JPH09294072A - D/aコンバータ - Google Patents

D/aコンバータ

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JPH09294072A
JPH09294072A JP10783096A JP10783096A JPH09294072A JP H09294072 A JPH09294072 A JP H09294072A JP 10783096 A JP10783096 A JP 10783096A JP 10783096 A JP10783096 A JP 10783096A JP H09294072 A JPH09294072 A JP H09294072A
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JP
Japan
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group
resistance
analog
switch
level shift
Prior art date
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JP10783096A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Fujino
勉 藤野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直列接続された抵抗の抵抗比によってディジ
タル/アナログ変換する抵抗ストリング方式のD/Aコ
ンバータの改善に関する。 【解決手段】 各々の抵抗値がRである抵抗がm個直列
接続された第一の抵抗群21の各々の抵抗が、第一のデ
ィジタルスイッチ群24の各々のスイッチを介して第一
の基準電圧Vrefに接続され、各々の抵抗値がRであ
る抵抗がm−1個直列接続された第三の抵抗群23の各
々の抵抗が、第二のディジタルスイッチ群26の各々の
スイッチを介して第二の基準電圧GNDに接続され、各
々の抵抗値がmRである抵抗が(L−1)個直列接続さ
れた第二の抵抗群22の各々の抵抗の接続部の各々に、
アナログスイッチ群25の各々のアナログスイッチが接
続され、mとLとの積が2のn乗になるという関係があ
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直列接続された抵
抗の抵抗比によってディジタル/アナログ変換するいわ
ゆる抵抗ストリング方式のD/Aコンバータの改善に関
する。
【0002】
【従来の技術】以下で従来例に係るD/Aコンバータに
ついて説明する。このD/Aコンバータは、4ビットの
ディジタルデータをアナログ変換する、いわゆる抵抗ス
トリング方式のD/Aコンバータであって、図4に示す
ように、同じ抵抗値を有する抵抗(R)が接地電位(G
ND)と基準電圧(Vref)との間に直列接続されて
なり、これらの抵抗の接続点にそれぞれ当該回路の出力
となるアナログスイッチ(a1〜a16)が設けられて
いる。
【0003】ディジタルデータはこのD/Aコンバータ
には直接入力されず、図5に示すような変換表によって
変換された結果が図4のアナログスイッチ(a1〜a1
6)に入力され、アナログスイッチ(a1〜a16)の
うちいずれか1つのみがONし、ONしたアナログスイ
ッチが当該D/Aコンバータの出力となって、ディジタ
ルデータに対応したアナログ電圧が外部機器に出力され
ることになる。
【0004】例えばディジタルデータ“0010”をD
/A変換する際には、図5の変換表によりアナログスイ
ッチ(a3)のみがONして、他のアナログスイッチは
みなOFFしていることになる。この変換表に基づいて
図4のアナログスイッチ(a3)のみをONさせると、
当該回路の出力は図4のB点の電位となる。このとき、
B点の電位は基準電圧(Vref)が14:2に分圧さ
れた電圧が出力される。この電圧は4ビットのディジタ
ルデータ“0010”に対応したアナログ信号であり、
これが外部にアナログ信号として出力されることにな
る。
【0005】同様にして“1111”をアナログ変換す
る際には図5に基づいてアナログスイッチ(a16)の
みをONさせて基準電圧(Vref)を1:15に分圧
してアナログ信号に変換し、“0001”をアナログ変
換する際には図5よりアナログスイッチ(a2)のみを
ONさせて基準電圧(Vref)を15:1に分圧する
ことでアナログ変換することができる。
【0006】図4に示すように、このD/Aコンバータ
は4ビットであって、2の4乗で16種類のアナログ電
圧を生成する必要上、基準電圧(Vref)を分圧する
抵抗も、基準電圧(Vref)を16分割するために1
6個必要になる。このため抵抗の数に対応してアナログ
スイッチ(a1〜a16)も16個必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の回路では、4ビットで16個のアナログス
イッチが必要になり、これが仮に12ビットであれば2
の12乗で4096個ものアナログスイッチが必要にな
る。アナログスイッチを多数用いると、その形成面積が
極めて大きくなるので素子の縮小化などの妨げになり、
アナログスイッチの点数を削減したいという問題が生じ
ていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、図1に示すように、各々の抵抗
値がRである抵抗がm個直列接続された第一の抵抗群
と、各々の抵抗値がmRである抵抗が(L−1)個直列
接続された第二の抵抗群と、各々の抵抗値がRである抵
抗が(m−1)個直列接続された第三の抵抗群と、各々
のレベルシフト用スイッチの一端が全て第一の基準電圧
に接続されたm個のレベルシフト用スイッチからなる第
一のレベルシフト用スイッチ群と、各々のレベルシフト
用スイッチの一端が全て第二の基準電圧に接続されたm
個のレベルシフト用スイッチからなる第二のレベルシフ
ト用スイッチ群と、各々の一端が共通で当該回路の出力
となるL個のアナログスイッチからなるアナログスイッ
チ群とを備え、nビットのディジタルデータをアナログ
信号に変換するD/Aコンバータであって、前記第一の
抵抗群の各々の抵抗が、前記第一のレベルシフト用スイ
ッチ群の各々のスイッチを介して第一の基準電圧に接続
され、前記第三の抵抗群の各々の抵抗が、前記第二のレ
ベルシフト用スイッチ群の各々のスイッチを介して第二
の基準電圧に接続され、前記第二の抵抗群の各々の抵抗
の接続部の各々に、前記アナログスイッチ群の各々のア
ナログスイッチが接続され、前記m,n,Lには、mと
Lとの積が2のn乗になるという関係があることを特徴
とするD/Aコンバータにより、アナログスイッチの点
数を削減することで、当該D/Aコンバータの形成面積
を縮小化することを目的とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施形態に係る
D/Aコンバータについて図面を参照しながら説明す
る。このD/Aコンバータは、4ビットのディジタルデ
ータをアナログ信号に変換するD/Aコンバータであっ
て、図1に示すように、各々の抵抗値がRである抵抗が
4個直列接続された第一の抵抗群(11)と、各々の抵
抗値が4Rである抵抗が3個直列接続された第二の抵抗
群(12)と、各々の抵抗値がRである抵抗が3個直列
接続された第三の抵抗群(13)と、各々のソースが全
て、基準電圧(Vref)に接続された4個のMOSF
ETからなる第一のレベルシフト用スイッチ群(14)
と、各々のドレインが全て接地電位(GND)に接続さ
れた4個のMOSFETからなる第二のレベルシフト用
スイッチ群(16)と、各々の一端が共通で、これが当
該回路の出力となる4個のアナログスイッチからなるア
ナログスイッチ群(15)とを備えている。
【0010】なお、当該回路において基準電圧(Vre
f)は第一の基準電圧の一例であり、接地電位(GN
D)は第二の基準電圧の一例である。この回路では、第
一の抵抗群(11)の各々の抵抗が、第一のレベルシフ
ト用スイッチ群(14)の各々のMOSトランジスタ
(M1〜M4)を介して基準電圧(Vref)に接続さ
れ、第三の抵抗群(13)の各々の抵抗が、第二のレベ
ルシフト用スイッチ群(16)の各々のMOSトランジ
スタ(M5〜M8)を介して接地電位(GND)に接続
され、第二の抵抗群(12)の各々の抵抗の接続部に、
アナログスイッチ群(15)の各々のアナログスイッチ
(A1〜A4)が接続されている。
【0011】この回路も直列接続された抵抗のブリーダ
ー比によってディジタルデータに対応したアナログ信号
を生成する抵抗ストリング方式であることは従来と同じ
だが、 (I) 全て同じ抵抗値の抵抗を直列接続しているので
はなく、直列接続された抵抗を第一の抵抗群(11),
第二の抵抗群(12),第三の抵抗群(13)に分け、
第一の抵抗群(11)と第三の抵抗群(13)の抵抗値
はRで同一になっているが、第二の抵抗群(12)の抵
抗値は4Rで、第一,第三の抵抗群(11,13)の抵
抗値の4倍にしている。
【0012】(II) この第二の抵抗群(12)の接続
部に各々アナログスイッチの一端を接続してアナログス
イッチ群(15)の共通の他端を出力としている。 (III ) ディジタルデータを直接入れずに、図3に示
すようなMOSFET(M1〜M8)とアナログスイッ
チ(A1〜A4)のON/OFF関係を規定する変換表
に基づいてこれらをON/OFFさせてD/A変換をし
ている。
【0013】という3つの点が従来と異なる。以下で、
上記回路で実際にディジタルデータをアナログ信号に変
換する際の動作について説明する。ここでは一例として
“0010”のディジタルデータをアナログ信号に変換
する際の動作について説明する。まず、“0010”に
対応するMOSトランジスタ(M1〜M8)のON/O
FF関係と、アナログスイッチ(A1〜A4)のON/
OFF関係を図3の変換表で調べる。
【0014】すると、“0010”に対応するのは図3
の変換表より、M1:ON,M2:ON,M3:ON,
M4:OFF,M5:ON,M6:ON,M7:OF
F,M8:OFF,A1:ON,A2:OFF,A3:
OFF,A4:OFFとなる。
【0015】この通りに図1のMOSトランジスタ(M
1〜M8)とアナログスイッチ(A1〜A4)をON/
OFFさせる。すると、このときにはアナログスイッチ
(A1)のみがONしているので、当該回路の出力は図
1のA点の電圧となる。このA点の電位は、この上側に
接続された抵抗と下側に接続された抵抗とのブリーダー
比によって定まる。
【0016】A点の上側に接続された抵抗は、MOSト
ランジスタ(M1〜M3)がONして、MOSトランジ
スタ(M4)のみがOFFしているので第一の抵抗群
(11)の上から数えて3番目と4番目の抵抗の抵抗値
の合計2Rと、第二の抵抗群(12)の抵抗値すなわち
4R×3=12R分の合計である14Rとなる。一方、
A点の下側に接続された抵抗の抵抗値は、MOSトラン
ジスタ(M5,M6)がONしていることにより、第三
の抵抗群(13)のうち、これらのMOSトランジスタ
(M5,M6)に接続された抵抗は無視できるので、実
質上MOSトランジスタ(M7,M8)に接続された抵
抗分すなわち2Rだけ考えればよく、A点の下側に接続
された抵抗は、2Rとなる。
【0017】従って、A点の電位は、A点の上側に接続
された抵抗2Rと下側に接続された抵抗14Rとのブリ
ーダー比、すなわち 14R:2R=14:2 で基準電圧(Vref)を分圧した値となり、これは、
4ビットの最下位のデータ“0000”から数えて3番
目である“0010”に対応するアナログ信号と一致し
ている。
【0018】他のディジタルデータ、例えば“010
1”をアナログ変換する場合については図3の変換表に
よりM1:ON,M2:ON,M3:OFF,M4:O
FF,M5:ON,M6:ON,M7:ON,M8:O
FF,A1:OFF,A2:ON,A3:OFF,A
4:OFFとなる。
【0019】この通りに図1のMOSトランジスタ(M
1〜M8)とアナログスイッチ(A1〜A4)をON/
OFFさせる。すると、このときにはアナログスイッチ
(A1)のみがONしているので、当該回路の出力は図
1のB点の電位となる。このB点の電位は、この上側に
接続された抵抗と下側に接続された抵抗とのブリーダー
比によって定まる。MOSトランジスタ(M1,M2)
がONして、MOSトランジスタ(M3,M4)のみが
OFFしているので、B点の上側に接続された抵抗の抵
抗値の合計は、上から数えて2番目から4番目の抵抗の
抵抗値の合計3Rと、第2の抵抗群の抵抗2つ分すなわ
ち2×4R=8Rとの合計で11Rとなる。
【0020】一方、B点の下側に接続された抵抗の抵抗
値は、第二の抵抗群(12)の1個分の抵抗値すなわち
4Rと、第三の抵抗群(13)の抵抗が加算された値と
なる。この第三の抵抗群(13)の抵抗値は、MOSト
ランジスタ(M5,M6,M7)がONして、MOSト
ランジスタ(M8)のみがOFFしていることにより、
MOSトランジスタ(M5,M6,M7)に接続された
抵抗は無視でき、実質上MOSトランジスタ(M8)に
接続された抵抗分すなわちRだけ考えればよいので、A
点の下側に接続された抵抗の抵抗値は、合計4R+R=
5Rとなる。
【0021】従って、A点の電位は、これらのブリーダ
ー比すなわち 11R:5R=11:5 で基準電圧(Vref)を分圧した値となり、これは
“0101”に対応するアナログ信号と一致している。
以上説明したように、本実施形態に係るD/Aコンバー
タによれば、図3の変換表に従って図1のMOSトラン
ジスタ(M1〜M8),アナログスイッチ(A1〜A
4)をON/OFFすることによって、他の全ての4ビ
ットのディジタルデータについても同様にして、それぞ
れのデータに対応したアナログ電圧を生成することがで
きる。
【0022】この回路によれば、4ビットのD/Aコン
バータながらアナログスイッチの数は4個で済み、16
個のアナログスイッチを必要としていた従来回路に比し
て、大幅なアナログスイッチの点数削減が可能となる。
本実施形態では図1に示すように4ビットのD/Aコン
バータについて説明しているが、本発明はこれに限ら
ず、図2に示すようにnビットのD/Aコンバータにつ
いても適当な変換表を作製することにより、対応するこ
とが可能になる。
【0023】このD/Aコンバータは、nビットのディ
ジタルデータをアナログ信号に変換するD/Aコンバー
タであって、図2に示すように、各々の抵抗値がRであ
る抵抗がm個直列接続された第一の抵抗群(21)と、
各々の抵抗値がmRである抵抗がL個直列接続された第
二の抵抗群(22)と、各々の抵抗値がRである抵抗が
(m−1)個直列接続された第三の抵抗群(23)と、
各々のソースが全て基準電圧(Vref)に接続された
m個のMOSFETからなる第一のレベルシフト用スイ
ッチ群(24)と、各々のドレインが全て接地電位(G
ND)に接続されたm個のMOSFETからなる第二の
レベルシフト用スイッチ群(26)と、各々の一端が共
通で当該回路の出力となるm個のアナログスイッチから
なるアナログスイッチ群(25)とを備えている。
【0024】この回路では、第一の抵抗群(21)の各
々の抵抗が、第一のレベルシフト用スイッチ群(24)
の各々のMOSトランジスタを介して基準電圧(Vre
f)に接続され、第三の抵抗群(23)の各々の抵抗
が、第二のレベルシフト用スイッチ群(26)の各々の
スイッチを介して接地電位(GND)に接続され、第二
の抵抗群(22)の各々の抵抗の接続部に、アナログス
イッチ群(25)の各々のアナログスイッチが接続され
ている。
【0025】そして、上記のm,n,Lには、mとLと
の積が2のn乗になるという関係がある。この関係を満
たせば、図2に示すnビットのD/Aコンバータは、第
一のレベルシフト用スイッチ群(24),第二のレベル
シフト用スイッチ群(26),アナログスイッチ群(2
5)の各々のスイッチについて、nビットのデータに対
応した図3に示すような変換表を作成してこれに対応し
て各スイッチのON/OFFを制御することにより、n
ビットのディジタルデータのD/A変換をすることがで
きる。
【0026】こうすれば、従来の構成ではn個のアナロ
グスイッチを必要としていた回路ではなくL個のアナロ
グスイッチで済むので、図1に示す4ビットの回路と同
様にしてアナログスイッチの点数削減分、素子の占有面
積が小さくなり、微細化、縮小化につながる。一例とし
て、12ビットの場合の回路についてどの程度面積を縮
小することができるかについて以下で説明する。
【0027】ここでは12ビットのD/Aコンバータで
図2のmを4とし、Lを1024とした回路を例にして
説明する。MOSトランジスタの面積はアナログスイッ
チの面積の50倍であるものとする。この場合、図4に
示すような従来回路で組むとすると、2の12乗で40
96個ものアナログスイッチが必要になっていたが、こ
の場合は図2に示す本実施形態に係る回路ではアナログ
スイッチは1024個で済む。その分第一のレベルシフ
ト用スイッチ群(24)で4個,第二のレベルシフト用
スイッチ群(26)で4個で合計8個のMOSトランジ
スタが必要になるが、その面積はアナログスイッチの5
0倍なのでアナログスイッチ換算で 8×50=400 であるから、本発明ではアナログスイッチ換算で102
4+400=1424となり、1424個のアナログス
イッチの分の面積だけで済むこととなる。
【0028】よって、4096個ものアナログスイッチ
分の面積を要していた従来に比して、その面積比は 1424/4096≒1/3 となり、従来の約1/3の面積比で同じ効果を実現する
ことが可能となる。このm,Lの値は上記の関係、すな
わちmとLとの積が2のn乗になるという関係さえ満た
していればいかようにも変更することができ、例えばア
ナログスイッチの数(L)を512個にすればmは40
96÷512=8個となり、設計の際の都合に応じてい
かようにも変更することが可能になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るD/
Aコンバータによれば、第一の抵抗群の各々の抵抗が、
第一のレベルシフト用スイッチ群の各々のスイッチを介
して第一の基準電圧に接続され、第三の抵抗群の各々の
抵抗が、第二のレベルシフト用スイッチ群の各々のスイ
ッチを介して第二の基準電圧に接続され、第二の抵抗群
の各々の抵抗の接続部の各々に、アナログスイッチ群の
各々のアナログスイッチが接続され、mとLとの積が2
のn乗になっている。
【0030】このため、全てのディジタルデータに対応
するように第一の基準電圧と第二の基準電圧との間の電
位差を分割することができ(4ビットなら2の4乗で1
6分割)、D/A変換をすることが可能となる。またア
ナログスイッチの数を従来の2のn乗個からL個に削減
することができるので、素子の形成面積を大幅に縮小化
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る4ビットのD/Aコン
バータの回路図である。
【図2】本発明の実施形態に係るnビットのD/Aコン
バータの回路図である。
【図3】本発明の実施形態に係るD/Aコンバータのス
イッチのON/OFF関係を規定する図である。
【図4】従来例に係る4ビットのD/Aコンバータの回
路図である。
【図5】従来例に係るD/Aコンバータのアナログスイ
ッチのON/OFF関係を規定する図である。
【符号の説明】
(11) 第一の抵抗群 (12) 第二の抵抗群 (13) 第三の抵抗群 (14) 第一のレベルシフト用スイッチ群 (15) アナログスイッチ群 (16) 第二のレベルシフト用スイッチ群 (M1〜M8) MOSトランジスタ(レベルシフト用
スイッチ) (A1〜A4) アナログスイッチ (m) 第一,第二のレベルシフト用スイッチ
群のレベルシフト用スイッチの個数 (L) アナログスイッチ群のアナログスイッ
チの個数 (Vref) 基準電圧(第一の基準電圧) (GND) 接地電位(第二の基準電圧)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々の抵抗値がRである抵抗がm個直列
    接続された第一の抵抗群と、 各々の抵抗値がmRである抵抗が(L−1)個直列接続
    された第二の抵抗群と、 各々の抵抗値がRである抵抗が(m−1)個直列接続さ
    れた第三の抵抗群と、 各々のレベルシフト用スイッチの一端が全て第一の基準
    電圧に接続されたm個のレベルシフト用スイッチからな
    る第一のレベルシフト用スイッチ群と、 各々のレベルシフト用スイッチの一端が全て第二の基準
    電圧に接続されたm個のレベルシフト用スイッチからな
    る第二のレベルシフト用スイッチ群と、 各々の一端が共通で当該回路の出力となるL個のアナロ
    グスイッチからなるアナログスイッチ群とを備え、nビ
    ットのディジタルデータをアナログ信号に変換するD/
    Aコンバータであって、 前記第一の抵抗群の各々の抵抗が、前記第一のレベルシ
    フト用スイッチ群の各々のスイッチを介して第一の基準
    電圧に接続され、 前記第三の抵抗群の各々の抵抗が、前記第二のレベルシ
    フト用スイッチ群の各々のスイッチを介して第二の基準
    電圧に接続され、 前記第二の抵抗群の各々の抵抗の接続部の各々に、前記
    アナログスイッチ群の各々のアナログスイッチが接続さ
    れ、 前記m,n,Lには、mとLとの積が2のn乗になると
    いう関係があることを特徴とするD/Aコンバータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009065626A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Sanyo Electric Co Ltd D/aコンバータ、逐次比較型a/dコンバータ
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