42. 【請求項42】 有機物分解媒体材(35)が、ピート
    モスと、椰子殻皮繊維粉を混合した、請求項1記載の、
    槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物によ
    る有機物無臭分解消滅機構。
  43. 【請求項43】 有機物分解媒体材(35)が、ピート
    モスと、豆腐絞りかす、コーヒーかす、もみ殻、椰子殻
    皮繊維粉を適い混合した、請求項1記載の、槽内湿度、
    温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無
    臭分解消滅機構。
  44. 【請求項44】有機物分解媒体材(35)が、豆腐絞り
    かすと、コーヒーかすを混合した、請求項1記載の、槽
    内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による
    有機物無臭分解消滅機構。
  45. 【請求項45】 有機物分解媒体材(35)が、豆腐絞
    りかすと、もみ殻を混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  46. 【請求項46】 有機物分解媒体材(35)が、豆腐絞
    りかすと、揶子殻皮繊維粉を混合した、請求項1記載
    の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物
    による有機物無臭分解消滅機構。
  47. 【請求項47】 有機物分解媒体材(35)が、豆腐絞
    りかすと、コーヒーかす、もみ殻、椰子殻皮繊維粉を適
    い混合した、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検
    知調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅機
    構。
  48. 【請求項48】 有機物分解媒体材(35)が、コーヒ
    ーかすと、もみ殻を混合した、請求項1記載の、槽内湿
    度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機
    物無臭分解消滅機構。
  49. 【請求項49】 有機物分解媒体材(35)が、コーヒ
    ーかすと、椰子殻皮繊維粉を適い混合した、請求項1記
    載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生
    物による有機物無臭分解消滅機構。
  50. 【請求項50】 有機物分解媒体材(35)が、もみ殻
    と、椰子殻皮繊維粉を混合した、請求項1記載の、槽内
    湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有
    機物無臭分解消滅機構。
  51. 【請求項51】 有機物分解媒体材(32)が、椰子殻
    皮繊維粉の、請求項1記載の、槽内湿度、温度、ガス検
    知調整機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅機
    構。
  52. 【請求項52】 有機物分解媒体剤(35)に、有機物
    発酵分解有効微生物群を混入配合した、請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、1
    3、14、15、16、17、18、19、20、2
    1、22、23、24、25、26、27、28、2
    9、30、31、32、33、34、35、36、3
    7、38、39、40、41、42、43、44、4
    5、46、47、48、49、50、51記載の、槽内
    湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有
    機物無臭分解消滅機構。
  53. 【請求項53】 有機物分解媒体剤(35)に、有機物
    発酵分解有効微生物群と、窒素を配合した、請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    13、14、15、16、17、18、19、20、2
    1、22、23、24、25、26、27、28、2
    9、30、31、32、33、34、35、36、3
    7、38、39、40、41、42、43、44、4
    5、46、47、48、49、50、51記載の、槽内
    湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物による有
    機物無臭分解消滅機構。
  54. 【請求項54】 有機物分解媒体剤(35)に、有機物
    発酵分解微生物群と有機物分解酵素を配合した、請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14、15、16、17、18、19、2
    0、21、22、23、24、25、26、27、2
    8、29、30、31、32、33、34、35、3
    5、37、38、39、40、41、42、43、4
    4、45、46、47、48、49、50、51記載
    の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を持った微生物
    による有機物無臭分解消滅機構。
  55. 【請求項55】 有機物分解媒体剤(35)に、有機物
    発酵分解微生物群と、窒素、及び有機物分解酵素を配合
    した、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12、13、14、15、16、17、1
    8、19、20、21、22、23、24、25、2
    6、27、28、29、30、31、32、33、3
    4、35、36、37、38、39、40、41、4
    2、43、44、45、46、47、48、49、5
    0、51記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整機構を
    持った微生物による有機物無臭分解消滅機構。
  56. 【請求項56】 有機物分解媒体材(35)に、光合成
    無臭化菌を配合した請求項1、3記載の、槽内湿度、温
    度、ガス検知調整機構を持った微生物による有機物無臭
    分解消滅機構。
  57. 【請求項57】 有機物分解媒体材(35)に、銅カル
    ボキシメチルセルローズを添加配合した、請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    13、14、15、16、17、18、19、20、2
    1、22、23、24、25、26、27、28、2
    9、30、31、32、33、34、35、36、3
    7、38、39、40、41、42、43、44、4
    5、46、47、48、49、50、51、52、5
    3、54、55記載の、槽内湿度、温度、ガス検知調整
    機構を持った微生物による有機物無臭分解消滅機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103191908A (zh) * 2013-04-22 2013-07-10 上海康捷保新材料股份有限公司 微生物处理餐厨垃圾用装置
WO2015162721A1 (ja) * 2014-04-23 2015-10-29 三浦工業株式会社 撹拌装置
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CN110777046A (zh) * 2019-10-10 2020-02-11 福州法莫优科机械科技有限公司 用于核酸提取设备的样本容器加热装置和核酸提取设备

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