JP2023090762A - 登録装置、システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】登録した未精算の取引内容を確認可能な登録装置を提供する。【解決手段】顧客の購入対象の商品を登録するとともに、登録された商品に関する情報を前記顧客が精算する精算装置に送信する登録装置であって、精算処理を実行させる精算装置に関する情報、及び前記登録された商品に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶され、未精算取引となっている前記登録された商品に関する情報、及び前記精算処理を実行させる精算装置に関する情報を表示する未精算一覧表示手段とを有する。【選択図】図6
Description
本発明は、登録装置、システム及びプログラムに関する。
購入する商品を登録する登録装置と、登録された商品に関する情報に基づいて精算を行う精算装置とを含むPOSシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されたPOSシステムなどでは、登録済みであって未精算である未精算取引の内容を好適に確認できないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、未精算取引の取引内容を好適に確認することができる技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である登録装置は、店員の操作により顧客の購入対象の商品を登録するとともに、登録された商品に関する情報を前記顧客が精算する精算装置に送信する登録装置であって、精算処理を実行させる精算装置に関する情報、及び前記登録された商品に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶され、未精算取引となっている前記登録された商品に関する未精算情報、及び前記精算処理を実行させる精算装置を識別するための装置識別情報を表示する未精算一覧表示手段と、を有し、前記未精算一覧表示手段は、前記未精算情報と前記装置識別情報とを対応付けて表示するとともに、前記未精算情報と前記装置識別情報と前記精算装置の状態に関する情報とを1つの画面上に表示することを特徴とする。
当該登録装置によれば、未精算取引の概要のみならず、詳細も確認することができる。
本発明の一態様である登録装置は、前記未精算一覧表示手段は、前記未精算情報の概要を未精算取引ごとに一覧表示するとともに、一覧表示された未精算取引のうち、選択された未精算取引において前記登録された商品に関する情報の詳細を、前記概要とともに1つの画面上に表示することを特徴とする。
当該登録装置によれば、店員は概要を見るだけで、取引をある程度特定しやすくなる。
当該登録装置によれば、店員は概要を見るだけで、取引をある程度特定しやすくなる。
本発明の一態様である登録装置は、前記未精算一覧表示手段は、前記精算装置に送信した前記登録された商品に関する情報を呼び戻すための呼び戻すボタンをさらに表示することを特徴とする。
当該登録装置によれば、呼び戻す対象となる取引は未精算取引であることから、呼び戻しボタンを表示することで利便性を向上させることができる。
当該登録装置によれば、呼び戻す対象となる取引は未精算取引であることから、呼び戻しボタンを表示することで利便性を向上させることができる。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるプログラムは、店員の操作により顧客の購入対象の商品を登録するとともに、登録された商品に関する情報を前記顧客が精算する精算装置に送信するとともに、精算処理を実行させる精算装置に関する情報、及び前記登録された商品に関する情報を記憶する記憶手段を有する登録装置のコンピュータに、前記記憶手段により記憶され、未精算取引となっている前記登録された商品に関する未精算情報、及び前記精算処理を実行させる精算装置を識別するための装置識別情報を表示する未精算一覧表示ステップを実行させるためのプログラムであり、前記未精算一覧表示ステップでは、前記未精算情報と前記装置識別情報とを対応付けて表示するとともに、前記未精算情報と前記装置識別情報と前記精算装置の状態に関する情報とを1つの画面上に表示するプログラムである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるPOSシステムは、店員の操作により顧客の購入対象の商品を登録するとともに、登録された商品に関する情報を前記顧客が精算する精算装置に送信する登録装置と、前記精算装置とを有するPOSシステムにおいて、前記登録装置は、精算処理を実行させる精算装置に関する情報、及び前記登録された商品に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶され、未精算取引となっている前記登録された商品に関する未精算情報、及び前記精算処理を実行させる精算装置を識別するための装置識別情報を表示する未精算一覧表示手段と、を有し、前記未精算一覧表示手段は、前記未精算情報と前記装置識別情報とを対応付けて表示するとともに、前記未精算情報と前記装置識別情報と前記精算装置の状態に関する情報とを1つの画面上に表示することを特徴とする。
以上のように、未精算取引の内容を好適に確認することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るPOSシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、POSシステム1は、ストアコントローラ10と、登録装置である登録用POSレジスタ20と、精算装置である3台の精算用POSレジスタ30とを含んで構成されている。ストアコントローラ10と、登録用POSレジスタ20と、3台の精算用POSレジスタ30とは、有線又は無線接続のLAN(Local Area Network)11で相互に接続されている。
なお、図1に示したPOSシステム1の構成は一例であって、例えば、POSシステム1の構成として、2台以上の登録用POSレジスタ20を含む構成としてもよいし、2台以下又は4台以上の精算用POSレジスタ30を含む構成としてもよい。また、POSシステム1の構成として、ストアコントローラ10を含まない構成としてもよい。なお、POSシステム1の構成として、ストアコントローラ10を含まない構成とする場合には、他の装置(例えば、登録用POSレジスタ20、2以上の登録用POSレジスタ20がある場合には代表する1台の登録用POSレジスタ20)に、ストアコントローラ10の機能(後述)を兼用させてもよい。
ストアコントローラ10は、POSシステム1を制御するコンピュータであり、商品マスタなどの種々の情報を管理する。ストアコントローラ10は、登録用POSレジスタ20及び各精算用POSレジスタ30に、最新の商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品の商品識別情報(例えば、JANコード)、商品名(品名、アイテム名)、販売価格、値引き情報などの商品情報を格納したファイルである。ストアコントローラ10は、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバ、CD-ROM等の媒体)から取得し、登録用POSレジスタ20及び各精算用POSレジスタ30に適宜送信する。
登録用POSレジスタ20は、購入対象の商品を登録する登録処理を実行する。商品の登録は、例えば、スキャナを用いて、商品に付されているバーコードを読み取るか、登録画面上(図5参照)に表示されたプリセットボタン等を操作することにより行われる。
また、登録用POSレジスタ20は、登録された商品に関する情報(以下、登録データという)を生成し、記憶する。
また、登録用POSレジスタ20は、登録された商品に関する情報(以下、登録データという)を生成し、記憶する。
登録データは、当該登録データを識別するための登録データ識別情報、登録日時、登録された各商品の商品識別情報、登録された各商品の商品名、販売価格、値引き情報、購入対象の商品の品数を示す取引点数(購入点数)、購入対象の商品の総額(合計金額)を含む。また、登録データは、当該登録データを生成した登録用POSレジスタ20(すなわち、当該登録データに係る商品を登録した登録用POSレジスタ20)を識別するための登録装置識別情報を更に含むものであってもよい。
登録データは、精算用POSレジスタ30において精算処理に用いられる。精算処理とは、登録された商品の代金を、現金、電子マネー、クレジットカードなどを選択的に用いて支払い、決済する処理である。
なお、本実施の形態では、複数台の精算用POSレジスタ30が存在するが(図1参照)、複数台のうちのいずれか1台が、登録用POSレジスタ20において生成された登録データを用いて精算処理を実行する。複数台の精算用POSレジスタ30のなかから、精算処理を実行させる一の精算用POSレジスタ30を決定する態様として、下記2つの態様が存在する。
1つ目は、精算処理を実行させる一の精算用POSレジスタ30を、店員が登録用POSレジスタ20にて指定する態様である。すなわち、店員が、登録用POSレジスタ20を操作して一の精算用POSレジスタ30を指定することによって、複数台の精算用POSレジスタ30のなかから精算処理を実行させる一の精算用POSレジスタ30を決定する。なお、登録用POSレジスタ20において、夫々の精算用POSレジスタ30の稼働状況を示した稼働情報を表示するようにし、登録用POSレジスタ20において、店員が、一の精算用POSレジスタ30を指定する際に、夫々の精算用POSレジスタ30の稼働状況を確認できるようにしてもよい。
店員が一の精算用POSレジスタ30を指定した場合には、LAN11を介して、登録用POSレジスタ20において生成された登録データが、店員が指定した精算用POSレジスタ30に送信される。すなわち、登録用POSレジスタ20は、登録処理に続いて一の精算用POSレジスタ30が指定された場合には、指定された精算用POSレジスタ30に対し、当該登録処理に基づく登録データを送信する。なお、本実施の形態では、登録用POSレジスタ20は、直接、精算用POSレジスタ30に登録データを送信するが、ストアコントローラ10を経由して、精算用POSレジスタ30に登録データを送信してもよい。
2つ目は、顧客に手渡しされる精算処理用の媒体(お会計券(登録商標))を、店員が登録用POSレジスタ20にて発行し、店員から手渡しされたお会計券を、顧客が一の精算用POSレジスタ30に読み取らせる態様である。すなわち、顧客が、店員から手渡しされたお会計券を一の精算用POSレジスタ30に読み取らせることによって、複数台の精算用POSレジスタ30のなかから精算処理を実行させる一の精算用POSレジスタ30を決定する。お会計券には、登録データ識別情報及び登録装置識別情報が1次元又は2次元コードのいずれかの形式で印刷されている。
精算用POSレジスタ30においてお会計券が読み取られた場合には、LAN11を介して、登録用POSレジスタ20において生成された登録データ(当該お会計券に対応する登録データ)が、当該お会計券を読み取った精算用POSレジスタ30に送信される。すなわち、精算用POSレジスタ30は、お会計券を読み取った場合には、当該お会計券に対応する登録データ(お会計券から得られる登録データ識別情報によって識別される登録データ)を、当該お会計券に対応する登録用POSレジスタ20(お会計券から得られる登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20)に要求し(要求情報を送信)、登録データを要求された登録用POSレジスタ20は、要求された登録データを、要求元の精算用POSレジスタ30に送信する。なお、本実施の形態では、精算用POSレジスタ30は、直接、登録用POSレジスタ20に登録データを要求するが、ストアコントローラ10を経由して、登録用POSレジスタ20に登録データを要求してもよい。また、登録用POSレジスタ20は、直接、精算用POSレジスタ30に登録データを送信するが、ストアコントローラ10を経由して、精算用POSレジスタ30に登録データを送信してもよい。
なお、登録用POSレジスタ20は、登録データ識別情報及び登録装置識別情報が1次元又は2次元コードで印刷されたお会計券に代えて、登録データが2次元コードで印刷されたお会計券を発行してもよい。精算用POSレジスタ30は、登録データが2次元コードで印刷されたお会計券を読み取った場合には、当該お会計券から、直接、登録データを取得する。
精算用POSレジスタ30は、顧客の操作により精算処理を実行する。また、精算用POSレジスタ30は、精算処理を終了した場合には、登録用POSレジスタ20に、精算処理の終了を通知する。
次に、図2~図4を参照して、登録用POSレジスタ20及び精算用POSレジスタ30の構成例について説明する。図2は、登録用POSレジスタ20の構成を示すブロック図である。図3は、精算用POSレジスタ30の構成を示すブロック図である。図4は、登録用POSレジスタ及び精算用POSレジスタの概略斜視図である。
登録用POSレジスタ20は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、スキャナ部204と、表示部(店員用)205と、表示部(客用)205aと、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムを予め記憶する。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録用POSレジスタ20の動作を制御する。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録用POSレジスタ20の動作を制御する。
RAM203は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、ストアコントローラ10から取得した商品マスタや、登録処理後に生成された登録データや、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報(後述)を記憶する。また、RAM203は、精算用POSレジスタ30から受信した稼働情報などを記憶してもよい。
スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。
スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。
表示部(店員用)205は、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であり、店員用の種々の情報を表示する。例えば、表示部(店員用)205は、商品情報(商品コード等)に関連付けられているプリセットボタンを配置した登録画面(図5参照)や、未精算取引情報を表示する未精算一覧画面(図6参照)などを表示する。表示部(客用)205aは、顧客用の種々の情報を表示する。例えば、表示部(客用)205aは、登録した商品の価格等を表示する。表示部(客用)205aは、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であってもよい。
操作部206は、登録用POSレジスタ20を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー、及びプリセットキー等)を備える。例えば、操作部206は、操作ボタン(プリセットキー)が操作されることにより、そのプリセットキーに予め設定登録されている商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。
通信部207は、LAN11を介して、他の装置と通信する。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
印刷部209は、必要に応じて媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部209は、お会計券を印刷して発行する場合がある。また、印刷部209は、店員が指定した精算用POSレジスタ30を案内する情報を印刷してもよい。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
印刷部209は、必要に応じて媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部209は、お会計券を印刷して発行する場合がある。また、印刷部209は、店員が指定した精算用POSレジスタ30を案内する情報を印刷してもよい。
図4は、スキャナ部204、表示部(店員用)205、操作部206、印刷部209の外観構成を示している。
精算用POSレジスタ30は、図3に示すように、CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示部305と、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、印刷部309と、決済部310と、サインポール311と、人感知センサ312とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
ROM302は、プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。
CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算用POSレジスタ30の動作を制御する。
CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算用POSレジスタ30の動作を制御する。
RAM303は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM303は、ストアコントローラ10から取得した商品マスタや、登録用POSレジスタ20から取得した登録データを記憶する。
スキャナ部304は、例えば、お会計券に印刷された1次元又は2次元コードや、会員カード等に付されているバーコード(会員コード)を光学的に読み取る。
スキャナ部304は、例えば、お会計券に印刷された1次元又は2次元コードや、会員カード等に付されているバーコード(会員コード)を光学的に読み取る。
表示部305は、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であり、種々の情報を表示する。例えば、表示部305は、合計金額などが表示される精算画面を表示する。
操作部306は、精算用POSレジスタ30を動作させるための各種の操作ボタン(訂正キー及びプリセットキー等)を備える。例えば、操作部306は、操作ボタン(訂正キー)が操作されることにより、操作入力の訂正を受け付ける。
通信部307は、LAN11を介して、他の装置と通信する。
ブザー308は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音を発生させる。
印刷部309は、媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部309は、精算処理(すなわち商品の買上金額の決済)が終了した場合、顧客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
ブザー308は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音を発生させる。
印刷部309は、媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部309は、精算処理(すなわち商品の買上金額の決済)が終了した場合、顧客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
決済部310は、釣銭釣札機、クレジットカードリーダ、電子マネーリーダ等と、それらの制御部とを備えて構成されていて、決済部310を用いて、現金、クレジット、電子マネーにより決済処理が行われる。決済部310は、釣銭釣札機によって、現金により決済を実行し、決済を実行した結果(例えば、決済が成立したか否かを示す情報)を、バスを介してCPU301に出力する。釣銭釣札機は、紙幣の投入及び排出をする紙幣投入口、硬貨を投入するための硬貨投入口、釣銭を排出する釣銭排出口とを備えている。また、決済部310は、クレジットにより決済を実行し、決済を実行した結果を、ポート及びバスを介してCPU301に出力する。また、決済部310は、電子マネーにより決済を実行し、決済を実行した結果を、バスを介してCPU301に出力する。
サインポール311は、複数色の表示灯を有し、それらの表示灯を点灯や点滅させることで、精算用POSレジスタ30が店員により指定された装置であることを示す情報を報知したり、操作可能である旨を報知したりする。
人感知センサ312は、精算用POSレジスタ30の正面の所定圏内に人物(顧客)がいることを検知するセンサである。
人感知センサ312は、精算用POSレジスタ30の正面の所定圏内に人物(顧客)がいることを検知するセンサである。
図4は、スキャナ部304、表示部305、操作部306、印刷部309、決済部310、及びサインポール311などの外観構成を示している。
図5は、登録用POSレジスタに表示される画面(登録画面)の一例である。登録用POSレジスタ20は、図5に示すような登録画面を表示部(店員用)205に表示する。図5に示した登録画面には、商品情報(商品コード等)に関連付けられているプリセットボタン(「いちご」「りんご」等と表示したボタン)の他に、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30(つまり登録データを送信する精算用POSレジスタ30)を指定するための精算機指定ボタン501(「精算機1」「精算機2」「精算機3」と表示したボタン)や、お会計券を印刷するためのお会計券ボタン503や、未精算一覧画面(図6参照)を表示するための未精算一覧ボタン502などが配置されている。
なお、本実施の形態では、POSシステム1において、精算用POSレジスタ30は3台であるため、すなわち、精算処理を実行し得る精算用POSレジスタ30は3台であるため、精算機指定ボタン501として、3台の夫々に対応する、精算機1、精算機2、精算機3の3つのボタンを配置している。
各精算機指定ボタン501において、夫々に対応する精算機に関するステータス(状態等)を表示してもよい。例えば、各ボタンに、夫々に対応する精算機に関するステータスをバッジで表示してもよい。すなわち、ステータスを表現したバッジを精算機指定ボタン501に着(付)けるような表示態様によってステータスを表示してもよい。また、精算機に関するステータスには、電源投入の有無に関するものや、ネットワーク(通信可否)に関するものや、釣銭に関するものなどが含まれる。
例えば、図5の場合、精算機2のボタンには「オフライン」がバッジで表示され、精算機3のボタンには「釣銭不足」がバッジで表示されている。「オフライン」とは、当該ボタンに対応する精算用POSレジスタ30又は登録用POSレジスタ20の少なくとも一方がオフライン状態であるか、当該ボタンに対応する精算用POSレジスタ30の電源が投入されていない状態であることを示している。
また、「釣銭不足」とは、当該ボタンに対応する精算用POSレジスタ30の釣銭が不足している状態であることを示している。なお、表示されるステータスは、例示した「オフライン」や「釣銭不足」に限るものではなく、例えば、釣銭不足が近い状態であることを示した「ニアエンド」や、釣銭(例えば一万円札)の満杯が近い状態であることを示した「ニアフル」などを表示してもよい。
なお、バッジの表示位置は、図5に示した表示位置(バッジの一部がボタンの表示領域外(上側)に表示されるような表示位置)に限るものではなく、バッジの全部がボタンの表示領域内に収まるような表示位置であってもよい。またステータスの表示は、バッジによるものに限るものではなく、ボタン内にステータスを示した文言(テキスト)を表示するテキスト表示領域を設け、当該表示領域にステータスを表示するようにしてもよい。また、ボタンの色をステータスに応じて変化させるようにしてもよい。
店員は登録処理の後に、いずれかの精算機指定ボタン501、又は、お会計券ボタン503を押下する。精算機指定ボタン501である精算機1が押下された場合には、精算機1として予め対応付けられている精算用POSレジスタ30に登録データが送信され、精算機指定ボタン501である精算機2が押下された場合には、精算機2として予め対応付けられている精算用POSレジスタ30に登録データが送信され、精算機指定ボタン501である精算機3が押下された場合には、精算機3として予め対応付けられている精算用POSレジスタ30に登録データが送信される。また、お会計券ボタン503が押下された場合には、お会計券が印刷、発行される。
なお、店員は、未精算一覧ボタン502を、登録処理中も含めいつでも押下できるので、後述する未精算一覧画面を必要に応じて直ちに表示させることができる。また、未精算取引がない場合は、例えば未精算一覧ボタン502を薄く表示したりすることで、押下できないことを明示するようにしてもよい。
図6は、登録用POSレジスタに表示される画面(未精算一覧画面)の一例である。登録用POSレジスタ20は、登録画面に配置された未精算一覧ボタン502が押下された場合、図6に示すような未精算一覧画面を表示部(店員用)205に表示する。未精算一覧画面は、未精算取引(登録済みであって未精算である取引)に関する未精算取引情報を表示する画面である。未精算取引情報は、未精算取引の登録データ(登録データの概要、または、登録データの詳細)、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報を含む。精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報とは、具体的には、登録用POSレジスタ20において、一の精算用POSレジスタ30が指定された場合には当該指定された精算用POSレジスタ30を識別するための精算装置識別情報であり、登録用POSレジスタ20においてお会計券が印刷、発行された場合にはお会計券を発行した旨を示す情報である。
図6に示した未精算一覧画面には、一覧表示領域(概要表示領域)601と個別表示領域(詳細表示領域)602とを有するとともに、呼び戻すボタン603や、中止ボタン604や、前ボタン、次ボタン、ソートボタン、一括精算ボタンなどが配置されている。
一覧表示領域601は、複数の未精算取引の未精算取引情報を一覧表示する表示領域である。具体的には、一覧表示領域601には、複数の未精算取引の登録データの概要(登録時刻、登録データ識別情報、取引点数、総額など登録データの一部)と、夫々の未精算取引について精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報とが、登録時刻が新しい順に表示される。
例えば、図6に示した一覧表示領域601の1段目の「1」には、登録時刻が最も新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、取引点数「27点」、総額「2558円」、会員番号「10302」、経過時間「00:00:26」、「精算機1」が表示される。
例えば、図6に示した一覧表示領域601の1段目の「1」には、登録時刻が最も新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、取引点数「27点」、総額「2558円」、会員番号「10302」、経過時間「00:00:26」、「精算機1」が表示される。
未精算一覧画面に表示される会員番号は、例えば、会員カードを読み取って得られた番号である。すなわち、例えば、登録処理の前後(又は最中)において会員である顧客から提示された会員カードを、店員が、登録用POSレジスタ20に読み取らせるにより、上述のように取引情報(例えば図6の如く未精算取引情報)として記憶される。また、未精算一覧画面に表示される経過時間は、登録処理の終了時からの経過時間であって、例えば精算用POSレジスタ30を指定した場合には精算機指定ボタン501の押下時を基準とした経過時間、お会計券を発行した場合にはお会計券の発行時(若しくはお会計券ボタン503の押下時)を基準とした経過時間である。なお、図6に示した一覧表示領域601の1段目の経過時間「00:00:26」は、17時23分0秒時点(現在)における、「精算機1」のボタン押下を基準とした経過時間を示している。
次の2段目の「2」には、登録時刻が2番目に新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時21分05秒」、登録データ識別情報「TJ018」、取引点数「6点」、総額「525円」、経過時間「00:01:55」、「お会計券」が表示されている。
この「お会計券」について、顧客がお会計券を精算用POSレジスタ30に読み取らせた場合には、読み取らせた精算用POSレジスタ30も併せた表示内容に変更してもよい。この場合、顧客が例えば「精算機2」にお会計券を読み取らせたときには、「お会計券」から、「お会計券/精算機2」と表示内容が変更される。このように表示内容を変更することで、お会計券が読み取られる前か後か、などの精算状況をより詳細に把握することができる。また、経過時間「00:01:55」は、17時23分0秒時点(現在)における、お会計券の発行時を基準とした経過時間を示している。
この「お会計券」について、顧客がお会計券を精算用POSレジスタ30に読み取らせた場合には、読み取らせた精算用POSレジスタ30も併せた表示内容に変更してもよい。この場合、顧客が例えば「精算機2」にお会計券を読み取らせたときには、「お会計券」から、「お会計券/精算機2」と表示内容が変更される。このように表示内容を変更することで、お会計券が読み取られる前か後か、などの精算状況をより詳細に把握することができる。また、経過時間「00:01:55」は、17時23分0秒時点(現在)における、お会計券の発行時を基準とした経過時間を示している。
さらに、3段目の「3」には、登録時刻が3番目に新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時20分14秒」、登録データ識別情報「TJ017」、取引点数「9点」、総額「926円」、会員番号「05812」、経過時間「00:02:46」、「商品券A」、「精算機3」が表示されている。この3段目の場合、「商品券A」が示されているが、これは登録時に商品券Aが使用されたことを示している。5段目の「商品券B」も同じである。また、「精算機3」にバッジで表示された「釣銭不足」などに示されるように、この未精算一覧画面においても、各々の精算機のステータスが表示される。また、図5のボタンと同様に、ボタンの色をステータスごとに変化させるようにしてもよい。
なお、1段目の「1」に表示された未精算取引情報において、登録時刻「17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、取引点数「27点」、総額「2558円」は「登録データの概要」に相当し、「精算機1」は「精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報」に相当する。また、2段目の「2」に表示された未精算取引情報において、登録時刻「17時21分05秒」、登録データ識別情報「TJ018」、取引点数「6点」、総額「525円」は「登録データの概要」に相当し、「お会計券」は「精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報」に相当する。
また、上述したように、一覧表示領域601には、登録時刻が新しい順に未精算取引情報が表示されるが、これは例えば後述する呼び戻しを行う際の原因(目的)となる、商品の追加、登録装置での会員カード読み忘れ、及び商品券の使用忘れ、といったことは直近の顧客に対して操作することが多いためである。そこで、図6に示されるように、未精算一覧画面に会員番号を表示することで、店員は顧客の会員カードを読み取ったか否かを直ちに確認できる。同様に、未精算一覧画面に商品券を使用した場合はその旨を表示することで、店員は顧客が商品券を使用したか否かを直ちに確認できる。
このように、デフォルトでは登録時刻が新しい未精算取引情報の順に表示されるが、ソートボタンにより、登録時刻が古い順、金額が大きいまたは小さい順、取引点数が多いまたは少ない順に表示させることもできる。こうした種々のソートにより、店員は所望の取引を容易に見つけることができる。
このように、デフォルトでは登録時刻が新しい未精算取引情報の順に表示されるが、ソートボタンにより、登録時刻が古い順、金額が大きいまたは小さい順、取引点数が多いまたは少ない順に表示させることもできる。こうした種々のソートにより、店員は所望の取引を容易に見つけることができる。
なお、図6に示した一覧表示領域601において、一度(同時)に表示可能な未精算取引情報の件数を最大5件としているが、一度に表示可能な未精算取引情報の最大件数を4件以下としてもよいし6件以上としてもよい。また、前ボタンや次ボタンは、一覧表示領域601に表示されていない未精算取引情報を一覧表示領域601に表示させるためのボタンである。すなわち、最大件数を超える未精算取引情報が存在し、且つ、前ボタンや次ボタンが押下された場合、一覧表示領域601に表示される未精算取引情報の全部又は一部が入れ替わる。
個別表示領域602は、ある未精算取引の未精算取引情報を表示する表示領域である。具体的には、個別表示領域602には、ある未精算取引の登録データの詳細(登録日時、登録データ識別情報、登録装置識別情報、商品識別情報、商品名、販売価格、値引き情報、取引点数、総額など登録データの全部又は略全部、会員番号、商品券)が表示される。例えば、図6に示した個別表示領域602には、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報として、登録日時「2014年9月16日(火)17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、登録装置識別情報「J003」、会員番号「10302」、商品識別情報「P0086」等、商品名「なす」等、販売価格「400円」等、まとめ値引きの内容が表示されている。なお、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引は取引点数が27点と多いため、個別表示領域602には、一部の商品に関する情報(商品識別情報、商品名、販売価格)、取引点数「27点」、総額「2558円」が表示されていない。それらを店員が確認するときは、スクロールボタン(逆三角形のマークを表示したボタン)やページボタン(次ページと表示したボタン)が用いられる。
未精算一覧画面が表示された直後(未精算一覧ボタン502が押下された直後)は、初期表示として、個別表示領域602には、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報が表示される。また、店員は、一覧表示領域601において一の未精算取引を押下により選択できるが、一覧表示領域601において一の未精算取引が選択された場合、個別表示領域602には、店員により選択された未精算取引に対応する未精算取引情報が表示される。従って、店員は、詳細を確認したい未精算取引を一覧表示領域601から選択し、個別表示領域602にて確認することができる。
次に、呼び戻すボタン603について説明する。呼び戻すボタン603は、精算用POSレジスタ30に登録データを送信した後に、その登録データに基づく精算処理の実行を保留させ、精算用POSレジスタ30に送信した登録データを呼び戻すためのボタンである。呼び戻すボタン603は、登録用POSレジスタ20において登録した商品をキャンセルする場合や、買い足しのため追加登録する場合などに用いられる。すなわち、店員は、登録データの送信後であって精算前に商品のキャンセルや買い足しの申し出があったときには(未精算取引の呼び戻しを行うときには)、呼び戻しの対象となる未精算取引を一覧表示領域601から選択し、個別表示領域602にて確認し、呼び戻すボタン603を押下すればよい。こうした1つの取引に対してではなく、取引をまとめて呼び戻す場合に一括選択ボタンが用いられる。具体的には、全ての取引を呼び戻す場合は「全選択」ボタン、精算機1における全ての未精算取引を呼び戻す場合は「精算機1選択」ボタン、精算機2における全ての未精算取引を呼び戻す場合は「精算機2選択」ボタン、精算機3における全ての未精算取引を呼び戻す場合は「精算機3選択」ボタンを店員が選択し、呼び戻すボタン603を押下すればよい。また、店員が任意に選択した複数の取引を一括して呼び戻せるようにしてもよい。
上述した「精算機1選択」ボタンなど、精算機ごとに全ての未精算取引を呼び戻すための一括選択ボタンにより、例えば当該精算機が使用できない状態になり、復旧に時間を要するときは、直ちに当該精算機における未精算取引を全て呼び戻すことができる。なお、精算機が使用できない状態とは、例えば釣銭が詰まった状態などが挙げられる。
こうして一括して未精算取引を呼び戻すと、店員は使用可能な精算機への登録データの送信や、お会計券の発行などが可能となるので、顧客は精算機の復旧まで待たされることなく、使用可能な精算機で直ちに精算することができる。
こうして一括して未精算取引を呼び戻すと、店員は使用可能な精算機への登録データの送信や、お会計券の発行などが可能となるので、顧客は精算機の復旧まで待たされることなく、使用可能な精算機で直ちに精算することができる。
具体的には、例えば、以下のように呼び戻しが行われる。店員によって呼び戻すボタン603が押下された場合、登録用POSレジスタ20は、例えば、呼び戻すボタン603の押下時に一覧表示領域601において選択されている未精算取引について精算処理の実行を保留する旨の通知を、当該未精算取引について精算処理を実行する精算用POSレジスタ30に送信し、当該通知を受信した精算用POSレジスタ30は、通知された未精算取引について精算処理の実行を保留する。
なお、登録データの送信後に精算処理の実行を保留させるものとして呼び戻すボタン603を用いる例を説明したが、登録データの送信前に精算処理の実行を保留させるものとしてお会計券を用いる方法もある。例えば、お会計券を発行し、発行されたお会計券が精算用POSレジスタ30に読み取られていない場合、登録データは送信されていないが、この場合には、発行されたお会計券を登録用POSレジスタ20に読み取らせ、当該お会計券に対応する未精算取引の実行を保留させるようにしてもよい(例えば、お会計券を発行する前の状態のようにしてもよい)。
中止ボタン604は、未精算一覧画面を閉じて、登録画面を表示するためのボタンである。
なお、図6に示した未精算一覧画面では、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報を一覧表示領域601に表示し、個別表示領域602には表示していないが、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報を個別表示領域602にも表示するようにしてもよい。
以上のように、未精算一覧画面は、一覧表示領域601と個別表示領域602とを有しているので、未精算取引の内容を好適に確認することができる。また、未精算一覧画面は、一覧表示領域601、個別表示領域602、及び呼び戻すボタン603を1つの画面上で表示する画面である。
なお、未精算一覧画面の一覧表示領域601に表示される未精算取引情報(複数の未精算取引の登録データの概要、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報)は、RAM203に記憶されている登録データ、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報に基づくものである。すなわち、CPU201は、未精算取引の登録データと、当該登録データに対応付けて記憶されている精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報を参照し、一覧表示領域601に未精算取引情報を表示する。
また、未精算一覧画面の個別表示領域602に表示される未精算取引情報(ある未精算取引の登録データの詳細)は、RAM203に記憶されている登録データに基づくものである。すなわち、CPU201は、未精算取引の登録データを参照し、個別表示領域602に未精算取引情報を表示する。
図7は、登録用POSレジスタに記憶される情報の一例である。登録用POSレジスタ20は、上述したように、未精算一覧画面の一覧表示領域601や個別表示領域602に未精算取引情報を表示するために、例えば、図7に示すように、未精算取引の登録データと、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報とを対応付けてRAM203に記憶する。すなわち、図7に例示したRAM203内に記憶される情報は、未精算取引情報である。なお、図7において「精算機/お会計券」は、精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報に該当する。また、「精算機/お会計券」の「1」は精算機1を示している。すなわち、図7によれば、RAM203には、精算機1である精算用POSレジスタ30において精算処理が行われる未精算取引の登録データA、精算機1~3のうちお会計券を読み取ったいずれかの精算用POSレジスタ30において精算処理が行われる未精算取引の登録データB、精算機3である精算用POSレジスタ30において精算処理が行われる未精算取引の登録データCなどが記憶されている。図7に示した情報は、後述する精算終了情報を精算用POSレジスタ30から通知された場合に削除される。
図8は、登録処理及び精算処理の一例を示すフローチャートである。具体的には、図8に示したフローチャートは、店員が精算機指定ボタン501により精算用POSレジスタ30を指定した場合の登録用POSレジスタ20及び精算用POSレジスタ30の処理の流れを示している。
ステップS101:登録用POSレジスタ20は、店員の操作により登録処理を実行する。
ステップS102:登録用POSレジスタ20は、店員の精算機指定ボタン501の押下による指定により精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30を決定する。
ステップS103:登録用POSレジスタ20は、ステップS101にて実行した登録処理の登録データを生成する。
ステップS104:登録用POSレジスタ20は、ステップS103にて生成した登録データと、ステップS102にて決定した精算用POSレジスタ30の精算装置識別情報とを対応付けてRAM203に記憶する。なお、図7に例示した情報(未精算取引情報)のうち「1」や「3」は、当該ステップS104にてRAM203に記憶されたもののうち、後述のステップS109にて精算済みとされていないもの(例えば、精算済みである旨の精算済みフラグが建てられていないもの)である。
ステップS105:登録用POSレジスタ20は、ステップS102にて決定した精算用POSレジスタ30に、ステップS103にて生成した登録データを送信する。なお、POSシステム1内の各機装置は、精算装置識別情報から当該精算装置識別情報によって識別される精算用POSレジスタ30に情報を送信するためのアドレス(例えば、IPアドレスやマックアドレス等)を特定可能である。
ステップS101:登録用POSレジスタ20は、店員の操作により登録処理を実行する。
ステップS102:登録用POSレジスタ20は、店員の精算機指定ボタン501の押下による指定により精算処理を実行させる精算用POSレジスタ30を決定する。
ステップS103:登録用POSレジスタ20は、ステップS101にて実行した登録処理の登録データを生成する。
ステップS104:登録用POSレジスタ20は、ステップS103にて生成した登録データと、ステップS102にて決定した精算用POSレジスタ30の精算装置識別情報とを対応付けてRAM203に記憶する。なお、図7に例示した情報(未精算取引情報)のうち「1」や「3」は、当該ステップS104にてRAM203に記憶されたもののうち、後述のステップS109にて精算済みとされていないもの(例えば、精算済みである旨の精算済みフラグが建てられていないもの)である。
ステップS105:登録用POSレジスタ20は、ステップS102にて決定した精算用POSレジスタ30に、ステップS103にて生成した登録データを送信する。なお、POSシステム1内の各機装置は、精算装置識別情報から当該精算装置識別情報によって識別される精算用POSレジスタ30に情報を送信するためのアドレス(例えば、IPアドレスやマックアドレス等)を特定可能である。
ステップS106:精算用POSレジスタ30は、登録データを受信し、RAM303に記憶する。
ステップS107:精算用POSレジスタ30は、顧客の操作により、ステップS106にてRAM303に記憶した登録データに基づいて精算処理を実行する。
ステップS108:精算用POSレジスタ30は、精算処理が終了した旨を示した精算終了情報を登録データの送信元の登録用POSレジスタ20に送信する。なお、精算終了情報には、終了した精算処理に対応する登録データ(当該精算処理に用いられた登録データ)を識別する登録データ識別情報が含まれている。また、精算用POSレジスタ30は、登録データの受信時に当該登録データの送信元の登録用POSレジスタ20のアドレス(例えば、IPアドレスやマックアドレス等)を記憶しておくことにより、登録データの送信元の登録用POSレジスタ20に精算終了情報を送信してもよいし、登録データに登録装置識別情報(登録データを送信した登録用POSレジスタ20の登録装置識別情報)が含まれている場合には、当該登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20に精算終了情報を送信してもよい。なお、POSシステム1内の各機装置は、登録装置識別情報から当該登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20に情報を送信するためのアドレスを特定可能である。図9のフローチャートにおいても同様である。
ステップS107:精算用POSレジスタ30は、顧客の操作により、ステップS106にてRAM303に記憶した登録データに基づいて精算処理を実行する。
ステップS108:精算用POSレジスタ30は、精算処理が終了した旨を示した精算終了情報を登録データの送信元の登録用POSレジスタ20に送信する。なお、精算終了情報には、終了した精算処理に対応する登録データ(当該精算処理に用いられた登録データ)を識別する登録データ識別情報が含まれている。また、精算用POSレジスタ30は、登録データの受信時に当該登録データの送信元の登録用POSレジスタ20のアドレス(例えば、IPアドレスやマックアドレス等)を記憶しておくことにより、登録データの送信元の登録用POSレジスタ20に精算終了情報を送信してもよいし、登録データに登録装置識別情報(登録データを送信した登録用POSレジスタ20の登録装置識別情報)が含まれている場合には、当該登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20に精算終了情報を送信してもよい。なお、POSシステム1内の各機装置は、登録装置識別情報から当該登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20に情報を送信するためのアドレスを特定可能である。図9のフローチャートにおいても同様である。
ステップS109:登録用POSレジスタ20は、精算終了情報を受信し、RAM203に記憶している複数の登録データのうち、当該精算終了情報に含まれている登録データ識別情報によって識別される登録データを精算済みにする(例えば、精算済みである旨の精算済みフラグを立てるようにしてもよい)。
なお、登録用POSレジスタ20において、未精算一覧ボタン502を店員が押下可能なタイミングは、登録処理を実行していないタイミングである。具体的には、上述のステップS102以降のタイミングである。従って、上述のステップS102以降の任意のタイミングにおいて、未精算一覧ボタン502が押下された場合には、登録用POSレジスタ20は、RAM203に記憶している複数の登録データのうち精算済みとされていない登録データ(例えば、精算済みフラグが立てられていない登録データ)と、当該登録データに対応付けて記憶している精算装置識別情報とを参照し、図6に示したような、未精算一覧画面を表示部(店員用)205に表示する。
なお、図8に示したフローチャートは、RAM203における登録データについて、当該登録データに精算済みフラグが付されているか否かに基づいて、未精算取引の登録データであるか精算済取引の登録データであるかを区別しているが、未精算取引の登録データであるか精算済取引の登録データであるかを区別する態様は、これに限定されない。例えば、未精算取引の登録データと精算済取引の登録データとを別物として個々にRAM203に記憶することにより、未精算取引の登録データであるか精算済取引の登録データであるかを区別してもよい。未精算取引の登録データと精算済取引の登録データとを別物として個々にRAM203に記憶する態様の場合には、例えば、登録用POSレジスタ20は、ステップS104にて未精算取引の登録データを記憶し、ステップS109にて該当する未精算取引の登録データを精算済取引の登録データとすればよい(未精算取引の登録データを削除し、削除した未精算取引の登録データの内容を精算済取引の登録データとして記憶すればよい)。
図9は、登録処理及び精算処理の他の例を示すフローチャートである。具体的には、図9に示したフローチャートは、店員がお会計券ボタン503によりお会計券を印刷した場合の登録用POSレジスタ20及び精算用POSレジスタ30の処理の流れを示している。
ステップS201:登録用POSレジスタ20は、店員の操作により登録処理を実行する。
ステップS202:登録用POSレジスタ20は、店員のお会計券ボタン503の押下によりお会計券を印刷、発行する。
ステップS203:登録用POSレジスタ20は、ステップS201にて実行した登録処理の登録データを生成する。
ステップS204:登録用POSレジスタ20は、ステップS203にて生成した登録データと、お会計券を発行した旨を示す情報とを対応付けてRAM203に記憶する。なお、図7に例示した情報(未精算取引情報)のうち「2」は、当該ステップS204にてRAM203に記憶されたもののうち、後述のステップS212にて精算済みとされていないもの(例えば、精算済みである旨の精算済みフラグが建てられていないもの)である。
ステップS201:登録用POSレジスタ20は、店員の操作により登録処理を実行する。
ステップS202:登録用POSレジスタ20は、店員のお会計券ボタン503の押下によりお会計券を印刷、発行する。
ステップS203:登録用POSレジスタ20は、ステップS201にて実行した登録処理の登録データを生成する。
ステップS204:登録用POSレジスタ20は、ステップS203にて生成した登録データと、お会計券を発行した旨を示す情報とを対応付けてRAM203に記憶する。なお、図7に例示した情報(未精算取引情報)のうち「2」は、当該ステップS204にてRAM203に記憶されたもののうち、後述のステップS212にて精算済みとされていないもの(例えば、精算済みである旨の精算済みフラグが建てられていないもの)である。
ステップS205:精算用POSレジスタ30は、お会計券を読み取る。すなわち、登録データ識別情報と登録装置識別情報とを取得する。
ステップS206:精算用POSレジスタ30は、ステップS205にて取得した登録データ識別情報によって識別される登録データを要求する登録データ要求情報を、ステップS205にて取得した登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20に送信する。なお、登録データ要求情報には、要求する登録データを識別する登録データ識別情報が含まれている。
ステップS206:精算用POSレジスタ30は、ステップS205にて取得した登録データ識別情報によって識別される登録データを要求する登録データ要求情報を、ステップS205にて取得した登録装置識別情報によって識別される登録用POSレジスタ20に送信する。なお、登録データ要求情報には、要求する登録データを識別する登録データ識別情報が含まれている。
ステップS207:登録用POSレジスタ20は、登録データ要求情報を受信し、RAM203に記憶している複数の登録データのうち、当該登録データ要求情報に含まれている登録データ識別情報よって識別される登録データに対応付けて、当該登録データ要求情報の送信元の精算用POSレジスタ30を識別する精算装置識別情報を記憶する。つまり、登録用POSレジスタ20は、お会計券を発行した取引について何れの精算用POSレジスタ30にて精算処理が実行されるかを記憶する。
ステップS208:精算用POSレジスタ30は、登録データ要求情報を受信し、RAM203に記憶している複数の登録データのうち、ステップS207にて受信した登録データ要求情報に含まれている登録データ識別情報よって識別される登録データを、当該登録データ要求情報の送信元の精算用POSレジスタ30に送信する。
ステップS209:精算用POSレジスタ30は、登録データを受信し、RAM303に記憶する。
ステップS210:精算用POSレジスタ30は、顧客の操作により、ステップS209にてRAM303に記憶した登録データに基づいて精算処理を実行する。
ステップS211:精算用POSレジスタ30は、精算処理が終了した旨を示した精算終了情報を登録データの送信元の登録用POSレジスタ20に送信する。
ステップS210:精算用POSレジスタ30は、顧客の操作により、ステップS209にてRAM303に記憶した登録データに基づいて精算処理を実行する。
ステップS211:精算用POSレジスタ30は、精算処理が終了した旨を示した精算終了情報を登録データの送信元の登録用POSレジスタ20に送信する。
ステップS212:登録用POSレジスタ20は、精算終了情報を受信し、RAM203に記憶している複数の登録データのうち、当該精算終了情報に含まれている登録データ識別情報によって識別される登録データを精算済みにする(例えば、精算済みである旨の精算済みフラグを立てるようにしてもよい)。
なお、登録用POSレジスタ20において、未精算一覧ボタン502を店員が押下可能なタイミングは、登録処理を実行していないタイミングである。具体的には、上述のステップS202以降のタイミングである。従って、上述のステップS202以降の任意のタイミングにおいて、未精算一覧ボタン502が押下された場合には、登録用POSレジスタ20は、RAM203に記憶している複数の登録データのうち精算済みとされていない登録データ(例えば、精算済みフラグが立てられていない登録データ)と、当該登録データに対応付けて記憶している精算装置識別情報とを参照し、図6に示したような、未精算一覧画面を表示部(店員用)205に表示する。
図10は、未精算一覧画面の表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示したフローチャートは、未精算一覧ボタン502が押下されたときに開始する。
ステップS301:登録用POSレジスタ20は、未精算一覧画面を表示する。このとき、RAM203に記憶されている各々の未精算取引情報(未精算取引の取引データ、算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報)に基づいて、一覧表示領域601には、複数の未精算取引の未精算取引情報(概要)を一覧表示し、個別表示領域602には、初期表示として、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報(詳細)が表示される。なお、ここでは、一覧表示領域601には、複数の未精算取引情報が表示されたものとする。
ステップS302:登録用POSレジスタ20は、一覧表示領域601に表示された複数の未精算取引情報のうち、いずれかの未精算取引情報が押下されたか否か判定する。いずれかの未精算取引情報が押下された場合にはステップS303に進む。いずれの未精算取引情報も押下されていない場合にはステップS303を飛ばしてステップS304に進む。
ステップS301:登録用POSレジスタ20は、未精算一覧画面を表示する。このとき、RAM203に記憶されている各々の未精算取引情報(未精算取引の取引データ、算処理を実行させる精算用POSレジスタ30に関する情報)に基づいて、一覧表示領域601には、複数の未精算取引の未精算取引情報(概要)を一覧表示し、個別表示領域602には、初期表示として、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報(詳細)が表示される。なお、ここでは、一覧表示領域601には、複数の未精算取引情報が表示されたものとする。
ステップS302:登録用POSレジスタ20は、一覧表示領域601に表示された複数の未精算取引情報のうち、いずれかの未精算取引情報が押下されたか否か判定する。いずれかの未精算取引情報が押下された場合にはステップS303に進む。いずれの未精算取引情報も押下されていない場合にはステップS303を飛ばしてステップS304に進む。
ステップS303:登録用POSレジスタ20は、押下された未精算取引情報の詳細を個別表示領域602に表示する。例えば、登録用POSレジスタ20は、押下された未精算取引情報に含まれる登録データ識別情報によって識別される未精算取引情報の詳細をRAM203から検索し、個別表示領域602に表示すればよい。
ステップS304:登録用POSレジスタ20は、中止ボタン604が押下されたか否か判定する。中止ボタン604が押下された場合にはステップS305に進む。中止ボタン604が押下されていない場合にはステップS302に戻る。
ステップS305:登録用POSレジスタ20は、未精算一覧画面を閉じて、本処理を終了する。
ステップS304:登録用POSレジスタ20は、中止ボタン604が押下されたか否か判定する。中止ボタン604が押下された場合にはステップS305に進む。中止ボタン604が押下されていない場合にはステップS302に戻る。
ステップS305:登録用POSレジスタ20は、未精算一覧画面を閉じて、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、未精算取引の内容を好適に確認することができる。例えば、店員は、未精算一覧画面の一覧表示領域601において未精算取引の概要と、夫々の未精算取引がいずれの精算用POSレジスタ30において精算装置されるか(または、お会計券が印字、発行されたか)を簡便に把握することができるとともに、特定の未精算取引について個別表示領域602において詳細に確認することができる。
なお、お会計券には、1次元又は2次元のコードが印字されると説明したが、お会計券に印字されたコードの形式(1次元のコード、2次元のコード)を記憶しておき、未精算一覧画面の一覧表示領域601、個別表示領域602の少なくとも一方に表示するようにしてもよい。
なお、以上に説明したPOSレジスタ(登録用POSレジスタ又は精算用POSレジスタ)及びPOSシステムを実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…POSシステム、10…ストアコントローラ、11…LAN、20…登録用POSレジスタ、30…精算用POSレジスタ、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…スキャナ部、205…表示部(店員用)、205a…表示部(客用)、206…操作部、207…通信部、208…ブザー、209…印刷部、301…CPU、302…ROM、303…RAM、304…スキャナ部、305…表示部、306…操作部、307…通信部、308…ブザー、309…印刷部、310…決済部、311…サインポール、312…人感知センサ、501…精算機指定ボタン、502…未精算一覧ボタン、503…お会計券ボタン、601…一覧表示領域(概要表示領域)、602…個別表示領域(詳細表示領域)
Claims (3)
- 店員が操作する登録装置であって、
商品を登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された商品に関する情報を、顧客の操作に基づいて精算する精算装置で精算可能に送信する送信手段と、
前記精算装置で未精算となっている取引である未精算取引について表示する表示手段とを備え、
前記表示手段は、
1つの画面上において、
夫々の前記未精算取引について、夫々の取引の取引識別番号と夫々の取引を精算させる前記精算装置に関する情報とを一覧表示するとともに、
一の前記未精算取引について、該取引において登録された商品の明細情報を表示することを特徴とする登録装置。 - 店員の操作に基づいて商品を登録する登録装置と顧客の操作に基づいて精算する精算装置とを有するシステムであって、
前記登録装置は、
商品を登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された商品に関する情報を、前記精算装置で精算可能に送信する送信手段と、
前記精算装置で未精算となっている取引である未精算取引について表示する表示手段とを備え、
前記表示手段は、
1つの画面上において、
夫々の前記未精算取引について、夫々の取引の取引識別番号と夫々の取引を精算させる前記精算装置に関する情報とを一覧表示するとともに、
一の前記未精算取引について、該取引において登録された商品の明細情報を表示することを特徴とするシステム。 - 表示部を備え、店員が操作する登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
商品を登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された商品に関する情報を、顧客の操作に基づいて精算する精算装置で精算可能に送信する送信手段と、
前記精算装置で未精算となっている取引である未精算取引について前記表示部に表示させる表示制御手段
として機能させ、
前記表示制御手段は、
前記表示部の1つの画面上において、
夫々の前記未精算取引について、夫々の取引の取引識別番号と夫々の取引を精算させる前記精算装置に関する情報とを一覧表示させるとともに、
一の前記未精算取引について、該取引において登録された商品の明細情報を表示させることを特徴とするプログラム。
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