JPH09296950A - 空調機制御装置 - Google Patents
空調機制御装置Info
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- JPH09296950A JPH09296950A JP8132703A JP13270396A JPH09296950A JP H09296950 A JPH09296950 A JP H09296950A JP 8132703 A JP8132703 A JP 8132703A JP 13270396 A JP13270396 A JP 13270396A JP H09296950 A JPH09296950 A JP H09296950A
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- Japan
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- air conditioner
- control device
- controller
- control unit
- program
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Abstract
(57)【要約】
【課題】木目細かな空調に好適な小型の空調機制御装置
を実現し、分散配置されていてもメンテナンスが容易な
ものとする。 【解決手段】空調機20の動作を直接的に制御する第1
制御装置310と、この第1制御装置310と通信可能
に接続されこの通信により間接的に空調機に対するスケ
ジュール管理又は緊急処理を行う第2制御装置320と
に分けて空調機制御装置300を構成し、第2制御装置
320は、計装プログラムの送信手段と、その解釈実行
処理プログラムの送信手段とを具備し、第1制御装置3
10は、送信された計装プログラムを受信して第1の記
憶領域に格納する手段と、送信された解釈実行処理プロ
グラムを受信して第2の記憶領域に格納する手段とを具
備する。
を実現し、分散配置されていてもメンテナンスが容易な
ものとする。 【解決手段】空調機20の動作を直接的に制御する第1
制御装置310と、この第1制御装置310と通信可能
に接続されこの通信により間接的に空調機に対するスケ
ジュール管理又は緊急処理を行う第2制御装置320と
に分けて空調機制御装置300を構成し、第2制御装置
320は、計装プログラムの送信手段と、その解釈実行
処理プログラムの送信手段とを具備し、第1制御装置3
10は、送信された計装プログラムを受信して第1の記
憶領域に格納する手段と、送信された解釈実行処理プロ
グラムを受信して第2の記憶領域に格納する手段とを具
備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調機制御装置
に関する。詳しくは、ビル等の建屋の主として内部にお
ける空気の温度や湿度等を調節・調和するためにその建
屋に空気調節装置・空気調和装置(本明細書では空調機
という)が設置され、この空調機を制御するために制御
装置が用いられるが、この制御装置すなわち空調機制御
装置の改良に関する。
に関する。詳しくは、ビル等の建屋の主として内部にお
ける空気の温度や湿度等を調節・調和するためにその建
屋に空気調節装置・空気調和装置(本明細書では空調機
という)が設置され、この空調機を制御するために制御
装置が用いられるが、この制御装置すなわち空調機制御
装置の改良に関する。
【0002】図4にオフィスビルやテナントビルなどと
して用いられるビルの断面模式図を示したが、ビル10
内には各フロアごとや各部屋ごとに、あるいは壁際や天
井の随所に、複数のエアハンドリングユニット(AH
U、空調機)が配設される。エアハンドリングユニット
にはその空調方式によって固定風量方式や可変風量の装
置あるいはファンコイルユニットなど各種のものが有
り、これらは規模や機能に応じて適宜使い分けられる。
あるいは組み合わせて用いられる。
して用いられるビルの断面模式図を示したが、ビル10
内には各フロアごとや各部屋ごとに、あるいは壁際や天
井の随所に、複数のエアハンドリングユニット(AH
U、空調機)が配設される。エアハンドリングユニット
にはその空調方式によって固定風量方式や可変風量の装
置あるいはファンコイルユニットなど各種のものが有
り、これらは規模や機能に応じて適宜使い分けられる。
あるいは組み合わせて用いられる。
【0003】図5にエアハンドリングユニットの典型的
な模式図を示すが、このエアハンドリングユニット20
は、外気吸入ダクト21を介する外気と還気吸入ダクト
22を介する還気とをファン23の吸引力で取り込むと
ともに、コイル24で冷水等と熱交換して冷却等された
給気をファン23の吐出力で送風するものである。そし
て、給気温度を目標温度に制御するために、このエアハ
ンドリングユニット20には、温度計26,27や目標
温度設定器28、制御信号に従ってクーラー11からの
冷水のコイル24への供給状態を切り換えるバルブ29
などに加えて、温度計26等からの検出信号に応じてフ
ァン23等への制御信号を生成するデジタルコントロー
ラ30(DDC、空調機制御装置)も、付設される。
な模式図を示すが、このエアハンドリングユニット20
は、外気吸入ダクト21を介する外気と還気吸入ダクト
22を介する還気とをファン23の吸引力で取り込むと
ともに、コイル24で冷水等と熱交換して冷却等された
給気をファン23の吐出力で送風するものである。そし
て、給気温度を目標温度に制御するために、このエアハ
ンドリングユニット20には、温度計26,27や目標
温度設定器28、制御信号に従ってクーラー11からの
冷水のコイル24への供給状態を切り換えるバルブ29
などに加えて、温度計26等からの検出信号に応じてフ
ァン23等への制御信号を生成するデジタルコントロー
ラ30(DDC、空調機制御装置)も、付設される。
【0004】かかるデジタルコントローラは単価低減の
要請が厳しい一方、エンタルピ演算等の特有の処理を行
う必要も有ることから、汎用のシーケンサでは使用に耐
えない。また、各デジタルコントローラによる各エアハ
ンドリングユニットの制御内容は、同一ビル内であって
も通常微妙に異なる。また、場合によっては大幅に相違
し得るものでもある。
要請が厳しい一方、エンタルピ演算等の特有の処理を行
う必要も有ることから、汎用のシーケンサでは使用に耐
えない。また、各デジタルコントローラによる各エアハ
ンドリングユニットの制御内容は、同一ビル内であって
も通常微妙に異なる。また、場合によっては大幅に相違
し得るものでもある。
【0005】
【従来の技術】図6に従来のデジタルコントローラ30
の概要構成図を示すが、これは、メモリ等内蔵のいわゆ
るワンチップマイコンであるマイクロプロセッサ(MP
U)31を中心にして、スイッチ状態等を入力するデジ
タル入力回路32や、検出温度等をデジタル値に変換し
て入力するA/D変換回路33、バルブの開閉信号等を
出力するデジタル出力回路34、制御値をアナログ値に
変換してインバータ等に送出するD/A変換回路35な
どを備えていて、エアハンドリングユニット20を直接
的に制御する。典型的なデジタル入力回路32とA/D
変換回路33とデジタル出力回路34はそれぞれが8チ
ャネルのものであり、D/A変換回路35は4チャネル
のものである。また、通信回線37を介して上位の通信
コントローラ40及び中央管制装置50と通信データを
送受信するための通信インターフェイス36なども備え
ていて、集中管理システムを構築し易いようにもなって
いる(図8参照)。
の概要構成図を示すが、これは、メモリ等内蔵のいわゆ
るワンチップマイコンであるマイクロプロセッサ(MP
U)31を中心にして、スイッチ状態等を入力するデジ
タル入力回路32や、検出温度等をデジタル値に変換し
て入力するA/D変換回路33、バルブの開閉信号等を
出力するデジタル出力回路34、制御値をアナログ値に
変換してインバータ等に送出するD/A変換回路35な
どを備えていて、エアハンドリングユニット20を直接
的に制御する。典型的なデジタル入力回路32とA/D
変換回路33とデジタル出力回路34はそれぞれが8チ
ャネルのものであり、D/A変換回路35は4チャネル
のものである。また、通信回線37を介して上位の通信
コントローラ40及び中央管制装置50と通信データを
送受信するための通信インターフェイス36なども備え
ていて、集中管理システムを構築し易いようにもなって
いる(図8参照)。
【0006】デジタルコントローラ30は、固有の計装
プログラム言語を有し、この言語で具体的な処理手順が
記述されたソースコードすなわち計装プログラムのソー
スコードを解釈実行することで、多様な処理手順で各エ
アハンドリングユニット20の動作制御を行う。そのた
めに、計装プログラムは、日常の運転開始や停止によっ
ては変わらないが、設定時や調整時には変更できること
が求められる。
プログラム言語を有し、この言語で具体的な処理手順が
記述されたソースコードすなわち計装プログラムのソー
スコードを解釈実行することで、多様な処理手順で各エ
アハンドリングユニット20の動作制御を行う。そのた
めに、計装プログラムは、日常の運転開始や停止によっ
ては変わらないが、設定時や調整時には変更できること
が求められる。
【0007】そこで、マイクロプロセッサ31は、メモ
リが、固定ROM31aと書換可能なFROM31bと
RAM31cとからなり、ROM31aにはI/Oや,
下位通信,データ収集,緊急処理,1週間スケジュール
管理のルーチンなどの他に計装プログラムのローダ及び
インタープリタが記憶され、FROM31bには計装プ
ログラムのソースコードが記憶され、RAM31cには
温度等の状態変数値のデータが記憶されるようになって
いる。
リが、固定ROM31aと書換可能なFROM31bと
RAM31cとからなり、ROM31aにはI/Oや,
下位通信,データ収集,緊急処理,1週間スケジュール
管理のルーチンなどの他に計装プログラムのローダ及び
インタープリタが記憶され、FROM31bには計装プ
ログラムのソースコードが記憶され、RAM31cには
温度等の状態変数値のデータが記憶されるようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空調機制御装置では、空調についての最近の
ニーズに応えるのが困難になってきている。すなわち、
最近は、日向や日陰いずれも的確に空気調節を行うこと
や、各フロアやブースごとに使用されているか否かに応
じて木目細かな空気調節の続行停止を切り換えて効率よ
く空気調節を行うこと等のニーズが高まっていることか
ら、エアハンドリングユニットは大型のものから小型の
ものまでが多数設けられる。その数も数十から数百と増
大し、特に壁際や天井に配置される小型の装置が増加す
る傾向にある。
うな従来の空調機制御装置では、空調についての最近の
ニーズに応えるのが困難になってきている。すなわち、
最近は、日向や日陰いずれも的確に空気調節を行うこと
や、各フロアやブースごとに使用されているか否かに応
じて木目細かな空気調節の続行停止を切り換えて効率よ
く空気調節を行うこと等のニーズが高まっていることか
ら、エアハンドリングユニットは大型のものから小型の
ものまでが多数設けられる。その数も数十から数百と増
大し、特に壁際や天井に配置される小型の装置が増加す
る傾向にある。
【0009】そして、これらのエアハンドリングユニッ
トにはそれぞれデジタルコントローラが付設されるの
で、デジタルコントローラは、なかには1台で2台のエ
アハンドリングユニットを制御するものもあるが、やは
り数十から数百の多数が必要とされる。このため、小型
エアハンドリングユニットの採用に対応して、デジタル
コントローラも、一層の低価格化および小型化が要求さ
れている。かといって、木目細かな空調に対応するに
は、むやみに機能を削る訳にはいかない。また、一般に
中央管制装置とは製造主体・販売主体が異なるので、中
央管制装置に影響を与えるような改変を勝手に行う訳に
もいかない。そこで、かかる相反した要求に応え得るよ
うに空調機制御装置を改良することが課題となる。
トにはそれぞれデジタルコントローラが付設されるの
で、デジタルコントローラは、なかには1台で2台のエ
アハンドリングユニットを制御するものもあるが、やは
り数十から数百の多数が必要とされる。このため、小型
エアハンドリングユニットの採用に対応して、デジタル
コントローラも、一層の低価格化および小型化が要求さ
れている。かといって、木目細かな空調に対応するに
は、むやみに機能を削る訳にはいかない。また、一般に
中央管制装置とは製造主体・販売主体が異なるので、中
央管制装置に影響を与えるような改変を勝手に行う訳に
もいかない。そこで、かかる相反した要求に応え得るよ
うに空調機制御装置を改良することが課題となる。
【0010】また、デジタルコントローラは、検出信号
ラインや駆動ラインの引き回し可能範囲に制限があるこ
と等から、制御対象のエアハンドリングユニットの近傍
に配置しなければならないので、機械室ではなく壁裏や
天井裏などに分散して設置される場合も増えている。こ
のような場合、デジタルコントローラは閉じこめられて
しまうので、そのメンテナンスは困難を極める。これに
対し、検査や再調整等の一般的なメンテナンスに加え
て、木目細かな空調ニーズの下、固定風量制御から可変
風量制御への空調方式の変更などのメンテナンス作業
は、増えている。そこで、かかる場合のメンテナンスの
容易化を図ることも必要である。
ラインや駆動ラインの引き回し可能範囲に制限があるこ
と等から、制御対象のエアハンドリングユニットの近傍
に配置しなければならないので、機械室ではなく壁裏や
天井裏などに分散して設置される場合も増えている。こ
のような場合、デジタルコントローラは閉じこめられて
しまうので、そのメンテナンスは困難を極める。これに
対し、検査や再調整等の一般的なメンテナンスに加え
て、木目細かな空調ニーズの下、固定風量制御から可変
風量制御への空調方式の変更などのメンテナンス作業
は、増えている。そこで、かかる場合のメンテナンスの
容易化を図ることも必要である。
【0011】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、木目細かな空調に好適な小型
の空調機制御装置を実現することを目的とする。また、
本発明は、分散配置されていてもメンテナンスが容易な
空調機制御装置を実現することをも目的とする。
めになされたものであり、木目細かな空調に好適な小型
の空調機制御装置を実現することを目的とする。また、
本発明は、分散配置されていてもメンテナンスが容易な
空調機制御装置を実現することをも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第2の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
るために発明された第1乃至第2の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0013】[第1の解決手段]第1の解決手段の空調
機制御装置は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、
空調機の動作制御に際してスケジュール管理又は緊急処
理を行う空調機制御装置において、前記空調機の動作を
直接的に制御する(1又は2以上の)第1制御装置と、
この第1制御装置と通信可能に接続されこの通信により
間接的に前記空調機に対する前記スケジュール管理又は
緊急処理を行う第2制御装置とを備えたことを特徴とす
るものである。
機制御装置は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、
空調機の動作制御に際してスケジュール管理又は緊急処
理を行う空調機制御装置において、前記空調機の動作を
直接的に制御する(1又は2以上の)第1制御装置と、
この第1制御装置と通信可能に接続されこの通信により
間接的に前記空調機に対する前記スケジュール管理又は
緊急処理を行う第2制御装置とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0014】このような第1の解決手段の空調機制御装
置にあっては、従来は一体の空調機制御装置を通信可能
な第1,第2制御装置に分けたことにより、第1制御装
置を各空調機の近傍に分散配置しながらも第2制御装置
を機械室等の操作容易な場所に設置することが可能とな
る。そして、第1制御装置の機能は制御対象となった空
調機の動作を直接的に制御するのに必要な基本的機能に
絞る一方で、総ての空調機に共通な、あるいは同一のフ
ロアや部屋等のグループごとに共通化可能なスケジュー
ル管理等の機能については第2制御装置に集約した。
置にあっては、従来は一体の空調機制御装置を通信可能
な第1,第2制御装置に分けたことにより、第1制御装
置を各空調機の近傍に分散配置しながらも第2制御装置
を機械室等の操作容易な場所に設置することが可能とな
る。そして、第1制御装置の機能は制御対象となった空
調機の動作を直接的に制御するのに必要な基本的機能に
絞る一方で、総ての空調機に共通な、あるいは同一のフ
ロアや部屋等のグループごとに共通化可能なスケジュー
ル管理等の機能については第2制御装置に集約した。
【0015】これにより、物理的分散配置に応じて機能
を分散するに際し多数化傾向の第1制御装置の機能絞り
込みと共通機能の第2制御装置への集約化が達成され
る。そこで、それぞれの装置は小型化されて安価にな
る。一方全体としては、空調に必要な機能を総て維持し
ている。しかも、個別に調整したい空調機の直接制御は
それぞれの空調機制御装置ごとに行うことができ、さら
に建屋内に入居の会社等組織ごとに行いたいスケジュー
ル管理等はグループ等単位でまとめて且つ空調機配置場
所による制約を受けないで行うことができる。
を分散するに際し多数化傾向の第1制御装置の機能絞り
込みと共通機能の第2制御装置への集約化が達成され
る。そこで、それぞれの装置は小型化されて安価にな
る。一方全体としては、空調に必要な機能を総て維持し
ている。しかも、個別に調整したい空調機の直接制御は
それぞれの空調機制御装置ごとに行うことができ、さら
に建屋内に入居の会社等組織ごとに行いたいスケジュー
ル管理等はグループ等単位でまとめて且つ空調機配置場
所による制約を受けないで行うことができる。
【0016】したがって、この発明によれば、木目細か
な空調に好適な小型の空調機制御装置を実現することが
できる。
な空調に好適な小型の空調機制御装置を実現することが
できる。
【0017】[第2の解決手段]第2の解決手段の空調
機制御装置は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、
空調機の動作制御を計装プログラムの解釈実行により行
う空調機制御装置において、前記空調機の動作を直接的
に制御する(1又は2以上の)第1制御装置と、この第
1制御装置と通信可能に接続されこの通信により間接的
に前記空調機に対する制御を行う第2制御装置とを備
え、前記第2制御装置は、前記計装プログラムの(第
1)送信手段と、前記解釈実行の処理プログラムの(第
2)送信手段とを具備したものであり、前記第1制御装
置は、送信された前記計装プログラムを受信して第1の
記憶領域に格納する(第1)受信手段と、送信された前
記解釈実行の処理プログラムを受信して第2の記憶領域
に格納する(第2)受信手段とを具備したものであるこ
とを特徴とするものである。
機制御装置は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、
空調機の動作制御を計装プログラムの解釈実行により行
う空調機制御装置において、前記空調機の動作を直接的
に制御する(1又は2以上の)第1制御装置と、この第
1制御装置と通信可能に接続されこの通信により間接的
に前記空調機に対する制御を行う第2制御装置とを備
え、前記第2制御装置は、前記計装プログラムの(第
1)送信手段と、前記解釈実行の処理プログラムの(第
2)送信手段とを具備したものであり、前記第1制御装
置は、送信された前記計装プログラムを受信して第1の
記憶領域に格納する(第1)受信手段と、送信された前
記解釈実行の処理プログラムを受信して第2の記憶領域
に格納する(第2)受信手段とを具備したものであるこ
とを特徴とするものである。
【0018】このような第2の解決手段の空調機制御装
置にあっては、従来は一体の空調機制御装置を通信可能
な第1,第2制御装置に分けたことにより、第1制御装
置を各空調機の近傍に分散配置しながらも第2制御装置
を機械室等の操作容易な場所に設置することが可能とな
る。そして、それぞれの送信手段および受信手段によっ
てアプリケーション対応の計装プログラムに加えて本来
システムプログラムの一部である解釈実行処理プログラ
ムをも第2制御装置を介して第1制御装置にダウンロー
ドすることが可能である。
置にあっては、従来は一体の空調機制御装置を通信可能
な第1,第2制御装置に分けたことにより、第1制御装
置を各空調機の近傍に分散配置しながらも第2制御装置
を機械室等の操作容易な場所に設置することが可能とな
る。そして、それぞれの送信手段および受信手段によっ
てアプリケーション対応の計装プログラムに加えて本来
システムプログラムの一部である解釈実行処理プログラ
ムをも第2制御装置を介して第1制御装置にダウンロー
ドすることが可能である。
【0019】これにより、第1制御装置が例え壁裏等に
閉じ込められていても、応用レベルの処理手順変更等に
限らず、固定風量制御から可変風量制御への空調方式の
変更や、PID制御,最適起動停止制御等の演算の高効
率化改良に伴う変更などのシステムレベルのメンテナン
スでも容易に行うことができる。したがって、この発明
によれば、分散配置されていてもメンテナンスが容易な
空調機制御装置を実現することができる。
閉じ込められていても、応用レベルの処理手順変更等に
限らず、固定風量制御から可変風量制御への空調方式の
変更や、PID制御,最適起動停止制御等の演算の高効
率化改良に伴う変更などのシステムレベルのメンテナン
スでも容易に行うことができる。したがって、この発明
によれば、分散配置されていてもメンテナンスが容易な
空調機制御装置を実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の空調機制御装置について、これを実施するため
の形態を説明する。
本発明の空調機制御装置について、これを実施するため
の形態を説明する。
【0021】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
形態は、空調機の動作制御を計装プログラムの解釈実行
により行うに際してスケジュール管理又は緊急処理を行
う空調機制御装置において、前記空調機の動作を直接的
に制御する(1又は2以上の)第1制御装置と、この第
1制御装置と通信可能に接続されこの通信により間接的
に前記空調機に対する前記スケジュール管理又は緊急処
理を行う第2制御装置とを備え、前記第2制御装置は、
前記計装プログラムの第1送信手段と、前記解釈実行の
処理プログラムの第2送信手段とを具備したものであ
り、前記第1制御装置は、送信された前記計装プログラ
ムを受信して第1の記憶領域に格納する第1受信手段
と、送信された前記解釈実行の処理プログラムを受信し
て第2の記憶領域に格納する第2受信手段とを具備した
ものであることを特徴とするものである。
形態は、空調機の動作制御を計装プログラムの解釈実行
により行うに際してスケジュール管理又は緊急処理を行
う空調機制御装置において、前記空調機の動作を直接的
に制御する(1又は2以上の)第1制御装置と、この第
1制御装置と通信可能に接続されこの通信により間接的
に前記空調機に対する前記スケジュール管理又は緊急処
理を行う第2制御装置とを備え、前記第2制御装置は、
前記計装プログラムの第1送信手段と、前記解釈実行の
処理プログラムの第2送信手段とを具備したものであ
り、前記第1制御装置は、送信された前記計装プログラ
ムを受信して第1の記憶領域に格納する第1受信手段
と、送信された前記解釈実行の処理プログラムを受信し
て第2の記憶領域に格納する第2受信手段とを具備した
ものであることを特徴とするものである。
【0022】これにより、分散配置に応じた機能分散が
なされて木目細かな空調に好適な小型の空調機制御装置
を実現することができるとともに、分散配置されていて
もメンテナンスが容易なものとすることができる。
なされて木目細かな空調に好適な小型の空調機制御装置
を実現することができるとともに、分散配置されていて
もメンテナンスが容易なものとすることができる。
【0023】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態の空調機制御
装置であって、前記第1,第2の記憶領域は共に書換可
能なROMに設けられたものであることを特徴とする。
これにより、充放電等の可能な電池寿命が装置寿命より
も短いためバッテリバックアップが困難な閉所分散配置
の空調機制御装置であっても、容易かつ簡易な構成で、
メンテナンス容易性を損なうことなく、メンテナンス結
果を維持することができる。
形態は、上述した解決手段および実施形態の空調機制御
装置であって、前記第1,第2の記憶領域は共に書換可
能なROMに設けられたものであることを特徴とする。
これにより、充放電等の可能な電池寿命が装置寿命より
も短いためバッテリバックアップが困難な閉所分散配置
の空調機制御装置であっても、容易かつ簡易な構成で、
メンテナンス容易性を損なうことなく、メンテナンス結
果を維持することができる。
【0024】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態の空調機制御
装置であって、前記第2制御装置は、前記解釈実行の処
理プログラム(及び/又は前記計装プログラム)の送信
に先だって又はこれと共に整合性確認用情報を送信する
ものであり、前記第1制御装置は、受信した前記解釈実
行の処理プログラム(及び/又は前記計装プログラム)
を第1の記憶領域(及び/又は第2記憶領域)に格納す
るに先だって又は格納するに際して前記整合性確認用情
報に基づいて自己のシステムプログラムと前記解釈実行
の処理プログラム(及び/又は前記計装プログラム)と
の整合性を判定し整合がとれているときに前記格納処理
を遂行することを特徴とする。
形態は、上述した解決手段および実施形態の空調機制御
装置であって、前記第2制御装置は、前記解釈実行の処
理プログラム(及び/又は前記計装プログラム)の送信
に先だって又はこれと共に整合性確認用情報を送信する
ものであり、前記第1制御装置は、受信した前記解釈実
行の処理プログラム(及び/又は前記計装プログラム)
を第1の記憶領域(及び/又は第2記憶領域)に格納す
るに先だって又は格納するに際して前記整合性確認用情
報に基づいて自己のシステムプログラムと前記解釈実行
の処理プログラム(及び/又は前記計装プログラム)と
の整合性を判定し整合がとれているときに前記格納処理
を遂行することを特徴とする。
【0025】これにより、システムプログラムの一部と
して従来固定的であった解釈実行処理プログラムの変更
に伴って新たに発生するかもしれない予想外の誤作動等
を未然に防止して、装置の確実・安全な動作を確保する
とともに、多様な装置についてのメンテナンス担当者の
負担を軽減することができる。
して従来固定的であった解釈実行処理プログラムの変更
に伴って新たに発生するかもしれない予想外の誤作動等
を未然に防止して、装置の確実・安全な動作を確保する
とともに、多様な装置についてのメンテナンス担当者の
負担を軽減することができる。
【0026】
【実施例】本発明の空調機制御装置の一実施例につい
て、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図
1は、そのブロック構成図であり、従来例の図6に対応
する。また、図2は、そのうちのメモリ内蔵マイクロプ
ロセッサにおけるメモリアロケーションの概要図であ
り、従来例の図7に対応する。さらに、図3は、その適
用システムの全体ブロック図であり、従来例の図8に対
応する。なお、各図において同一の構成要素には同一の
符号を付してある。
て、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図
1は、そのブロック構成図であり、従来例の図6に対応
する。また、図2は、そのうちのメモリ内蔵マイクロプ
ロセッサにおけるメモリアロケーションの概要図であ
り、従来例の図7に対応する。さらに、図3は、その適
用システムの全体ブロック図であり、従来例の図8に対
応する。なお、各図において同一の構成要素には同一の
符号を付してある。
【0027】この空調機制御装置としてのデジタルコン
トローラ300は、第1制御装置としての下位制御ユニ
ット310(DDCs )と、第2制御装置としての上位
制御ユニット320(DDCm )とに分けて構成されて
おり、これらが通信回線37aを介して結ばれて通信可
能なものとなっている。また、上位制御ユニット320
に対し随時接続分離可能なメンテナンスユニット400
も必要に応じて用いられるものである(図1参照)。
トローラ300は、第1制御装置としての下位制御ユニ
ット310(DDCs )と、第2制御装置としての上位
制御ユニット320(DDCm )とに分けて構成されて
おり、これらが通信回線37aを介して結ばれて通信可
能なものとなっている。また、上位制御ユニット320
に対し随時接続分離可能なメンテナンスユニット400
も必要に応じて用いられるものである(図1参照)。
【0028】下位制御ユニット310は、メモリ内蔵の
マイクロプロセッサ(MPU)311を中心にしてデジ
タル入力回路32やA/D変換回路33,デジタル出力
回路34,D/A変換回路35などを備えていて、計装
プログラムに従ってエアハンドリングユニット(空調
機)20の動作を直接的に制御するものとなっている。
また、上位制御ユニット320との通信を行うために通
信回線37aに接続された通信インターフェイス36b
も備えている。
マイクロプロセッサ(MPU)311を中心にしてデジ
タル入力回路32やA/D変換回路33,デジタル出力
回路34,D/A変換回路35などを備えていて、計装
プログラムに従ってエアハンドリングユニット(空調
機)20の動作を直接的に制御するものとなっている。
また、上位制御ユニット320との通信を行うために通
信回線37aに接続された通信インターフェイス36b
も備えている。
【0029】上位制御ユニット320は、やはりメモリ
内蔵のマイクロプロセッサ(MPU)321を中心にし
て、図示しないタイマの他、通信コントローラ40を介
して中央管制装置50と通信データを送受信するために
通信回線37に接続された通信インターフェイス36
や、下位制御ユニット310との通信を行うために通信
回線37aに接続された通信インターフェイス36aな
どを備えて、通信回線37より上位の通信コントローラ
40等との互換性を維持することで、集中管理システム
を構築し易いようになっている(図3参照)。
内蔵のマイクロプロセッサ(MPU)321を中心にし
て、図示しないタイマの他、通信コントローラ40を介
して中央管制装置50と通信データを送受信するために
通信回線37に接続された通信インターフェイス36
や、下位制御ユニット310との通信を行うために通信
回線37aに接続された通信インターフェイス36aな
どを備えて、通信回線37より上位の通信コントローラ
40等との互換性を維持することで、集中管理システム
を構築し易いようになっている(図3参照)。
【0030】通信回線37aは、通信回線37と同様
に、IEEEのRS485の規格に準拠したシリアル/
マルチドロップの回線であり、最大30台までの下位制
御ユニット310を接続することが可能なものである。
そして、これを介することで、上位制御ユニット320
は、通常複数の下位制御ユニット310のそれぞれを順
にセレクトしてポーリングを行うことが可能なようにな
っている。
に、IEEEのRS485の規格に準拠したシリアル/
マルチドロップの回線であり、最大30台までの下位制
御ユニット310を接続することが可能なものである。
そして、これを介することで、上位制御ユニット320
は、通常複数の下位制御ユニット310のそれぞれを順
にセレクトしてポーリングを行うことが可能なようにな
っている。
【0031】メンテナンスユニット400は、IEEE
のRS232Cの規格に準拠したシリアルラインでマイ
クロプロセッサ321に対して着脱自在に接続可能なも
のである。そして、装着・接続時に、計装プログラムの
ソースコードや、それの解釈実行処理プログラムとして
のインタープリタのコードなどを上位制御ユニット32
0に送出してその下位制御ユニット310への転送を指
示したり、各エアハンドリングユニット20の状態変数
値等のデータ収集を指示したりなどのメンテナンス処理
を行うものとなっている。
のRS232Cの規格に準拠したシリアルラインでマイ
クロプロセッサ321に対して着脱自在に接続可能なも
のである。そして、装着・接続時に、計装プログラムの
ソースコードや、それの解釈実行処理プログラムとして
のインタープリタのコードなどを上位制御ユニット32
0に送出してその下位制御ユニット310への転送を指
示したり、各エアハンドリングユニット20の状態変数
値等のデータ収集を指示したりなどのメンテナンス処理
を行うものとなっている。
【0032】また、図2にメモリ構成等を示したマイク
ロプロセッサ311は、メモリが、実装したままでは記
憶内容を書き換えることができないROM311aと、
特定のICピンに通常アクセス時よりも高電圧を印加す
ること等で実装したままでも書き換えることができるフ
ラッシュROM(FROM)311b,311cと、ス
タティックRAM311dとの組み合わせで構成されて
いる。
ロプロセッサ311は、メモリが、実装したままでは記
憶内容を書き換えることができないROM311aと、
特定のICピンに通常アクセス時よりも高電圧を印加す
ること等で実装したままでも書き換えることができるフ
ラッシュROM(FROM)311b,311cと、ス
タティックRAM311dとの組み合わせで構成されて
いる。
【0033】ROM311aには、I/Oルーチンや、
下位通信ルーチンの他に、インタープリタローダも記憶
されている。また、第2の記憶領域としてのFROM3
11bには、計装プログラムのインタープリタと計装プ
ログラムのローダとを記憶するための領域が割り付けら
れている。さらに、第1の記憶領域としてのFROM3
11cには、計装プログラムのソースコードを記憶する
ための領域が割り付けられている。
下位通信ルーチンの他に、インタープリタローダも記憶
されている。また、第2の記憶領域としてのFROM3
11bには、計装プログラムのインタープリタと計装プ
ログラムのローダとを記憶するための領域が割り付けら
れている。さらに、第1の記憶領域としてのFROM3
11cには、計装プログラムのソースコードを記憶する
ための領域が割り付けられている。
【0034】そして、これに基づいて、マイクロプロセ
ッサ311は、上位制御ユニット320から送信されて
きた新たなインタープリタや計装プログラムのコードを
下位通信ルーチンの処理によって受信しインタープリタ
ローダの処理によってFROM311bにロードすると
ともに(第2受信手段)、やはり上位制御ユニット32
0から送信されてきた新たな計装プログラムのソースコ
ードを下位通信ルーチンの処理によって受信し計装プロ
グラムローダによってFROM311cにロードする
(第1受信手段)ようになっている。さらに、マイクロ
プロセッサ311は、FROM311cの計装プログラ
ムをFROM311bのインタープリタの処理に基づい
て解釈実行することで、エアハンドリングユニット20
についての状態変数値をRAM311dに収集したりそ
の値を用いた演算等を行ってエアハンドリングユニット
20の動作を制御するようになっている。
ッサ311は、上位制御ユニット320から送信されて
きた新たなインタープリタや計装プログラムのコードを
下位通信ルーチンの処理によって受信しインタープリタ
ローダの処理によってFROM311bにロードすると
ともに(第2受信手段)、やはり上位制御ユニット32
0から送信されてきた新たな計装プログラムのソースコ
ードを下位通信ルーチンの処理によって受信し計装プロ
グラムローダによってFROM311cにロードする
(第1受信手段)ようになっている。さらに、マイクロ
プロセッサ311は、FROM311cの計装プログラ
ムをFROM311bのインタープリタの処理に基づい
て解釈実行することで、エアハンドリングユニット20
についての状態変数値をRAM311dに収集したりそ
の値を用いた演算等を行ってエアハンドリングユニット
20の動作を制御するようになっている。
【0035】マイクロプロセッサ321は、メモリがR
OM321aとRAM321bとの組み合わせで構成さ
れている。これらのうち、ROM321aには、上下位
通信ルーチンや,データ収集ルーチン,計装プログラム
あるいはインタープリタの転送ルーチンの他に、スケジ
ュール管理ルーチンと緊急処理ルーチンも記憶されてい
る。また、RAM321bは、計装プログラム等と下位
制御ユニット310からの収集データとを少なくとも一
時的に記憶しておくのに十分な領域が割り付けられたも
のである。
OM321aとRAM321bとの組み合わせで構成さ
れている。これらのうち、ROM321aには、上下位
通信ルーチンや,データ収集ルーチン,計装プログラム
あるいはインタープリタの転送ルーチンの他に、スケジ
ュール管理ルーチンと緊急処理ルーチンも記憶されてい
る。また、RAM321bは、計装プログラム等と下位
制御ユニット310からの収集データとを少なくとも一
時的に記憶しておくのに十分な領域が割り付けられたも
のである。
【0036】そして、これに基づいて、マイクロプロセ
ッサ321は、通信コントローラ40から送信されてき
た通信メッセージを上下位通信ルーチンの処理によって
受信し、所定の変換を施して下位制御ユニット310へ
転送したり、そのメッセージの指示に従ってRAM32
1bに下位制御ユニット310の収集データを再収集し
たりするようになっている。また、マイクロプロセッサ
321は、メンテナンスユニット400が接続されると
それとの交信に基づいて、計装プログラム転送ルーチン
(第1送信手段)およびインタープリタ転送ルーチン
(第2送信手段)の処理によって、メンテナンスユニッ
ト400から受け取った計装プログラムやインタープリ
タのコードを通信回線37a経由で下位制御ユニット3
10へ転送するようになっている。
ッサ321は、通信コントローラ40から送信されてき
た通信メッセージを上下位通信ルーチンの処理によって
受信し、所定の変換を施して下位制御ユニット310へ
転送したり、そのメッセージの指示に従ってRAM32
1bに下位制御ユニット310の収集データを再収集し
たりするようになっている。また、マイクロプロセッサ
321は、メンテナンスユニット400が接続されると
それとの交信に基づいて、計装プログラム転送ルーチン
(第1送信手段)およびインタープリタ転送ルーチン
(第2送信手段)の処理によって、メンテナンスユニッ
ト400から受け取った計装プログラムやインタープリ
タのコードを通信回線37a経由で下位制御ユニット3
10へ転送するようになっている。
【0037】この実施例の空調機制御装置について、そ
の使用態様及び動作を説明する。
の使用態様及び動作を説明する。
【0038】先ず、通信コントローラ40制御下の通信
回線37に対して従来形デジタルコントローラ30に代
えて又はこれと共にデジタルコントローラ300を接続
する。このとき、1つの纏まったグループ例えば1部屋
について、1台の上位制御ユニット320と、その部屋
に配設されたエアハンドリングユニット20の数の下位
制御ユニット310とを用意する。そして、エアハンド
リングユニット20のそれぞれに個々の下位制御ユニッ
ト310を割り当てて部屋内に分散配置する。上位制御
ユニット320は機械室が有ればそこに配置しそのよな
部屋が無ければ棚上等の何処か操作しやすい場所に配置
する。さらに、これらの下位制御ユニット310と上位
制御ユニット320とを通信回線37aで接続するとも
に、上位制御ユニット320を通信回線37に接続す
る。こうして、多数のエアハンドリングユニットを中央
管制しうるシステムが組み上がる(図3参照)。
回線37に対して従来形デジタルコントローラ30に代
えて又はこれと共にデジタルコントローラ300を接続
する。このとき、1つの纏まったグループ例えば1部屋
について、1台の上位制御ユニット320と、その部屋
に配設されたエアハンドリングユニット20の数の下位
制御ユニット310とを用意する。そして、エアハンド
リングユニット20のそれぞれに個々の下位制御ユニッ
ト310を割り当てて部屋内に分散配置する。上位制御
ユニット320は機械室が有ればそこに配置しそのよな
部屋が無ければ棚上等の何処か操作しやすい場所に配置
する。さらに、これらの下位制御ユニット310と上位
制御ユニット320とを通信回線37aで接続するとも
に、上位制御ユニット320を通信回線37に接続す
る。こうして、多数のエアハンドリングユニットを中央
管制しうるシステムが組み上がる(図3参照)。
【0039】次に、上位制御ユニット320にメンテナ
ンスユニット400を接続し、メンテナンスユニット4
00を操作してインタープリタ及び計装プログラムロー
ダのダウンロードを指示する。そうすると、インタープ
リタ等のコードが、その整合性確認用情報としてのバー
ジョンナンバーと一緒に、メンテナンスユニット400
から上位制御ユニット320へ送られ、RAM321b
のバッファに一時記憶される。
ンスユニット400を接続し、メンテナンスユニット4
00を操作してインタープリタ及び計装プログラムロー
ダのダウンロードを指示する。そうすると、インタープ
リタ等のコードが、その整合性確認用情報としてのバー
ジョンナンバーと一緒に、メンテナンスユニット400
から上位制御ユニット320へ送られ、RAM321b
のバッファに一時記憶される。
【0040】それから、インタープリタ転送ルーチンの
処理によってバージョンナンバーが上位制御ユニット3
20から下位制御ユニット310へ送信され、これがイ
ンタープリタローダの処理によってROM311aのシ
ステムプログラムのバージョンナンバーと比較される。
そして、比較の結果、不一致であれば転送中止のメッセ
ージが下位制御ユニット310から上位制御ユニット3
20へ返され、一致していれば転送続行のメッセージが
返される。
処理によってバージョンナンバーが上位制御ユニット3
20から下位制御ユニット310へ送信され、これがイ
ンタープリタローダの処理によってROM311aのシ
ステムプログラムのバージョンナンバーと比較される。
そして、比較の結果、不一致であれば転送中止のメッセ
ージが下位制御ユニット310から上位制御ユニット3
20へ返され、一致していれば転送続行のメッセージが
返される。
【0041】この返送メッセージを受けて、上位制御ユ
ニット320は、その内容に応じて、インタープリタ等
の転送を取り止めるか、あるいはインタープリタ等の転
送を完遂する。こうして、上位制御ユニット320を介
して容易に、下位制御ユニット310に適切なインター
プリタ及び計装プログラムローダをダウンロードさせる
ことができる。
ニット320は、その内容に応じて、インタープリタ等
の転送を取り止めるか、あるいはインタープリタ等の転
送を完遂する。こうして、上位制御ユニット320を介
して容易に、下位制御ユニット310に適切なインター
プリタ及び計装プログラムローダをダウンロードさせる
ことができる。
【0042】計装プログラムローダがロードされた後
は、このローダに基づく下位制御ユニット310と計装
プログラム転送ルーチンに基づく上位制御ユニット32
0との連携処理により、ほぼ同様にして、上位制御ユニ
ット320を介して容易に下位制御ユニット310に計
装プログラムをダウンロードさせることができる。しか
も、バージョンナンバーの整合性確認処理によって適切
な計装プログラムだけがロードされる。
は、このローダに基づく下位制御ユニット310と計装
プログラム転送ルーチンに基づく上位制御ユニット32
0との連携処理により、ほぼ同様にして、上位制御ユニ
ット320を介して容易に下位制御ユニット310に計
装プログラムをダウンロードさせることができる。しか
も、バージョンナンバーの整合性確認処理によって適切
な計装プログラムだけがロードされる。
【0043】さらに、メンテナンスユニット400を操
作して、あるいは通信コントローラ40を介して、上位
制御ユニット320に対してタイマに基づく1週間分の
スケジュールをセットしておく。こうして、デジタルコ
ントローラ300のセットアップが完了する。
作して、あるいは通信コントローラ40を介して、上位
制御ユニット320に対してタイマに基づく1週間分の
スケジュールをセットしておく。こうして、デジタルコ
ントローラ300のセットアップが完了する。
【0044】そして、中央管制装置50の監視の下で、
デジタルコントローラ300及びエアハンドリングユニ
ット20の通常運転が行われる。この場合、中央管制装
置50からデータ収集の指示があれば、これに応じてデ
ジタルコントローラ300では、それぞれの下位制御ユ
ニット310が該当するエアハンドリングユニット20
の状態変数値を収集し、これを上位制御ユニット320
が再収集して各下位制御ユニット310に代わって中央
管制装置50に報告する。こうして、空調の集中管理が
行われる。
デジタルコントローラ300及びエアハンドリングユニ
ット20の通常運転が行われる。この場合、中央管制装
置50からデータ収集の指示があれば、これに応じてデ
ジタルコントローラ300では、それぞれの下位制御ユ
ニット310が該当するエアハンドリングユニット20
の状態変数値を収集し、これを上位制御ユニット320
が再収集して各下位制御ユニット310に代わって中央
管制装置50に報告する。こうして、空調の集中管理が
行われる。
【0045】かかる運転状態で、中央管制装置50や何
れかの下位制御ユニット310からの通信により、ある
いは他の警報システムからの信号等により、火災発生や
停電などの緊急事態が検知されると、上位制御ユニット
320は少なくとも自己の管理下の下位制御ユニット3
10に対して緊急時の所定の動作状態となるようなメッ
セージを送信する。これに応じて各下位制御ユニット3
10は、該当するエアハンドリングユニット20に対し
て、加温や送風を停止させて排気だけを継続させるとい
った制御を行う。こうして、上位制御ユニット320に
よって、下位制御ユニット310との通信を利用した間
接的な緊急処理がなされる。
れかの下位制御ユニット310からの通信により、ある
いは他の警報システムからの信号等により、火災発生や
停電などの緊急事態が検知されると、上位制御ユニット
320は少なくとも自己の管理下の下位制御ユニット3
10に対して緊急時の所定の動作状態となるようなメッ
セージを送信する。これに応じて各下位制御ユニット3
10は、該当するエアハンドリングユニット20に対し
て、加温や送風を停止させて排気だけを継続させるとい
った制御を行う。こうして、上位制御ユニット320に
よって、下位制御ユニット310との通信を利用した間
接的な緊急処理がなされる。
【0046】また、通常運転時に、中央管制装置50や
通信コントローラ40の故障、あるいは通信回線37の
不具合などが起こった場合は、中央管制装置50による
集中管理が途絶える。しかし、このような状態が検知さ
れると、上位制御ユニット320が、自己に設定されて
いるスケジュールに基づいて、自己の管理下の各下位制
御ユニット310に対してそれぞれのエアハンドリング
ユニット20の起動メッセージや停止メッセージを送信
する。そして、下位制御ユニット310を介して間接的
にエアハンドリングユニット20がスケジュール管理さ
れる。祭日等の特定日を除いて週単位で共通の処理を繰
り返す場合が殆どなので、この場合でも、該当の居住者
等が中央管制装置50の故障などを気づかないほどの空
調制御が行われる。
通信コントローラ40の故障、あるいは通信回線37の
不具合などが起こった場合は、中央管制装置50による
集中管理が途絶える。しかし、このような状態が検知さ
れると、上位制御ユニット320が、自己に設定されて
いるスケジュールに基づいて、自己の管理下の各下位制
御ユニット310に対してそれぞれのエアハンドリング
ユニット20の起動メッセージや停止メッセージを送信
する。そして、下位制御ユニット310を介して間接的
にエアハンドリングユニット20がスケジュール管理さ
れる。祭日等の特定日を除いて週単位で共通の処理を繰
り返す場合が殆どなので、この場合でも、該当の居住者
等が中央管制装置50の故障などを気づかないほどの空
調制御が行われる。
【0047】さらに、計装プログラムやインタープリタ
に変更が生じた場合も、上述したセットアップ時とほぼ
同様の操作や処理を行えばよい。この場合も、上位制御
ユニット320を介することで容易に下位制御ユニット
310のメンテナンスを行うことができる。しかも、バ
ージョンナンバーの整合性確認処理によって、常に適切
な処置がなされる。
に変更が生じた場合も、上述したセットアップ時とほぼ
同様の操作や処理を行えばよい。この場合も、上位制御
ユニット320を介することで容易に下位制御ユニット
310のメンテナンスを行うことができる。しかも、バ
ージョンナンバーの整合性確認処理によって、常に適切
な処置がなされる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の空調機制御装置にあっては、第1,
第2制御装置に分割して分散配置を可能にするとともに
物理的分散配置応じて機能を分散するに際し多数化傾向
の第1制御装置の機能絞り込みと共通機能の第2制御装
置への集約化を空調制御の特質に対応させて行ったこと
により、木目細かな空調に好適な小型の空調機制御装置
を実現することができたという有利な効果が有る。
の第1の解決手段の空調機制御装置にあっては、第1,
第2制御装置に分割して分散配置を可能にするとともに
物理的分散配置応じて機能を分散するに際し多数化傾向
の第1制御装置の機能絞り込みと共通機能の第2制御装
置への集約化を空調制御の特質に対応させて行ったこと
により、木目細かな空調に好適な小型の空調機制御装置
を実現することができたという有利な効果が有る。
【0049】また、本発明の第2の解決手段の空調機制
御装置にあっては、分割構成した第2制御装置を介して
第1制御装置に対する計装プログラムばかりかその解釈
実行処理プログラムまでもダウンロード可能なようにし
たことにより、分散配置の第1制御装置が例え壁裏等に
閉じ込められていても、そのメンテナンスを行うことが
容易な空調機制御装置を実現することができたという有
利な効果を奏する。
御装置にあっては、分割構成した第2制御装置を介して
第1制御装置に対する計装プログラムばかりかその解釈
実行処理プログラムまでもダウンロード可能なようにし
たことにより、分散配置の第1制御装置が例え壁裏等に
閉じ込められていても、そのメンテナンスを行うことが
容易な空調機制御装置を実現することができたという有
利な効果を奏する。
【図1】 本発明の空調機制御装置の一実施例につい
て、そのブロック構成図である。
て、そのブロック構成図である。
【図2】 そのメモリアロケーションの概要図であ
る。
る。
【図3】 その適用システムの全体ブロック図であ
る。
る。
【図4】 ビル内におけるエアハンドリングユニットの
配設例を示す。
配設例を示す。
【図5】 そのエアハンドリングユニットの模式図で
ある。
ある。
【図6】 従来のデジタルコントローラの構成図であ
る。
る。
【図7】 そのメモリアロケーションの概要図であ
る。
る。
【図8】 その適用システムの全体ブロック図であ
る。
る。
10 ビル 11 クーラー 20 エアハンドリングユニット(AHU(FAV,VAV,F
CU);空調機) 21 外気吸入ダクト 22 還気吸入ダクト 23 ファン(送風部) 24 コイル(熱交換部) 25 給気ダクト 26,27 温度計 28 目標温度設定器 29 バルブ 30 デジタルコントローラ(DDC;空調機制御装
置) 31 マイクロプロセッサ(MPU) 31a ROM(固定ROM) 31b FROM(フラッシュROM;書換可能RO
M) 31c RAM 32 デジタル入力回路(DI) 33 A/D変換回路(A/D) 34 デジタル出力回路(DO) 35 D/A変換回路(D/A) 36 通信インターフェイス(NCU;ネットコント
ロールユニット) 36a,36b 通信インターフェイス(NCU) 37 通信回線 37a 通信回線 40 通信コントローラ 50 中央管制装置 300 デジタルコントローラ(DDC;空調機制御
装置) 310 下位制御ユニット(DDCs ;下位制御装
置;第1制御装置) 311 マイクロプロセッサ(MPU) 311a ROM(固定ROM) 311b FROM(フラッシュROM;書換可能RO
M) 311c FROM(フラッシュROM;書換可能RO
M) 311d RAM 320 上位制御ユニット(DDCm ;上位制御装
置;第2制御装置) 321 マイクロプロセッサ(MPU) 321a ROM(固定ROM) 321b RAM 400 メンテナンスユニット(MU)
CU);空調機) 21 外気吸入ダクト 22 還気吸入ダクト 23 ファン(送風部) 24 コイル(熱交換部) 25 給気ダクト 26,27 温度計 28 目標温度設定器 29 バルブ 30 デジタルコントローラ(DDC;空調機制御装
置) 31 マイクロプロセッサ(MPU) 31a ROM(固定ROM) 31b FROM(フラッシュROM;書換可能RO
M) 31c RAM 32 デジタル入力回路(DI) 33 A/D変換回路(A/D) 34 デジタル出力回路(DO) 35 D/A変換回路(D/A) 36 通信インターフェイス(NCU;ネットコント
ロールユニット) 36a,36b 通信インターフェイス(NCU) 37 通信回線 37a 通信回線 40 通信コントローラ 50 中央管制装置 300 デジタルコントローラ(DDC;空調機制御
装置) 310 下位制御ユニット(DDCs ;下位制御装
置;第1制御装置) 311 マイクロプロセッサ(MPU) 311a ROM(固定ROM) 311b FROM(フラッシュROM;書換可能RO
M) 311c FROM(フラッシュROM;書換可能RO
M) 311d RAM 320 上位制御ユニット(DDCm ;上位制御装
置;第2制御装置) 321 マイクロプロセッサ(MPU) 321a ROM(固定ROM) 321b RAM 400 メンテナンスユニット(MU)
Claims (2)
- 【請求項1】空調機の動作制御に際してスケジュール管
理又は緊急処理を行う空調機制御装置において、前記空
調機の動作を直接的に制御する第1制御装置と、この第
1制御装置と通信可能に接続されこの通信により間接的
に前記空調機に対する前記スケジュール管理又は緊急処
理を行う第2制御装置とを備えたことを特徴とする空調
機制御装置。 - 【請求項2】空調機の動作制御を計装プログラムの解釈
実行により行う空調機制御装置において、前記空調機の
動作を直接的に制御する第1制御装置と、この第1制御
装置と通信可能に接続されこの通信により間接的に前記
空調機に対する制御を行う第2制御装置とを備え、前記
第2制御装置は、前記計装プログラムの送信手段と、前
記解釈実行の処理プログラムの送信手段とを具備したも
のであり、前記第1制御装置は、送信された前記計装プ
ログラムを受信して第1の記憶領域に格納する受信手段
と、送信された前記解釈実行の処理プログラムを受信し
て第2の記憶領域に格納する受信手段とを具備したもの
であることを特徴とする空調機制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132703A JPH09296950A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 空調機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132703A JPH09296950A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 空調機制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09296950A true JPH09296950A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15087591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132703A Pending JPH09296950A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 空調機制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09296950A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000179922A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-30 | Kawasaki Denki Kk | 空調設備用制御盤と制御インタ―フェ―ス装置 |
EP2056032A1 (en) * | 2007-10-30 | 2009-05-06 | LG Electronics Inc. | Air conditioner and operating method thereof |
CN112539529A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调系统的控制方法及控制装置、机房空调系统 |
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1996
- 1996-04-30 JP JP8132703A patent/JPH09296950A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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