JPH09298001A - 車輌用前照灯 - Google Patents

車輌用前照灯

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JPH09298001A
JPH09298001A JP8132852A JP13285296A JPH09298001A JP H09298001 A JPH09298001 A JP H09298001A JP 8132852 A JP8132852 A JP 8132852A JP 13285296 A JP13285296 A JP 13285296A JP H09298001 A JPH09298001 A JP H09298001A
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JP
Japan
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lighting circuit
power supply
back cover
side connector
battery power
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Pending
Application number
JP8132852A
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English (en)
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Hiromi Shibata
裕己 柴田
Kihachiro Uchida
喜八郎 内田
Katsumi Inoue
勝己 井上
Kazuya Hashigaya
和也 橋ヶ谷
Yukinobu Hiranaka
行伸 平中
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09298001A publication Critical patent/JPH09298001A/ja
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0064Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
    • B60Q1/007Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb via a removable cap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • B60Q1/0094Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電バルブを備えた車輌用前照灯において、
ユーザがバルブ交換等のためにボディ12の開口部12
aを介してその内部に指を挿入した場合においても、ユ
ーザに不測の危害が及ぶおそれをなくす。 【解決手段】 開口部12aを閉塞するヒンジ式のバッ
クカバー36の下端部に、後方へ突出するピン36aを
形成する。バッテリ電源側コネクタ46を点灯回路側コ
ネクタ42に接続嵌合させた状態では、バッテリ電源側
コネクタ46がピン36aと係合しているため、開口部
12aは開放不能となる。一方、バックカバー36が後
方側へ回動していて開口部12aが開放状態にあるとき
には、ピン36aが点灯回路側コネクタ42の後方側
(入口側)に位置して邪魔になるため、バッテリ電源側
コネクタ46と点灯回路側コネクタ42との接続嵌合が
不能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放電バルブを備
えた車輌用前照灯に関するものであり、特に、放電バル
ブの点灯回路とバッテリ電源との間の配線構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】放電バルブは高輝度照射が可能なことか
ら、近年、車輌用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。
【0003】上記放電バルブを点灯させるためには、該
放電バルブに高電圧を印加する必要がある。このため、
放電バルブを備えた車輌用前照灯においては、放電バル
ブとバッテリとの間に点灯回路を設け、該点灯回路にお
いてバッテリ電圧を20kV程度まで昇圧した後これを
高電圧コードを介して放電バルブに供給するようになっ
ている。
【0004】ところで、一般に、上記放電バルブを収容
する灯体にはバルブ交換用の開口部が形成され、放電バ
ルブを交換する際には上記開口部を介して放電バルブの
出し入れが行われるようになっているが、バルブ交換時
以外は上記開口部はカバー部材により閉塞されて、灯体
内への塵埃等の侵入を防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような放電バル
ブを備えた車輌用前照灯においては、バルブ交換時、ユ
ーザの手の指が上記開口部を介して灯体内へ挿入されて
上記高電圧コードあるいは放電バルブ接続用のソケット
等に触れることとなる。その際、高電圧コードが破損し
ていたような場合あるいは指がソケットの端子部に触れ
てしまった場合には、ユーザが高電圧に曝される可能性
がある。したがって、このような場合を想定した対策を
予め講じておくことにより、ユーザに不測の危害が及ば
ないようにすることが肝要である。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ユーザがバルブ交換等のために灯体
の開口部を介してその内部に指を挿入した場合において
も、ユーザに不測の危害が及ぶおそれをなくすことがで
きる車輌用前照灯を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、所定の給電
規制手段を設けることにより、ユーザが灯体内に指を挿
入し得る状況下においてはバッテリ電源から点灯回路へ
の給電が停止されて点灯回路による高電圧発生が起こり
得ないようにし、もって上記目的達成を図るようにした
ものである。
【0008】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、放電バルブと、この放電バルブを収容すると
ともに該放電バルブを交換するための開口部が形成され
た灯体と、上記開口部を閉塞するようにして上記灯体に
取り付けられたカバー部材と、上記放電バルブを点灯さ
せる点灯回路と、この点灯回路をバッテリ電源に接続す
る配線手段と、を備えた車輌用前照灯において、上記カ
バー部材が上記灯体に取り付けられているときにのみ、
上記配線手段による上記バッテリ電源から上記点灯回路
への給電を許容する給電規制手段を備えてなる、ことを
特徴とするものである。
【0009】上記「灯体」は、放電バルブを収容する構
造を有しかつ該放電バルブを交換するための開口部が形
成されたものであれば、特定の部材に限定されるもので
はない。例えば、反射鏡可動型のエイミング機構(レン
ズがボディに取り付けられるタイプの灯具において、レ
ンズとボディとで形成される空間内に収容された反射鏡
を傾動させるエイミング機構)を備えた前照灯における
ボディ、あるいは、ユニット可動型のエイミング機構
(レンズが反射鏡に取り付けられるタイプの灯具におい
て、反射鏡をレンズと共にユニットとして傾動させるエ
イミング機構)を備えた前照灯における反射鏡、等が灯
体として採用可能である。
【0010】上記「配線手段」についても、点灯回路を
バッテリ電源に接続するものであれば、コード状のもの
であってもよいし、あるいはプリント配線板等のような
ものであってもよい。
【0011】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、配線手段によるバッテリ電源から点灯回路へ
の給電が、給電規制手段により、カバー部材が灯体に取
り付けられているときにのみ許容されるようになってい
るので、ユーザが灯体内に指を挿入し得る状況下におい
てはバッテリ電源から点灯回路への給電が停止されて点
灯回路による高電圧発生は起こり得ない。
【0012】したがって、本願発明によれば、ユーザが
バルブ交換等のために灯体の開口部を介してその内部に
指を挿入した場合においても、ユーザに不測の危害が及
ぶおそれをなくすことができ、これによりユーザ保護の
十全を図ることができる。
【0013】上記「給電規制手段」の具体的構成は特に
限定されるものではないが、請求項2に記載したよう
に、点灯回路側配線部とバッテリ電源側配線部とが接続
されている状態でのカバー部材の灯体からの取り外し作
業を行えないようにする取り外し作業阻止部材を備えた
構成とすれば、点灯回路により高電圧が発生していたと
してもユーザが灯体内に指を挿入することが物理的に不
可能になるので、ユーザに不測の危害が及ぶおそれをな
くすことができ、また、請求項3に記載したように、カ
バー部材が灯体に取り付けられていない状態では点灯回
路側配線部とバッテリ電源側配線部との接続作業を行え
ないようにする接続作業阻止部材を備えた構成とすれ
ば、点灯回路による高電圧発生自体が起こり得ないの
で、たとえユーザが灯体内に指を挿入したとしてもユー
ザに不測の危害が及ぶおそれをなくすことができる。
【0014】なお、この場合において、上記「取り外し
作業阻止部材」および「接続作業阻止部材」の具体的構
成は特に限定されるものではない。
【0015】上記「給電規制手段」の他の具体的構成例
として、請求項4に記載したように、カバー部材の灯体
への取り付けにより接続されるとともに取り外しにより
遮断される点灯回路側接点およびバッテリ電源側接点か
らなる構成を採用すれば、カバー部材非装着状態では点
灯回路による高電圧発生が起こり得ず、また、配線手段
接続状態ではユーザが灯体内に指を挿入することができ
ないので、いずれの場合においてもユーザに不測の危害
が及ぶおそれをなくすことができる。しかもこのような
作用効果をカバー部材の着脱作業自体に連動させた簡易
な構成により得ることができる。
【0016】上記「給電規制手段」としては、上記のよ
うな機構的な構成以外にも、請求項5に記載したよう
に、カバー部材が灯体から取り外されたことを検出して
配線手段によるバッテリ電源と点灯回路との接続を遮断
する、といった電気的な構成も採用可能であり、この場
合にも、簡易な構成により上記作用効果を得ることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0018】まず、本願発明の第1実施形態について説
明する。
【0019】図1は、本実施形態に係る車輌用前照灯を
示す側断面図であり、図2は、そのII方向矢視図であ
る。
【0020】図示のように、本実施形態に係る前照灯1
0は、ボディ12とレンズ14とで形成される空間内に
反射鏡16が上下方向および左右方向に傾動可能に設け
られてなっている。
【0021】上記反射鏡16は、その光軸上にC−8タ
イプの放電バルブ(メタルハライドバルブ)18が取り
付けられており、その前方を覆うようにしてシェード2
0が設けられている。さらに反射鏡16の前方にはエク
ステンション22が設けられている。
【0022】上記放電バルブ18は、その点灯のために
高電圧を必要とするため、バルブソケット24および高
圧コード26を介して点灯回路ケース28内に収容され
た点灯回路30に一旦接続された後、給電コード32を
介してバッテリ電源(図示せず)に接続されるようにな
っている。上記点灯回路ケース28は、ブラケット34
を介してボディ12の底面部に取り付けられている。
【0023】上記ボディ12の後面部には、バルブ交換
用の開口部12aが形成されており、さらにこの開口部
12aを閉塞するようにしてバックカバー36が取り付
けられている。
【0024】このバックカバー36は、その下端部にお
いてボディ12の後面部の支軸12bにヒンジ結合され
るとともに、その上端部においてスクリュウ38により
ボディ12に固定されており、スクリュウ38を外すこ
とにより後方側へ回動してボディ12の開口部12aを
開放し得るようになっている。このバックカバー36の
下端部には、後方へ突出するピン36aが形成されてい
る。
【0025】上記給電コード32は、一端部が点灯回路
30に接続された点灯回路側コード40と、この点灯回
路側コード40の他端部に接続された点灯回路側コネク
タ42と、この点灯回路側コネクタ42と接続嵌合する
バッテリ電源側コネクタ44と、一端部がこのバッテリ
電源側コネクタ44に接続されるとともに、他端部がバ
ッテリ電源に接続されたバッテリ電源側コード46とか
らなっている。
【0026】上記点灯回路側コネクタ42は、ボディ1
2の開口部12a下方部位に形成されたコネクタ支持部
12cに固定されている。一方、上記バッテリ電源側コ
ネクタ44は、図3に示すようにL字形に形成されてお
り、該バッテリ電源側コネクタ44の上部に形成された
貫通孔44aを、図1および2に示すように、バックカ
バー36のピン36aに挿入させるようにして点灯回路
側コネクタ42と接続嵌合するようになっている。
【0027】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0028】図1に示すように、バッテリ電源側コネク
タ46を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合させた状態
では、バッテリ電源側コネクタ46がバックカバー36
のピン36aと係合状態にあるため、たとえスクリュウ
38を外してもバックカバー36を後方側へ回動させる
ことができず、ボディ12の開口部12aを開放するこ
とはできない。したがって、バルブ交換の際には、まず
バッテリ電源側コネクタ44を点灯回路側コネクタ42
から外してバックカバー36のピン36aとの係合状態
を解除し、その後バックカバー36を後方側へ回動させ
る必要がある。
【0029】図4は、このようにしてバックカバー36
を後方側へ回動させてボディ12の開口部12aを開放
した状態を示す図であるが、この状態でバッテリ電源側
コネクタ44を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合させ
ようとしても、バックカバー36のピン36aが点灯回
路側コネクタ42の後方側(入口側)に位置しているた
め、このピン36aが邪魔になって点灯回路側コネクタ
42に接続嵌合させることができない。したがって、ま
ず、バックカバー36を前方側へ回動させてピン36a
が邪魔にならないようにする必要がある。さらに、バッ
クカバー36によりボディ12の開口部12aを完全に
閉塞した状態でなければ、バッテリ電源側コネクタ44
の貫通孔44aをバックカバー36のピン36aに挿入
させることができないので、結局、バッテリ電源側コネ
クタ44を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合させるた
めには、バックカバー36を予めスクリュウ38でボデ
ィ12に固定しておく必要がある。
【0030】以上詳述したように、本実施形態において
は、点灯回路側コネクタ42とバッテリ電源側コネクタ
44とが接続されている状態では、バックカバー36の
ボディ12からの取り外し作業を行えない構成となって
いるので、点灯回路30により高電圧が発生していたと
してもユーザがボディ12の開口部12aからその内部
に指を挿入することが物理的に不可能になり、これによ
り、ユーザに不測の危害が及ぶおそれをなくすことがで
きる。また、バックカバー36がボディ12の開口部1
2aを閉塞するようにして取り付けられていない状態で
は、バッテリ電源側コネクタ44と点灯回路側コネクタ
42との接続嵌合作業を行えない構成となっているの
で、点灯回路30による高電圧の発生自体が起こり得な
い。このため、たとえユーザがボディ12の開口部12
aからその内部に指を挿入したとしてもユーザに不測の
危害が及ぶおそれをなくすことができる。
【0031】このように、本実施形態においては、バッ
クカバー36のピン36aを利用した給電規制構造を採
用することにより、バックカバー36がボディ12に取
り付けられているときにのみ点灯回路30への給電を許
容するようになっているので、ユーザがボディ12内に
指を挿入し得る状況下においては点灯回路30による高
電圧発生は起こり得ない。
【0032】したがって、本実施形態によれば、ユーザ
がバルブ交換等のためにボディ12の開口部12aを介
してその内部に指を挿入した場合においても、ユーザに
不測の危害が及ぶおそれをなくすことができ、これによ
りユーザ保護の十全を図ることができる。
【0033】次に、本願発明の第2実施形態について説
明する。
【0034】図5は、本実施形態に係る車輌用前照灯を
示す一部側断面図であり、図6は、そのVI方向矢視図で
ある。
【0035】図示のように、本実施形態に係る前照灯1
0は、上記第1実施形態と基本的構成は同様であるが、
バックカバー36のボディ12への取付構造が異なって
いる。図7および8は、この取付構造をわかりやすくす
るためにバックカバー36をボディ12から外したとき
の様子を示す図である。
【0036】これらの図に示すように、本実施形態にお
いては、バックカバー36の内周面3カ所に120°間
隔でL字溝36bが形成されており、これら各L字溝3
6bをボディ12の開口部12aを構成する円筒フラン
ジ部12dの外周面先端の3カ所に形成された係合片1
2eに係合させるようにして、バックカバー36を時計
回りに約30°回転させることにより、バックカバー3
6のボディ12への取り付けを行うようになっている。
この取り付けの際、ウェーブワッシャ48およびロック
プレート50を、バックカバー36とボディ12の後面
部との間に介装するようになっている。上記バックカバ
ー36の前面外周端部には、その3カ所に120°間隔
で突起部36cが形成されている。
【0037】上記ウェーブワッシャ48は、円周方向に
波打ったリング状の板バネであって、バックカバー取り
付け時には略平板状に弾性変形するようになっている。
【0038】上記ロックプレート50は、その内周縁3
カ所に120°間隔で上記各係合片12eよりもやや大
きい内周側凹部50aが形成されており、また、その外
周縁には、上記3つの内周側凹部50aと互い違いにな
るようにして、3カ所に120°間隔で外周側凹部50
bが形成されている。これら各外周側凹部50bは、バ
ックカバー36の各突起部36cと係合可能に形成され
ており、これらが係合する角度位置でバックカバー36
の各L字溝36bと円筒フランジ部12dの各係合片1
2eとが係合するようになっている。
【0039】さらに、上記ロックプレート50の外周縁
における上記3つの内周側凹部50aのうちの1つと対
応する位置には矩形状のタブ50cが突出形成されてい
る。このロックプレート50は、バックカバー36をボ
ディ12の円筒フランジ部12dから外しても、円筒フ
ランジ部12dから抜け出さないように装着されてい
る。すなわち、このロックプレート50は、上記各係合
片12eと干渉しないように図8に示す位置から時計回
りに90°回転した位置(すなわち各内周側凹部50a
が各係合片12eと一致する角度位置)でボディ12の
円筒フランジ部12dにはめ込まれた後、そのタブ50
cがボディ12の後面部下端近傍部位に形成されたスト
ッパピン12fに当接して真下方向を向く図示の位置ま
で反時計回りに回転せしめられ得るようになっている。
そして、上記タブ50cは、ストッパピン12fに当接
した状態で、点灯回路側コネクタ42の後方側(入口
側)に位置するようになっている。
【0040】上記ロックプレート50は、バックカバー
36が外された状態では、ウェーブワッシャ48の弾性
力により上記各係合片12dに押しつけられた状態に保
持されているが、図8の状態から、バックカバー36
を、その各突起部36cをロックプレート50の各外周
側凹部50bに係合させて、ウェーブワッシャ48の弾
性力に抗して前方へ押しつけることにより、その各L字
溝36aをボディ12の各係合片12dに係合させなが
ら時計回りに回転させるようにすれば、バックカバー3
6はロックプレート50と共に約30°回転したところ
でボディ12に固定される。このとき、ロックプレート
50のタブ50cは、図6に示すように、真下方向から
約30°左上の位置(点灯回路側コネクタ42から左に
少し外れた位置)まで回転変位することとなる。
【0041】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0042】図5および6に示すように、バッテリ電源
側コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合さ
せた状態では、ロックプレート50のタブ50cが真下
方向から約30°左上に位置しているため、バックカバ
ー36をボディ12の円筒フランジ部12dから外そう
として反時計回りに回転させると、該バックカバー36
と共に回転するロックプレート50のタブ50cがすぐ
にバッテリ電源側コネクタ44に当接してそれ以上の回
転を阻止する。このため、バックカバー36をその取り
外しが可能な位置まで回転させることができず、ボディ
12の開口部12aを開放することはできない。したが
って、バルブ交換の際には、まずバッテリ電源側コネク
タ44を点灯回路側コネクタ42から外して上記タブ5
0cと干渉しないようにしてから、バックカバー36を
反時計回りに回転させる必要がある。
【0043】一方、図7および8に示すように、ボディ
12の開口部12aが開放された状態でバッテリ電源側
コネクタ44を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合させ
ようとしても、ロックプレート50のタブ50cが点灯
回路側コネクタ42の後方側(入口側)に位置している
ため、このタブ50cが邪魔になって点灯回路側コネク
タ42に接続嵌合させることができない。したがって、
まず、バックカバー36をロックプレート50に係合さ
せてこれを押圧しながらこれと共に時計回りに回転させ
てタブ50cが邪魔にならないようにする必要がある。
つまり、バッテリ電源側コネクタ44を点灯回路側コネ
クタ42に接続嵌合させるためには、バックカバー36
を予めボディ12の円筒フランジ部12dに取り付けて
おく必要がある。
【0044】以上詳述したように、本実施形態において
は、ロックプレート50のタブ50cを利用した給電規
制構造を採用することにより、バックカバー36がボデ
ィ12に取り付けられているときにのみ点灯回路30へ
の給電を許容するようになっているので、ユーザがボデ
ィ12内に指を挿入し得る状況下においては点灯回路3
0による高電圧発生は起こり得ず、したがって、第1実
施形態と全く同様の作用効果を得ることができる。しか
も、本実施形態においては、バックカバー36のボディ
12への取付構造が、上記第1実施形態のようにヒンジ
式ではなく回転式であるため、灯具10の後方に必要な
バルブ交換用スペースを小さくすることができる。
【0045】次に、本願発明の第3実施形態について説
明する。
【0046】図9は、本実施形態に係る車輌用前照灯を
示す一部側断面図であり、図10は、そのX 線方向矢視
図であり、図11および12は、バックカバー36をボ
ディ12から外したときの様子を示す図である。
【0047】図示のように、本実施形態に係る前照灯1
0は、上記第2実施形態と基本的構成は同様であり、ま
た、バックカバー36のボディ12への取付構造も回転
式であるが、本実施形態においては、板バネ52および
バックカバー36の外周縁に形成されたタブ36dを用
いた給電規制構造を採用している点で、上記第2実施形
態と異なっている。
【0048】上記板バネ52は、ボディ12の後面部下
端近傍部位に形成されたバネ支持ボス12gに基端部が
支持されており、図12に示すように、無負荷状態で
は、開口部12aの下方へ斜め直線状に延びている。そ
して、この無負荷状態では、板バネ52先端部は点灯回
路側コネクタ42の後方側(入口側)に位置するように
なっている。
【0049】上記タブ36dは、バックカバー36のL
字溝36bをボディ12の係合片12eに位置合わせし
た状態では真下方向を向いており、板バネ52とは接触
していないが、この状態からバックカバー36を時計回
りに回転させてボディ12に固定した状態では、真下方
向から約30°左上の位置まで回転変位して板バネ52
を下方へ押圧し、該板バネ52の先端部が点灯回路側コ
ネクタ42の左側に外れるまで該板バネ52を弾性変形
させるようになっている。
【0050】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0051】図9および10に示すように、バッテリ電
源側コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合
させた状態では、バックカバー36のタブ36dが真下
方向から約30°左上に位置しているため、バックカバ
ー36をボディ12の円筒フランジ部12dから外そう
として反時計回りに回転させると、そのタブ36dがす
ぐにバッテリ電源側コネクタ46に当接してそれ以上の
回転を阻止する。このため、バックカバー36をその取
り外しが可能な位置まで回転させることができず、ボデ
ィ12の開口部12aを開放することはできない。した
がって、バルブ交換の際には、まずバッテリ電源側コネ
クタ44を点灯回路側コネクタ42から外して上記タブ
36dと干渉しないようにしてから、バックカバー36
を反時計回りに回転させる必要がある。
【0052】一方、図11および12に示すように、ボ
ディ12の開口部12aが開放された状態でバッテリ電
源側コネクタ44を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合
させようとしても、板バネ52が点灯回路側コネクタ4
2の後方側(入口側)に位置しているため、この板バネ
52が邪魔になって点灯回路側コネクタ42に接続嵌合
させることができない。したがって、まず、バックカバ
ー36を時計回りに回転させて板バネ52を弾性変形さ
せ、該板バネ52が邪魔にならないようにする必要があ
る。つまり、バッテリ電源側コネクタ44を点灯回路側
コネクタ42に接続嵌合させるためには、バックカバー
36を予めボディ12の円筒フランジ部12dに取り付
けておく必要がある。
【0053】以上詳述したように、本実施形態において
は、板バネ52およびバックカバー36の外周縁に形成
されたタブ36dを利用した給電規制構造を採用するこ
とにより、バックカバー36がボディ12に取り付けら
れているときにのみ点灯回路30への給電を許容するよ
うになっているので、ユーザがボディ12内に指を挿入
し得る状況下においては点灯回路30による高電圧発生
は起こり得ず、したがって、第2実施形態と全く同様の
作用効果を得ることができる。しかも、本実施形態にお
いては、極めて簡易な構成により作用効果を得ることが
できる。
【0054】次に、本願発明の第4実施形態について説
明する。
【0055】図13は、本実施形態に係る車輌用前照灯
を示す一部側断面図であり、図14は、そのXIV 線方向
矢視図であり、図15および16は、バックカバー36
をボディ12から外したとき(あるいは外す際)の様子
を示す図である。
【0056】図示のように、本実施形態に係る前照灯1
0は、上記第3実施形態と基本的構成およびバックカバ
ー取付構造は同様であるが、本実施形態においては、ス
ライドユニット54を用いた給電規制構造を採用してい
る点で、上記第3実施形態と異なっている。
【0057】上記スライドユニット54は、ボディ12
の後面部下端近傍部位に設けられており、ボディ12に
固定されたケーシング56と、このケーシング56に上
下方向にスライド可能に収容されたスライダ58とから
なっている。上記ケーシング56の後面部には上下方向
に延びる長孔56aが形成されており、上記スライダ5
8には該長孔56aを貫通して後方へ延びる操作ピン5
8aが形成されている。上記スライダ58は、その上下
各端部がケーシング56から突出しているが、操作ピン
58aを長孔56a内において上下動させることによ
り、ケーシング56に対してスライドしてその突出量が
変化するようになっている。そして、上記スライダ58
は、図13および14に示すように、上方へ大きく突出
した状態では、その上端部がバックカバー36の周縁フ
ランジ部36eに後方側から係合し、一方、図15およ
び16に示すように、下方へ大きく突出した状態では、
その下端部が点灯回路側コネクタ42の後方側(入口
側)に位置するようになっている。
【0058】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0059】図13および14に示すように、バッテリ
電源側コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続嵌
合させた状態では、スライダ58の上端部がバックカバ
ー36の周縁フランジ部36eに後方側から係合してい
るため、バックカバー36を反時計回りに回転させてボ
ディ12の円筒フランジ部12dから外そうとしても、
これを外すことができない。その際、スライダ58を下
方へスライドさせようとしても、その下端部がすぐにバ
ッテリ電源側コネクタ46に当接しまうため、上記周縁
フランジ部36eとの係合状態を解除することはできな
い。したがって、バルブ交換の際には、まずバッテリ電
源側コネクタ44を点灯回路側コネクタ42から外し、
さらにスライダ58を下方へスライドさせてから、バッ
クカバー36を反時計回りに回転させる必要がある。
【0060】一方、図15および16に示すように、ボ
ディ12の開口部12aが開放された状態でバッテリ電
源側コネクタ44を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合
させようとしても、スライダ58の下端部が点灯回路側
コネクタ42の後方側(入口側)に位置しているため、
このスライダ58が邪魔になって点灯回路側コネクタ4
2に接続嵌合させることができない。したがって、ま
ず、スライダ58を上方へスライドさせて該スライダ5
8が邪魔にならないようにする必要がある。なお、スラ
イダ58を上方へスライドさせる動作はユーザが行うこ
ととなるので、その際仮にバックカバー36がボディ1
2の円筒フランジ部12dに取り付けられていなけれ
ば、容易にこれに気が付くことが期待される。したがっ
て、このような場合には、バックカバー36を上記円筒
フランジ部12dに取り付けた後に、改めてスライダ5
8を上方へスライドさせ、その後、バッテリ電源側コネ
クタ44を点灯回路側コネクタ41に接続嵌合させるこ
ととなる。
【0061】以上詳述したように、本実施形態において
は、スライドユニット54を用いた給電規制構造を採用
することにより、バックカバー36がボディ12に取り
付けられているときにのみ点灯回路30への給電を許容
するようになっているので、ユーザがボディ12内に指
を挿入し得る状況下においては点灯回路30による高電
圧発生は起こり得ず、したがって、上記第3実施形態と
全く同様の作用効果を得ることができる。
【0062】次に、本願発明の第5実施形態について説
明する。
【0063】図17および18は、本実施形態に係る車
輌用前照灯の要部を示す後面図である。
【0064】本実施形態に係る前照灯は、上記第3実施
形態と基本的構成およびバックカバー取付構造は同様で
あるが、図示のように、本実施形態においては、バック
カバー36に一体形成(あるいは固定)された中間コネ
クタ60を用いた給電規制構造を採用している点で、上
記第3実施形態と異なっている。
【0065】上記中間コネクタ60は、バックカバー3
6をボディ12に取り付けた状態において、真下方向を
向くようにして設けられており、この中間コネクタ60
の左右両側から点灯回路側コネクタ42とバッテリ電源
側コネクタ44とが接続嵌合されるようになっている。
本実施形態においては、点灯回路側コネクタ42とバッ
テリ電源側コネクタ44とが直接接続嵌合されることが
ないよう、両者同じ構造のコネクタが用いられている。
また、点灯回路側コード40およびバッテリ電源側コー
ド46の長さは、上記中間コネクタ60への着脱に必要
な最小限の長さに設定されている。
【0066】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0067】図17に示すように、バッテリ電源側コネ
クタ46および点灯回路側コネクタ42を中間コネクタ
60に接続嵌合させた状態では、バックカバー36をボ
ディ12の円筒フランジ部12dから外そうとして回転
させても、点灯回路側コード40およびバッテリ電源側
コード46のいずれかが突っ張ってしまうため、バック
カバー36の取り外しに必要な量だけバックカバー36
を回転させることができない。したがって、バルブ交換
の際には、図18に示すように、まずバッテリ電源側コ
ネクタ44および点灯回路側コネクタ42を外した後あ
るいはそのうちの一方を中間コネクタ60から外した後
に、バックカバー36を回転させる必要がある。
【0068】一方、ボディ12の開口部12aが開放さ
れた状態、すなわちバックカバー36が図18に示す位
置に存在しない状態では、バッテリ電源側コネクタ44
および点灯回路側コネクタ42を接続嵌合させるべき中
間コネクタ60も存在せず、また、バッテリ電源側コネ
クタ44および点灯回路側コネクタ42は、同じ構造の
コネクタであるため、直接接続嵌合されることはない。
したがって、バッテリ電源側コネクタ44を点灯回路側
コネクタ42に接続嵌合させるためには、バックカバー
36を予めボディ12の円筒フランジ部12dに取り付
けておく必要がある。
【0069】以上詳述したように、本実施形態において
は、中間コネクタ60を用いた給電規制構造を採用する
ことにより、バックカバー36がボディ12に取り付け
られているときにのみ点灯回路30への給電を許容する
ようになっているので、ユーザがボディ12内に指を挿
入し得る状況下においては点灯回路30による高電圧発
生は起こり得ず、したがって、上記第3実施形態と全く
同様の作用効果を得ることができる。
【0070】次に、本願発明の第6実施形態について説
明する。
【0071】図19および20は、本実施形態に係る車
輌用前照灯の要部を示す後面図である。
【0072】本実施形態に係る前照灯は、上記第3実施
形態と基本的構成およびバックカバー取付構造が同様で
あるが、図示のように、本実施形態においては、点灯回
路側コネクタ42をバックカバー36に一体形成(ある
いは固定)してなる給電規制構造を採用している点で、
上記第3実施形態と異なっている。
【0073】上記点灯回路側コネクタ42は、バックカ
バー36をボディ12に取り付けた状態において、バッ
クカバー36の半径方向外方(図では右方)を向くよう
にして設けられており、また、バッテリ電源側コード4
6の長さは、上記点灯回路側コネクタ42への着脱に必
要な最小限の長さに設定されている。
【0074】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0075】図19に示すように、バッテリ電源側コネ
クタ46を点灯回路側コネクタ42に接続嵌合させた状
態では、バックカバー36をボディ12の円筒フランジ
部12dから外そうとして回転させても、バッテリ電源
側コード46が突っ張ってしまうため、バックカバー3
6の取り外しに必要な量だけバックカバー36を回転さ
せることができない。したがって、バルブ交換の際に
は、図20に示すように、まずバッテリ電源側コネクタ
44を点灯回路側コネクタ42から外してからバックカ
バー36を回転させる必要がある。
【0076】一方、ボディ12の開口部12aが開放さ
れた状態、すなわちバックカバー36が図20に示す位
置に存在しない状態では、バッテリ電源側コネクタ44
を接続嵌合させるべき点灯回路側コネクタ42も存在し
ない。したがって、バッテリ電源側コネクタ44を点灯
回路側コネクタ42に接続嵌合させるためには、バック
カバー36を予めボディ12の円筒フランジ部12dに
取り付けておく必要がある。
【0077】以上詳述したように、本実施形態において
は、点灯回路側コネクタ42をバックカバー36に一体
形成(あるいは固定)してなる給電規制構造を採用する
ことにより、バックカバー36がボディ12に取り付け
られているときにのみ点灯回路30への給電を許容する
ようになっているので、ユーザがボディ12内に指を挿
入し得る状況下においては点灯回路30による高電圧発
生は起こり得ず、したがって、上記第3実施形態と全く
同様の作用効果を得ることができる。
【0078】次に、本願発明の第7実施形態について説
明する。
【0079】図21および22は、本実施形態に係る車
輌用前照灯を示す一部側断面図およびその後面図であ
る。
【0080】本実施形態に係る前照灯は、上記第3実施
形態と基本的構成およびバックカバー取付構造が同様で
あるが、図示のように、本実施形態においては、点灯回
路側コード40を利用した給電規制構造を採用している
点で、上記第3実施形態と異なっている。
【0081】上記点灯回路側コード40は、プラス線4
0Aおよびマイナス線40Bからなっている。上記マイ
ナス線40Bは、点灯回路30および点灯回路側コネク
タ42に接続されているが、上記プラス線40Aは2つ
に分断されており、その一方は点灯回路30およびボデ
ィ側端子62に接続されており、その他方はバックカバ
ー側端子64および点灯回路側コネクタ42に接続され
ている。
【0082】上記ボディ側端子62は、ボディ12の開
口部12aの真下に取り付けられており、その接点62
aは、ボディ12の後面におけるバックカバー36の回
転摺動軌跡内に位置するようになっている。一方、バッ
クカバー側端子64は、バックカバー36の外周縁部に
取り付けられており、その接点64aはバックカバー3
6の前面に位置するようになっている。そして、上記バ
ックカバー側端子64は、バックカバー36をボディ1
2に取り付けたときに、その接点64aがボディ側端子
62の接点62aと一致して重なるように、バックカバ
ー36の外周縁部における円周方向の取付位置が設定さ
れている。
【0083】また、本実施形態においては、バックカバ
ー36をボディ12に取り付けたときに、バックカバー
側端子64の接点64aとボディ側端子62の接点62
とが必ず一致するように、バックカバー36の各L字溝
36aおよびボディ12の各係合片12dの相互間の角
度間隔を120°から外れた角度間隔に設定している。
なお、図21においては、バックカバー側端子64が見
えるように、バックカバー36を、図22に示す位置か
ら時計回りに約60°回転させた位置で示している。
【0084】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0085】図21に示すように、バックカバー36が
ボディ12に取り付けられていない状態では、バックカ
バー側端子64の接点64aとボディ側端子62の接点
62aとが離れており、点灯回路側コード40のプラス
線40Aは導通状態にないので、たとえバッテリ電源側
コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続してもバ
ッテリ電源から点灯回路30に給電されることはない。
一方、バックカバー36をボディ12に取り付ければ、
バックカバー側端子64の接点64aとボディ側端子6
2の接点62aとが重なって、点灯回路側コード40の
プラス線40Aが導通状態になるので、バッテリ電源側
コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続すれば、
バッテリ電源から点灯回路30に給電されることとな
る。
【0086】以上詳述したように、本実施形態において
は、点灯回路側コード40を利用した給電規制構造を採
用することにより、バックカバー36がボディ12に取
り付けられているときにのみ点灯回路30への給電を許
容するようになっているので、ユーザがボディ12内に
指を挿入し得る状況下においては点灯回路30による高
電圧発生は起こり得ず、したがって、上記第3実施形態
と全く同様の作用効果を得ることができる。しかもこの
ような作用効果をバックカバー36の着脱作業自体に連
動させた簡易な構成により得ることができる。
【0087】次に、本願発明の第8実施形態について説
明する。
【0088】図23は、本実施形態に係る車輌用前照灯
を示す一部側断面図である。
【0089】本実施形態に係る前照灯は、上記第7実施
形態と基本的構成およびバックカバー取付構造は同様で
あるが、本実施形態においては、図24に示すような給
電制御回路66からなる給電規制構造を採用している点
で、上記第7実施形態と異なっている。
【0090】図23に示すように、本実施形態において
は、バックカバー開閉検出用コード68が点灯回路側コ
ード40と並列で設けられている。このバックカバー開
閉検出用コード68は、点灯回路30とボディ側端子6
2およびバックカバー側端子64に接続されており、バ
ックカバー側端子64の接点64aとボディ側端子62
の接点62aとが一致して重なったとき、すなわちバッ
クカバー36をボディ12に取り付けたときに導通する
ようになっている。このバックカバー開閉検出用コード
68が導通すると、図24に示すリレー70の接点70
aが閉じて点灯回路側コード40と点灯回路30とを導
通させるようになっている。
【0091】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0092】図23に示すように、バックカバー36が
ボディ12に取り付けられていない状態では、バックカ
バー側端子64の接点64aとボディ側端子62の接点
62aとが離れており、バックカバー開閉検出用コード
68は導通状態にないので、リレー70の接点70aは
開いており、点灯回路側コード40と点灯回路30とは
遮断された状態にある。したがって、たとえバッテリ電
源側コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続して
もバッテリ電源から点灯回路30に給電されることはな
い。一方、バックカバー36をボディ12に取り付けれ
ば、バックカバー側端子64の接点64aとボディ側端
子62の接点62aとが重なって、バックカバー開閉検
出用コード68が導通状態になるので、バッテリ電源側
コネクタ46を点灯回路側コネクタ42に接続すれば、
バッテリ電源から点灯回路30に給電されることとな
る。
【0093】以上詳述したように、本実施形態において
は、給電制御回路66を用いた給電規制構造を採用する
ことにより、バックカバー36がボディ12に取り付け
られているときにのみ点灯回路30への給電を許容する
ようになっているので、ユーザがボディ12内に指を挿
入し得る状況下においては点灯回路30による高電圧発
生は起こり得ず、したがって、上記第7実施形態と全く
同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る車輌用前照灯を
示す側断面図
【図2】図1のII方向矢視図
【図3】第1実施形態に係る車輌用前照灯のバッテリ電
源側コネクタを示す斜視図
【図4】第1実施形態の作用を示す、図1と同様の図
【図5】本願発明の第2実施形態に係る車輌用前照灯を
示す一部側断面図
【図6】図5のVI方向矢視図
【図7】第2実施形態の作用を示す、図5と同様の図
【図8】第2実施形態の作用を示す、図6と同様の図
【図9】本願発明の第3実施形態に係る車輌用前照灯を
示す一部側断面図
【図10】図9のX 方向矢視図
【図11】第3実施形態の作用を示す、図9と同様の図
【図12】第3実施形態の作用を示す、図10と同様の
【図13】本願発明の第4実施形態に係る車輌用前照灯
を示す一部側断面図
【図14】図13のXIV 方向矢視図
【図15】第4実施形態の作用を示す、図13と同様の
【図16】第4実施形態の作用を示す、図15と同様の
【図17】本願発明の第5実施形態に係る車輌用前照灯
の要部を示す後面図
【図18】第5実施形態の作用を示す、図17と同様の
【図19】本願発明の第6実施形態に係る車輌用前照灯
の要部を示す後面図
【図20】第6実施形態の作用を示す、図19と同様の
【図21】本願発明の第7実施形態に係る車輌用前照灯
を示す一部側断面図
【図22】第7実施形態に係る車輌用前照灯を示す後面
【図23】本願発明の第8実施形態に係る車輌用前照灯
を示す一部側断面図
【図24】第8実施形態に係る車輌用前照灯の給電制御
回路を示す回路図
【符号の説明】
10 前照灯 12 ボディ(灯体) 12a 開口部 12b 支軸 12c コネクタ支持部 12d 円筒フランジ部 12e 係合片 12f ストッパピン 12g バネ支持ボス 14 レンズ 16 反射鏡 18 放電バルブ 24 プラグ 26 高圧コード 28 点灯回路ケース 30 点灯回路 32 給電コード(配線手段) 36 バックカバー(カバー部材) 36a ピン(給電規制手段)(取り外し作業阻止部
材)(接続作業阻止部材) 36b L字溝 36c 突起部 36d タブ(給電規制手段)(取り外し作業阻止部
材) 36e 周縁フランジ部 40 点灯回路側コード 40A プラス線 40B マイナス線 42 点灯回路側コネクタ{(給電規制手段)(取り外
し作業阻止部材)(接続作業阻止部材)・・第7実施形
態のみ} 44 バッテリ電源側コネクタ 44a 貫通孔 46 バッテリ電源側コード 48 ウェーブワッシャ 50 ロックプレート 50a 内周側凹部 50b 外周側凹部 50c タブ(給電規制手段)(取り外し作業阻止部
材)(接続作業阻止部材) 52 板バネ(給電規制手段)(接続作業阻止部材) 54 スライドユニット(給電規制手段)(取り外し作
業阻止部材)(接続作業阻止部材) 56 ケーシング 56a 長孔 58 スライダ 58a 操作ピン 60 中間コネクタ(給電規制手段)(取り外し作業阻
止部材)(接続作業阻止部材) 62 ボディ側端子 62a 接点(点灯回路側接点) 64 バックカバー側端子 64a 接点(バッテリ電源側接点) 66 給電制御回路(給電規制手段) 68 バックカバー開閉検出用コード(検出手段) 70 リレー(遮断手段) 70a 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋ヶ谷 和也 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 平中 行伸 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電バルブと、この放電バルブを収容す
    るとともに該放電バルブを交換するための開口部が形成
    された灯体と、上記開口部を閉塞するようにして上記灯
    体に取り付けられたカバー部材と、上記放電バルブを点
    灯させる点灯回路と、この点灯回路をバッテリ電源に接
    続する配線手段と、を備えた車輌用前照灯において、 上記カバー部材が上記灯体に取り付けられているときに
    のみ、上記配線手段による上記バッテリ電源から上記点
    灯回路への給電を許容する給電規制手段を備えてなる、
    ことを特徴とする車輌用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記配線手段が、点灯回路側配線部とバ
    ッテリ電源側配線部とからなり、 上記給電規制手段が、上記点灯回路側配線部と上記バッ
    テリ電源側配線部とが接続されている状態での上記カバ
    ー部材の上記灯体からの取り外し作業を行うことができ
    ないようにする取り外し作業阻止部材を備えてなる、こ
    とを特徴とする請求項1記載の車輌用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記配線手段が、点灯回路側配線部とバ
    ッテリ電源側配線部とからなり、 上記給電規制手段が、上記カバー部材が上記灯体に取り
    付けられていない状態での上記点灯回路側配線部と上記
    バッテリ電源側配線部との接続作業を行うことができな
    いようにする接続作業阻止部材を備えてなる、ことを特
    徴とする請求項1または2記載の車輌用前照灯。
  4. 【請求項4】 上記配線手段が、点灯回路側配線部とバ
    ッテリ電源側配線部とからなり、 上記給電規制手段が、上記灯体に設けられるとともに上
    記点灯回路側配線部に接続された点灯回路側接点と、上
    記カバー部材に設けられるとともに上記バッテリ電源側
    配線部に接続されたバッテリ電源側接点とを備え、上記
    カバー部材の上記灯体への取り付けにより上記両接点が
    接続されるとともに取り外しにより上記両接点が遮断さ
    れるように構成されている、ことを特徴とする請求項1
    記載の車輌用前照灯。
  5. 【請求項5】 上記給電規制手段が、上記カバー部材の
    上記灯体への取付状態を検出する検出手段と、この検出
    手段により上記カバー部材が上記灯体から取り外された
    ことが検出されたとき、上記配線手段による上記バッテ
    リ電源と上記点灯回路との接続を遮断する遮断手段とを
    備えてなる、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用前
    照灯。
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