JPH0929202A - 木材の液化処理方法 - Google Patents

木材の液化処理方法

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JPH0929202A
JPH0929202A JP7185093A JP18509395A JPH0929202A JP H0929202 A JPH0929202 A JP H0929202A JP 7185093 A JP7185093 A JP 7185093A JP 18509395 A JP18509395 A JP 18509395A JP H0929202 A JPH0929202 A JP H0929202A
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wood
reaction tank
solvent
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phenol
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JP7185093A
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Yoichi Kato
洋一 加藤
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Hisaka Works Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/78Recycling of wood or furniture waste

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化反応槽の設計圧力を大幅に緩和する。 【解決手段】 溶媒のみを用いて木材を液化するにあた
り、木材と溶媒のうちで少なくとも木材を液化反応槽内
で水の沸点温度以上で溶媒の沸点温度以下の任意温度ま
で常圧下で加熱昇温させ、次いで前記液化反応槽を閉鎖
して木材と溶媒を加圧下で所定の液化温度まで加熱昇温
させることにより、常圧加熱昇温時に木材中に含まれて
いる水分を完全に蒸発気化させてその水蒸気を槽外へ排
気し、加圧加熱昇温時には槽内に溶媒の飽和圧力のみし
か生じないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ状もしくは
木粉状の木材を種々の化学工業原料や燃料源等として有
用な木材溶液に液化する処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば製材工程で発生するチップ状もし
くは木粉状の廃材である木材を有効に利用する方法とし
て、液化して得られた木材溶液を種々の化学工業原料や
燃料源等に用いることが知られている。
【0003】これまで、上記木材の液化においては、溶
媒としてフェノールを用いることが多い。
【0004】図2はフェノールを溶媒として木材を液化
する処理に用いる具体的装置の一例である。
【0005】図2において、(1)は高圧に耐え得るよ
うに耐圧設計された有底円筒体からなる液化反応槽で、
その上端開口部には密閉蓋(2)が一体に取付けてあ
る。この液化反応槽(1)の外周にはオイル等の熱媒が
流通する熱媒ジャケット(3)が形成してあるととも
に、底部中央には木材溶液取出弁(4)が設けてあり、
かつ、内部には攪拌モータ(5)により回転軸(6)を
介して回転駆動される平攪拌羽根(7)が設けてある。
また、液化反応槽(1)には溶媒供給装置(図示せず)
が接続され、この溶媒供給装置により溶媒のフェノール
が液化反応槽(1)内に適量供給される。上記密閉蓋
(2)には開閉可能な投入蓋(8)を有する投入管
(9)が斜めに貫通して設けられ、この投入管(9)か
ら適量の木材が液化反応槽(1)内に供給される。上記
熱媒ジャケット(3)には熱媒加熱循環装置(図示せ
ず)が接続され、この熱媒加熱循環装置により温度コン
トロールされた熱媒が熱媒ジャケット(3)に循環流通
される。
【0006】次に、上記装置を使用した木材の液化処理
について説明する。
【0007】まず、密閉蓋(2)に設けられた投入管
(9)の投入蓋(8)を開き、この投入管(9)から適
量の木材を投入して液化反応槽(1)内に供給するとと
もに、溶媒供給装置により溶媒のフェノールを液化反応
槽(1)内に適量供給する。その後、投入管(9)の投
入蓋(8)を閉じて液化反応槽(1)を密閉した後、攪
拌モータ(5)により回転軸(6)を介して平攪拌羽根
(7)を回転駆動させて液化反応槽(1)内の木材と溶
媒のフェノールを攪拌すると同時に、熱媒加熱循環装置
により熱媒を熱媒ジャケット(3)に循環流通させて液
化反応槽(1)内の木材と溶媒のフェノールを加熱す
る。このように液化反応槽(1)内で木材と溶媒のフェ
ノールを攪拌し乍ら液化に必要な加熱温度(250〜3
00℃)まで昇温すると、木材が溶媒のフェノールと反
応して木材溶液に液化する。そして、液化反応槽(1)
内の木材が完全に木材溶液に液化すると、この木材溶液
を冷却装置(図示せず)により冷却した後、木材溶液取
出弁(4)を開いて木材溶液を液化反応槽(1)の外部
に取出す。
【0008】要するに、溶媒としてフェノールを用いた
木材の液化においては、密閉した液化反応槽(1)内で
木材と溶媒のフェノールを攪拌し乍ら加熱させることに
より、木材を溶媒のフェノールと反応させて液化するよ
うにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フェノール
溶媒のみを用いて木材を液化しようとすると、木材と溶
媒のフェノールを250〜300℃の液化温度まで高温
加熱する必要がある。
【0010】ところが、木材中には通常20〜25%程
度の水分が含まれており、密閉した液化反応槽(1)内
で先の液化温度(250〜300℃)まで木材と溶媒の
フェノールを加熱昇温すると、木材中の水分の蒸発によ
る水蒸気と溶媒のフェノールの飽和圧力の和は非常に高
いものとなる(下記表1参照)。表1は密閉した液化反
応槽(1)の内部における水蒸気と溶媒のフェノールの
温度と飽和圧力の関係を示す。
【0011】
【表1】
【0012】従って、これまでのフェノール溶媒のみを
用いる木材の液化においては、液化温度における水蒸気
と溶媒のフェノールの飽和圧力の和が非常に高いものと
なるため、設計圧力が50〜100kg/cm2 Gと非
常に高い液化反応槽(1)が必要となる。そのため、液
化装置の製造コストが非常に高くなり、木材液化の実用
化の大きな障害となっている。
【0013】一方、これまでのフェノール溶媒のみを用
いる木材の液化に替わる方法として、溶媒のフェノール
に硫酸を触媒として添加する技術が開発されている。こ
の方法により液化温度は150℃前後にまで下がり、か
つ、常圧下で液化が可能となったが、今度は触媒硫酸に
対する装置の耐食性が要求されることになり、例えば液
化反応槽(1)を耐酸材料により製造あるいはライニン
グする必要があり、装置の製造コストはむしろ高くつく
可能性が高い。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みて提案された
もので、その目的とするところは、溶媒のみを用いる木
材の液化処理において、液化反応槽の設計圧力を大幅に
緩和して廉価な装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、溶媒を
用いて木材を液化するにあたり、液化反応槽内に投入さ
れた木材と溶媒を、水の沸点温度以上で溶媒の沸点温度
以下の任意温度までは常圧下で加熱昇温させて、木材中
に含まれている水分を蒸発気化してその水蒸気を液化反
応槽内に排気し、次いで前記液化反応槽を閉鎖して所定
の液化温度まで加圧下で加熱昇温させることを特徴とし
たものである。
【0016】また、請求項2記載の発明は、溶媒を用い
て木材を液化するにあたり、液化反応槽内に投入された
木材を、水の沸点温度以上で溶媒の沸点温度以下の任意
温度まで常圧下で加熱昇温させて木材中に含まれている
水分を蒸発気化してその水蒸気を液化反応槽外に排気
し、次いで前記液化反応槽内に溶媒を投入した後閉鎖し
て所定の液化温度まで加圧下で加熱昇温させることを特
徴としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明の木材の液化処理方法に使用
する具体的装置の概略構成図を示すものである。
【0019】図1において、(11)は底部が半球状の有
底円筒体からなる液化反応槽で、その上端開口部には密
閉蓋(12)が一体に取付けてある。この液化反応槽(1
1)の外周および底部を囲むようにオイル等の熱媒が流
通する熱媒ジャケット(13)が形成してあるとともに、
底部中央に木材溶液取出弁(14)が設けてあり、かつ、
内部には攪拌モータ(15)により回転軸(16)を介して
回転駆動されるリボン型攪拌羽根(17)が設けてある。
また、液化反応槽(11)には溶媒供給装置(図示せず)
が接続され、この溶媒供給装置により溶媒のフェノール
が液化反応槽(11)内に適量供給される。上記密閉蓋
(12)には開閉可能な投入蓋(18)を有する投入管(1
9)が斜めに貫通して設けられ、この投入管(19)から
適量の木材が液化反応槽(11)内に供給される。上記熱
媒ジャケット(13)には熱媒加熱循環装置(図示せず)
が接続され、この熱媒加熱循環装置により温度コントロ
ールされた熱媒が熱媒ジャケット(13)に循環流通され
る。更に、液化反応槽(11)の内部には温度センサ(2
0)が配設されており、この温度センサ(20)により液
化反応槽(11)の内部温度を測定し、その液化反応槽
(11)の内部温度が水の沸点温度(100℃)以上でフ
ェノールの沸点温度(182℃)以下の任意温度まで液
化反応槽(11)を常圧下で加熱昇温させ、それ以後は加
圧下で液化反応槽(11)を所定の液化温度まで加熱昇温
させる。また更に、密閉蓋(2)には脱気弁(11)が配
設されており、この脱気弁(11)により液化反応槽
(1)の内部温度が上記任意温度まで液化反応槽(1)
内を大気に開放して常圧に保持するとともに、その間に
液化反応槽(1)内に発生した水蒸気等を外部に排出し
ている。
【0020】次に、上記装置を使用した本発明の第1の
実施の態様について説明する。
【0021】まず、密閉蓋(12)に設けられた投入管
(19)の投入蓋(18)を開き、この投入管(19)から適
量の木材を投入して液化反応槽(11)内に供給するとも
に、溶媒供給装置により溶媒のフェノールを液化反応槽
(11)内に適量供給する。その後、投入管(19)の投入
蓋(18)を閉じた後、脱気弁(21)を開いた状態、即ち
液化反応槽(1)内が大気に開放した常圧の状態で、攪
拌モータ(15)により回転軸(16)を介してリボン型攪
拌羽根(17)を回転駆動させて液化反応槽(11)内の木
材と溶媒のフェノールを攪拌すると同時に、熱媒加熱循
環装置により熱媒を熱媒ジャケット(3)に循環流通さ
せて液化反応槽(11)内の木材と溶媒のフェノールを常
圧下で加熱昇温する。この常圧下での加熱昇温は、液化
反応槽(11)の内部温度を温度センサ(20)により測定
し、その液化反応槽(11)の内部温度が水の沸点温度
(100℃)以上でフェノールの沸点温度(182℃)
以下の任意温度まで継続され、その間に低沸点成分であ
る木材中の水分が全て水蒸気となって蒸発気化し、その
水蒸気が脱気弁(21)から液化反応槽(11)の外部へ排
気される。そして、液化反応槽(11)の内部温度が上記
任意温度まで昇温されると、脱気弁(21)を閉じて液化
反応槽(11)を密閉した状態で、液化反応槽(11)を木
材の液化に必要な加熱温度(250〜300℃)まで昇
温し、液化反応槽(11)内の木材と溶媒のフェノールを
攪拌しながら高温加熱する。このように密閉した液化反
応槽(11)内で木材と溶媒のフェノールを攪拌しながら
高温加熱すると、木材が溶媒のフェノールと反応して木
材溶液に液化する。そして、液化反応槽(11)内の木材
が完全に木材溶液に液化すると、この木材溶液を冷却装
置(図示せず)により冷却した後、木材溶液取出弁(1
4)を開いて木材溶液を液化反応槽(11)の外部に取出
す。
【0022】このように本発明の第1の実施の態様にお
いては、液化反応槽(11)の内部温度が水の沸点温度
(100℃)以上でフェノールの沸点温度(182℃)
以下の任意温度まで液化反応槽(11)内で木材と溶媒の
フェノールを常圧下で加熱昇温させることにより、木材
中に含まれる水分が完全に蒸発気化してその水蒸気が脱
気弁(21)から液化反応槽(11)の外部へ排気されるか
ら、その後、液化反応槽(11)を密閉状態にして木材と
溶媒のフェノールを高温加熱しても、液化反応槽(11)
内の圧力はフェノールの飽和圧力のみしか生じない。こ
のため、通常フェノールを用いる木材の液化で要求され
る最高温度300℃においても、液化反応槽(11)内の
圧力は10.8kg/cm2 Gとなり(表1参照)、そ
の液化反応槽(11)の設計圧力は15kg/cm2 G以
下で充分となる。従って、液化反応槽(11)の設計圧力
を従来に比べ大幅に緩和することが可能である。
【0023】次に、図1の装置を使用した本発明の第2
の実施の態様ついて説明する。
【0024】まず、密閉蓋(12)に設けられた投入管
(19)の投入蓋(18)を開き、この投入管(19)から適
量の木材を投入して液化反応槽(11)内に供給する。こ
のように液化反応槽(11)内に木材のみ供給した後、投
入管(19)の投入蓋(18)を閉じた後、脱気弁(21)を
開いた状態、即ち液化反応槽(1)内が大気に開放した
常圧の状態で、攪拌モータ(15)により回転軸(16)を
介してリボン型攪拌羽根(17)を回転駆動させて液化反
応槽(11)内の木材を攪拌すると同時に、熱媒加熱循環
装置により熱媒を熱媒ジャケット(3)に循環流通させ
て液化反応槽(11)内の木材を常圧下で加熱昇温する。
この常圧下での加熱昇温は、液化反応槽(11)の内部温
度を温度センサ(20)により測定し、その液化反応槽
(11)の内部温度が水の沸点温度(100℃)以上でフ
ェノールの沸点温度(182℃)以下の任意温度まで継
続され、その間に低沸点成分である木材中の水分が全て
蒸発気化してその水蒸気が脱気弁(21)から液化反応槽
(11)の外部へ排気される。そして、液化反応槽(11)
の内部温度が上記任意温度まで昇温されると、溶媒供給
装置により溶媒のフェノールを液化反応槽(11)内に適
量供給した後、脱気弁(21)を閉じて液化反応槽(11)
を密閉する。これ以後は、第1の実施の態様と同様であ
るので説明を省略する。
【0025】このように本発明の第2の実施の態様にお
いては、先に木材のみを液化反応槽(11)内で水の沸点
温度(100℃)以上でフェノールの沸点温度(182
℃)以下の任意温度まで常圧下で加熱昇温させることに
より、木材中に含まれる水分が完全に蒸発気化してその
水蒸気が脱気弁(21)から液化反応槽(11)の外部へ排
気されるから、その後、液化反応槽(11)を密閉状態に
して木材を溶媒のフェノールとともに高温加熱しても、
液化反応槽(11)内の圧力はフェノールの飽和圧力のみ
であり、第1の実施例と同様に液化反応槽(11)の設計
圧力を従来に比べ大幅に緩和することができる。
【0026】尚、上記発明の実施の形態では、溶媒とし
てフェノールを用いる場合について述べているが、本発
明はフェノール以外を溶媒として用いる場合にも適用す
ることが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶媒のみを用いて木材を液化するあたり、密閉した液化
反応槽内で木材と溶媒を高温加熱する際、液化反応槽内
には溶媒の飽和圧力のみしか生じないため、液化反応槽
の設計圧力を大幅に緩和することができ、これにより装
置の製造コストを大幅に低減して廉価な装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフェノール溶媒のみを用いる木材の液
化処理方法に使用される具体的装置の一例を示す概略構
成図である。
【図2】従来のフェノール溶媒のみを用いる木材の液化
処理方法に使用される具体的装置の一例を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
11 液化反応槽 12 密閉蓋 13 熱媒ジャケット 14 木材溶液取出弁 15 攪拌モータ 17 リボン型攪拌羽根 19 投入管 20 温度センサ 21 脱気弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶媒を用いて木材を液化する方法におい
    て、液化反応槽内に供給された木材と溶媒を、水の沸点
    温度以上で溶媒の沸点温度以下の任意温度までは常圧下
    で加熱昇温させて、木材中に含まれている水分を蒸発気
    化してその水蒸気を液化反応槽外に排気し、次いで前記
    液化反応槽を閉鎖して所定の液化温度まで加圧下で加熱
    昇温させるようにしたことを特徴とする木材の液化処理
    方法。
  2. 【請求項2】 溶媒を用いて木材を液化する方法におい
    て、液化反応槽内に供給された木材を、水の沸点温度以
    上で溶媒の沸点温度以下の任意温度まで常圧下で加熱昇
    温させて木材中に含まれている水分を蒸発気化してその
    水蒸気を液化反応槽外に排気し、次いで前記液化反応槽
    内に溶媒を供給した後閉鎖して所定の液化温度まで加圧
    下で加熱昇温させるようにしたことを特徴とする木材の
    液化処理方法。
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