JPH09297343A - 使用済み後にカメラを使用不能とすべく、閉じられたカセットと共に取り外されるフィルムカセット遮蔽用駆動体を有した使い捨てカメラ - Google Patents
使用済み後にカメラを使用不能とすべく、閉じられたカセットと共に取り外されるフィルムカセット遮蔽用駆動体を有した使い捨てカメラInfo
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- JPH09297343A JPH09297343A JP9008999A JP899997A JPH09297343A JP H09297343 A JPH09297343 A JP H09297343A JP 9008999 A JP9008999 A JP 9008999A JP 899997 A JP899997 A JP 899997A JP H09297343 A JPH09297343 A JP H09297343A
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- G—PHYSICS
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い捨てタイプのカメラにおいて、カメラの
認められざる再利用を防止するためにカメラを使用不可
能とすることを目的とする。 【解決手段】 フィルムストリップ１６がカセット１２
内に巻かれた後に動かされて閉じられるフィルム出入り
用溝孔内に支持された可動光ロック１８を有して成る、
フィルムカセットを用いるカメラ２４。カセット収納チ
ャンバ３０と、カセット１０がチャンバ３０から取り外
される前に光ロックを閉じるべく動かされる駆動体４２
とを有す。カセットをチャンバから押し出すために挿入
工具６２のチャンバ内への挿入を可能とする外部進入口
５６が設けられている。駆動体４２は、該駆動体が挿入
工具によりカセットと共にチャンバから押し出されるべ
く設けられ、これによりカメラが使用不可能とされる。
認められざる再利用を防止するためにカメラを使用不可
能とすることを目的とする。 【解決手段】 フィルムストリップ１６がカセット１２
内に巻かれた後に動かされて閉じられるフィルム出入り
用溝孔内に支持された可動光ロック１８を有して成る、
フィルムカセットを用いるカメラ２４。カセット収納チ
ャンバ３０と、カセット１０がチャンバ３０から取り外
される前に光ロックを閉じるべく動かされる駆動体４２
とを有す。カセットをチャンバから押し出すために挿入
工具６２のチャンバ内への挿入を可能とする外部進入口
５６が設けられている。駆動体４２は、該駆動体が挿入
工具によりカセットと共にチャンバから押し出されるべ
く設けられ、これによりカメラが使用不可能とされる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して写真の分
野、特には開閉可能とされたフィルムカセットが使用さ
れるカメラの分野に関するものである。より詳細には、
本発明は、使用済み後にカメラを使用不能とすべく、閉
じられたカセットと共に取り外されるフィルムカセット
遮蔽用駆動体を有したカメラに関するものである。
野、特には開閉可能とされたフィルムカセットが使用さ
れるカメラの分野に関するものである。より詳細には、
本発明は、使用済み後にカメラを使用不能とすべく、閉
じられたカセットと共に取り外されるフィルムカセット
遮蔽用駆動体を有したカメラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】１
９９４年１０月１８日に付与され、共通に譲渡された、
従来技術に係る米国特許 No. 5, 357,303 には、光ロッ
クを有したフイルムカセットが開示されている。その光
ロックは、周囲光がカセット内部に侵入するのを阻止す
べく回動して閉じられ、一方、フィルムをカセット内部
から取り出しあるいはカセット内部に入れられるように
回動して開かれる。そして、この光ロックを回動させて
開閉すべく係合する道具又は工具が設計されている。
９９４年１０月１８日に付与され、共通に譲渡された、
従来技術に係る米国特許 No. 5, 357,303 には、光ロッ
クを有したフイルムカセットが開示されている。その光
ロックは、周囲光がカセット内部に侵入するのを阻止す
べく回動して閉じられ、一方、フィルムをカセット内部
から取り出しあるいはカセット内部に入れられるように
回動して開かれる。そして、この光ロックを回動させて
開閉すべく係合する道具又は工具が設計されている。
【０００３】１９９３年７月２７日に付与された、共通
に譲渡された、従来技術に係る米国特許 No. 5,231, 43
8 には光ロックを有したフィルムカセットを使用するよ
うに設計されたカメラが開示されている。その光ロック
は、周囲光がカセット内部に侵入するのを阻止すべく回
動して閉じられ、一方、フィルムをカセット内部から取
り出しあるいはカセット内部に入れられるように回動し
て開かれる。このカメラは、手動でリリース方向に移動
された際にラッチ装置を作動させるリリースボタンを有
している。ラッチ装置は、常態において、フィルムカセ
ットを保持するチャンバを閉じているドアを固定してい
る。ただし、該ラッチ装置が作動した際には前記光ロッ
クを回動させて閉じ、前記ドアをリリースして前記チャ
ンバの覆いを外す。
に譲渡された、従来技術に係る米国特許 No. 5,231, 43
8 には光ロックを有したフィルムカセットを使用するよ
うに設計されたカメラが開示されている。その光ロック
は、周囲光がカセット内部に侵入するのを阻止すべく回
動して閉じられ、一方、フィルムをカセット内部から取
り出しあるいはカセット内部に入れられるように回動し
て開かれる。このカメラは、手動でリリース方向に移動
された際にラッチ装置を作動させるリリースボタンを有
している。ラッチ装置は、常態において、フィルムカセ
ットを保持するチャンバを閉じているドアを固定してい
る。ただし、該ラッチ装置が作動した際には前記光ロッ
クを回動させて閉じ、前記ドアをリリースして前記チャ
ンバの覆いを外す。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施態様によ
れば、フィルムストリップがカセット内に巻かれた後に
動かされて閉じられるべきフィルム出入り用溝孔内に支
持された可動光ロックを持ったフィルムカセットを用い
るカメラは、カセット収納チャンバと、カセットが該チ
ャンバから取り外される前に前記光ロックを閉じるよう
に動かされる可動駆動体とを有し、かつ下記の特徴を備
えている：前記チャンバ内へ挿入工具が入り込むのを可
能にしてカセットをチャンバから押し出すために、チャ
ンバへの外部進入口が設けられ、かつ、前記駆動体は、
該駆動体が前記挿入工具によって前記カセットと共にチ
ャンバから押し出されるべく設けられ、これにより該カ
メラが使用不可能とされる。
れば、フィルムストリップがカセット内に巻かれた後に
動かされて閉じられるべきフィルム出入り用溝孔内に支
持された可動光ロックを持ったフィルムカセットを用い
るカメラは、カセット収納チャンバと、カセットが該チ
ャンバから取り外される前に前記光ロックを閉じるよう
に動かされる可動駆動体とを有し、かつ下記の特徴を備
えている：前記チャンバ内へ挿入工具が入り込むのを可
能にしてカセットをチャンバから押し出すために、チャ
ンバへの外部進入口が設けられ、かつ、前記駆動体は、
該駆動体が前記挿入工具によって前記カセットと共にチ
ャンバから押し出されるべく設けられ、これにより該カ
メラが使用不可能とされる。
【０００５】このことは、カメラが使い捨てタイプであ
る場合に特に役に立つものである。この場合、カメラの
認められない再利用 (unauthorized recycling) を防止
するために、そのカメラを使用不可能とできることが要
求されている。認められざる方法で再生されたカメラは
低品質なものとなるおそれがあるからである。
る場合に特に役に立つものである。この場合、カメラの
認められない再利用 (unauthorized recycling) を防止
するために、そのカメラを使用不可能とできることが要
求されている。認められざる方法で再生されたカメラは
低品質なものとなるおそれがあるからである。
【０００６】本発明の他の実施形態によれば、フィルム
ストリップが前記カセット内に巻き込まれた後に動かさ
れて閉じられるフィルム出入り用溝孔内に支持された可
動光ロックを有したフィルムカセットを使用するカメラ
は、カセット収納チャンバと、光ロックを閉じるべく動
かされる可動駆動体とを備え、かつ下記の特徴を備えて
いる：前記チャンバ内に挿入工具が入り込めるようにチ
ャンバに外部進入口が設けられており；及び、前記駆動
体は、該駆動体が光ロックを少なくとも途中まで閉塞す
べく動かされた際に、前記進入口を介してアクセス可能
な前記工具を受け入れるための係合開口を有しており、
これにより、駆動体が光ロックを閉じるべく動かされて
いないときには、前記工具が前記進入口を介して前記係
合開口内に挿入できないようになっている。
ストリップが前記カセット内に巻き込まれた後に動かさ
れて閉じられるフィルム出入り用溝孔内に支持された可
動光ロックを有したフィルムカセットを使用するカメラ
は、カセット収納チャンバと、光ロックを閉じるべく動
かされる可動駆動体とを備え、かつ下記の特徴を備えて
いる：前記チャンバ内に挿入工具が入り込めるようにチ
ャンバに外部進入口が設けられており；及び、前記駆動
体は、該駆動体が光ロックを少なくとも途中まで閉塞す
べく動かされた際に、前記進入口を介してアクセス可能
な前記工具を受け入れるための係合開口を有しており、
これにより、駆動体が光ロックを閉じるべく動かされて
いないときには、前記工具が前記進入口を介して前記係
合開口内に挿入できないようになっている。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１、図２、及び図３は、本発明
の好ましい実施形態による使い捨てカメラの部分斜視図
であり、それら好ましい実施形態の作用を説明した図；
図４、図５、及び図６は、本発明の他の実施形態により
使い捨てカメラの部分斜視図で、これらその他の実施形
態の作用を説明したものである。
の好ましい実施形態による使い捨てカメラの部分斜視図
であり、それら好ましい実施形態の作用を説明した図；
図４、図５、及び図６は、本発明の他の実施形態により
使い捨てカメラの部分斜視図で、これらその他の実施形
態の作用を説明したものである。
【０００８】本発明は、使い捨てカメラを好ましい実施
形態として説明する。何故なら、使い捨てカメラの特徴
は周知であるからであり、以下の説明は特に、説明する
実施形態の一部を構成する部材あるいは説明する実施形
態と直接的に協働する部材についてのみおこなうもので
ある。ただし、その他の部材については当業者にとって
周知の種々の形態を採り得ることを理解すべきである。
形態として説明する。何故なら、使い捨てカメラの特徴
は周知であるからであり、以下の説明は特に、説明する
実施形態の一部を構成する部材あるいは説明する実施形
態と直接的に協働する部材についてのみおこなうもので
ある。ただし、その他の部材については当業者にとって
周知の種々の形態を採り得ることを理解すべきである。
【０００９】図面を参照すると、図１は、従来技術であ
る１９９４年１０月１８日に付与された米国特許 No.
5, 357,303 、及び１９９３年７月２７日に付与された
米国特許 No. 5,231,438 に開示されたものとその作動
において同様のフィルムカセット１０を示している。フ
ィルムカセット１０はカセットシェル１２を有してお
り、カセットシェルはフランジ付きのスプール１４を備
え、該スプールに未撮影／撮影済みのフィルムストリッ
プ１６が卷回されている。若干の弾性を有した光ロック
１８が前記カセットシェル１２におけるフィルム出入り
用溝孔２０内に支持されている。この光ロックは、フィ
ルムを前記溝孔を介して前記シェルから引き出しかつシ
ェル内に戻すことができるように回動して開かれ、か
つ、前記溝孔を介して周囲の光が前記シェル内に入り込
むのを防止すべく回動して閉じられるようになってい
る。
る１９９４年１０月１８日に付与された米国特許 No.
5, 357,303 、及び１９９３年７月２７日に付与された
米国特許 No. 5,231,438 に開示されたものとその作動
において同様のフィルムカセット１０を示している。フ
ィルムカセット１０はカセットシェル１２を有してお
り、カセットシェルはフランジ付きのスプール１４を備
え、該スプールに未撮影／撮影済みのフィルムストリッ
プ１６が卷回されている。若干の弾性を有した光ロック
１８が前記カセットシェル１２におけるフィルム出入り
用溝孔２０内に支持されている。この光ロックは、フィ
ルムを前記溝孔を介して前記シェルから引き出しかつシ
ェル内に戻すことができるように回動して開かれ、か
つ、前記溝孔を介して周囲の光が前記シェル内に入り込
むのを防止すべく回動して閉じられるようになってい
る。
【００１０】図１は、光ロック１８が開かれ、フィルム
ストリップ１６が該カセットシェルの外部で露光された
後に、フィルムストリップが、その前端部２２を除いて
該カセットシェル１２内に巻き込まれている状態を示し
ている。図２及び図３はフィルム前端部２２がカセット
シェル１２内に巻き込まれた後、光ロック１８が回動し
て閉じた状態を示している。
ストリップ１６が該カセットシェルの外部で露光された
後に、フィルムストリップが、その前端部２２を除いて
該カセットシェル１２内に巻き込まれている状態を示し
ている。図２及び図３はフィルム前端部２２がカセット
シェル１２内に巻き込まれた後、光ロック１８が回動し
て閉じた状態を示している。
【００１１】一部を図示した、このフィルムカセット１
０を用いる使い捨てカメラ２４は、後方カバーすなわち
後部２６とチャンバカバー２８とを有しており、それら
が共にフィルムカセットのためのカセットチャンバ３０
を形成している。フィルムカセット１０は、この使い捨
てカメラ２４の製造の際にチャンバカバー２８内に位置
される。次いで、チャンバカバー２８が後方カバー２６
に取り付けられる。チャンバー２８と後方カバー２６と
の間にはフィルム出入り用溝孔３２がカセットシェル１
２における前記フィルム出入り用溝孔２０と対向して位
置しており、カセット３０に対してフィルムが出入りで
きるようになっている。
０を用いる使い捨てカメラ２４は、後方カバーすなわち
後部２６とチャンバカバー２８とを有しており、それら
が共にフィルムカセットのためのカセットチャンバ３０
を形成している。フィルムカセット１０は、この使い捨
てカメラ２４の製造の際にチャンバカバー２８内に位置
される。次いで、チャンバカバー２８が後方カバー２６
に取り付けられる。チャンバー２８と後方カバー２６と
の間にはフィルム出入り用溝孔３２がカセットシェル１
２における前記フィルム出入り用溝孔２０と対向して位
置しており、カセット３０に対してフィルムが出入りで
きるようになっている。
【００１２】前記後方カバー２６は底部開口３４を有し
ている。底部開口３４はチャンバカバー２８に設けられ
た図示しない同様の開口と同軸位置にあり、フィルムス
トリップ１６がこの使い捨てカメラ２４内において露光
され、かつカセットシェル１２内に巻戻された後にフィ
ルムカセット１０がカセットチャンバ３０より取り外せ
るようになっている。底蓋３６には薄い周縁リップ部３
８が形成されている。この周縁リップ部３８は、底蓋を
取外し可能に適所に保持して底部開口３４を閉じるべ
く、底部開口３４内にきっちりと受け入れられている。
ている。底部開口３４はチャンバカバー２８に設けられ
た図示しない同様の開口と同軸位置にあり、フィルムス
トリップ１６がこの使い捨てカメラ２４内において露光
され、かつカセットシェル１２内に巻戻された後にフィ
ルムカセット１０がカセットチャンバ３０より取り外せ
るようになっている。底蓋３６には薄い周縁リップ部３
８が形成されている。この周縁リップ部３８は、底蓋を
取外し可能に適所に保持して底部開口３４を閉じるべ
く、底部開口３４内にきっちりと受け入れられている。
【００１３】フィルム前端部２２がカセットシェル１２
内に巻き込まれているときに光ロック１８を閉じるよう
に回動させるための作動ユニット４０は、一体形駆動体
４２と、フィルムセンサレバー４４と、を備えている。
フィルムセンサレバー４４は図１においてフィルム前端
部２２に接触して図示してあるセンサヘッド４６を有し
ている。前記駆動体４２は、光ロック１８の露出した軸
頭部５０に係合して光ロックを回動させて閉じるための
垂下駆動部４８と、頂部開口５４からチャンバカバー２
８内に僅かに突出する立ち上がりキー部５２と、を有し
ている。
内に巻き込まれているときに光ロック１８を閉じるよう
に回動させるための作動ユニット４０は、一体形駆動体
４２と、フィルムセンサレバー４４と、を備えている。
フィルムセンサレバー４４は図１においてフィルム前端
部２２に接触して図示してあるセンサヘッド４６を有し
ている。前記駆動体４２は、光ロック１８の露出した軸
頭部５０に係合して光ロックを回動させて閉じるための
垂下駆動部４８と、頂部開口５４からチャンバカバー２
８内に僅かに突出する立ち上がりキー部５２と、を有し
ている。
【００１４】図１に示す如く、駆動体４２の前記キー部
５２に設けられた駆動孔５８の上方において、前記後方
カバー２６には、頂部進入口５６が、駆動孔５８と同軸
的に形成されている。進入口５６及び駆動孔５８はキー
溝として同様な形状とさており、図２に示す如く、駆動
孔が進入口と揃ったときに、手動挿入工具６２における
キーの設けられた前端部６０を連続的に受け入れられる
ようになっている。特に、進入口５６及び駆動孔５８は
それぞれ、円形部と、半径方向に延在して前記キー溝を
形成する溝部とを有し、工具６２におけるキーの形成さ
れた前端部６０は、それらに対して補足的に形成されて
いる。
５２に設けられた駆動孔５８の上方において、前記後方
カバー２６には、頂部進入口５６が、駆動孔５８と同軸
的に形成されている。進入口５６及び駆動孔５８はキー
溝として同様な形状とさており、図２に示す如く、駆動
孔が進入口と揃ったときに、手動挿入工具６２における
キーの設けられた前端部６０を連続的に受け入れられる
ようになっている。特に、進入口５６及び駆動孔５８は
それぞれ、円形部と、半径方向に延在して前記キー溝を
形成する溝部とを有し、工具６２におけるキーの形成さ
れた前端部６０は、それらに対して補足的に形成されて
いる。
【００１５】図１ないし図２を見ると、フィルム前端部
２２がカセットシェル１２内に卷介されている場合に
は、復帰用捩れバネ６４が前記作動ユニット４０を付勢
して、図２において反時計方向に回転させる。復帰用捩
れバネ６４は、フィルムセンサレバー４４のセンサヘッ
ド４６が、フィルムストリップ１６が前記カセットシェ
ルの外部に存在するか否かを検出することができるよう
に、センサヘッド４６をフィルム前端部に付勢している
ものである。従って、フィルムセンサレバー４４は上記
同様に回転して、そのセンサヘッド４６を後方カバー２
６に形成された内部小面凹所６６内に回動させ、かつ、
前記垂下駆動部４８も同様に回転して光ロック１８を部
分的に、すなわち約６０％閉塞すべく回動させ、また、
前記キー部５２も同様に回転して、前記駆動孔５８が前
記進入口５６と揃うものとなる。前記凹所６６は、駆動
孔５８が進入口５６と揃うように作動ユニット４０の回
動を制限するストッパとして機能する。
２２がカセットシェル１２内に卷介されている場合に
は、復帰用捩れバネ６４が前記作動ユニット４０を付勢
して、図２において反時計方向に回転させる。復帰用捩
れバネ６４は、フィルムセンサレバー４４のセンサヘッ
ド４６が、フィルムストリップ１６が前記カセットシェ
ルの外部に存在するか否かを検出することができるよう
に、センサヘッド４６をフィルム前端部に付勢している
ものである。従って、フィルムセンサレバー４４は上記
同様に回転して、そのセンサヘッド４６を後方カバー２
６に形成された内部小面凹所６６内に回動させ、かつ、
前記垂下駆動部４８も同様に回転して光ロック１８を部
分的に、すなわち約６０％閉塞すべく回動させ、また、
前記キー部５２も同様に回転して、前記駆動孔５８が前
記進入口５６と揃うものとなる。前記凹所６６は、駆動
孔５８が進入口５６と揃うように作動ユニット４０の回
動を制限するストッパとして機能する。
【００１６】このように駆動孔５８が進入口５６と揃う
ため、工具６２のキーの形成された前端６０は、進入口
５６を介して手動にて駆動孔５８内に完全に挿入される
ものとなる。次いで、工具６２は手動にて図３において
反時計方向に回転させられ、同様に前記駆動体４２を回
転させる。従って、垂下駆動部４８も同様に回転し、光
ロック１８をさらに４０％閉じて光ロックを完全遮蔽
し、かつ、フィルムセンサレバー４４（そのセンサヘッ
ド４６は前記凹所６６内に補足されている）は、脆弱接
続部６８が壊れることによって駆動体４２から離脱す
る。この光ロックは弾性を有しているため、駆動部４８
を多少回し過ぎたとしても、光ロック１８を損傷するこ
とはない。次に、前記工具６２を手動にて下方に押し下
げ、駆動体４２に力を付加し、該駆動体４２を、フィル
ムカセット１０と共に、底部開口３４を介してカセット
チャンバ３０から押し出す。フィルムカセット１０は底
蓋３６に押し付けられ、底蓋が底部開口３４よりストン
と抜ける（図３参照）。
ため、工具６２のキーの形成された前端６０は、進入口
５６を介して手動にて駆動孔５８内に完全に挿入される
ものとなる。次いで、工具６２は手動にて図３において
反時計方向に回転させられ、同様に前記駆動体４２を回
転させる。従って、垂下駆動部４８も同様に回転し、光
ロック１８をさらに４０％閉じて光ロックを完全遮蔽
し、かつ、フィルムセンサレバー４４（そのセンサヘッ
ド４６は前記凹所６６内に補足されている）は、脆弱接
続部６８が壊れることによって駆動体４２から離脱す
る。この光ロックは弾性を有しているため、駆動部４８
を多少回し過ぎたとしても、光ロック１８を損傷するこ
とはない。次に、前記工具６２を手動にて下方に押し下
げ、駆動体４２に力を付加し、該駆動体４２を、フィル
ムカセット１０と共に、底部開口３４を介してカセット
チャンバ３０から押し出す。フィルムカセット１０は底
蓋３６に押し付けられ、底蓋が底部開口３４よりストン
と抜ける（図３参照）。
【００１７】駆動体４２とフイルムセンサレバー４４と
が互いに切り離され、かつ前記駆動体がフイルムカセッ
ト１０と共に該使い捨てカメラ２４より取り外されたな
らば、作動ユニット４０の再使用が効果的に防止され
る。このことは、使い捨てカメラ２４の認められない再
使用を防止する上で好ましい。認められない再生カメラ
は、認可された再生されたカメラよりも品質が劣るから
である。
が互いに切り離され、かつ前記駆動体がフイルムカセッ
ト１０と共に該使い捨てカメラ２４より取り外されたな
らば、作動ユニット４０の再使用が効果的に防止され
る。このことは、使い捨てカメラ２４の認められない再
使用を防止する上で好ましい。認められない再生カメラ
は、認可された再生されたカメラよりも品質が劣るから
である。
【００１８】図４ないし図６は、前記カメラ２４の別の
実施形態を示している。これらの図においては、図１か
ら図３において使用したものと実質的に同じ参照符号を
用いている。よって、本実施形態の説明は、その作用
（前記カメラ２４の好ましい実施形態の作用に対比され
る作用）についてのみ行うものとする。
実施形態を示している。これらの図においては、図１か
ら図３において使用したものと実質的に同じ参照符号を
用いている。よって、本実施形態の説明は、その作用
（前記カメラ２４の好ましい実施形態の作用に対比され
る作用）についてのみ行うものとする。
【００１９】図４及び図５を見ると、フィルム前端部２
２がカセットシェル１２内に巻き込まれる際、フィルム
センサレバー４４のセンサヘッド４６をフィルム前端部
に付勢している復帰用捩れバネ６４が、作動ユニット４
０を図２において反時計方向に回転するよう付勢してい
ることが解る。従って、フィルムセンサレバー４４は同
様に回転し、そのセンサヘッド４６を後方カバー２６に
形成された内部曲面凹所７０（図１における前記凹所６
６よりも約４０％広い）内に回動させ、そして、該凹所
の遠方端壁７２に当接させ、また、垂下駆動部４８も同
様に回転して光ロック１８を回動させて完全に（１００
％）閉塞させ、さらに、キー部５２も同様に回転して、
その駆動孔５８を進入口５６と揃える。前記凹所７０の
前記遠方端壁７２は、駆動孔５８を挿入口５６と揃える
ために、前記作動ユニット４２の回転を規制するストッ
パとして機能するものである。
２がカセットシェル１２内に巻き込まれる際、フィルム
センサレバー４４のセンサヘッド４６をフィルム前端部
に付勢している復帰用捩れバネ６４が、作動ユニット４
０を図２において反時計方向に回転するよう付勢してい
ることが解る。従って、フィルムセンサレバー４４は同
様に回転し、そのセンサヘッド４６を後方カバー２６に
形成された内部曲面凹所７０（図１における前記凹所６
６よりも約４０％広い）内に回動させ、そして、該凹所
の遠方端壁７２に当接させ、また、垂下駆動部４８も同
様に回転して光ロック１８を回動させて完全に（１００
％）閉塞させ、さらに、キー部５２も同様に回転して、
その駆動孔５８を進入口５６と揃える。前記凹所７０の
前記遠方端壁７２は、駆動孔５８を挿入口５６と揃える
ために、前記作動ユニット４２の回転を規制するストッ
パとして機能するものである。
【００２０】駆動孔５８が進入口５６と揃っているた
め、工具６２のキーの形成された前端６０が、進入口５
６を介して手動にて駆動孔５８内に完全に挿入されるも
のとなる。次に、前記工具６２を手動にて下方に押し下
げ、前記駆動部４２に力を付与し、前記底部開口３４を
介して、フィルムカセット１０と共に前記カセットチャ
ンバ３０から押し出す。フィルムカセット１０は底蓋３
６に押し付けられ、底蓋が底部開口３４よりストンと抜
ける。フィルムセンサレバー４４（そのセンサヘッド４
６は凹所７０内の遠方端壁７２に補足されている）は、
駆動体が最初に押し下げられた際に脆弱接続部６８が壊
れることによって駆動体４２から離脱する（図６参
照）。
め、工具６２のキーの形成された前端６０が、進入口５
６を介して手動にて駆動孔５８内に完全に挿入されるも
のとなる。次に、前記工具６２を手動にて下方に押し下
げ、前記駆動部４２に力を付与し、前記底部開口３４を
介して、フィルムカセット１０と共に前記カセットチャ
ンバ３０から押し出す。フィルムカセット１０は底蓋３
６に押し付けられ、底蓋が底部開口３４よりストンと抜
ける。フィルムセンサレバー４４（そのセンサヘッド４
６は凹所７０内の遠方端壁７２に補足されている）は、
駆動体が最初に押し下げられた際に脆弱接続部６８が壊
れることによって駆動体４２から離脱する（図６参
照）。
【００２１】以上、本発明を、特に好ましい実施形態を
参照して詳細に説明した。ただし、当業者においては、
本発明の精神及び範囲内において種々の変形例が可能で
あることが理解されるであろう。
参照して詳細に説明した。ただし、当業者においては、
本発明の精神及び範囲内において種々の変形例が可能で
あることが理解されるであろう。
【図１】 本発明の好ましい実施形態による使い捨てカ
メラの作用を説明した部分斜視図である。
メラの作用を説明した部分斜視図である。
【図２】 本発明の好ましい実施形態による使い捨てカ
メラの作用を説明した部分斜視図である。
メラの作用を説明した部分斜視図である。
【図３】 本発明の好ましい実施形態による使い捨てカ
メラの作用を説明した部分斜視図である。
メラの作用を説明した部分斜視図である。
【図４】 本発明の他の実施形態による使い捨てカメラ
の作用を説明した部分斜視図である。
の作用を説明した部分斜視図である。
【図５】 本発明の他の実施形態による使い捨てカメラ
の作用を説明した部分斜視図である。
の作用を説明した部分斜視図である。
【図６】 本発明の他の実施形態による使い捨てカメラ
の作用を説明した部分斜視図である。
の作用を説明した部分斜視図である。
１０ フィルムカセット １６ フィルムストリップ １８ 光ロック ２０ フィルム出入り用溝孔 ２４ 使い捨てカメラ ３０ チャンバ ４２ 駆動体 ５６ 進入口 ５８ 駆動孔 ６２ 挿入工具
Claims (6)
- 【請求項１】 フィルムストリップがカセット内に巻か
れた後に動かされて閉じられるフィルム出入り用溝孔内
に支持された可動光ロックを有して成る、フィルムカセ
ットを用いるカメラであって、該カメラは、カセット収
納チャンバと、前記カセットが該チャンバから取り外さ
れる前に前記光ロックを遮蔽すべく動かされる可動駆動
体とを有し、 前記チャンバ内への挿入工具の進入を可能として前記カ
セットを前記チャンバから押し出すために前記チャンバ
への外部進入口が設けられており、 前記駆動体は、該駆動体が前記挿入工具によって前記カ
セットと共にチャンバから押し出されるべく設けられ、
これにより該カメラが使用不可能とされていることを特
徴とするカメラ。 - 【請求項２】 請求項１記載のカメラにおいて、前記駆
動体が係合可能部を有し、該係合可能部は、前記駆動体
が前記光ロックを閉じるように動かされる際に前記進入
口を介してアクセス可能で、前記工具が前記進入口を介
して前記係合可能部と係合し、前記駆動体を前記カセッ
トと共に前記チャンバから押し出す一方、前記駆動体が
前記光ロックを閉じるように動かされない場合には、前
記進入口を介してのアクセスが不能となり、前記工具が
前記進入口を介して挿入されて前記係合可能部と係合す
ることが阻止されるよう構成されて成るカメラ。 - 【請求項３】 請求項２記載のカメラにおいて、前記進
入口及び前記係合可能部は、前記駆動体が前記光ロック
を閉じるべく動かされた際に揃い合い、前記駆動体が前
記光ロックを閉じるように動かされない場合には合わな
い、類似した形状とされていることを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項４】 請求項２記載のカメラにおいて、前記カ
セットの外部において前記フィルム出入り溝孔の近傍に
おける前記フィルムストリップの存在を検知し、かつ前
記フィルムストリップが前記カセット内に巻き込まれた
際には前記カセットの外部において前記フィルムストリ
ップが存在しないことを検知するフィルムセンサが前記
駆動体に接続されており、前記フィルム検知手段によっ
て前記フィルムストリップの不在が検知された際に前記
駆動体が前記光ロックに近接できることを特徴とするカ
メラ。 - 【請求項５】 フィルムストリップがカセット内に巻か
れた後に動かされて閉じられるフィルム出入り用溝孔内
に支持された可動光ロックを有して成る、フィルムカセ
ットを用いるカメラであって、該カメラは、カセット収
納チャンバと、前記光ロックを閉じるべく動かされる可
動駆動体とを有し、 前記チャンバ内への挿入工具の進入を可能とするために
前記チャンバへの外部進入口が設けられており、 前記駆動体は、該駆動体が移動して前記光ロックを少な
くとも部分的に閉塞した際に前記進入口を介してアクセ
ス可能な工具を受け入れる係合開口部を有し、これによ
り、前記駆動体が前記光ロックを閉塞するように移動さ
れない場合には、前記工具が前記進入口を介して前記係
合可能な開口内へ挿入されることが不能とされているこ
とを特徴とするカメラ。 - 【請求項６】 フィルムストリップがカセット内に巻か
れた後に動かされて閉じられるフィルム出入り用溝孔内
に支持された可動光ロックを有して成る、フィルムカセ
ットを用いるカメラであって、該カメラは、カセット収
納チャンバと、前記カセットが該チャンバから取り外さ
れる前に前記光ロックを閉じるべく動かされる可動駆動
体とを有し、 前記チャンバ内への挿入工具の進入を可能として前記カ
セットを前記チャンバから押し出すために前記チャンバ
への外部進入口が設けられており、 前記駆動体は、前記工具を受け入れて該駆動体を前記カ
セットと共に前記チャンバから押し出すための係合開口
を有しており、該係合開口は、前記進入口に近似した形
状とされて、該駆動体が前記光ロックを閉塞すべく移動
された際に前記進入口と揃い合うように移動し、これに
より、該駆動体が前記光ロックを閉塞するように移動さ
れない場合には、前記進入口を介しての前記工具の前記
係合開口内への挿入が不能とされていることを特徴とす
るカメラ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US590,662 | 1990-09-28 | ||
| US08/590,662 US5708854A (en) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | One-time-use camera has driver for closing film cassette which is removed with closed cassette to disable camera after completed use |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297343A true JPH09297343A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=24363152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9008999A Withdrawn JPH09297343A (ja) | 1996-01-24 | 1997-01-21 | 使用済み後にカメラを使用不能とすべく、閉じられたカセットと共に取り外されるフィルムカセット遮蔽用駆動体を有した使い捨てカメラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5708854A (ja) |
| JP (1) | JPH09297343A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6011934A (en) * | 1999-02-03 | 2000-01-04 | Eastman Kodak Company | Camera with closing mechanism to close cassette |
| US6014527A (en) * | 1999-02-03 | 2000-01-11 | Eastman Kodak Company | Camera with closing lever pivotally supported on cassette to close cassette |
| US6014520A (en) * | 1999-02-03 | 2000-01-11 | Eastman Kodak Company | One-time-use camera with film sensor to determine when to close cassette disabled when cassette closed |
| US6012857A (en) * | 1999-02-03 | 2000-01-11 | Eastman Kodak Company | Camera with film sensor to determine when to close cassette not urged against filmstrip during exposure |
| US6011924A (en) * | 1999-02-03 | 2000-01-04 | Eastman Kodak Company | Camera with film winder having single dual-function part for winding exposed filmstrip into cassette and for closing cassette |
| US6014521A (en) * | 1999-02-08 | 2000-01-11 | Eastman Kodak Company | One-time-use camera with closing mechanism to close cassette disabled when unexposed film prewound from cassette during camera manufacture |
| US6372494B1 (en) * | 1999-05-14 | 2002-04-16 | Advanced Tissue Sciences, Inc. | Methods of making conditioned cell culture medium compositions |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2192287B (en) * | 1986-05-19 | 1990-09-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | Photographic film package |
| US5231438A (en) * | 1991-11-25 | 1993-07-27 | Eastman Kodak Company | Camera with interlock for cover piece and cartridge light shield |
| US5359378A (en) * | 1994-01-13 | 1994-10-25 | Eastman Kodak Company | Film cassette with lockable light shield |
| US5357303A (en) * | 1994-02-17 | 1994-10-18 | Eastman Kodak Company | Film cassette with lockable light shield |
| US5550608A (en) * | 1995-01-11 | 1996-08-27 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for closing a film cassette and unloading the closed cassette from a camera |
-
1996
- 1996-01-24 US US08/590,662 patent/US5708854A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-01-21 JP JP9008999A patent/JPH09297343A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5708854A (en) | 1998-01-13 |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |