JPH09299150A - 机 - Google Patents

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JPH09299150A
JPH09299150A JP8116830A JP11683096A JPH09299150A JP H09299150 A JPH09299150 A JP H09299150A JP 8116830 A JP8116830 A JP 8116830A JP 11683096 A JP11683096 A JP 11683096A JP H09299150 A JPH09299150 A JP H09299150A
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JP
Japan
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top plate
desk
attached
leg
holes
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Withdrawn
Application number
JP8116830A
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English (en)
Inventor
Fumio Ogawa
川 文 雄 小
Etsuo Sakamoto
本 悦 男 坂
Kiyoo Igarashi
十 嵐 淨 夫 五
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBISUYA KOGYO KK
Itoki Co Ltd
Original Assignee
EBISUYA KOGYO KK
Itoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡潔化と組み立ての容易化を図れ、O
A機器による作業環境の改善と作業性を向上するととも
に、種々の補助具を取付け可能にして使用上の利便性を
向上し、しかも耐震性の向上と書類等の保管量の増量を
図れる机を提供すること。 【解決手段】 脚4と天板5とを備えた机1であるこ
と。床面2に設置可能な複数の支柱3を立設する。支柱
3または支柱3を連結する横枠9に略L字形状の脚4の
一端部を取付け、該脚4の他端部を床面2に設置可能に
する。上部に位置する脚4の架橋部4bに天板5を取付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構成の簡潔化と組み
立ての容易化を図れ、OA機器による作業環境の改善と
作業性を向上するとともに、種々の補助具を取付け可能
にして使用上の利便性を向上し、しかも耐震性の向上と
書類等の保管量の増量を図れるようにした机に関する。
【0002】
【従来の技術】近時のOA化によって、オフィスにはO
A機器が一人一台以上の割合で普及し、OA機器を中心
にした作業者単位の仕事が増大している。しかも、OA
機器は益々高速かつ大容量化し、情報の遣り取りが一層
活発化し、情報の蓄積量やその検索照合頻度および加工
量が増大するため、オフィスにはOA作業に適した作業
者およびOA機器の双方に対する環境の整備と、OA操
作を能率良く行なえる支援設備の拡充とが要請され、O
A機器を設置する机にもその対応が求められている。
【0003】このような要請に応ずるものとして、実公
平4ー39692号公報では異形の天板を有する机を隣
接し、その隣接部に書棚を立設している。しかし、この
従来の机は、天板が単に板体で構成されているため、天
板上にOA機器を設置して使用した場合、OA機器の熱
が篭って機能の劣下と寿命の低下を招き、また天板の周
囲が開放されているため、作業上のプライベートが守れ
ないばかりか、周囲の視線を感じて落ち着かず、しかも
書棚は定位置で不動に設けられて使い辛い上に、振動等
によって書籍が落下する惧れがあり、更に天板や書棚に
は支援設備の取付け機能を有しないため、OA操作を円
滑に行なえない等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、構成の簡潔化と組み立ての容易化を図れ、
OA機器による作業環境の改善と作業性を向上するとと
もに、OA機器の機能と寿命の低下を防止し、しかも多
様な補助具との組み合わせを可能にして、使用上の利便
性の向上を図り、更に耐震性の向上と書類等の保管量の
増量を図れるようにした机を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、脚と
天板とを備えた机において、床面に設置可能な複数の支
柱を立設し、該支柱または支柱を連結する横枠に略L字
形状の脚の一端部を取付け、該脚の他端部を床面に設置
可能にするとともに、上部に位置する脚の架橋部に天板
を取付けて、構成の簡潔化とその組み立てないし製作の
容易化を図るようにしている。請求項2の発明は、天板
に複数の通孔を形成し、天板上に載置されるOA機器の
放熱を促し、OA機器の劣化と寿命の低下を防止するよ
うにしている。請求項3の発明は、支柱の対向面に複数
の通孔を上下位置に形成し、該通孔に棚吊金具を着脱可
能に取付け、該金具に棚板を支持して、棚板の使用とそ
の取付け位置の選択を図れるようにしている。請求項4
の発明は、棚板に複数の通孔を形成して採光を図り、天
板上の照度を向上するようにしている。請求項5の発明
は、棚板を前上りに支持し、棚板上に収容した書類等の
転落を防止して、耐震性を向上するようにしている。請
求項6の発明は、棚板の通孔にストップガードを備えた
棚板ガードを抜き差し可能に装着し、該ガードによって
棚板上の書類等の転落防止を強化し、耐震性を増進させ
るようにしている。請求項7の発明は、複数の吊腕と、
吊下ホルダーを掛け止め可能な一対の吊下レールとを備
えたハンギングレールを設け、前記吊腕を棚板の前後端
部に掛け止め可能にして、棚板直下を書類等の保管スペ
ースに活用している。請求項8の発明は、天板より上方
の支柱間に、複数の透孔を形成したデスクトップパネル
を着脱可能に取付け、支柱間のスペースを遮蔽すること
で、該スペースからの視線を遮断し、落ち着いた作業環
境と作業のプライバシーを確保するとともに、透孔によ
る採光と通気性を図り、上記パネルの背後の動静を伺
え、周辺に対し最低限の関わりを維持し、しかもOA機
器等の放熱を促すようにしている請求項9の発明は、透
孔に着脱可能なクリップを設け、該クリップに文書トレ
イの一端を掛け止め可能にし、上記パネルを利用した書
類の保管を可能にしている。請求項10の発明は、複数
の支柱の下部を横枠で連結し、該枠の両側面に脚の一端
を取付け可能にして、支柱の両側に二つの机を組み付け
可能にし、その多様な構成と安価な机の提供を可能にし
ている。請求項11の発明は、横枠の一側にデスクアン
ダーパネルを着脱可能に取付け、該パネルと下枠との間
にコード溜りを設け、該溜りにOA機器等の電源コード
を収容し、コードの絡まりや損傷、断線等の事故を防止
するとともに、コードの散乱を防止し、机周辺の作業環
境を整備するようにしている。請求項12の発明は、デ
スクアンダーパネルの上下端部を、天板の後端部と下枠
の下端部とに掛け止め可能にし、その着脱を簡便にし
て、OA機器やそのコードのメインテナンスの容易化を
図るようにしている。請求項13の発明は、天板の両端
部を支柱よりも外側に突出して、天板の突出部に照明具
の取付けを可能にしている。請求項14の発明は、天板
の直下に引出を設け、該引出の前端部に幅広な上面を有
する把手を設けて、キーボード操作時に掌の手首側を把
手の上面に載せて作業させ、腕の疲労や肩凝りを防止す
るようにしている。請求項15の発明は、複数の透孔を
形成したデスクサイドパネルを天板の側端部に立設し、
天板の側端部を遮蔽して、当該部からの視線を遮断し、
落ち着いた作業環境と作業のプライバシーを確保すると
ともに、透孔による採光と通気性を図り、上記パネル周
辺の動静を伺え、周辺に対し最低限の関わりを維持し、
しかもOA機器等の放熱を促すようにしている。請求項
16の発明は、脚周面にプロテクターを装着し、該プロ
テクターをワゴンと当接可能に配置し、ワゴンと脚の接
触による脚の損傷を防止し得るようにしている。請求項
17の発明は、天板または棚板の通孔に差し込み可能な
一対の舌片を有する仕切板を設け、該板を天板または棚
板上に立設可能にして、書類等を簡便に保管し得るよう
にしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明すると、図1乃至図20において1はオフィ
ス内の床面2上に設置した机で、これは床面2上に垂直
に設置される一対の支柱3と、該支柱3に一端を固定さ
れる脚4と、脚4,4の上部に取付けられる天板5とを
有している。
【0007】このうち、支柱3,3は図5のような長円
形の鋼管で構成され、その相対する内側面で天板5の上
方位置に、通孔である複数の横長の長孔6が上下方向に
等間隔に配置され、またこれら長孔6の上下位置に一対
の通孔7が設けられている。
【0008】支柱3,3の上端部は上枠8で連結され、
また支柱3,3の下部は中空の横枠9で連結されてい
て、該枠9の内部に一対のナット10が上下に溶接等で
固定され、そのネジ部が横枠9に開口した透孔11に連
通している。
【0009】脚4は円形の鋼管を略L字形状に屈曲して
構成され、その一端に短小な小脚4aを屈曲し、この他
端を床面2に設置させている。脚4の上部には水平に屈
曲した架橋部4bが設けられ、該架橋部4b上に天板5
が取付けられている。上記小脚4aの周面には一対のビ
スまたはボルト孔12が形成され、該孔12にビスまた
はボルト13を挿入し、これを前記ナット10にねじ込
んで脚4を固定している。この場合、ビス13の頭部は
小脚4aの内部に位置し、また一方のビス孔12はキャ
ップ106で施栓されている。
【0010】したがって、透孔11が開口する横枠9の
両側面に小脚4a,4aを固定することも可能であり、
そのようにすることで図6のように支柱3の前後に天板
5,5を取付け、実質的に二つの机1を向き合わせて組
み付けることができ、二つの机を別設する場合に比べ
て、構成の簡潔化と製造コストの低減を図れる。また、
小脚4aを横枠9に固定する代わりに、支柱3の下部に
直接取付けることも可能であり、そのようにすることで
部品点数の低減と取付強度の強化を図れる。
【0011】脚4,4の間隔は図3のように、透孔1
1,11の左右の間隔よりも幅広に形成され、したがっ
て脚4,4の上部の架橋部4b,4bの間隔は、支柱3
側、つまり後方に向かって漸減しており、該上部に複数
の通孔14が形成され、該孔14を介して天板5が固定
されている。
【0012】天板5の長さは支柱3,3の間隔よりも長
尺に形成され、これは左右方向に長尺な矩形に形成さ
れ、その前後端部を円弧状にカーリング成形し、その端
縁5aを上向きに突設している。
【0013】天板5の左右両側には縦長の箱形フレーム
15が配置され、該フレーム15の内部にナット16が
溶接等で固定され、そのネジ部に連通する透孔17が上
記フレーム15の底面に開口している。そして、通孔1
4に挿入したビスまたはボルト18を透孔17に挿入
し、これをナット16にねじ込んで、脚4に天板5を固
定している。ビス18の頭部は脚4の内部に位置し、ま
た一方のビス孔14はキャップ107で施栓されてい
る。
【0014】天板5の後部位置で箱形フレーム15,1
5間には、通孔である多数の放熱孔19が形成され、隣
接する孔19のピッチは縦横同一に形成され、また箱形
フレーム15,15間には逆U字形断面の補強枠20が
スポット溶接され、該枠20の下面にビスまたはボルト
21を介して、引出受22が取付けられている。図中、
23は補強枠20に形成したネジ孔で、ビス21をねじ
込み可能にしている。
【0015】引出受22は略逆U字形断面に形成され、
その前端部に略逆U字形断面の保持片24が上方に突設
され、その前縁が端縁5aに掛け止められている。図
中、25は引出受22に形成したビス孔で、前記ビス2
1を挿入可能にしている。引出受22の左右両側片の内
面には、一対の引出ガイド26が上下位置に設けられ、
これらの間に引出27のガイドレール28,28が摺動
可能に嵌合していしている。
【0016】引出27は、内部にワープロまたはパーソ
ナルコンピュータ等OA機器29のキーボード30と、
マウス31とを収容可能な広さと深さに構成され、その
前端部の上下位置に係止突起32,33を突設し、これ
らに合成樹脂製の把手34を嵌込んで取付けている。
【0017】把手34の前部は図12のように略V字形
断面に成形され、その上面は掌の手首側を載置可能な幅
広に形成され、その内部に係止突起32と係合可能な一
対の係合爪35と、係止突起33の端縁と係合可能な係
合爪36とが突設されている
【0018】把手34の後部には凹部37が設けられ、
該凹部37の後部は仕切壁38で区画されていて、該壁
38の上端にキーボード30の前端部を載置し、かつそ
の底面に付設した滑り止め39を前記凹部37の直上に
位置付け、これを仕切壁38の上端に掛け止めている。
【0019】図中、40はマウス31を載置可能なマウ
スプレートで、キーボード30に隣接して引出27内に
収容され、41は把手34の両側に装着可能なキャップ
である。
【0020】前記支柱3,3の長孔6,6には、左右一
対の棚吊金具42が着脱可能に取付けられ、該金具42
は金属棒を略V字形状に折り曲げて構成され、その折曲
部42aは略円弧状に形成されていて、この両端に設け
た引掛部43,44を前記長孔6,6に抜き差し可能に
している。このうち、上側に配置する引掛部43は、前
記棒材の端部を内側から水平に折り返して形成され、ま
た下側に配置する引掛部44は、前記棒材の他端に溶接
したフック金具45の一端に設けられている。
【0021】上記フック金具45は、前記棒材と同径の
棒材を略Z字形状に屈曲して形成され、その一端に垂直
下向きの引掛部43を形成し、この他端に垂直上向きの
掛止ピン46を形成していて、該ピン46を図15のよ
うに支柱3の直前に配置している。
【0022】左右一対の棚吊金具42,42の間には、
鋼板製の棚板47が若干前上りに掛け渡され、該板47
は天板5と略同長に構成され、その板面の全域に放熱孔
19と同径の通孔48が多数形成されていて、採光およ
び放熱機能を備えている。
【0023】棚板47は鋼板を下向きにカーリング成形
し、その端縁49を上向きに突設して前端部47aを構
成し、該前端部47aを棚吊金具42の折曲部42aの
内側に係合可能に配置している。棚板47の後端部47
bは鋼板を略コ字形状に屈曲し、その屈曲部を支柱3の
直前に配置し、その屈曲下片50を下側の棚吊金具42
に支持させている。
【0024】屈曲下片50の両端部には、前記掛止ピン
46を差し込み可能な透孔51が形成され、上記下片5
0の端縁52を上向きに突設している。図中、53は棚
板47の後端部に突設した掛止片、54は棚板47の左
右両端部に突設した支持片で、これらは棚板47に収容
される書籍等の収容物55と当接し、その転落を防止し
ている。
【0025】前記支柱3の上下一対の通孔7,7には、
ゴム製のパッキン56,56が取付けられ、該パッキン
56,56にデスクトップパネル57が取付けられてい
る。このうち、パッキン56は円筒状に形成され、その
一端に通孔7に挿入可能な軸部58が突設され、該軸部
58とパッキン56とに貫通孔59が形成されている。
図中、60はパッキン56の一部周面に軸方向に沿って
形成した溝で、前記貫通孔59に連通し、その溝幅は貫
通孔59と同一に形成されている。
【0026】デスクトップパネル57は矩形の鋼板で構
成され、その板面に採光および放熱機能を兼ねる多数の
透孔61が形成され、該透孔61は前記放熱孔19より
も小径に形成され、かつその隣接する孔ピッチは縦横同
一に形成されていて、該パネル57の周囲に棒状のパネ
ルフレーム62,63が溶接されている。
【0027】このうち、上記パネル57の上下に配置し
たパネルフレーム62は、左右に配置したパネルフレー
ム63よりも側方に突出し、該突出部62aを前記貫通
孔59に挿入可能にしており、かつその際パネルフレー
ム63をパッキン56の端面に軽く押し付け、デスクト
ップパネル57のガタおよび異音の発生を防止可能にし
ている。
【0028】天板5の下側の支柱3,3間には、デスク
アンダーパネル64が取付けられ、該パネル64は矩形
の鋼板で構成され、その板面に採光および放熱機能を兼
ねる多数の透孔65が形成されていて、該透孔65は前
記透孔61と同径に形成されている。
【0029】上記パネル64の上端は略コ字形状に屈曲
され、この屈曲部66を前記端縁5aに掛け止め可能に
しており、またパネル64の下端は略L字形状に屈曲さ
れ、該屈曲片67の端縁両端部に掛止金具68が溶接さ
れている。
【0030】掛止金具68は略Z字形状に屈曲され、そ
の先端部を横枠9の下面に形成した一方の係止溝69に
差し込み、その内側開口縁に係合可能にされている。上
記係止溝69は横枠9の下面に隣接して形成され、支柱
3の前後に配置される上記パネル64,64の下端部を
取付け可能にしている。
【0031】天板5の片側または両側にはデスクサイド
パネル70が取付けられ、該パネル70は鋼板を略L字
形状に折曲してげ、その折曲片70aを天板5の後端部
に配置している。
【0032】上記パネル70の全域には、採光および放
熱機能を兼ねる多数の透孔71が前記透孔61と同径に
形成され、その周囲に棒状のパネルフレーム72を溶接
していて、この下側のフレーム72にビスまたはボルト
孔73を形成した三角形の底板74を溶接し、これをビ
スまたはボルト75を介して、天板5の下面に取付けて
いる。上記底板74は、天板5の下面周縁と脚4とで区
画した三角形に形成されている。
【0033】デスクトップパネル57の透孔61には、
複数の合成樹脂製のクリップ76が着脱可能に取付けら
れ、該クリップ76は図23のように箱形に成形されて
いて、その背面の上端部に4個の凸部77が設けられて
いる。凸部77は透孔61に係合可能に設けられ、その
ピッチは透孔61,61の縦および横方向のピッチと同
ピッチに形成されていて、この先端にフック78が下向
きに突設されている。
【0034】上記フック78は透孔61に抜き差し可能
に設けられ、その使用時に透孔61の口縁部に掛け止め
可能にされていて、デスクトップパネル57の縦および
横方向の所望位置にクリップ76を取付け可能にしてい
る。
【0035】デスクトップパネル57の上端部には突片
79が設けられ、該突片79に文書トレイ80または文
書篭の一端が掛け止められている。上記トレイ80は箱
形または皿形に形成され、その内部に文書等を収容可能
にされ、この一端に前記突片79に係合可能な略コ字形
断面の引掛片81を設けている。
【0036】この場合、デスクアンダーパネル64およ
びデスクサイドパネル70の各透孔61,71は、前記
透孔61と同様に構成されているから、上記クリップ7
6を上記パネル64,70にも取付けることができ、保
管文書の増量と保管位置の多様化を図れる。
【0037】前記天板5および棚板47には仕切板82
が着脱可能に立設され、収容物55を立位状態で保管可
能にしている。仕切板82は鋼板を略L字形状に屈曲
し、その屈曲片83の前端部に一対の舌片84を突設し
ていて、該舌片84の基部を僅かに屈曲し、その上面を
前記板47,82の板厚分屈曲片83よりも若干下位に
位置付け、これを前記放熱孔19および通孔48に抜き
差し可能にしている。
【0038】この場合、上記孔19,48は縦横方向の
孔ピッチが同一であるから、仕切板82を天板5および
棚板47の長さ方向またはこれと直角方向に取付けら
れ、収容物55の多様な収容状態を得られる。
【0039】前記棚板47の内側には、その長さ方向に
沿ってハンギングレール85が移動可能に取付けられ、
該レール85は図28のように二本の金属棒を平面コ字
形状に折り曲げ、かつそれらの一部を溶接して、略矩形
のリング状に形成されている上記各金属棒は、両端部を
側面略Z字または逆Z字形状に上向き折り曲げて吊腕8
6,87を形成し、該腕86,87を前記端縁49,5
2上に摺動可能に支持している。
【0040】また、前記金属棒のコ字形屈曲部は、側面
略く字または逆く字形状に折り曲げられ、それらの間の
直線状の吊下レール88,89は互いに平行に形成さ
れ、該レール88,89の間に、書類90の一端を保持
する吊下ホルダー91が掛け渡されている。
【0041】棚板47の前端部上には棚板ガード92が
取付けられ、該ガード92は図29のように金属棒を略
コ字形状に折り曲げ、その両端を略Z字形状に屈曲して
前記通孔48に挿入し、またその前端部を逆U字形状に
屈曲してストップガード93を形成し、これを棚板47
の前端部に上向きに突出させている。
【0042】この他、図中94は支柱3の上端に抜き差
し可能に設けた逆L字形状のアタッチメントで、被服用
ハンガーまたはサインプレートホルダーに使用してお
り、またこれを直軸状に形成し、その上端に幅広な板9
5を取付けることで、文書トレイとして使用可能であ
る。
【0043】また、96は脚4の上部周面に取付けた中
空円筒状のプロテクターで、各作業者が保有する文書類
55を保管するワゴン97と、脚4との擦過を防止可能
にされ、これは二つ割りに成形された一対のプロテクタ
ーピースからなり、これを脚4を挟んで嵌合し装着可能
にしている。
【0044】図中、98は机1の下側に上下位置に配置
したコイルスプリングで、下端を床面2に設置させてお
り、この内側にOA機器29等の電源コードを配線し
て、上記コードの散乱を防止するようにしており、99
は横枠9の上端に着脱可能に取付けたコンセントホルダ
ーで、コンセント(図示略)を挟持可能にしている。1
00は作業者、101はデスクダウンパネル64と横枠
9との間に形成されたコード溜りで、机1の周辺に配置
したOA機器29、電話器102、照明具、ラジオ10
3等のコード104が収納されている。
【0045】図34は本発明の他の実施形態を示し、前
述の実施形態の構成と対応する構成部分には同一の符号
を用いている。この実施形態は複数の支柱3を配置し、
これらの支柱3に複数の棚板47を取付け、かつその下
端部に脚101を取付けて、書架に利用している。
【0046】このように構成した机を組み立てる場合、
互いの長孔6を向き合わせて支柱3,3を平行に配置
し、その上下位置に上枠8と横枠9を溶接し、この横枠
9の両端部前面に脚4の小脚4aを位置付ける。そし
て、小脚4aのビス孔12にビス13を挿入し、かつこ
れを横枠9の内部に固定したナット10にねじ込んで、
図5のように脚4,4を取付け、上記ビス孔12にキャ
ップ106を嵌め込む。
【0047】次に脚4,4の架橋部4b,4b上に天板
5を載せ、脚4の下方からビス18を通孔14に挿入
し、かつこれを箱形フレーム枠15内に固定したナット
16にねじ込んで、天板5を取付ける。この状況は図9
のようである。このように本発明は支柱3,3を連結す
る横枠9に小脚4a,4aを固定し、その上部に位置す
る架橋部4b,4bに天板5を取付けているから、脚の
上端に天板を固定する従来の机に比べて、構成が簡単で
容易に組み立てられる。
【0048】この後、天板5の下面に位置する補強枠2
0に引出受22を位置付け、保持片24を天板5の前端
内部の端縁5aに掛け止め後、引出受22の下方からビ
ス21をビス孔25に挿入し、かつこれを補強枠20の
ネジ孔(図示略)にねじ込んで、引出受22を取付け
る。
【0049】そして、引出受22の引出ガイド26,2
6間に引出27のガイドレール28,28を差し込み、
該引出27を取付ける。引出27の係止突起32には、
把手34の係合爪35,35が嵌込まれ、また係止突起
33の端縁に係合爪36が押し込まれて、引出27の前
端部に把手34が取付けられ、該把手34の両側にキャ
ップ41,41が嵌込まれている。
【0050】一方、支柱3,3に棚板47を取付ける場
合は、左右の一対の棚吊金具42を用意し、それらの引
掛部43,44を所望位置の長孔6,6に差し込む。す
なわち、先ず下側に配置する引掛部44を所望位置の長
孔6に差し込み、次に上側に配置する引掛部43を、引
掛部44よりも上方の長孔6に差し込む。このようにす
ると、引掛部43,44が各長孔6,6に掛け止めら
れ、また掛止ピン46が支柱3の内側面の直前に位置付
けられる。
【0051】こうして、左右一対の棚吊金具42,42
を同位置に取付けたところで、棚板47を保持し、これ
を棚吊金具42,42の内側に挿入して、その前後端部
47a,47bを下側の棚吊金具42上に収容し、屈曲
下片50の透孔51に掛止ピン46を挿入する。
【0052】この状況は図14のようで、棚板47の前
端部47aが棚吊金具42の折曲部42aに係合可能に
配置され、棚板47の後端部47bが上記掛止ピン46
に掛け止められて棚板47が拘束され、かつこれが若干
前上がりに取付けられる。
【0053】こうして組み付けた机1は図2乃至図4お
よび図13のようで、天板5に多数の放熱孔19が形成
されているから、天板5にOA機器29を設置して使用
する際、該機器29から発する熱を放熱孔19から逃が
し、その放熱を促して温度上昇を抑制する。したがっ
て、発熱によるOA機器29の故障や機能劣下、寿命の
低下を防止し得、また後述のように仕切板82を取付け
られる。
【0054】この場合、天板5の一部、実施形態では後
部側に放熱孔19を設けているが、天板5の全域に放熱
孔19を設けてもよく、そのようにすることで上記放熱
効果を向上できる。また、放熱孔19に仕切板82の舌
片84,84を差し込んで、仕切板82を取付ければ、
該板82をブックエンドとして使用でき、例えば使用頻
度の高い書類等を身近に保管し得る。
【0055】なお、放熱孔19の縦横方向のピッチは同
一であるから、仕切板82を前向き若しくは後向き、ま
たはこれと直角方向に取付けられ、種々の使用状態に応
じられる。この点は後述の棚板47に仕切板82を取付
ける場合も同様である。
【0056】また、脚4,4の上部の間隔は後方に向か
って漸減しているから、脚4,4を等間隔で配置するも
のに比べて、天板5の側部および後部両端が開放され、
当該部に照明具の設置が可能になる。特に後部両端が開
放されることで、天板5を隣接して配置した場合、照明
具の設置スぺースの確保が容易になる。
【0057】更に、天板5の内側に支柱3,3を配置し
ているから、天板5の両端と支柱3との間に一定幅の透
視スペースが確保される。したがって、図32のように
机1を向き合わせて配置する際、後述のように支柱3,
3間にデスクトップパネル57を設置しても、隣接する
デスクトップパネル57,57の間から、相対する作業
者100の動静を伺える。
【0058】しかも、棚板47は全域に通孔48が形成
されているから、採光効果を得られ、通孔を有しない棚
板に比べて天板5上の照度を向上することができる。特
に、この効果は棚板47を複数設置する場合にも同様な
効果が得られ、天板5上および周辺の明るさを維持し得
るから、目の疲れを防止でき、OA操作に好適である。
また、上記通孔48によって空気の移動が可能になるか
ら、OA機器29と棚板47との間に滞留する熱気の対
流を促され、上記放熱作用を増進する。
【0059】更に、棚板47は若干前上がりに設置され
ているから、振動等による書類等の転落を防止でき、耐
震性の向上と作業上の安全性を確保し得る。この場合、
棚板47の後部両端の通孔48に棚板ガード92の両端
を差し込んで、上記板47を取付ければ、ストップガー
ド93が棚板47の前端部に突出し、書類等の収容物5
5の落下を確実に防止し、耐震性が一層向上する。な
お、棚板ガード92の差し込み位置を棚板47の前後方
向に変更することによって、上記ガード92の取付け位
置を変更できる。
【0060】引出27は内部にキーボード30とマウス
31を収容し得る深さと広さを有するから、不使用時に
おけるそれらの保管と防護を図れる。そして、OA操作
時には図1のように、引出27をキーボード30の幅分
引出し、キーボード30を天板5の直下に表出させ、マ
ウス31を天板5上またはマウスプレート40上に置
き、掌の手首側を把手34の上面に載せて、キーボード
30を操作する。
【0061】したがって、キーボード30を操作する
際、手が把手34の上面で支持されているから、これを
宙に浮かして操作する場合に比べて、肩や手首の疲れが
少なく、その分手首を軽快に動かせ、この種作業の作業
性と能率が向上する。
【0062】次に上記机1にデスクトップパネル57を
取付ける場合は、上下一対のパッキン56を二組用意
し、その軸部58を支柱3の通孔7に挿入する。その
際、図17のように上下のパッキン56の溝60を互い
に向き合わせて取付け、該溝60,60の間にパネルフ
レーム62の突出部62a,62aを挿入し、これを貫
通孔59の奥部に差し込む。
【0063】そして、左右の突出部62a,62aを挿
入したところで、パッキン56,56を軸部58を中心
に180°回動する。このようにすると、各溝60が互
いに反対方向へ向き、各パッキン56の端面がその弾性
に抗して、パネルフレーム63の周面に介入し、該フレ
ーム63の周面に密着する。この状況は図18のよう
で、デスクトップパネル57のガタとその異音の発生が
防止される。
【0064】こうして取付けられたデスクトップパネル
57は、図2のように支柱3,3と、上枠8と天板5と
で区画する矩形状スペースを遮蔽する。したがって、例
えば図32のように、支柱3を挟んで机1,1を配置す
る場合、相対する作業者100の視線を遮断できるか
ら、落ち着いて作業でき、また作業上のプライバシーを
保てる。
【0065】この場合、デスクトップパネル57には多
数の透孔61が設けられ、一定の採光を得られるから、
透孔61を通して相対する作業者100の動静を確認す
ることができる。また、上記パネル57の両側は開放さ
れているから、該スペースを通じて相対する作業者10
0に隣接する作業者100の動静を伺うことができるし
たがって、作業時には周辺の作業者に対し最小限の人的
な係りを維持しつつ、個々の作業に集中することができ
る。
【0066】そして、デスクトップパネル57の取付け
後、該パネル57に複数のクリップ76を取付ければ、
該クリップ76に文書トレイ80を取付けることがで
き、文書の保管を簡便に行なえる。クリップ76の取付
けに際しては、フック78を上記パネル57の透孔61
に差し込み、該孔61に凸部77を係合して、クリップ
76を上記パネル57の前面に垂直に取付ければよい。
【0067】こうして、同高の透孔61に複数のクリッ
プ76を取付け、それらの突片79に文書トレイ80の
引掛片81を掛け止めれば、上記トレイ80を天板5の
後部直上に取付けられる。この状況は図24のようであ
る。
【0068】次に、机1にデスクアンダーパネル64を
取付ける場合は、上記パネル64を下枠9の前部に位置
付け、その上端の屈曲部66を天板5の後端部の端縁5
aに掛け止め、また屈曲片67の先端に取付けた掛止金
具68を、下枠9の下面に形成した係止溝69に挿入
し、これを溝69の開口縁に掛け止めればよい。
【0069】この取付け状況は図2,4,20のよう
で、下枠9の前面にデスクアンダーパネル64が配置さ
れ、それらの間にコード溜り101が形成される。した
がって、上記コード溜り101に、机1の周辺に配置し
たOA機器29、電話器102、照明具、ラジオ103
等のコード104を収納することで、該コード104の
絡まりや断線等を防止し、その安全性と机1周辺の美観
の向上を図れる。
【0070】なお、上記パネル64には前記透孔61と
同径の透孔65が多数設けられているから、該孔65に
複数のクリップ76を取付けて、前述のように文書トレ
イを取付けることができ、天板5直下のスペースを有効
に利用して文書を保管し得る
【0071】また、机1にデスクサイズパネル70を取
付ける場合は、該パネル70の屈曲部を天板5の後方隅
角部に位置付け、かつ底板74の端縁を脚4に係合させ
て、天板5の下面に位置付け、底板74の下方からビス
75を天板5にねじ込んで取付ける。この状況は図1,
21,31,33のようである。
【0072】上記パネル70の取付けによって天板5の
周囲が区画され、周囲の視線を遮ることができるから、
作業上のプライバシーが守られ、落ち着いて作業するこ
とができる。したがって、図33のように複数の机1を
前後左右に隣接して配置した場合、天板5の周囲はデス
クトップパネル57と、デスクサイドパネル70,70
とで遮断されるから、デスクトップパネル57単体の設
置に比べて、周囲の作業者100からの視線が強力にカ
ットされ、上記効果が一層増進する。
【0073】また、上記パネル70には多数の透孔71
が形成されているから、所定の採光と通気作用とを得ら
れ、その分天板5上面の照度の向上と、OA機器29の
発熱の放熱作用とが促される一方、該孔71を通して周
囲の作業者100の動静を伺える。
【0074】更に、棚板42にハンギングレール85を
取付ける場合は、吊腕86,87を棚板42の下方か
ら、その前後端部47a,47bに掛け止めればよい。
このようにすると、吊下レール88,89が棚板47の
直下で、かつその長さ方向に平行に配置され、該レール
88,89の間に吊下ホルダー91を掛け渡し、書類9
0を吊下げて収容できる。したがって、棚板47の直下
スペースを利用して、書類の保管が可能になる。
【0075】なお、脚4にプロテクター96を取付ける
場合は、机1の組付け後、脚4の所定高さ、実施形態で
はワゴン97の高さ位置に、脚4を挟んで一対のプロテ
クターピースを向き合わせ、これらを嵌合させればよ
い。このようにすることで、各作業者が所持するワゴン
97を、保管場所である机1の下から出し入れし書類や
情報を取出す際の、ワゴン97と脚4との衝突や擦過に
よる脚4の損傷を防止する。
【0076】また、コイルスプリング98はOA機器2
9等の電気機器の設置時に配置され、それらのコード1
04を上記スプリング98内部に収容し、その散乱と断
線事故を防止するとともに、机1周辺の美観を向上す
る。更に、支柱3の上端にアタッチメント94を嵌込ん
で取付け、該アタッチメント94を被服用ハンガーまた
は植木鉢(図示略)ホルダーとして使用したり、サイン
プレートホルダーとして使用し、多様な用途に応じられ
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、脚と天
板とを備えた机において、床面に設置可能な複数の支柱
を立設し、該支柱または支柱を連結する横枠に略L字形
状の脚の一端部を取付け、該脚の他端部を床面に設置可
能にするとともに、上部に位置する脚の架橋部に天板を
取付けたから、脚の上端に天板を取付ける従来の机に比
べて、構成の簡潔化とその組み立てないし製作の容易化
を図ることができる。請求項2の発明は、天板に複数の
通孔を形成したから、天板上に載置されるOA機器の放
熱を促し、OA機器の劣化と寿命の低下を防止すること
ができる。請求項3の発明は、支柱の対向面に複数の通
孔を上下位置に形成し、該通孔に棚吊金具を着脱可能に
取付け、該金具に棚板を支持したから、棚板の使用とそ
の取付け位置の選択を図ることができる。請求項4の発
明は、棚板に複数の通孔を形成したから、該孔を介して
採光を図れ、天板上の照度を向上することができる。請
求項5の発明は、棚板を前上りに支持したから、棚板上
に収容した書類等の転落を防止し、その耐震性を向上す
ることができる。請求項6の発明は、棚板の通孔にスト
ップガードを備えた棚板ガードを抜き差し可能に装着し
たから、該ガードによって棚板上の書類等の転落防止を
強化し、耐震性を増進させることができる。請求項7の
発明は、複数の吊腕と、吊下ホルダーを掛け止め可能な
一対の吊下レールとを備えたハンギングレールを設け、
前記吊腕を棚板の前後端部に掛け止め可能にしたから、
棚板直下を書類等の保管スペースに活用することができ
る。請求項8の発明は、天板より上方の支柱間に、複数
の透孔を形成したデスクトップパネルを着脱可能に取付
けたから、支柱間のスペースを遮蔽して、該スペースか
らの視線を遮断し、落ち着いた作業環境と作業のプライ
バシーを確保できるとともに、透孔による採光と通気性
を図り、上記パネルの背後の動静を伺え、周辺に対する
最低限の関わりを維持し、しかもOA機器等の放熱を促
すことができる。請求項9の発明は、透孔に着脱可能な
クリップを設け、該クリップに文書トレイの一端を掛け
止め可能にしたから、上記パネルを利用した書類の保管
を可能にすることができる。請求項10の発明は、複数
の支柱の下部を下枠で連結し、該枠の両側面に脚の一端
を取付け可能にしたから、支柱の両側に二つの机を組み
付けることができ、その多様な構成と安価な机の提供を
実現することができる。請求項11の発明は、下枠の一
側にデスクアンダーパネルを着脱可能に取付け、該パネ
ルと下枠との間にコード溜りを設けたから、該溜りにO
A機器等の電源コードを収容することができ、コードの
絡まりや損傷、断線等の事故を防止できるとともに、コ
ードの散乱を防止し、机周辺の作業環境を整備すること
ができる請求項12の発明は、デスクアンダーパネルの
上下端部を、天板の後端部と下枠の下端部とに掛け止め
可能にしたから、その着脱を簡便にして、OA機器やそ
のコードのメインテナンスの容易化を図ることができ
る。請求項13の発明は、天板の両端部を支柱よりも外
側に突出したから、天板の突出部に照明具を取付けるこ
とができる。請求項14の発明は、天板の直下に引出を
設け、該引出の前端部に幅広な上面を有する把手を設け
たから、キーボード操作時に掌の手首側を把手の上面に
載せて作業することができ、OA操作に伴う腕の疲労や
肩凝りを防止することができる。請求項15の発明は、
複数の透孔を形成したデスクサイドパネルを天板の側端
部に立設したから、天板の側端部を遮蔽し、当該部から
の視線を遮断して、落ち着いた作業環境と作業のプライ
バシーを確保するとともに、透孔による採光と通気性を
図り、上記パネル周辺の動静を伺え、周辺に対し最低限
の関わりを維持し、しかもOA機器等の放熱を促すこと
ができる。請求項16の発明は、脚周面にプロテクター
を装着し、該プロテクターをワゴンと当接可能に配置し
たから、ワゴンと脚の接触による脚の損傷を防止し得る
効果がある。請求項17の発明は、天板または棚板の通
孔に差し込み可能な一対の舌片を有する仕切板を設け、
該板を天板または棚板上に立設可能にしたから、書類等
を簡便に保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】本発明による脚の取り付け状態の要部を拡大し
て示す断面図である。
【図6】本発明の応用形態を示し、支柱の両側に机を組
み立てた状態の側面図である
【図7】本発明に適用した支柱の内側面の状況を示す正
面図である。
【図8】本発明に適用した天板の底面状況を示す正面図
である。
【図9】図8のAーA線に沿う拡大断面図である。
【図10】本発明に適用した天板と引出との組み付け状
況を示す断面図である。
【図11】本発明に適用した引出受と引出とを分解して
示す斜視図である。
【図12】本発明に適用した引出の把手部を拡大して示
す断面図である。
【図13】本発明に適用した棚板取付け後の状態を示す
平面図である。
【図14】本発明に適用した棚板取付け後の状態を示す
断面図である。
【図15】本発明に適用した棚吊金具を示す斜視図であ
る。
【図16】本発明に適用したデスクトップパネルを示す
正面図である。
【図17】本発明に適用したデスクトップパネルの取付
け状況を示す斜視図である。
【図18】本発明に適用したデスクトップパネルの取付
け後の状況を示す断面図である
【図19】本発明に適用したデスクアンダーパネルを示
す斜視図である。
【図20】本発明に適用したデスクアンダーパネルの取
付け状況を示す断面図である。
【図21】本発明に適用したデスクサイドパネルの取付
け状況を示す斜視図である。
【図22】本発明に適用したデスクサイドパネルの取付
け状況を分解して示す斜視図である。
【図23】本発明に適用したクリップを示す斜視図であ
る。
【図24】本発明に適用したクリップをデスクトップパ
ネルに取付けた状況を示す断面図である。
【図25】本発明に適用した仕切板を示す斜視図であ
る。
【図26】本発明に適用した仕切板の取付け状況を示す
断面図である。
【図27】本発明に適用した棚板ガードとハンギングレ
ールとの取付け状況を示す断面図である。
【図28】本発明に適用したハンギングレールを示す斜
視図である。
【図29】本発明に適用した棚板ガードを示す斜視図で
ある。
【図30】本発明に適用したアタッチメントと、その取
付け状態を示す正面図である。
【図31】本発明によるOA操作時の状況を示す正面図
である。
【図32】本発明のデスクサイドパネルを取付けない机
を複数隣接して配置した場合の作業状態を示す平面図で
ある。
【図33】本発明のデスクサイドパネルを取付けた机を
複数隣接して配置した場合の作業状態を示す平面図であ
る。
【図34】本発明の他の実施形態を示す斜視図で、本発
明を書架に適用している。
【符号の説明】
1 机 2 床面 3 支柱 4 脚 4b 架橋部 5 天板 6,19,48 通孔 9 横枠 27 引出 34 把手 42 棚吊金具 47 棚板 57 デスクトップパネル 64 デスクアンダーパネル 70 デスクサイドパネル 76 クリップ 80 文書トレイ 82 仕切板 84 舌片 85 ハンギングレール 86,87 吊腕 88,89 吊下レール 92 棚板ガード 93 ストップガード 96 プロテクター 97 ワゴン 101 コード溜り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五 十 嵐 淨 夫 東京都練馬区高野台2丁目27番13号 有限 会社 アイディダブリュ 内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚と天板とを備えた机において、床面に
    設置可能な複数の支柱を立設し、該支柱または支柱を連
    結する横枠に略L字形状の脚の一端部を取付け、該脚の
    他端部を床面に設置可能にするとともに、上部に位置す
    る脚の架橋部に天板を取付けたことを特徴とする机。
  2. 【請求項2】 天板に複数の通孔を形成した請求項1記
    載の机。
  3. 【請求項3】 支柱の対向面に複数の通孔を上下位置に
    形成し、該通孔に棚吊金具を着脱可能に取付け、該金具
    に棚板を支持した請求項1記載の机。
  4. 【請求項4】 棚板に複数の通孔を形成した請求項3記
    載の机。
  5. 【請求項5】 棚板を前上りに支持した請求項3記載の
    机。
  6. 【請求項6】 棚板の通孔にストップガードを備えた棚
    板ガードを抜き差し可能に装着した請求項3記載の机。
  7. 【請求項7】 複数の吊腕と、吊下ホルダーを掛け止め
    可能な一対の吊下レールとを備えたハンギングレールを
    設け、前記吊腕を棚板の前後端部に掛け止め可能にした
    請求項3記載の机。
  8. 【請求項8】 天板より上方の支柱間に、複数の透孔を
    形成したデスクトップパネルを着脱可能に取付けた請求
    項1記載の机。
  9. 【請求項9】 透孔に着脱可能なクリップを設け、該ク
    リップに文書トレイの一端を掛け止め可能にした請求項
    8記載の机。
  10. 【請求項10】 複数の支柱の下部を横枠で連結し、該
    枠の両側面に脚の一端を取付け可能にした請求項1記載
    の机。
  11. 【請求項11】 横枠の一側にデスクアンダーパネルを
    着脱可能に取付け、該パネルと横枠との間にコード溜り
    を設けた請求項10記載の机。
  12. 【請求項12】 デスクアンダーパネルの上下端部を、
    天板の後端部と下枠の下端部とに掛け止め可能にした請
    求項11記載の机。
  13. 【請求項13】 天板の両端部を支柱よりも外側に突出
    した請求項1記載の机。
  14. 【請求項14】 天板の直下に引出を設け、該引出の前
    端部に幅広な上面を有する把手を設けた請求項1記載の
    机。
  15. 【請求項15】 複数の透孔を形成したデスクサイドパ
    ネルを天板の側端部に立設した請求項1記載の机。
  16. 【請求項16】 脚周面にプロテクターを装着し、該プ
    ロテクターをワゴンと当接可能に配置した請求項1記載
    の机。
  17. 【請求項17】 天板または棚板の通孔に差し込み可能
    な一対の舌片を有する仕切板を設け、該板を天板または
    棚板上に立設可能にした請求項1記載の机。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007289549A (ja) 2006-04-27 2007-11-08 Noboru Nishimura 棚装置
JP2011206589A (ja) 2011-07-25 2011-10-20 Noboru Nishimura 棚装置
JP2013094267A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Itoki Corp

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