JPH09294945A - 洗浄液などの吹付塗布装置 - Google Patents

洗浄液などの吹付塗布装置

Info

Publication number
JPH09294945A
JPH09294945A JP13447496A JP13447496A JPH09294945A JP H09294945 A JPH09294945 A JP H09294945A JP 13447496 A JP13447496 A JP 13447496A JP 13447496 A JP13447496 A JP 13447496A JP H09294945 A JPH09294945 A JP H09294945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
spray gun
frame
tank
cleaning liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13447496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Hiroyuki Hattori
博行 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinx Ltd filed Critical Shinx Ltd
Priority to JP13447496A priority Critical patent/JPH09294945A/ja
Publication of JPH09294945A publication Critical patent/JPH09294945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両を奇麗に磨きあげるための各種洗浄液な
どを簡便に吹付塗布する吹付塗布装置を提供すること。 【構成】 車輪2を備えたフレーム3の外側適所にテー
ブル状の取付部6、7を設け、この取付部6、7にそれ
ぞれ洗浄液などの収容タンクBa〜Beを取りつけた多
数のスプレーガンAa〜Aeを備える。フレーム3の上
部に支柱10を樹立し、この支柱10から伸縮管13を
垂下して圧力空気を供給すると共に、この伸縮管13の
端部に給止弁の付いた接続金具14を設ける。上記のス
プレーガンAa〜Aeにそれぞれ受け金具15a〜15
e設け、この受け金具15a〜15eを上記の接続金具
14に切換的に結合して使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両を奇麗に磨きあ
げるために使用する洗浄液などの吹付塗布装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両の外装面、内装面などを奇麗に磨き
あげようとする場合、各種の洗浄剤が用いられる。例え
ば外装面においては、水垢取り剤、ワックス剤、コーテ
ィング剤などを要するものであり、またこの他にもタイ
ヤ洗浄剤、ガラス面油膜取り剤など専用の洗浄剤を要す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように車両をクリ
ーナップするには、各目的に応じて種々の洗浄剤が使わ
れるが、これらは市販品としてスプレー缶に封入された
もの、液体状としてボトルに収容されたもの、あるいは
固形状で缶に収容されたものなど様々な形態をとってい
る。従って、それに適合した手法で塗布作業を行わねば
ならず、作業が非常に煩雑となり、また時間が掛かって
効率も悪かった。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に着目し
てなされたものであり、各種洗浄剤をスプレーガンによ
り簡単かつ効率良く塗布することができるの吹付塗布装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る洗浄液などの吹付塗布装置は次のよ
うに構成したものである。
【0006】すなわちその要旨とするところは、下部に
転動用の車輪を備えたフレームの外側適所に、洗浄液な
どの収容タンクを有する多数のスプレーガンを着脱自在
に備えると共に、上記フレームの上部に支柱を樹立し、
かつこの支柱から伸縮管を垂下して圧力空気を給送する
と共に、この伸縮管の端部に接続金具を取りつけ、この
接続金具を前記のスプレーガンに個々に備えた受け金具
に着脱自在に結合したことにある。
【0007】また請求項2の発明は、請求項1の洗浄液
などの吹付塗布装置において、一つのスプレーガンの収
容タンクにワックスを加熱溶解して液状にする加熱手段
を設けると共に、上記のスプレーガンと収容タンクを断
熱性の保温層によって被覆したことを要旨とする。
【0008】
【作用】多数のスプレーガンの収容タンクに各種洗浄剤
などを入れて予め準備する。そして、作業目的に応じて
適合するものを選択して取り出し、高圧空気が供給され
る共通の接続金具に受け金具を切換的に接続する。この
後は、伸縮管を延ばしてスプレーガンを操作し、所要の
洗浄液を対象面へ吹付塗布するようにする。
【0009】請求項2のように構成したときは、固形ワ
ックスを加熱溶解して液状にすることができ、洗浄液と
同様にして吹付塗布することができる。保温層によって
放熱ロスが抑えられ、効率的な加熱溶解を行うことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る洗浄液などの吹付塗布装
置を一実施例について具体的に説明する。
【0011】図1及び図2において、1は下面に転動用
の車輪2を取りつけたベース 3はベース1の上部に設
けたボックス状のフレーム Pはフレーム3内に配設し
たコンプレッサーで、このコンプレッサーPは図示しな
い電動モータに駆動される圧縮機4aと、圧力タンク4
bを備える。上記の電動モータは、電線コード4cによ
って電源(図示省略)に接続する。
【0012】5はフレーム3を取り囲むように配設した
リング状のハンドル 6はベース1の上面に設けたテー
ブル状の取付部 7はフレーム3の上面に設けたテーブ
ル状の取付部 6a及び6bはテーブル状の取付部6、
7の上に置いたスプレーガン(後述する)を安定保持す
る保持金具である。
【0013】8はフレーム3の上部に突設したトップ部
9はトップ部8の上端に設けた取付ステイで、この取
付ステイ9に支柱10を樹立する。支柱10は、下端を
ばね部材11を介して取付ステイ9に保持させると共に
上部を途中から水平向きに屈曲し、全体として逆L字状
を有する。
【0014】上記の支柱10の内部には配管12を通
し、圧力調整弁などの空圧ユニット(図示省略)を介し
て圧力タンク4bに接続する。13は支柱10の端部に
吊設し、かつ配管12に接続したコイル状の伸縮管 1
4は伸縮管13の端部に取りつけた給止弁付きの接続金
具である。
【0015】接続金具14は、伸縮管13のスプリング
作用によって常時は作業者の頭上位置に保持される。ま
た上記の給止弁は、接続金具14が後述の受け金具に結
合するとき自動的に開弁し、非結合のとき閉弁する構成
を備える。またこの他、開閉を手動切り換えによって行
うものを用いることができる。
【0016】次にAa〜Aeは、それぞれ収容タンクB
a〜Beを取りつけた公知のスプレーガンで、テーブル
状の取付部6、7に多数(実施例では5個)を備える。
これらスプレーガンAa〜Aeは、引金の操作によって
タンク内に収容した洗浄液などの液体を圧力空気と共に
ノズルから噴射する。
【0017】15a〜15eは各スプレーガンAa〜A
eに取りつけた受け金具であり、ワンタッチで接続金具
14に結合および離脱することができる構成である。こ
の受け金具15a〜15eは、同一形状を有しており、
接続金具14に切換的に使用できるようになっている。
【0018】次に、フレーム3における取付部7の中央
位置に備えたスプレーガンAと収容タンクBについて、
図3を参照して説明する。このものは、前述したスプレ
ーガンAa〜Aeとは一部の構成を異にしている。
【0019】すなわち、Aはスプレーガンの全体を示
し、握り部を有するピストル形の本体21の先端に噴射
部22を備える。本体21には、圧力空気の導入口21
aと塗布液の導入口21bを設け、噴射部22には、塗
布液を圧力空気とともに噴射するノズル22aを設け
る。24はノズル22aの開閉操作用の引金である。
【0020】上記の構成は、前記スプレーガンAa〜A
eと同じ公知のものであり、全体を良熱伝導性の金属材
料で構成する。塗布液の導入口21b、噴射部22内に
は一連のワックス流動経路を穿設する。15は圧力空気
の導入口21aに接続した共通の受け金具 26は本体
21および噴射部22の外周部を被覆した断熱性の保温
層である。
【0021】Bはワックス収容タンクの全体を示すもの
で、前記した塗布液の導入口21bの下側に固定した蓋
体27と、この蓋体27に螺合したタンク28によって
構成する。上記のワックス収容タンクBは、スプレーガ
ンAにの下側に吊り下げ状に配設する。また上記の蓋体
27およびタンク28は、何れも良熱伝導性の軽量金属
で製作する。
【0022】29は蓋体27にあけた孔に緊密に嵌合
し、かつ一端を塗布液の導入口21bに連結し、他端を
タンク28の底部において開口した吸上管 この吸上管
29は、良熱伝導性の金属材料で構成し、内部に流動経
路を形成する。
【0023】31aは蓋体27の外周部を被覆したネオ
プレンゴムなど断熱性の保温層 31bはタンク28の
外周部を被覆した同じ材料の保温層である。上記の保温
層31a、31bは収容タンクBの全体を隙間なく外套
し、かつ端部をスプレーガンAの保温層26に密接す
る。
【0024】32aは保温層31aを外套するプラスチ
ック製の外被 32bは側部空間と底部空間を内在した
上で、保温層31bを外套するように設けたプラスチッ
ク製の外被 32cは上記の側部および底部空間を密封
するようにして外被32bの底部に取りつけた底板であ
る。
【0025】Cは収容タンクBの加熱手段を示し、この
加熱手段Cは、タンク28の底部の取付孔に装入した電
熱ヒータ36と、伝熱体を介して配設した温度調整器3
8と、外被32bに設けた差込みプラグmによって構成
する。上記の温度調整器38は、タンク28が所定の温
度に達したとき給電停止の信号を出力する。
【0026】41は圧力空気の導入口21aに設けた空
圧調整弁 42は空圧調整弁41の操作つまみ 43は
空圧調整弁41からの給気圧力を表示する圧力計 44
は空圧調整弁41に設けた送気管で、一端を蓋体27に
接続して低圧空気を収容タンクBに供給する。
【0027】なお上記において、圧力空気の導入口21
aへの供給圧力は3.0kgf/cm2程度とし、これ
をスプレーガンAに供給する。また空圧調整弁41の設
定圧力は0.5kgf/cm2程度とし、これを収容タ
ンクBに供給する。
【0028】次にnはトップ部8内に設けたコンセント
このコンセントnは、収容タンクBの差込みプラグm
に対応して設けるもので、両者を結合することにより電
熱ヒータ36へ電力を供給する。45はスプレーガンA
及び収容タンクBを覆うようにしてトップ部8の前側上
部に設けた開閉カバーである。
【0029】一実施例に係るの洗浄液などの吹付塗布装
置の構成は上記の通りであり、次のように操作して作業
を行う。
【0030】まず作業に先立って、それぞれ収容タンク
B、Ba〜Beに固形ワックス、各種洗浄液などを入れ
る。洗浄液は、水垢取り液、タイヤ洗浄液、ガラス油膜
取り液、エンジン洗浄液などである。固形ワックスを入
れた収容タンクBは、スプレーガンAに取りつけた後に
差込みプラグmをコンセントnに結合し、ワックスを加
熱溶解する。
【0031】また一方においては、図示省略の電動モー
タにより圧縮機4aを作動して圧力タンク4b内に圧力
空気を貯蔵すると共に、この圧力空気を配管12を通し
て伸縮管13に供給する。このときの接続金具14の給
止弁は閉弁状態である。
【0032】例えば、車両にワックス掛けを行うとき
は、まず最初に水洗いし、次に水垢取り作業を行う。し
たがってこのときは、水垢取り液の入ったタンクのスプ
レーガンAaを選んで取付部6から取り出し、その受け
金具15aを伸縮管13の接続金具14に結合する。噴
霧作業は常法にしたがって行えば良く、作業者は適所へ
洗浄液を塗布し、その後にウェスなどによって汚れを拭
き取ることができる。
【0033】上記のようにして水垢取り作業が終了した
ならば、そのスプレーガンAaを取付部6へ戻し、代わ
って溶解ワックスの入ったタンクのスプレーガンAを選
択し、受け金具15を接続金具14に結合する。そして
ノズル22aを車両の塗装面に向け、引金24を操作し
て吹付塗布作業を行う。
【0034】ノズル22aからは溶解ワックスが微粒子
状となって噴射するものであり、洗浄液と同様に均一に
塗布することができる。塗布されたワックスは対象面に
被着して固化するものであり、この後は常法にしたがっ
てモップ、ウェスなどによって擦ることにより、対象面
を光沢仕上げすることができる。
【0035】なお上記の場合において、スプレーガンA
および収容タンクBは保温層26、32a、32bによ
って被覆されるので、放熱による温度低下がなく適切な
状態で吹付塗布作業を行うことができる。
【0036】以下、同様にしてガラス面の油膜取り作業
を行うときには、接続金具14に油膜取り液の入ったタ
ンクのスプレーガンAbを接続し、またタイヤ洗浄を行
うときにはタイヤ洗浄液の入ったタンクのスプレーガン
Acを接続して、これらを所要の部分へ噴射塗布し、拭
き取ったり或は水洗いするようにする。
【0037】またエンジン洗浄の場合も同様であり、エ
ンジン洗浄液の入ったタンクのスプレーガンAdを取り
つけて作業を行う。
【0038】
【発明の効果】このように本発明に係る洗浄液などの吹
付塗布装置よれば、接続金具を切換的に結合することに
より、各種の洗浄液をスプレーガンによって吹付塗布す
ることができるものである。このため、従来のように煩
雑な操作や作業時間を要することなく車両を奇麗に磨き
上げることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る洗浄液などの吹付塗布装置の一
実施例を示す側面図である。
【図2】同じく、一部を切り欠いて示す正面図である。
【図3】同じく、ワックスを吹付塗布するスプレーガン
の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 車輪 3 フレーム P コンプレッサー 6 取付部 7 取付部 10 支柱 12 配管 14 接続金具 Aa〜Ae スプレーガン 15a〜15e 受け金具 A スプレーガン B 収容タンク C 加熱手段 21a 圧力空気の導入口 21b 塗布液の導入口 22 噴射部 22a ノズル 26 保温層 27 蓋体 28 タンク 31a 保温層 31b 保温層 36 電熱ヒータ m 差込みプラグ n コンセント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に転動用の車輪を備えたフレームの
    外側適所に、洗浄液などの収容タンクを有する多数のス
    プレーガンを着脱自在に備えると共に、上記フレームの
    上部に支柱を樹立し、かつこの支柱から伸縮管を垂下し
    て圧力空気を給送すると共に、この伸縮管の端部に接続
    金具を取りつけ、この接続金具を前記のスプレーガンに
    個々に備えた受け金具に着脱自在に結合したことを特徴
    とする洗浄液などの吹付塗布装置。
  2. 【請求項2】 一つのスプレーガンの収容タンクに、ワ
    ックスを加熱溶解して液状にする加熱手段を設けると共
    に、上記のスプレーガンと収容タンクを断熱性の保温層
    によって被覆した請求項1の洗浄液などの吹付塗布装
    置。
JP13447496A 1996-04-30 1996-04-30 洗浄液などの吹付塗布装置 Pending JPH09294945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13447496A JPH09294945A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 洗浄液などの吹付塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13447496A JPH09294945A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 洗浄液などの吹付塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09294945A true JPH09294945A (ja) 1997-11-18

Family

ID=15129173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13447496A Pending JPH09294945A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 洗浄液などの吹付塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09294945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107199A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 エムケー精工株式会社 車体処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107199A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 エムケー精工株式会社 車体処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6082631A (en) Trailer mounted graffiti removal system
US6595438B2 (en) Portable spray car wash device
JP4916577B2 (ja) スプレーガンを洗浄するための洗浄装置
US4250586A (en) Vibratory paint applicator and system
US4886081A (en) Method of impact cleaning with solvent spray in an enclosed chamber
US20010022323A1 (en) Trailer mounted graffiti removal system
US5421900A (en) Self contained, battery operated spray unit and method for using the same for cleaning air conditioning coils
JPH09182693A (ja) 窓のような円滑面を蒸気清浄するための電気装置
US4537639A (en) Method for cleaning weld smut from a surface
US9573170B2 (en) Method of manufacturing a vacuum steam cleaning apparatus
JPH09294945A (ja) 洗浄液などの吹付塗布装置
JPH0483549A (ja) 多色塗装装置
KR20140128600A (ko) 차량 하부 세척장치
US4200233A (en) Windshield cleaning system
US5513667A (en) Parts washing apparatus
CN110355133B (zh) 清洁具有多个表面的物体的末端效应器
US20110308033A1 (en) Directional atomizer system for cleaning chandeliers
CN111957647A (zh) 喷嘴清洗装置和喷嘴清洗方法
GB2311475A (en) Equipment for cleaning spray guns
JPH0351472B2 (ja)
JPH09131552A (ja) ワックスの吹付塗布装置
JP3365370B2 (ja) スプレー式門型洗車装置
JP2014100647A (ja) 誘導帯電型静電噴霧装置
CN218854690U (zh) 一种摆动式自动喷涂装置
CN212578315U (zh) 一种蝶阀腔体除锈装置