JP2001078176A - 帳票撮像装置 - Google Patents

帳票撮像装置

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JP2001078176A
JP2001078176A JP24821699A JP24821699A JP2001078176A JP 2001078176 A JP2001078176 A JP 2001078176A JP 24821699 A JP24821699 A JP 24821699A JP 24821699 A JP24821699 A JP 24821699A JP 2001078176 A JP2001078176 A JP 2001078176A
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ccd
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JP24821699A
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Hideo Kamata
英夫 鎌田
Yoshiaki Kitamura
芳明 北村
Tatsufumi Kataoka
達史 片岡
Yasunao Isaki
保直 伊崎
Shunji Sakane
俊司 坂根
Katsumi Ide
克美 井出
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帳票を読取る帳票撮像装置において、帳票が置
台上に正しくセットされたか否かを高速に検出するこ
と。 【解決手段】2次元エリアを撮像するCCDカメラで帳
票を撮像する帳票撮像装置において、CCDカメラ1に
より撮像される帳票がセットされる置台2の表面を、撮
像される帳票とは異なる色で構成し、帳票の端部分と置
台とを識別可能に構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票撮像装置に係
り、特に帳票撮像装置において、帳票が置台上に正しく
セットされたか否かを高速に検出する帳票撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば金融機関等の帳票を画像読取装置
で読み取る場合、読み取る帳票をローラ間に挟んで搬送
しながら画像読取を行う帳票搬送型と、置き台の上に帳
票を置いて画像読取を行うフラットベッド型の2種類に
大別される。
【0003】帳票搬送型では、帳票搬送する帳票のセッ
ト状態を検出する方式として、機構的な帳票センサを搬
送路の入口に取付け、帳票がセットされたことによりオ
ンになる帳票センサを設け、この帳票センサがオンにな
った時点で帳票搬送を開始して、搬送路の途中に設けて
ある読取スキャナで画像の読取りを行うものである。
【0004】この帳票搬送型読取方式では、機構的な帳
票センサを保有するために、価格的に高価になること、
また帳票センサに帳票紙片のほこり等が付着し、定期的
なメンテナンス清掃が必要となる等の問題がある。
【0005】一方、フラットベッド型では、帳票センサ
は無く、読取指示信号が入力されたときに、一定の読取
範囲で画像を取得する方式であり、帳票がフラットベッ
ド上に有る、無しに関わらず読取りを行うものである。
【0006】このヘラットベッド型読取方式では、帳票
センサは不要であるが、帳票がセットされたかどうかが
不明であり、いちいちフラットベッド型リーダの上蓋を
開けて確認することが必要となるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するものとして、一次元ラインCCD(charge
coupled device)に対して画像をミラー
で振って、又は逆にCCDそのものを振って2次元画像
を取得することが行われているが、安定した画像を得る
ために強い光が必要であり、画像またはCCDを振るた
めの機構が相当大きく、高価なものとなった。
【0008】また最近、CCDカメラ方式による帳票読
取型のイメージリーダが発表されてきたが、帳票を置台
にセットして帳票のブレが無くなった頃合にその読取り
指示を行うために、セットしてから読取までに時間がか
かる等の問題がある。
【0009】また操作者がこの帳票安定具合を判断して
から読取指示を行うので、忙しい業務の中では精神的負
担も大きくなる。また操作者がこの帳票のブレを意識し
ないで読取指示を行うと、帳票を搬送するローラ機構等
は無いので、読取画像のブレが生じてしまうという問題
があった。
【0010】したがって本発明の目的は、CCDカメラ
方式において、置台への帳票セットが安定して行われた
ことを判定し、そのあと自動的に画像取得を行うものを
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の原理図を図1に
示す。図中1はCCDカメラ、2は置台、3は帳票突合
ガイド、4は支柱である。
【0012】本発明の前記目的は、下記の構成により達
成することができる。
【0013】(1)2次元エリアを撮像するCCDカメ
ラ1で帳票を撮像する帳票撮像装置において、CCDカ
メラ1により撮像される帳票がセットされる置台2の表
面を、撮像される帳票とは異なる色で構成し、帳票の端
部分と置台とを識別可能に構成したことを特徴とする。
【0014】(2)2次元エリアを撮像するCCDカメ
ラ1で帳票を撮像する帳票撮像装置において、撮像した
画像を走査し、上下左右の複数の端面または複数の端点
を検出することにより、帳票が置台の所定の位置に置か
れたことを判断することを特徴とする。
【0015】(3)2次元エリアを撮像するCCDカメ
ラ1で帳票を撮像する帳票撮像装置において、撮像した
画像をその前に撮像した画像と比較して、その一致にも
とづき置台上の帳票が静止したことを判定したことを特
徴とする。
【0016】(4)2次元エリアを撮像するCCDカメ
ラ1で帳票を撮像する帳票撮像装置において、置台上の
帳票が静止したと判定した後、自動的に撮像した画像を
取得することを特徴とする。
【0017】これにより下記の作用を奏することができ
る。
【0018】(1)帳票がセットされる置台の少なくと
も周辺を、撮像される帳票とは異なる色で構成して帳票
の端部分と置台とを識別可能に構成したので、帳票が置
台の所定位置にセットされたことを人間が感覚的に行う
ことなく、プロセッサで正確に検出することができる。
【0019】(2)撮像した画像を走査し、上下左右の
各端点または複数の端点あるいは端面を検出することに
より帳票が置台の所定の位置に置かれたことを判断する
ので、プロセッサにより所定の位置にセットされたこと
を正確に検出することができる。
【0020】(3)撮像した半動画画像をその前に撮像
した半動画画像と比較し、その一致にもとづき置台上の
帳票が静止したものと判定するので、低分解能の半動画
画像を使用して静止した状態を正確に、しかも速く検出
することができるので、画像処理を短時間で行うことが
できる。
【0021】(4)置台上の帳票が静止したと判定した
後に、自動的に撮像した静止画像を取得するので、静止
画像を速く得ることができ、正確な画像処理を短時間で
行うことができる。しかも自動的に高分解能の静止画像
を取得できるので、正確な画像処理を短時間で行うこと
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図9
にもとづき説明する。図1は本発明の概略構成図、図2
は置台説明図、図3は帳票読取後の画像メモリ状態説明
図、図4は本発明のシステム構成図、図5は本発明の動
作説明図、図6は帳票読取状態説明図、図7は画素ずら
し状態説明図、図8は画素ずらし結果説明図、図9は画
像取込状態説明図である。
【0023】図1において、1はCCDカメラ、2は置
台、3は帳票突合ガイド、4は支柱である。
【0024】CCDカメラ1は、置台2にオペレータに
より載せられた帳票を2次元で読取るものであり、撮像
素子として2次元構成のCCD(2次元エリアセンサ)
を使用する。そして後述するように、画素ずらし機構が
組み込まれている。CCDカラメラ1は、常時置台2を
撮影しており、半動画画像として1秒間に20コマ程度
送信する。
【0025】置台2はCCDカメラ1を支持するととも
にCCDカメラ1により読み取られる原稿である帳票が
載置されるものである。そしてCCDカメラ1で帳票を
読み取るとき、画像上で帳票と置台2とが明確に識別で
きるように置台2の表面は例えば黒色で構成されてい
る。
【0026】帳票突合ガイド3は、帳票の位置決めを正
確に行うために帳票の端部が突当るものであり、これま
た置台2と同様に表面が例えば黒色で構成されている。
従って、帳票の上端が帳票突合ガイド3に接し、帳票の
左端が帳票突合ガイド3に接するなど、帳票が置台2上
に正確に読み取り可能状態に位置したとき、CCDカメ
ラ1により撮影される画像は、図3に示す如く、周辺に
置台2の黒部分にもとづく黒背景画像5が存在し、中央
に帳票画像6が位置する状態となる。
【0027】支柱4はCCDカメラ1を支持したり、C
CDカメラ1に対する制御信号あるいはCCDカメラ1
が撮影した画像データを出力する信号線が通過するもの
であり、少なくとも支柱4の下方部分表面は、置台2と
同様な色で構成されている。
【0028】図4に示す如く、CCDカメラ1は、例え
ばパソコンの如き上位装置10に接続されている。上位
装置10には、CPU11、画像処理判定手段12、半
動画画像メモリ13、静止画像メモリ14、CCD位置
検出手段15、キャプチャー制御手段16、ディスプレ
イ制御手段17、表示器18等が具備されている。
【0029】CPU11は、上位装置10全体を制御す
るものであり、例えば画像処理判定手段12を動作させ
て、帳票が置台2の所定の位置にセットされているかと
か、置台2の上にセットされた帳票が静止したか否かを
チェックさせたり、半動画画像メモリ14に記入された
半動画画像を、帳票が静止したときこれを静止画像メモ
リ15に転送制御したり、CCDカメラ1の画素ずらし
機構を制御する等の各種制御を行うものである。
【0030】画像処理判定手段12は、半動画画像メモ
リ14に格納された画像をチェックして、帳票が置台2
の所定の位置に載置されたか、またこの所定の位置に載
置された帳票が静止しているか否かをチェックするもの
である。
【0031】置台2上の所定位置に帳票が載置しないと
きは、例えば図6(A)に示す如く、半動画画像メモリ
14上を走査するとき、矢印L0 に示す如く、帳票の上
部の置台2の黒背景画像は、画像の端から端まで走査検
出できるが、その反対側の帳票端部の下部の黒背景画像
は走査検出できない。すなわち矢印L1 の如く、黒−白
−黒という帳票側端面部分を検出したあと、再び画像の
端から端までの黒背景画像は走査検出できない。
【0032】しかし置台2の所定の位置に帳票が載置し
ていれば、図6(B)に示す如く、画像メモリ14上を
走査するとき、矢印L0 に示す如く、帳票の上部の置台
2の黒背景画像と、矢印L1 に示す如く、帳票の中間の
画像と、矢印L2 に示す如く、帳票の下部の置台2の黒
背景画像とを完全に検出できるので、このように画像処
理判定手段12が帳票の上部、側部、下部の外側の置台
の黒背景画像を検出することにより、置台の所定の位置
に帳票が載置したことを認識できる。
【0033】CCDカメラ1は、装置性能により各々最
大読取範囲が規定される。例えば最大A4サイズまで撮
影可能のカメラの場合、CCDカメラ1はA4サイズよ
りも若干大きめの撮像領域を読み取る必要がある。この
ことにより画像には読取帳票+置台の周辺画素(黒画
像)も含めた画像を読み取ることができる。
【0034】帳票周辺に黒画素の領域が確保されること
により、帳票の4端(4端点)の検出が容易に行える。
【0035】半動画画像メモリ13に格納された半動画
画像より、このメモリ上の任意の位置Aの画像を判定す
る。その位置Aで抽出した画像が黒ならば未だその位置
に帳票がないと判定する。また白と判定した場合は、帳
票が置台のその位置にあると判定する。勿論置台の上端
を超えてオーバセットされる場合もあるが、この場合は
置台の上端の黒領域がないと判定され帳票セットは不良
と判定される。
【0036】また帳票が静止しているか否かは、半動画
画像メモリに格納された第1の画像と次に格納された第
2の画像と比較し、ブレがなければ静止しているものと
判断できる。この場合、4端点の位置が同じであれば、
置台2上の帳票は動いていないと判別できる。
【0037】CCDカメラ1から安定した、ブレのない
きれいな画像を得るには、帳票が置台2上で一定時間静
止していることが望ましい。このため連続した半動画画
像より、置台2上の帳票が一定時間静止しているかどう
かを判定する。
【0038】このための手法としては、例えば半動画画
像メモリ13に格納された半動画画像の第1画像から帳
票の4つの角の点つまり4端点の位置を検出する。次に
第2画像の帳票の4端点の位置を同様に検出する。この
第1画像と第2画像の各々から検出された4端点の位置
が同じであれば置台2上の帳票は動いていないと判断で
きる。
【0039】半動画画像の「撮影、転送時間、メモリ格
納、ディスプレイ表示」に50msかかるとした場合、
1回目の半動画画像と2回目の半動画画像を得るまでに
100msかかる。一般に100msもあれば、帳票が
未だ動いているかどうかの判定は可能である。
【0040】また第1画像と第2画像の各々4端点の位
置が異なる場合は動いていると判定し、次に第2画像と
第3画像の位置検出の照合を順次行い、静止状態を検出
する。このようにして帳票が動いているか静止している
かを的確に判定することができる。
【0041】なお静止状態の検出のためには帳票の4端
点全部を比較する代わりに、特定の複数のものを使用し
てもよく、他の手法でもよい。
【0042】半動画画像メモリ13は、CCDカメラ1
で撮影された、1秒間に約20コマの半動画画像を格納
するものである。
【0043】静止画像メモリ14は、置台2の所定位置
に載置された帳票が静止したあとにCCDカメラ1から
送出される静止画像を格納するものである。
【0044】CCD位置検出手段15は、後述するよう
にCCDカメラ1内のCCDが画素ずらし制御を受けた
とき、半動画画像のヘッダの番号よりこれにもとづくC
CD位置を検出して、現在の取得した半動画画像が基準
CCD位置に対しての移動位置をみるものである。
【0045】キャプチャー制御手段16は、後述する画
素ずらし制御を受けたCCDの出力を受信してそのデー
タを合成し、これを静止画像として出力するものであ
る。
【0046】ディスプレイ制御手段17は、CRTある
いは液晶の如き表示器18にデータを出力する制御を行
うものである。オペレータは表示器18上の表示を帳票
の移動に応じてリアルタイムでみることができる。
【0047】次に本発明において使用される画素ずらし
処理について図7、図8により説明する。なお基本的な
画素ずらし処理は、例えば、1997年(平成9年)1
2月15日株式会社コロナ社発行、竹村裕夫著「CCD
カメラ技術入門」第109頁〜第111頁「5・2・4
画素ずらし」に記載されたように、公知の技術である。
【0048】図7(A)に示す如く、CCDカメラ1の
内部に配置されたCCD21を駆動するピエゾ素子2
3、24を設ける。図7(B)に示す如く、CCD21
は支持部22に保持され、ピエゾ素子23及び24はこ
の支持部22と係合している。
【0049】ピエゾ素子23に図示省略した制御電圧源
より制御電圧を付与すれば、X方向にCCD21を駆動
制御し、ピエゾ素子24に、同じく制御電圧を付与すれ
ばY方向に駆動制御する。
【0050】いまCCD素子(R1、G1、G、B、
R、G)を、図7(A)の拡大図の実線円部分に示す如
く、例えば約6μm間隔で正方形の頂点に位置するよう
に配置する。そして1回目の画像データをこれらCCD
素子より取得し、これをメモリに保持したあと、ピエゾ
素子23に制御電圧を付与して約4μmX方向にCCD
21を移動し、2回目の画像データを取得する。この第
2回目の位置でCCD21を保持しておき、ピエゾ素子
23に制御電圧を付与して約4μmX方向にCCD21
を移動し、3回目の画像データを取得する。これにより
明らかな如く、G1〜Rの間では、点線R3、G2の位
置での、2μm間隔の画像データを取得することができ
る。
【0051】次にピエゾ素子24を制御することによ
り、Y方向についてもCCD素子を約4μm間隔で移動
し、同様に画像データを取得することができる。このよ
うな制御によりCCD21を9回位置シフトすることに
より、図7(A)に示す点線の位置の画像データを取得
することができる。
【0052】換言すれば、例えば約6μm間隔に配置さ
れたCCD素子を9回位置シフトすることにより、図8
に示す如く、約2μm間隔に配置されたCCD素子と同
様な、9倍の分解能のカラー画像データを得ることがで
きる。
【0053】次に本発明の動作を、図5にもとづき説明
する。
【0054】S1.オペレータは帳票を、図1に示す如
き、CCDカメラ1の置台2上に載せる。
【0055】S2.CCDカメラ1は、絶えず置台2上
を撮影しており、半動画画像として1秒間に約20コマ
の画像イメージデータを、パソコンの如き上位装置10
に送信する。
【0056】S3.上位装置10では、CPU11が、
この受信した半動画画像をキャプチャー制御手段16を
スルー動作させて静止画像メモリ14に格納すると同時
にディスプレイ制御手段17を制御して、表示器18に
逐次表示する。これによりオペレータから見れば、帳票
を置台2上において、帳票を少し移動することでも表示
器18上の表示を帳票の移動に応じてリアルタイムに表
示が変わるので、あたかも動画を見ているように写るも
のとなる。
【0057】S4.CPU11は画像処理判定手段12
を制御して、半動画画像メモリ13に格納された半動画
画像から、前記図6について説明した如く、帳票が置台
2の所定の位置に載置されたかどうかを判定させる。こ
れによりCCDカメラ1の撮像領域内に帳票が置かれて
いることを正確に判断できる。そして画像処理判定手段
12が帳票が置台2の所定の位置に載置されたことを判
定したときこれをCPU11に報告する。
【0058】S5.CPU11は、帳票が所定位置に載
置したことの報告を受けたとき、再び画像処理判定手段
12を制御して、今度は帳票が静止したか否かを例えば
前記の如く、帳票の4端点を比較することにより第1画
像と第2画像の位置が同じか否かで判定する。そして画
像処理判定手段12はCPU11に対して帳票が静止し
たことを報告する。
【0059】すなわち、前記S4において帳票が所定の
位置に載置されたものと判定されたあとの、図9(A)
に示す如く、半動画画像1、2、3・・・が半動画画像
メモリ13に格納される場合、画像処理判定手段12は
先ず半動画画像1と2を比較し不一致(×印)の場合、
半動画画像2と3を比較する。これも不一致のとき、半
動画画像3と4とを比較し、これらが一致(○印)する
と、これが画像処理判定手段12からCPU11に報告
される。
【0060】S6.このようにして帳票が置台2の所定
の位置に置かれていることが認識されると、CPU11
は、CCDカメラ1に対して静止画像の読取要求信号を
出力する。この読取要求信号はCCDカメラ1側で解読
され、図示省略したCCDカメラの制御部が、図7
(A)に示すピエゾ素子23、24に所定の制御信号を
送出し、画素ずらし制御を行い、撮影した静止画像をヘ
ッダ番号とともに順次上位装置10に送出する。なお図
7では、説明の簡略化のため、9回位置シフトした例に
ついて説明したが、図9の例では16回位置シフトした
例であり、16回位置シフトされた画素ずらし制御の行
われた静止画像が上位装置10に送出される。キャプチ
ャー制御手段16は、この16回の静止画像を合成して
高分解能の画像を得て、静止画像メモリ14に格納す
る。
【0061】S7.CPU11は、この静止画像メモリ
14に格納された、高解像度すなわち高分解能の静止画
像に対し、文字認識処理等の処理を行う。
【0062】帳票が正しい位置に載置されたか否かの検
出は、例えば図10に示す如く、位置A、B、Cが白領
域(帳票の存在領域)であることを検出することによっ
ても可能である。
【0063】本発明では半動画画像により帳票がブレて
いるか否か判定するので、静止状態の検出を早くするこ
とができる。すなわち50ms毎に送出される半動画画
像の第1の画像と第2の画像を比較すればよいので50
ms×2回=100msで判別できる。
【0064】もし静止画像で帳票の静止状態を判別する
ときは、1静止画像が16回の位置シフトで得られるた
め50ms×16×2=1600msも必要になる。こ
のように半動画画像をリアルタイムに処理することによ
り帳票のブレをきわめて早く判定できる。
【0065】
【発明の効果】本発明により、下記の効果を奏すること
ができる。
【0066】(1)帳票がセットされる置台の少なくと
も周辺を、撮像される帳票とは異なる色で構成して帳票
の端部分と置台とを識別可能に構成したので、帳票が置
台の所定位置にセットされたことを人間が感覚的に行う
ことなく、プロセッサで正確に検出することができる。
【0067】(2)撮像した画像を走査し、上下左右の
各端点または複数の端点あるいは端面を検出することに
より帳票が置台の所定の位置に置かれたことを判断する
ので、プロセッサにより所定の位置にセットされたこと
を正確に検出することができる。
【0068】(3)撮像した半動画画像をその前に撮像
した半動画画像と比較し、その一致にもとづき置台上の
帳票が静止したものと判定するので、低分解能の半動画
画像を使用して静止した状態を正確に、しかも速く検出
することができるので、画像処理を短時間で行うことが
できる。
【0069】(4)置台上の帳票が静止したと判定した
後に、自動的に撮像した静止画像を取得するので、静止
画像を速く得ることができ、正確な画像処理を短時間で
行うことができる。しかも自動的に高分解能の静止画像
を取得できるので、正確な画像処理を短時間で行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成図である。
【図2】本発明の置台説明図である。
【図3】帳票読取後の画像メモリ状態説明図である。
【図4】本発明のシステム構成図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】帳票読取状態説明図である。
【図7】画素ずらし状態説明図である。
【図8】画素ずらし結果説明図である。
【図9】本発明の画像取込状態説明図である。
【図10】帳票位置検出の他の例である。
【符号の説明】
1 CCDカメラ 2 置台 3 帳票突合ガイド 4 支柱 5 黒背景画像 6 帳票画像 10 上位装置 11 CPU 12 画像処理判定手段 13 半動画画像メモリ 14 静止画像メモリ 15 CCD位置検出手段 16 キャプチャー制御手段 17 ディスプレイ制御手段 18 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 達史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 伊崎 保直 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 坂根 俊司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 井出 克美 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BA02 BB04 BC16 CA12 5C054 CC00 CH04 FC00 FC01 GB01 HA00 HA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元エリアを撮像するCCDカメラで帳
    票を撮像する帳票撮像装置において、 CCDカメラにより撮像される帳票がセットされる置台
    の表面を、撮像される帳票とは異なる色で構成したこと
    を特徴とする帳票撮像装置。
  2. 【請求項2】2次元エリアを撮像するCCDカメラで帳
    票を撮像する帳票撮像装置において、 撮像した画像を走査し、上下左右の複数の端面または複
    数の端点を検出することを特徴とする帳票撮像装置。
  3. 【請求項3】2次元エリアを撮像するCCDカメラで帳
    票を撮像する帳票撮像装置において、 撮像した画像をその前に撮像した画像と比較して、その
    一致を判定することを特徴とする帳票撮像装置。
  4. 【請求項4】2次元エリアを撮像するCCDカメラで帳
    票を撮像する帳票撮像装置において、 置台上の帳票が静止したと判定した後、自動的に撮像し
    た画像を取得することを特徴とする帳票撮像装置。
JP24821699A 1999-09-02 1999-09-02 帳票撮像装置 Pending JP2001078176A (ja)

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