JPH09297277A - 光走査装置用弾性部材の製造方法 - Google Patents

光走査装置用弾性部材の製造方法

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JPH09297277A
JPH09297277A JP11458196A JP11458196A JPH09297277A JP H09297277 A JPH09297277 A JP H09297277A JP 11458196 A JP11458196 A JP 11458196A JP 11458196 A JP11458196 A JP 11458196A JP H09297277 A JPH09297277 A JP H09297277A
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JP
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resist layer
magnet
mirror
elastic member
torsion spring
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JP11458196A
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Yasuisa Kobayashi
靖功 小林
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光走査装置用の弾性部材を、高い精度で、且
つ容易に製造することができる光走査装置用弾性部材の
製造方法を提供する。 【解決手段】 TiーNi系形状記憶合金板21上に、
トーションバネ5の平面形状に対応するレジスト層22
を形成し、そのレジスト層22が形成されていない部分
を電解研磨法によって溶解させて、両端部に前記ハウジ
ングに支持される固定部を形成し、且つ、中央部に磁石
付きミラーを支持する取付部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ、バーコードリーダー、レーザースキャンマイクロメ
ーター等の事務機器、計測機に使用される光走査装置弾
性部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁石付きミラーと交流磁場を発生
させるためのコイルを備えた光走査装置としては、本出
願人により特願平7ー296788号の光走査装置が提
案されている。
【0003】この光走査装置においては、図6に示すよ
うに、形状記憶合金ワイヤ等からなるトーションバネ5
0が、適当な張力で引っ張られた状態でハウジング1に
固定治具2によって固定されている。トーションバネ5
0のほぼ中央に、磁石の少なくとも片面に鏡面加工され
た磁石付きミラー3が、図示しない接着剤で固定されて
いる。
【0004】一方、コア6にはコイル7が巻き付けられ
ている。コイル7は、コア6に設けられたネジ孔8、及
びハウジング1に設けられた孔4を通して図示しないネ
ジによってハウジング1に固定されている。そして、パ
ルス電流発生器9より所定の電流をコイルに流すと交番
磁界が発生し、磁石付きミラー3が振動する。図示しな
い光源より発射されたレーザー光10は磁石付きミラー
3によって反射され、磁石付きミラー3が共振すること
により図示しない被走査面に走査されるのである。
【0005】しかしながら、前記従来の光走査装置は、
磁石付きミラー3をトーションバネ50に接着剤等で固
定しているため、駆動中に徐々に両者の固着力が低下
し、ついには磁石付きミラーの空転あるいは脱落に至
り、装置の耐久性を著しく低下させる原因となってい
た。
【0006】そこで、本出願人は、特願平8ー4136
1号において磁石付きミラーの固着力を強化して駆動中
の磁石付きミラーの脱落を防止するために、図7に示す
ように、少なくとも中央部分を平面状に形成したトーシ
ョンバネ51を用いた光走査装置を提案している。
【0007】そして、前記トーションバネ51は、弾性
を有するワイヤを用いて引き抜き加工、圧延加工等を施
すことにより製造していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ワ
イヤの機械加工による製造方法では、精度の高いトーシ
ョンバネを製造することは困難であった。また、形状記
憶合金等の薄板を用いて切削加工を施すことにより製造
することも考えられるが、切削性の悪さのために製造が
極めて困難であるという問題もあった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、光走査装置用の弾性部材を、高
い精度で、且つ容易に製造することができる光走査装置
用弾性部材の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の光走査装置用弾性部材の
製造方法は、両端部がハウジングに支持され、且つ、中
央部がレーザー光線を反射させるための磁石付きミラー
を振動可能に支持する光走査装置用弾性部材を対象とし
て、特に、弾性を有する薄板上に、前記弾性部材の平面
形状に対応するレジスト層を形成し、そのレジスト層が
形成されていない部分を電解研磨法によって溶解させ
て、前記両端部に前記ハウジングに支持される固定部を
形成し、且つ、前記中央部に前記磁石付きミラーを支持
する取付部を形成する。従って、前記弾性を有する薄板
のレジスト層が形成されていない部分を均一に溶解し、
前記固定部及び取付部を有する弾性部材を、高い精度
で、且つ容易に製造することができる。
【0011】また、請求項2に記載の光走査装置用弾性
部材の製造方法は、前記薄板が、形状記憶合金によって
構成されている。従って、極めて弾性的に優れ、且つ耐
久性に優れた弾性部材を製造することができる。
【0012】また、請求項3に記載の光走査装置用弾性
部材の製造方法は、前記形状記憶合金が、TiーNi系
形状記憶合金であり、前記電解研磨法は、過塩素酸・酢
酸溶液を電解研磨液として用いている。従って、Tiー
Ni系形状記憶合金によって構成される薄板のレジスト
層が形成されていない部分を、過塩素酸・酢酸溶液によ
り均一に溶解し、極めて弾性的に優れ、且つ耐久性に優
れた弾性部材を製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の製造方法によって製造さ
れたトーションバネ5を示すものである。このトーショ
ンバネ5は、TiーNi系形状記憶合金を材質として、
厚さ約0.2mmに形成されている。トーションバネ5
は、バネ部11と、ハウジング固定部12と、磁石付き
ミラー取付部13とから構成されている。尚、トーショ
ンバネ5は本発明の光走査装置用弾性部材を、ハウジン
グ固定部12は固定部を、磁石付きミラー取付部13は
取付部をそれぞれ構成するものである。
【0015】バネ部11は、幅約0.1〜0.4mm程
度に形成されている。
【0016】ハウジング固定部12は、トーションバネ
5の両端部に設けられ、前記バネ部11より大きく形成
されており、ハウジング1に固定するためのネジ止め用
の穴が形成されている。
【0017】磁石付きミラー取付部13は、トーション
バネ5の中央部に設けられ、磁石付きミラー3が取り付
けられる部分である。磁石付きミラー取付部13の寸法
は、取り付けられる磁石付きミラー3の寸法とほぼ同じ
であり、およそ縦3mm、横6mm程度である。
【0018】次に、前記トーションバネ5を電解研磨に
よって製造する方法について図2を用いて説明する。
【0019】まず、図2(a)に示すように厚さ約0.
2mm程度のTiーNi系形状記憶合金板21(以下、
合金板21と略記する)上に所望のトーションバネ5と
同じ寸法形状となるようにレジスト層22を形成する。
尚、レジスト層22は、図中、網掛けにて図示されてい
る。さらに、電解研磨で電圧を印加するためのリード線
23を取り付け、その取り付け部分にも前記レジスト層
22形成部分と連続するようにレジスト層22を塗布す
る。リード線23は、合金板21全体を均一に電解研磨
するためにはできる限り多数設けたほうがよいが、少な
くとも1箇所あれば電解研磨を行うことは可能である。
また、リード線23を取り付ける位置も、特に限定され
るものではない。図2では、便宜上2箇所のハウジング
固定部に対応する位置にリード線23を設けた一例を図
示した。レジスト層22は、図2(a)では合金板21
の片面しか図示していないが、実際には合金板21の表
裏両面の同じ位置に形成されている。
【0020】次に、図2(b)に示すように、前記レジ
スト層22が形成された合金板21を電解研磨液27中
に配置し、合金板21が陽極となるようにリード線23
を直流電源24に接続する。そして、合金板21の表裏
各面に対向するように少なくとも2枚の陰極板25を配
置し、直流電源24の陰極側に接続する。陰極板25は
白金板またはステンレス板を用いる。尚、陰極板25は
浴槽26の側壁全体を覆うように配置できれば望まし
い。電解研磨液27には、過塩素酸・酢酸溶液が用いら
れ、その組成は、例えば、5%過塩素酸・95%酢酸で
ある。この状態で直流電源24より所定の電圧を印加す
ると、合金板21上のレジスト層22が形成されていな
い部分が徐々に溶解し、最終的に図2(c)に示すよう
にレジスト層22を形成した部分及びリード線23のみ
が残存する。印加する電圧は5〜30Vで、例えば、2
0Vの電圧を印加すると2〜3時間程度で所望の形状に
なる。
【0021】そして、最後にリード線23及びその延長
する不要部分を切断除去し、さらにレジスト層22を除
去すれば図1に示すようなトーションバネ5が完成す
る。
【0022】尚、前記製造方法は、その要旨を逸脱しな
い範囲において、種々の変更を加えることができる。
【0023】例えば、電解研磨液27の組成は自由に変
更可能でり、また、必要であれば液を加熱し、30〜5
0℃程度で実施すれば合金板21の溶解速度が増す。ま
た、電解研磨液27に適当な攪拌を与えたり、合金板2
1に揺動、振動、回転等を与えれば、より均一に合金板
21を溶解でき、ひいては精度よくトーションバネ5を
作製することができるのである。
【0024】さらに、合金板21と陰極板25の配置は
図2(b)に示した配置に限られるものではない。例え
ば、合金板21を液面に対して水平に配置し、その合金
板21と対向するように陰極板25を配置する、すなわ
ち、2枚の陰極板25を浴槽26の底付近と液面付近に
配置してもよいのである。
【0025】さらに、前記製造方法においては定電位に
よる電解研磨についてその一例を説明したが、これを定
電流にて実施することも可能である。特に、トーション
バネ5の面積に比べ溶解する部分の面積が大きい場合、
定電流で実施するほうがより精度よくトーションバネを
作製することができる。その定電流条件は合金板21と
作製するトーションバネ5の面積と形状にもよるが、電
流密度は約0.5〜5A/dm2程度である。
【0026】また、前記実施の形態においては、トーシ
ョンバネの材質をTiーNi系形状記憶合金としたが、
他の形状記憶合金でもよく、また、弾性を有し、且つ耐
久性に優れた材質であればこれらに限られることはな
い。
【0027】次に、前記方法で製造されたトーションバ
ネ5を用いて構成された光走査装置について図3を用い
て説明する。
【0028】前記方法で製造されたトーションバネ5
が、適当な張力で引っ張られた状態でハウジング固定部
12で固定治具2によってハウジング1に固定されてい
る。トーションバネ5は、上述したように厚さ約0.2
mmのTiーNi系形状記憶合金からなり、バネ部1
1、ハウジング固定部12及び磁石付きミラー取付部1
3からなる。トーションバネ5のほぼ中央の磁石付きミ
ラー取り付け部13には、磁石付きミラー3が図示しな
い接着剤で固定されている。磁石付きミラー3には、N
i−Co系合金またはSm−Co系合金等が用いられ、
その大きさは縦3mm、横6mm、厚さ0.3mm程度
である。
【0029】一方、コア6にはコイル7が巻き付けられ
ており、例えば300ターンほど巻かれている。コイル
7は、コア6に設けられたネジ孔8及び、ハウジング1
に設けられた孔4を通して図示しないネジによってハウ
ジング1に固定されている。パルス電流発生器9によ
り、例えば3Vで100mA程度の電流をコイル7に流
すと交番磁界が発生し、磁石付きミラー3が振動する。
光源31より発射されたレーザー光10は磁石付きミラ
ー3によって反射され、磁石付きミラー3が共振するこ
とにより被走査面32に走査されるのである。
【0030】次に、本実施の形態の光走査装置の動作に
ついて説明する。
【0031】今、コイル7に図5に示すようなパルス電
流を流すと、コイル7前方及び後方には、図4の(a)
及び(b)に示すようにいわゆる交番磁界ができる。そ
して、中心がトーションバネ5に固定され、かつ、その
コイル7前方に設置されている磁石付きミラー3は、交
番磁界によりMHcosθのトルクを受ける。(Mは磁
石付きミラーの磁気モーメント、Hは磁界の強さ、θは
ふれ角)また、ねじれ角θの場合トーションバネ5によ
る復元力、kθも同時に受ける(k:バネ定数)。
【0032】さらに、磁石付きミラー3が高速に振動す
る場合、空気との摩擦抵抗及びトーションバネ5内部の
摩擦抵抗などによって、dθ/dtに比例した減衰力も
受けることになる。そして前記トルクが周期的(角振動
数ω)に加わると、磁石付きミラー3はねじり振動を始
める。この振動系を方程式で表すと数式1になる。
【0033】
【数1】
【0034】これは、減衰振動系に強制力が加わった場
合の方程式で、その一般解は数式2で表される。
【0035】
【数2】
【0036】つまり、電流の周波数ωと、磁石付きミラ
ー3及びトーションバネ5からなる機械系の固有振動数
ω0が一致した場合いわゆる共振状態となり、最大のふ
れ角となるのである。本実施形態の場合、コイル7にか
ける電圧3V、コイル電流約100mAで、約800H
zで共振し、そのふれ角は約50度、すなわち、走査角
約100度でレーザー光を走査するのである。
【0037】前記実施形態では、走査角約100度、走
査周波数800Hzを例にとって説明したが、前記トー
ションバネの板厚T、磁石付きミラーの質量mを変える
ことによって様々な周波数の光走査装置をつくることが
できる。例えば、400Hzの光走査装置を製作する場
合、周波数fは(k/m)1/2に比例し、バネ定数kは
3に比例することからTの3/2乗が周波数に比例す
ることになる。T=200μmで共振周波数800Hz
であったことから、おおよそT=125μmの形状記憶
合金板を上と同様な条件で用いれば、およそ400Hz
の光走査装置を製作することができる。
【0038】さらに、数式2の係数MH/Iからわかる
ように、いろいろな強さ(M)の磁石付きミラーを用い
ることで、あるいは様々な振幅の磁界(H=ni、n:
コイル巻線数 i:電流)即ち、電流iを与えること
で、対象となる電気製品あるいは電子機器に応じて所望
の走査角を持つ光走査装置を作ることができるのであ
る。
【0039】また、本実施の形態ではコイル7に流す電
流波形を矩形波とした。なぜなら、図5に示すようにね
じれ角θによって磁石付きミラーに加えられるトルクは
MHcosθとなり、ちょうど交番磁界Hcosθが磁
石付きミラーの磁気モーメントMに作用することにな
り、θ=ωtとおくと数式1が成立するからである。
【0040】図5に矩形波電流に伴う磁石付きミラーの
ねじれ角θの振動の様子を示す。数式(2ー2)より、
ω=ω0のとき、α=90°すなわちθは交番磁界に対
して90°位相遅れとなる。つまり、磁界の切り替わり
から90°遅れたところで磁石付きミラーのねじれ角θ
は最大になり、ひいてはトーションバネ5による復元力
kθ(k:バネ定数)も最大となる。電流波形の各点
a、b、c、dはそれぞれ磁石付きミラーの振動状態
(a)、(b)、(c)、(d)に対応している。矩形
波にするとトーションバネ5の復元力が最大になるまで
磁石付きミラー3にトルクを与えることができるので、
他の電流波形に比べ走査幅を最大にすることができる。
しかしながら、走査幅に余裕があればSIN波、三角波
などの周期波形でも十分走査可能である。また、本実施
形態ではコイル7に流す電流を最小限に止めるために共
振現象を利用して本光走査装置を構成したが、電力に余
裕があるなら共振点をはずして光走査装置を駆動しても
機能上問題はないのである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の光走査装置用弾性部材の製造
方法は、両端部がハウジングに支持され、且つ、中央部
がレーザー光線を反射させるための磁石付きミラーを振
動可能に支持する光走査装置用弾性部材を対象として、
特に、弾性を有する薄板上に、前記弾性部材の平面形状
に対応するレジスト層を形成し、そのレジスト層が形成
されていない部分を電解研磨法によって溶解させて、前
記両端部に前記ハウジングに支持される固定部を形成
し、且つ、前記中央部に前記磁石付きミラーを支持する
取付部を形成する。従って、前記弾性を有する薄板のレ
ジスト層が形成されていない部分を均一に溶解し、前記
固定部及び取付部を有する弾性部材を、高い精度で、且
つ容易に製造することができる。
【0042】また、請求項2に記載の光走査装置用弾性
部材の製造方法は、前記薄板が、形状記憶合金によって
構成されている。従って、極めて弾性的に優れ、且つ耐
久性に優れた弾性部材を製造することができる。
【0043】また、請求項3に記載の光走査装置用弾性
部材の製造方法は、前記形状記憶合金が、TiーNi系
形状記憶合金であり、前記電解研磨法は、過塩素酸・酢
酸溶液を電解研磨液として用いている。従って、Tiー
Ni系形状記憶合金によって構成される薄板のレジスト
層が形成されていない部分を、過塩素酸・酢酸溶液によ
り均一に溶解し、極めて弾性的に優れ、且つ耐久性に優
れた弾性部材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の製造方法により製造され
たトーションバネの平面図である。
【図2】トーションバネの製造方法を示す説明図であ
る。
【図3】光走査装置の構成を示す斜視図である。
【図4】磁石付きミラーが交番磁界からトルクを受ける
模式図である。
【図5】磁石付きミラーが矩形波電流に伴って振動する
様子を示す図である。
【図6】従来の光走査装置の構成を示す斜視図である。
【図7】従来の光走査装置の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 磁石付きミラー 5 トーションバネ 12 ハウジング固定部 13 磁石付きミラー取付部 27 電解研磨液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部がハウジングに支持され、且つ、
    中央部がレーザー光線を反射させるための磁石付きミラ
    ーを振動可能に支持する光走査装置用弾性部材の製造方
    法において、 弾性を有する薄板上に、前記弾性部材の平面形状に対応
    するレジスト層を形成し、そのレジスト層が形成されて
    いない部分を電解研磨法によって溶解させて、前記両端
    部に前記ハウジングに支持される固定部を形成し、且
    つ、前記中央部に前記磁石付きミラーを支持する取付部
    を形成することを特徴とする光走査装置用弾性部材の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記薄板は、形状記憶合金によって構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装
    置用弾性部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記形状記憶合金は、TiーNi系形状
    記憶合金であり、 前記電解研磨法は、過塩素酸・酢酸溶液を電解研磨液と
    して用いたことを特徴とする請求項2に記載の光走査装
    置用弾性部材の製造方法。
JP11458196A 1995-11-15 1996-05-09 光走査装置用弾性部材の製造方法 Pending JPH09297277A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004018954A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Takahisa Deguchi チタン系金属製品の製造方法及びチタン系金属製品

Cited By (2)

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JP2004018954A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Takahisa Deguchi チタン系金属製品の製造方法及びチタン系金属製品
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