JPH09295668A - 包装体付容器 - Google Patents

包装体付容器

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JPH09295668A
JPH09295668A JP8130537A JP13053796A JPH09295668A JP H09295668 A JPH09295668 A JP H09295668A JP 8130537 A JP8130537 A JP 8130537A JP 13053796 A JP13053796 A JP 13053796A JP H09295668 A JPH09295668 A JP H09295668A
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Japan
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container
cover film
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film
cap
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JP8130537A
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Hisashi Sakai
尚志 酒井
Akio Goshima
昭夫 五嶋
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱収縮性プラスチックフィルムで被覆する容
器において、使用者が開封時に内容物表示プリント部と
共にカバーフィルム全体を除去するのを防止する。 【解決手段】 容器本体1の底部に外周を縮径した段部
8を形成し、前記カバーフィルム7のキャップ部の周り
に開封用ミシン目7b,7cを形成するとともに、カバ
ーフィルムの他端を容器本体1の段部8の隅部に密接し
た構成とした。使用者が開封のため、誤って容器本体の
底部のカバーフィルムの端部に爪を掛けようとしても、
カバーフィルムの端部が隅部で密接しているので、カバ
ーフィルムを引剥す手懸りがなく、カバーフィルム全体
を引剥し、容器本体から内容物表示が失われる恐れがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物表示をプリ
ントした熱収縮性プラスチックフィルムで包装被覆する
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば泡発生容器は、シャンプーや化粧
液等を円筒状の容器本体内に充填し、この容器本体に泡
発生用等のポンプを取付け、そのポンプの頭部を覆うキ
ャップを容易に着脱できるように容器に嵌合したものが
多く使用されている。このような容器本体の表面には、
内容物の銘柄、使用上の説明や注意事項等がプリントに
より表示されている。このような製品収容容器は、生産
者から流通過程を経て消費者の手に渡るまでの間に、キ
ャップの脱落及び傷や汚れの付着を防止するため、容器
の外面を通常熱収縮性の透明プラスチックフィルムで被
覆してある。
【0003】使用者は、被覆プラスチックフィルムの底
部を指先や爪で破り、全フィルムを剥ぎ、容器を取り出
して使用する。この場合に内容物の銘柄、使用上の説明
や注意事項等が容器本体表面にプリントしてあるので、
化粧台に多種類の化粧品を列べて置いても、必要とする
容器を取り間違える恐れがない。
【0004】近年、コストダウン図るため、内容物の銘
柄、使用上の説明や注意事項等(本明細書では、これを
内容物表示という)を容器本体に直接プリントするのに
代え、熱収縮性プラスチックフィルムに予め内容物表示
をプリントし、このフィルムを容器に被せ、加熱により
容器に密着被覆した包装体付容器が用いられるようにな
った。
【0005】図5は、従来の包装体付容器を示す図で、
図5Aは横倒し状態の容器の一部を断面とした平面図、
図5Bは図5AのP部の拡大図、図5Cは図5AのQ部
の拡大図である。1はプラスチック製容器本体で、この
容器本体1の外周面には、予め内容物表示3をプリント
した熱収縮性プラスチック製の被覆フィルム2を被せ、
加熱により密着させると、容器本体1の直胴部に内容物
表示3がが現われる。2a,2bは、容器本体1の肩部
及び底部における被覆フィルム2の端末部を示す。この
容器本体1に内容物を充填し、ポンプ4を取付け、キャ
ップ5を被せて製品容器が一応でき上る。
【0006】この製品容器全体を、更に熱収縮性プラス
チックの透明カバーフィルム6で被覆する。カバーフィ
ルム6には、ミシン目6aが容器の全長にわたって設け
られ、使用前に、使用者がカバーフィルム6を容易に剥
ぎ取ることができるようにしてある。この形態の包装体
付容器は、容器本体1の胴部を覆う内容物表示3をプリ
ントした被覆フィルム2と、その上に重ねてキャップ5
を含め容器全体を被覆するカバーフィルム6が必要とな
り、省資源と製作工数の点で問題がある。この問題点を
解決するため、内容物表示3をプリントした被覆フィル
ム2とカバーフィルム6を兼用する形式の包装体付容器
が提案されている。
【0007】図4は、前記形式の包装体付容器を示す図
で、図4Aは横倒し状態の容器の一部を断面とした平面
図、図4Bは図4AのP部の拡大図、図4Cは図4Aの
Q部の拡大図で、図5に示す部品と同じ部品には同一の
符号を付してある。容器本体1、ポンプ4、キャップ5
は、図5と同じであるが、このキャップ5付容器本体1
全体を一重の熱収縮性プラスチック製のカバーフィルム
7で被覆するようにしたものである。このカバーフィル
ム7は、容器本体1の胴部に相当する部位に予め内容物
表示3をプリントし、キャップ5の頂部と容器本体1の
底部を除いた部分を加熱により密着被覆したものであ
り、7dは容器本体1の底部におけるカバーフィルム7
の端部を示す。
【0008】7b,7cは、カバーフィルム7のキャッ
プ5の頭部位置から軸線方向に延び、ポンプ4取付け部
の外周に続くように施したミシン目で、フィルム7のキ
ャップ部分のみを剥離するために設けたものである。使
用時、カバーフィルム7のミシン目7bからこれに続く
ミシン目7cを切断し、その左方部分を剥離することに
より、キャップ5を取外すことができて泡発生容器とし
て使用できる。一方、右方のプリント付きフィルム7a
は、容器本体1を被覆したままとなり、内容物表示3が
容器本体1に残る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図4に示す包装体
付容器では、ミシン目7b,7cに沿って開封する方法
の説明をプリントやラベルの貼付により表示しても、使
用者がミシン目に気付かず、又は従来の習慣で容器本体
1の底部のカバーフィルム7端部7dに爪を掛け、カバ
ーフィルム7全体を容器本体1及びキャップ5から剥離
させ、内容物表示3のプリント部と共にカバーフィルム
7を容器本体1から除去することがあり、その後使用す
る際に、容器の内容物が不明となる欠点が生じる。本発
明は、上記の課題を解決し、使用者がプリント部と共に
カバーフィルム全体を除去することがなく、また、二重
被覆によるコストアップを防止することのできる包装体
付容器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体にキ
ャップを装着し、該容器本体の胴部相当部位に内容物表
示を予めプリントした一重の熱収縮性プラスチック製の
カバーフィルムを前記キャップ付容器本体の外周に加熱
により密着させた容器において、前記容器本体の底部に
外周を縮径した段部を形成し、前記カバーフィルムのキ
ャップ部の周りに開封用ミシン目を形成するとともに、
前記カバーフィルムの他端を前記容器本体の段部の隅部
に密接した包装体付容器であり、容器本体の段部の隅部
に半径1〜2mmのRを形成するのが好適である。使用
者が開封のため、誤って容器本体の底部のカバーフィル
ムの端部に爪を掛けようとしても、カバーフィルムの端
部が隅部で密接しているので、カバーフィルムを引剥す
手懸りがなく、カバーフィルム全体を引剥し、容器本体
から内容物表示が失われる恐れがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を横
倒し状態で底部側を破断して示すもので、図2は、図1
の左側面図、図3Aは図1のX部の拡大図を示す。容器
本体1の底部の形状を変更した以外は、図4に示した包
装体付容器と同様であり、図4に示す部品と同じ部品に
は同一の符号を付してある。容器本体1は、その下端部
の全外周にRを付けて半径方向に縮径した段部8を設
け、この段部8の内隅部9をほぼ直角に形成したもので
ある。この容器本体1にキャップ5を装着し、図4につ
いて説明したのと同様に、全体を内容物表示3をプリン
トした一重の熱収縮性プラスチック製のカバーフィルム
7で被覆するが、容器本体1の底部においては、カバー
フィルム7の端部7dが段部8の内隅部9に当接するよ
うに密着させる。
【0012】図1に示す包装体付容器を使用する際に、
カバーフィルム7のミシン目7bからこれに続くミシン
目7cを切断し、その左方部分を剥離する必要があり、
使用者がミシン目に気付かず、又は従来の習慣で容器本
体1の底部のカバーフィルム7の端部7dに爪を掛けよ
うとしても、カバーフィルム7の端部7dが隅部9で段
部8に密接しているので、カバーフィルム7を引剥す手
懸りがなく、思案中に容易にキャップ5部のミシン目に
よる開封指示に気付くことになり、誤ってカバーフィル
ム7全体を引剥し、容器本体1から内容物表示3が失わ
れる恐れがなくなる。
【0013】図3Bは、容器本体の底部に形成する段部
の変形例を示す一部断面図である。図3Aに示す隅部9
は、この部位にフィルムの端部7dを密接することで、
使用者が誤って容器の底部からカバーフィルムの剥離を
行おうとしても極めて困難であり、この点では好適であ
るが、容器本体1の成形に際し隅部9が薄肉となり、容
器本体1の耐内圧性に問題が生ずる。隅部10に半径1
〜2mmのRを付けることで、容器本体1の耐内圧強度
が充分であり、またこの部位からのカバーフィルムの剥
離も困難なものとなる。
【0014】前記の発明の実施の形態では、泡発生器付
容器について説明したが、これに限らず、一般のキャッ
プ付容器に適用することができる。また、キャップ部の
カバーフィルムに設けるミシン目も、図示のものに限ら
ず、キャップ部のカバーフィルムだけを剥離できるもの
であればよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、二重被覆によるコストアップ
を防止することのできる一重の内容物表示付カバーフィ
ルムを容器本体を使用した包装体付容器において、使用
者が内容物表示のプリント部と共にカバーフィルム全体
を誤って剥ぎ取るのを、容器本体に簡易な形状変更を加
えるだけで防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部断面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1のX部の拡大断面図。
【図4】一重フィルム包装体付容器の説明図。
【図5】従来の二重フィルム包装体付容器の説明図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 被覆フィルム 3 内容物表示
4 ポンプ 5キャップ 7 カバーフィルム
8 段部 9,10 隅部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体にキャップを装着し、該容器本
    体の胴部相当部位に内容物表示を予めプリントした一重
    の熱収縮性プラスチック製のカバーフィルムを前記キャ
    ップ付容器本体の外周に加熱により密着させた容器にお
    いて、前記容器本体の底部に外周を縮径した段部を形成
    し、前記カバーフィルムのキャップ部の周りに開封用ミ
    シン目を形成するとともに、前記カバーフィルムの他端
    を前記容器本体の段部の隅部に密接したことを特徴とす
    る包装体付容器。
  2. 【請求項2】 前記前記容器本体の段部の隅部に半径1
    〜2mmのRを形成した請求項1記載の包装体付容器。
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