JPH09297605A - 画像処理装置及びそれに用いられる画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及びそれに用いられる画像処理方法

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JPH09297605A
JPH09297605A JP10990496A JP10990496A JPH09297605A JP H09297605 A JPH09297605 A JP H09297605A JP 10990496 A JP10990496 A JP 10990496A JP 10990496 A JP10990496 A JP 10990496A JP H09297605 A JPH09297605 A JP H09297605A
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JP
Japan
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image processing
image
data
camera
programmable controller
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Application number
JP10990496A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Yodono
智之 淀野
Michiharu Asai
道治 浅井
Etsuko Kumazaki
悦子 熊崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがPC接続モード/スタンドアロンモ
ード切換スイッチの設定をする手間を無くすと共に,ユ
ーザが間違えて設定するのを防止し,画像処理装置及び
画像処理システムを円滑に動作させること。 【解決手段】 電源投入時に,プログラマブルコントロ
ーラから画像処理装置に対しての割込があるか否かを判
断するPC接続モード/スタンドアロンモード切換回路
(図2の回路)と,前記割込判断手段によって前記プロ
グラマブルコントローラからの割込が無いと判断された
場合に,前記画像処理装置の制御系とプログラマブルコ
ントローラの制御系との接続を切り離し,プログラマブ
ルコントローラ接続モードからスタンドアロン接続モー
ドへ切り換えるPC接続モード/スタンドアロンモード
切換回路(図2の回路)と,を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、対象ワークの画
像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段からのビ
デオ信号を処理し、対象ワークの特徴量を計測する画像
処理部と、プログラマブルコントローラとで構成される
画像処理装置及びそれに用いられる画像処理方法に関
し、特に、プログラマブルコントローラに対して用いら
れる画像処理装置のセルフチェック機能に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来における画像処理システ
ムのシステム構成図であり、以下にこの図に基づいて従
来における画像処理システムを説明する。
【0003】図において、1はこの画像処理システムに
電源を供給する電源ユニット、2は画像処理装置3に制
御命令を与えると共に、画像処理装置3からの出力情報
信号を受け、この受けた情報に基づき制御処理をし、必
要に応じてさらなる制御命令を出力するプログラマブル
コントローラ(以下、PCと記載する)である。
【0004】また、3は後述するカメラ8で読み取った
ビデオ信号を処理し対象ワークの特徴量を計測する画像
処理装置、4は画像処理装置3に対して画像処理のパラ
メータ設定やメニュー操作を行うトラックボール、マウ
ス等のポインティングデバイス、5はあらかじめ対象ワ
ークの特徴量等を記憶しておくメモリカード、6は計測
結果を表示するモニタテレビ、7はカメラ8に電源を供
給するカメラ電源、8は対象ワークの映像を読み取る画
像読取装置であるカメラである。
【0005】また、9は画像処理装置3の精度向上や処
理速度の高速化等を補う画像処理オプションユニット、
10は画像処理装置3をPC接続モードとして動作させ
るか、あるいはスタンドアロンモードとして動作させる
かを設定するPC接続モード/スタンドアロンモード切
換スイッチ、11は電源ユニット1、PC2、画像処理
装置3、オプションユニット9を接続するバス、12は
計測エリア上のワークを検知する近接センサである。
【0006】なお、5aはメモリカード5を画像処理装
置3へ挿入する際に使用するメモリカード挿入口を示
す。また、カメラ8に代えて、ラインセンサ、スキャナ
ー等を画像読取装置として使用することも可能である。
【0007】図11は、画像処理装置3のハードウェア
機能ブロック図を示す。なお、図において、図10と共
通の符号は同一の構成を示すため説明を省略する。
【0008】図示の如く、画像処理装置3は、大別し
て、画像処理部とCPU演算処理部とからなる。画像処
理部のおいて、13はカメラ8からのビデオ信号(アナ
ログ信号)を画像データ(デジタル信号)に変換するA
D変換器で、14は画像処理装置3内で画像処理した画
像データをモニタ6に出力するために画像データ(デジ
タル信号)をビデオ信号(アナログ信号)に変換するD
A変換器である。
【0009】また、15は画像処理を行うための画像処
理コントローラで、16は画像データを格納するイメー
ジメモリで、17は画像処理装置3内のデータバスや制
御信号で構成される内部システムバスで、18は画像処
理装置3を制御するCPUで、19はプログラムを格納
するメインメモリでである。
【0010】さらに、20はトラックボール4をシステ
ムに接続をするシリアルI/Fで、21はメモリカード
5をシステムに接続するメモリカードI/Fで、22は
PC接続モードか、スタンドアロンモードかを設定する
PC接続モード/スタンドアロンモード切換回路で、2
3は画像処理オプションユニット9と画像処理装置3を
接続するためのオプションユニット用システムバスI/
Fである。
【0011】以上の構成において、画像処理システムの
電源が投入されると、画像処理装置3は、先ずCPU1
8の初期化を行う。その後、カメラ8にてワークの撮影
を行うと、カメラ8より出力されたビデオ信号がカメラ
電源7を経由して画像処理装置3のAD変換器13に入
力される。
【0012】AD変換器13はビデオ信号を画像データ
に変換し、画像処理コントローラ15に出力する。つぎ
に、画像処理コントローラ15は、画像データをイメー
ジメモリ16に格納し、CPU18から制御信号が入力
されるまで待機している。CPU18は、内部システム
バス17経由でメインメモリ19のプログラムを読み出
し、プログラム内容から内部システムバス17経由し、
画像処理コントローラ15に制御信号を与える。
【0013】制御信号を受けた画像処理コントローラ1
5は、制御信号に基づいて画像データを処理し、処理し
た画像データをDA変換器14を介してビデオ信号に変
換してモニタ6に出力したり、メモリカードI/F21
を介してメモリカード5に保存したりする。また、逆に
メモリカード5内にある画像データは、CPU18から
の制御信号によって読み出すことができる。
【0014】画像処理オプションユニット9とCPU1
8との通信は、オプションユニット用システムバス24
からオプションユニット用システムバスI/F23を経
由して行う。これらの動作は、画像処理装置3からモニ
タ6に出力されるメニュー画面をトラックボール4で操
作することにより行うことができる。
【0015】図12は、画像処理装置の接続タイプ図で
あり、以下に図の説明をする。図において、画像処理装
置3はPC接続タイプとロボットコントローラ(または
パソコン)接続タイプの2種類の構成からなる。まず、
PC接続タイプはバス11に電源ユニット1、PC2、
画像処理装置3が接続され、用途に応じて画像処理オプ
ションユニット9も接続される。
【0016】一方、ロボットコントローラ(またはパソ
コン)接続タイプは、電源ユニット1、画像処理装置
3、画像処理装置3のRS232Cにケーブル経由でロ
ボットコントローラまたはパソコンが接続され、用途に
応じて画像処理オプションユニット9も接続される。
【0017】PC接続モード/スタンドアロンモード切
換スイッチ10との関連は、PC接続モードがPC接続
タイプに対応し、スタンドアロンモードがロボットコン
トローラ(またはパソコン)接続タイプに対応する。
【0018】図13は、上記2つの接続タイプにおける
画像処理装置と各部との接続構成を示す制御ブロック図
である。図において、PC接続タイプは、バス11を介
してPC2と画像処理装置3が接続され、割り込みライ
ン51を介してPC2から画像処理装置3に割り込み信
号が出力され、この割り込み信号によって画像処理装置
3が起動される。
【0019】一方、ロボットコントローラ(またはパソ
コン)接続タイプは、画像処理装置3とロボットを制御
するロボットコントローラ(またはパソコン)52が接
続されている。画像処理装置3とロボットコントローラ
(またはパソコン)52がRS232Cケーブル53を
介して接続され、ロボットコントローラ(またはパソコ
ン)52から割り込み信号及び制御信号を出力し、画像
処理装置3を制御し、解析処理や画像処理を行う。
【0020】その後、画像処理装置3はその処理結果に
基づいて、割り込み信号、ワークの位置情報、画像処理
データ等を送信しロボットコントローラ(またはパソコ
ン)52を制御する。なお、画像処理オプションユニッ
ト9は、画像処理装置3にバス11を介して接続されて
いる。
【0021】図14は、従来における画像処理装置3の
概略フローチャートであり、以下にこの図の説明を示
す。
【0022】まず、画像処理システムの電源が投入され
ると、画像処理装置3は、ステップS101にて画像処
理装置3内の初期化を行い、その後、ステップS102
ではトラックボール4またはPC2からの入力要因(処
理起動信号)が入力されるまで待機し、入力があると、
ステップS103においてオンラインモードかオフライ
ンモードかの処理モードをチェックする。
【0023】ここで、オンラインモードの場合は、ステ
ップS104に進み、PC2から画像処理装置3へ送信
される起動要求信号の要求内容が、文字認識かテンプレ
ートマッチングかを判断し、テンプレートマッチングの
場合は、ステップS105で濃淡テンプレートマッチン
グ処理を行い、文字認識の場合はステップS106でニ
ューラルネットワーク処理による文字認識処理を行う。
【0024】その後、ステップS107またはステップ
S108にて、それぞれの認識結果出力し、処理が終了
したら再びステップS102の入力要因待ちにてトラッ
クボール4またはPC2からの信号が入力されるまで待
機する。
【0025】一方、ステップS103でオフラインモー
ドの場合は、ステップS109に進み、トラックボール
4による登録処理で文字認識かテンプレートマッチング
かを判断する。登録処理にてテンプレートマッチングと
判断されたら、ステップS110において濃淡テンプレ
ートの作成を行う。
【0026】また、ステップS109にて文字認識と判
定されたら、ステップS111においてニューラルネッ
トワーク処理にて文字の学習を行い、ステップS112
で認識ネットワークの自動生成を行う。その後、ステッ
プS110またはステップS112が終了したら再びス
テップS102の入力要因待ちにてPC2またはトラッ
クボール4からの入力が入るまで待機する。
【0027】図15は、従来における画像処理装置3の
PC接続モード/スタンドアロンモード切換回路図であ
り、その図の説明を以下に示す。なお、図において、図
10及び図11と共通の符号は同一の構成を示すため説
明を省略する。
【0028】図において、25はインバータで、26、
27は抵抗で、28は画像処理装置のリセットスイッチ
である。
【0029】図において、CPU18はRESET信号
がLレベルの時はPC接続モードに設定、Hレベルの時
はスタンドアロンモードに設定する。図12のPC接続
タイプの場合、画像処理装置3のPC接続モード/スタ
ンドアロンモード切換スイッチ10をPC接続モード側
に設定し、CPU18はPC2からのRESET信号待
ち状態になる。
【0030】PC2からは、HレベルのRESET信号
が出力され、バス11を介して画像処理装置3に送られ
る。画像処理装置3内では、RESET信号を一度イン
バータ25を介してLレベルに変換してからCPU18
に与える。CPU18は、RESET信号を確認した後
に、PC接続モードに切り換える。
【0031】一方、図12のスタンドアロンタイプの場
合は、画像処理装置3のPC接続モード/スタンドアロ
ンモード切換スイッチ10をスタンドアロンモード側に
設定し、抵抗27によって信号レベルがHレベルにな
り、CPU18にはHレベルの信号が与えられる。CP
U18は、RESET信号を確認し、判定した後スタン
ドアロンモードに切り換える。
【0032】つぎに、図16は従来における画像処理装
置3におけるPC接続モード/スタンドアロンモード切
換処理フローチャートを示し、以下にその流れについて
説明する。
【0033】図において、画像処理装置3は、ステップ
S113でPC2からの割り込みの有無をチェックし、
PC2からの割り込みがある場合、ステップS114で
要因レジスタを読み出す。続いて、ステップS115で
要因レジスタの内容から内部の初期化を行うか行わない
かをチェックし、初期化を行うなう場合、ステップS1
16でPC2との組み合わせで初期化処理を行い、割り
込み処理を完了する。また、ステップS115で初期化
を行わない場合には、ステップS117へ進む。
【0034】一方、ステップS113でPC2からの割
り込みがない場合またはステップS115で初期化を行
わない場合、ステップS117ではその他の割り込み処
理を行い、割り込み処理を完了する。
【0035】前述したように従来における画像処理装置
3においては、PC接続モード/スタンドアロンモード
切換スイッチ10の設定は、図16に示す設定フローの
ように単体モードで使用するスタンドアロンモードかP
C2と接続するPC接続モードとして使用するかにより
予め手動によりスイッチを設定することにより行ってい
た。
【0036】図17は、従来におけるメモリカード5の
データを濃淡データから3値化データへの変換フローチ
ャートを示し、以下にその流れを説明する。
【0037】まず、図において、ステップS118で
は、画像処理システム(電源ユニット1、画像処理装置
3)に画像処理オプションユニット9が接続されている
か、接続されていないかをH/W(ハードウェア)でチ
ェックし、メモリカード5内のデータを濃淡データから
3値化データへ変換するか判断する。
【0038】ステップS118において画像処理オプシ
ョンユニット9が接続されていると判断すると、ステッ
プS119で現在画像処理装置3に挿入されているメモ
リカード5内のデータが3値化データかのチェックを開
始する。ステップS119でメモリカード5内のデータ
が3値化データでない場合は、画像処理装置3に挿入さ
れているメモリカード5を3値化用のデータフォーマッ
トに初期化するかをチェックする。
【0039】ここで、ステップS120において初期化
しないと判断された場合は、ステップS122に進み、
現在挿入されているメモリカード5と3値化用のデータ
フォーマットのメモリカード5を交換する。
【0040】一方、ステップS120において初期化す
ると判断された場合は、ステップS121で現在画像処
理装置3に挿入されているメモリカード5内のデータを
全て消してから3値化用フォーマットで初期化をする。
初期化後、メモリカード5内の濃淡データは、ユーザが
新たに3値化データで作成する必要がある。
【0041】また、ステップS118で画像処理オプシ
ョンユニット9が接続されていない場合、またはステッ
プS119で元々メモリカード5が3値化データの場合
は、何もせずに終了する。
【0042】図18は、各種画像データを示す画像デー
タ構成図であり、この図の説明を以下に示す。
【0043】ここで、原画データとは、前述したように
カメラ8で撮影した物体(ワーク)のビデオ信号を、カ
メラ電源7を経由して画像処理装置3に入力し、AD変
換器13で変換した256階調の濃淡画像のみで構成さ
れるデータである。
【0044】また、濃淡データとは、前記原画データを
画像処理装置3内で様々な処理を施したり、各種パラメ
ータを追加した各種属性付きの濃淡データである。3値
化データとは、前記原画データを画像処理装置3、画像
処理オプションユニット9内で様々な処理を施したり、
各種パラメータを追加したデータである。
【0045】カメラ8の撮影機能による用途として、ノ
ーマル機能カメラはワークエリア上で物体を固定し、静
止したものを撮影するときに使用し、シャッター機能カ
メラはワークエリア上で移動中の物体を静止させずに撮
影するときに使用する。
【0046】従来における画像処理装置3において、画
像処理装置3に接続可能なカメラ8はノーマル機能カメ
ラ、シャッター機能カメラがある。従来はユーザが使用
しているカメラ8を見てノーマル機能カメラか、シャッ
ター機能カメラかをチェックし、画像処理装置3のシス
テム内にあるカメラ設定モードの切換をオペレータが行
っていた。
【0047】ノーマル機能カメラでは、画像処理装置3
から水平同期信号、垂直同期信号を出力し、カメラ8か
ら送られてくるビデオ信号を随時受信する。シャッター
機能カメラでは近接センサ等からの外部トリガ信号が画
像処理装置3に入力された後、画像処理装置3からトリ
ガ信号をカメラ8側に出力することにより、カメラ8内
部で同期信号を生成し、1画面分のビデオ信号だけを画
像処理装置3に送信する。また、シャッター機能カメラ
は、ノーマル機能カメラと同様の機能も備えている。
【0048】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記従
来における画像処理システムでは、画像処理装置を動か
す前に必ずPC接続モード/スタンドアロンモード切換
スイッチの設定を行う必要があるため、設定に手間がか
かるという問題点や、PC接続モードとスタンドアロン
モードを間違えて設定すると画像処理の解析結果及び処
理結果が出力されなかったり、画像処理装置が停止した
り、画像処理システムが起動しない等の不具合が発生す
るという問題点があった。
【0049】また、従来における画像処理システムは、
濃淡データではサーチ速度が遅いので3値化データによ
る高速処理へ変更したい時、ワークが同じであっても、
メモリカード内を初期化するか、新たなメモリカードを
使用して再度3値化処理用のデータを作成しなければな
らなかった。そのため、ユーザがメニュー操作にかかわ
る時間が長くなり、画像データの変換効率を妨げるとい
う問題点があった。
【0050】さらに、従来における画像処理システム
は、カメラをノーマル機能カメラからシャッター機能カ
メラに変更したり、またはシャッター機能カメラからノ
ーマル機能カメラに変更するとき、画像処理装置からモ
ニタに出力されるメニュー操作でのカメラ設定画面のカ
メラ設定を必ず一度は切り換える必要がある。このため
ユーザがその都度カメラ設定の切り換えをする手間が必
要になり、メニュー操作に係わる時間が長くなるという
問題点があった。
【0051】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、ユーザがPC接続モード/ス
タンドアロンモード切換スイッチの設定をする手間を無
くすと共に、ユーザが間違えて設定するのを防止し、画
像処理システムを円滑に動作させることができる画像処
理装置及びそれに用いられる画像処理方法を得ることを
目的とする。
【0052】また、この発明は、上記のような問題点を
解決するためになされたもので、画像処理オプションユ
ニットの使用有無を画像処理装置が検知することで、画
像処理装置側で画像処理システムの構成を把握し、使用
するメモリカード内のデータ種類を認識し、メモリカー
ド内の濃淡データから3値化データへの変換を自動的に
行うことにより、画像データの編集実作業の効率化を図
ることができる画像処理装置及びそれに用いられる画像
処理方法を得ることを目的とする。
【0053】さらに、この発明は、上記の問題点を解決
するためになされたもので、カメラがノーマル機能カメ
ラかシャッター機能カメラかをシステム内で自動的に判
断できるようにし、接続されたカメラに合わせてシステ
ム内のカメラに関するパラメータを自動設定することに
より、カメラ設定作業工程をなくして、ユーザがメニュ
ー操作に係わる時間を短縮し、作業の効率化を図ること
ができる画像処理装置及びそれに用いられる画像処理方
法を得ることを目的とする。
【0054】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による画像処理装置は、対象ワークの画
像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手段からの
ビデオ信号を処理し、対象ワークの特徴量を計測する画
像処理手段とを有し、必要に応じてプログラマブルコン
トローラの増設接続が可能な画像処理装置において、電
源投入時に、前記プログラマブルコントローラから前記
画像処理手段に対しての割込があるか否かを判断する割
込判断手段と、前記割込判断手段によって前記プログラ
マブルコントローラからの割込が無いと判断された場合
に、前記画像処理手段の制御系とプログラマブルコント
ローラの制御系との接続を切り離し、プログラマブルコ
ントローラ接続モードからスタンドアロン接続モードへ
切り換える接続モード切換手段と、を具備するものであ
る。
【0055】つぎの発明による画像処理方法は、対象ワ
ークの画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手
段からのビデオ信号を処理し、対象ワークの特徴量を計
測する画像処理手段とを有し、必要に応じてプログラマ
ブルコントローラの増設接続が可能な画像形成装置の画
像処理方法において、電源投入時に、前記プログラマブ
ルコントローラから前記画像処理手段に対しての割込が
あるか否かを判断し、前記プログラマブルコントローラ
からの割込が無い場合に、前記画像処理手段の制御系と
プログラマブルコントローラの制御系との接続を切り離
し、プログラマブルコントローラ接続モードからスタン
ドアロン接続モードへの切換処理を行うものである。
【0056】つぎの発明による画像処理装置は、対象ワ
ークの画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手
段からのビデオ信号を処理し対象ワークの特徴量を計測
する画像処理手段と、画像データを記憶しているメモリ
カードと、前記画像処理手段の精度向上や処理速度の高
速化等を行う画像処理オプションユニットと、から構成
される画像処理装置において、前記画像処理オプション
ユニットの使用有無を判断する第1の判断手段と、前記
第1の判断手段によって前記画像処理オプションユニッ
トを使用すると判断された場合に、前記メモリカードの
画像データが画像処理手段用データか画像処理オプショ
ン用データかを判断する第2の判断手段と、前記第2の
判断手段によって画像処理手段用データであると判断さ
れた場合に、前記メモリカード内の画像データを画像処
理オプション用データに変換する変換手段と、を具備す
るものである。
【0057】つぎの発明による画像処理方法は、対象ワ
ークの画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手
段からのビデオ信号を処理し対象ワークの特徴量を計測
する画像処理手段と、画像データを記憶しているメモリ
カードと、前記画像処理手段の精度向上や処理速度の高
速化等を行う画像処理オプションユニットと、から構成
される画像形成装置の画像処理方法において、前記画像
処理オプションユニットの使用有無を検知し、前記メモ
リカードの画像データが画像処理手段用データかオプシ
ョンユニット用データかを自動判断し、前記メモリカー
ド内の画像データの自動変換処理を行うものである。
【0058】つぎの発明による画像処理装置は、対象ワ
ークの画像を読み取るカメラと、このカメラからのビデ
オ信号を処理し対象ワークの特徴量を計測する画像処理
手段とから構成される画像処理装置において、接続され
たカメラの属性を検知するカメラ属性検知手段と、前記
カメラ属性検知手段で検知したカメラの属性に基づい
て、カメラモードを設定するカメラモード設定手段と、
を具備するものである。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像処理システ
ム、画像処理方法及び画像処理装置について、〔実施の
形態1〕、〔実施の形態2〕、〔実施の形態3〕の順
で、図面を参照して詳細に説明する。
【0060】なお、実施の形態1〜実施の形態3の画像
処理システムは、基本的なシステム構成が図10に示し
た従来における画像処理システムと同様であり、図10
からPC接続モード/スタンドアロンモード切換スイッ
チ10を除いたものである。したがって、ここでは異な
る部分のみを詳細に説明する。
【0061】〔実施の形態1〕図1は、この発明の実施
の形態1の画像処理システムにおける画像処理装置の概
略フローチャートである。図中において、図14に示し
た従来における画像処理装置の概略フローチャートと同
一の符号は同一のステップを示すため説明を省略し、こ
こでは異なる部分のみを説明する。
【0062】図において、この発明はPC接続モード/
スタンドアロンモード自動切換処理をステップS123
に追加したものである。なお、PC接続モード/スタン
ドアロンモード自動切換処理については、後述する図3
のフローチャートで詳細に説明する。
【0063】図2は、この発明のPC接続モード/スタ
ンドアロンモード切換回路図であり、この図の説明を以
下に示す。図において、29、30はイネーブル入力付
きインバータで、31はインバータである。
【0064】以上の構成において、まず、画像処理装置
3の初期設定時の選択信号は、Hレベルに設定されてい
る。図において、画像処理装置3は、選択信号がHレベ
ルに設定されているため、イネーブル入力付きインバー
タ29は出力可能状態で、イネーブル入力付きインバー
タ30は出力不可能状態となり、CPU18はPC2か
らの入力待ち状態になっている。
【0065】ここで、PC2が接続されている場合、P
C2からはLレベルのRESET信号が出力される。P
C2からのRESET信号は、画像処理装置3にバス1
1を介して送信されると、画像処理装置3内で一度イン
バータ25を介してCPU18に送られる。CPU18
は、RESET信号のレベル状態を確認し、Hレベルな
らPC2接続モード切り換えて、選択信号をHレベルの
ままに保持する。
【0066】一方、PC2がバスに接続されていない場
合、RESET信号はどこからも出力されないため、信
号レベルはHレベルになり、CPU18にはインバータ
25を介してLレベルの信号が出力され、CPU18に
与えられる。
【0067】CPU18は、その状態を確認し、Lレベ
ルならスタンドアロンモードに切り換えて、選択信号を
Lレベルに切り換え、イネーブル入力付きインバータ2
9が出力不可能状態になり、PC2との通信を遮断し、
イネーブル入力付きインバータ30は出力可能状態にな
るため、リセットスイッチ28が有効になる。
【0068】図3は、図1のステップS123のPC接
続モード/スタンドアロンモード自動切換処理のフロー
チャートを示す。まず、画像処理システムの電源が投入
されると、画像処理装置3は、図1に示したステップS
101にて画像処理装置3内の初期化を行う。つぎに、
ステップS123のPC接続モード/スタンドアロンモ
ード自動切換処理を実行して、割り込み処理としてPC
2接続モード動作に設定する。
【0069】PC接続モード/スタンドアロンモード自
動切換処理では、まず、ステップS124でPC2から
の割り込み信号を数秒間待機する。このとき、PC2が
バス11に接続されている場合は、PC2からバス11
を介して割込信号が送られ、PC2が接続されていない
場合は、バス11からは割込信号が送られない。そこで
ステップS125ではPC2からの割り込みの有無をチ
ェックする。
【0070】PC2からの割り込みがある場合は、処理
を終了し、図1のステップS103へ進み、外部からの
入力要因待ちとなる。一方、PC2からの割り込みがな
い場合は、バス11にPC2が接続されていないことか
らステップS126でスタンドアロンモードに設定し、
バス11との切断処理を行い、処理を終了し、図1のス
テップS103へ進み、外部からの入力要因待ちとな
る。
【0071】以上のように、実施の形態1によれば、画
像処理装置3において、PC2からの割り込みの有無に
基づいて、PC接続モード/スタンドアロンモード自動
切換処理を実行するので、ユーザがPC接続モード/ス
タンドアロンモード切換スイッチの設定をする手間を無
くすと共に、ユーザが間違えて設定するのを防止し、画
像処理装置及び画像処理システムを円滑に動作させるこ
とができる。
【0072】〔実施の形態2〕図4は、実施の形態2の
画像処理システムにおける画像処理装置の概略フローチ
ャートを示す。図中において、図14に示した従来にお
ける画像処理装置の概略フローチャートと同一の符号は
同一のステップを示すため説明を省略し、ここでは異な
る部分のみを説明する。
【0073】図において、この発明は、ステップS10
9で、トラックボール4による登録処理で文字認識かテ
ンプレートマッチングかを判断し、登録処理にてテンプ
レートマッチングと判断されたら、ステップS127C
でオプションユニットの有無を判定し、有りだったらス
テップS127Aで、現在画像処理装置3に挿入されて
いるメモリカード5が3値化用メモリカードであるか否
かを判断し、3値化用メモリカードでなければ、ステッ
プS127Bのメモリカード自動変換処理を実行して、
濃淡データから3値化データへの自動変換を行った後、
ステップS110において濃淡テンプレートの作成を行
うものである。
【0074】図5は、図4のステップS127Bの濃淡
データから3値化データへの自動変換フローチャートを
示す。まず、ステップS128で濃淡データをメインメ
モリ19に退避させる。ここで、濃淡データを退避させ
るとき、画像処理コントローラ15はメモリカード5と
イメージメモリ16間、およびイメージメモリ16とメ
インメモリ19間を制御し、データコピーを行う。つぎ
にステップS129で、3値化のフォーマットでメモリ
カード5を初期化し、上記メインメモリ19上に退避さ
せた濃淡データをステップS130でイメージメモリ1
6へコピーする。
【0075】イメージメモリ16に濃淡データのコピー
が終わるとステップS131でイメージメモリ16上の
濃淡データをH/W(ハードウェア)で自動変換し、3
値化データを生成する。生成された3値化データは、ス
テップS132でイメージメモリ16にもう一度格納さ
れる。
【0076】イメージメモリ16に格納された3値化デ
ータは、ステップS133でメモリカード5に保存さ
れ、ステップS134で3値化データ用の各種パラメー
タもメインメモリ19上からメモリカード5に保存さ
れ、処理を終了する。なお、この濃淡データから3値化
データへの自動変換が終了すると、図4のステップS1
10のテンプレート編集へ進む。
【0077】つぎに、図6を参照して、ステップS13
1におけるイメージメモリ16上の濃淡データを3値化
データに変換する処理についてのさらに詳細に説明す
る。なお、図6は、図5のステップS131で行うイメ
ージメモリ16上の濃淡データを3値化データに自動変
換するフローチャートを示す。
【0078】図において、イメージメモリ16上の濃淡
データを3値化データに変換するには、まずステップS
135で濃淡データに3値化用のフィルタをかけて、そ
の後フィルタをかけた濃淡データはステップS136で
3段階にふるい分けされ、その結果生成されたデータが
3値化データとなる(S137)。
【0079】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、画像処理装置3において、画像処理オプションユニ
ット9の有無からメモリカード5の内部状態を自動検知
し、濃淡データから3値化データへの自動変換するの
で、データの共有使用や画像データの変換が高速にな
り、ユーザのメニュー操作に係わる時間を低減すること
ができる。
【0080】〔実施の形態3〕図7は、実施の形態3の
画像処理システムにおける画像処理装置の概略フローチ
ャートを示す。図中において、図14に示した従来にお
ける画像処理装置の概略フローチャートと同一の符号は
同一のステップを示すため説明を省略し、ここでは異な
る部分のみを説明する。
【0081】図において、この発明は、ステップS10
3とステップS109の間に、ステップS138のカメ
ラ自動設定処理を設けて、使用しているカメラ8がノー
マル機能カメラかシャッター機能カメラかを判定し、判
定結果に基づいてシステム内のカメラに関するパラメー
タの自動設定を行うものである。
【0082】なお、従来にあっては、現在使用している
カメラ8がノーマル機能カメラかシャッター機能カメラ
かをユーザが確認し、画像処理装置3からモニタ6に出
力されるメニュー画面をトラックボール4の操作で設定
していた。
【0083】以下、図8及び図9を参照して、ステップ
S138のカメラ自動設定処理におけるカメラのシャッ
ター機能の検知について説明する。なお、図8はシャッ
ター機能カメラかノーマル機能カメラかを自動検知する
ときの処理動作フローチャートを示し、図9は画像処理
装置にシャッター機能を有すカメラ8aまたはノーマル
機能を有すカメラ8bを接続したときの画像処理装置の
ブロック図を示す。
【0084】図9に示すように、シャッター機能カメラ
8aが画像処理装置3に接続されている場合、まず、ス
テップS139でCPU18よりイメージメモリ16の
内容をクリアする。続いてステップS140でCPU1
8よりトリガ信号をカメラ電源7を経由し、カメラ8a
に出力する。
【0085】シャッター機能カメラ8aは、水平同期信
号、垂直同期信号に関係なくトリガ信号だけでビデオ信
号を出力することができるため、ステップS141でシ
ャッター機能カメラ8aであればトリガ信号によりカメ
ラ電源7を経由し、画像処理装置3にビデオ信号を出力
する。
【0086】画像処理装置3では、ステップS142で
ビデオ信号はAD変換器13にてディジタル信号(すな
わち、画像データ)に変換する。画像データは、ステッ
プS143で画像処理コントローラ15によってイメー
ジメモリ16に格納される。つぎにCPU18は、ステ
ップS144で画像処理コントローラ15を経由してイ
メージメモリ16内に画像データが有るか無いかをチェ
ックする。
【0087】イメージメモリ16内に画像データが格納
されていることを確認すると、ステップS145で接続
されたカメラ8aはシャッター機能カメラであると判断
され、画像処理装置からモニタに出力されているメニュ
ー画面のカメラ設定項目をステップS146で自動的に
シャッターモードに切り換える。
【0088】一方、ノーマル機能カメラ8bが画像処理
装置に接続されている場合、まずステップS139でC
PU18よりイメージメモリ16の内容をクリアする。
続いてステップS140でCPU18よりトリガ信号を
カメラ電源7を経由して、ノーマル機能カメラ8bに出
力する。
【0089】ノーマル機能カメラ8bは、水平同期信
号、垂直同期信号によりビデオ信号を出力するためトリ
ガ信号だけではビデオ信号は出力されず、画像処理装置
には何も入力されない。そのためイメージメモリ16に
は画像データは格納されない。
【0090】つぎにCPU18は、ステップS144で
画像処理コントローラ15を経由してイメージメモリ1
6内に画像データが有るか無いかをチェックする。イメ
ージメモリ16内に、画像データが何も格納されていな
いことを確認すると、ステップS147で接続されてい
るカメラ8bはノーマル機能カメラであると判断され、
画像処理装置からモニタに出力されているメニュー画面
のカメラ設定項目をステップS148で自動的にノーマ
ルモードに切り換える。
【0091】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、カメラ8がノーマル機能カメラかシャッター機能カ
メラかを画像処理装置3にて自動検知するため、画像処
理が速く実行でき、ユーザが使用しているカメラ8がノ
ーマル機能カメラかシャッター機能カメラかを判断する
手間が削減できると共に、ユーザのメニュー操作に係わ
る時間を低減することができる。
【0092】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明に係わる画像処理装置は、電源投入時に、プログラマ
ブルコントローラから画像処理手段に対しての割込があ
るか否かを判断する割込判断手段と、割込判断手段によ
ってプログラマブルコントローラからの割込が無いと判
断された場合に、画像処理手段の制御系とプログラマブ
ルコントローラの制御系との接続を切り離し、プログラ
マブルコントローラ接続モードからスタンドアロン接続
モードへ切り換える接続モード切換手段と、を具備した
ため、ユーザがプログラマブルコントローラ接続モード
/スタンドアロンモード切換スイッチの設定をする手間
を無くすと共に、ユーザが間違えて設定するのを防止
し、画像処理装置を円滑に動作させることができる。
【0093】また、この発明に係わる画像処理方法は、
電源投入時に、プログラマブルコントローラから画像処
理手段に対しての割込があるか否かを判断し、プログラ
マブルコントローラからの割込が無い場合に、画像処理
手段の制御系とプログラマブルコントローラの制御系と
の接続を切り離し、プログラマブルコントローラ接続モ
ードからスタンドアロン接続モードへの切換処理を行う
ため、ユーザがプログラマブルコントローラ接続モード
/スタンドアロンモード切換スイッチの設定をする手間
を無くすと共に、ユーザが間違えて設定するのを防止
し、画像処理装置を円滑に動作させることができる。
【0094】また、この発明に係わる画像処理装置は、
画像処理オプションユニットの使用有無を判断する第1
の判断手段と、第1の判断手段によって画像処理オプシ
ョンユニットを使用すると判断された場合に、メモリカ
ードの画像データが画像処理手段用データか画像処理オ
プション用データかを判断する第2の判断手段と、第2
の判断手段によって画像処理手段用データであると判断
された場合に、メモリカード内の画像データを画像処理
オプション用データに変換する変換手段と、を具備した
ため、画像処理オプションユニットの使用有無を画像処
理手段が検知することで、画像処理装置側で画像処理シ
ステムの構成を把握し、使用するメモリカード内のデー
タ種類を認識し、メモリカード内の濃淡データから3値
化データへの変換を自動的に行うことにより、画像デー
タの編集実作業の効率化を図ることができる。
【0095】また、この発明に係わる画像処理方法は、
画像処理オプションユニットの使用有無を検知し、メモ
リカードの画像データが画像処理手段用データかオプシ
ョンユニット用データかを自動判断し、メモリカード内
の画像データの自動変換処理を行うため、使用するメモ
リカード内のデータ種類を認識し、メモリカード内の濃
淡データから3値化データへの変換を自動的に行うこと
により、画像データの編集実作業の効率化を図ることが
できる。
【0096】また、この発明に係わる画像処理装置は、
接続されたカメラの属性を検知するカメラ属性検知手段
と、カメラ属性検知手段で検知したカメラの属性に基づ
いて、カメラモードを設定するカメラモード設定手段
と、を具備したため、カメラがノーマル機能カメラかシ
ャッター機能カメラかをシステム内で自動的に判断でき
るようにし、接続されたカメラに合わせてシステム内の
カメラに関するパラメータを自動設定することにより、
カメラ設定作業工程をなくして、ユーザがメニュー操作
に係わる時間を短縮し、作業の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る実施の形態1の画像処理シス
テムにおける画像処理装置の概略動作を示すフローチャ
ートである。
【図2】 実施の形態1におけるPC接続モード/スタ
ンドアロンモード切換回路の構成を示す回路図である。
【図3】 実施の形態1におけるPC接続モード/スタ
ンドアロンモード自動切換処理動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 実施の形態2の画像処理システムにおける画
像処理装置の概略動作を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態2の濃淡データから3値化データ
への自動変換動作を示すフローチャートである。
【図6】 図5に示したステップS131のイメージメ
モリ上における濃淡データを3値化データに自動変換す
る動作を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態3の画像処理システムにおける画
像処理装置の概略動作を示すフローチャートである。
【図8】 シャッター機能カメラかノーマル機能カメラ
かを自動検知する際の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 画像処理装置にシャッター機能を有するカメ
ラまたはノーマル機能を有するカメラを接続したときの
画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 従来における画像処理システムのシステム
構成を示す説明図である。
【図11】 図10に示した画像処理装置のハードウェ
ア機能を示すブロック図である。
【図12】 従来における画像処理装置の接続タイプを
示す説明図である。
【図13】 図12に示した2つの接続タイプにおける
画像処理装置と各部との接続構成とを示す制御ブロック
図である。
【図14】 従来における画像処理装置の概略動作を示
すフローチャートである。
【図15】 従来における画像処理装置のPC接続モー
ド/スタンドアロンモード切換回路を示す回路図であ
る。
【図16】 従来における画像処理装置におけるPC接
続モード/スタンドアロン接続モード切換処理動作を示
すフローチャートである。
【図17】 従来におけるメモリカードのデータを濃淡
データから3値化データへの変換動作を示すフローチャ
ートである。
【図18】 従来における画像処理装置のデータ構成を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 電源ユニット,2 プログラマブルコントローラ
(PC),3 画像処理装置,4 トラックボール,5
メモリカード,6 モニタTV,7 カメラ電源,8
カメラ,9 画像処理オプションユニット,10 P
C接続モード/スタンドアロンモード切換スイッチ,1
1 バス,12 近接センサ,13 AD変換器,14
DA変換器,15 画像処理コントローラ,16 イ
メージメモリ,17 内部システムバス,18 CP
U,19 メインメモリ,20 シリアルI/F,21
メモリカードI/F,22 PC接続/スタンドアロ
ン切換回路,23 オプションユニット用システムバス
I/F,24 オプションユニット用システムバス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象ワークの画像を読み取る画像読取手
    段と、この画像読取手段からのビデオ信号を処理し、前
    記対象ワークの特徴量を計測する画像処理手段とを有
    し、必要に応じてプログラマブルコントローラの増設接
    続が可能な画像処理装置において、 電源投入時に、前記プログラマブルコントローラから前
    記画像処理手段に対しての割込があるか否かを判断する
    割込判断手段と、 前記割込判断手段によって前記プログラマブルコントロ
    ーラからの割込が無いと判断された場合に、前記画像処
    理手段の制御系とプログラマブルコントローラの制御系
    との接続を切り離し、プログラマブルコントローラ接続
    モードからスタンドアロン接続モードへ切り換える接続
    モード切換手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 対象ワークの画像を読み取る画像読取手
    段と、この画像読取手段からのビデオ信号を処理し、対
    象ワークの特徴量を計測する画像処理手段とを有し、必
    要に応じてプログラマブルコントローラの増設接続が可
    能な画像形成装置の画像処理方法において、 電源投入時に、前記プログラマブルコントローラから前
    記画像処理手段に対しての割込があるか否かを判断し、
    前記プログラマブルコントローラからの割込が無い場合
    に、前記画像処理手段の制御系とプログラマブルコント
    ローラの制御系との接続を切り離し、プログラマブルコ
    ントローラ接続モードからスタンドアロン接続モードへ
    の切換処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 対象ワークの画像を読み取る画像読取手
    段と、この画像読取手段からのビデオ信号を処理し対象
    ワークの特徴量を計測する画像処理手段と、画像データ
    を記憶しているメモリカードと、前記画像処理手段の精
    度向上や処理速度の高速化等を行う画像処理オプション
    ユニットと、から構成される画像処理装置において、 前記画像処理オプションユニットの使用有無を判断する
    第1の判断手段と、 前記第1の判断手段によって前記画像処理オプションユ
    ニットを使用すると判断された場合に、前記メモリカー
    ドの画像データが画像処理手段用データか画像処理オプ
    ション用データかを判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段によって画像処理手段用データであ
    ると判断された場合に、前記メモリカード内の画像デー
    タを画像処理オプション用データに変換する変換手段
    と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 対象ワークの画像を読み取る画像読取手
    段と、この画像読取手段からのビデオ信号を処理し対象
    ワークの特徴量を計測する画像処理手段と、画像データ
    を記憶しているメモリカードと、前記画像処理手段の精
    度向上や処理速度の高速化等を行う画像処理オプション
    ユニットと、から構成される画像形成装置の画像処理方
    法において、 前記画像処理オプションユニットの使用有無を検知し、
    前記メモリカードの画像データが画像処理手段用データ
    かオプションユニット用データかを自動判断し、前記メ
    モリカード内の画像データの自動変換処理を行うことを
    特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 対象ワークの画像を読み取るカメラと、
    このカメラからのビデオ信号を処理し対象ワークの特徴
    量を計測する画像処理手段とから構成される画像処理装
    置において、 接続されたカメラの属性を検知するカメラ属性検知手段
    と、 前記カメラ属性検知手段で検知したカメラの属性に基づ
    いて、カメラモードを設定するカメラモード設定手段
    と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
JP10990496A 1996-04-30 1996-04-30 画像処理装置及びそれに用いられる画像処理方法 Pending JPH09297605A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7610119B2 (en) 2003-07-08 2009-10-27 Omron Corporation Safety controller and system using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7610119B2 (en) 2003-07-08 2009-10-27 Omron Corporation Safety controller and system using same

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