JPH09290954A - フィルム剥離装置 - Google Patents

フィルム剥離装置

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JPH09290954A
JPH09290954A JP10722096A JP10722096A JPH09290954A JP H09290954 A JPH09290954 A JP H09290954A JP 10722096 A JP10722096 A JP 10722096A JP 10722096 A JP10722096 A JP 10722096A JP H09290954 A JPH09290954 A JP H09290954A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスからなる基板Pにひび割れ等の損傷を
与えることなく、所望の位置に正確に停止させることが
できるようにすること。 【解決手段】 基板Pを移動させるための搬送ローラ1
2を駆動する電動モータMと、基板Pを端部剥離位置に
位置付けるための停止位置決め手段7を含むフィルム剥
離装置。停止位置決め手段7は、端部剥離位置の上流側
に設定された基準停止位置で基板Pを検出する停止位置
検出器30と、電動モータMを制御する制御部82を含
む。制御部82は、停止位置検出器30からの信号に基
づいて、基板Pを、基準停止位置に一旦停止させ、次い
で基準停止位置から設定移送量だけ移送させて端部剥離
位置で停止させるよう、電動モータMを作動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、基板に貼着された
保護フィルムを剥離するフィルム剥離装置、更に詳しく
は、ガラスからなる基板の片面に貼着された保護フィル
ムの一端部を基板から部分的に剥離させ、次いで一端部
が部分的に剥離された保護フィルムを基板から完全に分
離させる形態の、フィルム剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線基板の製造においては、ガ
ラス繊維強化エポキシ樹脂等から形成されたコア板の両
面に銅はくを貼着して銅張積層板を形成し、銅張積層板
の両面にフォトレジスト層及び保護フィルムを積層した
プリント配線基板素材を使用している。そしてこのプリ
ント配線基板素材の両面に回路パターンを照射してフォ
トレジスト層を露光し、その後において両表面に存在す
る保護フィルム(以下単に「フィルム」と略称する)を
剥離している。
【0003】平面から見て矩形をなすプリント配線基板
素材のような基板の、少なくとも片面からフィルムを剥
離することができるフィルム剥離装置は、例えば特開平
4−164770号公報に開示されている。このフィル
ム剥離装置は、基板搬送手段、クランプ手段、端部剥離
手段(端部分離手段)及び剥離手段を備えている。
【0004】前記基板搬送手段は複数個の搬送ローラを
備えている。基板搬送手段は、少なくとも片面にフィル
ムが貼着された基板を実質上水平な状態で、その前端部
が端部剥離位置に達するまで搬送方向に移動させて一端
停止させ、そして更に前記搬送方向に搬送する。端部剥
離手段は、前記端部剥離位置に位置付けられ、そしてク
ランプ手段により一時的にホールドされた基板の前端部
に作用してフィルムの前端部を部分的に基板から剥離さ
せる。剥離手段は、搬送方向に移動させられている基板
とフィルムの前端部との間に気体を噴射させる気体噴射
手段、及び前端部が部分的に剥離されたフィルムを基板
の両面から剥離させてそれぞれ上方及び下方に強制的に
搬送するフィルム剥離搬送手段を含んでいる。フィルム
剥離搬送手段は、複数個のベルト機構から構成されてい
る。
【0005】前記したように、搬送ローラにより搬送さ
れた基板は、フィルムの剥離作用を遂行するため、端部
剥離位置において一旦停止されるが、この停止は、端部
剥離位置に関連して設けられた停止部材により行なわれ
る。この停止部材は、基板の前端に当接してその移動を
直接的に阻止する作用位置と、基板の移動を妨げない下
方に離れた非作用位置とに選択的に位置付けられるよう
構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、基板
の端部剥離位置への位置付けは、基板の前端を停止部材
に衝突させることにより機械的に遂行される。このよう
な停止の形態は、基板が先に述べたようなプリント配線
基板素材である場合には問題ない。
【0007】しかしながら、前記基板がガラスからなる
場合には、前記機械的衝突により基板の前端に衝撃を与
えるので、ガラスである基板にひび割れ等の損傷を与え
るおそれが多分にある。ガラスからなる基板の典型例と
しては、カラー・プラズマ・ディスプレイ・パネル(以
下、単に「PDP」と略称する)を挙げることができ
る。PDPの原理は、2枚のガラス間に、蛍光灯と同様
に封入したガスを放電させたときに出る紫外線を蛍光体
に当てて発光させるもので、従来のブラウン管に代わる
大型画面用のフラットディスプレイ(例えば壁掛け用T
V)としての需要が期待されており、最近、当業者間で
注目を集めているものである。
【0008】PDPを構成するガラスの一方(表示側)
の片面には、透明電極、誘電体層、保護層(MgO)等
が薄膜に形成され、ガラスの他方の片面には、隔壁、電
極、蛍光体等が厚膜に形成される。各ガラスの厚さは
1.8mm〜3.0mm程度であり、前記膜は、厚膜、
薄膜のいずれにおいてもミクロン単位の厚さをなすもの
である。そして各ガラスに前記膜が形成された後、封
着、排気、ガス封入等のプロセスを経て完成される。概
略、以上のようなPDP製造プロセスにおいて、例え
ば、フォトレジスト層及びフィルムを積層し、露光、現
像等を遂行するプロセスが含まれる。したがって、プリ
ント配線基板の製造と同様に、PDPの製造過程におい
ても、前記形態のフィルム剥離装置を利用して、ガラス
基板からフィルムを剥離する必要が生ずるのである。
【0009】ガラスからなる基板の片面に貼着されたフ
ィルムを剥離するプロセスの遂行に際しては、当然のこ
とながら、ガラスにひび割れ等の損傷を与えないことが
厳しく要求される。この観点から前記従来のフィルム剥
離装置をみた場合、基板を端部剥離位置に位置付けるた
めに、基板の前端を停止部材に衝突させることにより機
械的に停止させ、その結果、ガラスである基板にひび割
れ等の損傷を与えるおそれが多分にある、ということ
は、到底許容されることではなく、改善が要望されると
ころである。
【0010】本発明は、以上の事実に基づいてなされた
もので、その主目的は、ガラスからなる基板にひび割れ
等の損傷を与えることなく、所望の位置に正確に停止さ
せることができる、改良されたフィルム剥離装置を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、片面に
フィルムが貼着された基板を、その他面側を支持した状
態で端部剥離位置に向けて移動させる複数個の搬送ロー
ラを含む、基板搬送手段と、該端部剥離位置に位置付け
られた該基板に作用して該フィルムの一端部を該基板か
ら部分的に剥離させる端部剥離手段とを備え、該基板搬
送手段は該搬送ローラを回転駆動するための電動モータ
を含む、フィルム剥離装置において、該搬送ローラによ
り搬送される該基板を該端部剥離位置に位置付けるため
の停止位置決め手段を備え、該停止位置決め手段は、該
電動モータを作動制御する制御手段と、該端部剥離位置
の上流側に設定された基準停止位置で該基板を検出して
該制御手段に信号を出力する停止位置検出器と、該基板
の、該基準停止位置から該端部剥離位置までの移送量を
該制御手段に設定移送量として入力する移送量設定手段
とを備え、該制御手段は、該停止位置検出器からの該信
号に基づいて、該基板を、該基準停止位置に一旦停止さ
せ、次いで該基準停止位置から該設定移送量だけ移送さ
せて該端部剥離位置で停止させるよう、該電動モータを
作動制御する、ことを特徴とするフィルム剥離装置、が
提供される。
【0012】本発明は前記のように構成されているの
で、搬送ローラにより搬送される基板は、先ず、端部剥
離位置の上流側に設定された基準停止位置で、停止位置
検出器からの信号により一旦停止される。この停止は電
気的に正確に遂行され、停止部材等に衝突させて機械的
に停止させるものではない。その結果、基板にヒビ割れ
等の損傷を与えることは確実に防止されるので、基板
の、画像を形成するエリアを損傷するおそれは全くな
く、したがってその品質が所望のとおり保証される。次
いで基板は、基準停止位置から設定移送量だけ移送させ
られて端部剥離位置に停止するので、端部剥離位置への
基板の位置付けは正確に遂行される。
【0013】更に、基板の種類によって、基板の前端か
らフィルムの前端までの距離が相違する場合があり、基
準停止位置から端部剥離位置までの距離も相違すること
となる。本発明によれば、そのような場合においても、
基準停止位置から端部剥離位置までの基板の移動距離に
相当する前記設定移送量の変更は、移送量設定手段によ
り制御手段に入力することにより容易かつ自由に遂行で
きるので、前記のような仕様の相違に対しても容易に対
応することができる。
【0014】本発明によれば、前記構成に加えて更に、
該停止位置決め手段は、該端部剥離位置より下流側に設
定されたオーバラン検出位置で該基板を検出して該制御
手段に信号を出力するオーバラン検出器と、該基板の、
該オーバラン検出位置から該端部剥離位置の上流側に設
定された再搬送スタート位置までの逆方向移送量を該制
御手段に設定逆方向移送量として入力する逆方向移送量
設定手段とを備え、該制御手段は、該オーバラン検出器
からの該信号に基づいて、該基板を、該オーバラン検出
位置で一旦停止させ、次いで該オーバラン検出位置から
該逆方向移送量だけ逆移送させて該再搬送スタート位置
で停止させるよう、該電動モータを作動制御する、フィ
ルム剥離装置が提供される。この発明においては、何ら
かの原因により基板が端部剥離位置を越えて下流側にオ
ーバランしたとしても、オーバラン検出器がそれを、基
板位置付けの失敗として検出し、基板はオーバラン検出
位置で停止される。この停止も電気的に正確に遂行され
るので、前記と同様な効果が達成される。次いで基板
は、端部剥離位置への位置付けを再度遂行しうるよう、
再搬送スタート位置まで設定逆方向移送量だけ逆方向移
送されるので、基板の端部剥離位置への位置付けは一層
確実に遂行される。また基板が、端部剥離作用が遂行さ
れないまま搬送される、とのミスが防止されるので作業
効率が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成されたフィルム剥離装置の一実施の形態
を詳細に説明する。
【0016】図1には、本発明の特徴をなす新規な基板
の停止位置決め手段を含むフィルム剥離装置の要部の一
実施の形態が概略的に示されている。基板の停止位置決
め手段を説明する前に、先ず、図1を参照してフィルム
剥離装置全体の概要について説明する。全体を番号2で
示すフィルム剥離装置は、基板搬送手段4、クランプ手
段6、停止位置決め手段7、端部剥離手段8及び剥離手
段10を含んでいる。なお、図2の2点鎖線で示す基板
Pは、片面(上面)にフィルムが貼着されたガラスから
構成されている。
【0017】フィルム剥離装置2の入口側に配置された
基板搬送手段4は複数個の搬送ローラ12を備えてい
る。搬送ローラ12は、基板Pの下面を幅方向の全幅に
わたって支持しうるよう幅方向に延在すると共に、基板
Pの搬送方向Fに間隔を置いて実質上水平に配列されて
いる。これらの搬送ローラ12は、その下流端にある搬
送ローラ12aを除き、電動モータMによって回転駆動
されるよう、図示しない歯付きベルトを介して駆動結合
されている。搬送ローラ12の各々を回転駆動すること
により、基板Pを基板搬送面PLに沿って搬送方向Fに
移動させることができる。
【0018】基板搬送手段4はまた、フローティング手
段14及びセンタリング手段16を備えている。フロー
ティング手段14は複数の回転ボール部材18を備えて
おり、エアシリンダ78により、回転ボール部材18の
各々が基板Pの下面に当接して基板Pを搬送ローラ12
から離れるよう上方に持ち上げて移動自在に支持する作
用位置と、回転ボール部材18の各々が基板Pの下面か
ら下方に離れて基板Pを搬送ローラ12上に支持する非
作用位置とに選択的に位置付けられるよう構成されてい
る。またセンタリング手段16は複数個のセンタリング
ピン20を備えている。センタリングピン20は、基板
搬送手段4の両側部に沿って搬送方向Fに延在するよう
直線状に配列されている。そしてセンタリングピン20
は、その外周面の一部が、基板Pの両側部から幅方向に
離れた非作用位置と、基板Pの両側部に当接して幅方向
中央に幅寄せする作用位置とに選択的に位置付けられる
よう構成されている。
【0019】センタリング手段16にはピンチローラ手
段22が備えられている。ピンチローラ手段22は、セ
ンタリングピン20の各々と共に幅方向に往復動させら
れ、かつ昇降動自在に構成されている。ピンチローラ手
段22は、基板搬送手段4の両側部に、搬送方向Fに間
隔を置いて配列された2個のピンチローラ24をそれぞ
れ備えている。ピンチローラ24の各々は、基板Pの上
面から上方に離れた非作用位置と、基板Pの上面を所定
の圧力で圧接する作用位置とに選択的に位置付けられる
よう構成されている。各ピンチローラ24は、搬送ロー
ラ12のうちの2個の搬送ローラ12bの直上部に配置
され、前記作用位置においては、対応する搬送ローラ1
2bと協動して、基板Pの幅方向側縁部をホールドでき
るよう、その位置が規定されている。
【0020】基板搬送手段4の下流端部付近にはクラン
プ手段6が配置されている。クランプ手段6は一対の上
側クランプ部材25と、それぞれの下方に対向するよう
間隔を置いて配置された一対の下側クランプ部材26と
を備えている。番号27は下側クランプ部材26に関連
して設けられたエアシリダを示している。下側クランプ
部材26の各々より下流側には、端部剥離手段8による
剥離作用を下側から支持するためのテーブル部材28が
装着されている。停止位置決め手段7は、テーブル部材
28に装着された停止位置検出器30とオーバラン検出
器32とを含んでいる。基板搬送手段4の下流端部には
端部剥離手段8が配置されている。端部剥離手段8は、
一対の移動体34と、移動体34に支持された複数の圧
接ローラ36を備えている。クランプ手段6、停止位置
決め手段7及び端部剥離手段8については後に詳述す
る。
【0021】端部剥離手段8の下流側には搬送ローラ1
2と同様な搬送ローラ37が配置されている。搬送ロー
ラ37の上方には一対のピンチローラ38がエアシリン
ダ39により昇降動自在に配置されている。ピンチロー
ラ38の各々は、前記幅方向に間隔を置いて搬送ローラ
37に対向するようその上方に配置され、エアシリンダ
39により、基板Pの上面から上方に離れた非作用位置
と、基板Pの上面における幅方向側縁部を所定の圧力で
圧接する作用位置とに選択的に位置付けられるよう構成
されている。搬送ローラ37は、各ピンチローラ38の
作用位置においてそれらと協動して、基板Pの幅方向側
縁部を下側からホールドする。
【0022】搬送ローラ37の下流側には剥離手段10
が配置されている。剥離手段10は、フィルム剥離搬送
手段40と、エア噴射手段42とを備えている。フィル
ム剥離搬送手段40は、基板Pから部分的に剥離された
フィルムを完全に剥離して、下方に配置された図示しな
い収集ボックス内に搬送するために設けられたもので、
上側ベルト機構44と、下側ベルト機構46とを含んで
いる。これらの上側ベルト機構44及び下側ベルト機構
46は、それぞれ複数個のベルト車及びそれらに巻き掛
けられた複数の無端ベルトを備えている。またエア噴射
手段42は幅方向に延在する円筒部材から圧縮エアが上
流方向に向けて噴射されるよう構成されている。なお図
示の番号48は補助案内ローラ、49は搬送ローラを示
している。これら上側ベルト機構44、下側ベルト機構
46、補助案内ローラ及びエア噴射手段42は、前記特
開平4−164770号公報に開示されたものと実質上
同一の構成でよく、したがって更なる説明は省略する。
【0023】上側ベルト機構44及び下側ベルト機構4
6にはそれぞれフィルムを無端ベルトにより形成された
搬送径路に沿って案内するための針金ガイド対50及び
52が複数対設けられている。上側ベルト機構44に設
けられた針金ガイド対50の各々は、エアシリンダ53
により昇降動自在である。番号54はそれ自体周知の静
電エア吹き出し型の帯電防止装置であって、上側ベルト
機構44の上方に設けられている。
【0024】フィルム剥離搬送手段40の下流側には他
の基板搬送手段56が配置されている。基板搬送装置2
の出口側に配置された基板搬送手段56は、フィルムが
完全に剥離されて存在しない基板Pを更に下流に向けて
搬送するために設けられ、搬送ローラ12と同様な搬送
ローラ58が複数個備えられている。
【0025】次に、主として図2及び図3を参照して、
クランプ手段6及び停止位置決め手段7について詳細に
説明する。先ず、クランプ手段6について説明する。後
述するように端部剥離位置に位置付けられた基板Pの両
側方の上方には、それぞれエアシリンダ60が配置され
ている。エアシリンダ60の各々の出力側には支持体6
2が連結され、支持体62の各々には上側クランプ部材
25が装着されている。上側クランプ部材25の各々は
平坦な水平下面を有している。上側クランプ部材25の
各々に対向する下方には、下側クランプ部材26がそれ
ぞれ間隔を置いて配置されている。下側クランプ部材2
6の各々は平坦な水平上面を有している。下側クランプ
部材26の各々は、基板Pの全幅にわたって幅方向に延
在する支持体64の上流側の両端部上に支持され、支持
体64の両端部の下方は、それぞれ前記エアシリンダ2
7の出力側に支持されている。
【0026】基板Pが端部剥離位置に位置付けられた状
態で、上側クランプ部材25の各々及び下側クランプ部
材26の各々は、エアシリンダ60及び27により、基
板Pから上方及び下方に離れる非作用位置と、基板Pの
上面及び下面における幅方向両側縁部を所定の圧力でク
ランプする作用位置とに選択的に位置付けられるよう構
成されている。支持体64における、下側クランプ部材
26の各々より搬送方向下流側の上部には、後述する端
部剥離手段8による基板端部の剥離作用を下側から支持
するためのテーブル部材28が装着されている。テーブ
ル部材28は、ポリペンコ(商標名)・アセタールから
形成されており、基板の下面を幅方向全幅にわたって支
持しうるよう幅方に水平に延在すると共に平坦な水平上
面を有している。テーブル部材28は、支持体64に支
持されていることにより、エアシリンダ27により、下
側クランプ部材26の各々と同期して昇降動させられ、
基板Pの下面に当接する作用位置と、基板Pの下面から
下方に離れる非作用位置とに選択的に位置付けられる。
【0027】次に停止位置決め手段7について説明す
る。図1、図2、図4及び図6を参照して、搬送ローラ
12により搬送される基板Pを端部剥離位置に位置付け
るための停止位置決め手段7は、停止位置検出器30、
オーバラン検出器32、移送量検出器33、制御部82
及び操作部84を含む制御手段80を備えている。停止
位置検出器30は、端部剥離位置の上流側に設定された
基準停止位置で、搬送ローラ12により搬送されてくる
基板Pの前端を検出して制御部82に信号を出力するも
のである。テーブル部材28の長手方向中央部(前記幅
方向中央部)には図示しない鉛直貫通孔が形成され、停
止位置検出器30は鉛直貫通孔内に装着されている。停
止位置検出器30はそれ自体周知の反射型光学式センサ
から構成されている。
【0028】オーバラン検出器32は、停止位置検出器
30の、搬送方向下流側に間隔を置いて配置され、停止
位置検出器30と同様な反射型光学式センサから構成さ
れている。テーブル部材28を支持する支持体64は鉛
直壁部材66から構成され、鉛直壁部材66の長手方向
の中央部には搬送方向に延びるブラケット68が取り付
けられている。オーバラン検出器32は、このブラケッ
ト68の最下流上部に装着されている。移送量検出器3
3は、搬送ローラ12による基板Pの移送量(移送距
離)を検出するためのもので、この実施の形態ではそれ
自体周知のロータリエンコーダから構成されている。移
送量検出器33は、搬送ローラ12のうちの一つに関連
して設けられ、その回転量を検出して制御部82に信号
を出力するよう構成されている。
【0029】制御手段80は、制御部82及び操作部8
4を備えている。制御部82はマイクロコンピュータか
ら構成され、制御プログラムに従って演算処理する中央
処理手段、制御プログラムを格納するROM及び基板P
の設定移送量、設定逆方向移送量(設定値)等の入力デ
ータを格納するRAMを有する記憶手段、入出力インタ
ーフェース、等を備えている。操作部84は、電源スイ
ッチ、前記設定値等のデータを直接入力するテンキー等
の各種入力キーが配設された操作盤からなり、装置作動
指令信号や設定値等の各種信号を前記制御部82に送出
する。以上のように構成された制御手段80は、操作部
84からの入力信号、停止位置検出器30、オーバラン
検出器32、移送量検出器33等から送られた信号等に
基づき、制御プログラムに従って所定の演算処理を実行
し、搬送ローラ12を回転駆動する電動モータMに制御
信号を出力する。電動モータMはそれ自体周知の正逆転
可能な電動モータから構成されている。
【0030】停止位置決め手段7は、基板Pの、基準停
止位置から端部剥離位置までの移送量を制御部82に設
定移送量として入力する移送量設定手段と、基板Pの、
オーバラン検出位置から端部剥離位置の上流側に設定さ
れた再搬送スタート位置までの逆方向移送量を制御部8
2に設定逆方向移送量として入力する逆方向移送量設定
手段とを備えているが、これら移送量設定手段及び逆方
向移送量設定手段は、この実施の形態では、操作部84
の図示しないテンキーから構成される。設定移送量、設
定逆方向移送量等の設定値は、例えばmm単位の数値で
テンキーにより制御部82にインプットされる。
【0031】制御部82は、停止位置検出器30からの
出力信号に基づいて、基板Pを、基準停止位置に一旦停
止させ、次いで基準停止位置から設定移送量だけ移送さ
せて端部剥離位置で停止させるよう、電動モータMを作
動制御するよう構成されている。制御部82はまた、オ
ーバラン検出器32からの出力信号に基づいて、基板P
を、オーバラン検出位置で一旦停止させ、次いでオーバ
ラン検出位置から逆方向移送量だけ逆移送させて再搬送
スタート位置で停止させるよう、電動モータMを作動制
御するよう構成されている。
【0032】次に、端部剥離手段8について説明する。
主として図4及び図5を参照して、基板搬送手段2の下
流側には、幅方向に延在する一対のエアシリンダ(ロッ
ドレスシリンダ)70が配置されている。エアシリンダ
70は、それぞれ、基板Pの幅方向両側方から基板Pの
幅方向中央部付近まで延在するよう、対称的に配置され
ている。エアシリンダ70の各々の出力側には移動体3
4が支持され、移動体34の各々には、鉛直方向に延在
するエアシリンダ72が装着され、エアシリンダ72の
各々の出力側には4個の圧接ローラ36が支持されてい
る。移動体34の各々において、圧接ローラ36の各々
の水平軸は幅方向に傾けられている。
【0033】移動体34の各々は、それぞれのエアシリ
ンダ70によって、端部剥離位置に位置付けられた基板
Pの幅方向両側の移動開始位置、すなわちホームポジシ
ョン(図5の実線で示す位置)と、基板Pの幅方向中央
部寄りの折り返し位置(図5の2点鎖線で示す位置)に
選択的に位置付けられるよう構成されている。なお、図
5の符号Cは、基板Pの幅方向の中心(基板Pの搬送ラ
インの中心)を通る鉛直線である。また移動体34の各
々における圧接ローラ36の各々は、それぞれのエアシ
リンダ72によって、基板Pの上面から上方に離された
非作用位置(図2、図4及び図5の実線で示す位置)
と、基板Pの上面を圧接して端部剥離作用を遂行する作
用位置(図示せず)に選択的に位置付けられるよう構成
されている。移動体34の各々が移動開始位置に位置付
けられている状態で、各移動体34における圧接ローラ
36の各々は、基板Pの幅方向両端部に最も離れて位置
付けられ、また移動体34の各々が折り返し位置に位置
付けられている状態で、各移動体34における圧接ロー
ラ36の各々は、基板Pの幅方向中央部に相互に最も接
近して位置付けられる。
【0034】次に、以上のように構成されたフィルム剥
離装置2の作用について説明する。なお、フィルム剥離
装置2は、前記制御手段80を含む、装置全体の制御手
段により自動制御される。前記制御手段80は、もちろ
ん、装置全体を制御する制御手段の一部に含まれる形態
で構成されてもよい。
【0035】主として図1及び図6を参照して、操作部
84に備えられた図示しない電源スイッチをONする
と、上流側の図示しない装置から、入口側の基板搬送手
段4の搬送ローラ12上に基板Pが搬入される。次い
で、操作部84のテンキーにより、前記設定値(設定移
送量、設定逆方向移送量)等、必要なデータが制御部8
2に入力された後、装置2は自動スタートする。先ず、
入口側の基板搬送手段4及び出口側の基板搬送手段56
の搬送ローラ12及び58、上側ベルト機構44及び下
側ベルト機構46がそれぞれ起動される。基板Pは搬送
ローラ12により搬送方向Fに向かって搬送される。基
板搬送手段4に設けられた図示しない検出器が基板Pを
検出すると搬送ローラ12の回転が停止させられ、基板
Pは搬送ローラ12上の所定の位置に位置付けられる。
【0036】フローティング手段14のエアシリンダ7
8が作動し、回転ボール部材18が作用位置まで上昇さ
せられる。基板Pは搬送ローラ12から離され、回転ボ
ール部材18により支持される。次いでセンタリングピ
ン20の各々が作用位置に移動させられ、基板Pは回転
ボール部材18上でセンタリングされる。センタリング
が終了すると、回転ボール部材18は非作用位置に降下
させられ、基板Pは再び搬送ローラ12上に支持され
る。搬送ローラ12が電動モータMにより回転駆動さ
れ、基板Pの搬送が再開される。
【0037】停止位置検出器30が基板Pの前端を検出
すると、搬送ローラ12の回転が停止させられ、基板P
の移動が一旦停止する。基板Pは、所定の基準停止位置
に位置付けられる。次いで、基板Pが基準停止位置から
設定移送量だけ移送される。この送り量は、前記ロータ
リエンコーダ33により検出されて制御部82に信号と
して出力される。制御部82ではロータリエンコーダ3
3により入力された移送量と設定移送量を比較し、設定
値と一致した時点で電動モータMに制御信号を出力し、
その駆動を停止する。基板Pは端部剥離位置で停止す
る。
【0038】もし、何らかの原因により基板Pが端部剥
離位置を越えて下流側にオーバランした場合には、オー
バラン検出器32がそれを、基板位置付けの失敗として
検出し、基板Pはオーバラン検出位置で停止される。基
板位置付けの失敗か否かの判断は、例えば、停止位置検
出器30が基板Pの前端を検出してからオーバラン検出
器32が基板Pの前端を検出するまでの時間を基準にし
て容易に遂行することができる。次いで基板Pがオーバ
ラン検出位置から設定逆方向移送量だけ、搬送方向Fと
逆の上流方向に移送される。この逆方向の送り量は、前
記ロータリエンコーダ33により検出されて制御部82
に信号として出力される。制御部82ではロータリエン
コーダ33により入力された逆方向の移送量と設定逆方
向移送量を比較し、設定値と一致した時点で電動モータ
Mに制御信号を出力し、その駆動を停止する。基板Pは
再搬送スタート位置で停止する。この再搬送スタート位
置は基準停止位置に設定しても、それより上流側の位置
に設定してもよい。次いで搬送ローラ12が起動され、
前記したとおりの、端部剥離位置への位置付けが再度遂
行される。
【0039】基板Pが端部剥離位置に位置付けられた
後、下側クランプ部材26とテーブル部材28が作用位
置に上昇させられ、上側クランプ部材25が作用位置に
降下させられ、更にピンチローラ24が作用位置に降下
させられる。基板Pの幅方向両側縁部は、上側クランプ
部材25と下側クランプ部材26、ピンチローラ24と
搬送ローラ12bとにより、それぞれクランプあるいは
ホールドされる。またテーブル部材28は、基板Pの前
端側縁の下面を支持する。このように、基板Pの幅方向
両側縁部がクランプあるいはホールドされ、また基板P
の前端側縁の下面が支持されることにより、ガラスであ
る基板Pのディスプレイ面となるエリアへの各部材の当
接が回避され、きずを付けたり、汚したりすることはな
い。
【0040】次いで端部剥離手段8の移動体34の各々
が移動開始位置から折り返し位置へ移動させられ、折り
返し位置において、移動体34の各々の圧接ローラ36
が作用位置に降下させられる。移動体34の各々におけ
る圧接ローラ36の各々は、基板Pの端部におけるフィ
ルムの端部上面に所定の圧力で圧接される。この状態で
移動体34の各々は、折り返し位置と移動開始位置との
間を往復移動させられ、折り返し位置に戻される。これ
により移動体34の各々における圧接ローラ36の各々
は、それぞれ幅方向中央部から両端部へ、両端部から中
央部へ往復移動させられる。圧接ローラ36の各々のこ
のような往復移動により、基板Pの端部におけるフィル
ムの端部が部分的に剥離される。
【0041】端部剥離手段8は以上のように構成されて
いるので、移動体34の各々における圧接ローラ36の
各々の幅方向の往復移動による端部剥離作用の遂行にお
いては、従来のように、圧接ローラ36の各々が基板の
側部からその上面に乗り上げることなく、上方に離され
た非接触の状態から基板Pの上面の所定位置に圧接され
るよう構成されているので、基板Pに衝撃を与えること
がなくなり、したがって基板Pがガラスであっても、ひ
び割れ等の損傷を与えるおそれは全くない。更に、移動
体34及び圧接ローラ36を含むユニットが2台備えら
れ、各ユニットが個々に幅方向に往復移動するので、従
来に較べて複雑な端部剥離作用を遂行することが可能と
なり、端部剥離効果が向上する。なお端部剥離位置に位
置付けられた基板Pの前端側縁の下面は、平坦な水平上
面を有するテーブル部材28により支持されているの
で、前記のようなフィルムの端部剥離作用は均一平面上
で安定して遂行され、したがって、ガラス製基板Pを破
損することなく、確実な端部剥離効果が得られる。
【0042】フィルムの端部剥離作用の遂行後、移動体
34の各々における圧接ローラ36の各々は、作用位置
から非作用位置に上昇させられ、次いで移動体34の各
々は折り返し位置から移動開始位置に移動させられる。
下側クランプ部材26とテーブル部材28が非作用位置
に降下させられ、上側クランプ部材25が非作用位置に
上昇させられ、更にピンチローラ24が非作用位置に上
昇させられる。以上により基板Pの端部剥離位置への拘
束が解除される。センタリングピン20も非作用位置に
移動させられる。なお、ピンチローラ24は、端部が剥
離された基板Pのフィルムを、後述する剥離手段10に
より剥離する際の基板Pのずれを防止するために、作用
位置に降下したままで基板Pの押さえとして機能させる
こともできる。
【0043】次いで搬送ローラ12が回転駆動され、基
板Pの搬送が開始される。所定のタイミングでピンチロ
ーラ38が作用位置に降下させられ、搬送ローラ37と
の間に、基板Pの幅方向側縁部をホールドして基板Pを
搬送方向に移動させる。
【0044】図示しないセンサが基板Pを検出すると、
エア噴射手段42から圧縮エアが、基板Pと前端部から
部分的に剥離されたフィルムとの間に吹き付けられる。
これによりフィルムの剥離が促進され、その前端部が上
方に偏向させられ、補助案内ローラ48に案内されて上
側ベルト機構44のベルト間に挟まれて上方に搬送され
る。基板Pはフィルムが完全に剥離された状態で出口側
の基板搬送手段56に搬送される。基板Pから剥離され
たフィルムは上側ベルト機構44、下側ベルト機構46
の順に、針金ガイド対50及び52に案内されながら搬
送され、下方の図示しない収集ボックス内に落下させら
れる。基板搬送手段56に搬送された基板Pは搬送ロー
ラ58により下流側の装置に搬出される。
【0045】以上、本発明によるフィルム剥離装置の実
施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱するこ
となく種々の変形あるいは修正が可能である。例えば本
発明が適用される基板はガラスであるが、ガラスに限ら
ず、他のきず付き易い材料からなる基板にも適用するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】本発明に従って構成されたフィルム剥離
装置によれば、ガラスからなる基板にひび割れ等の損傷
を与えることは確実に防止されるので、その品質が所望
のとおり保証される。また基板は、基準停止位置に正確
に停止させることができるのみならず、端部剥離位置へ
の基板の位置付けも正確に遂行される。更に、基板の前
端からフィルムの前端までの距離が相違する形態の、基
板の仕様の相違に対しても容易に対応することができ
る。更に基板が、端部剥離作用が遂行されないまま搬送
される、とのミスも防止されるので作業効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたフィルム剥離装置の
一実施の形態を概略的に示す要部側面図。
【図2】図1に示すフィルム剥離装置に含まれる停止位
置決め手段及びクランプ手段の一部を示す側面図。
【図3】図2に示すクランプ手段の一部を示す正面図。
【図4】図1に示すフィルム剥離装置に含まれる端部剥
離手段の一部を破断して示す側面図。
【図5】図4に示す端部剥離手段の一部を示す正面図。
【図6】停止位置決め手段に含まれる制御手段の構成と
それに関連する部材との信号径路を概略的に示す図。
【符号の説明】
2 フィルム剥離装置 4 基板搬送手段(入口側) 6 クランプ手段 8 端部剥離手段 10 剥離手段 12 搬送ローラ 28 テーブル部材 30 停止位置検出器 32 オーバラン位置検出器 33 移送量検出器 36 圧接ローラ 40 フィルム剥離搬送手段 80 制御手段 82 制御部 84 操作部 P 基板 PL 基板Pの搬送面 M 電動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面にフィルムが貼着された基板を、そ
    の他面側を支持した状態で端部剥離位置に向けて移動さ
    せる複数個の搬送ローラを含む、基板搬送手段と、該端
    部剥離位置に位置付けられた該基板に作用して該フィル
    ムの一端部を該基板から部分的に剥離させる端部剥離手
    段とを備え、該基板搬送手段は該搬送ローラを回転駆動
    するための電動モータを含む、フィルム剥離装置におい
    て、 該搬送ローラにより搬送される該基板を該端部剥離位置
    に位置付けるための停止位置決め手段を備え、 該停止位置決め手段は、該電動モータを作動制御する制
    御手段と、該端部剥離位置の上流側に設定された基準停
    止位置で該基板を検出して該制御手段に信号を出力する
    停止位置検出器と、該基板の、該基準停止位置から該端
    部剥離位置までの移送量を該制御手段に設定移送量とし
    て入力する移送量設定手段とを備え、 該制御手段は、該停止位置検出器からの該信号に基づい
    て、該基板を、該基準停止位置に一旦停止させ、次いで
    該基準停止位置から該設定移送量だけ移送させて該端部
    剥離位置で停止させるよう、該電動モータを作動制御す
    る、ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  2. 【請求項2】 該停止位置決め手段は、該端部剥離位置
    より下流側に設定されたオーバラン検出位置で該基板を
    検出して該制御手段に信号を出力するオーバラン検出器
    と、該基板の、該オーバラン検出位置から該端部剥離位
    置の上流側に設定された再搬送スタート位置までの逆方
    向移送量を該制御手段に設定逆方向移送量として入力す
    る逆方向移送量設定手段とを備え、 該制御手段は、該オーバラン検出器からの該信号に基づ
    いて、該基板を、該オーバラン検出位置で一旦停止さ
    せ、次いで該オーバラン検出位置から該逆方向移送量だ
    け逆移送させて該再搬送スタート位置で停止させるよ
    う、該電動モータを作動制御する、請求項1記載のフィ
    ルム剥離装置。
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