JPH0929627A - 切削装置のブレード脱着機構 - Google Patents

切削装置のブレード脱着機構

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Publication number
JPH0929627A
JPH0929627A JP19926895A JP19926895A JPH0929627A JP H0929627 A JPH0929627 A JP H0929627A JP 19926895 A JP19926895 A JP 19926895A JP 19926895 A JP19926895 A JP 19926895A JP H0929627 A JPH0929627 A JP H0929627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
spindle
attaching
mounting
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP19926895A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Wakita
信彦 脇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP19926895A priority Critical patent/JPH0929627A/ja
Publication of JPH0929627A publication Critical patent/JPH0929627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルの軸心にブレードの軸心を合致さ
せて容易に装着出来ると共に、締付用ナットを不要とし
た切削装置のブレード脱着機構を提供する。 【解決手段】 スピンドルのブレード脱着部に円形ブレ
ードを装着し、半導体ウェーハ等の被加工物を切削する
切削装置のブレード脱着機構において、前記ブレード脱
着部は、外径がブレードの内径より僅かに小さく複数の
割が入った円筒形をなしており、この円筒内にはその外
径を拡径する拡径部材が前記スピンドルの軸心内に進退
自在に配設され、前記ブレードを固定する際には前記拡
径部材が引き込まれて円筒形の外径を拡径し、ブレード
を取り出す際には前記拡径部材が押し出されて円筒形の
外径を縮径する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削装置のブレー
ド脱着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハ等を切削する切削装置
は、従来例えば図3に示すようにカセット載置領域Aに
載置されたカセットC内から搬出入手段Bによってウェ
ーハW(粘着テープNによりフレームFに固定)を待機
領域Dに搬出すると共に、旋回アームを有する搬送手段
EでチャックテーブルTに搬送して保持させ、このチャ
ックテーブルTを移動してアライメント手段Gでアライ
メントした後、回転ブレードを備えた切削手段Hでウェ
ーハWを切削する。
【0003】前記切削手段Hは、図4(イ) に示すように
スピンドルユニット1を有しその内部にスピンドル2が
保持され、このスピンドル2の先端部にフランジ3が取
り付けられており、図4(ロ) のように円形のブレード4
(図例ではハブ型ブレード)を嵌合すると共に、締付用
ナット5をスピンドル2のねじ部2fに螺着してブレー
ド4を装着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにブレード
4を装着すると、ブレード4の嵌合孔4aの内径と、こ
の嵌合孔4aに嵌り込むスピンドル2の先端部(ブレー
ド装着部)の外径との間には僅かな隙間が生じるため、
ウェーハW等の切削時にスピンドル2が高速回転する
と、ブレード4の僅かな偏心によって振動が発生し精密
切削に支障を来すことがある。ブレードの振動を防止す
るには、スピンドル2の軸心にブレード4の軸心を合致
させて装着すれば良いが困難であり、又締付用ナット5
の締め付けトルクの加減、ねじの破損等のトラブルも発
生している。本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされ、スピンドル2の軸心にブレード4の
軸心を合致させて容易に装着出来ると共に締付用ナット
を不要とした、切削装置のブレード脱着機構を提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、スピンドルのブレー
ド脱着部に円形ブレードを装着し、半導体ウェーハ等の
被加工物を切削する切削装置のブレード脱着機構におい
て、前記ブレード脱着部は、外径がブレードの内径より
僅かに小さく複数の割が入った円筒形をなしており、こ
の円筒内にはその外径を拡径する拡径部材が前記スピン
ドルの軸心内に進退自在に配設され、前記ブレードを固
定する際には前記拡径部材が引き込まれて円筒形の外径
を拡径し、ブレードを取り出す際には前記拡径部材が押
し出されて円筒形の外径を縮径する、切削装置のブレー
ド脱着機構を要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図面に基づいて(従来と同一部材又は対応部材は同一
符号で)詳説する。図1において、1はスピンドルユニ
ットであって内部にスピンドル2を保持し、このスピン
ドル2の先端部にはフランジ部2aが形成されると共
に、ブレード脱着部2bが形成されている。
【0007】前記ブレード脱着部2bは、円筒形を呈し
その外径Rは図2(イ) のように円形ブレード4の嵌合孔
4aの内径Sよりも僅かに小さく形成され、内面にはテ
ーパ面2cが形成され、且つ図1(イ) に示すように開口
端から軸線方向に沿って複数の割2dが円周をほぼ均等
分割するように設けられている。
【0008】6は棒状の拡径部材であり、前記スピンド
ル2の軸心内に進退自在に配設され、その先端部6aは
先端に向けて漸次拡径する円錐台形に形成され、後端に
はフランジ部6bが形成され、このフランジ部6bとス
ピンドル2の後部に形成された段部2eとの間にコイル
スプリング7又は皿バネを設けて拡径部材6を後方に付
勢している。
【0009】8は拡径部材6の駆動用ピストンであり、
前記スピンドルユニット1の後部に設けられたシリンダ
部1a内に配設され、そのシリンダ部1aの前後に設け
られた通気口P、Qから高圧エアを作用させることでシ
リンダ部1a内を前後に摺動する。9は通気口P、Qへ
の高圧エアの給排気用切り替えバルブであり、例えばソ
レノイドバルブを使用することが出来る。
【0010】上記のように構成された本発明に係るブレ
ード脱着機構は、前記駆動用ピストン8で拡径部材6を
移動させることによりブレード4を容易に脱着すること
が出来、しかもブレード4の軸心とスピンドル2の軸心
とを合致させて装着することが出来る。
【0011】ブレード4を装着するには、先ず図2(イ)
に示すように高圧エアを後部の通気口Qからシリンダ部
1a内へ給気(通気口Pからは排気)し、ピストン8を
前方(図の左方)へ移動させ、拡径部材6をコイルスプ
リング7に抗して前方へ押し出す。この時、拡径部材6
の先端部6aはスピンドル2のブレード脱着部2bから
押し出され、そのブレード脱着部2bは前記割2dの作
用によって円筒形が縮径されて外径Rとなる。
【0012】次に、この状態を保持して図2(ロ) に二
点鎖線で示すようにブレード4をブレード脱着部2bに
嵌め込んでフランジ部2aに受止させ、前記切り替えバ
ルブ9を切り替えてシリンダ部1aの前部の通気口Pか
ら高圧エアを給気(通気口Qからは排気)し、ピストン
8を後方(図の右方)へ移動させると、拡径部材6はコ
イルスプリング7の復元力によって後方へ押し戻され
る。この時、拡径部材6の先端部6aはスピンドル2の
ブレード脱着部2b内に引き込まれ、そのブレード脱着
部2bは前記割2dの広がり作用によって円筒形の外径
がRより大きく拡径される。
【0013】これにより、スピンドル2のブレード脱着
部2bはブレード4の嵌合孔4aの内縁に密着し、隙間
をなくしてブレード4を固定することが出来ると共に、
拡径部材6の先端部6aのテーパ面6bがブレード脱着
部2bのテーパ面2cに圧接して放射状に均等に拡径す
ることからブレード4の軸心とスピンドル2の軸心とを
合致させることが出来る。つまり、ブレード4の固定と
心出しとを同時に行うことが出来、且つ締付用ナット5
が不要になる。
【0014】尚、図示は省略したが従来のフランジ3に
ブレード4の内径より僅かに小さく複数の割を入れた円
筒部を設け、このフランジ3をスピンドルの先端部に取
り付けてブレード脱着部を構成することも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スピンドルのブレード脱着部に円形ブレードを嵌合し、
拡径部材を引き込むとブレード脱着部の円筒形の外径が
拡径されてブレードを固定出来るようにしたので、ブレ
ードの嵌合孔の内縁に拡径されたブレード脱着部が密着
して隙間が生じることはなく、しかもスピンドル2の軸
心にブレード4の軸心を合致させることが出来る。従っ
て、切削時にスピンドルを高速回転してもブレードが振
動せずに精密切削が可能になると共に、締付用ナットが
不要になるため締め付けトルクの加減やねじ部の破損等
のトラブルが発生せず、且つナットの着脱の手間が省け
る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示すもので、(イ) はブ
レード装着前の、(ロ) はブレード装着後の状態をそれぞ
れ示す斜視図である。
【図2】 (イ) はブレード装着前の一部破断概略断面
図、(ロ) はブレード装着後の一部破断概略断面図であ
る。
【図3】 切削装置の一例を示す斜視図である。
【図4】 従来例を示すもので、(イ) はブレード装着前
の、(ロ) はブレード装着後の状態をそれぞれ示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…スピンドルユニット 1a…シリンダ部 2…
スピンドル 2a…フランジ部 2b…ブレード脱
着部 2c…テーパ面 2d…割 2e…段部
2f…ねじ部 3…フランジ 4…ブレード
5…締付用ナット 6…拡径部材 6a…先端部
6b…フランジ部 7…コイルスプリング 8…
ピストン 9…切り替えバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルのブレード脱着部に円形ブレ
    ードを装着し、半導体ウェーハ等の被加工物を切削する
    切削装置のブレード脱着機構において、前記ブレード脱
    着部は、外径がブレードの内径より僅かに小さく複数の
    割が入った円筒形をなしており、この円筒内にはその外
    径を拡径する拡径部材が前記スピンドルの軸心内に進退
    自在に配設され、前記ブレードを固定する際には前記拡
    径部材が引き込まれて円筒形の外径を拡径し、ブレード
    を取り出す際には前記拡径部材が押し出されて円筒形の
    外径を縮径する、切削装置のブレード脱着機構。
JP19926895A 1995-07-13 1995-07-13 切削装置のブレード脱着機構 Pending JPH0929627A (ja)

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JP19926895A JPH0929627A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 切削装置のブレード脱着機構

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JP19926895A JPH0929627A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 切削装置のブレード脱着機構

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JPH0929627A true JPH0929627A (ja) 1997-02-04

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JP19926895A Pending JPH0929627A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 切削装置のブレード脱着機構

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0962283A1 (de) * 1998-05-30 1999-12-08 C. & E. FEIN GmbH & Co. Kraftgetriebenes Handwerkzeug
US7118465B2 (en) 2004-12-03 2006-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Grinding assembly of semiconductor wafer back-grinding apparatus and method of fastening a grinding plate to a grinding mount of the same
JP2010036291A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2013086213A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Makita Corp 作業工具

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US7118465B2 (en) 2004-12-03 2006-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Grinding assembly of semiconductor wafer back-grinding apparatus and method of fastening a grinding plate to a grinding mount of the same
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