JPH09297156A - 商用電源の瞬時停電検出回路 - Google Patents
商用電源の瞬時停電検出回路Info
- Publication number
- JPH09297156A JPH09297156A JP8137468A JP13746896A JPH09297156A JP H09297156 A JPH09297156 A JP H09297156A JP 8137468 A JP8137468 A JP 8137468A JP 13746896 A JP13746896 A JP 13746896A JP H09297156 A JPH09297156 A JP H09297156A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- commercial
- service interruption
- sine wave
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 商用電源の停電検出回路に関わり、検出遅れ
のない、特に瞬時停電を検出できる停電検出回路を提供
することを目的とする。 【解決手段】 商用同期信号によりパルスを送出し、停
電中は自己発信によりパルスを送出する基準デジタル信
号回路1と、この基準デジタル信号回路1からのパルス
のトリガにより、疑似正弦波を生成する疑似正弦波発生
回路2と、前記の疑似正弦波と商用電圧波形とを比較す
る比較回路3と、比較回路3により比較された前記2つ
の正弦波の電圧差により、停電を検出する停電検出回路
4とを備えた事を特徴とする商用電源の瞬時停電検出回
路。
のない、特に瞬時停電を検出できる停電検出回路を提供
することを目的とする。 【解決手段】 商用同期信号によりパルスを送出し、停
電中は自己発信によりパルスを送出する基準デジタル信
号回路1と、この基準デジタル信号回路1からのパルス
のトリガにより、疑似正弦波を生成する疑似正弦波発生
回路2と、前記の疑似正弦波と商用電圧波形とを比較す
る比較回路3と、比較回路3により比較された前記2つ
の正弦波の電圧差により、停電を検出する停電検出回路
4とを備えた事を特徴とする商用電源の瞬時停電検出回
路。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源の瞬時停
電を検出する回路に関するものである。
電を検出する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の停電検出回路である。図
において、T1は停電検出用のトランス、C1〜C3は
コンデンサ、R1〜R3は抵抗、D1〜D3はダイオ−
ド、4は検出回路である。
において、T1は停電検出用のトランス、C1〜C3は
コンデンサ、R1〜R3は抵抗、D1〜D3はダイオ−
ド、4は検出回路である。
【0003】図において、ダイオ−ドD1、D4により
全波整流回路を構成し、コンデンサC1、C2および抵
抗R1、R2とダイオ−ドD2、D3の構成により90
度位相をずらした全波整流回路を形成している。
全波整流回路を構成し、コンデンサC1、C2および抵
抗R1、R2とダイオ−ドD2、D3の構成により90
度位相をずらした全波整流回路を形成している。
【0004】従って、整流回路の出力は90度位相のリ
ップル電圧が発生し、このリップル電圧を小さなコンデ
ンサC3によって平滑し、停電検出回路4に入力する。
ップル電圧が発生し、このリップル電圧を小さなコンデ
ンサC3によって平滑し、停電検出回路4に入力する。
【0005】停電が発生するとコンデンサC3の両端電
圧V1が下がり、停電検出回路4に (2) よって停電検出を行うが、コンデンサC3によって電圧
V1の立ち上がりに遅れを生じ、結果的に停電検出が遅
れる。
圧V1が下がり、停電検出回路4に (2) よって停電検出を行うが、コンデンサC3によって電圧
V1の立ち上がりに遅れを生じ、結果的に停電検出が遅
れる。
【0006】又、図2(a)の示すごとく、商用入力が
瞬時停電した場合、コンデンサC3の両端電圧V1は図
2(b)のように、停電検出のスレショルドレベルにま
で下がらず、結果として図3(c)の様に停電を検出し
ない状態となってしまう。
瞬時停電した場合、コンデンサC3の両端電圧V1は図
2(b)のように、停電検出のスレショルドレベルにま
で下がらず、結果として図3(c)の様に停電を検出し
ない状態となってしまう。
【0007】
【発明の目的】従来の停電検出回路では、90度位相を
ずらした全波整流回路により、全波整流電圧のリップル
分を少なくしているが、それでも小さな平滑コンデンサ
が必要となり、このために停電検出に遅れを生ずる。本
発明では、商用電源の停電検出遅れをなくし、瞬時停電
でも検出を可能とする停電検出回路を提供することを目
的とする。
ずらした全波整流回路により、全波整流電圧のリップル
分を少なくしているが、それでも小さな平滑コンデンサ
が必要となり、このために停電検出に遅れを生ずる。本
発明では、商用電源の停電検出遅れをなくし、瞬時停電
でも検出を可能とする停電検出回路を提供することを目
的とする。
【0008】
【実施例】図3は本発明の一実施例である。図におい
て、T1はトランス、R11〜R13は抵抗、1は基準
デジタル信号回路、2は疑似正弦波発生回路、3は比較
回路、4は停電検出回路である。
て、T1はトランス、R11〜R13は抵抗、1は基準
デジタル信号回路、2は疑似正弦波発生回路、3は比較
回路、4は停電検出回路である。
【0009】本発明の動作は次の通りである。基準デジ
タル信号回路1には自己発振回路が構成されており、商
用受電中は商用の同期信号にトリガされた基準パルスが
生成される。そして、商用が停電中は自己発振による基
準パルスが生成される。
タル信号回路1には自己発振回路が構成されており、商
用受電中は商用の同期信号にトリガされた基準パルスが
生成される。そして、商用が停電中は自己発振による基
準パルスが生成される。
【0010】基準デジタル信号回路1より送り出された
基準パルスのトリガにより、疑似正弦波発生回路2で疑
似正弦波が生成される。そして、この疑似正弦波Aは、
比較回路3の一方の入力端子(+側)に入力される。 (3)
基準パルスのトリガにより、疑似正弦波発生回路2で疑
似正弦波が生成される。そして、この疑似正弦波Aは、
比較回路3の一方の入力端子(+側)に入力される。 (3)
【0011】一方、商用電圧は抵抗R11、R12によ
り必要な電圧に分圧されて、Bの波形が比較回路3の他
方の入力端子(−側)に入力される。
り必要な電圧に分圧されて、Bの波形が比較回路3の他
方の入力端子(−側)に入力される。
【0012】疑似正弦波Aと商用電圧波形Bは比較回路
3で比較され、商用受電中は両電圧A、Bの値が等しい
ので、比較回路3の出力端子の電圧Cはゼロとなる。
3で比較され、商用受電中は両電圧A、Bの値が等しい
ので、比較回路3の出力端子の電圧Cはゼロとなる。
【0013】いま、図4の波形で示すように、瞬時停電
が発生したとき商用電圧波形Bは瞬時にゼロとなり、一
方の疑似正弦波Aと比較され、比較回路3の出力電圧C
は図のようにパルス電圧が発生する。
が発生したとき商用電圧波形Bは瞬時にゼロとなり、一
方の疑似正弦波Aと比較され、比較回路3の出力電圧C
は図のようにパルス電圧が発生する。
【0014】この出力電圧Cを停電検出回路4が検出
し、停電検出信号Dを出力に送出する。
し、停電検出信号Dを出力に送出する。
【0015】
【発明の効果】このような構成の瞬時停電検出回路にな
っているので、停電を瞬時に検出する事ができる。例え
ば、UPS等に於いて、商用電源の停電監視機能に使え
ば、停電時の処理動作をスピ−ドアップすることが出来
る。
っているので、停電を瞬時に検出する事ができる。例え
ば、UPS等に於いて、商用電源の停電監視機能に使え
ば、停電時の処理動作をスピ−ドアップすることが出来
る。
【図1】従来の停電検出回路の一実施例。
【図2】従来の停電検出回路の各部波形。
【図3】本発明の停電検出回路の一実施例。
【図4】本発明の停電検出回路の各部波形。
(4) T1 トランス R1〜R3、R11〜R13 抵抗 C1〜C3 コンデンサ D1〜D4 ダイオ−ド 1 基準デジタル信号回路 2 疑似正弦波発生回路 3 比較回路 4 停電検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 商用受電中は、商用同期信号のトリガに
よりパルスを送出し、商用停電時は、自己発振によりパ
ルスを送出する基準デジタル信号回路と、前記基準デジ
タル信号回路からのパルスのトリガにより、疑似正弦波
を生成する疑似正弦波発生回路と、前記疑似正弦波発生
回路により生成された疑似正弦波と、商用電圧波形とを
比較する比較回路と、前記比較回路により比較された前
記2つの正弦波の電圧差により、停電を検出する停電検
出回路とを、備えた事を特徴とする商用電源の瞬時停電
検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8137468A JPH09297156A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 商用電源の瞬時停電検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8137468A JPH09297156A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 商用電源の瞬時停電検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09297156A true JPH09297156A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15199318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8137468A Pending JPH09297156A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 商用電源の瞬時停電検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09297156A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104566A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-16 | Nissin Electric Co Ltd | 電源異常検出装置 |
JPS60181677U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-12-02 | シャープ株式会社 | 停電検出装置 |
JPH01153969A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Sanken Electric Co Ltd | 繰返し波形の異常検出装置 |
JPH01221677A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 停電検出装置 |
JPH0247560A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-16 | Meidensha Corp | 瞬時電圧低下高速検出方式 |
JPH0478572U (ja) * | 1990-11-16 | 1992-07-08 | ||
JPH0641357U (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-31 | 新神戸電機株式会社 | 無停電交流電力供給装置 |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP8137468A patent/JPH09297156A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104566A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-16 | Nissin Electric Co Ltd | 電源異常検出装置 |
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JPH0641357U (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-31 | 新神戸電機株式会社 | 無停電交流電力供給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |