JPH09230266A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH09230266A
JPH09230266A JP8041361A JP4136196A JPH09230266A JP H09230266 A JPH09230266 A JP H09230266A JP 8041361 A JP8041361 A JP 8041361A JP 4136196 A JP4136196 A JP 4136196A JP H09230266 A JPH09230266 A JP H09230266A
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JP
Japan
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magnet
scanning device
optical scanning
vibration
torsion spring
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JP8041361A
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Inventor
Takeshi Asano
武志 浅野
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、繰返しかかる回転力にも長期
間耐えうる振動系を有する光走査装置を提供する。 【解決手段】 ハウジング1に対して小磁石3を支持す
ると共に、前記小磁石3の振動の支点となるためのトー
ションバネ51を有し、前記トーションバネ51は、少
なくとも前記小磁石3に接触する部分が平面状に形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
バーコードリーダ、レーザスキャンマイクロメータ等の
事務機器、計測機に使用される光走査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ミラー付き小磁石と交流磁場を発
生させるためのコイルを備えた光走査装置としては、本
出願人により特願平7ー296788号の光走査装置が
提案されている。
【0003】これは、図7に示すように、コア6に巻回
してなるコイル7にパルス電流発生器9を接続して磁界
発生手段を構成し、前記磁界発生手段により形成される
磁界の作用により小磁石3及びその小磁石3に固定され
た鏡面3aを振動させて、光源より発せられる光ビーム
10を前記鏡面3aに入射させることにより、前記鏡面
3aの振動に基づいて前記光ビーム10を走査させる光
走査装置である。そして、前記光走査装置のハウジング
1に対して前記小磁石3を支持すると共に、前記小磁石
3の振動の支点となるために、形状記憶合金からなるト
ーションバネ5を有している。
【0004】磁界発生手段により磁界が発生すると、こ
の磁界は小磁石3に前記トーションバネ5を中心とした
トルクを与えるが、一方、形状記憶合金からなるトーシ
ョンバネ5より復元力を受けるので、周期的な磁界が加
えられることにより振動させることができる。特に、そ
のトーションバネ5及び小磁石3からなる振動系の機械
的固有振動数と発生する磁界の周波数とが一致した場合
には共振が起こり、振幅を最大にさせる。そして、小磁
石3の表面には鏡面3aが固定されているので、鏡面3
aに入射された光ビーム10は反射されて、振動の軸で
あるトーションバネ5と直交する方向に光ビーム10が
走査される。
【0005】前記従来の光走査装置は、トーションバネ
と磁石とからなる振動系の共振を利用して、小さな電力
で大振幅の光走査を行うようにした画期的な発明であ
る。前記トーションバネ5は入手が容易な円形断面のワ
イヤで構成され、直径100〜500μmのものが用い
られていた。また、駆動部の軽量化を図るため、トーシ
ョンバネ5と小磁石3とは接着によって固定されてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようにトーションバネの直径は細く、一方、磁石は3〜
6mm程度の高さしかないので、接着面積は極めて小さ
く、接着強度は低い。しかも、円形断面のワイヤでは、
磁石の振動による回転方向の力に対して接着力以外に拘
束力が作用しないので、回転方向の繰返し力がかかると
接着部がゆるんで磁石がはずれたり、空回りするという
問題点があった。
【0007】図8に示すように、小磁石3のトーション
バネ5を取付ける面が平面の場合、トーションバネ5と
小磁石3とは1点で接し、接着剤15で保持されている
だけなので、矢印CD方向の繰返し力に対して非常に弱
い。図9或いは図10に示すように磁石に切欠き3b或
いは3cを設けて接触面積を増やしても、大振幅で高速
に駆動する場合には、高性能な接着剤を使用しても長期
間の使用には耐えなかった。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で、繰返しかかる回
転力にも長期間耐えうる振動系を有する光走査装置を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の光走査装置は、磁界発生
手段により形成される磁界の作用により磁石を振動さ
せ、その磁石と共に固定された鏡面を振動させて、光源
より発せられる光ビームを前記鏡面に入射させることに
より、前記鏡面の振動に基づいて前記光ビームを走査さ
せるものを対象として、特に、前記光走査装置のハウジ
ングに対して前記磁石を支持すると共に、前記磁石の振
動の支点となるための弾性部材を有し、前記弾性部材
は、少なくとも前記磁石に接触する部分が平面状に形成
されている。従って、前記弾性部材の平面部と磁石の平
面部とを接着することにより回転方向の力に対して拘束
力が作用するので、わずかな接着力で振動駆動される磁
石を支持することができる。
【0010】また、請求項2に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、少なくとも前記磁石に接触する部分の断
面が多角形状のワイヤにより構成されている。従って、
前記ワイヤの平面部と磁石の平面部とを接着することに
より、回転方向の力に対して拘束力が作用するので、わ
ずかな接着力で振動駆動される磁石を支持することがで
きる。
【0011】また、請求項3に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、少なくとも前記磁石に接触する部分の断
面が小判形状のワイヤにより構成されている。従って、
前記ワイヤの平面部と磁石の平面部とを接着することに
より、回転方向の力に対して拘束力が作用するので、わ
ずかな接着力で振動駆動される磁石を支持することがで
きる。
【0012】また、請求項4に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、薄板により構成されている。従って、プ
レスやエッチング等の加工法によって前記弾性部材の形
状を自由に設定できるので、前記磁石との接着部やハウ
ジングとの固定端を大きくすることができ、より容易で
確実な固定を行うことができる。
【0013】また、請求項5に記載の光走査装置は、前
記薄板が、前記磁石に対応する部分に他の部分よりも面
積が大きい磁石取付部を備えている。従って、前記磁石
をより確実に固定することができる。
【0014】また、請求項6に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、Ni−Ti系、Cu−Zn系、Ag−C
d系などのいずれかの形状記憶合金により構成されてい
る。これらの合金は耐久性に優れ、比較的入手が容易で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光走査装置を具体
化した実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】図1は、第1の実施の形態の光走査装置の
構造を示すものである。小磁石3は、縦が3mm、横が
6mmで厚さ0.3mmのNd−Fe(ネオジウム鉄)
からなる小磁石であり、その表面には防錆のためにニッ
ケルメッキが施されている。また、前記小磁石3の片面
3aは後述するレーザビームを反射させるために鏡面加
工されている。なお、小磁石3の表面を鏡面加工する代
わりに、小磁石3の表面に鏡を接着等により貼付けても
よい。この小磁石3は約10000ガウスの残留磁束密
度を有している。小磁石3における鏡面3aの裏面に
は、Ni−Ti合金からなるトーションバネ51が取付
けられている。このトーションバネ51は図2に示すよ
うな長方形の断面形状をしており、断面が円形状のNi
−Ti合金製ワイヤを引抜き加工することによって作ら
れる。厚さは約80μm、幅は約300μmであり、長
さは約10mmである。このトーションバネ51はその
上下端をアルミ合金からなる治具2にて、中央を矩形に
くり抜かれた矩形状のハウジング1にネジ止めされてい
る。尚、トーションバネ51は本発明の弾性部材を、小
磁石3は磁石をそれぞれ構成するものである。
【0017】ハウジング1に対してトーションバネ51
及び小磁石3を支持する際の方法について説明する。
【0018】まず、トーションバネ51は所定の張力で
引っ張られた状態にて固定治具12によりネジ止めでハ
ウジング1に固定される。そして、このように固定され
たトーションバネ51に上述した小磁石3がトーション
バネ51のほぼ中央付近に接着剤にて固定される。その
際、トーションバネの幅方向が図中の矢印AB方向、厚
さ方向が紙面に直角方向となる。
【0019】また、ハウジング1の後面にはコイル7が
設けられている。このコイル7は円筒状のコア6の周囲
に300ターン/cmの密度の巻き線を設けたものであ
り、コア6に形成されたネジ穴8及びハウジング1に形
成された穴4を介してハウジング1にネジ止めされてい
る。このコイル7の巻き線の両端にはパルス電流発生器
9が接続されており、3Vで100mA程度の電流をコ
イル7に流すことができる。尚、コイル7及びパルス電
流発生器9は、本発明の磁界発生手段を構成するもので
ある。つまり、このコイルに前記電流を流すことによ
り、300[ターン/cm]×100[mA]=300
0[A/m]の交番磁界を与えることができる。そし
て、パルス電流発生器9により所定の矩形波電流をコイ
ル7に印加することにより後述するメカニズムにて磁石
3が共振し、図示しない光源から発せられて磁石3の鏡
面3aに入射したレーザビーム10が所定の走査角にて
走査される。
【0020】次に、前記構成の光走査装置の動作につい
て説明する。コイル7にパルス電流を流すと、コイル7
の前方および後方には、図6(a)および(b)に示す
ようにいわゆる交番磁界Hが形成される。中心がトーシ
ョンバネ51に固定され、かつそのコイル7の前方に設
置されている小磁石3は、交番磁界によりMHcosθ
のトルクを受ける(ただし、Mは小磁石3の磁気モーメ
ント、Hは磁界の強さ、θはふれ角である)。また、ね
じれ角θのときに、トーションバネ51による復元力k
θも同時にうける(ただし、kはトーションバネ51の
バネ定数である)。さらに、小磁石3が高速に振動する
場合、空気との摩擦抵抗およびトーションバネ51内部
の摩擦抵抗などによって、dθ/dtに比例した減衰力
も受けることになる。そして前記トルクが周期的(角振
動数ω)に加わると、小磁石3はねじり振動を行う。こ
の振動系を方程式で表すと下に示す式となる。
【0021】
【数1】
【0022】これは、減衰振動系に強制力が加わった場
合の方程式で、その一般解は下に示す式で表される。
【0023】
【数2】
【0024】つまり、電流の周波数ωと、小磁石3とト
ーションバネ51とからなる機械系の固有振動数ω0
が一致した場合にいわゆる共振状態となり、最大のふれ
角になるのである。本実施の形態の場合、コイル7にか
ける電圧を3Vとし、巻き線に流れる電流を約100m
Aとすると振動周波数約800Hzで共振し、小磁石3
のふれ角は約50度となる。すなわち、小磁石3の表面
に形成されている鏡面3aで反射されたレーザビーム1
0は走査角約100度で走査されるのである。
【0025】前述のように、トーションバネ51は図2
に示すような断面形状をしており、トーションバネ51
の平面部と小磁石3の平面部とが接着されているので、
図6に示すような回転方向の力に対してトーションバネ
51の拘束力が作用し、わずかな接着力で小磁石3の振
動を支持することができる。また、円形断面のワイヤに
比べて接触面積が大きいので、接着力も強くなってい
る。従って、大振幅で高速に駆動しても、長期間の使用
が可能である。
【0026】次に、本発明を具体化した光走査装置の第
2の実施の形態を説明する。本実施形態では、トーショ
ンバネ52は図3に示すような小判形の断面形状をして
いる。このような断面形状のワイヤは、円形断面のワイ
ヤを圧延することによって容易に作ることができる。従
って、第1の実施形態のように専用のダイスを用いて引
抜き加工を行う必要がなく、安価に量産することがで
き、まったく同様の効果が得られる。
【0027】次に、本発明を具体化した光走査装置の第
3の実施の形態を図4を用いて説明する。本実施形態で
は、トーションバネ53は円形断面のワイヤを使用し、
ハウジング1に固定する両端部53a、53bと小磁石
3を取付ける部分53cの外周の一部分だけが平面加工
されている。このような構成では、第1及び第2の実施
形態と同じ共振周波数にした場合、円形断面の直径は多
角形或いは長円形断面の平面部の幅より小さいので、ハ
ウジング1或いは小磁石3とトーションバネ53の接触
面積が小さくなるが、入手が容易な円形断面のワイヤを
機械加工して作ることができるので、低コストで少量生
産することが可能となる。
【0028】次に、本発明を具体化した光走査装置の第
4の実施の形態を説明する。本実施形態では、トーショ
ンバネ54は厚さ約80μmのNi−Ti合金製の薄板
を、図5に示すような形状にエッチング加工してある。
バネ部分54d、54eの幅は約300μmであるが、
ハウジング1に固定する両端部54a、54bと小磁石
3を取付ける磁石取付部54cは大きく形成されてい
る。また、両端部54a、54bには、取付けを簡単に
するためにネジ止め用の穴があけてある。
【0029】このような構成により、トーションバネ5
4の固定及び小磁石3の保持が確実で、組立も容易な低
コストの光走査装置を得ることが可能となる。
【0030】前記の各実施の形態は、光走査装置を実現
した一例であり当業者は本発明の趣旨を逸脱しない限
り、様々な変形を行うことができる。
【0031】例えば、第1の実施の形態では走査角10
0度、振動周波数800Hzを例にとって説明したが、
トーションバネ51の厚さ、幅、長さ、小磁石の質量等
を変えることによって、任意の周波数の光走査装置を実
現することができる。
【0032】また、第1の実施の形態では長方形の断面
形状を有するトーションバネ51について詳述したが、
平面部を有するものであれば、例えば三角形や五角形の
断面形状を有するワイヤでも構わない。
【0033】また、前記各実施の形態では、便宜上、コ
イル7の前面にトーションバネ51〜54の何れかおよ
び小磁石3を配置したが、コイル7の周辺であって交番
磁界が小磁石3の磁気モーメントMと略直交する方向に
発生する箇所ならば、どこに配置してもよいのである。
【0034】また、前記各実施の形態では走査幅を最大
にするためコイル7に流す電流波形を矩形波としたが、
走査幅に余裕があれば、SIN波、三角波などの周期波
形でもよい。
【0035】また、前記各実施の形態ではコイル7に流
す電流を最小限に止めるために共振現象を利用して光走
査装置を構成したが、電力に余裕があるならば共振点を
はずして光走査装置を駆動しても機能上問題はないので
ある。
【0036】また、前記各実施の形態ではトーションバ
ネ51〜54の材質をNi−Ti合金としたが、Cu−
Zn系、Ag−Cd系、Au−Cd系、Cu−Sn系、
Cu−Al−Ni系、Fe−Pt系等の形状記憶合金を
使用してもよい。また、弾性を有する他の金属を使用し
ても構わない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の光走査装置は、磁界発生手段に
より形成される磁界の作用により磁石を振動させ、その
磁石と共に固定された鏡面を振動させて、光源より発せ
られる光ビームを前記鏡面に入射させることにより、前
記鏡面の振動に基づいて前記光ビームを走査させるもの
を対象として、特に、前記光走査装置のハウジングに対
して前記磁石を支持すると共に、前記磁石の振動の支点
となるための弾性部材を有し、前記弾性部材は、少なく
とも前記磁石に接触する部分が平面状に形成されてい
る。従って、前記弾性部材の平面部と磁石の平面部とを
接着することにより、回転方向の力に対して拘束力が作
用するので、わずかな接着力で振動駆動される磁石を支
持することができる。また、円形断面のワイヤに比べて
接触面積を大きくすることできる。よって、簡単な構成
で、長期間の使用に耐えることができる。
【0038】また、請求項2に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、少なくとも前記磁石に接触する部分の断
面が多角形状のワイヤにより構成されている。従って、
前記ワイヤの平面部と磁石の平面部とを接着することに
より、回転方向の力に対して拘束力が作用するので、わ
ずかな接着力で振動駆動される磁石を支持することがで
きる。よって、入手が容易な円形断面のワイヤを引き抜
き加工等することにより作ることができるので、低コス
トで少量生産することが可能となる。
【0039】また、請求項3に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、少なくとも前記磁石に接触する部分の断
面が小判形状のワイヤにより構成されている。従って、
前記ワイヤの平面部と磁石の平面部とを接着することに
より、回転方向の力に対して拘束力が作用するので、わ
ずかな接着力で振動駆動される磁石を支持することがで
きる。よって、入手が容易な円形断面のワイヤを圧延加
工することにより作ることができるので、低コストで少
量生産することが可能となる。
【0040】また、請求項4に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、薄板により構成されている。従って、プ
レスやエッチング等の加工法によって前記弾性部材の形
状を自由に設定できるので、前記磁石との接着部やハウ
ジングとの固定端を大きくすることができ、より容易で
確実な固定を行うことができる。
【0041】また、請求項5に記載の光走査装置は、前
記薄板が、前記磁石に対応する部分に他の部分よりも面
積が大きい磁石取付部を備えている。従って、前記磁石
をより確実に固定することができる。
【0042】また、請求項6に記載の光走査装置は、前
記弾性部材が、Ni−Ti系、Cu−Zn系、Ag−C
d系などのいずれかの形状記憶合金により構成されてい
る。従って、前記弾性部材は耐久性に優れ、比較的入手
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の光走査装置の主要な構成を
示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の光走査装置のトーションバ
ネの断面図である。
【図3】第2の実施の形態の光走査装置のトーションバ
ネの断面図である。
【図4】第3の実施の形態の光走査装置の主要な構成を
示す分解斜視図である。
【図5】第4の実施の形態の光走査装置のトーションバ
ネの形状を示す図である。
【図6】本発明の各実施の形態において、小磁石が交番
磁界からトルクを受ける模式図である。
【図7】従来の光走査装置の主要な構成を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の光走査装置のトーションバネと小磁石の
接着方法の一例を示す断面図である。
【図9】従来の光走査装置のトーションバネと小磁石の
接着方法の他の例を示す断面図である。
【図10】従来の光走査装置のトーションバネと小磁石
の接着方法の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 小磁石 7 コイル 9 パルス電流発生器 10 レーザビーム 51 トーションバネ 52 トーションバネ 53 トーションバネ 54 トーションバネ 54c磁石取付部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁界発生手段により形成される磁界の作
    用により磁石を振動させ、その磁石と共に固定された鏡
    面を振動させて、光源より発せられる光ビームを前記鏡
    面に入射させることにより、前記鏡面の振動に基づいて
    前記光ビームを走査させる光走査装置において、 前記光走査装置のハウジングに対して前記磁石を支持す
    ると共に、前記磁石の振動の支点となるための弾性部材
    を有し、 前記弾性部材は、少なくとも前記磁石に接触する部分が
    平面状に形成されていることを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、少なくとも前記磁石に
    接触する部分の断面が多角形状のワイヤにより構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、少なくとも前記磁石に
    接触する部分の断面が小判形状のワイヤにより構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、薄板により構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 前記薄板は、前記磁石に対応する部分に
    他の部分よりも面積が大きい磁石取付部を備えたことを
    特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は、Ni−Ti系、Cu−
    Zn系、Ag−Cd系などのいずれかの形状記憶合金に
    より構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の光走査装置。
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