JPH09298043A - イオン注入装置 - Google Patents
イオン注入装置Info
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- JPH09298043A JPH09298043A JP8134411A JP13441196A JPH09298043A JP H09298043 A JPH09298043 A JP H09298043A JP 8134411 A JP8134411 A JP 8134411A JP 13441196 A JP13441196 A JP 13441196A JP H09298043 A JPH09298043 A JP H09298043A
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Abstract
ンを注入する装置であって、対象物の過熱を防ぐために
不要なイオンと必要なイオンを質量分離できるようにし
たイオン注入装置を与える事。 【構成】 大面積イオン源の出口にスリット状の長穴あ
るいは小穴の集合を設け、イオン源において複数の平行
なシートビームを発生させ、シートビーム毎に磁石を設
けてシートビームと平行な方向にイオンビ−ムを曲げる
事により質量分離し、所望の質量のイオンのみが対象物
に照射されるようにした。さらにシートビームを面に直
角方向に走査させ或いは対象物を走査させてビームシー
トの隙間を埋め、対象物表面一様にイオンビ−ムを照射
できる。
Description
めのイオン注入装置(イオンドーピングを含む)に関す
る。特に大面積のイオン注入、イオンドープ装置であっ
て対象物が過熱されるのを防ぐことができるようにした
装置に関する。
加速したイオンを打ち込む装置である。従来は比較的細
いビームをマグネットにより縦横に走査して被処理物に
打ち込むようになっていた。つまり従来のイオン注入装
置は、 (a)原料ガスからイオンのスポットビームを発生させ
るイオン源 (b)質量分離電磁石 (c)ビーム又はウエハを走査し、ウエハ全面にビーム
を均一に注入する機構 (d)ウエハを保持冷却する機構
を作り出すためのガス原料は注入するための元素を含
む。その元素が気体の状態になるために化合物を使う事
が多い。例えばホウ素をイオンビ−ムにするためには、
ジボランを原料とする。つまりホウ素以外に水素を含
む。水素が加速されて被処理物に衝突すると運動エネル
ギーによって被処理物が強く加熱される。もちろん目的
物であるホウ素の入射によっても被処理物が加熱され
る。これはやむを得ない事である。過熱を避けるために
不要な水素は被処理物に注入されない方が良い。
質量分離を行うことができる。扇形磁石によって円弧状
にビームを曲げる。質量によって円弧軌跡が異なるから
スリットによって必要な元素のみを通すようにする。不
要イオンはスリットを通過できない。そのために不要な
イオンを除く事ができた。被処理物が小さい場合は、ビ
ームを走査させても範囲が狭いのでこれで十分であっ
た。扇形磁石は収束作用もあって質量分離のために広く
利用されてきた。
た。例えば液晶ディスプレイを製造する時アモルファス
シリコンの層にボロンをイオン注入によってドープする
場合、大面積のガラス基板が被処理物になる。この場
合、細いビームを走査する方式では走査に時間がかかる
ので能率が悪い。スループットを上げるためには被処理
物の全体を覆うような大面積のイオンビ−ムを発生し照
射し一挙に処理したいものである。
装置は、従来のイオン注入装置と区別してイオンドーピ
ング装置と呼ぶ事もある。イオンドーピング装置は、 (a)大面積のイオンビ−ムを発生するイオン源 (d)ウエハを保持冷却する機構 より成る。これは先程の(b)質量分離電磁石、(c)
走査機構などを不要とするので安価である、という利点
がある。ビーム電流密度が小さいので、低エネルギー大
電流ビームが得易いという長所もある。
よって質量分離する事が難しい。もしも質量分離しよう
とすると、ビームが大きいので巨大な扇形磁石が必要に
なる。製造コストや装置建屋の制限などがある。巨大磁
石を設置し駆動しイオンドープに利用するというような
事は容易な事ではない。まず不可能に近い。やむをえず
大面積イオンビ−ムは質量分離をすることなく被処理物
に照射しているのが現状である。すると不要イオンの照
射によって対象物が著しく発熱するという問題がある。
入装置の概略を説明する。大面積のイオン源1は加速電
源2によって高圧に維持されている。この中へ原料ガス
が導入され、直流ア−ク放電、高周波放電、マイクロ波
などによって励起されプラズマとなる。イオン源の出口
に3枚(或いは2枚)の有孔の電極が設けられる。3枚
の場合は、電極は正電極、負電極、接地電極よりなる。
図1(a)の電極19には同じ位置に多数のイオンビ−
ム通し穴21が穿孔される。
ので大面積のビーム3となり得る。穴が稠密に分布して
いるからビームをことさらに曲げなくても被処理物面に
おいてはほぼ一様な分布になる。大面積イオンビ−ムが
対面に設けられるウエハ(或いはガラス基板)4に注入
される。ウエハ保持機構は冷却機構を兼ねている。ウエ
ハ保持冷却機構5には冷却水6が通っている。イオンビ
−ムはかなりの運動エネルギーを持ち、これがウエハで
全て熱に変わる。ウエハが強く加熱される。それで冷却
が不可欠である。
置(イオンドーピング装置)においては質量分離できな
い。ためにプラズマに含まれる不要イオン(例えば水素
イオン)も被処理物に照射される。ボロンドープの場合
は水素イオンが全体のイオン電流の半分にも達する。電
流密度がそれほどでないとしても、全面積が広いので全
体としての発熱量はかなりのものである。もちろん基板
の裏面から冷却機構によって冷却する。
いとガラス基板、ウエハなどに塗布したレジストなどの
有機物を変質させる。またウエハの上にデバイスが既に
形成されている場合は、過度の発熱によってデバイスが
劣化するという事もある。扇形磁石による質量分離がで
きないのはイオンビ−ムが大面積であり、余程巨大な磁
石によらなければ磁場がビームの中心にまで至らないか
らである。たとえ中心近くまで磁場が到達したところ
で、磁場強度が一様でないから所望の質量のイオンを選
ぶ事はできない。
は次の要素からなる。 大面積のイオンビ−ムを生成し引き出し口が複数の
スロットになっているイオン源。これによってイオンビ
−ムは平行な複数のシート状になる。これをシートビー
ムと呼ぶ。
ビームをシート面内に偏向させ質量分離を行う複数の磁
極を持つ電磁石。この電磁石は偏平であって互いに独立
していても良い。或いは一つの電磁石であって、複数の
中間磁極を持つものであっても良い。何れにしてもシー
トビームの間隙に磁石、中間磁極が位置するようにす
る。磁石、中間磁極がビームの通過を妨げないようにし
なければならない。ビームをシートに分けるので磁石間
の距離を減らし、磁場がビーム内に通り易くする。小さ
い磁石でも十分な磁界を発生させることができる。
等しい幅で静電スキャンする機構。ビームをシート状に
するとどうしても空隙の部分が発生する。それで空隙を
埋める必要があり、その幅でビームを走査するのであ
る。静電スキャンのための電極として、隙間ごとに絶縁
された2枚の電極を必要とする。シートビームを介して
対向するように2枚の電極があり、この間に交流電圧を
加えてシートビームをシートと直角方向に走査する。交
番電圧の他に、静電スキャン電極には負のオフセット電
圧をかけて置く。
があり接地されたシールド電極。との構成により、
大面積のビームをシートビームに分割し、それぞれを電
磁石によって曲げるようにしている。質量によって曲げ
量が違うので質量分離することができる。これによって
不要なイオン、例えば水素イオンを除去できる。水素イ
オンはイオンビ−ム電流の50%を占める程なので、水
素イオンを除去すると対象物の発熱を約半分に抑える事
ができる。
電磁石により軌道を曲げる事ができる。大断面積のまま
であれば如何に強力な磁石を使ってもビームを等しく曲
げることはできない。本発明の第1の特徴は大断面積ビ
ームをシート状の多数のビーム群に分けた事である。そ
してシート状のイオンビ−ムをそれぞれ磁石によってシ
ートと平行な方向に曲げるようにしている。
に分割されたビームを全面に均一に分布するような大面
積ビームに戻す。の構成によって、静電場によって空
間電荷中和がくずされる領域を最小限にすることができ
る。もしも接地シールド電極と、スキャン電極に負電圧
を印加しなければ、静電場によって空間電荷が発生しビ
ームが通り難くなる。はこれを避けるという効果があ
る。
ビーム自体をこのようにシートと直交方向に振るという
他に、ウエハ(対象物)の方を振るということも可能で
ある。ウエハの保持機構(サセプタ)をシートビームの
面と直角の方向に走査することによってウエハの全面に
一様なイオンビ−ムの注入を行う事ができる。このよう
にウエハ自体を面と平行な方向に振ると、空間に電圧を
印加する必要がない。ためシールド電極のようなものも
不要になる。
一例を示す平面図である。図3は同じものの側面図であ
る。図4、図5はイオンビ−ムを引き出す電極板の穴の
配置例を示す正面図である。イオン源1はガスを原料と
してこれをプラズマとし、大面積のイオンビ−ムを生成
できる装置である。引き出し電極は、正電極、負電極、
接地電極などよりなるが、いずれもシート状のビーム群
を生成するために、多数の穴或いはスリット状に穴が穿
孔されている。
ビ−ム3が出てくる。これは図4のように電極板19に
平行線状の穴20、20…を穿孔するか、あるいは、図
5のように、電極板19に多数の穴21を平行線に沿っ
て何組も穿孔する事によってビームの出口を線分状にす
ることによってなされる。
る。ビームの進行方向には、n+1個の電極を持つ電磁
石12が設置される。電磁石12は、それぞれコア13
とその周囲に巻き廻したコイル14とよりなる。座標系
を次のように定義する。イオンビ−ムの出て行く方向を
X軸、上下の方向をZ軸とする。複数の電磁石12の並
列の方向がY軸である。電磁石をM1 、M2 、M3 、
…、Mn+1 とする。これはY方向に並ぶ複数の独立した
磁石群、あるいは複数の磁極をもつ一つの磁石である。
いずれにしても、磁石はY方向に磁力線を発生するよう
にY方向に並べられる。隣接磁石の間隙がビームの通過
経路になるようにして、ビームのX方向の流れを妨げな
いようにする。磁場の存在する部分の長さをs、磁束密
度をB、イオンの速度をV、イオンの質量をM、イオン
の電荷をqとすると、曲がり角Θは
って磁場Bが変化するので、経路の積分によってΘを求
める必要がある。磁場B(x,y)が分かっていれば、
がり角を例えば10゜〜30°程度に決める。するとそ
れより軽い水素イオン(H+ 、H3 +…)などがさらに強
く曲がるので完全に分離できる。
れる。これはn個の対向電極よりなる。これをF1 、H
1 、F2 、H2 ……Fn 、Hn とする。いずれもY方向
に対向するように設けられ、交流電源9によってそれぞ
れに交流電圧が掛けられている。Y方向に対向する対に
なった電極Fj とHj の間に交番電圧が発生する。シー
トビームはY方向には薄いが電界によってY方向に走査
される。電界の振幅と周波数は、ビームを間隙幅全体に
走査できる程度とする。
も負電圧が掛かっている。F1 、F2…には同じ電圧
が、H1 、H2 …にも同じ電圧が掛かっている。ビーム
の通る空隙には同じ方向に同じ大きさの電界が形成され
る。しかしビームの通らないF電極、H電極の空隙には
反対方向に電界が生ずる。さらにその前方には多数の通
し穴G1 、G2 …、Gn を持つシールド電極11があ
る。これは大地電位である。
ーのイオンビ−ムが電磁石によって曲げられたビームの
方向をX軸とする。これよりも質量の軽い水素イオンは
X軸より下にそれた下向きビーム15となる。所望イオ
ンよりも重いイオンビ−ムは反対に上向きのビームとな
る。所定の質量のビームはウエハ4に衝突する。ウエハ
保持冷却機構5は冷却水6が循環しこれによって常に冷
却される。
たるから過度に加熱されるが、本発明の場合は不要なイ
オンビ−ムが上下にそれ、ウエハに当たらない。ウエハ
の加熱の程度が少なくなる。
磁石はZ方向に長いコアの廻りにコイルを巻いたもので
ある。例えばビームの流れ方向(X軸方向、短軸方向)
にはコア長さが150mm、コイルの厚みが80mmと
なっている。つまりビーム流れ方向には、310mmで
ある。そのような偏平な磁石板がn+1個Y軸方向に並
んでいる。
あるが、この電極はF電極とH電極が空隙を介して対向
するようになっている。一方の電極Hj は隣接する電極
Fj+1との間に絶縁板22がある。交流電源9によって
両方の電極の間に交番電界が発生する。絶縁板を介して
も反対方向の交番電圧が生じるが、それはイオンビ−ム
に作用しない。
れば良い。シールド電極の穴の幅Wを、スキャナ電極8
の中央からシールド電極までの距離L割った値Θ=W/
Lだけビームを振らなくてはならない。一例ではW=2
0mm、L=700mmである。Θ=30mradとな
る。加速電圧Vacc の大きさによって、必要な走査振幅
電圧が変わってくる。
査電極の電圧振幅Vdef は、Vdef /Vacc =2Θd/
lによって計算できる。ただしΘはふれ角であり、dは
電極間隔、lは電極のX方向の長さである。Θ=0.5
rad、d=30mm、l=900mmとすると、V
def /Vacc =1/50となる。加速電圧が100kV
の場合は、Vdef =2kVである。
概略斜視図である。ここではシートビームの数は4枚の
ものを示すが、これは簡略化したものである。実際には
さらに数多くのシートに分割する。ここではマグネット
は一つであってn+1個の磁極(2つの端部電極と(n
−1)個の中間電極)があるようにしているものを図示
している。コイルは縦方向に巻いてあるが図示を略して
いる。磁場は磁極面に直角方向に形成される。
角度だけ曲がって静電スキャナの間隙を通る。水素イオ
ンビ−ムはもっと強く曲げられるから下方(Z軸方向)
へそれる。静電スキャナはビームをY方向に走査する。
すると電極は空間電荷領域を制限する。所望の質量のイ
オンビ−ムはシールド電極の穴を通り、ウエハに表面に
衝突する。Y方向にビームをスキャンしているからウエ
ハの表面へ一様にイオンビ−ム照射することができる。
を用いて、ボロンビームをSiウエハに注入する場合の
シート面(yz面)状でのイオンビ−ムの軌道を示す。 ビームエネルギー 100keV フィルタ磁石の強さ 2.6kG 磁石のビーム方向の長さ 150mm ビームの偏向角(ボロンイオン) 15゜ ウエハ Si 位置 ボロンモノマー(BHn +)とボロンダイマー
(B2 Hn +)の軌跡が重なる領域
Φをなす。水素イオンH+ は強く下方へ曲げられる。次
いでH3 +イオンも下方へ曲がる。次の一団は一つのホウ
素を含むイオンであるBH2 +、BH+ 、B+ などであ
る。もっとも曲がりの小さいのは二つのホウ素を含むB
2 +、B2 H2 +、B2 H4 +である。水素イオンなどは入ら
ないが、ボロンを一つ含むイオンも二つ含むイオンも入
射できる近接位置にウエハを設置する。この例では、磁
極から約0.8mの付近にウエハを置いている。H + は
勿論、水素原子を3個含むH3 +もウエハに入らない。水
素ビームHn +(n=1、2、3)は完全に除去される。
量分離せずに対象物に注入する従来のイオンドーピング
装置に比べて、本発明は質量分離をして不要イオンが対
象物に入らないようにする。それによって対象物の発熱
を抑える。ボロンB、砒素As、燐PなどをSiウエハ
にドーピングするとき水素化物を原料とするのでイオン
ビームの半分は水素である。水素を除去できるからウエ
ハの加熱を約半分にすることができる。サセプタにはも
ちろん冷却機構があるが、それでも不十分であって過熱
されることもある。本発明は初めから発熱量が半分に減
るから、ウエハの熱によるダメージを防ぐことができ
る。冷却機構の負担も軽減される。
機構の冷却能力の上限から決まっていた。本発明は発熱
を抑えることができるから、処理能力をさらに上げるこ
とができる。発熱量が約半分になるから例えばイオンビ
−ム電流密度を約2倍にし、処理速度を約2倍に高める
こともできる。
間)の一例を示す。冷却能力が1kWとする。イオンの
加速電圧は100keVである。冷却能力とつり合う電
流は10mAである。100keV×10mA=1k
W。横軸は注入量(/cm2 )である。縦軸は処理速度
(枚/時間)である。冷却能力が一定としているから、
冷却能力と釣り合う時のドーズ量を示すこの曲線はウエ
ハの大きさを表現しているということもできる。ドーズ
量(密度)が大きいということはウエハが小さいという
事である。曲線部において全体のドーズ量は10mAで
ある。
cm-2以下の場合は本発明でも質量分離をしない従来法
でも変わりはない。しかしドーズ量がそれ以上になると
本発明の優越性が明確になる。曲線アが本発明による処
理速度を、イが質量分離をしない従来のイオンドーピン
グ装置の速度を表している。必要なドーズ密度が5×1
015cm-2の場合、本発明(ア)の速度は毎時100枚
である。質量分離しない従来法の場合(イ)は毎時60
枚である。本発明の方が約2倍の処理速度となる。
能力一杯で10mAのイオンビ−ムをウエハに当てるこ
とができる。本発明はその10mAの全てがドーパント
を含むイオンである。従来のイオンドーピング装置は半
分の約5mAがドーパントを含むイオンである。ドーピ
ングの能力が従来では本発明の半分になる。
のまま質量分離せずに対象物に照射する従来例に掛かる
イオンドーピング装置の概略図。(a)は引出電極の穴
配置を示す図。(b)は装置の概略正面図。
図。スリット状の穴の場合。
図。直線に沿って並ぶ穴の場合。
ト状の磁石とシート状の走査電極を示す拡大平面図。
イオンビ−ムをSiウエハに打ち込む事によってボロン
をドープする時、2.6kGの磁場を発生する電磁石に
よりビームを曲げるとして、水素イオンやボロンを含む
イオンの軌道を示す図。
(イ)における必要なイオン注入量と処理速度の関係を
示すグラフ。
示す概略の斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 大面積のイオンビ−ムを生成し引き出し
口が複数のスロットになっており平行な複数のシート状
のシートビームを引き出すイオン源と、シートビームの
間隙部分に設けられシートビームに垂直な磁場を発生し
各シートビームをシート面内に偏向させ質量分離を行う
複数の偏平な磁極を持つ磁石或いは複数の偏平な独立し
た磁石群と、所望の質量を持つイオンビ−ムが通過する
位置に対象物を保持する保持機構とを含むことを特徴と
するイオン注入装置。 - 【請求項2】 磁石に続いて各シートビームの間隙に設
けられシートビーム毎に対向する2電極をもち対向電極
に交流電圧を印加することによってシートビームを面と
直角の方向に走査する静電走査電極と、走査されたシー
トビームを通す平行な長穴が設けられ大地電位にあるシ
ールド電極とを含み、磁石によって質量分離されたシー
トビームを走査して対象物の全面にビームが入射するよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載のイオン注入
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13441196A JP3235466B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | イオン注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH09298043A true JPH09298043A (ja) | 1997-11-18 |
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ID=15127764
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- 1996-04-30 JP JP13441196A patent/JP3235466B2/ja not_active Expired - Fee Related
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