JPH09293174A - 金銭登録機 - Google Patents

金銭登録機

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JPH09293174A
JPH09293174A JP10284896A JP10284896A JPH09293174A JP H09293174 A JPH09293174 A JP H09293174A JP 10284896 A JP10284896 A JP 10284896A JP 10284896 A JP10284896 A JP 10284896A JP H09293174 A JPH09293174 A JP H09293174A
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JP
Japan
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data
setting data
change
unit price
remote controller
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Application number
JP10284896A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Ohata
知和 尾畑
Masabumi Toyoda
正文 豊田
Keizo Kasano
惠三 笠野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンによって商品に関するデータの設定
内容の変更を行うことで、設定データの変更方法の幅を
拡げると共に、装置の操作を止めることなく、迅速に単
価変更等の処理を行うことができ、使用性の向上を図り
得る金銭登録機を提供する。 【解決手段】 予め設定された品名、単価、その他商品
に関するデータに基づいて金銭登録を行うと共に、上記
設定データの内容の変更を、キーボード11からの指示
にしたがって、設定データの内容を変更処理するCPU
1を備える。上記キーボード11とは別に設けられ、上
記CPU1に設定データの内容変更を指示するリモコン
13を備える。これにより、金銭登録機に接続されてい
るキーボード11以外に、リモコン13での設定データ
の変更指示を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定された品
名、単価、その他商品に関するデータに基づいて金銭登
録を行う金銭登録機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スーパーマーケット等の店舗
では、金銭の迅速な計算および管理を行うために、予め
設定された品名、単価、その他商品に関するデータに基
づいて金銭登録を行う金銭登録機(レジスター)が用い
られている。
【0003】また、顧客の多様化、店舗間の競争の激化
により、店舗での顧客動向を素早く、的確に判断し、迅
速に対応して購買意欲を高めることが必要となっている
ので、スーパーマーケット等の店舗においては、期間限
定セール、タイムサービス、特売コーナーの設置、店内
放送、閉店前の値引き等の手段が取られ、予め設定され
ている商品に関する単価等のデータの変更が欠かせない
ものとなっている。
【0004】ところが、一般に、金銭登録中に商品の単
価の変更が行われた場合、一取引内で同一商品の単価が
異なって登録される虞があり、このような場合、顧客に
不信感を与え、顧客とのトラブルの原因となる。
【0005】そこで、例えば特開平5−46873号公
報には、端末装置としての電子式キャッシュレジスタ
と、このレジスタをコントロールするホスト装置として
のストアコントローラとからなる商品販売データ処理装
置が開示されている。上記公報の商品販売データ処理装
置では、例えば商品に関するデータのうち単価を変更す
る場合、端末装置がホスト装置からの単価変更情報を受
信した際に金銭の登録中であれば、商品情報記憶部の単
価変更を行わず、一時記憶部に一旦記憶し、金銭の登録
後、一時記憶部に記憶された単価変更情報に基づいて商
品情報記憶部の単価変更を行うようになっている。これ
により、一取引内で同一商品の単価が異なって登録され
ることを防止し、顧客の不信感を無くすようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
商品販売データ処理装置では、端末装置とホスト装置と
でインラインシステムを構成し、単価等の商品に関する
データの変更をホスト装置にて制御するようになってい
るので、システム自体の大規模化を招来する。特に、小
規模の小売店では、上記のようなインラインシステムを
採用するには、設備、コストの面から非常に難しいもの
となっている。
【0007】また、単価変更を行う場合、上記従来の商
品販売データ処理装置においては、端末装置における設
定データの変更がホスト装置を介して行われるので、現
場レベルで迅速な対応、即ち端末装置の操作者によって
迅速に単価変更等の処理を行うことができないという問
題が生じる。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、金銭登録機におけるシス
テムの大規模化を招来することなく、端末装置である金
銭登録機自体で単価変更等の商品に関するデータの変更
を行えるようにし、且つリモコンによって商品に関する
データの設定内容の変更を行えるようにすることで、設
定データの変更方法の幅を拡げると共に、装置の操作を
止めることなく、簡単に設定データの内容の変更を可能
とし、迅速に単価変更等の処理が行え、顧客サービスの
向上を図り得るような金銭登録機を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の金銭登録機
は、上記の課題を解決するために、予め設定された品
名、単価、その他商品に関するデータに基づいて金銭登
録を行う金銭登録機において、上記設定データの内容の
変更を指示する変更指示手段と、上記変更指示手段によ
る指示にしたがって、設定データの内容を変更する設定
データ変更手段と、上記変更指示手段とは別に設けら
れ、上記設定データ変更手段に設定データの変更を指示
するリモコンとを備えていることを特徴としている。
【0010】上記の構成によれば、予め設定された品
名、単価、その他商品に関するデータを、変更指示手段
あるいはリモコンの指示に基づいて変更するようになっ
ているので、装置自体での設定データの変更に加えて、
リモコンによって設定データの変更を行うことができ
る。これにより、金銭登録機における設定データの変更
方法の幅を拡げることができる。しかも、リモコンを用
いることで、装置の操作を止めることなく、簡単に設定
データの変更を行うことができ、装置の操作性の向上を
図ることができる。
【0011】しかも、金銭登録機本体を操作する者と、
リモコンを操作する者とを別々にすれば、商品の販売状
況に迅速に対応することができるので、現場レベルでの
きめ細かなサービスを提供することができ、顧客に対す
るサービスの向上を図ることができる。
【0012】また、従来のように金銭登録機を端末装置
とし、ホスト装置であるストアコントローラにより金銭
登録機の設定データの内容を変更するようなインライン
システムを採用する必要がなくなるので、金銭登録機に
おけるシステムの大規模化の招来を防止することがで
き、金銭登録機に係る設備費を低減することができる。
【0013】請求項2の金銭登録機は、上記の課題を解
決するために、請求項1の構成に加えて、リモコンから
の信号が、予め指定したリモコンのデータであるか否か
を判別するリモコンデータ判別手段を備え、上記設定デ
ータ変更手段は、上記リモコンデータ判別手段により予
め指定したリモコンのデータであると判別されたとき、
このリモコンデータに含まれるコマンド、及び商品に関
するデータに基づいて、設定データの内容を変更するこ
とを特徴としている。
【0014】上記の構成によれば、請求項1の作用に加
えて、リモコンからの信号が、予め指定したリモコンの
データであるか否かを判別するリモコンデータ判別手段
を備えていることで、指定したリモコンからの指示にの
み従って設定データの変更を行うことができる。これに
より、指定外のリモコンにより不用意に設定データの変
更がされず、金銭登録機における設定データの変更ミス
等をなくすことができるので、装置の信頼性の向上を図
ることができる。
【0015】請求項3の金銭登録機は、上記の課題を解
決するために、請求項1または2記載の金銭登録機にお
いて、リモコンの変更指示によって設定データの内容が
変更されたことを操作者に報知する報知手段が設けられ
ていることを特徴としている。
【0016】上記の構成によれば、請求項1または2の
作用に加えて、金銭登録機本体で登録操作をしている者
と、リモコンを操作する者とが異なる場合、上記の登録
操作をしている者に対して、リモコンによって設定デー
タが変更されたことを報知手段によって報知するように
できるので、設定データが登録操作中に変更されたこと
による混乱を防止することができる。
【0017】上記報知手段としては、例えば金銭登録機
本体に備えられた登録内容を表示する表示装置を用い
て、設定データが変更された場合、上記表示装置にその
旨を表示することで操作者に報知する方法が考えられ
る。
【0018】また、報知手段として、金銭登録機に備え
られているキーキャッチ音や各種の警告音を発生するブ
ザーを用いて、設定データが変更された場合、上記ブザ
ーによりその旨を知らせる報知音を発生させることで操
作者に報知する方法が考えられる。このときの報知音と
しては、通常のキーキャッチ音や入力ミス等のエラーに
伴う警告音等とは異なる音にする方が望ましい。
【0019】さらに、報知手段として、金銭登録機に備
えられているレシート等を出力するためのプリンタを用
いて、設定データが変更された場合、上記プリンタによ
りその旨を知らせる印字を行うことで操作者に報知する
方法が考えられる。
【0020】これら各手段は、何れも既存の装置を利用
しているので、報知手段を別部材で設ける必要がなく、
装置の製造に係る費用を低減することができる。
【0021】以上のように、設定データを変更した場
合、操作者に報知する手段として例示した上記の各手段
のうち少なくとも1つの手段で操作者に報知すれば良い
が、より確実に操作者に設定データを変更したことを報
知するには、表示装置、ブザー、プリンタの3つの手段
を組み合わせて報知するのが望ましい。
【0022】請求項4の金銭登録機は、上記の課題を解
決するために、請求項1ないし3の何れかに記載の金銭
登録機において、リモコンにより変更指示される設定デ
ータの変更タイミングを規定する変更タイミング規定手
段と、上記変更タイミング規定手段により規定された設
定データの変更タイミングを格納するメモリとを備え、
上記設定データ変更手段は、設定データの変更がリモコ
ンから指示されたとき、上記メモリにて格納された変更
タイミングの規定に従って設定データの変更を行うこと
を特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、請求項1ないし3の
何れかの作用に加えて、設定データの変更タイミング、
例えば登録操作中に設定データを変更するか、登録操作
完了後に設定データを変更するかのタイミングを予め設
定することで、設定データの変更指示があれば、予め設
定された変更タイミングで設定データを変更することが
できる。これにより、商品の販売等の方針に応じた任意
の変更タイミングで設定データを変更することができる
ので、販売状況に対して適切な対応ができるようにな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図20に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0025】本実施の形態に係る金銭登録機は、図1に
示すように、装置全体のコントロールを行うCPU(Ce
ntral Processing Unit)1と外部からデータを入力す
るためのリモコン13とを備え、さらに、上記CPU1
に、記憶手段としてのROM2、RAM3が接続される
と共に、登録、設定、点検、精算等の操作モードを切換
えるモードSW4、金銭の登録、商品の単価等の設定デ
ータを入力するための入力手段としてのキーボード1
1、入力データ、エラー表示、操作ガイドを表示するた
めの表示手段としてのディスプレイ装置12および内部
に備えられた時計をコントロールする時計・キーボード
・ディスプレイ制御装置(CKDC)5、レシート、ジ
ャーナル用紙に取引、点検、精算データ等を印字するプ
リンタ6、リモコン13からのデータを受信すると共
に、CPU1からのデータを送信する光I/F7、各種
エラー等の警告を報知するための報知手段としてのブザ
ー8、CPU1の基本クロック、各種タイマーの基準と
なる水晶発振回路9、売上げ・釣り銭・小切手等を収納
するためのドロワー10が接続された構成となってい
る。
【0026】ROM2は、上記のプリンタ6、光I/F
7、ブザー8、ドロワー10、ディスプレイ装置12等
の周辺装置をコントロールするためのマクロ命令、及び
決められた表示及び印字用のメッセージテーブル等を予
め記憶し、これらの情報を必要に応じてCPU1に出力
するようになっている。
【0027】また、RAM3は、表示バッファ、設定デ
ータ、各種カウンタ・フラグ等を格納するようになって
いる。尚、RAM3の詳細については後述する。
【0028】上記構成の金銭登録機において、キーボー
ド11、ディスプレイ装置12、RAM3、プリンタ6
について、さらに詳細に説明すると以下のようになる。
【0029】キーボード11は、図示しない金銭登録機
の操作パネル上に、図2に示すように、モードSW4と
共に配置されており、金銭登録等の各種操作を行うため
の複数のキーが配設されている。尚、キーボード11
は、予め品名や単価等の商品に関するデータを入力する
と共に、設定データの変更をCPU1に指示する変更指
示手段でもある。この場合、キーボード11の入力に基
づいて設定データが変更される。また、キーボード11
とリモコン13とは、後述する設定データの変更のタイ
ミングを規定する変更タイミング規定手段でもある。
【0030】キーボード11左側上部には、ロール紙を
送るときに使用する紙送りキーとして、『レシート』キ
ーと、『記録紙』キーとが配置されると共に、レシート
を発行するモードと停止モードを切り替えるときに使用
する『レシート発行/停止』キーと、レシートが停止モ
ードになっているとき、且つ取引終了後レシートを発行
するときに使用する事後レシートキーとしての『後レシ
ート』キーとが配置されている。
【0031】また、キーボード11左側下部には、商品
とは別の入金があったときに使用する入金キーとしての
『入』キー、商品の売上げとは別の支払いがあったとき
に使用する支払いキーとしての『払』キー、商品の割
引、割り増しを行う時に使用する『%』キー、返品があ
ったときに使用する戻品キーとしての『戻』キー、商品
の値引きを行うときに使用する値引きキーとしての
『−』キー、誤った登録を取り消すときに使用する訂正
キーとしての『訂』キーが配置されている。
【0032】また、キーボード11中央部上方から、顧
客番号を印字するときに、時刻を表示するときに使用す
る番号印字/時刻表示キーとしての『#/時刻』キー、
同じ商品を2個以上売るとき、及び各種データの設定時
に使用するキーとしての『×』キー、数値入力時、小数
点入力を行うときに使用する『.』キー、数字の入力間
違いをしたとき、及び長い警告音を止めるときに使用す
る『CL』キー、単価、金額、数量、担当者コード等の
数値を入力するきに使用するテンキー21、及び金額等
の数値入力時に一度に“0”を2桁入力するとき、また
は設定モードでの項目の設定終了を指示するときに使用
する『00』キーが配置されている。
【0033】さらに、キーボード11右側上部には、単
品管理される商品を登録するときに使用する『PLU』
キー、外税または内税対象商品を非課税として売るとき
に使用する『非課税』キー、掛け売り取引を登録すると
きに使用する『掛』キー、クレジットカード、商品券、
小切手等での支払い処理を行うときに使用する『信』キ
ー、小計を算出し、ディスプレイ装置12に表示させる
ときに使用する『小計』キー、現金売り・現金預かりの
ときに使用する『現/預』キー、および部門キー22が
配置されている。この部門キー22は、『1』〜『2
0』までの複数のキーからなり、これらの各キーは、商
品の売上を登録するときに使用し、予め設定された部門
コードに対応するキーを押すことで、該商品に関するデ
ータの管理を行うことができるようになっている。
【0034】また、上記キーボード11の右上方に配置
されたモードSW4は、登録、設定、点検、精算等の操
作モード、及び電源OFFを切り替えるためのものであ
り、本実施の形態では、図2に示すように、回転式のダ
イヤル23を備え、このダイヤル23を回転させること
で所望するモードに切り替えるようになっている。
【0035】上記のキーボード11を操作した結果の全
部あるいは一部はディスプレイ装置12に表示されるよ
うになっている。ディスプレイ装置12は、図3に示す
ように、文字表示を行うための12桁ドットマトリクス
からなる文字表示部12a、数字表示を行うための10
桁7セグメントからなる数字表示部12b、および設定
データの入力時における状態を表示するためのインジケ
ータ12c・12dからなっている。
【0036】インジケータ12cは、文字表示部12a
の上部側に配置され、文字入力状態であるか否かを示し
たり、入力される文字が小文字、倍文字、漢字であるか
否かを示したり、シフトキーが押されているか否かを示
したりするものであり、各状態を、それぞれの状態に対
応したランプを点灯あるいは点滅させることにより操作
者に知らせるようになっている。
【0037】インジケータ12dは、数字表示部12b
の下部側に配置され、現在の金銭登録機の動作状態を、
それぞれの動作状態に対応したランプを点灯あるいは点
滅させることにより操作者に知らせるようになってい
る。
【0038】上記のディスプレイ装置12は、文字や数
値等の各種情報の表示のために、RAM3の表示バッフ
ァが使用される。RAM3は、図4に示すように、上記
表示バッファ、現在の操作担当者を示す現在のオペレー
タコードバッファ、プリントバッファ、ワークバッファ
等の他に、操作可能な操作者を設定したオペレータコー
ド、設定データ、リモコン識別データ、各種FLG(フ
ラグ)、登録データ及び単価変更データのメモリ、集計
テーブル、集計データをそれぞれ記憶するための記憶領
域から構成されている。
【0039】表示バッファには、キーボードより入力さ
れた数値、予め固定的に設定されたメッセージデータ、
読み出されたRAM3内の設定データ等が書き込まれて
おり、ディスプレイ装置12は、この書き込まれたデー
タを常に表示するようになっている。
【0040】現在のオペレータコードバッファには、現
在装置を操作している担当者を示すコードが書き込まれ
ている。一日の最初又は、操作者(オペレータ)が交代
するときに、この現在のオペレータコードが書き込ま
れ、装置の操作を開始するようになっている。本実施の
形態では、現在のオペレータコードバッファには、例え
ば図5(a)に示すように、オペレータコードとして
“001”の3桁の数値が書き込まれており、オペレー
タコードが“001”の担当者が現在装置を操作してい
ることを示している。
【0041】オペレータコードの記憶領域には、装置を
操作できる担当者を示すオペレータコードが操作可能な
人数分だけ書き込まれている。本実施の形態では、オペ
レータコードの記憶領域には、例えば図5(b)に示す
ように、オペレータコード“001”、“101”、
“201”、“301”、“401”の3桁の数値が書
き込まれており、装置の操作可能な5人の担当者が登録
されていることを示している。
【0042】設定データの記憶領域には、各部門キーに
対応した単価・税区分(外税、内税等)・符号・最大桁
数・その他、値引きキーに対する値引き額、%キーに対
する割引率・割増率、消費税の税率、レジスタ番号等の
各種データが書き込まれ、これらの各種データは、登録
操作時の処理に使用されるようになっている。本実施の
形態では、設定データの記憶領域には、例えば図5
(c)に示すように、部門毎の“品名1”…、部門毎の
単価、符号・税区分・最大桁数が書き込まれている。
【0043】リモコン識別データの記憶領域には、光I
/F7で受信したデータを本装置が処理すべきデータで
あるか否かを判断するためのリモコン識別データが書き
込まれている。リモコン13には、上記リモコン識別デ
ータの記憶領域に書き込まれたリモコン識別データと同
一データが格納記憶されており、データを光I/F7に
発信するときに、この格納記憶されたリモコン識別デー
タを他のデータに付加するようになっている。これによ
り、他のリモコンとの混信を防止するようになってい
る。
【0044】登録データメモリは、登録操作開始から、
締め操作が行われる迄の間、登録されたデータ、即ち商
品に関する品名、単価、数量等のデータが一時的に格納
されるメモリであり、締め操作により、レシートの発
行、集計データへの累計加算後クリアされるようになっ
ている。
【0045】締めFLGの記憶領域には、登録操作の終
了を示す締めFLGが書き込まれている。この締めFL
Gは、設定データの変更を行うとき、変更を実行するか
否かの判断を確認するためのFLGである。
【0046】単価変更FLGの記憶領域には、リモコン
から変更する設定データ(単価)が入っているか否か、
または登録操作中に設定データが変更されたか否かを示
すための単価変更FLGが書き込まれている。ここで、
単価変更FLGの記憶領域に『1』が書き込まれていれ
ば、変更すべき設定データが存在するか、または登録操
作中に設定データ(単価)が変更されていることを示し
ている。
【0047】登録処理FLGの記憶領域には、現在の装
置の操作状態を示す登録処理FLGが書き込まれてい
る。ここで、この登録処理FLGの記憶領域に、『1』
が書き込まれていれば登録操作状態であることを示して
いる。
【0048】単価変更データメモリには、リモコン13
から送られた変更すべき設定データが格納されるように
なっており、設定データの変更が完了すればクリアされ
る。
【0049】集計テーブルは、集計データを累計加算す
るメモリのアドレスを格納しており、登録データの分類
集計するために使用される。例えば、集計テーブルに
は、図5(d)に示すように、“部門1 QQQ
Q”、“部門1A RRRR”、“部門2 SSS
S”、…が格納されており、『部門1』のアドレスとし
て『QQQQ』が、『部門1A』のアドレスとして『R
RRR』が、『部門2』のアドレスとして『SSSS』
が設定されていることを示している。
【0050】集計データの記憶領域には、登録操作等に
より発生する部門別の売上金額、取引回数、部門合計、
その他のデータが集計された集計データが格納されてい
る。この集計データは、一日の終わりの精算処理により
レポート印字した後、クリアされる。
【0051】プリントバッファには、登録操作における
締め操作により登録内容をレシートおよび記録紙に印字
するプリントデータ、設定データの設定完了時の印字デ
ータ、点検・精算時の集計印字データが一時的に格納さ
れるようになっている。したがって、プリンタ6は、プ
リンタバッファに印字用のデータが格納されると、格納
されたデータに基づいてプリントアウトするようになっ
ている。尚、このプリンタ6によるプリントについての
詳細は、後述する。
【0052】ワークバッファは、アプリケーションプロ
グラムの実行、及び周辺装置をコントロールする際に使
用される各種FLG、カウンタ、バッファ、各種売上デ
ータ、設定データの一時保管のメモリ等を格納記憶する
ために使用される。
【0053】プリンタ6において、上記プリントバッフ
ァに格納された印字用のデータに基づいてレシートをプ
リントアウトした場合、例えば図6に示すようになる。
図6に示すレシートでは、上部から操作日時(99/9
9/99 12:00)が印字され、次いで、担当者コ
ード(101)が印字され、続いて購入品名とその単価
とが印字され、最後に、単価変更された品名の単価およ
びその差額が印字されると共に、小計、消費税、合計、
預、釣が印字されている。この図6に示すレシートの印
字結果は、登録操作途中に設定データ(単価)の変更が
行われた場合のものである。この印字結果は、以下のよ
うにして導かれる。
【0054】つまり、装置に設定されている設定データ
の変更が、登録操作中でも実行可能なモードである場
合、単価980円のステーキを2枚含む商品を購入した
顧客の登録操作中に、リモコン13によりステーキの単
価が980円から900円に変更されると、図6に示す
ように、1枚目のステーキはリモコン13の操作前に登
録されているので単価980円となり、2枚目のステー
キはリモコン13の操作後であるので単価900円とな
る。
【0055】そして、締め操作が行われると、RAM3
内の登録データメモリに設定データ(単価)の変更され
た商品に該当する商品が存在しないか否かの検索を行
い、最初に登録された“001 ステーキ 980円”
を検出する。次に、変更した設定データ(単価)と先に
登録された単価との差額を計算し、同一の部門(商品)
コード、同一の部門名(商品名)、差額(本実施の形態
では−80円)を登録データメモリに追加格納する。
【0056】次いで、登録データの最後まで検索し、最
後に登録した“001 ステーキ900円”を検出す
る。次に、変更した設定データ(単価)と先に登録した
単価との差額を計算する。この場合、差額は0となるた
め差額データの追加を行わず検索を終了する。
【0057】そして、登録データの検索が終了すると、
本登録の集計を行い、この結果をレシートに印字すると
共に、集計データに累計加算する。
【0058】本実施の形態に使用されるリモコン13に
ついて、図7ないし図10を参照しながら以下に説明す
る。
【0059】リモコン13は、図7(a)(b)に示す
ように、表面に入力した設定データ、変更データ等を表
示するためのLCD(Liquid Crystal Display)からな
る表示部13a、及び設定データ、変更データを入力す
るための複数のキーを有する入力部13b、設定データ
等を光I/F7に送信すると共に、光I/F7からの信
号を受信するための受発光素子からなる送受信部13c
からなる。尚、上記送受信部13cに使用される受発光
素子としては、赤外線を発すると共に、赤外線を受信で
きる素子を使用すれば良いが、これに限定されるもので
はなく、データを送受信し得るものであれば良い。
【0060】また、上記入力部13bには、図7(c)
に示すような入力部13b上の各キーの名称が印刷され
たキーシート13dが配置されている。尚、このキーシ
ート13dには、キーボード11上のキーの名称とほぼ
同じキー名称が印刷されている。
【0061】上記リモコン13の表示部13aには、設
定データを変更するために入力したデータ、即ち送信デ
ータを表示するようになっている。例えば図8に示すよ
うに、表示部13aに“タンカヘンコウ ブモン01
900”と表示されれば、リモコン13から送信される
データは、単価変更データであり、単価変更を行う部門
名(商品)、変更する単価を表していることを示してい
る。これにより、リモコン13の操作者に送信する変更
データ等の内容を分かり易くしている。
【0062】上記のリモコン13の送受信部13cから
送信されるデータの形式を示したデータフォーマットに
ついて説明する。本データは、例えば図9に示すよう
に、どのリモコンから送信されたデータであるかを示す
リモコン識別データ(1バイト)、変更設定データ(6
1バイト)、データの信頼性を確保するためのチェック
キャラクタ(2バイト)で構成されている。
【0063】したがって、上記の構成のデータがリモコ
ン13の送受信部13cから送信され、光I/F7で受
信されると、CPU1は、リモコン識別データ、変更設
定データを演算し、演算結果と、最後のチェックキャラ
クタとが一致するか否かを判定し、一致すると判定すれ
ば、正常に受信できたものとし、次にリモコン識別デー
タを確認する。一方、上記演算結果と、最後のチェック
キャラクタとが一致しないと判定すれば、リモコン13
にデータの再送信を要求する。
【0064】上記構成のデータに含まれるリモコン識別
データは、リモコン13の生産時に任意のコードとして
予め設定されたものであり、CPU1によって、受信さ
れたリモコン識別データは、RAM3に記憶されている
リモコン識別データと照合され、RAM3に記憶された
リモコン識別データと一致したとき、リモコン13から
のデータ(図8に示すデータ)が装置で許可されたデー
タであると判断され、このデータが装置内に取り込ま
れ、単価変更等の処理が施される。一方、リモコン識別
データ同士が一致しないときには、受信しなかったもの
と見なしデータを破棄する。即ち、CPU1は、リモコ
ン13から送信されたデータが受信すべきリモコンから
のデータであれば、受信データに従って設定データの変
更を行うようになっている。
【0065】よって、CPU1は、設定データ変更手段
の機能の他に、リモコン13からの信号(リモコンデー
タ)が、該リモコン13が予め金銭登録機内に指定した
リモコンからのデータであるか否かを判別するリモコン
データ判別手段の機能も有している。
【0066】リモコン13による具体的な設定データ
(単価)の変更を行うための部門単価設定の操作につい
て、図10に示す操作フローチャートおよび図7に基づ
いて以下に説明する。
【0067】先ず、部門単価設定を選択するためのJO
Bコード[1110][・][×]を入力し、部門コードを
最大2桁で[XX](Xは整数)と入力し、部門コード
の入力完了を示すために[×]を入力する。
【0068】次いで、部門単価を最大6桁で[YYYY
YY](Yは整数)と入力し、部門単価の入力完了を示
すために[¥]を入力する。
【0069】例えば、上述したように、ステーキの単価
を変更する場合、始めにJOBコード[1110][・]
[×]と入力し、部門コード[01]、単価[900]
と入力することで、リモコン13の表示部13aには、
図8に示すような内容が表示される。
【0070】次に、上記の入力したデータを送信するに
は、[小計]を入力する。この操作により変更するため
の部門単価が送信され、設定データ(単価)の変更操作
が完了する。尚、単価を設定する部門または金額を間違
った場合には、[CL]を入力することで、再び部門ま
たは金額の入力待ちの状態となる。
【0071】ここで、上記リモコン13により設定デー
タの変更が行われたことを操作者に知らせる方法とし
て、例えば金銭登録機の本体装置に備えられたディスプ
レイ装置12によって操作者に知らせる方法がある。こ
の場合、変更データとして、“001 ステーキ 90
0円”としたとき、図11に示すように、ディスプレイ
装置12の文字表示部12aには、リモコン13により
変更されたことを示すマーク“R”と、変更項目である
単価を示す“タンカ”と、変更された部門(商品)を示
す“ブモン01”とが表示され、数字表示部12bに
は、変更した単価を示す“900”が表示されている。
尚、ディスプレイ装置12に表示された上記の表示内容
は、[CL]キーを入力することでクリアされる。
【0072】また、リモコン13により設定データの変
更が行われたことを操作者に知らせる他の方法として、
例えば現在の実行中の操作終了後、プリンタ6にて単価
変更された旨を印字して操作者に知らせる方法がある。
この場合、例えば図14に示すように、リモコン13に
て単価変更された報知印字であることを示す“R単価変
更”と、単価変更された時刻を示す“17:00”と、
単価変更された部門名を示す“部門01”と、変更され
た単価を示す“¥900”とを印字することで、操作者
は、現在実行中の操作を終了したときに、設定データ
(単価)が変更されたことを知るようになり、設定デー
タに変更による混乱がなくなる。
【0073】さらに、リモコン13により設定データの
変更が行われたことを操作者に知らせる他の方法とし
て、例えば金銭登録機の本体装置に備えられたブザー8
の警告音によって操作者に知らせる方法がある。この場
合の警告音は、操作者が認識しやすいように、通常、登
録エラーや、操作ミス等により発せられる警告音とは異
なるようにするのが望ましい。
【0074】上記の構成において、登録操作中に設定デ
ータを変更する場合、登録操作中であっても変更処理を
行うか、登録操作後に変更処理を行う変更タイミングを
予め設定する必要がある。この設定データの変更タイミ
ング設定の操作について図12を用いて説明する。
【0075】先ず、キーボード11によって、設定デー
タの変更タイミングを設定するためのJOBコード[11
19][・][×]を入力する。
【0076】次いで、変更タイミングコードを1桁入力
し、変更タイミング入力完了を示す[現/預]キーを入
力する。この操作により設定データの変更タイミングを
設定する変更タイミングの設定操作が完了する。尚、変
更タイミングの設定を誤った場合には、[現/預]キー
を入力する前に、[CL]キーを入力することにより変
更タイミング入力待ち状態となる。また、上記変更タイ
ミングコードは、設定データの変更処理を、登録操作後
実行する場合には“0”、登録操作途中実行する場合に
は“1”に設定される。
【0077】また、上記構成の金銭登録機による設定デ
ータ(単価)を変更した部門部分の集計データの印字
例、及び集計メモリに格納された単価変更データの印字
例について、図13を用いて説明する。
【0078】上記の金銭登録機において、精算操作を行
ってプリンタ6から図13に示す印字例を出力する。
尚、ここでは、時刻17:00に部門01の単価をリモ
コン13にて980円から900円に変更したときの例
を示す。
【0079】図13において、精算操作にて印字出力さ
れるレポートであることを示すレポート名である“精算
1”、店舗における金銭登録機のNo.を示す“000
005”、部門集計データであることを示す集計データ
名である“部門”、が上から順に印字される。
【0080】さらに、上記集計データ名の下方には、各
分門の集計データが順次印字される。即ち、リモコン1
3による単価変更前の集計データである部門01の集計
データの売上点数を示す“50”、部門01での売上総
額を示す“¥49,000”が印字され、リモコン13
による単価変更後の集計データである部門01の集計デ
ータの売上点数を示す“20”、部門01での売上総額
を示す“¥18,000”が印字され、さらに、部門0
2の集計データの売上点数を示す“25”、部門01で
の売上総額を示す“¥5,000”が印字され、以下、
各部門の売上点数、売上総額が印字される。尚、同一部
門において、リモコン13による単価変更前後を区別す
るために、上記の印字例ではリモコン13による単価変
更後のデータに対して部門01と売上点数との間に
“1”が印字されている。
【0081】上記の各部門の集計データの印字後、売上
計の金額“¥832,255”が印字され、続いてリモ
コン13により単価変更された部門の単価変更データを
印字する。この例では、単価変更データによる印字結果
が、リモコン13からの単価変更データであることを示
す名称“R単価変更”、単価変更された時刻、部門N
o.、一回目であることを示す『1』、変更単価“¥9
00”となっている。
【0082】そして、上記単価変更データの印字が終了
した後、現金残高等が印字され、精算レポートの印字出
力が完了する。
【0083】以上のように、一日の登録操作が終了し、
精算レポート上に上記の結果を印字するだけで、集計デ
ータと単価変更との関係を明確に、しかも容易に確認す
ることができる。
【0084】ここで、上記リモコン13からの設定デー
タ(単価)の変更処理の流れについて、図15ないし図
20に示すフローチャートを参照しながら以下に説明す
る。尚、本実施の形態では、装置が登録モードに設定さ
れると共に、この登録モードでの設定データ(単価)の
変更処理について説明する。
【0085】本金銭登録機は、リモコン13において特
定部門(商品)の単価を変更するために、単価変更デー
タを入力し、装置に送信する。装置は、登録操作中であ
っても、リモコン13から送信されたデータを光I/F
7にて受信することができるようになっている。よっ
て、本金銭登録機では、図15に示すように、リモコン
13からのデータの送信があれば、常に、そのデータを
受信し、該受信データに基づいてCPU1は各種の処理
を行う。
【0086】即ち、本発明の金銭登録機に備えられてい
るCPU1は、キーボード11あるいはリモコン13か
らの指示に従って設定データを変更する設定データ変更
手段、リモコン13からのデータが指定されているリモ
コンのデータであるか否かを判別するリモコンデータ判
別手段の機能を有し、上記設定データが単価であるとき
には単価変更手段の機能を有している。さらに、CPU
1は、単価変更を行った場合に、単価の変更された該当
部門(商品)の集計データメモリを自動的に増設する集
計データメモリ増設手段、単価変更分に相当する増設メ
モリへの集計切り替え手段、締めキー入力判別手段、R
AM3内に登録されているデータを検索する検索手段、
登録データ中に単価の変更をした該当部門(商品)に対
して単価を訂正する訂正手段の各機能を有している。
【0087】したがって、本金銭登録機における単価処
理では、先ず、リモコン13からのデータを受信し(S
1)、CPU1が、受信したデータが正常か否かを判定
する(S2)。ここでは、受信データにデータ化け等の
誤りがないか否かをチェックするために、受信データに
含まれるリモコン識別データ、変更設定データを演算
し、この演算結果と受信データの最後のチェックキャラ
クタとが一致するか否かを判定する。
【0088】S2でデータが正常でない、即ち受信デー
タに基づく演算結果と受信データの最後のチェックキャ
ラクタとが一致しないと判定すれば、受信データにデー
タ化け等の誤りが存在しているものとして、受信データ
を破棄し、データの再送を要求する信号を光I/F7か
らリモコン13に送信する(S3)。
【0089】また、S2でデータが正常である、即ち受
信データに基づく演算結果と受信データの最後のチェッ
クキャラクタとが一致していると判定すれば、指定した
リモコンであるか否かを判定する(S4)。ここでは、
受信データに含まれるリモコン識別データ(1バイト)
が、RAM3に格納されているリモコン識別データと一
致するか否かを判定する。
【0090】即ち、上記の各リモコン識別データが一致
しなければ、指定したリモコンからのデータでないと見
なし、その受信データを破棄する(S5)。一方、上記
の各リモコン識別データが一致していれば、指定したリ
モコンからのデータであると見なして、受信データの内
容が単価変更のデータであるか否かを確認する(S
6)。
【0091】S6で単価変更のデータであると確認され
なければ、他の設定データの変更処理を行う(S7)。
ここで、他の設定データの変更処理についての説明は省
略する。
【0092】また、S6で単価変更のデータであると確
認すれば、図16に示すS8に移行する。
【0093】S8では、単価変更データを受信したこと
を示すようにRAM3の単価変更FLGをセットし、単
価変更データを単価変更データメモリに転送する。
【0094】次いで、単価変更の実行を直ぐに実行する
か否かを判断するために、先ず装置が登録操作中である
か否かを確認する(S9)。ここで、登録操作中でない
と確認すれば、図19に示すS36に移行して単価変更
処理を行う。
【0095】また、登録操作中であれば、変更のタイミ
ングを判別する。即ち、単価変更処理が登録操作終了後
に行われるように設定されているか否かを判断する(S
10)。ここで、登録操作終了後に単価変更処理を行う
ように設定されていると判別すれば、500ms間待機
し(S11)、500ms経過後に再び登録操作中であ
るか否かを判断する(S12)。そして、登録操作が終
了すれば、図19に示すS36に移行して単価変更処理
を行う。
【0096】S10で、変更タイミングが登録操作中に
設定されていれば、単価変更処理を行う(S13)。こ
のとき、ブザー8により報知音を発生させて、登録操作
を行っている操作者に対して変更処理を行う旨を報知す
る。この報知音は、操作者に変更処理であることを強調
するために、通常のシステムのエラー等で発せられる報
知音とは異なる音にするのが望ましく、例えば低音ワン
ショット、高音ワンショット、低音ワンショット、高音
ワンショット、低音ロングという音を組み合わせた報知
音を使用することが考えられる。
【0097】S13にて単価処理が行われる場合、単価
変更された時点から登録に反映されることになるため、
現在の登録操作中に単価変更された時点の前後に入力さ
れた単価変更該当部門(商品)の単価が異なることにな
る。この不具合を解消する単価調整処理を行うため、図
17に示すように、締めキーの入力を待つ(S14)。
この締めキーとは、1取引の登録操作の完了を示すキー
(現/預キー)で、500ms毎に登録操作の完了を確
認する。この締めキーの入力確認は、締めキーが入力さ
れたときにRAM3内にセットされる締めFLGを確認
することにより行われる。
【0098】締めキーが入力されると、RAM3の登録
データメモリに格納されている登録データの先頭から最
後まで部門(商品)コードをキーとして登録データの検
索を行う(S15)。そして、入力された単価変更デー
タに一致する部門(商品)の存在を確認する(S1
6)。ここで、一致する部門がなければ、S15に移行
して再び登録データの検索を行い、登録データの最後ま
で検索を行う。
【0099】S16で一致する部門が存在すれば、単価
変更データに基づいて、変更単価と登録単価との差額を
演算(変更単価−登録単価)する(S17)。そして、
差額がマイナスであるか否かを判断する(S18)。こ
こで、差額がマイナスであれば、登録データに該当の部
門(商品)コード、部門(商品)名、演算結果の差額を
追加する(S19)。一方、差額が0あるいはプラスで
あれば、単価調整のための差額データの追加を行わず、
集計FLGをセットする(S20)。
【0100】このように、差額がプラスとなる場合とし
ては、例えばタイムサービス等の期間を限定して行った
バーゲンセールの終了後、価格をアップさせるために単
価変更を行う場合が考えられる。しかしながら、本実施
の形態では、S20のように処理することで、登録操作
途中に単価変更を実行した場合、その登録操作において
アップする前の単価を適用するようになっている。これ
により、単価変更処理に伴って、顧客が購入することを
決めたときの商品の価格よりも高くなるような事態を回
避し、顧客の購買意識を損なうことのないようにしてい
る。
【0101】S19あるいはS20の処理の後、登録デ
ータの検索が終了か否かを判断する(S21)。この場
合の判断は、入力された単価変更データに他の登録デー
タの変更に関するデータの存在を判断することで行われ
る。そして、他の登録データが存在しなければ登録デー
タの検索は終了であると見なし、図18に示すS22に
移行し集計処理を行う。一方、該データが存在すれば次
に検索すべき登録データがあると判断し、S15に移行
して次の登録データの検索を行う。
【0102】S22では、図18に示すように、登録デ
ータの検索が終了されれば、ディスプレイ装置12に今
までに登録したデータの集計額の表示を行う(S2
2)。登録操作の完了を示す[現/預]キーが入力され
たか否かを判断し(S23)、[現/預]キーが入力さ
れれば、登録されたデータをレシートに印字する(S2
4)。
【0103】次いで、集計FLGがセットされているか
否かを判断する(S25)。ここで、集計FLGがセッ
トされていなければ、変更した単価で集計するものとし
て、単価変更部門(商品)の集計メモリ領域を集計デー
タ領域に追加する(S26)。続いて、登録毎の集計デ
ータの累計更新のための集計テーブルに格納されている
該当部門(商品)のアドレスを変更する(S27)。そ
して、変更したアドレスの集計テーブルに基づいて、登
録されたデータの累計更新を行い(S28)、S32に
移行し、登録操作中に変更されたデータの内容の印字
(変更報知印字)を行う。その後、S33〜S35まで
の処理が施される。
【0104】また、S25で、集計フラグがセットされ
ていれば、変更前の単価で集計するものとして、現在の
集計テーブルに基づいて、登録されたデータの累計更新
を行う(S29)。その後、単価変更部門(商品)の集
計メモリ領域を集計データ領域に追加する(S30)。
続いて、登録毎の集計データの累計更新のために集計テ
ーブルに格納されている該当部門(商品)のアドレスを
変更し(S31)、S32に移行し、登録操作中に変更
されたデータの内容の印字(変更報知印字)を行う。そ
の後、S33〜S35までの処理が施される。
【0105】S32で、登録操作中に変更されたデータ
の内容を印字した後、単価変更FLGをクリアし(S3
3)、単価変更データメモリをクリアし(S34)、集
計FLGをクリアし(S35)、設定データの変更処理
を終了する。
【0106】一方、図16に示すS9およびS12にお
いて、装置が登録操作中でない場合、図19に示すよう
に、直ぐに単価変更を実行する(S36)。次いで、単
価変更部門(商品)の集計メモリ領域を集計データ領域
に追加する(S37)。登録後毎の集計データの累計更
新のための集計テーブルに格納されている該当部門(商
品)のアドレスを変更する(S38)。
【0107】そして、リモコン13によって設定データ
(単価)の変更が行われたことを操作者に知らせるため
に、ブザー8により報知音を発する(S39)。この報
知音は、前記のS13で発せられる音と同じである。
【0108】そして、上記のブザー8による報知音の発
生と共に、ディスプレイ装置12に設定データが変更さ
れた旨の表示を行う(S40)。その後、図18に示す
S32に移行し、変更された設定データの内容を印字し
た後、S33〜S35までの処理が施される。
【0109】また、装置が登録操作中であることを示す
登録処理FLGは、図20に示すフローチャートに基づ
いて、セット及びクリアされる。
【0110】先ず、登録モードにおいて、登録操作が開
始されると(S41)、登録処理FLGがセットされる
(S42)。次に、登録操作の完了を示す[現/預]キ
ーの入力待ちとなり(S43)、[現/預]キーが入力
されると登録処理FLGがクリアされる(S44)。
【0111】以上のように、上記構成の金銭登録機によ
れば、予め設定された品名、単価、その他商品に関する
データを、変更指示手段としてのキーボード11あるい
はリモコン13の指示に基づいて変更するようになって
いるので、装置自体での設定データの変更に加えて、リ
モコン13によって設定データの変更を行うことができ
る。これにより、装置の操作を止めることなく、簡単に
設定データの変更を行うことができると共に、金銭登録
機における設定データの変更方法の幅を拡げることがで
きるので、装置の操作性の向上を図ることができる。
【0112】しかも、金銭登録機本体を操作する者と、
リモコン13を操作する者とを別々にすれば、商品の販
売状況に迅速に対応することができるので、現場レベル
でのきめ細かなサービスを提供することができ、顧客に
対するサービスの向上を図ることができる。
【0113】また、従来のように金銭登録機を端末装置
とし、ホスト装置であるストアコントローラにより金銭
登録機の設定データの内容を変更するようなインライン
システムを採用する必要がなくなるので、金銭登録機に
おけるシステムの規模を小さくすることができ、金銭登
録機に係る設備費を低減することができる。
【0114】上記構成の金銭登録機によれば、CPU1
は、リモコン13からの信号が、予め指定したリモコン
のデータであるか否かを判別するリモコンデータ判別手
段としての機能を有しているので、受信したデータが、
指定したリモコンからのデータである場合に、そのデー
タに従って設定データの変更を行うことができる。これ
により、金銭登録機における設定データの変更ミス等を
なくすことができるので、装置の操作性の向上を図るこ
とができる。
【0115】上記構成の金銭登録機は、リモコン13に
よって設定データの内容が変更されたことを操作者に報
知する報知手段として、プリンタ6、ブザー8、ディス
プレイ装置12が使用されている。これにより、金銭登
録機本体で登録操作をしている者と、リモコン13を操
作する者とが異なる場合、上記の登録操作している者に
対して、リモコン13によって設定データが変更された
ことを報知手段によって報知するようにできるので、設
定データが登録操作中に変更されたことによる混乱を防
止することができる。
【0116】しかも、上記報知手段としては、プリンタ
6、ブザー8、ディスプレイ装置12の何れも既存の装
置を利用しているので、報知手段として特別に設ける必
要がない分、装置の製造に係る費用を低減することがで
きる。
【0117】また、上記構成の金銭登録機におけるCP
U1は、リモコン13による設定データの変更が指示さ
れたとき、変更タイミング規定手段であるキーボード1
1あるいはリモコン13により規定された変更タイミン
グを判別し、判別した変更タイミングの規定に従って設
定データの変更を行うようになっている。
【0118】それ故、設定データの変更タイミング、例
えば登録操作中に設定データを変更するか、登録操作完
了後に設定データを変更するかのタイミングを予め設定
することで、設定データの変更指示があれば、予め設定
された変更タイミングで設定データを変更することがで
きるので、商品の販売等の方針に応じた任意の変更タイ
ミングで設定データを変更することができ、販売状況に
対する適切な対応ができるようになる。
【0119】また、上記構成の金銭登録機では、CPU
1が、単価変更を行った場合に、単価の変更された該当
部門(商品)の集計データメモリを自動的に増設する集
計データメモリ増設手段、単価変更分に相当する増設メ
モリへの集計切り替え手段、締めキー入力判別手段、R
AM3内に登録されているデータを検索する検索手段、
登録データ中に単価の変更をした該当部門(商品)に対
して単価を訂正する訂正手段の各機能を有している。
【0120】これにより、CPU1は、設定データとし
ての単価の変更タイミングが登録操作終了後に実行する
ように設定されているとき、単価の変更入力が登録操作
途中であれば、登録操作終了後、単価を変更すると共
に、単価変更分に相当する集計データメモリを自動的に
増設し、単価変更分に相当する増設した集計メモリへの
集計切り替えを行うようになる。したがって、単価変更
による集計の分類が行えることを可能にし、よりきめ細
かな集計を行うことができる。
【0121】さらに、CPU1は、単価の変更タイミン
グが登録操作途中でも実行できるように設定されている
とき、登録操作途中に単価変更の入力がされると、締め
キーの入力後、本登録操作にて登録されたデータを検索
し、単価変更された部門(商品)があれば、差額を計算
すると共に、差額を反映した集計処理を行うようになっ
ている。したがって、一つの登録操作の中で単価の変更
による同一部門(商品)の単価に差がでる不都合を防止
することを可能にしている。
【0122】また、本金銭登録機では、単価の変更を記
録するメモリとしてのRAM3を用いると共に、単価変
更を記録するための単価変更記録手段としてプリンタ6
を用いている。したがって、リモコン13により単価の
変更を行う毎にRAM3に記録し、プリンタ6にて、点
検、精算操作において集計データのレポート印字と共
に、リモコン13による単価変更記録データを印字する
ようにしている。これにより、変更内容の確認を容易に
し、且つ管理データの充実を図ることを可能にしてい
る。
【0123】
【発明の効果】請求項1の発明の金銭登録機は、以上の
ように、予め設定された品名、単価、その他商品に関す
るデータに基づいて金銭登録を行う金銭登録機におい
て、上記設定データの内容の変更を指示する変更指示手
段と、上記変更指示手段による指示にしたがって、設定
データの内容を変更する設定データ変更手段と、上記変
更指示手段とは別に設けられ、上記設定データ変更手段
に設定データの変更を指示するリモコンとを備えている
構成である。
【0124】それゆえ、予め設定された品名、単価、そ
の他商品に関するデータを、変更指示手段あるいはリモ
コンの指示に基づいて変更するようになっているので、
装置自体での設定データの変更に加えて、リモコンによ
って設定データの変更を行うことができる。これによ
り、装置の操作を止めることなく、簡単に設定データの
変更を行うことができると共に、金銭登録機における設
定データの変更方法の幅を拡げることができるので、装
置の操作性の向上を図ることができる。
【0125】しかも、金銭登録機本体を操作する者と、
リモコンを操作する者とを別々にすれば、商品の販売状
況に迅速に対応することができるので、現場レベルでの
きめ細かなサービスを提供することができ、顧客に対す
るサービスの向上を図ることができる。
【0126】また、従来のように金銭登録機を端末装置
とし、ホスト装置であるストアコントローラにより金銭
登録機の設定データの内容を変更するようなインライン
システムを採用する必要がなくなるので、金銭登録機に
おけるシステムの規模を小さくすることができ、金銭登
録機に係る設備費を低減することができるという効果を
奏する。
【0127】請求項2の発明の金銭登録機は、以上のよ
うに、請求項1の構成に加えて、リモコンからの信号
が、予め指定されたリモコンのデータであるか否かを判
別するリモコンデータ判別手段を備え、設定データ変更
手段は、リモコンからの信号が上記リモコンデータ判別
手段により予め指定したリモコンのデータであると判別
されたとき、このリモコンデータに含まれるコマンド、
及び商品に関するデータに基づいて、設定データの内容
を変更する構成である。
【0128】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、リモコンからの信号が、予め指定したリモコンの
データであるか否かを判別するリモコンデータ判別手段
を備えていることで、指定したリモコンからの指示にの
み従って設定データの変更を行うことができる。これに
より、指定外のリモコンにより不用意に設定データの変
更がされず、金銭登録機における設定データの変更ミス
等をなくすことができるので、装置の信頼性の向上を図
ることができるという効果を奏する。
【0129】請求項3の発明の金銭登録機は、以上のよ
うに、請求項1または2の構成に加えて、リモコンの変
更指示によって設定データの内容が変更されたことを操
作者に報知する報知手段が設けられている構成である。
【0130】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、金銭登録機本体で登録操作をしている者
と、リモコンを操作する者とが異なる場合、上記の登録
操作をしている者に対して、リモコンによって設定デー
タが変更されたことを報知手段によって報知するように
できるので、設定データが登録操作中に変更されたこと
による混乱を防止することができるという効果を奏す
る。
【0131】請求項4の発明の金銭登録機は、以上のよ
うに、請求項1ないし3の何れかの構成に加えて、リモ
コンにより変更指示される設定データの変更タイミング
を規定する変更タイミング規定手段と、上記変更タイミ
ング規定手段により規定された設定データの変更タイミ
ングを格納するメモリとを備え、上記設定データ変更手
段は、設定データの変更がリモコンから指示されたと
き、上記メモリにて格納された変更タイミングの規定に
従って設定データの変更を行う構成である。
【0132】それゆえ、請求項1ないし3の何れかの構
成による効果に加えて、設定データの変更タイミング、
例えば登録操作中に設定データを変更するか、登録操作
完了後に設定データを変更するかのタイミングを予め設
定することで、設定データの変更指示があれば、予め設
定された変更タイミングで設定データを変更することが
できる。これにより、商品の販売等の方針に応じた任意
の変更タイミングで設定データを変更することができる
ので、販売状況に対して適切な対応ができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る金銭登録機の概略
のブロック図である。
【図2】図1に示す金銭登録機に備えられているモード
SWおよびキーボードを示す説明図である。
【図3】図1に示す金銭登録機に備えられているディス
プレイ装置を示す説明図である。
【図4】図1に示す金銭登録機に備えられているRAM
の記憶領域を示す説明図である。
【図5】図4に示すRAMの記憶領域での記憶内容の一
部を示す説明図である。
【図6】図1に示す金銭登録機に備えられているプリン
タによる印字例を示す説明図である。
【図7】図1に示す金銭登録機に備えられているリモコ
ンを示す説明図である。
【図8】図7に示すリモコンに備えられた表示装置にお
ける表示例を示す説明図である。
【図9】図7に示すリモコンにおける送信データを示す
説明図である。
【図10】図7に示すリモコンによる部門単価設定処理
の流れを示す説明図である。
【図11】図3に示すディスプレイ装置を用いた設定デ
ータの変更を報知した状態を示す説明図である。
【図12】設定データの変更タイミングの設定処理の流
れを示す説明図である。
【図13】図1に示す金銭登録機による設定データを変
更した部門部分の集計データの印字例および集計メモリ
に格納された単価変更データの印字例を示す説明図であ
る。
【図14】図1に示す金銭登録機において、リモコンで
設定データの変更が行われたことを示す報知印字の一例
を示す説明図である。
【図15】図1に示す金銭登録機におけるリモコンによ
る指示に従った設定データの変更処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図16】図1に示す金銭登録機におけるリモコンによ
る指示に従った設定データの変更処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図17】図1に示す金銭登録機におけるリモコンによ
る指示に従った設定データの変更処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図18】図1に示す金銭登録機におけるリモコンによ
る指示に従った設定データの変更処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図19】図1に示す金銭登録機におけるリモコンによ
る指示に従った設定データの変更処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図20】図1に示す金銭登録機における設定データの
変更タイミングの設定処理の流れを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 CPU(設定データ変更手段、リモコンデータ判
別手段) 6 プリンタ(報知手段) 8 ブザー(報知手段) 11 キーボード(変更指示手段、変更タイミング規
定手段) 12 ディスプレイ装置(報知手段) 13 リモコン(変更タイミング規定手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定された品名、単価、その他商品に
    関するデータに基づいて金銭登録を行う金銭登録機にお
    いて、 上記設定データの内容の変更を指示する変更指示手段
    と、 上記変更指示手段による指示にしたがって、設定データ
    の内容を変更する設定データ変更手段と、 上記変更指示手段とは別に設けられ、上記設定データ変
    更手段に設定データの変更を指示するリモコンとを備え
    ていることを特徴とする金銭登録機。
  2. 【請求項2】上記リモコンからの信号が、予め指定され
    たリモコンのデータであるか否かを判別するリモコンデ
    ータ判別手段を備え、 上記設定データ変更手段は、リモコンからの信号が上記
    リモコンデータ判別手段により予め指定したリモコンの
    データであると判別されたとき、このリモコンデータに
    含まれるコマンド、及び商品に関するデータに基づい
    て、設定データの内容を変更することを特徴とする請求
    項1記載の金銭登録機。
  3. 【請求項3】上記リモコンの指示によって設定データの
    内容が変更されたことを操作者に報知する報知手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
    金銭登録機。
  4. 【請求項4】上記リモコンにより変更指示される設定デ
    ータの変更タイミングを規定する変更タイミング規定手
    段と、 上記変更タイミング規定手段により規定された設定デー
    タの変更タイミングを格納するメモリとを備え、 上記設定データ変更手段は、設定データの変更がリモコ
    ンから指示されたとき、上記メモリにて格納された変更
    タイミングの規定に従って設定データの変更を行うこと
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の金銭登
    録機。
JP10284896A 1996-04-24 1996-04-24 金銭登録機 Pending JPH09293174A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095796A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Sato Corp 印字装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095796A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Sato Corp 印字装置

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