JPH09295596A - 自転車 - Google Patents

自転車

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Publication number
JPH09295596A
JPH09295596A JP13591996A JP13591996A JPH09295596A JP H09295596 A JPH09295596 A JP H09295596A JP 13591996 A JP13591996 A JP 13591996A JP 13591996 A JP13591996 A JP 13591996A JP H09295596 A JPH09295596 A JP H09295596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
wheels
shaped belt
wheel
bicycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP13591996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuratoki Katou
貫時 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATO TSURATOKI
Original Assignee
KATO TSURATOKI
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Filing date
Publication date
Application filed by KATO TSURATOKI filed Critical KATO TSURATOKI
Priority to JP13591996A priority Critical patent/JPH09295596A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砂地や深く積もった雪の上でも容易に走行す
ることができるようにする。 【解決手段】 1つの駆動輪3と複数の支持輪1,2と
を、支持輪1,2が地面に対して平行になるように配置
し、それら駆動輪3と支持輪1,2の外周に1本のリン
グ状ベルト4を掛け渡して後輪する。また、前輪は、支
持輪10,11を前後に配置し、それらの支持輪10,
11の外周にリング状ベルト4を掛け渡して構成し、そ
の接地面は、前方が高くなるように傾斜させる。前輪と
しては、通常の車輪を取り付けてもよいし、雪上用とし
て、スキー状板を取り付けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砂地や荒れ地等の
オフロードを走行するのに便利な自転車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車は、前後に空気タイヤを有
していて、ペダルを踏むとチェーンを介して後ろのタイ
ヤを駆動して前に進む。このような自転車は、平坦な道
を走行するには便利であるが、砂地や荒れ地等のオフロ
ードを走行するには不向きである。一方、オフロードを
走行するための自転車として、一般に、「マウンテンバ
イク」と称される、接地面に大きな凹凸を設けた太いタ
イヤを取り付けた自転車がある。そのような自転車を使
えば、ある程度のオフロードは走行できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなオフロード用の自転車でも、砂地を走行するのは困
難であり、また、深く積もった雪の上を走行するのも困
難であるという問題点があった。
【0004】本発明は、そのような問題点を解決し、砂
地や深く積もった雪の上でも比較的容易に走行すること
ができるようにすることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の自転車では、1つの駆動輪と複数の支持輪
とを、複数の支持輪の下端を結ぶ線が地面と平行になる
ように、かつ、それら駆動輪と支持輪とが1つの垂直面
内に位置するように配置し、それら駆動輪と支持輪の外
周に1本のリング状ベルトを掛け渡して後輪とした。ま
た、複数の支持輪を1つの垂直面内に位置するように前
後に配置し、それら複数の支持輪の外周にリング状ベル
トを掛け渡して前輪とし、かつ、その下面は、前方が高
くなるように傾斜させるようにした。さらに、ハンドル
軸の下端にスキー状板を取り付けるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の自転車の
一実施形態を示す図である。図1において、1,2,1
0,11は支持輪、3は駆動輪、4はリング状ベルト、
5,12はベルト張力調整装置、6,7は駆動ギヤ、8
はチェーン、9はペダル、13はハンドル、14,16
は衝撃吸収装置、15はサドルである。
【0007】本発明の自転車は、後輪として、支持輪
1,2と駆動輪3の外周に掛け渡したゴム製のリング状
ベルト4を用いる。支持輪1,2は水平位置に配置し
て、リング状ベルト4がそれらの間の広い面で接地され
るようにしている。ベルト張力調整装置5は、リング状
ベルト4を内側から弾性的に押圧することにより、リン
グ状ベルト4の張力が適正な状態に維持されるようにし
ている。
【0008】前輪としては、支持輪10,11の外周に
掛け渡したリング状ベルト4を用いる。そして、リング
状ベルト4の接地面は、地面に石等の比較的大きな突起
物があっても容易に乗り越えることができるようにする
ため、前方を高くして斜めになるようにしている。ま
た、支持輪10,11は、ハンドル13の軸の下端部に
軸支されていて、従来の自転車の前輪同様、ハンドル1
3により方向を変えることができる。また、ベルト張力
調整装置12は、ベルト張力調整装置5と同様に、リン
グ状ベルト4の張力が適正な状態に維持されるようにし
ている。
【0009】このような自転車において、サドル15に
跨がってペダル9を踏むと、駆動ギヤ6,チェーン8,
駆動ギヤ7を介して駆動輪3が回転する。その結果、リ
ング状ベルト4が支持輪1,2と共に回転し、自転車は
前に進む。なお、支持輪1,2,10,11は、図1で
は、単なる円盤として示しているが、従来の自転車のタ
イヤのように中央部分をスポークで構成したり、あるい
は、中央部分の肉厚を薄くしたりして、軽量化を図ると
よい。また、衝撃吸収装置14,16は、リング状ベル
ト4の衝撃吸収力が空気タイヤ程は大きくできないの
で、その分、ハンドル13とサドル15に加わる衝撃を
減衰させるためのものである。
【0010】図2は、リング状ベルトの一例を示す図で
あり、図2(イ)は、リング状ベルトの一部表面の斜視
図、図2(ロ)は、裏面を示す図である。図2におい
て、4はリング状ベルト、4aは深溝、4bは浅溝、4
cは係合穴である。 深溝4a,浅溝4bは、リング状
ベルト4の滑り止めと衝撃吸収のために形成している。
衝撃吸収性を良くするためには、全ての溝を深溝4aに
した方が効果的であるが、裏側に係合穴4cがある位置
では、溝を深くするとその部分の強度が弱くなるため、
浅溝4bを形成している。なお、図示はしないが、横方
向のずれを防ぐために、リング状ベルト4の表面に縦方
向の溝も形成してもよい。
【0011】図3は、リング状ベルトと支持輪との関係
を示す図であり、図3(イ)は、横方向から見た図、図
3(ロ)は、図3(イ)のA−A断面図である。符号
1,4は図1,図2のものに対応し、1aは、リング状
ベルト4の係合穴4cに係合させるための係合突起、1
bは、支持輪1の中央部分である。係合穴4cは、支持
輪1の外周部に一定の間隔で設けた係合突起1aと係合
させて、支持輪1に対してリング状ベルト4が長さ方向
に滑ったり、横方向にずれたりしないようにするため
に、リング状ベルト4の裏側に設けられている。なお、
支持輪1の中央部分1bは、軽量化するため肉厚を薄く
している。
【0012】図4は、リング状ベルトの接続部を示す図
であり、図4(イ)は、接続部を横方向から見た図、図
4(ロ)は、接続部を上から見た図、図4(ハ)は、止
めピンの抜け止め構造の一例を示す図である。図4にお
いて、4dは接続部、4eは止めピン、4fは割りピン
である。このようにして直線状のベルトの両端部を接続
してリング状に形成すれば、リング状ベルト4の製造が
容易になる。また、接続部4dでは、止めピン4eによ
り回動可能な状態で止めているので、その部分でも自由
に屈曲することができてリング状ベルト4の動きが円滑
になる。
【0013】図5は、ベルト張力調整装置を示す図であ
り、図5(イ)は、全体図、図5(ロ)は、係合歯車の
側面図である。図5において、5aは係合歯車、5bは
係合突起、5cはバネ、5dは取付フレームである。係
合突起5bをリング状ベルト4の係合穴4cに係合させ
ることによりリング状ベルト4がベルト張力調整装置5
から外れないようにしている。
【0014】図6は、衝撃吸収装置を示す図である。図
6において、16aはサドル軸、16bはサドル支持
軸、16cはバネ、16dはストップリング、16eは
ゴムリング、16fは長孔、16gはストップピンであ
る。サドル軸16aとサドル支持軸16bとは、長孔1
6fとストップピン16gとにより、回転が阻止され、
上下方向にのみ慴動可能となっている。したがって、サ
ドル15は、回転することなく上下方向にのみ動くこと
ができ、バネ16cにより、上下方向の衝撃を吸収する
ことができる。また、ハンドル13の軸に設けられた衝
撃吸収装置14も衝撃吸収装置16と同様の構造であ
り、衝撃吸収装置14では、ハンドル13の回転力を下
に伝えながら、上下方向の衝撃を吸収する。
【0015】図7は、変速機構を示す図である。符号
は、図1のものに対応している。従来の自転車の変速機
と同様に、チェーン8を掛ける駆動ギヤ6と駆動ギヤ7
の歯車を切り替えることによりギヤ比を変化させるよう
にしている。
【0016】なお、上記実施形態では、前輪もリング状
ベルト4を使った方式のものにしたが、前輪としては、
通常の車輪を用いてもよい。また、雪上を走行する場合
は、図8に示すような、スキー状板17を前に取り付け
るようにしてもよい。さらに、前輪部を取り替え可能に
しておき、走行する場所に応じて、図1のもののような
リング状ベルト4を使った方式のものを取り付けたり、
図8のもののようなスキー状板17を取り付けたり、あ
るいは通常の車輪を取り付けたりして、最適なものを用
いるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の自転車によれ
ば、駆動輪と支持輪の外周に1本のリング状ベルトを掛
け渡して後輪とし、接地面積を広く取れるようにしたの
で、砂地や深く積もった雪上でも比較的容易に走行する
ことができる。また、前輪も複数の支持輪の外周にリン
グ状ベルトを掛け渡して構成し、その下面を、前方が高
くなるように傾斜させれば、地面に大きな凹凸があって
も、それを乗り越えて走行できるようになり、また、階
段を登っていくことも可能になる。さらに、ハンドル軸
の下端にスキー状板を取り付ければ、比較的深く積もっ
た雪の上でも容易に走行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自転車の一実施形態を示す図
【図2】 リング状ベルトの一例を示す図
【図3】 リング状ベルトと支持輪との関係を示す図
【図4】 リング状ベルトの接続部を示す図
【図5】 ベルト張力調整装置を示す図
【図6】 衝撃吸収装置を示す図
【図7】 変速機構を示す図
【図8】 本発明の他の実施形態を示す図
【符号の説明】
1,2,10,11 支持輪 3 駆動輪 4 リング状ベルト 5,12 ベルト張力調整装置 6,7 駆動ギヤ 8 チェーン 9 ペダル 13 ハンドル 14,16 衝撃吸収装置 15 サドル 17 スキー状板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの駆動輪と複数の支持輪とを、複数
    の支持輪の下端を結ぶ線が地面と平行になるように、か
    つ、それら駆動輪と支持輪とが1つの垂直面内に位置す
    るように配置し、それら駆動輪と支持輪の外周に1本の
    リング状ベルトを掛け渡して後輪としたことを特徴とす
    る自転車。
  2. 【請求項2】 複数の支持輪を1つの垂直面内に位置す
    るように前後に配置し、それら複数の支持輪の外周にリ
    ング状ベルトを掛け渡して前輪とし、かつ、その下面
    は、前方が高くなるように傾斜させたことを特徴とする
    請求項1記載の自転車。
  3. 【請求項3】 ハンドル軸の下端にスキー状板を取り付
    けたことを特徴とする請求項1記載の自転車。
JP13591996A 1996-05-02 1996-05-02 自転車 Pending JPH09295596A (ja)

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JP13591996A JPH09295596A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 自転車

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JP13591996A JPH09295596A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 自転車

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JPH09295596A true JPH09295596A (ja) 1997-11-18

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ID=15162923

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JP13591996A Pending JPH09295596A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 自転車

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JP (1) JPH09295596A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001049551A1 (en) * 1999-12-29 2001-07-12 Samsuk Kim A bicycle able to overcome obstacles
JP2006160221A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Tomio Ura 雪上自転車

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WO2001049551A1 (en) * 1999-12-29 2001-07-12 Samsuk Kim A bicycle able to overcome obstacles
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