JPH09299683A - 洗濯機 - Google Patents
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- JPH09299683A JPH09299683A JP8121292A JP12129296A JPH09299683A JP H09299683 A JPH09299683 A JP H09299683A JP 8121292 A JP8121292 A JP 8121292A JP 12129296 A JP12129296 A JP 12129296A JP H09299683 A JPH09299683 A JP H09299683A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F17/00—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid
- D06F17/06—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid by rotary impellers
-
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- D06F17/04—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid solely by water jets
-
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- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F39/00—Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00
- D06F39/08—Liquid supply or discharge arrangements
- D06F39/083—Liquid discharge or recirculation arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯槽の内底部に形成した回転翼収納部の外
周より循環水を循環させる洗濯機において、回転翼収納
部に連通した扇状の凹部より多量の循環水を送り、循環
水量を多くして洗剤を速く溶かし洗浄効果を高め、さら
に、糸屑の捕集または滝状のシャワーといろいろな機能
を付加できるようにするとともに、洗濯槽内に循環水を
吐出する複数の吐出部を容易に設けられるようにする。 【解決手段】 平面形状が略矩形の洗濯槽１１の内底部
に凹状の回転翼収納部１２を設け、この回転翼収納部１
２の周縁の一部分に幅広い方の開口端を連通して略扇状
の凹部１３を形成し、この凹部１３の他方開口端側に一
端側を吐出水路２４に連通し、この吐出水路２４の他端
側を洗濯槽１１の上方部に導出し、略扇状の凹部１３を
洗濯槽の略直線的な側面に対応して設ける。
周より循環水を循環させる洗濯機において、回転翼収納
部に連通した扇状の凹部より多量の循環水を送り、循環
水量を多くして洗剤を速く溶かし洗浄効果を高め、さら
に、糸屑の捕集または滝状のシャワーといろいろな機能
を付加できるようにするとともに、洗濯槽内に循環水を
吐出する複数の吐出部を容易に設けられるようにする。 【解決手段】 平面形状が略矩形の洗濯槽１１の内底部
に凹状の回転翼収納部１２を設け、この回転翼収納部１
２の周縁の一部分に幅広い方の開口端を連通して略扇状
の凹部１３を形成し、この凹部１３の他方開口端側に一
端側を吐出水路２４に連通し、この吐出水路２４の他端
側を洗濯槽１１の上方部に導出し、略扇状の凹部１３を
洗濯槽の略直線的な側面に対応して設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯槽の内底部に
形成した回転翼収納部の外周より循環水を循環させる洗
濯機に関するものである。
形成した回転翼収納部の外周より循環水を循環させる洗
濯機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図６および図７
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
【０００３】図に示すように、洗濯槽１は、内周の一部
に凹部２を形成し、この凹部２は回転翼収納部３の扇形
の吐出口４に連なっている。この凹部２には吐出カバー
５と給水カバー６が嵌合され、洗濯槽１内とを遮断する
通路７を形成している。給水カバー６の上方に吐出部８
を設け、この吐出部８に糸屑などを回収するフィルター
９を着脱可能に取り付けている。
に凹部２を形成し、この凹部２は回転翼収納部３の扇形
の吐出口４に連なっている。この凹部２には吐出カバー
５と給水カバー６が嵌合され、洗濯槽１内とを遮断する
通路７を形成している。給水カバー６の上方に吐出部８
を設け、この吐出部８に糸屑などを回収するフィルター
９を着脱可能に取り付けている。
【０００４】このような構成は、主に２槽式洗濯機など
に用いられており、回転翼１０の回転力により水を通路
７内へ押し上げ、フィルター９より洗濯槽１内へ注水
し、洗濯液を循環していた。
に用いられており、回転翼１０の回転力により水を通路
７内へ押し上げ、フィルター９より洗濯槽１内へ注水
し、洗濯液を循環していた。
【０００５】洗濯槽１は、図７に示すように、角型に形
成しており、上述の洗濯液の循環装置は洗濯槽１のコー
ナー部に設けている。これは、コーナー部には外方に膨
らんだ通路７を容易に形成できるためであり、また、洗
濯機本体と洗濯槽１との隙間もコーナー部の方が大き
く、通路７の確保も容易であるためである。
成しており、上述の洗濯液の循環装置は洗濯槽１のコー
ナー部に設けている。これは、コーナー部には外方に膨
らんだ通路７を容易に形成できるためであり、また、洗
濯機本体と洗濯槽１との隙間もコーナー部の方が大き
く、通路７の確保も容易であるためである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、洗濯槽１の側壁から内底部へと凹部７を形成する
ために、洗濯槽１の形状が変形しやすく、特に温水での
運転時は変形が大きくなりやすいという問題を有してい
た。また、同じ洗濯槽１を使用してフィルター８がない
仕様の製品を構成する場合でも、吐出カバー５と給水カ
バー６が必要となり、コスト的な引き下げがしにくい形
状と構成となっている。
では、洗濯槽１の側壁から内底部へと凹部７を形成する
ために、洗濯槽１の形状が変形しやすく、特に温水での
運転時は変形が大きくなりやすいという問題を有してい
た。また、同じ洗濯槽１を使用してフィルター８がない
仕様の製品を構成する場合でも、吐出カバー５と給水カ
バー６が必要となり、コスト的な引き下げがしにくい形
状と構成となっている。
【０００７】また、フィルター９を２箇所以上設けるた
めに、洗濯槽１の上部に吐出部８を上部に複数個設ける
仕様のときには、凹部２、吐出口４、吐出カバー５、給
水カバー６などを他の部分に設けなくてはならず、洗濯
槽１の構造が複雑になるだけでなく、強度的にも弱くな
り、水圧などにより凹部２が広がり、給水カバー６など
が外れやすくなるという問題を有していた。
めに、洗濯槽１の上部に吐出部８を上部に複数個設ける
仕様のときには、凹部２、吐出口４、吐出カバー５、給
水カバー６などを他の部分に設けなくてはならず、洗濯
槽１の構造が複雑になるだけでなく、強度的にも弱くな
り、水圧などにより凹部２が広がり、給水カバー６など
が外れやすくなるという問題を有していた。
【０００８】さらに、洗濯機の洗浄能力を高めるために
は、洗剤の持つ力を速く引き出すことが不可欠であり、
そのためには機械力だけでなく水と洗剤を循環させ、上
方より洗濯槽１内へ吐出することで、より速く溶すこと
ができる。このため、吐出部８を複数個設けて循環水量
を増加し、洗剤を速く溶かすことが望まれる。また、洗
濯時に発生する糸屑を効率的に回収することも洗濯物へ
の付着を防ぐために必要であり、強制循環式の回収機構
が必要となる。そのためには、複数の吐出部８を洗濯槽
１の上部に形成することが必要となり、しかも、容易に
コスト的に安価に構成することが望まれている。
は、洗剤の持つ力を速く引き出すことが不可欠であり、
そのためには機械力だけでなく水と洗剤を循環させ、上
方より洗濯槽１内へ吐出することで、より速く溶すこと
ができる。このため、吐出部８を複数個設けて循環水量
を増加し、洗剤を速く溶かすことが望まれる。また、洗
濯時に発生する糸屑を効率的に回収することも洗濯物へ
の付着を防ぐために必要であり、強制循環式の回収機構
が必要となる。そのためには、複数の吐出部８を洗濯槽
１の上部に形成することが必要となり、しかも、容易に
コスト的に安価に構成することが望まれている。
【０００９】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
槽の内底部に形成した回転翼収納部に連通した扇状の凹
部より多量の循環水を送り、循環水量を多くして洗剤を
速く溶かし洗浄効果を高め、さらに、糸屑の捕集または
滝状のシャワーといろいろな機能を付加できるようにす
るとともに、洗濯槽内に循環水を吐出する複数の吐出部
を容易に設けられるようにすることを目的としている。
槽の内底部に形成した回転翼収納部に連通した扇状の凹
部より多量の循環水を送り、循環水量を多くして洗剤を
速く溶かし洗浄効果を高め、さらに、糸屑の捕集または
滝状のシャワーといろいろな機能を付加できるようにす
るとともに、洗濯槽内に循環水を吐出する複数の吐出部
を容易に設けられるようにすることを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機において
は、平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に凹状の回転翼
収納部を設け、この回転翼収納部の周縁の一部分に幅広
い方の開口端を連通して略扇状の凹部を形成し、この略
扇状の凹部の他方開口端側に一端側を吐出水路に連通
し、この吐出水路の他端側を洗濯槽の上方部に導出し、
略扇状の凹部を洗濯槽の略直線的な側面に対応して設け
たものである。
は、平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に凹状の回転翼
収納部を設け、この回転翼収納部の周縁の一部分に幅広
い方の開口端を連通して略扇状の凹部を形成し、この略
扇状の凹部の他方開口端側に一端側を吐出水路に連通
し、この吐出水路の他端側を洗濯槽の上方部に導出し、
略扇状の凹部を洗濯槽の略直線的な側面に対応して設け
たものである。
【００１１】これにより、略扇状の凹部より多量の循環
水を送り、循環水量を多くして洗剤を速く溶かし洗浄効
果を高め、さらに、糸屑の捕集または滝状のシャワーと
いろいろな機能を付加できるとともに、洗濯槽内に循環
水を吐出する複数の吐出部を容易に設けることができ
る。
水を送り、循環水量を多くして洗剤を速く溶かし洗浄効
果を高め、さらに、糸屑の捕集または滝状のシャワーと
いろいろな機能を付加できるとともに、洗濯槽内に循環
水を吐出する複数の吐出部を容易に設けることができ
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に設けた凹状の
回転翼収納部と、この回転翼収納部の周縁の一部分に幅
広い方の開口端を連通して形成した略扇状の凹部と、こ
の凹部の他方開口端側に一端側を連通し他端側を前記洗
濯槽の上方部に導出した吐出水路とを備え、前記略扇状
の凹部を前記洗濯槽の略直線的な側面に対応して設けた
ものであり、略扇状の凹部は回転翼収納部の周縁の一部
分に幅広い方の開口端を連通して形成しているため、回
転翼収納部からポンプ作用により出てきた水を効率よく
集めて吐出水路に送ることができ、また、回転翼が回転
したときの水流の流速は、洗濯槽の略直線的な側面近傍
では速いため、この流速と回転翼の回転によるポンプ作
用とが相俟って、扇状の凹部より吐出水路へ多量の水を
送ることができ、循環水量を多くすることができて洗剤
を速く溶かし洗浄効果を高めることができ、さらに、糸
屑の捕集または滝状のシャワーといろいろな機能を付加
できる。
は、平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に設けた凹状の
回転翼収納部と、この回転翼収納部の周縁の一部分に幅
広い方の開口端を連通して形成した略扇状の凹部と、こ
の凹部の他方開口端側に一端側を連通し他端側を前記洗
濯槽の上方部に導出した吐出水路とを備え、前記略扇状
の凹部を前記洗濯槽の略直線的な側面に対応して設けた
ものであり、略扇状の凹部は回転翼収納部の周縁の一部
分に幅広い方の開口端を連通して形成しているため、回
転翼収納部からポンプ作用により出てきた水を効率よく
集めて吐出水路に送ることができ、また、回転翼が回転
したときの水流の流速は、洗濯槽の略直線的な側面近傍
では速いため、この流速と回転翼の回転によるポンプ作
用とが相俟って、扇状の凹部より吐出水路へ多量の水を
送ることができ、循環水量を多くすることができて洗剤
を速く溶かし洗浄効果を高めることができ、さらに、糸
屑の捕集または滝状のシャワーといろいろな機能を付加
できる。
【００１３】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、吐出水路の洗濯槽の上方部におけ
る導出位置を前記洗濯槽の略コーナー部に対応させたも
のであり、洗濯槽の構造を変えることなく複数のコーナ
ー部に吐出部を設けることができ、コーナー部に設けた
吐出部より吐出する水は、水平方向に約９０度の広がり
を持たせることによって洗濯槽の全面に注水することが
でき、また、複数のコーナー部に設けた吐出部より注水
することによって、さらに見栄えよく注水することがで
き、しかも、吐出水路に連通した略扇状の凹部は洗濯槽
の略直線的な側面に対応して設けているため、コーナー
部に設けた吐出部と容易に連結することができる。
記載の発明において、吐出水路の洗濯槽の上方部におけ
る導出位置を前記洗濯槽の略コーナー部に対応させたも
のであり、洗濯槽の構造を変えることなく複数のコーナ
ー部に吐出部を設けることができ、コーナー部に設けた
吐出部より吐出する水は、水平方向に約９０度の広がり
を持たせることによって洗濯槽の全面に注水することが
でき、また、複数のコーナー部に設けた吐出部より注水
することによって、さらに見栄えよく注水することがで
き、しかも、吐出水路に連通した略扇状の凹部は洗濯槽
の略直線的な側面に対応して設けているため、コーナー
部に設けた吐出部と容易に連結することができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【００１５】図１から図４に示すように、洗濯槽１１
は、平面形状が略矩形で、この洗濯槽１１の内底部に回
転翼収納部１２を設け、この回転翼収納部１２に回転翼
１０を回転自在に設けている。回転翼収納部１２は、回
転翼１０が回転することによって回転翼１０の下部に吸
入される水を確保するための空間となり、ポンプ室を構
成している。回転翼収納部１２の周縁の一部分に幅広い
方の開口端を連通して形成して略扇状の凹部１３を形成
し、この凹部１３に吐出カバー１４を嵌合して洗濯槽１
１内とを遮断し、この凹部１３の先端部分に吐出口部１
５を設け、吐出口部１５を洗濯槽１１の外へ導出してい
る。
は、平面形状が略矩形で、この洗濯槽１１の内底部に回
転翼収納部１２を設け、この回転翼収納部１２に回転翼
１０を回転自在に設けている。回転翼収納部１２は、回
転翼１０が回転することによって回転翼１０の下部に吸
入される水を確保するための空間となり、ポンプ室を構
成している。回転翼収納部１２の周縁の一部分に幅広い
方の開口端を連通して形成して略扇状の凹部１３を形成
し、この凹部１３に吐出カバー１４を嵌合して洗濯槽１
１内とを遮断し、この凹部１３の先端部分に吐出口部１
５を設け、吐出口部１５を洗濯槽１１の外へ導出してい
る。
【００１６】回転翼１０は、裏面に裏羽根１６を設けて
おり、モータ１７によりベルト１８、プーリー１９、減
速ギヤー２０を介して回転する。洗濯槽１１の上部にコ
ーナー部に対応させて複数のパイプ２１を設け、吐出口
部１５に連通した吐出ホース２２と分岐パイプ２３を介
して、複数の吐出水路２４をパイプ２１に連通し、パイ
プ２１に洗濯槽１１内へ洗濯液をシャワー状に散水する
シャワーノズル２５を嵌合している。
おり、モータ１７によりベルト１８、プーリー１９、減
速ギヤー２０を介して回転する。洗濯槽１１の上部にコ
ーナー部に対応させて複数のパイプ２１を設け、吐出口
部１５に連通した吐出ホース２２と分岐パイプ２３を介
して、複数の吐出水路２４をパイプ２１に連通し、パイ
プ２１に洗濯槽１１内へ洗濯液をシャワー状に散水する
シャワーノズル２５を嵌合している。
【００１７】略扇状の凹部１３は、図５に示すように、
洗濯槽１１の略直線的な側面に対応して設け、この凹部
１３から回転翼収納部１２へとリブ２６を設け、このリ
ブ２６は回転翼１０の中心に向けて２方に分かれてい
る。このリブ２６は回転翼１０の左右回転方向に対して
効果的な吐出性能を確保するためのものである。
洗濯槽１１の略直線的な側面に対応して設け、この凹部
１３から回転翼収納部１２へとリブ２６を設け、このリ
ブ２６は回転翼１０の中心に向けて２方に分かれてい
る。このリブ２６は回転翼１０の左右回転方向に対して
効果的な吐出性能を確保するためのものである。
【００１８】上記構成において動作を説明すると、洗濯
槽１１内に洗濯物を入れ、所定水位まで給水してモータ
１７を回転させると、ベルト１８、プーリー１９、減速
ギヤー２０を介して回転翼１０が回転する。この回転翼
１０の回転に伴う回転翼１０の裏面に設けた裏羽根１６
のポンプ作用により、回転翼収納部１２内の洗濯液を凹
部１３を通して吐出口部１５より吐出させ、吐出水路２
４、パイプ２１を通して複数のシャワーノズル２５より
洗濯槽１１内へ洗濯液をシャワー状に散水する。
槽１１内に洗濯物を入れ、所定水位まで給水してモータ
１７を回転させると、ベルト１８、プーリー１９、減速
ギヤー２０を介して回転翼１０が回転する。この回転翼
１０の回転に伴う回転翼１０の裏面に設けた裏羽根１６
のポンプ作用により、回転翼収納部１２内の洗濯液を凹
部１３を通して吐出口部１５より吐出させ、吐出水路２
４、パイプ２１を通して複数のシャワーノズル２５より
洗濯槽１１内へ洗濯液をシャワー状に散水する。
【００１９】このとき、略扇状の凹１３は、回転翼収納
部１２の周縁の一部分に幅広い方の開口端を連通して形
成しているため、回転翼収納部１２からポンプ作用によ
り出てきた水を効率よく集めて吐出水路２４に送ること
ができ、また、略扇状の凹部１３は、洗濯槽１１の略直
線的な側面に対応して設けているため、回転翼１０が回
転したときの水流の流速は、洗濯槽１１の略直線的な側
面近傍では速く、この流速と回転翼１０の回転によるポ
ンプ作用とが相俟って、略扇状の凹部１３より吐出水路
２４へ多量の水を送ることができ、シャワーノズル２５
より吐出する循環水量を多くすることができて洗剤を速
く溶かし洗浄効果を高めることができる。
部１２の周縁の一部分に幅広い方の開口端を連通して形
成しているため、回転翼収納部１２からポンプ作用によ
り出てきた水を効率よく集めて吐出水路２４に送ること
ができ、また、略扇状の凹部１３は、洗濯槽１１の略直
線的な側面に対応して設けているため、回転翼１０が回
転したときの水流の流速は、洗濯槽１１の略直線的な側
面近傍では速く、この流速と回転翼１０の回転によるポ
ンプ作用とが相俟って、略扇状の凹部１３より吐出水路
２４へ多量の水を送ることができ、シャワーノズル２５
より吐出する循環水量を多くすることができて洗剤を速
く溶かし洗浄効果を高めることができる。
【００２０】さらに、洗濯槽１１のコーナー部に設けた
シャワーノズル２５部より吐出する水は、水平方向に約
９０度の広がりを持たせることによって洗濯槽１１の全
面に注水することができ、また、洗濯槽１１の複数のコ
ーナー部にそれぞれシャワーノズル２５を設けることに
よって、さらに見栄えよく注水することができ、しか
も、吐出水路２４に連通した略扇状の凹部１３は洗濯槽
１１の略直線的な側面に対応して設けているため、コー
ナー部に設けたシャワーノズル２５と容易に連結するこ
とができる。
シャワーノズル２５部より吐出する水は、水平方向に約
９０度の広がりを持たせることによって洗濯槽１１の全
面に注水することができ、また、洗濯槽１１の複数のコ
ーナー部にそれぞれシャワーノズル２５を設けることに
よって、さらに見栄えよく注水することができ、しか
も、吐出水路２４に連通した略扇状の凹部１３は洗濯槽
１１の略直線的な側面に対応して設けているため、コー
ナー部に設けたシャワーノズル２５と容易に連結するこ
とができる。
【００２１】このように洗濯槽１１の上部より洗濯槽１
１内へ洗濯液を循環させ、シャワー状に散水すること
で、洗剤を速く溶かして洗浄効果を高め、さらには速く
汚れを落とすことで、洗濯時間を短縮することができ、
また洗剤を十分溶解できることで洗濯物に洗剤分が残る
のを防止できる。また、洗剤の溶解が十分におこなえる
ことで洗濯物に洗剤分が残るのを防止できる。
１内へ洗濯液を循環させ、シャワー状に散水すること
で、洗剤を速く溶かして洗浄効果を高め、さらには速く
汚れを落とすことで、洗濯時間を短縮することができ、
また洗剤を十分溶解できることで洗濯物に洗剤分が残る
のを防止できる。また、洗剤の溶解が十分におこなえる
ことで洗濯物に洗剤分が残るのを防止できる。
【００２２】また、複数のシャワーノズル２６より洗濯
槽１１内に略シャワー状に散水することにより、洗濯時
には洗濯物に洗濯液をシャワー状に散水して洗濯性能を
高めることができ、すすぎ時には洗濯物にすすぎ液をシ
ャワー状に散水してすすぎ性能を高めることができる。
槽１１内に略シャワー状に散水することにより、洗濯時
には洗濯物に洗濯液をシャワー状に散水して洗濯性能を
高めることができ、すすぎ時には洗濯物にすすぎ液をシ
ャワー状に散水してすすぎ性能を高めることができる。
【００２３】また、略扇状の凹部１３は、洗濯槽１１の
内底部に設けた回転翼収納部１２と連通して形成してい
るため、洗濯槽１１の形状が変形することがなく、温水
で運転しても変形することがなくなる。さらに、略扇状
の凹部１３の先端部分に設けた吐出口部１５を洗濯槽１
１の外部へ導出しているので、吐出口部１５は金型上
で、吐出口を貫通したものと２ｍｍ程度の壁を形成して
閉塞するものとを容易に切り替えることができ、貫通し
た吐出口の数に合わせて吐出水路２４の数を任意に選定
することができ、また、循環機能のない製品の開発も同
じ洗濯槽で可能になり、投資効果を向上することができ
る。
内底部に設けた回転翼収納部１２と連通して形成してい
るため、洗濯槽１１の形状が変形することがなく、温水
で運転しても変形することがなくなる。さらに、略扇状
の凹部１３の先端部分に設けた吐出口部１５を洗濯槽１
１の外部へ導出しているので、吐出口部１５は金型上
で、吐出口を貫通したものと２ｍｍ程度の壁を形成して
閉塞するものとを容易に切り替えることができ、貫通し
た吐出口の数に合わせて吐出水路２４の数を任意に選定
することができ、また、循環機能のない製品の開発も同
じ洗濯槽で可能になり、投資効果を向上することができ
る。
【００２４】また、シャワーノズル２５に代えて、リン
トフィルター（図示せず）を装着することにより、循環
水に含まれる糸屑をリントフィルターで捕集することが
でき、洗濯物に糸屑が付着するのを防止することができ
る。
トフィルター（図示せず）を装着することにより、循環
水に含まれる糸屑をリントフィルターで捕集することが
でき、洗濯物に糸屑が付着するのを防止することができ
る。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に設
けた凹状の回転翼収納部と、この回転翼収納部の周縁の
一部分に幅広い方の開口端を連通して形成した略扇状の
凹部と、この凹部の他方開口端側に一端側を連通し他端
側を前記洗濯槽の上方部に導出した吐出水路とを備え、
前記略扇状の凹部を前記洗濯槽の略直線的な側面に対応
して設けたから、略扇状の凹部は回転翼収納部の周縁の
一部分に幅広い方の開口端を連通して形成しているた
め、回転翼収納部からポンプ作用により出てきた水を効
率よく集めて吐出水路に送ることができ、また、回転翼
が回転したときの水流の流速は、洗濯槽の略直線的な側
面近傍では速いため、この流速と回転翼の回転によるポ
ンプ作用とが相俟って、略扇状の凹部より吐出水路へ多
量の水を送ることができ、循環水量を多くすることがで
きて洗剤を速く溶かし洗浄効果を高めることができる。
発明によれば、平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に設
けた凹状の回転翼収納部と、この回転翼収納部の周縁の
一部分に幅広い方の開口端を連通して形成した略扇状の
凹部と、この凹部の他方開口端側に一端側を連通し他端
側を前記洗濯槽の上方部に導出した吐出水路とを備え、
前記略扇状の凹部を前記洗濯槽の略直線的な側面に対応
して設けたから、略扇状の凹部は回転翼収納部の周縁の
一部分に幅広い方の開口端を連通して形成しているた
め、回転翼収納部からポンプ作用により出てきた水を効
率よく集めて吐出水路に送ることができ、また、回転翼
が回転したときの水流の流速は、洗濯槽の略直線的な側
面近傍では速いため、この流速と回転翼の回転によるポ
ンプ作用とが相俟って、略扇状の凹部より吐出水路へ多
量の水を送ることができ、循環水量を多くすることがで
きて洗剤を速く溶かし洗浄効果を高めることができる。
【００２６】また、略扇状の凹部は、洗濯槽の内底部に
設けた凹状の回転翼収納部と連通して形成しているた
め、洗濯槽の形状が変形することがなく、温水で運転し
ても変形することがなくなる。さらに、糸屑の捕集また
は滝状のシャワーといろいろな機能を付加できる。
設けた凹状の回転翼収納部と連通して形成しているた
め、洗濯槽の形状が変形することがなく、温水で運転し
ても変形することがなくなる。さらに、糸屑の捕集また
は滝状のシャワーといろいろな機能を付加できる。
【００２７】また、請求項２に記載の発明によれば、吐
出水路の洗濯槽の上方部における導出位置を前記洗濯槽
の略コーナー部に対応させたものであり、洗濯槽の構造
を変えることなく複数のコーナー部に吐出部を設けるこ
とができ、コーナー部に設けた吐出部より吐出する水
は、水平方向に約９０度の広がりを持たせることによっ
て洗濯槽の全面に注水することができ、また、複数のコ
ーナー部に設けた吐出部より注水することによって、さ
らに見栄えよく注水することができ、しかも、吐出水路
に連通した略扇状の凹部は洗濯槽の略直線的な側面に対
応して設けているため、コーナー部に設けた吐出部と容
易に連結することができる。
出水路の洗濯槽の上方部における導出位置を前記洗濯槽
の略コーナー部に対応させたものであり、洗濯槽の構造
を変えることなく複数のコーナー部に吐出部を設けるこ
とができ、コーナー部に設けた吐出部より吐出する水
は、水平方向に約９０度の広がりを持たせることによっ
て洗濯槽の全面に注水することができ、また、複数のコ
ーナー部に設けた吐出部より注水することによって、さ
らに見栄えよく注水することができ、しかも、吐出水路
に連通した略扇状の凹部は洗濯槽の略直線的な側面に対
応して設けているため、コーナー部に設けた吐出部と容
易に連結することができる。
【図１】本発明の一実施例の洗濯機の断面図
【図２】同洗濯機の一部切欠した上面図
【図３】同洗濯機の要部拡大断面図
【図４】同洗濯機の要部分解斜視図
【図５】同洗濯機の洗濯槽の一部切欠した拡大上面図
【図６】従来の洗濯機の要部分解斜視図
【図７】同洗濯機の要部上面図
１１ 洗濯槽 １２ 回転翼収納部 １３ 略扇状の凹部 ２４ 吐出水路
Claims (2)
- 【請求項１】 平面形状が略矩形の洗濯槽の内底部に設
けた凹状の回転翼収納部と、この回転翼収納部の周縁の
一部分に幅広い方の開口端を連通して形成した略扇状の
凹部と、この凹部の他方開口端側に一端側を連通し他端
側を前記洗濯槽の上方部に導出した吐出水路とを備え、
前記略扇状の凹部を前記洗濯槽の略直線的な側面に対応
して設けた洗濯機。 - 【請求項２】 吐出水路の洗濯槽の上方部における導出
位置を前記洗濯槽の略コーナー部に対応させた請求項１
記載の洗濯機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121292A JPH09299683A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 洗濯機 |
| IN1635CA1996 IN191762B (ja) | 1996-05-16 | 1996-09-13 | |
| TW089200517U TW417700U (en) | 1996-05-16 | 1996-09-20 | Washing machine |
| KR1019960043672A KR100411920B1 (ko) | 1996-05-16 | 1996-10-02 | 세탁기 |
| CN96112453A CN1086212C (zh) | 1996-05-16 | 1996-10-17 | 洗衣机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121292A JPH09299683A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09299683A true JPH09299683A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14807654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8121292A Pending JPH09299683A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 洗濯機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09299683A (ja) |
| KR (1) | KR100411920B1 (ja) |
| CN (1) | CN1086212C (ja) |
| IN (1) | IN191762B (ja) |
| TW (1) | TW417700U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110607650A (zh) * | 2018-06-15 | 2019-12-24 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4520638A (en) * | 1983-12-07 | 1985-06-04 | Whirlpool Corporation | Triple action agitator for automatic washers |
| JP3198730B2 (ja) * | 1993-06-24 | 2001-08-13 | 松下電器産業株式会社 | 全自動洗濯機 |
| JP3216337B2 (ja) * | 1993-07-19 | 2001-10-09 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯機 |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP8121292A patent/JPH09299683A/ja active Pending
- 1996-09-13 IN IN1635CA1996 patent/IN191762B/en unknown
- 1996-09-20 TW TW089200517U patent/TW417700U/zh unknown
- 1996-10-02 KR KR1019960043672A patent/KR100411920B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-10-17 CN CN96112453A patent/CN1086212C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110607650A (zh) * | 2018-06-15 | 2019-12-24 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
| CN110607650B (zh) * | 2018-06-15 | 2022-02-22 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IN191762B (ja) | 2003-12-27 |
| CN1086212C (zh) | 2002-06-12 |
| KR970075032A (ko) | 1997-12-10 |
| TW417700U (en) | 2001-01-01 |
| KR100411920B1 (ko) | 2004-03-30 |
| CN1165886A (zh) | 1997-11-26 |
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Legal Events
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