JPH09299890A - 蓋付搬送アーム円周駆動式洗浄装置 - Google Patents
蓋付搬送アーム円周駆動式洗浄装置Info
- Publication number
- JPH09299890A JPH09299890A JP12434096A JP12434096A JPH09299890A JP H09299890 A JPH09299890 A JP H09299890A JP 12434096 A JP12434096 A JP 12434096A JP 12434096 A JP12434096 A JP 12434096A JP H09299890 A JPH09299890 A JP H09299890A
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- JP
- Japan
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- tank
- transport
- cleaning
- work
- lid
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】洗浄槽の各槽には、揮発性溶液,高圧水スプレ
処理,エァスプレ水切り,真空乾燥等と、処理時槽に蓋
を必要とするがその蓋構造を簡略化することにある。 【解決手段】円周上に設置した洗浄槽に対し円周方向に
移動可能な搬送機のアーム5が各槽上に同期して設置さ
れ、その搬送アーム5に各々蓋6を設け、搬送アーム5
の最下端降下時各槽に蓋6が閉まる。
処理,エァスプレ水切り,真空乾燥等と、処理時槽に蓋
を必要とするがその蓋構造を簡略化することにある。 【解決手段】円周上に設置した洗浄槽に対し円周方向に
移動可能な搬送機のアーム5が各槽上に同期して設置さ
れ、その搬送アーム5に各々蓋6を設け、搬送アーム5
の最下端降下時各槽に蓋6が閉まる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓋付搬送アーム円周
駆動式洗浄装置に関する。
駆動式洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の洗浄装置で各槽の全体をカ
バーで覆い更に乾燥槽には蓋とその開閉機構を設置した
洗浄装置を示す。
バーで覆い更に乾燥槽には蓋とその開閉機構を設置した
洗浄装置を示す。
【0003】図より、処理槽11として、予備洗浄槽,
強力洗浄槽,蒸気浴洗浄槽、があり、更に十分な乾燥を
得るための真空乾燥槽16がある。また、真空乾燥槽1
6には、槽の蓋を開閉する蓋駆動部17が設置してあ
り、更に槽全体をカバーする全処理槽用カバー19があ
る。尚、各槽間のワーク移動用として、搬送駆動部4が
あり洗浄ワーク9が搬送アーム5の前進,後退の動作に
より槽間の移動が可能となっている。
強力洗浄槽,蒸気浴洗浄槽、があり、更に十分な乾燥を
得るための真空乾燥槽16がある。また、真空乾燥槽1
6には、槽の蓋を開閉する蓋駆動部17が設置してあ
り、更に槽全体をカバーする全処理槽用カバー19があ
る。尚、各槽間のワーク移動用として、搬送駆動部4が
あり洗浄ワーク9が搬送アーム5の前進,後退の動作に
より槽間の移動が可能となっている。
【0004】以上のような洗浄装置における洗浄作業
は、ワーク9をワーク搬入部14より初槽の処理槽11
にセットしてやると洗浄ワーク9は搬送アーム5より予
備洗浄処理、次に強力洗浄処理,蒸気浴洗浄処理、を行
い、次に、真空乾燥槽の蓋が開き洗浄ワーク9を挿入
し、再び蓋を閉じて乾燥処理を行い洗浄作業が完了する
ものとなっている、尚、本装置での問題点は、乾燥槽部
の蓋駆動機構部のスペースが必要,蓋開閉機構の制御部
が必要などの余分なスペースや仕様が必要となることで
ある。
は、ワーク9をワーク搬入部14より初槽の処理槽11
にセットしてやると洗浄ワーク9は搬送アーム5より予
備洗浄処理、次に強力洗浄処理,蒸気浴洗浄処理、を行
い、次に、真空乾燥槽の蓋が開き洗浄ワーク9を挿入
し、再び蓋を閉じて乾燥処理を行い洗浄作業が完了する
ものとなっている、尚、本装置での問題点は、乾燥槽部
の蓋駆動機構部のスペースが必要,蓋開閉機構の制御部
が必要などの余分なスペースや仕様が必要となることで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各処理槽では、揮発性
溶液,高圧水スプレ洗,エァスプレ乾燥,真空乾燥等
と、槽部に蓋を必要とするが、それら槽に蓋の開閉機構
を設置すると機構部のスペースが多く必要となり装置も
大きくなってしまう。
溶液,高圧水スプレ洗,エァスプレ乾燥,真空乾燥等
と、槽部に蓋を必要とするが、それら槽に蓋の開閉機構
を設置すると機構部のスペースが多く必要となり装置も
大きくなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】円周上に設置した洗浄槽
の内、洗浄処理を行う洗浄槽上には搬送アームの垂直軸
部にアーム固定の蓋を設け、一方、処理を行わない搬入
槽と搬出槽上に位置するアームの垂直軸には、蓋をつけ
ないとした蓋付搬送機構造を採用することにより蓋の開
閉機構を不要とした。
の内、洗浄処理を行う洗浄槽上には搬送アームの垂直軸
部にアーム固定の蓋を設け、一方、処理を行わない搬入
槽と搬出槽上に位置するアームの垂直軸には、蓋をつけ
ないとした蓋付搬送機構造を採用することにより蓋の開
閉機構を不要とした。
【0007】洗浄処理を行っている洗浄槽内では、ワー
ク挿入口の最下端部に搬送アームが待機している時にア
ーム固定の蓋は、洗浄槽を閉じていることとなってい
る。次に処理完了により搬送アームが1段上昇し、ワー
クの受けだしを行って搬送機が次の洗浄処理槽に移動
し、槽内にワークを置いて再び元の槽に戻りワーク挿入
口の最下端部に待機することで再び蓋が閉じて次の処理
が開始される。尚、各槽では、同時に搬送機が前進,後
退の動作によりワークが次の槽に送られている。
ク挿入口の最下端部に搬送アームが待機している時にア
ーム固定の蓋は、洗浄槽を閉じていることとなってい
る。次に処理完了により搬送アームが1段上昇し、ワー
クの受けだしを行って搬送機が次の洗浄処理槽に移動
し、槽内にワークを置いて再び元の槽に戻りワーク挿入
口の最下端部に待機することで再び蓋が閉じて次の処理
が開始される。尚、各槽では、同時に搬送機が前進,後
退の動作によりワークが次の槽に送られている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、本発明の搬送ア
ーム固定蓋を設置した搬送機円周上駆動式の洗浄装置と
搬送アーム固定蓋と洗浄槽との位置関係を示す。
ーム固定蓋を設置した搬送機円周上駆動式の洗浄装置と
搬送アーム固定蓋と洗浄槽との位置関係を示す。
【0009】図より、配管ベース1上の円周上に配置し
た各洗浄処理槽11に対し、その円周の中央に回転と上
下動の駆動機構を有する搬送駆動部4を設置し、その搬
送機構部の搬送アーム5に各槽用のアーム固定蓋6が設
置してある。またそのアーム固定蓋6は、図2に示すよ
うに搬入槽12,搬出槽13部には設置されていない。
これはワークをロボット等により搬出,搬入するとき邪
魔とならなくするためである。
た各洗浄処理槽11に対し、その円周の中央に回転と上
下動の駆動機構を有する搬送駆動部4を設置し、その搬
送機構部の搬送アーム5に各槽用のアーム固定蓋6が設
置してある。またそのアーム固定蓋6は、図2に示すよ
うに搬入槽12,搬出槽13部には設置されていない。
これはワークをロボット等により搬出,搬入するとき邪
魔とならなくするためである。
【0010】以上の様な洗浄装置における洗浄作業は、
ワーク9をロボットによりワーク搬入槽12へセットす
ると、最下端部に待機中の搬送支持アーム7が1段上昇
し、搬送アーム5の円方向移動と昇降移動によりワーク
9を受取り、次槽、即ち、側面超音波槽2から下面超音
波槽3へ搬送しワーク台8に置きに行き再び後槽の側面
超音波槽2に搬送機が戻って最下端で待機することとな
る。またこの時は、各処理槽は固定蓋により閉じられ
る。
ワーク9をロボットによりワーク搬入槽12へセットす
ると、最下端部に待機中の搬送支持アーム7が1段上昇
し、搬送アーム5の円方向移動と昇降移動によりワーク
9を受取り、次槽、即ち、側面超音波槽2から下面超音
波槽3へ搬送しワーク台8に置きに行き再び後槽の側面
超音波槽2に搬送機が戻って最下端で待機することとな
る。またこの時は、各処理槽は固定蓋により閉じられ
る。
【0011】尚、図2に示すように搬送アーム5は、各
槽毎に動作が同期しているため各槽内のワークは、一斉
に次の槽へと同時に進行したこととなっている。
槽毎に動作が同期しているため各槽内のワークは、一斉
に次の槽へと同時に進行したこととなっている。
【0012】以上の様に搬送アーム5はワーク移動によ
り、順次、処理と移動が同時に行われ洗浄処理が完了す
る。
り、順次、処理と移動が同時に行われ洗浄処理が完了す
る。
【0013】本発明の大きな利点は、各処理槽に蓋が付
くものの蓋の開閉機構が全くいらないことである。
くものの蓋の開閉機構が全くいらないことである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、各洗浄槽の蓋機構が不
要となり経済性が良い。また、蓋の開閉機構がなく小ス
ペース化が図れる。さらに、2蓋開閉用の制御が不要で
ある。
要となり経済性が良い。また、蓋の開閉機構がなく小ス
ペース化が図れる。さらに、2蓋開閉用の制御が不要で
ある。
【図1】本発明の搬送アーム固定の蓋を設置した搬送機
円周上駆動式の洗浄装置の側面図。
円周上駆動式の洗浄装置の側面図。
【図2】本発明の搬送アーム固定の蓋洗浄槽との位置関
係を示す平面図。
係を示す平面図。
【図3】従来の洗浄装置で各槽は全体をカバーで覆い乾
燥槽には蓋開閉機構を設置した斜視図。
燥槽には蓋開閉機構を設置した斜視図。
1…配管ベース、2…側面超音波槽、3…下面超音波
槽、4…搬送駆動部、5…搬送アーム、6…アーム固定
蓋、7…ワーク支持アーム、8…ワーク台、9…ワー
ク、10…超音波発信器。
槽、4…搬送駆動部、5…搬送アーム、6…アーム固定
蓋、7…ワーク支持アーム、8…ワーク台、9…ワー
ク、10…超音波発信器。
Claims (1)
- 【請求項1】部品個々に洗浄を必要とする精密な洗浄部
品の洗浄装置において、円周上に配置した4ケ所以上の
洗浄槽に対し、その円周の中央に回転と上下動の駆動機
構を有する搬送機を設置し、前記搬送機が有する搬送機
のアームの垂直軸に各槽用の蓋を設けることにより各槽
の蓋用開閉機構を不要としたことを特徴とする蓋付搬送
アーム円周駆動式洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12434096A JPH09299890A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 蓋付搬送アーム円周駆動式洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12434096A JPH09299890A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 蓋付搬送アーム円周駆動式洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299890A true JPH09299890A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14882942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12434096A Pending JPH09299890A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 蓋付搬送アーム円周駆動式洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299890A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103084356A (zh) * | 2013-01-23 | 2013-05-08 | 苏州柳溪机电工程有限公司 | 旋转清洗机 |
CN108435697A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-08-24 | 丹阳市精通眼镜技术创新服务中心有限公司 | 一种镜片自动清洗甩干装置和方法 |
CN113020105A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-06-25 | 熊佩文 | 口腔器械清洗消毒装置 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12434096A patent/JPH09299890A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103084356A (zh) * | 2013-01-23 | 2013-05-08 | 苏州柳溪机电工程有限公司 | 旋转清洗机 |
CN108435697A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-08-24 | 丹阳市精通眼镜技术创新服务中心有限公司 | 一种镜片自动清洗甩干装置和方法 |
CN113020105A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-06-25 | 熊佩文 | 口腔器械清洗消毒装置 |
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