JPH09292840A - 格子状グリッド連結部材及びモザイクブロック - Google Patents

格子状グリッド連結部材及びモザイクブロック

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JPH09292840A
JPH09292840A JP8127785A JP12778596A JPH09292840A JP H09292840 A JPH09292840 A JP H09292840A JP 8127785 A JP8127785 A JP 8127785A JP 12778596 A JP12778596 A JP 12778596A JP H09292840 A JPH09292840 A JP H09292840A
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Nobuo Takahashi
信夫 高橋
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Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モザイク式監視盤における格子状グリッドの
連結作業を容易にし、より多彩な光学的表示が行える格
子状グリッド連結部材を提供する。 【解決手段】 2つの格子状グリッド100を連結する
際に隣接する2つの開口部110に対応する矩形状の表
示部210と、先端が湾曲若しくは屈曲形成されたやや
弾性を有するほぼ板状となった一対の爪部220を二組
設ける。二組の爪部220は、格子状グリッド100を
連結させた際に隣り合う各開口部110の位置に対応さ
せてそれぞれ表示部210の短辺と略平行に配置し、表
示部210とともに一体形成して連結部材200を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は格子状グリッド連結
部材及びモザイクブロックに関する。具体的には、モザ
イク式監視盤に用いられる格子状グリッドを互いに連結
するための連結部材及び当該モザイク式監視盤に用いら
れるモザイクブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】図9はモザイク式監視盤Aの概略構成図
であって、格子状グリッド100の各開口部110内に
多種多様なモザイクブロック120a、120b、12
0cが表面側からはめ込まれている。モザイクブロック
120a、120b、120cにはそ ぞれ一対の爪部
121が設けられ、爪部121によって格子状グリッド
100の枠部101に係合されている。このモザイク式
監視盤Aにおいて、例えば図9に示すようにLED等の
表示機能を有するモザイクブロック120aをはめ込む
ことにより数字を表示させることができる。また、前面
に照光フィルタ122を備えたモザイクブロック120
bをはめ込み、当該モザイクブロック120bをはめ込
んだ開口部110内に背面側からLED130を差し込
むことによって、当該モザイクブロック120bを光ら
せたりすることができる。また、表面に文字や記号が表
記されたモザイクブロック120cをはめ込み、必要な
文字を表示したり背景の美観を整えたりすることができ
る。そして、このような多種多様のモザイクブロック1
20a、120b、120cを組み合わせることによっ
て発電所や浄水場などの制御表示盤として用いることが
できる。
【0003】一般にこの種のモザイク式監視盤Aは、複
数の格子状グリッド100を並べ、互いに連結すること
によって広い表示面積を得ている。図10に示すものは
格子状グリッド100の連結部分を示す拡大斜視図であ
って、格子状グリッド100は薄板状の枠部101が格
子状に配置され、枠部101の交差部分に支柱部102
が突出形成されている。また、格子状グリッド100の
外周を構成する枠部101の厚さは、他の枠部101の
厚さの約半分の厚さに形成され、2つの格子状グリッド
100を合わせることにより他の枠部101の厚さと等
しくなるように設計されている。
【0004】2つの格子状グリッド100は一対の連結
部材150と2本のビス160によって連結される。図
11(a)(b)は連結部材150を示す正面図及び平
面図であって、連結部材150は図11に示すようにほ
ぼ板状をしており、その長辺方向は少なくとも2つの開
口部110分よりも両側に長く形成され、連結部材15
0の短辺方向は1つの開口部110分よりも短く形成さ
れている。また、一方の面には格子状グリッド100の
枠部101が納まる溝151が3つ設けられている。さ
らに連結部材150にはビス穴152が2つ開口されて
おり、一方の連結部材150の2つのビス穴152の内
面には雌ネジが螺刻されている。つまり格子状グリッド
100の前面及び背面から一対の連結部材150によっ
て2つの格子状グリッド100を挟み、ビス160によ
って2つの連結部材150をねじ止めして2つの格子状
グリッド100を連結することができる。そして、連結
部材150によって使用された4つの開口部110内に
は、表面に文字や記号が表記されたモザイクブロック1
20cがはめ込まれる。
【0005】しかしながらこの連結部材150を用いた
場合には、連結部材150によって使用された開口部1
10内に背面側からLED130を配置することができ
ず、合計4個の開口部110には光学的な表示機能を持
たせることができなかった。
【0006】また、モザイク式監視盤Aは連結する複数
の格子状グリッド100にあらかじめモザイクブロック
110a、110b、110cがはめ込まれた状態で設
置場所に搬入され、組み立てられる。したがって、格子
状グリッド100を連結する際には、はめ込めれている
モザイクブロック120cを一旦抜き取った後、格子状
グリッド100の前面及び背面の両面から連結作業を行
ない、そして抜き取ったモザイクブロック120cを再
びはめ込むという面倒な作業を行なう必要があった。
【0007】さらに、格子状グリッド100を横方向に
連結する場合には連結部材150を横方向に配置しなけ
ればならないため、連結部材150が配置される開口部
110にはモザイクブロック120cの爪部121が横
方向を向くようにして格子状グリッド100にはめ込む
必要があった。一方、格子状グリッド100を縦方向に
連結する場合には連結部材150を縦方向に配置しなけ
ればならないため、モザイクブロック120cの爪部1
21が縦方向を向くようにして格子状グリッド100に
はめ込む必要があった。このため、あらかじめ連結箇所
のモザイクブロック120cの爪の方向を考えて、モザ
イク監視盤Aの設計をしなければならず、また、爪部1
21の方向を連結部材150の配置方向に合わせてモザ
イクブロック120cをはめ込めなければならなかっ
た。
【0008】また格子状グリッド100を連結する方法
として図12に示すように、格子状グリッド100の連
結部において格子状グリッド100の交差部分を開口部
110の内側に膨らませて半円筒状の連結部160を設
け、格子状グリッド100の前面及び背面から一対の連
結カップ170で挟み、連結ビス180によってビス止
めする方法もある。この方法では、連結部160の周囲
の4つの開口部110にLED130を配置することが
できるが、開口部110が小さくなると連結部160が
開口部110に対し大きなスペースを占領し、小さなL
ED130しか配置することができず、実際上光学的な
表示機能を持たせることができなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、格子状グリッドの連結により光学的な表示機能
が使えなくなる開口部の個数を少なくするとともに、格
子状グリッドの連結作業を容易にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の格子状グ
リッド連結部材は、格子状グリッドの開口部にモザイク
ブロックをはめ込んだモザイク式監視盤における格子状
グリッドを連結するための格子状グリッド連結部材であ
って、前記開口部2個分に対応する一の台座部と、前記
格子状グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッド
に係合する一対の爪部を2組備え、前記格子状グリッド
を連結した際に隣接する2つの開口部にそれぞれ前記爪
部を一組ずつ挿入できる位置に配置すると共に2組の前
記爪部を前記台座部の短軸方向に略平行に配置したこと
を特徴としている。
【0011】本発明の第2の格子状グリッド連結部材
は、格子状グリッドの開口部にモザイクブロックをはめ
込んだモザイク式監視盤における格子状グリッドを連結
するための格子状グリッド連結部材であって、前記開口
部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状グリッド
の開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合する一対
の爪部を2組備え、前記格子状グリッドを連結した際に
隣接する2つの開口部にそれぞれ前記爪部を一組ずつ挿
入できる位置に配置すると共に2組の前記爪部を前記台
座部の長軸方向に略平行に配置したことを特徴としてい
る。
【0012】本発明の第3の格子状グリッド連結部材
は、格子状グリッドの開口部にモザイクブロックをはめ
込んだモザイク式監視盤における格子状グリッドを連結
するための格子状グリッド連結部材であって、前記開口
部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状グリッド
の開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合する一対
の爪部を2組備え、前記格子状グリッドを連結した際に
隣接する2つの開口部にそれぞれ前記爪部を一組ずつ挿
入できる位置に配置すると共に一組の前記爪部を前記台
座部の短軸方向に略平行に配置し、残る一組の前記爪部
を前記台座部の長軸方向に略平行に配置したことを特徴
としている。
【0013】本発明のモザイクブロックは、格子状グリ
ッドの開口部にモザイクブロックをはめ込んだモザイク
式監視盤におけるモザイクブロックであって、少なくと
も前記開口部1個分に対応する一の表示部と、前記格子
状グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係
合する一対の爪部を2組備え、前記2組の爪部を前記表
示部の長軸方向若しくは短軸方向のいずれか一方向に、
間隔を設けて略平行に配置したことを特徴としている。
【0014】さらに本発明の第4の格子グリッド連結部
材は、格子状グリッドの開口部にモザイクブロックをは
め込んだモザイク式監視盤における格子状グリッドを連
結するための格子状グリッド連結部材であって、前記開
口部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状グリッ
ドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合する略
ロ字状に配置された4本一組の爪部を2組備え、前記格
子状グリッドを連結した際に隣接する2つの開口部にそ
れぞれ前記爪部を一組ずつ挿入できる位置に配置したこ
とを特徴としている。
【0015】また、本発明の格子状グリッド連結部材に
おいて、当該爪部の幅を、請求項6に記載のモザイクブ
ロックの前記2組の爪部の間隔よりも狭くするのが好ま
しい。
【0016】またこれらの格子状グリッド連結部材に
は、少なくとも一組の前記爪部の内面に雌ネジを螺合可
能にするのが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例による連
結部材200を示す構造図、図2はこの連結部材200
を用いて2つの格子状グリッド100を連結した状態を
示す説明図、図3は本発明の別な実施例による連結部材
200を示す構造図、図4は図3に示す連結部材200
を用いて2つの格子状グリッド100を連結した状態を
示す説明図である。また、図5及び図6はそれぞれ本発
明のさらに別な実施例である連結部材200を示す構造
図、図7は本発明の一実施例であるモザイクブロック3
00を示す構造図、図8は図6に示す連結部材200を
用いて連結した格子状グリッド100に本発明のモザイ
クブロック300をはめ込んだ状態を示す説明図であ
る。以下各図に従って説明する。
【0018】図1(a)(b)(c)(d)はそれぞれ
連結部材200を示す平面図、正面図、側面図及び裏面
図であって、連結部材200は2つの格子状グリッド1
00を連結する際に隣接する2つの開口部110に対応
した平面視矩形状の台座部210に、格子状グリッド1
00の枠部101に係合する一対の爪部220が2組設
けられ、台座部210及び爪部220は例えばプラスチ
ック材料から一体として形成されている。
【0019】各爪部220はほぼ板状をしており、その
幅は格子状グリッド100の各開口部110の幅よりも
やや狭く、爪部220の先端はわずかに外側方向に突出
されている。また、開口部110に挿入された爪部22
0の先端が格子状グリッド100の端面に係合すべく、
爪部200の脚の長さL1は支柱部102の背面側の端
面から枠部101の前面側の端面までの距離W1〔図2
(a)参照〕とほぼ等しく、モザイクブロック120c
と接触しないように爪部の長さL2は格子状グリッド1
00の厚さW2〔図2(a)参照〕よりも短い。
【0020】2組の爪部220は、2つの格子状グリッ
ド100を連結させた際に隣り合う各開口部110にそ
れぞれ挿入できる位置に、台座部210の短辺と略平行
に設けられている。爪部220はやや弾性を有してお
り、例えば肉厚状に作成され、2つの格子状グリッド1
00を連結できるだけの強度、復元力を備えている。
【0021】連結する2つの格子状グリッド100の2
つの開口部110内に、格子状グリット100の背面側
から2組の対となった爪部220をそれぞれつまむよう
にして挿入すると、爪部220の復元力によって爪部2
20が元の状態に戻るとともに爪部220の先端が格子
状グリッド100の枠部101の前面側の端面に係合さ
れる。こうして図2に示すように連結部材200が2つ
の開口部110内にはめ込められ、2つの格子状グリッ
ド100が連結される。
【0022】図3(a)(b)(c)(d)はそれぞれ
別な実施例である連結部材200の平面図、正面図、側
面図及び裏面図であって、この連結部材200も図1に
示す連結部材200と同様な構造で、この連結部材20
0の2組の爪部220は、2つの格子状グリッド100
を連結させた際に隣り合う各格子状グリッド100の開
口部110にそれぞれ挿入できる位置に、台座部210
の長辺と略平行となるように設けられている点で異なっ
ているだけである。したがって、この連結部材200の
2組の対となった爪部220をつまむようにして連結す
る2つの格子状グリッド100の2つの開口部110内
に挿入すると、爪部220の復元力によって爪部220
が元の状態に戻るとともに爪部220の先端が格子状グ
リッド100の枠部101に係合され、図4に示すよう
に連結部材200によって2つの格子状グリッド100
が連結される。
【0023】このように本発明の連結部材200を用い
ることにより、2つの開口部110を使用するだけ 2
つの格子状グリッド100を連結できる。このため従
来、4個の開口部110が連結部材150で占められて
いたが、本発明によれば2個の開口部110が占められ
るのみで、より多くの開口部110内にLED130を
挿入できる。
【0024】また、連結部材200を格子状グリッド1
00の背面側からはめ込むだけでよいので、従来のよう
に一旦はめ込まれたモザイクブロック120cを抜き取
る必要もなく、連結作業を容易に行える。
【0025】さらに2種類の連結部材200を用いるこ
とによって、多数の格子状グリッド100を縦横自在に
連結させ広面積のモザイク式監視盤Aを効率よく組み立
てられる。つまり、格子状グリッド100を横方向に連
結する際には図1に示す連結部材200を用いれば、連
結部材200の爪部220は縦方向に配置される。格子
状グリッド100を縦方向に連結する際には図3に示す
連結部材200を用いれば、連結部材200の爪部22
0は同じように縦方向に配置される。したがって、すべ
ての開口部110にモザイクブロック120a、120
b、120cの爪部121をすべて横方向にはめ込んで
おけばよく、従来のように連結部材150の配置方向に
気を使うことなく、モザイクブロック120a、120
b、120cのはめ込み作業を簡単にできる。もちろ
ん、横方向の連結に図1に示す連結部材200を用い、
縦方向の連結に図3に示す連結部材200を用いるなら
ば、すべての開口部110内にはモザイクブロック12
0a、120b、120cの爪部121をすべて縦方向
に挿入しておくとよい。
【0026】図5はさらに別な実施例である連結部材2
00を示す正面図であって、図5に示す連結部材200
にあっては、2組の爪部220の内面にそれぞれ雌ネジ
221が螺刻されている。この連結部材200を用いて
格子状グリッド100を連結した後、雌ネジ221より
も少し大きめの雄ネジ(図示せず)を螺合させると、一
対の爪部220の間隔が広がり爪部220の先端がより
強固に格子状グリッド100の枠部101の端面に係合
され、2つの格子状グリッド100をしっかりと連結で
きる。
【0027】また一対の爪部220の内面にタッピング
ネジを螺合し、爪部220を強固に格子状グリッド10
0に係合させることもできる。このためには例えば、一
対の爪部220の内面にそれぞれ断面略円弧状の切り欠
きを設けておくぇよい。こうするとタッピングネジの先
端を切り欠きで位置合わせでき、容易にタッピングネジ
を螺合できる。もちろん切り欠きを設ける必要もなく、
図1や図3に示す連結部材200の爪部220の内面に
タッピングネジを螺合してもよい。
【0028】さらに図示はしないが、連結部材200の
2組の爪部220のうち一組の爪部220を台座部21
0の長辺と平行に設け、残る一組の爪部220を表示部
210の短辺と平行に設けてもよく、このような連結部
材200によっても2つの格子状グリッド100を簡単
に連結できる。
【0029】次に本発明のモザイクブロック300につ
いて説明する。図6(a)(b)(c)はそれぞれ、本
発明の一実施例であるモザイクブロック300を示す斜
視図、正面図及び側面図である。モザイクブロック30
0は、格子状グリッド100の1個の開口部110に対
応するほぼ平面視方形状の表示部310に、格子状グリ
ッド100の枠部101に係合する一対の爪部320が
2組設けられており、表示部310及び爪部320は例
えばプラスチック材料から一体として形成されている。
また、2組の爪部320は格子状グリッド100の開口
部110内に挿入できる位置に、表示部310のいずれ
か一方の軸方向に平行に設けられている。また2組の爪
部320の間には、次に説明する連結部材200の爪部
220が納まるよう充分な間隔qが設けられている〔図
6(b)参照〕。
【0030】爪部320は柱状あるいは板状をしてお
り、爪部320の先端はわずかに外側方向に突出されて
いる。爪部320の脚の長さL3は、爪部320の先端
が格子状グリッド100の端面に係合すべく、支柱部1
02の前面側の端面から枠部101の背面側の端面まで
の距離W3〔図8(a)参照〕とほぼ等しく、連結部材
200の台座部210と接触しないように爪部320の
長さL4は格子状グリッド100の厚さW2よりも短
い。
【0031】このモザイクブロック300にあっても、
従来のモザイクブロック120cと同様に格子状グリッ
ド100の前面側からはめ込まれ、4本の爪部320に
よって格子状グリッド100に係合される。
【0032】図7(a)(b)(c)はそれぞれさらに
別な実施例である連結部材200を示す正面図、側面図
及び裏面図である。この連結部材200は、台座部21
0に格子状グリッド100の枠部101に係合する4本
一組となった2組の爪部220が、台座部210と一体
として設けられている。2組の爪部220は、2つの格
子状グリッド100を連結させた際に隣り合う各開口部
110にそれぞれ挿入できる位置に略ロ字状に設けられ
ている以外は、上述した連結部材200と同様な構造と
なっており、開口部110に挿入された4本1組の各爪
部220は開口部110の周囲を形成する4つの枠部1
01の前面側の端面にそれぞれ係合される。
【0033】各爪部220の幅はそれぞれ等しく、上述
した本発明によるモザイクブロック300の2組の爪部
320の間隔qよりもやや狭く形成されており、格子状
グリッド100の開口部110にはめ込んだ際に、各爪
部220と格子状グリッド100の枠部101との間に
モザイクブロック300の爪部320が納められる。つ
まり、連結部材200の挿入方向に関係なく、連結部材
200の爪部220がモザイクブロック300の2組の
爪部320の間に納まるようになっている。
【0034】しかして、モザイクブロック300を格子
状グリッド100の開口部110に前面側からはめ込む
と、図8に示すように4本の爪部320の先端が格子状
グリッド100の枠部101の背面側の端面に係合され
る。次に連結する2つの格子状グリッド100の2つの
開口部110内に、格子状グリット100の背面側から
連結部材200をはめ込むと、連結部材200の爪部2
20がモザイクブロック300の2組の爪部320の間
に納められ、爪部220の先端が格子状グリッド100
の枠部101の前面側の端面に係合される。こうして格
子状グリッド100にはめ込まれたモザイクブロック3
00を抜き取らずに、格子状グリッド100を連結する
ことができる。
【0035】このように第5の実施例にしめす連結部材
200及びモザイクブロック300を組合わせて用いれ
ば、連結部材200の4本の爪部220によって各格子
状グリッド100に係合されるので、2つの格子状グリ
ッド100の連結強度を高めることができる。また、格
子状グリッド100を縦方向に連結する場合でも横方向
に連結する場合でも、モザイクブロック300の爪部3
20の方向を気にすることなく連結作業を行なえる。し
たがって、モザイクブロック300も爪部320の方向
を気にすることなく格子状グリッド100の開口部11
0にはめ込むことができ、モザイク式監視盤の組み立て
作業を効率よく行なえる。
【0036】もちろん4本一組の爪部220の内面にね
じを螺合可能にしておくとより強固に格子状グリッド1
00を保持できるのでより好都合である。
【0037】また、図1や図3に示す連結部材200に
おいても、連結部材200の爪部220の幅を本発明の
モザイクブロック300の2組の爪部320の間隔qよ
りも狭くしてもよく、この場合にも本発明のモザイクブ
ロック300と組み合わせて用いることにより、モザイ
クブロック300の爪部320の挿入方向を考えること
なく2つの格子状グリッド100を連結できる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1、2又は3に記載の格
子状グリッド連結部材はそれぞれ、格子状グリッドの開
口部にモザイクブロックをはめ込んだモザイク式監視盤
における格子状グリッドを連結するための格子状グリッ
ド連結部材であって、前記開口部2個分に対応する一の
台座部と、前記格子状グリッドの開口部に挿入され前記
格子状グリッドに係合する一対の爪部を2組備え、前記
格子状グリッドを連結した際に隣接する2つの開口部に
それぞれ前記爪部を一組ずつ挿入できる位置に配置する
と共に2組の前記爪部を前記台座部の短軸方向に平行に
配置し、又は2組の前記爪部を前記台座部の長軸方向に
平行に配置し、あるいは2組の前記爪部を前記台座部の
短軸及び長軸方向にそれぞれ平行に配置している。この
ため、これらの格子状グリッド連結部材を用いることに
より、連結に使用される開口部を従来の4個から2個に
減らすことができる。したがって、背面からLEDを挿
入して光学的な表示機能を使用できる開口部を1箇所の
連結部あたり2個増やすことができ、より多彩な光学的
な表示を行える。
【0039】また、モザイクブロックを格子状グリッド
にはめ込んだままで作業ができ、しかも格子状グリッド
の背面側から格子状グリッド連結部材をはめ込んで格子
状グリッドを連結できるので、連結作業を非常に容易に
行なえる。
【0040】本発明のモザイクブロックは、格子状グリ
ッドの開口部にモザイクブロックをはめ込んだモザイク
式監視盤におけるモザイクブロックであって、少なくと
も前記開口部1個分に対応する一の表示部と、前記格子
状グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係
合する一対の爪部を2組備え、前記2組の爪部を前記表
示部の長軸方向若しくは短軸方向のいずれか一方向に、
間隔を設けて略平行に配置しているので、従来のモザイ
クブロックと同様に格子状グリッドにはめ込んで用いる
ことができる。したがって、請求項1、2又は3に記載
の格子状グリッド連結部材を用いて格子状グリッドを連
結できる。
【0041】また、請求項5に記載の格子状グリッド連
結部材にあっては、格子状グリッド開口部2個分に対応
する一の台座部と、前記格子状グリッドの開口部に挿入
され前記格子状グリッドに係合する略ロ字状に配置され
た4本一組の爪部を2組備え、前記格子状グリッドを連
結した際に隣接する2つの開口部にそれぞれ前記爪部を
一組ずつ挿入できる位置に配置しているので、本発明の
モザイクブロックとを組み合わせて用いることができ
る。このとき、4本一組の爪部が、連結する各格子状グ
リッドにそれぞれ係合されるのでより強固に2つの格子
状グリッドを連結できる。
【0042】このとき、格子状グリッド連結部材の爪部
の幅を、本発明のモザイクブロックの2組の爪部の間隔
よりも狭くしておくと、モザイクブロックの2組の爪部
の間に、格子状グリッド連結部材の爪部を挿入できる。
したがって、モザイクブロックの爪部の挿入方向を考慮
する必要がなく、格子状グリッド連結部材の爪部を任意
の方向に向けて背面側からはめ込むことができる。この
ため、格子状グリッドの連結作業をさらに容易にするこ
とができる。また、モザイクブロックの爪部の挿入方向
を気にすることなく、あらかじめ格子状グリッドにはめ
込んでおくことができる。この結果、モザイク式監視盤
を非常に効率よく組み立てることが可能になる。
【0043】さらに、本発明の格子状グリッド連結部材
の各組の爪部の内面に雌ネジを螺刻可能にしておくと、
少し大きめの雄ネジを螺合させることによって一対の爪
部若しくは4本一組となった爪部の間隔が広がり、爪部
が格子状グリッドに強固に係合される。したがって、格
子状グリッドをよりしっかりと連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)(d)はそれぞれ本発明の
一実施例である連結部材を示す平面図、正面図、側面図
及び裏面図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれ、同上の連結部材を用
いて2つの格子状グリッドを連結した状態を示す正面説
明図及び側面説明図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)はそれぞれ本発明の
別 実施例である連結部材を示す平面図、正面図、側面
図及び裏面図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれ、同上の連結部材を用
いて2つの格子状グリッドを連結した状態を示す正面説
明図及び側面説明図である。
【図5】本発明のさらに別な実施例である連結部材を示
す正面図である。
【図6】(a)(b)(c)はそれぞれ本発明のさらに
別な実施例である連結部材を示す正面図、側面図及び裏
面図である。
【図7】(a)(b)(c)はそれぞれ本発明の一実施
例であるモザイクブロックを示す斜視図、正面図及び側
面図である。
【図8】(a)(b)はそれぞれ、同上の連結部材とモ
ザイクブロックを用いて2つの格子状グリッドを連結し
た状態を示す正面説明図及び側面説明図である。
【図9】モザイク式監視盤の概略構成図である。
【図10】従来例による格子状グリッドの連結部分を示
す拡大斜視図である。
【図11】(a)(b)はそれぞれ従来例による格子状
グリッドの連結部材の一方を示す正面図及び平面図であ
る。
【図12】別な従来例による格子状グリッドの連結部分
を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
100 格子状グリッド 110 開口部 120a、120b、120c モザイクブロック 130 LED 200 連結部材 220 連結部材の爪部 221 雌ネジ 300 本発明によるモザイクブロック 320 モザイクブロックの爪部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状グリッドの開口部にモザイクブロ
    ックをはめ込んだモザイク式監視盤における格子状グリ
    ッドを連結するための格子状グリッド連結部材であっ
    て、 前記開口部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状
    グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合
    する一対の爪部を2組備え、 前記格子状グリッドを連結した際に隣接する2つの開口
    部にそれぞれ前記爪部を一組ずつ挿入できる位置に配置
    すると共に2組の前記爪部を前記台座部の短軸方向に略
    平行に配置したことを特徴とする格子状グリッド連結部
    材。
  2. 【請求項2】 格子状グリッドの開口部にモザイクブロ
    ックをはめ込んだモザイク式監視盤における格子状グリ
    ッドを連結するための格子状グリッド連結部材であっ
    て、 前記開口部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状
    グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合
    する一対の爪部を2組備え、 前記格子状グリッドを連結した際に隣接する2つの開口
    部にそれぞれ前記爪部を一組ずつ挿入できる位置に配置
    すると共に2組の前記爪部を前記台座部の長軸方向に略
    平行に配置したことを特徴とする格子状グリッド連結部
    材。
  3. 【請求項3】 格子状グリッドの開口部にモザイクブロ
    ックをはめ込んだモザイク式監視盤における格子状グリ
    ッドを連結するための格子状グリッド連結部材であっ
    て、 前記開口部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状
    グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合
    する一対の爪部を2組備え、 前記格子状グリッドを連結した際に隣接する2つの開口
    部にそれぞれ前記爪部を一組ずつ挿入できる位置に配置
    すると共に一組の前記爪部を前記台座部の短軸方向に略
    平行に配置し、残る一組の前記爪部を前記台座部の長軸
    方向に略平行に配置したことを特徴とする格子状グリッ
    ド連結部材。
  4. 【請求項4】 格子状グリッドの開口部にモザイクブロ
    ックをはめ込んだモザイク式監視盤におけるモザイクブ
    ロックであって、 少なくとも前記開口部1個分に対応する一の表示部と、
    前記格子状グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリ
    ッドに係合する一対の爪部を2組備え、 前記2組の爪部を前記表示部の長軸方向若しくは短軸方
    向のいずれか一方向に、間隔を設けて略平行に配置した
    ことを特徴とするモザイクブロック。
  5. 【請求項5】 格子状グリッドの開口部にモザイクブロ
    ックをはめ込んだモザイク式監視盤における格子状グリ
    ッドを連結するための格子状グリッド連結部材であっ
    て、 前記開口部2個分に対応する一の台座部と、前記格子状
    グリッドの開口部に挿入され前記格子状グリッドに係合
    する略ロ字状に配置された4本一組の爪部を2組備え、 前記格子状グリッドを連結した際に隣接する2つの開口
    部にそれぞれ前記爪部を一組ずつ挿入できる位置に配置
    したことを特徴とする格子状グリッド連結部材。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3又は5に記載の格子状
    グリッド連結部材において、当該爪部の幅を、請求項6
    に記載のモザイクブロックの前記2組の爪部の間隔より
    も狭くしたことを特徴とする格子状グリッド連結部材。
  7. 【請求項7】 少なくとも一組の前記爪部の内面に雌ネ
    ジを螺合可能にしたことを特徴とする請求項1、2、
    3、5又は6に記載の格子状グリッド連結部材。
JP8127785A 1996-04-23 1996-04-23 格子状グリッド連結部材及びモザイクブロック Pending JPH09292840A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348645A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Sekisui Jushi Co Ltd 視線誘導標
JP2007009518A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Bunka Shutter Co Ltd

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