JPH09297813A - コンテナ番号認識装置 - Google Patents
コンテナ番号認識装置Info
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- JPH09297813A JPH09297813A JP8109313A JP10931396A JPH09297813A JP H09297813 A JPH09297813 A JP H09297813A JP 8109313 A JP8109313 A JP 8109313A JP 10931396 A JP10931396 A JP 10931396A JP H09297813 A JPH09297813 A JP H09297813A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】撮像環境に影響されることなく、コンテナ番号
の配列がどのような場合であっても、コンテナ番号を確
実に認識することを可能にする。 【解決手段】コンテナ１２に付されたコンテナ番号を含
む画像を撮像するためのカメラ２０Ａ，２０Ｂと、カメ
ラ２０Ａ，２０Ｂの撮像対象となる部分の照度を検出す
る照度センサ１１と、カメラカメラ２０Ａ，２０Ｂの撮
像対象となる部分を照明する照明装置２６と、照度セン
サ２２によって検出される照度に基づいて、照明装置２
６による照明の照度レベルと、カメラ２０Ａ，２０Ｂの
画像を撮像する際のシャッタスピードを制御するシャッ
タ制御回路２８と、カメラ２０Ａ，２０Ｂによって撮像
された画像をもとにコンテナ番号を認識する画像処理装
置３０を有する。
の配列がどのような場合であっても、コンテナ番号を確
実に認識することを可能にする。 【解決手段】コンテナ１２に付されたコンテナ番号を含
む画像を撮像するためのカメラ２０Ａ，２０Ｂと、カメ
ラ２０Ａ，２０Ｂの撮像対象となる部分の照度を検出す
る照度センサ１１と、カメラカメラ２０Ａ，２０Ｂの撮
像対象となる部分を照明する照明装置２６と、照度セン
サ２２によって検出される照度に基づいて、照明装置２
６による照明の照度レベルと、カメラ２０Ａ，２０Ｂの
画像を撮像する際のシャッタスピードを制御するシャッ
タ制御回路２８と、カメラ２０Ａ，２０Ｂによって撮像
された画像をもとにコンテナ番号を認識する画像処理装
置３０を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナに付され
たコンテナ番号を自動認識するコンテナ番号認識装置に
関する。
たコンテナ番号を自動認識するコンテナ番号認識装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンテナに付されたコンテナ番号
を自動認識するコンテナ番号認識装置では、カメラ１台
によってコンテナ番号部分とその周辺を含む部分を撮像
して画像を取り込み、この取り込んだ画像に対して画像
処理を施してコンテナ番号を認識している。例えばトラ
ック等に積載されたコンテナからコンテナ番号の画像を
取り込むため、カメラによるコンテナに対する撮像は屋
外で行われる。屋外でコンテナ番号の撮像を行なう場合
には、取り込んだ画像は、季節や天候や時刻等の違いに
よる撮影環境の変化の影響を受ける。
を自動認識するコンテナ番号認識装置では、カメラ１台
によってコンテナ番号部分とその周辺を含む部分を撮像
して画像を取り込み、この取り込んだ画像に対して画像
処理を施してコンテナ番号を認識している。例えばトラ
ック等に積載されたコンテナからコンテナ番号の画像を
取り込むため、カメラによるコンテナに対する撮像は屋
外で行われる。屋外でコンテナ番号の撮像を行なう場合
には、取り込んだ画像は、季節や天候や時刻等の違いに
よる撮影環境の変化の影響を受ける。
【０００３】また、コンテナに付されるコンテナ番号
は、コンテナの種類、所有者等によって多種多様であ
り、文字の大きさ、番号の配列に違いがある。コンテナ
番号は、チェックデジットを含めると１１桁の英数字で
構成されるが、横１列で描かれる場合や、２列または３
列で描かれる場合がある。さらには、縦一列で描かれて
いる場合もある。従って、カメラによる撮像範囲は、コ
ンテナ番号の配列が異なっていても、全てのコンテナ番
号が含まれる画像を取り込める範囲とする必要がある。
は、コンテナの種類、所有者等によって多種多様であ
り、文字の大きさ、番号の配列に違いがある。コンテナ
番号は、チェックデジットを含めると１１桁の英数字で
構成されるが、横１列で描かれる場合や、２列または３
列で描かれる場合がある。さらには、縦一列で描かれて
いる場合もある。従って、カメラによる撮像範囲は、コ
ンテナ番号の配列が異なっていても、全てのコンテナ番
号が含まれる画像を取り込める範囲とする必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のコン
テナ番号認識装置は、１台のカメラによって、コンテナ
に付されたあらゆる配列のコンテナ番号を撮像可能とす
る撮像範囲で、屋外において撮像した画像からコンテナ
番号を認識していた。
テナ番号認識装置は、１台のカメラによって、コンテナ
に付されたあらゆる配列のコンテナ番号を撮像可能とす
る撮像範囲で、屋外において撮像した画像からコンテナ
番号を認識していた。
【０００５】屋外においてコンテナ番号の画像を取り込
む場合には、季節や天候や時刻の変化によってコンテナ
番号の部分の照度が大きく変化するため、同じ対象物で
あっても状況によって入力画像が異なってくる。このた
め、取り込んだ画像からのコンテナ番号の認識処理に影
響を及ぼし、正しくコンテナ番号を認識できない可能性
も生ずる。特に天候については、１日の間で大きく照度
変化が生じることもあり、照度不足等により安定した長
時間の認識ができない可能性がある。また、コンテナの
コルゲートにより、コンテナ番号の各構成文字に照度差
が生じ、この照度差が前述と同様にして誤認識の原因に
もなる。
む場合には、季節や天候や時刻の変化によってコンテナ
番号の部分の照度が大きく変化するため、同じ対象物で
あっても状況によって入力画像が異なってくる。このた
め、取り込んだ画像からのコンテナ番号の認識処理に影
響を及ぼし、正しくコンテナ番号を認識できない可能性
も生ずる。特に天候については、１日の間で大きく照度
変化が生じることもあり、照度不足等により安定した長
時間の認識ができない可能性がある。また、コンテナの
コルゲートにより、コンテナ番号の各構成文字に照度差
が生じ、この照度差が前述と同様にして誤認識の原因に
もなる。
【０００６】また、１台のカメラによって、コンテナに
付されたあらゆる配列のコンテナ番号を撮像可能な範囲
を撮像すると、コンテナ番号を認識する画像処理に悪影
響を及ぼすことがある。例えば、図４には１台のカメラ
によってコンテナ番号を撮像する場合のカメラの撮像範
囲の一例を示している。カメラ１台によって撮影される
画像の画像数は決まっているので、図４（ａ）に示すよ
うに、図４（ｂ）に示す撮像範囲に対して撮像範囲を広
くすると単位面積当たり画素数は少なくなる。すなわ
ち、図４（ａ）の撮像範囲でのコンテナ番号の１文字当
たりの画素数は、図４（ｂ）の撮像範囲での１文字当た
りの画素数よりも少なくなり、コンテナ番号の認識処理
に供される情報量が低下することになる。このため、２
値化処理等の画像処理技術を有効に利用できない場合が
ある。さらに、図４（ａ）に示すように、撮像範囲を広
くすると、撮像範囲の外周近傍では画像のひずみが発生
しやすくなり、外周近傍において撮像された文字の画像
品質が低下し、正しく認識することが困難になってしま
うことがあった。
付されたあらゆる配列のコンテナ番号を撮像可能な範囲
を撮像すると、コンテナ番号を認識する画像処理に悪影
響を及ぼすことがある。例えば、図４には１台のカメラ
によってコンテナ番号を撮像する場合のカメラの撮像範
囲の一例を示している。カメラ１台によって撮影される
画像の画像数は決まっているので、図４（ａ）に示すよ
うに、図４（ｂ）に示す撮像範囲に対して撮像範囲を広
くすると単位面積当たり画素数は少なくなる。すなわ
ち、図４（ａ）の撮像範囲でのコンテナ番号の１文字当
たりの画素数は、図４（ｂ）の撮像範囲での１文字当た
りの画素数よりも少なくなり、コンテナ番号の認識処理
に供される情報量が低下することになる。このため、２
値化処理等の画像処理技術を有効に利用できない場合が
ある。さらに、図４（ａ）に示すように、撮像範囲を広
くすると、撮像範囲の外周近傍では画像のひずみが発生
しやすくなり、外周近傍において撮像された文字の画像
品質が低下し、正しく認識することが困難になってしま
うことがあった。
【０００７】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、撮像環境に影響されることなく、コンテナ
番号の配列がどのような場合であっても、コンテナ番号
を確実に認識することが可能なコンテナ番号認識装置を
提供することを目的とする。
れたもので、撮像環境に影響されることなく、コンテナ
番号の配列がどのような場合であっても、コンテナ番号
を確実に認識することが可能なコンテナ番号認識装置を
提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンテナに付
されたコンテナ番号を含む画像を撮像するためのカメラ
と、前記カメラの撮像対象となる部分の照度を検出する
照度センサと、前記カメラの撮像対象となる部分を照明
する照明装置と、前記照度センサによって検出される照
度に基づいて、前記照明装置による照明の照度レベル
と、前記カメラの画像を撮像する際のシャッタスピード
を制御するシャッタ制御回路と、前記カメラによって撮
像された画像をもとにコンテナ番号を認識する画像処理
装置とを具備したので、天候や季節や時刻の変化に伴う
撮像対象とするものの照度条件の変化に対して、照明装
置による照明とカメラのシャッタスピードの制御によっ
て、常に一定の画像条件が確保される。
されたコンテナ番号を含む画像を撮像するためのカメラ
と、前記カメラの撮像対象となる部分の照度を検出する
照度センサと、前記カメラの撮像対象となる部分を照明
する照明装置と、前記照度センサによって検出される照
度に基づいて、前記照明装置による照明の照度レベル
と、前記カメラの画像を撮像する際のシャッタスピード
を制御するシャッタ制御回路と、前記カメラによって撮
像された画像をもとにコンテナ番号を認識する画像処理
装置とを具備したので、天候や季節や時刻の変化に伴う
撮像対象とするものの照度条件の変化に対して、照明装
置による照明とカメラのシャッタスピードの制御によっ
て、常に一定の画像条件が確保される。
【０００９】また、前記カメラを複数設けて、各カメラ
の撮像範囲を組み合わせてコンテナ番号を含む画像を撮
像し、前記画像処理装置は、前記各カメラの撮像範囲に
おいて撮像した画像をもとに認識した結果を合成してコ
ンテナ番号を認識するので、特殊なカメラを使用するこ
となく、また画像中の文字の情報量（画素数）を低減す
ることなく、あらゆるコンテナ番号の配列に対処してコ
ンテナ番号を含む画像の取得が実現される。
の撮像範囲を組み合わせてコンテナ番号を含む画像を撮
像し、前記画像処理装置は、前記各カメラの撮像範囲に
おいて撮像した画像をもとに認識した結果を合成してコ
ンテナ番号を認識するので、特殊なカメラを使用するこ
となく、また画像中の文字の情報量（画素数）を低減す
ることなく、あらゆるコンテナ番号の配列に対処してコ
ンテナ番号を含む画像の取得が実現される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図１は本実施形態に係わる
コンテナ番号認識装置の構成を示すブロック図である。
図１では、トラック１０に積載されたコンテナ１２の側
面部に付されたコンテナ番号を自動認識する場合を例に
して説明する。
施の形態について説明する。図１は本実施形態に係わる
コンテナ番号認識装置の構成を示すブロック図である。
図１では、トラック１０に積載されたコンテナ１２の側
面部に付されたコンテナ番号を自動認識する場合を例に
して説明する。
【００１１】図１に示すように、コンテナ番号認識装置
１８は、複数のカメラ２０、照度センサ２２、光電セン
サ２４、照明装置２６、シャッタ制御回路２８、及び画
像処理装置３０を含んで構成されている。
１８は、複数のカメラ２０、照度センサ２２、光電セン
サ２４、照明装置２６、シャッタ制御回路２８、及び画
像処理装置３０を含んで構成されている。
【００１２】複数のカメラ２０は、コンテナ１２の例え
ば側面部に付されたコンテナ番号を含む画像を撮像する
もので、撮像した画像の画像データは、画像処理装置３
０に出力される。また複数のカメラ２０は、それぞれシ
ャッタ制御回路２８によってシャッタスピードが制御さ
れる。図１には２台のカメラ２０Ａ，２０Ｂのみを示し
ているが、４台のカメラ（他にカメラ２０ｃ，２０ｄ）
が設けられているものとし、各カメラのカメラ番号を
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄとする。カメラの台数は、認識対象とす
るコンテナ番号の種類（コンテナ番号の配列の違い）の
頻度により、２〜４台の範囲で構成が選択されるものと
する。
ば側面部に付されたコンテナ番号を含む画像を撮像する
もので、撮像した画像の画像データは、画像処理装置３
０に出力される。また複数のカメラ２０は、それぞれシ
ャッタ制御回路２８によってシャッタスピードが制御さ
れる。図１には２台のカメラ２０Ａ，２０Ｂのみを示し
ているが、４台のカメラ（他にカメラ２０ｃ，２０ｄ）
が設けられているものとし、各カメラのカメラ番号を
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄとする。カメラの台数は、認識対象とす
るコンテナ番号の種類（コンテナ番号の配列の違い）の
頻度により、２〜４台の範囲で構成が選択されるものと
する。
【００１３】照度センサ２２は、複数のカメラ２０によ
る撮像の対象となる撮像範囲、すなわちコンテナ１２に
付されたコンテナ番号の部分（またはその周辺）の照度
レベルを常時、測定している。照度センサ２２による照
度の測定結果は、シャッタ制御回路２８に通知される。
る撮像の対象となる撮像範囲、すなわちコンテナ１２に
付されたコンテナ番号の部分（またはその周辺）の照度
レベルを常時、測定している。照度センサ２２による照
度の測定結果は、シャッタ制御回路２８に通知される。
【００１４】光電センサ２４は、コンテナ番号の認識対
象となるコンテナ１２の有無を検知するもので検知結果
を画像処理装置３０に通知する。照明装置２６は、複数
のカメラ２０による撮像の対象となる撮像範囲、すなわ
ちコンテナ１２に付されたコンテナ番号部分とその周辺
を照らして照度レベルを変化させるもので、シャッタ制
御回路２８によって制御される。
象となるコンテナ１２の有無を検知するもので検知結果
を画像処理装置３０に通知する。照明装置２６は、複数
のカメラ２０による撮像の対象となる撮像範囲、すなわ
ちコンテナ１２に付されたコンテナ番号部分とその周辺
を照らして照度レベルを変化させるもので、シャッタ制
御回路２８によって制御される。
【００１５】シャッタ制御回路２８は、照度センサ２２
から通知される照度レベルに基づいて、照明装置２６に
よる照明（照度レベル）の制御、及び複数のカメラ２０
のそれぞれに対するシャッタスピードの制御を行なう。
から通知される照度レベルに基づいて、照明装置２６に
よる照明（照度レベル）の制御、及び複数のカメラ２０
のそれぞれに対するシャッタスピードの制御を行なう。
【００１６】画像処理装置３０は、光電センサ２４から
のコンテナ１２が存在することを示す通知に応じて、通
知複数のカメラ２０によって撮像された画像を入力し、
これら画像をもとにコンテナ１２に付されたコンテナ番
号の認識を行なう。
のコンテナ１２が存在することを示す通知に応じて、通
知複数のカメラ２０によって撮像された画像を入力し、
これら画像をもとにコンテナ１２に付されたコンテナ番
号の認識を行なう。
【００１７】次に、複数のカメラ２０（カメラ番号Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄ）による撮影範囲について説明する。カメラ
２０Ａ，２０Ｂ，２０Ｃ，２０Ｄの各撮影範囲は、あら
ゆるコンテナ番号の配列をカバーする領域に対して、例
えば等分に各カメラの撮影範囲を配置する。複数のカメ
ラ２０は、それぞれに割り当てられた撮影範囲において
撮影した画像の画像データを画像処理装置３０に送出す
る。
Ｂ，Ｃ，Ｄ）による撮影範囲について説明する。カメラ
２０Ａ，２０Ｂ，２０Ｃ，２０Ｄの各撮影範囲は、あら
ゆるコンテナ番号の配列をカバーする領域に対して、例
えば等分に各カメラの撮影範囲を配置する。複数のカメ
ラ２０は、それぞれに割り当てられた撮影範囲において
撮影した画像の画像データを画像処理装置３０に送出す
る。
【００１８】図２にはコンテナ番号と４台のカメラを設
けた場合の各カメラの撮像範囲の関係の一例を示してい
る。図２（ａ）は横書き（１列）のコンテナ番号の例、
図２（ｂ）は縦書き（１列）のコンテナ番号の例、図２
（ｃ）は横書き（３列）の例を示している。図２に示す
ように、全てのコンテナ番号の配列をカバーできるよう
に、各カメラに撮像範囲が割り当てられている。
けた場合の各カメラの撮像範囲の関係の一例を示してい
る。図２（ａ）は横書き（１列）のコンテナ番号の例、
図２（ｂ）は縦書き（１列）のコンテナ番号の例、図２
（ｃ）は横書き（３列）の例を示している。図２に示す
ように、全てのコンテナ番号の配列をカバーできるよう
に、各カメラに撮像範囲が割り当てられている。
【００１９】図２に示すように、カメラ１台当たりの対
象面積を小さくしているため、取り込まれた画像中の１
文字当たりの画像データ、すなわち画素数を落とすこと
なく、コンテナ番号に関する情報の全てを確実に取得す
ることができる。
象面積を小さくしているため、取り込まれた画像中の１
文字当たりの画像データ、すなわち画素数を落とすこと
なく、コンテナ番号に関する情報の全てを確実に取得す
ることができる。
【００２０】次に、本実施形態の動作について説明す
る。例えば、コンテナ１２を積載しているトラック１０
が、コンテナ番号認識装置１８によってコンテナ番号を
認識させるための位置に侵入してくると、光電センサ２
４によってコンテナ１２の存在が検知される。光電セン
サ２４は、コンテナ１２の存在を検知すると画像処理装
置３０に通知する。
る。例えば、コンテナ１２を積載しているトラック１０
が、コンテナ番号認識装置１８によってコンテナ番号を
認識させるための位置に侵入してくると、光電センサ２
４によってコンテナ１２の存在が検知される。光電セン
サ２４は、コンテナ１２の存在を検知すると画像処理装
置３０に通知する。
【００２１】画像処理装置３０は、光電センサ２４から
の通知に応じて、一連のコンテナ番号についての自動認
識処理を開始する。一方、照度センサ２２は、コンテナ
１２にコンテナ番号が付されているであろう部分（また
はその周辺）の照度を測定し、その測定値をシャッタ制
御回路２８に通知する。シャッタ制御回路２８は、照度
センサ２２からの測定値をもとに画像認識できる照度レ
ベルか、すなわち画像処理装置３０においてコンテナ番
号についての文字認識が可能な画像を複数のカメラ２０
によって撮像可能な照度レベルであるか否かを判断す
る。
の通知に応じて、一連のコンテナ番号についての自動認
識処理を開始する。一方、照度センサ２２は、コンテナ
１２にコンテナ番号が付されているであろう部分（また
はその周辺）の照度を測定し、その測定値をシャッタ制
御回路２８に通知する。シャッタ制御回路２８は、照度
センサ２２からの測定値をもとに画像認識できる照度レ
ベルか、すなわち画像処理装置３０においてコンテナ番
号についての文字認識が可能な画像を複数のカメラ２０
によって撮像可能な照度レベルであるか否かを判断す
る。
【００２２】ここで、照度レベルが十分なレベルに達し
ていない場合には、シャッタ制御回路２８は、照明装置
２６に指令を出し、照明装置２６によるコンテナ１２に
コンテナ番号が付されているであろう部分（またはその
周辺）への照明の照度レベルを上げる。
ていない場合には、シャッタ制御回路２８は、照明装置
２６に指令を出し、照明装置２６によるコンテナ１２に
コンテナ番号が付されているであろう部分（またはその
周辺）への照明の照度レベルを上げる。
【００２３】また、シャッタ制御回路２８は、照度セン
サ２２からの測定値をもとに、複数のカメラ２０の画像
を撮像する際の適性なシャッタスピードを判断し、複数
のカメラ２０のそれぞれに対してシャッタスピード指令
を出し、シャッタスピードを制御する。
サ２２からの測定値をもとに、複数のカメラ２０の画像
を撮像する際の適性なシャッタスピードを判断し、複数
のカメラ２０のそれぞれに対してシャッタスピード指令
を出し、シャッタスピードを制御する。
【００２４】複数のカメラ２０は、シャッタ制御回路２
８によって制御されたシャッタスピードにより、コンテ
ナ１２のコンテナ番号が付された部分とその周辺の画像
を撮像し、画像処理装置３０に送出する。
８によって制御されたシャッタスピードにより、コンテ
ナ１２のコンテナ番号が付された部分とその周辺の画像
を撮像し、画像処理装置３０に送出する。
【００２５】画像処理装置３０は、複数のカメラ２０に
よって取り込まれた画像の画像データからコンテナ番号
に該当する領域を抽出し、この抽出した領域について文
字認識処理を行ないコンテナ番号を取得する。ここで、
画像処理装置３０は、各カメラ２０Ａ，２０Ｂ，２０
Ｃ，２０Ｄから取り込まれた画像データ毎に文字認識処
理を実行する。
よって取り込まれた画像の画像データからコンテナ番号
に該当する領域を抽出し、この抽出した領域について文
字認識処理を行ないコンテナ番号を取得する。ここで、
画像処理装置３０は、各カメラ２０Ａ，２０Ｂ，２０
Ｃ，２０Ｄから取り込まれた画像データ毎に文字認識処
理を実行する。
【００２６】図３には各カメラ２０Ａ，２０Ｂ，２０
Ｃ，２０Ｄによって取り込まれた画像データの一例を示
している。ただし、図３は、図２（ａ）に示す状態で画
像データが取得された場合の例を示している。画像処理
装置３０は、各画像データについて文字認識することに
よって、画像データ毎にコンテナ番号の一部の文字（数
字）を認識する。
Ｃ，２０Ｄによって取り込まれた画像データの一例を示
している。ただし、図３は、図２（ａ）に示す状態で画
像データが取得された場合の例を示している。画像処理
装置３０は、各画像データについて文字認識することに
よって、画像データ毎にコンテナ番号の一部の文字（数
字）を認識する。
【００２７】画像処理装置３０は、各画像データについ
ての文字認識結果（複数の数字列）を、例えば各画像デ
ータに対する文字認識結果の関係をもとに一連番号に合
成する。この合成した認識結果がコンテナ番号となる。
ての文字認識結果（複数の数字列）を、例えば各画像デ
ータに対する文字認識結果の関係をもとに一連番号に合
成する。この合成した認識結果がコンテナ番号となる。
【００２８】このようにして、複数のカメラ２０による
撮像の対象物であるコンテナ番号の部分の照度を照度セ
ンサ２２によって常に測定し、その測定値をもとに複数
のカメラ２０のシャッタスピードを制御することによっ
て露光時間を調整し、季節や天候や時刻の変化に伴う周
囲の照度変化に影響されることなく、安定してコンテナ
番号を含む画像の取り込みが可能となる。また、照度セ
ンサ２２により照度不足を自動認識し、照明装置２６を
作動させて照度レベルを上げることにより、照度不足に
よる低品質な画像の取り込みを回避することができる。
従って、撮像対象とするものの照度条件が変わっても、
画像処理装置３０へ取り込まれる画像品質を一定とする
ことができ、安定したコンテナ番号の認識処理が可能と
なる。
撮像の対象物であるコンテナ番号の部分の照度を照度セ
ンサ２２によって常に測定し、その測定値をもとに複数
のカメラ２０のシャッタスピードを制御することによっ
て露光時間を調整し、季節や天候や時刻の変化に伴う周
囲の照度変化に影響されることなく、安定してコンテナ
番号を含む画像の取り込みが可能となる。また、照度セ
ンサ２２により照度不足を自動認識し、照明装置２６を
作動させて照度レベルを上げることにより、照度不足に
よる低品質な画像の取り込みを回避することができる。
従って、撮像対象とするものの照度条件が変わっても、
画像処理装置３０へ取り込まれる画像品質を一定とする
ことができ、安定したコンテナ番号の認識処理が可能と
なる。
【００２９】また、複数のカメラ２０（カメラ２０Ａ，
２０Ｂ，２０Ｃ，２０Ｄ）の撮像範囲を組み合わせて、
コンテナ番号を含む画像を取り込むので、画像データ中
の１文字当たりの情報量（画素数）を落とすことなく、
画像処理装置３０に画像データを渡すことができ、２値
化処理等の画像処理技術を有効に使用することができ
る。また、カメラ特有のひずみ部分を除去することがで
き、安定した品質のよい画像を文字認識処理の対象とす
ることができるので認識率の向上を図れる。
２０Ｂ，２０Ｃ，２０Ｄ）の撮像範囲を組み合わせて、
コンテナ番号を含む画像を取り込むので、画像データ中
の１文字当たりの情報量（画素数）を落とすことなく、
画像処理装置３０に画像データを渡すことができ、２値
化処理等の画像処理技術を有効に使用することができ
る。また、カメラ特有のひずみ部分を除去することがで
き、安定した品質のよい画像を文字認識処理の対象とす
ることができるので認識率の向上を図れる。
【００３０】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、撮
像環境に影響されることなく、コンテナ番号の配列がど
のような場合であっても、コンテナ番号を確実に認識す
ることが可能となるものである。
像環境に影響されることなく、コンテナ番号の配列がど
のような場合であっても、コンテナ番号を確実に認識す
ることが可能となるものである。
【図１】本発明の実施形態に係わるコンテナ番号認識装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図２】本実施形態におけるコンテナ番号と４台のカメ
ラを設けた場合の各カメラの撮像範囲の関係の一例を示
す図。
ラを設けた場合の各カメラの撮像範囲の関係の一例を示
す図。
【図３】本実施形態におけるカメラ２０Ａ，２０Ｂ，２
０Ｃ，２０Ｄによって取り込まれた画像データの一例を
示す図。
０Ｃ，２０Ｄによって取り込まれた画像データの一例を
示す図。
【図４】従来の１台のカメラによってコンテナ番号を撮
像する場合のカメラの撮像範囲の一例を示す図。
像する場合のカメラの撮像範囲の一例を示す図。
１８…コンテナ番号認識装置 ２０Ａ，２０Ｂ…カメラ ２２…照度センサ ２４…光電センサ ２６…照明装置 ２８…シャッタ制御回路 ３０…画像処理装置
Claims (2)
- 【請求項１】 コンテナに付されたコンテナ番号を含む
画像を撮像するためのカメラと、 前記カメラの撮像対象となる部分の照度を検出する照度
センサと、 前記カメラの撮像対象となる部分を照明する照明装置
と、 前記照度センサによって検出される照度に基づいて、前
記照明装置による照明の照度レベルと、前記カメラの画
像を撮像する際のシャッタスピードを制御するシャッタ
制御回路と、 前記カメラによって撮像された画像をもとにコンテナ番
号を認識する画像処理装置とを具備したことを特徴とす
るコンテナ番号認識装置。 - 【請求項２】 前記カメラを複数設けて、各カメラの撮
像範囲を組み合わせてコンテナ番号を含む画像を撮像
し、 前記画像処理装置は、前記各カメラの撮像範囲において
撮像した画像をもとに認識した結果を合成してコンテナ
番号を認識することを特徴とする請求項１記載のコンテ
ナ番号認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8109313A JPH09297813A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | コンテナ番号認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8109313A JPH09297813A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | コンテナ番号認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297813A true JPH09297813A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14507050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8109313A Pending JPH09297813A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | コンテナ番号認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297813A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1996
- 1996-04-30 JP JP8109313A patent/JPH09297813A/ja active Pending
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