JPH0929219A - 生ごみ処理装置 - Google Patents
生ごみ処理装置Info
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- JPH0929219A JPH0929219A JP7186081A JP18608195A JPH0929219A JP H0929219 A JPH0929219 A JP H0929219A JP 7186081 A JP7186081 A JP 7186081A JP 18608195 A JP18608195 A JP 18608195A JP H0929219 A JPH0929219 A JP H0929219A
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Landscapes
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットを圧縮空間に確実かつ簡単に着脱し、
生ごみをネット内に確実に受け入れる。 【解決手段】 破砕部で破砕した生ごみをダクト4で圧
縮部3に導く。圧縮部3には圧縮容器54を設け、圧縮容
器54の内側にネットを装着する圧縮空間58を設ける。圧
縮空間58に装着したネット内にダクト4で導かれる生ご
みを受け入れ、圧縮空間58の収縮によってネット内の生
ごみを圧縮する。ダクト4の先端部の両側位置を含む圧
縮空間58の上端周囲の少なくとも3箇所に、ネットの上
端口部を開口状態に支持するネット支持部73を設ける。
ネット支持部73によりネットの上端口部を開口状態に支
持し、ダクト4で導かれる生ごみがネット内に受け入れ
る。
生ごみをネット内に確実に受け入れる。 【解決手段】 破砕部で破砕した生ごみをダクト4で圧
縮部3に導く。圧縮部3には圧縮容器54を設け、圧縮容
器54の内側にネットを装着する圧縮空間58を設ける。圧
縮空間58に装着したネット内にダクト4で導かれる生ご
みを受け入れ、圧縮空間58の収縮によってネット内の生
ごみを圧縮する。ダクト4の先端部の両側位置を含む圧
縮空間58の上端周囲の少なくとも3箇所に、ネットの上
端口部を開口状態に支持するネット支持部73を設ける。
ネット支持部73によりネットの上端口部を開口状態に支
持し、ダクト4で導かれる生ごみがネット内に受け入れ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみを圧縮して
脱水する生ごみ処理装置に関する。
脱水する生ごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生ごみ処理装置は、例え
ば特開平6−321302号公報に記載されているよう
に、筒状のケース体の内周に沿って筒状の膨脹タンクを
取り付け、この膨脹タンクの内側にネットを装着する圧
縮空間を形成している。ネットは、そのネットの口部を
環状の装着部材に通すとともに折り返して係合し、装着
部材を介して吊り下げ状態に圧縮空間に装着する。
ば特開平6−321302号公報に記載されているよう
に、筒状のケース体の内周に沿って筒状の膨脹タンクを
取り付け、この膨脹タンクの内側にネットを装着する圧
縮空間を形成している。ネットは、そのネットの口部を
環状の装着部材に通すとともに折り返して係合し、装着
部材を介して吊り下げ状態に圧縮空間に装着する。
【0003】そして、生ごみを装着部材に係合された口
部を通じてネット内に投入した後、膨脹タンクを膨脹さ
せて圧縮空間を収縮させ、膨脹タンクでネットを周囲か
ら圧縮して生ごみを搾り、脱水する。生ごみからの脱水
液は圧縮空間の底部の排水口から排水する。
部を通じてネット内に投入した後、膨脹タンクを膨脹さ
せて圧縮空間を収縮させ、膨脹タンクでネットを周囲か
ら圧縮して生ごみを搾り、脱水する。生ごみからの脱水
液は圧縮空間の底部の排水口から排水する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
生ごみ処理装置では、ネットの装着に装着部材を用いる
必要があり、その装着部材が生ごみで汚れて取扱いづら
いとともに、ネットの着脱を行ないづらい問題がある。
生ごみ処理装置では、ネットの装着に装着部材を用いる
必要があり、その装着部材が生ごみで汚れて取扱いづら
いとともに、ネットの着脱を行ないづらい問題がある。
【0005】また、膨脹タンクで生ごみが収納されたネ
ットを直接圧縮するため、生ごみに魚の骨や硬い異物な
どが混ざっていた場合、その異物などで膨脹タンクに損
傷を与える問題がある。
ットを直接圧縮するため、生ごみに魚の骨や硬い異物な
どが混ざっていた場合、その異物などで膨脹タンクに損
傷を与える問題がある。
【0006】また、膨脹タンクを膨脹させると、膨脹タ
ンクの縁部分よりも中央部分が大きく膨脹するため、ネ
ット内の生ごみを均一に圧縮させることができず、脱水
むらや脱水不良が生じる問題がある。
ンクの縁部分よりも中央部分が大きく膨脹するため、ネ
ット内の生ごみを均一に圧縮させることができず、脱水
むらや脱水不良が生じる問題がある。
【0007】さらに、ネットを圧縮したとき、ネットの
底部が圧縮空間の底部の排水口に接合し、脱水液の排水
性が低下する問題がある。
底部が圧縮空間の底部の排水口に接合し、脱水液の排水
性が低下する問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ネットを圧縮空間に確実かつ簡単に着脱するこ
と、膨脹タンクを保護すること、ネット内の生ごみを均
一に圧縮すること、排水性を向上させることができる生
ごみ処理装置を提供することを目的とする。
ので、ネットを圧縮空間に確実かつ簡単に着脱するこ
と、膨脹タンクを保護すること、ネット内の生ごみを均
一に圧縮すること、排水性を向上させることができる生
ごみ処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の生ごみ処
理装置は、投入された生ごみを破砕して送り出す破砕部
と、ネットを着脱自在に装着する圧縮空間がほぼ上下方
向に沿って形成された圧縮容器を有し、その圧縮空間に
装着されたネット内に前記破砕部から送り出される生ご
みを受け入れるとともに圧縮空間の収縮によってネット
内の生ごみを圧縮する圧縮部と、この圧縮部の圧縮空間
上に先端部が臨み、前記破砕部から送り出される生ごみ
を前記圧縮部に導くダクトと、このダクトの先端部の両
側位置を含む前記圧縮空間の上端周囲の少なくとも3箇
所に配設され、ネットの上端口部を開口状態に支持する
ネット支持部とを具備していることを特徴とする。そし
て、ダクトの先端部の両側位置を含む圧縮空間の上端周
囲の少なくとも3箇所に配設されたネット支持部によ
り、ネットの上端口部が開口状態に支持され、ダクトで
導かれる生ごみがネット内に受け入れられる。
理装置は、投入された生ごみを破砕して送り出す破砕部
と、ネットを着脱自在に装着する圧縮空間がほぼ上下方
向に沿って形成された圧縮容器を有し、その圧縮空間に
装着されたネット内に前記破砕部から送り出される生ご
みを受け入れるとともに圧縮空間の収縮によってネット
内の生ごみを圧縮する圧縮部と、この圧縮部の圧縮空間
上に先端部が臨み、前記破砕部から送り出される生ごみ
を前記圧縮部に導くダクトと、このダクトの先端部の両
側位置を含む前記圧縮空間の上端周囲の少なくとも3箇
所に配設され、ネットの上端口部を開口状態に支持する
ネット支持部とを具備していることを特徴とする。そし
て、ダクトの先端部の両側位置を含む圧縮空間の上端周
囲の少なくとも3箇所に配設されたネット支持部によ
り、ネットの上端口部が開口状態に支持され、ダクトで
導かれる生ごみがネット内に受け入れられる。
【0010】請求項2記載の生ごみ処理装置は、軸方向
をほぼ上下方向とする筒状のケース体と、このケース体
の内面に沿って筒状に配設された膨脹可能な膨脹タンク
と、この膨脹タンクの内側に配設され、内側に生ごみを
収納するネットが着脱自在に装着される圧縮空間を有
し、圧縮変形に対して復元可能な筒状のラバー体とを具
備していることを特徴とする。そして、ラバー体によっ
て生ごみに含まれる骨などから膨脹タンクが保護され、
さらに、ラバー体の復元力によって膨脹タンクの収縮が
補助される。
をほぼ上下方向とする筒状のケース体と、このケース体
の内面に沿って筒状に配設された膨脹可能な膨脹タンク
と、この膨脹タンクの内側に配設され、内側に生ごみを
収納するネットが着脱自在に装着される圧縮空間を有
し、圧縮変形に対して復元可能な筒状のラバー体とを具
備していることを特徴とする。そして、ラバー体によっ
て生ごみに含まれる骨などから膨脹タンクが保護され、
さらに、ラバー体の復元力によって膨脹タンクの収縮が
補助される。
【0011】請求項3記載の生ごみ処理装置は、請求項
2記載の生ごみ処理装置において、ラバー体の周方向に
ラバー体の圧縮変形を規制する複数の位置決め体が軸方
向に沿って取り付けられたことを特徴とする。そして、
複数の位置決め体によりラバー体の圧縮変形が規制され
て、ラバー体が無秩序に変形するのが防止され、低圧で
も生ごみに対する圧縮が均一化される。
2記載の生ごみ処理装置において、ラバー体の周方向に
ラバー体の圧縮変形を規制する複数の位置決め体が軸方
向に沿って取り付けられたことを特徴とする。そして、
複数の位置決め体によりラバー体の圧縮変形が規制され
て、ラバー体が無秩序に変形するのが防止され、低圧で
も生ごみに対する圧縮が均一化される。
【0012】請求項4記載の生ごみ処理装置は、請求項
2または3記載の生ごみ処理装置において、ラバー体ま
たは膨脹タンクの少なくとも一方に、均圧板が軸方向に
沿って取り付けられたことを特徴とする。そして、均圧
板により、ネット内の生ごみが均一に圧縮される。
2または3記載の生ごみ処理装置において、ラバー体ま
たは膨脹タンクの少なくとも一方に、均圧板が軸方向に
沿って取り付けられたことを特徴とする。そして、均圧
板により、ネット内の生ごみが均一に圧縮される。
【0013】請求項5記載の生ごみ処理装置は、請求項
2ないし4いずれか記載の生ごみ処理装置において、ラ
バー体の内面に凸状の均圧板が取り付けられ、この均圧
板に複数の水抜孔が形成されるとともに均圧板とラバー
体の内面との間に複数の水抜孔が連通する通水路が形成
されたことを特徴とする。そして、圧縮時にラバー体と
ネット内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出さ
れる絞水が均圧板の通水路を通じて排水される。
2ないし4いずれか記載の生ごみ処理装置において、ラ
バー体の内面に凸状の均圧板が取り付けられ、この均圧
板に複数の水抜孔が形成されるとともに均圧板とラバー
体の内面との間に複数の水抜孔が連通する通水路が形成
されたことを特徴とする。そして、圧縮時にラバー体と
ネット内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出さ
れる絞水が均圧板の通水路を通じて排水される。
【0014】請求項6記載の生ごみ処理装置は、請求項
2ないし5いずれか記載の生ごみ処理装置において、ラ
バー体の周方向に沿って均圧板と位置決め体とが交互に
配置されたことを特徴とする。そして、ラバー体の圧縮
変形を規制する部分とラバー体の圧縮変形を許容する部
分とが交互に割り振られ、ラバー体が無秩序に変形する
のが防止されて、膨脹タンクの膨脹量に追従される。
2ないし5いずれか記載の生ごみ処理装置において、ラ
バー体の周方向に沿って均圧板と位置決め体とが交互に
配置されたことを特徴とする。そして、ラバー体の圧縮
変形を規制する部分とラバー体の圧縮変形を許容する部
分とが交互に割り振られ、ラバー体が無秩序に変形する
のが防止されて、膨脹タンクの膨脹量に追従される。
【0015】請求項7記載の生ごみ処理装置は、請求項
2ないし6いずれか記載の生ごみ処理装置において、ラ
バー体の内面にほぼ上下方向に沿って水抜溝が形成され
たことを特徴とする。そして、圧縮時にラバー体とネッ
ト内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出される
絞水が水抜溝を通じて排水される。
2ないし6いずれか記載の生ごみ処理装置において、ラ
バー体の内面にほぼ上下方向に沿って水抜溝が形成され
たことを特徴とする。そして、圧縮時にラバー体とネッ
ト内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出される
絞水が水抜溝を通じて排水される。
【0016】請求項8記載の生ごみ処理装置は、請求項
1ないし7いずれか記載の生ごみ処理装置において、圧
縮空間、ネットの底部を支持する弾性を有するネット支
持体が圧縮空間の底部との間に間隔をあけた宙吊り状態
に取り付けられたことを特徴とする。そして、ネット支
持体でネットの底部が圧縮領域に支持され、圧縮時にネ
ットの底部内の生ごみが確実に圧縮されるとともに、ネ
ットの底部で排水口などを塞ぐことがない。
1ないし7いずれか記載の生ごみ処理装置において、圧
縮空間、ネットの底部を支持する弾性を有するネット支
持体が圧縮空間の底部との間に間隔をあけた宙吊り状態
に取り付けられたことを特徴とする。そして、ネット支
持体でネットの底部が圧縮領域に支持され、圧縮時にネ
ットの底部内の生ごみが確実に圧縮されるとともに、ネ
ットの底部で排水口などを塞ぐことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の生ごみ処理装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】図4ないし図7には生ごみ処理装置の全体
構成をそれぞれ示す。なお、図4中左側を生ごみ処理装
置の左側面とするとともに右側を右側面とし、図5中左
側を生ごみ処理装置の前面とするとともに右側を後面と
して説明する。
構成をそれぞれ示す。なお、図4中左側を生ごみ処理装
置の左側面とするとともに右側を右側面とし、図5中左
側を生ごみ処理装置の前面とするとともに右側を後面と
して説明する。
【0019】図4ないし図7において、1は生ごみ処理
装置の機体で、この機体1内の右側に破砕部2が配設さ
れているとともに左側に圧縮部3が配設され、この破砕
部2と圧縮部3との間には破砕部2から送り出される生
ごみを圧縮部3に導くダクト4が配設されている。
装置の機体で、この機体1内の右側に破砕部2が配設さ
れているとともに左側に圧縮部3が配設され、この破砕
部2と圧縮部3との間には破砕部2から送り出される生
ごみを圧縮部3に導くダクト4が配設されている。
【0020】破砕部2には、機体1の上面に生ごみを投
入する投入口11が開口形成され、この投入口11には投入
口蓋12がヒンジ13を介して後方へ開閉可能に取り付けら
れている。投入口蓋12は、前後に2分割されてヒンジ14
で折り畳み可能に連結され、投入口蓋12の前側上面には
折り畳み開閉操作するための取手15が取り付けられてい
る。
入する投入口11が開口形成され、この投入口11には投入
口蓋12がヒンジ13を介して後方へ開閉可能に取り付けら
れている。投入口蓋12は、前後に2分割されてヒンジ14
で折り畳み可能に連結され、投入口蓋12の前側上面には
折り畳み開閉操作するための取手15が取り付けられてい
る。
【0021】投入口11の下方にはホッパ16が配設され、
このホッパ16の下部に破砕容器17が連結されている。ホ
ッパ16内には生ごみの受入空間18が形成され、破砕容器
17内には生ごみを破砕する破砕空間19が形成されてい
る。
このホッパ16の下部に破砕容器17が連結されている。ホ
ッパ16内には生ごみの受入空間18が形成され、破砕容器
17内には生ごみを破砕する破砕空間19が形成されてい
る。
【0022】破砕容器17には、ホッパ16の中央よりも少
し左側寄りに破砕空間19が形成され、この破砕空間19の
一側上方すなわちホッパ16との連結部分に生ごみを受け
入れる受入口20が開口形成され、左側面に破砕した生ご
みを排出する排出口21が開口形成されている。破砕容器
17の底部には、受入口20の下方位置に破砕空間19へ向け
て下降傾斜する傾斜面部22が形成され、破砕空間19の底
部位置に傾斜面部22から連続した円弧状の円弧面部23が
形成されている。円弧面部23の左端部は破砕空間19のほ
ぼ中心高さまで立ち上げられて排出口21に連続し、破砕
空間19が凹状に形成されている。
し左側寄りに破砕空間19が形成され、この破砕空間19の
一側上方すなわちホッパ16との連結部分に生ごみを受け
入れる受入口20が開口形成され、左側面に破砕した生ご
みを排出する排出口21が開口形成されている。破砕容器
17の底部には、受入口20の下方位置に破砕空間19へ向け
て下降傾斜する傾斜面部22が形成され、破砕空間19の底
部位置に傾斜面部22から連続した円弧状の円弧面部23が
形成されている。円弧面部23の左端部は破砕空間19のほ
ぼ中心高さまで立ち上げられて排出口21に連続し、破砕
空間19が凹状に形成されている。
【0023】ホッパ16の上端周囲には散水手段としての
散水パイプ24が配設され、この散水パイプ24から投入さ
れた生ごみに散水が行なわれる。
散水パイプ24が配設され、この散水パイプ24から投入さ
れた生ごみに散水が行なわれる。
【0024】ホッパ16の下端すなわち受入口20には受入
空間18と破砕空間19とを仕切る仕切板25が配設されてい
る。この仕切板25は、受入口20を閉塞可能とする大きさ
に形成されており、破砕空間19とは反対側の右縁部がヒ
ンジ26を介してホッパ16に回動可能に取り付けられてい
る。そして、仕切板25は、機体1の前面に突設された仕
切板可動手段としてのハンドル27の回動操作によって、
受入口20を閉塞して仕切る仕切位置と、下方の破砕空間
19側へ向けて回動した開放位置とに選択的に開閉動作さ
れる。ハンドル27は、機体1の前面に回動可能に取り付
けられ、仕切板25の下方に侵入する端部に仕切板25の下
面に当接する当接部28が形成されている。機体1の前面
には、仕切板25の仕切状態でハンドル27を着脱可能に支
持するハンドル受29が取り付けられている。
空間18と破砕空間19とを仕切る仕切板25が配設されてい
る。この仕切板25は、受入口20を閉塞可能とする大きさ
に形成されており、破砕空間19とは反対側の右縁部がヒ
ンジ26を介してホッパ16に回動可能に取り付けられてい
る。そして、仕切板25は、機体1の前面に突設された仕
切板可動手段としてのハンドル27の回動操作によって、
受入口20を閉塞して仕切る仕切位置と、下方の破砕空間
19側へ向けて回動した開放位置とに選択的に開閉動作さ
れる。ハンドル27は、機体1の前面に回動可能に取り付
けられ、仕切板25の下方に侵入する端部に仕切板25の下
面に当接する当接部28が形成されている。機体1の前面
には、仕切板25の仕切状態でハンドル27を着脱可能に支
持するハンドル受29が取り付けられている。
【0025】破砕容器17の破砕空間19には生ごみを破砕
する破砕手段31が配設されている。この破砕手段31は、
複数の破砕ハンマー32を有し、この破砕ハンマー32が破
砕空間の中心部に配設される回転軸33に対して円周上の
対称的な2箇所でかつ軸方向に沿って並列に取り付けら
れている。回転軸33には複数のフランジ34が等間隔に固
定され、図8に示すように、フランジ34間に破砕ハンマ
ー32の基部が挿入されてピン35によって回動自在に軸支
されている。破砕ハンマー32の先端には、破砕時の正転
方向の前面に断面ほぼ三角形状の突起部36が突出形成さ
れている。
する破砕手段31が配設されている。この破砕手段31は、
複数の破砕ハンマー32を有し、この破砕ハンマー32が破
砕空間の中心部に配設される回転軸33に対して円周上の
対称的な2箇所でかつ軸方向に沿って並列に取り付けら
れている。回転軸33には複数のフランジ34が等間隔に固
定され、図8に示すように、フランジ34間に破砕ハンマ
ー32の基部が挿入されてピン35によって回動自在に軸支
されている。破砕ハンマー32の先端には、破砕時の正転
方向の前面に断面ほぼ三角形状の突起部36が突出形成さ
れている。
【0026】図5に示すように、回転軸33は破砕容器17
の前後面を貫通して機体1側に取り付けられた軸受37に
よって回転自在に軸支され、回転軸33の後端にはプーリ
38が固定され、このプーリ38とモータ39の回転軸40に取
り付けられたプーリ41との間にベルト42が張設されてい
る。モータ39は、機体1内に取り付けられ、破砕時に正
転して、破砕空間19の底部を破砕ハンマー32が受入口20
側から排出口21側に向けて移動するように回転させ、ま
た、後述する逆転スイッチ94の操作時に逆転する。
の前後面を貫通して機体1側に取り付けられた軸受37に
よって回転自在に軸支され、回転軸33の後端にはプーリ
38が固定され、このプーリ38とモータ39の回転軸40に取
り付けられたプーリ41との間にベルト42が張設されてい
る。モータ39は、機体1内に取り付けられ、破砕時に正
転して、破砕空間19の底部を破砕ハンマー32が受入口20
側から排出口21側に向けて移動するように回転させ、ま
た、後述する逆転スイッチ94の操作時に逆転する。
【0027】図8に示すように、破砕容器17の破砕空間
19の底部の円弧面部23には、複数の角刃42,43が破砕ハ
ンマー32の回転方向に沿って配列されている。この角刃
42,43は軸方向に沿って細長く形成され、破砕ハンマー
32の正転時の回転方向の上流側の角刃42の厚みより下流
側の角刃43の厚みが厚く形成されている。すなわち、破
砕ハンマー32の先端部と角刃42,43との対向間隔は、破
砕ハンマー32の正転時の回転方向の上流側よりも下流側
が狭く形成されている。
19の底部の円弧面部23には、複数の角刃42,43が破砕ハ
ンマー32の回転方向に沿って配列されている。この角刃
42,43は軸方向に沿って細長く形成され、破砕ハンマー
32の正転時の回転方向の上流側の角刃42の厚みより下流
側の角刃43の厚みが厚く形成されている。すなわち、破
砕ハンマー32の先端部と角刃42,43との対向間隔は、破
砕ハンマー32の正転時の回転方向の上流側よりも下流側
が狭く形成されている。
【0028】破砕ハンマー32の回転方向の最も下流側の
角刃43よりも下流側には櫛刃44が配設されている。この
櫛刃44は、図8および図9に示すように、軸方向に沿っ
て細長い基板部45を有するとともに、この基板部45から
複数の破砕ハンマー32の間に対応して垂直に立設された
櫛部46を有し、各櫛部46の上流側の一側には面取部47が
形成されている。
角刃43よりも下流側には櫛刃44が配設されている。この
櫛刃44は、図8および図9に示すように、軸方向に沿っ
て細長い基板部45を有するとともに、この基板部45から
複数の破砕ハンマー32の間に対応して垂直に立設された
櫛部46を有し、各櫛部46の上流側の一側には面取部47が
形成されている。
【0029】図4に示すように、排出口21の底面側から
は壁体49が立設されている。この壁体49は、排出口21の
下側を閉塞して排出口21の開口幅を調整するものであ
り、破砕容器17またはダクト4に交換可能あるいは出没
調整可能に取り付けられている。そして、高さの異なる
壁体49に交換することにより、排出口21の開口下縁の高
さを任意に可変することができる。
は壁体49が立設されている。この壁体49は、排出口21の
下側を閉塞して排出口21の開口幅を調整するものであ
り、破砕容器17またはダクト4に交換可能あるいは出没
調整可能に取り付けられている。そして、高さの異なる
壁体49に交換することにより、排出口21の開口下縁の高
さを任意に可変することができる。
【0030】次に、ダクト4は、図4および図6に示す
ように、一端が破砕容器17の排出口21に連結され、他端
の先端部4a側が圧縮部3の後述する圧縮空間58上に臨ん
で配置されており、先端部4a側の水平方向の開口幅が圧
縮空間58の開口幅に合わせて狭められるとともに破砕部
2側から圧縮部3側に下降傾斜されている。
ように、一端が破砕容器17の排出口21に連結され、他端
の先端部4a側が圧縮部3の後述する圧縮空間58上に臨ん
で配置されており、先端部4a側の水平方向の開口幅が圧
縮空間58の開口幅に合わせて狭められるとともに破砕部
2側から圧縮部3側に下降傾斜されている。
【0031】次に、圧縮部3には、図4、図6および図
7に示すように、機体1の上面に円形の取出口51が開口
形成され、この取出口51には円板状の取出口蓋52が着脱
可能に取り付けられる。取出口蓋52の中央には取手53が
取り付けられている。
7に示すように、機体1の上面に円形の取出口51が開口
形成され、この取出口51には円板状の取出口蓋52が着脱
可能に取り付けられる。取出口蓋52の中央には取手53が
取り付けられている。
【0032】取出口51の下方には圧縮容器54が配設され
ている。この圧縮容器54は、図1ないし図3に示すよう
に、ケース体55と、膨脹タンク56と、ラバー体57とを有
し、ラバー体57の内側に圧縮空間58が形成されている。
ている。この圧縮容器54は、図1ないし図3に示すよう
に、ケース体55と、膨脹タンク56と、ラバー体57とを有
し、ラバー体57の内側に圧縮空間58が形成されている。
【0033】ケース体55は、上下方向に開口する円筒状
に形成された胴部59を有し、この胴部59の周囲には複数
の補強リング60が取り付けられている。胴部59の下部に
は、中央に排水口61を有する底板62が取り付けられ、さ
らに、この底板62の下方に、中央に排水口63を有する排
水受板64が取り付けられている。胴部59の上部には、中
央に圧縮空間58の上面が臨む開口部65を有する環状のタ
ンクカバー66が取り付けられている。そして、図4に示
すように、ケース体55は、機体1内に固定的に配設さ
れ、底板62の排水口61には網状または複数の孔があけら
れた受皿67が着脱可能に取り付けられ、排水受板64の排
水口63には排水管68が接続されている。また、図1に示
すように、タンクカバー66の内周縁には、ダクト4の先
端部4aの両側位置を含む3箇所に位置決め凹部69が形成
されている。
に形成された胴部59を有し、この胴部59の周囲には複数
の補強リング60が取り付けられている。胴部59の下部に
は、中央に排水口61を有する底板62が取り付けられ、さ
らに、この底板62の下方に、中央に排水口63を有する排
水受板64が取り付けられている。胴部59の上部には、中
央に圧縮空間58の上面が臨む開口部65を有する環状のタ
ンクカバー66が取り付けられている。そして、図4に示
すように、ケース体55は、機体1内に固定的に配設さ
れ、底板62の排水口61には網状または複数の孔があけら
れた受皿67が着脱可能に取り付けられ、排水受板64の排
水口63には排水管68が接続されている。また、図1に示
すように、タンクカバー66の内周縁には、ダクト4の先
端部4aの両側位置を含む3箇所に位置決め凹部69が形成
されている。
【0034】膨脹タンク56は、膨脹または収縮が可能な
弾性を有する材質で中空体状にて形成され、内部への給
水または排水にて膨脹または収縮される。そして、3つ
の膨脹タンク56がケース体55の内面に沿って円周方向に
ほぼ筒状となるように配設されるとともに、隣接する膨
脹タンク56の各隣接部分がタンクカバー66の各位置決め
凹部69の位置に対応して配設されている。
弾性を有する材質で中空体状にて形成され、内部への給
水または排水にて膨脹または収縮される。そして、3つ
の膨脹タンク56がケース体55の内面に沿って円周方向に
ほぼ筒状となるように配設されるとともに、隣接する膨
脹タンク56の各隣接部分がタンクカバー66の各位置決め
凹部69の位置に対応して配設されている。
【0035】ラバー体57は、圧縮変形に対して復元可能
な材質で上下方向に開口する円筒状に形成され、図1に
示すように、上縁部にはダクト4の位置に対応して切欠
部70が形成されている。
な材質で上下方向に開口する円筒状に形成され、図1に
示すように、上縁部にはダクト4の位置に対応して切欠
部70が形成されている。
【0036】図1および図3に示すように、ラバー体57
の外面の3箇所には位置決め体として位置決め軸71が軸
方向に沿って配置され、各位置決め軸71の位置に対応す
るラバー体57の内面に取付板72が軸方向に沿って配置さ
れ、各位置決め軸71と取付板72とがラバー体57を介して
図示しない止め具で一体的に連結されている。そして、
各位置決め軸71は、タンクカバー66の位置決め凹部69お
よび隣接する膨脹タンク56間に嵌合されて、周方向に位
置決めされる。
の外面の3箇所には位置決め体として位置決め軸71が軸
方向に沿って配置され、各位置決め軸71の位置に対応す
るラバー体57の内面に取付板72が軸方向に沿って配置さ
れ、各位置決め軸71と取付板72とがラバー体57を介して
図示しない止め具で一体的に連結されている。そして、
各位置決め軸71は、タンクカバー66の位置決め凹部69お
よび隣接する膨脹タンク56間に嵌合されて、周方向に位
置決めされる。
【0037】各位置決め軸71の上端にはほぼL字状のネ
ット支持部としての支持金具73が取り付けられ、この各
支持金具73には圧縮空間58に装着されるネットNの上端
口部が引っ掛けられて支持される。そして、ネットNの
支持状態では、ダクト4の先端部4aの両側位置を含む圧
縮空間58の上端周囲の3箇所の支持金具73により、ネッ
トNの上端口部が開口状態で支持される。
ット支持部としての支持金具73が取り付けられ、この各
支持金具73には圧縮空間58に装着されるネットNの上端
口部が引っ掛けられて支持される。そして、ネットNの
支持状態では、ダクト4の先端部4aの両側位置を含む圧
縮空間58の上端周囲の3箇所の支持金具73により、ネッ
トNの上端口部が開口状態で支持される。
【0038】取付板72は、例えば金属製で、圧縮空間58
に突出する断面ほぼ三角形状に形成され、表面に複数の
水抜孔74が形成されているとともに取付板72の内側に各
水抜孔74が連通する通水路75が上下に貫通形成されてい
る。
に突出する断面ほぼ三角形状に形成され、表面に複数の
水抜孔74が形成されているとともに取付板72の内側に各
水抜孔74が連通する通水路75が上下に貫通形成されてい
る。
【0039】ラバー体57の周方向に沿った3箇所の各位
置決め軸71の間には、ラバー体57の内面および外面に金
属製の均圧板76,77がそれぞれ軸方向に沿って配置さ
れ、両均圧板76,77がラバー体57を介して止め具78で一
体的に連結されている。内側の均圧板76は、圧縮空間58
に突出する断面ほぼ三角形状の凸状に形成され、その突
出部分の表面に複数の水抜孔79が形成されているととも
に均圧板76とラバー体57の内面との間に各水抜孔79が連
通する通水路80が上下に貫通形成されている。外側の均
圧板77は平板状に形成されている。
置決め軸71の間には、ラバー体57の内面および外面に金
属製の均圧板76,77がそれぞれ軸方向に沿って配置さ
れ、両均圧板76,77がラバー体57を介して止め具78で一
体的に連結されている。内側の均圧板76は、圧縮空間58
に突出する断面ほぼ三角形状の凸状に形成され、その突
出部分の表面に複数の水抜孔79が形成されているととも
に均圧板76とラバー体57の内面との間に各水抜孔79が連
通する通水路80が上下に貫通形成されている。外側の均
圧板77は平板状に形成されている。
【0040】したがって、ラバー体57には、周方向に沿
って、位置決め体71と均圧板76,77とが交互に配置され
て取り付けられている。
って、位置決め体71と均圧板76,77とが交互に配置され
て取り付けられている。
【0041】また、均圧板76の通水路80に臨むラバー体
57の内面には上下方向に沿って水抜溝81が形成されてい
る。
57の内面には上下方向に沿って水抜溝81が形成されてい
る。
【0042】また、図2および図4に示すように、圧縮
空間57には、ネットNの底部を支持するネット支持体82
が圧縮空間57の底部との間に間隔をあけた宙吊り状態に
取り付けられている。このネット支持体82は、例えばゴ
ムなどの弾性を有するベルト材を組み合わせて形成さ
れ、ネットNの底部を受け入れるネット受部83およびこ
のネット受部83から上方に延ばされた複数のベルト部84
を有し、各ベルト部84の上端にはフック85が取り付けら
れている。そして、ネット支持体82は、圧縮空間58の底
部近傍にその底部との間に間隔をあけて配置され、各ベ
ルト部84のフック85が取付板72の水抜孔74および均圧板
76の水抜孔79に引っ掛けられて宙吊り状態に支持され
る。
空間57には、ネットNの底部を支持するネット支持体82
が圧縮空間57の底部との間に間隔をあけた宙吊り状態に
取り付けられている。このネット支持体82は、例えばゴ
ムなどの弾性を有するベルト材を組み合わせて形成さ
れ、ネットNの底部を受け入れるネット受部83およびこ
のネット受部83から上方に延ばされた複数のベルト部84
を有し、各ベルト部84の上端にはフック85が取り付けら
れている。そして、ネット支持体82は、圧縮空間58の底
部近傍にその底部との間に間隔をあけて配置され、各ベ
ルト部84のフック85が取付板72の水抜孔74および均圧板
76の水抜孔79に引っ掛けられて宙吊り状態に支持され
る。
【0043】また、図7に示すように、機体1の正面に
は操作部91が配設され、この操作部91には、入スイッチ
92、切スイッチ93、パイロットランプP、逆転指示手段
としての逆転スイッチ94、リセットスイッチ95が配設さ
れている。また、操作部91の下側には、水道に直結され
て水道水が給水ホースを介して給水される給水口96、給
水口96を開閉する止水栓97、洗浄用散水ホースなどを接
続する散水口98が配設されている。また、機体1の左側
面には、排水ホース99a ,99b が導出されており、一方
の排水ホース99a は排水管68と接続されて生ごみからの
絞り水を排水し、他方の排水ホース99b は後述する三方
弁104 の排出口と接続されて膨脹タンク56内の水道水を
排出する。さらに、機体1の圧縮部3の上面には、圧縮
タンク56に給水する圧縮位置と排水する圧縮解除位置と
に切り換えられる圧縮レバー100が配設されている。
は操作部91が配設され、この操作部91には、入スイッチ
92、切スイッチ93、パイロットランプP、逆転指示手段
としての逆転スイッチ94、リセットスイッチ95が配設さ
れている。また、操作部91の下側には、水道に直結され
て水道水が給水ホースを介して給水される給水口96、給
水口96を開閉する止水栓97、洗浄用散水ホースなどを接
続する散水口98が配設されている。また、機体1の左側
面には、排水ホース99a ,99b が導出されており、一方
の排水ホース99a は排水管68と接続されて生ごみからの
絞り水を排水し、他方の排水ホース99b は後述する三方
弁104 の排出口と接続されて膨脹タンク56内の水道水を
排出する。さらに、機体1の圧縮部3の上面には、圧縮
タンク56に給水する圧縮位置と排水する圧縮解除位置と
に切り換えられる圧縮レバー100が配設されている。
【0044】また、図4および図5に示すように、機体
1の内部では、給水口96に配管された止水栓97から減圧
弁101 に配管され、この減圧弁101 から電磁弁102 を介
して散水パイプ24に配管されている。
1の内部では、給水口96に配管された止水栓97から減圧
弁101 に配管され、この減圧弁101 から電磁弁102 を介
して散水パイプ24に配管されている。
【0045】次に、図10は配管図を示し、給水口96に
水栓97および減圧弁101 が配管され、この減圧弁101 か
らは、電磁弁102 を介して散水パイプ24に配管され、止
水栓103 を介して散水口98に配管され、圧縮レバー100
によって切り換えられる三方弁104 を介して各膨脹タン
ク56に並列に配管されている。三方弁104 と膨脹タンク
56との配管途中には、膨脹タンク56への給水圧力が所定
圧力以上となった場合に水を逃がす安全弁105 が接続さ
れている。
水栓97および減圧弁101 が配管され、この減圧弁101 か
らは、電磁弁102 を介して散水パイプ24に配管され、止
水栓103 を介して散水口98に配管され、圧縮レバー100
によって切り換えられる三方弁104 を介して各膨脹タン
ク56に並列に配管されている。三方弁104 と膨脹タンク
56との配管途中には、膨脹タンク56への給水圧力が所定
圧力以上となった場合に水を逃がす安全弁105 が接続さ
れている。
【0046】次に、図11は電気回路図を示し、電源11
1 に漏電遮断器112 を介して、常閉の切スイッチ93、投
入口蓋12の閉鎖時に閉じる蓋スイッチ113 、過負荷継電
器114 、圧縮レバー100 の圧縮解除位置への切換時に閉
じる三方弁スイッチ115 、逆転スイッチ94に連動する常
閉のリレースイッチ116 、入スイッチ92に連動する常開
のリレースイッチ117 、第1の電磁開閉器118 のリレー
駆動部119 が接続されている。第1の電磁開閉器118
は、モータ39を正転させる複数のリレースイッチ120 〜
123 、リレー駆動部119 および電磁弁102 に通電するリ
レースイッチ124、パイロットランプPに通電するリレ
ースイッチ125 を有している。
1 に漏電遮断器112 を介して、常閉の切スイッチ93、投
入口蓋12の閉鎖時に閉じる蓋スイッチ113 、過負荷継電
器114 、圧縮レバー100 の圧縮解除位置への切換時に閉
じる三方弁スイッチ115 、逆転スイッチ94に連動する常
閉のリレースイッチ116 、入スイッチ92に連動する常開
のリレースイッチ117 、第1の電磁開閉器118 のリレー
駆動部119 が接続されている。第1の電磁開閉器118
は、モータ39を正転させる複数のリレースイッチ120 〜
123 、リレー駆動部119 および電磁弁102 に通電するリ
レースイッチ124、パイロットランプPに通電するリレ
ースイッチ125 を有している。
【0047】また、三方弁スイッチ115 とリレースイッ
チ116 との間から、入スイッチ92に連動する常閉のリレ
ースイッチ126 、逆転スイッチ94に連動する常開のリレ
ースイッチ127 、第2の電磁開閉器128 のリレー駆動部
129 が接続されている。第2の電磁開閉器128 は、モー
タ39を逆転させる複数のリレースイッチ130 〜132 を有
している。
チ116 との間から、入スイッチ92に連動する常閉のリレ
ースイッチ126 、逆転スイッチ94に連動する常開のリレ
ースイッチ127 、第2の電磁開閉器128 のリレー駆動部
129 が接続されている。第2の電磁開閉器128 は、モー
タ39を逆転させる複数のリレースイッチ130 〜132 を有
している。
【0048】そして、蓋スイッチ113 および三方弁スイ
ッチ115 が閉状態で、入スイッチ92が押動操作される
と、リレースイッチ117 が閉じ、第1の電磁開閉器118
のリレー駆動部119 に通電されて、各リレースイッチ12
0 〜125 がオンすることにより、リレー駆動部119 への
通電が状態が保持され、入スイッチ92の押動操作を解除
しても自己保持状態が保たれる。この状態で、モータ39
が正転され、電磁弁102が動作して散水が行なわれ、パ
イロットランプPが点灯される。
ッチ115 が閉状態で、入スイッチ92が押動操作される
と、リレースイッチ117 が閉じ、第1の電磁開閉器118
のリレー駆動部119 に通電されて、各リレースイッチ12
0 〜125 がオンすることにより、リレー駆動部119 への
通電が状態が保持され、入スイッチ92の押動操作を解除
しても自己保持状態が保たれる。この状態で、モータ39
が正転され、電磁弁102が動作して散水が行なわれ、パ
イロットランプPが点灯される。
【0049】また、切スイッチ93を押動操作すると、リ
レー駆動部119 への通電が停止され、第1の電磁開閉器
118 の自己保持が解除されて、モータ39および電磁弁10
2 が停止され、パイロットランプPが消灯される。
レー駆動部119 への通電が停止され、第1の電磁開閉器
118 の自己保持が解除されて、モータ39および電磁弁10
2 が停止され、パイロットランプPが消灯される。
【0050】また、停止状態において、逆転スイッチ94
を押動操作すると、リレースイッチ127 が閉じ、第2の
電磁開閉器128 のリレー駆動部129 に通電されて、各リ
レースイッチ130 〜132 がオンすることにより、モータ
39が逆転される。逆転スイッチ94の押動操作を停止する
と、モータ39の逆転が停止される。
を押動操作すると、リレースイッチ127 が閉じ、第2の
電磁開閉器128 のリレー駆動部129 に通電されて、各リ
レースイッチ130 〜132 がオンすることにより、モータ
39が逆転される。逆転スイッチ94の押動操作を停止する
と、モータ39の逆転が停止される。
【0051】したがって、図11に示す電気回路は、モ
ータ39の正転時には電磁弁102 に通電して散水させ、逆
転時には電磁弁102 に通電せず、散水させないように構
成しており、散水制御手段133 を構成する。
ータ39の正転時には電磁弁102 に通電して散水させ、逆
転時には電磁弁102 に通電せず、散水させないように構
成しており、散水制御手段133 を構成する。
【0052】次に、生ごみ処理装置の動作を説明する。
【0053】まず、破砕処理について、図12のフロー
チャートを参照して説明する。
チャートを参照して説明する。
【0054】圧縮部3の取出口蓋52を取り(ステップ
1)、ネットNを圧縮部3の圧縮空間58に装着する(ス
テップ2)。このネットNの装着は、ネットNの底部を
圧縮空間58に挿入し、ネットNの上端口部を開口状態で
各支持金具73に引っ掛ける。なお、ダクト4の両側の支
持金具73にネットNの上端口部を引っ掛ける際に、ネッ
トNの上端口部をダクト4の下側を通すことにより、ダ
クト4の先端部4aの下方にネットNの上端口部が確実に
配置される。
1)、ネットNを圧縮部3の圧縮空間58に装着する(ス
テップ2)。このネットNの装着は、ネットNの底部を
圧縮空間58に挿入し、ネットNの上端口部を開口状態で
各支持金具73に引っ掛ける。なお、ダクト4の両側の支
持金具73にネットNの上端口部を引っ掛ける際に、ネッ
トNの上端口部をダクト4の下側を通すことにより、ダ
クト4の先端部4aの下方にネットNの上端口部が確実に
配置される。
【0055】破砕部2のハンドル27をハンドル受29に装
着して(ステップ3)、仕切板25を仕切位置に保持す
る。
着して(ステップ3)、仕切板25を仕切位置に保持す
る。
【0056】破砕部2の投入口蓋12を開放し(ステップ
4)、野菜くず、魚の骨などを含む生ごみを投入口11に
投入する(ステップ5)。投入口11に投入された生ごみ
は、仕切板25上に載り、受入空間18に収容される。この
とき、受入空間18に収容可能とする量が1回の破砕処理
量に対応し、生ごみの処理量を容易に把握できるととも
に、破砕部2への生ごみの詰め込み過ぎなどを防止でき
る。
4)、野菜くず、魚の骨などを含む生ごみを投入口11に
投入する(ステップ5)。投入口11に投入された生ごみ
は、仕切板25上に載り、受入空間18に収容される。この
とき、受入空間18に収容可能とする量が1回の破砕処理
量に対応し、生ごみの処理量を容易に把握できるととも
に、破砕部2への生ごみの詰め込み過ぎなどを防止でき
る。
【0057】投入口蓋12を閉じ(ステップ6)、圧縮レ
バー100 を圧縮解除位置に切り換える(ステップ7)。
バー100 を圧縮解除位置に切り換える(ステップ7)。
【0058】次に、入スイッチ92を押動操作すると(ス
テップ8)、第1の電磁開閉器118が自己保持して(ス
テップ9)、パイロットランプPが点灯し(ステップ1
0)、モータ39が正転し(ステップ11)、電磁弁102 が
開く(ステップ12)。モータ39の正転により、破砕ハン
マー32が高速で正転する。電磁弁102 が開くことによ
り、散水パイプ24に給水し、散水パイプ24から受入空間
18内に収容されている生ごみに散水する。生ごみへの散
水によって生ごみの洗浄処理が施される。
テップ8)、第1の電磁開閉器118が自己保持して(ス
テップ9)、パイロットランプPが点灯し(ステップ1
0)、モータ39が正転し(ステップ11)、電磁弁102 が
開く(ステップ12)。モータ39の正転により、破砕ハン
マー32が高速で正転する。電磁弁102 が開くことによ
り、散水パイプ24に給水し、散水パイプ24から受入空間
18内に収容されている生ごみに散水する。生ごみへの散
水によって生ごみの洗浄処理が施される。
【0059】次に、ハンドル27をハンドル受29から外し
て下方へ回動させることにより(ステップ13)、仕切板
25が下方の破砕空間19側へ向けて回動し、仕切板25上の
生ごみが破砕容器17の破砕空間19へ導かれる。このと
き、仕切板25が破砕空間19へ向けて傾斜してシュート状
態となるため、生ごみを破砕空間19に一度に供給するこ
となく徐々に供給できる。
て下方へ回動させることにより(ステップ13)、仕切板
25が下方の破砕空間19側へ向けて回動し、仕切板25上の
生ごみが破砕容器17の破砕空間19へ導かれる。このと
き、仕切板25が破砕空間19へ向けて傾斜してシュート状
態となるため、生ごみを破砕空間19に一度に供給するこ
となく徐々に供給できる。
【0060】破砕空間19に供給される生ごみが破砕ハン
マー32の回転領域に達すると、高速回転する破砕ハンマ
ー32が生ごみに激突してその生ごみを破砕するととも
に、破砕ハンマー32と角刃42,43および櫛刃44との間で
生ごみを細かく破砕する(ステップ14)。特に、破砕ハ
ンマー32の回転方向の上流側から下流側に沿って、破砕
ハンマー32の先端部と角刃42,43との対向間隔が狭くな
るとともに、その角刃42,43の下流側に櫛刃44が配設さ
れているため、生ごみを徐々に細かくでき、魚の骨など
の生ごみの噛み込みを防止できる。
マー32の回転領域に達すると、高速回転する破砕ハンマ
ー32が生ごみに激突してその生ごみを破砕するととも
に、破砕ハンマー32と角刃42,43および櫛刃44との間で
生ごみを細かく破砕する(ステップ14)。特に、破砕ハ
ンマー32の回転方向の上流側から下流側に沿って、破砕
ハンマー32の先端部と角刃42,43との対向間隔が狭くな
るとともに、その角刃42,43の下流側に櫛刃44が配設さ
れているため、生ごみを徐々に細かくでき、魚の骨など
の生ごみの噛み込みを防止できる。
【0061】破砕空間19は凹状に形成されているため、
散水された水が溜まり、回転する破砕ハンマー32が水中
で生ごみを撹拌して洗浄する。
散水された水が溜まり、回転する破砕ハンマー32が水中
で生ごみを撹拌して洗浄する。
【0062】そして、高速回転する破砕ハンマー32によ
って生ごみおよび水を排出口21に向けて送り出す。この
とき、排出口21の底面側からは壁体49が立設されている
ため、排出口21に水が排出されるのを規制して破砕空間
19内に水を溜め、水による生ごみの洗浄効果を向上させ
ることができ、かつ、排出口21に排出される生ごみの大
きさを規制し、生ごみを細かく破砕できる。したがっ
て、排出口21には、細かく破砕された生ごみおよび水を
排出する。
って生ごみおよび水を排出口21に向けて送り出す。この
とき、排出口21の底面側からは壁体49が立設されている
ため、排出口21に水が排出されるのを規制して破砕空間
19内に水を溜め、水による生ごみの洗浄効果を向上させ
ることができ、かつ、排出口21に排出される生ごみの大
きさを規制し、生ごみを細かく破砕できる。したがっ
て、排出口21には、細かく破砕された生ごみおよび水を
排出する。
【0063】排出口21に排出された生ごみおよび水は、
ダクト4によって圧縮部3へ送られ、そのダクト4の先
端部4aからネットN内に落下する。このとき、ダクト4
の先端部4Aの両側位置を含む圧縮空間58の上端周囲の3
箇所に配設された支持金具73により、ネットNの上端口
部が開口状態に支持されているため、ダクト4で導かれ
る生ごみがネットN内に確実に受け入れられる。ネット
N内に受け入れられた生ごみはネットN内に捕らえら
れ、水はネットNを通過して受皿67および排水口63を通
じて排水される。
ダクト4によって圧縮部3へ送られ、そのダクト4の先
端部4aからネットN内に落下する。このとき、ダクト4
の先端部4Aの両側位置を含む圧縮空間58の上端周囲の3
箇所に配設された支持金具73により、ネットNの上端口
部が開口状態に支持されているため、ダクト4で導かれ
る生ごみがネットN内に確実に受け入れられる。ネット
N内に受け入れられた生ごみはネットN内に捕らえら
れ、水はネットNを通過して受皿67および排水口63を通
じて排水される。
【0064】次に、生ごみの破砕が終了した後、切スイ
ッチ93を押動操作すると(ステップ15)、第1の電磁開
閉器118 の自己保持が解除され(ステップ16)、パイロ
ットランプPが消灯されるとともに(ステップ17)、モ
ータ39および電磁弁102 が停止される(ステップ18,1
9)。
ッチ93を押動操作すると(ステップ15)、第1の電磁開
閉器118 の自己保持が解除され(ステップ16)、パイロ
ットランプPが消灯されるとともに(ステップ17)、モ
ータ39および電磁弁102 が停止される(ステップ18,1
9)。
【0065】次に、破砕処理中において、破砕ハンマー
32と角刃42,43や櫛刃44との間に生ごみを噛み込むなど
して、破砕ハンマー32の回転が阻止され、モータ39がロ
ックした場合には(ステップ20)、切スイッチ93を押動
操作する(ステップ21)。
32と角刃42,43や櫛刃44との間に生ごみを噛み込むなど
して、破砕ハンマー32の回転が阻止され、モータ39がロ
ックした場合には(ステップ20)、切スイッチ93を押動
操作する(ステップ21)。
【0066】過負荷継電器114 が動作する前に切スイッ
チ93を押動操作した場合には(ステップ22)、ステップ
17〜19で説明したように停止処理がなされる。
チ93を押動操作した場合には(ステップ22)、ステップ
17〜19で説明したように停止処理がなされる。
【0067】また、過負荷継電器114 が動作して自動停
止された場合には(ステップ23)、所定時間だけ時間を
おいて過負荷継電器114 をリセットするとともに(ステ
ップ24)、リセットスイッチ95を押動操作する(ステッ
プ25)。
止された場合には(ステップ23)、所定時間だけ時間を
おいて過負荷継電器114 をリセットするとともに(ステ
ップ24)、リセットスイッチ95を押動操作する(ステッ
プ25)。
【0068】その後、逆転スイッチ94を押動操作すると
(ステップ26)、パイロットランプPが点灯し(ステッ
プ27)、第2の電磁開閉器128 が動作し(ステップ2
8)、モータ39が逆転する(ステップ29)。モータ39の
逆転により、破砕ハンマー32が逆転され、生ごみの噛み
込みが解消される。特に、破砕ハンマー32がピン35によ
って揺動可能に取り付けられているため、破砕ハンマー
32の逆転時に破砕ハンマー32が揺動して噛み込み部分か
ら容易に離脱できる。
(ステップ26)、パイロットランプPが点灯し(ステッ
プ27)、第2の電磁開閉器128 が動作し(ステップ2
8)、モータ39が逆転する(ステップ29)。モータ39の
逆転により、破砕ハンマー32が逆転され、生ごみの噛み
込みが解消される。特に、破砕ハンマー32がピン35によ
って揺動可能に取り付けられているため、破砕ハンマー
32の逆転時に破砕ハンマー32が揺動して噛み込み部分か
ら容易に離脱できる。
【0069】そして、逆転スイッチ94の押動操作を解除
すると(ステップ30)、パイロットランプPが消灯し
(ステップ31)、第2の電磁開閉器128 が停止されてモ
ータ39の逆転が停止される(ステップ32,33)。
すると(ステップ30)、パイロットランプPが消灯し
(ステップ31)、第2の電磁開閉器128 が停止されてモ
ータ39の逆転が停止される(ステップ32,33)。
【0070】なお、破砕中に、投入口蓋12を開けたり、
圧縮レバー100 を圧縮位置に切り換えると、蓋スイッチ
113 または三方弁スイッチ115 がオフして、破砕処理が
停止される。
圧縮レバー100 を圧縮位置に切り換えると、蓋スイッチ
113 または三方弁スイッチ115 がオフして、破砕処理が
停止される。
【0071】次に、圧縮処理について、図13のフロー
チャートを参照して説明する。
チャートを参照して説明する。
【0072】圧縮レバー100 を圧縮位置に切り換えると
(ステップ41)、三方弁104 が給水側に切り換えられ、
各膨脹タンク56内に給水されて、各膨脹タンク56が水圧
によって膨脹する(ステップ42)。
(ステップ41)、三方弁104 が給水側に切り換えられ、
各膨脹タンク56内に給水されて、各膨脹タンク56が水圧
によって膨脹する(ステップ42)。
【0073】そして、図3(b)(c)に示すように、各膨脹
タンク56が膨脹していくと、各膨脹タンク56がラバー体
57を内方の圧縮空間58へ向けて押圧し、ネットN内の生
ごみを圧縮して水分を絞り出す。
タンク56が膨脹していくと、各膨脹タンク56がラバー体
57を内方の圧縮空間58へ向けて押圧し、ネットN内の生
ごみを圧縮して水分を絞り出す。
【0074】このとき、膨脹タンク56の内側にはラバー
体57が配設されているため、このラバー体57によって生
ごみに含まれる骨などから膨脹タンク56を保護すること
ができる。
体57が配設されているため、このラバー体57によって生
ごみに含まれる骨などから膨脹タンク56を保護すること
ができる。
【0075】さらに、ラバー体57の周方向にラバー体57
の圧縮変形を規制する複数の位置決め軸71が軸方向に沿
って取り付けられているため、この複数の位置決め軸71
によりラバー体57の圧縮変形が星形に規制されて、ラバ
ー体57が無秩序に変形するのを防止でき、低圧でも生ご
みに対する圧縮を均一化でき、圧縮効率を向上させるこ
とができる。これにより、ラバー体57に復元力を増す厚
みのあるものを使用できる。
の圧縮変形を規制する複数の位置決め軸71が軸方向に沿
って取り付けられているため、この複数の位置決め軸71
によりラバー体57の圧縮変形が星形に規制されて、ラバ
ー体57が無秩序に変形するのを防止でき、低圧でも生ご
みに対する圧縮を均一化でき、圧縮効率を向上させるこ
とができる。これにより、ラバー体57に復元力を増す厚
みのあるものを使用できる。
【0076】さらに、ラバー体57には均圧板76,77が軸
方向に沿って取り付けられているため、膨脹タンク56の
上下方向の中央部のみが部分膨脹して弓形となり、膨脹
部分の上下に空隙ができるような状態となっても、ネッ
トN内の生ごみを均一に圧縮することができる。
方向に沿って取り付けられているため、膨脹タンク56の
上下方向の中央部のみが部分膨脹して弓形となり、膨脹
部分の上下に空隙ができるような状態となっても、ネッ
トN内の生ごみを均一に圧縮することができる。
【0077】さらに、ラバー体57の内面に取り付けられ
た凸状の均圧板76に複数の水抜孔79が形成されるととも
に均圧板76とラバー体57の内面との間に各水抜孔79が連
通する通水路80が形成されているため、ラバー体57とネ
ットN内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出さ
れる絞水を均圧板76の水抜孔79から通水路80を通じて下
方へ排水でき、排水性を向上させることができる。
た凸状の均圧板76に複数の水抜孔79が形成されるととも
に均圧板76とラバー体57の内面との間に各水抜孔79が連
通する通水路80が形成されているため、ラバー体57とネ
ットN内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出さ
れる絞水を均圧板76の水抜孔79から通水路80を通じて下
方へ排水でき、排水性を向上させることができる。
【0078】さらに、ラバー体57の内面にほぼ上下方向
に沿って水抜溝81が形成されているため、ラバー体57と
ネットN内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出
される絞水を水抜溝81を通じて下方へ排水でき、排水性
を向上させることができる。
に沿って水抜溝81が形成されているため、ラバー体57と
ネットN内の生ごみとが圧接しても、生ごみから絞り出
される絞水を水抜溝81を通じて下方へ排水でき、排水性
を向上させることができる。
【0079】さらに、ラバー体57の周方向に沿って位置
決め軸71と均圧板76,77とを交互に配置したため、ラバ
ー体57の圧縮変形を規制する部分とラバー体57の圧縮変
形を許容する部分とが交互に割り振られ、ラバー体57が
無秩序に変形するのを防止して、膨脹タンク56の膨脹量
に追従できる。
決め軸71と均圧板76,77とを交互に配置したため、ラバ
ー体57の圧縮変形を規制する部分とラバー体57の圧縮変
形を許容する部分とが交互に割り振られ、ラバー体57が
無秩序に変形するのを防止して、膨脹タンク56の膨脹量
に追従できる。
【0080】さらに、圧縮空間58に、ネットNの底部を
支持する弾性を有するネット支持体82を圧縮空間58の底
部との間に間隔をあけた宙吊り状態に取り付けたため、
ネット支持体82でネットNの底部をラバー体57の内側に
支持して、ネットNの底部内の生ごみを確実に圧縮させ
ことができ、さらに、圧縮されるネットNが下方へ逃げ
ても排水口61を塞ぐことがなく、排水性を向上させるこ
とができる。しかも、圧縮時にネットNの口部が支持金
具73から外れたとしても、ネットNの落下を防止するこ
とができる。
支持する弾性を有するネット支持体82を圧縮空間58の底
部との間に間隔をあけた宙吊り状態に取り付けたため、
ネット支持体82でネットNの底部をラバー体57の内側に
支持して、ネットNの底部内の生ごみを確実に圧縮させ
ことができ、さらに、圧縮されるネットNが下方へ逃げ
ても排水口61を塞ぐことがなく、排水性を向上させるこ
とができる。しかも、圧縮時にネットNの口部が支持金
具73から外れたとしても、ネットNの落下を防止するこ
とができる。
【0081】また、ネットN内の生ごみを圧縮した後、
圧縮レバー100 を圧縮解除位置に切り換えると(ステッ
プ43)、三方弁104 が排水側に切り換えられ、各膨脹タ
ンク56内への給水が停止されるとともに各膨脹タンク56
内に注入された水が排水され、膨脹タンク56が収縮して
いく。このとき、ラバー体57が復元力によって膨脹タン
ク56の収縮を補助することができ、排水時間を短縮でき
る。
圧縮レバー100 を圧縮解除位置に切り換えると(ステッ
プ43)、三方弁104 が排水側に切り換えられ、各膨脹タ
ンク56内への給水が停止されるとともに各膨脹タンク56
内に注入された水が排水され、膨脹タンク56が収縮して
いく。このとき、ラバー体57が復元力によって膨脹タン
ク56の収縮を補助することができ、排水時間を短縮でき
る。
【0082】そして、圧縮部3から圧縮した生ごみをネ
ットNごと取り出す(ステップ44)。このネットNの取
り出しは、ネットNの上端口部を支持金具73から上方へ
引き外し、ネットNの下部側を圧縮空間58から上方へ抜
外す。
ットNごと取り出す(ステップ44)。このネットNの取
り出しは、ネットNの上端口部を支持金具73から上方へ
引き外し、ネットNの下部側を圧縮空間58から上方へ抜
外す。
【0083】このとき、ネットNは圧縮でも移動しない
支持金具73に取り付けられているため、ネットNが支持
金具73から外れにくく、圧縮処理後のネットNの引き出
し操作を容易にできる。
支持金具73に取り付けられているため、ネットNが支持
金具73から外れにくく、圧縮処理後のネットNの引き出
し操作を容易にできる。
【0084】また、受皿67にごみが溜まった場合には、
ネット支持体82をラバー体57の内側から外して受皿67を
取り外して清掃する。
ネット支持体82をラバー体57の内側から外して受皿67を
取り外して清掃する。
【0085】なお、ネット支持体73は、ダクト4の先端
部4aの両側位置を含む圧縮空間58の上端周囲の3箇所以
上に配設してもよい。
部4aの両側位置を含む圧縮空間58の上端周囲の3箇所以
上に配設してもよい。
【0086】また、均圧板は、膨脹タンク側に取り付け
てもよく、あるいはラバー体57と膨脹タンクの両方に取
り付けてもよい。
てもよく、あるいはラバー体57と膨脹タンクの両方に取
り付けてもよい。
【0087】また、膨脹タンクは周方向に環状でもよ
い。
い。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の生ごみ処理装置によれ
ば、圧縮部の圧縮空間の上端周囲にネットの上端口部を
支持するネット支持部を配設したため、ネットの着脱操
作性を向上させることができ、しかも、そのネット支持
部は破砕部で破砕された生ごみを圧縮部に導くダクトの
先端部の両側位置を含む圧縮空間の上端周囲の少なくと
も3箇所に配設し、ネットの上端口部を開口状態に支持
するため、ダクトで導かれる生ごみをネット内に確実に
受け入れさせることができる。
ば、圧縮部の圧縮空間の上端周囲にネットの上端口部を
支持するネット支持部を配設したため、ネットの着脱操
作性を向上させることができ、しかも、そのネット支持
部は破砕部で破砕された生ごみを圧縮部に導くダクトの
先端部の両側位置を含む圧縮空間の上端周囲の少なくと
も3箇所に配設し、ネットの上端口部を開口状態に支持
するため、ダクトで導かれる生ごみをネット内に確実に
受け入れさせることができる。
【0089】請求項2記載の生ごみ処理装置によれば、
膨脹タンクの内側にラバー体を配設し、このラバー体の
内側にネットを装着する圧縮空間を形成しているため、
ラバー体によって生ごみに含まれる骨などから膨脹タン
クを保護することができ、さらに、ラバー体の復元力に
よって膨脹タンクの収縮を補助することができる。
膨脹タンクの内側にラバー体を配設し、このラバー体の
内側にネットを装着する圧縮空間を形成しているため、
ラバー体によって生ごみに含まれる骨などから膨脹タン
クを保護することができ、さらに、ラバー体の復元力に
よって膨脹タンクの収縮を補助することができる。
【0090】請求項3記載の生ごみ処理装置によれば、
請求項2記載の生ごみ処理装置の効果に加えて、ラバー
体の周方向にラバー体の圧縮変形を規制する複数の位置
決め体を軸方向に沿って取り付けたため、ラバー体が無
秩序に変形するのを防止し、生ごみに対する圧縮を均一
化でき、圧縮効率を向上させることができる。
請求項2記載の生ごみ処理装置の効果に加えて、ラバー
体の周方向にラバー体の圧縮変形を規制する複数の位置
決め体を軸方向に沿って取り付けたため、ラバー体が無
秩序に変形するのを防止し、生ごみに対する圧縮を均一
化でき、圧縮効率を向上させることができる。
【0091】請求項4記載の生ごみ処理装置によれば、
請求項2または3記載の生ごみ処理装置の効果に加え
て、ラバー体または膨脹タンクの少なくとも一方に、均
圧板を軸方向に沿って取り付けたため、膨脹タンクが均
一に膨脹しなくても、ネット内の生ごみを均一に圧縮す
ることができる。
請求項2または3記載の生ごみ処理装置の効果に加え
て、ラバー体または膨脹タンクの少なくとも一方に、均
圧板を軸方向に沿って取り付けたため、膨脹タンクが均
一に膨脹しなくても、ネット内の生ごみを均一に圧縮す
ることができる。
【0092】請求項5記載の生ごみ処理装置によれば、
請求項2ないし4いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、ラバー体の内面に取り付けられた凸状の均圧
板に複数の水抜孔を形成するとともに均圧板とラバー体
の内面との間に複数の水抜孔が連通する通水路を形成し
たため、圧縮時にラバー体とネット内の生ごみとが圧接
しても、生ごみから絞り出される絞水を均圧板の通水路
を通じて排水でき、排水性を向上させることができる。
請求項2ないし4いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、ラバー体の内面に取り付けられた凸状の均圧
板に複数の水抜孔を形成するとともに均圧板とラバー体
の内面との間に複数の水抜孔が連通する通水路を形成し
たため、圧縮時にラバー体とネット内の生ごみとが圧接
しても、生ごみから絞り出される絞水を均圧板の通水路
を通じて排水でき、排水性を向上させることができる。
【0093】請求項6記載の生ごみ処理装置によれば、
請求項2ないし5いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、ラバー体の周方向に沿って位置決め体と均圧
板とを交互に配置したため、ラバー体の圧縮変形を規制
する部分とラバー体の圧縮変形を許容する部分とが交互
に割り振られ、ラバー体が無秩序に変形するのを防止し
て、膨脹タンクの膨脹量に追従できる。
請求項2ないし5いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、ラバー体の周方向に沿って位置決め体と均圧
板とを交互に配置したため、ラバー体の圧縮変形を規制
する部分とラバー体の圧縮変形を許容する部分とが交互
に割り振られ、ラバー体が無秩序に変形するのを防止し
て、膨脹タンクの膨脹量に追従できる。
【0094】請求項7記載の生ごみ処理装置によれば、
請求項2ないし6いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、ラバー体の内面にほぼ上下方向に沿って水抜
溝を形成したため、圧縮時にラバー体とネット内の生ご
みとが圧接しても、生ごみから絞り出される絞水を水抜
溝を通じて排水でき、排水性を向上させることができ
る。
請求項2ないし6いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、ラバー体の内面にほぼ上下方向に沿って水抜
溝を形成したため、圧縮時にラバー体とネット内の生ご
みとが圧接しても、生ごみから絞り出される絞水を水抜
溝を通じて排水でき、排水性を向上させることができ
る。
【0095】請求項8記載の生ごみ処理装置によれば、
請求項1ないし7いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、圧縮空間に、ネットの底部を支持する弾性を
有するネット支持体を圧縮空間の底部との間に間隔をあ
けた宙吊り状態に取り付けたため、ネット支持体でネッ
トの底部を圧縮領域に支持し、圧縮時にネットの底部内
の生ごみを確実に圧縮させことができ、さらに、圧縮さ
れるネットの底部が下方へ逃げても排水口などを塞ぐこ
とがなく、排水性を向上させることができ、しかも、圧
縮時にネットの口部がネット支持部から外れたとして
も、ネットの落下を防止することができる。
請求項1ないし7いずれか記載の生ごみ処理装置の効果
に加えて、圧縮空間に、ネットの底部を支持する弾性を
有するネット支持体を圧縮空間の底部との間に間隔をあ
けた宙吊り状態に取り付けたため、ネット支持体でネッ
トの底部を圧縮領域に支持し、圧縮時にネットの底部内
の生ごみを確実に圧縮させことができ、さらに、圧縮さ
れるネットの底部が下方へ逃げても排水口などを塞ぐこ
とがなく、排水性を向上させることができ、しかも、圧
縮時にネットの口部がネット支持部から外れたとして
も、ネットの落下を防止することができる。
【図1】本発明の生ごみ処理装置の一実施の形態を示す
圧縮部の斜視図である。
圧縮部の斜視図である。
【図2】同上実施の形態の圧縮部の分解状態の断面図で
ある。
ある。
【図3】同上実施の形態の圧縮部の圧縮容器を示し、
(a) は圧縮前状態の平面図、(b)は圧縮過程(または膨
脹タンクの収縮過程)の平面図、(c) は圧縮状態の平面
図である。
(a) は圧縮前状態の平面図、(b)は圧縮過程(または膨
脹タンクの収縮過程)の平面図、(c) は圧縮状態の平面
図である。
【図4】同上実施の形態の装置全体の正面方向からの断
面図である。
面図である。
【図5】同上実施の形態の破砕部の側面方向からの断面
図である。
図である。
【図6】同上実施の形態の装置全体の平面図である。
【図7】同上実施の形態の装置全体の斜視図である。
【図8】同上実施の形態の破砕部の一部を拡大した断面
図である。
図である。
【図9】同上実施の形態の櫛刃の平面図である。
【図10】同上実施の形態の配管図である。
【図11】同上実施の形態の電気回路図である。
【図12】同上実施の形態の破砕処理のフローチャート
である。
である。
【図13】同上実施の形態の圧縮処理のフローチャート
である。
である。
2 破砕部 3 圧縮部 4 ダクト 54 圧縮容器 55 ケース体 56 膨脹タンク 57 ラバー体 58 圧縮空間 71 位置決め体としての位置決め軸 73 ネット支持部としての支持金具 76,77 均圧板 79 水抜孔 80 通水路 81 水抜溝 82 ネット支持体 N ネット
フロントページの続き (72)発明者 入野 賢志 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 入沢 一義 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 高橋 要 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 小田 金雄 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 江口 正紀 長崎県大村市中里町268番地1 株式会社 テクノ・パワー内
Claims (8)
- 【請求項1】 投入された生ごみを破砕して送り出す破
砕部と、 ネットを着脱自在に装着する圧縮空間がほぼ上下方向に
沿って形成された圧縮容器を有し、その圧縮空間に装着
されたネット内に前記破砕部から送り出される生ごみを
受け入れるとともに圧縮空間の収縮によってネット内の
生ごみを圧縮する圧縮部と、 この圧縮部の圧縮空間上に先端部が臨み、前記破砕部か
ら送り出される生ごみを前記圧縮部に導くダクトと、 このダクトの先端部の両側位置を含む前記圧縮空間の上
端周囲の少なくとも3箇所に配設され、ネットの上端口
部を開口状態に支持するネット支持部とを具備している
ことを特徴とする生ごみ処理装置。 - 【請求項2】 軸方向をほぼ上下方向とする筒状のケー
ス体と、 このケース体の内面に沿って筒状に配設された膨脹可能
な膨脹タンクと、 この膨脹タンクの内側に配設され、内側に生ごみを収納
するネットが着脱自在に装着される圧縮空間を有し、圧
縮変形に対して復元可能な筒状のラバー体とを具備して
いることを特徴とする生ごみ処理装置。 - 【請求項3】 ラバー体の周方向にラバー体の圧縮変形
を規制する複数の位置決め体が軸方向に沿って取り付け
られたことを特徴とする請求項2記載の生ごみ処理装
置。 - 【請求項4】 ラバー体または膨脹タンクの少なくとも
一方に、均圧板が軸方向に沿って取り付けられたことを
特徴とする請求項2または3記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項5】 ラバー体の内面に凸状の均圧板が取り付
けられ、この均圧板に複数の水抜孔が形成されるととも
に均圧板とラバー体の内面との間に複数の水抜孔が連通
する通水路が形成されたことを特徴とする請求項2ない
し4いずれか記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項6】 ラバー体の周方向に沿って均圧板と位置
決め体とが交互に配置されたことを特徴とする請求項2
ないし5いずれか記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項7】 ラバー体の内面にほぼ上下方向に沿って
水抜溝が形成されたことを特徴とする請求項2ないし6
いずれか記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項8】 圧縮空間に、ネットの底部を支持する弾
性を有するネット支持体が圧縮空間の底部との間に間隔
をあけた宙吊り状態に取り付けられたことを特徴とする
請求項1ないし7いずれか記載の生ごみ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186081A JPH0929219A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186081A JPH0929219A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 生ごみ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929219A true JPH0929219A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16182051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7186081A Pending JPH0929219A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929219A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017115489A1 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 中外炉工業株式会社 | 蓄熱式燃焼設備 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP7186081A patent/JPH0929219A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017115489A1 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 中外炉工業株式会社 | 蓄熱式燃焼設備 |
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