JPH09290197A - 回転式基板処理装置 - Google Patents

回転式基板処理装置

Info

Publication number
JPH09290197A
JPH09290197A JP10586696A JP10586696A JPH09290197A JP H09290197 A JPH09290197 A JP H09290197A JP 10586696 A JP10586696 A JP 10586696A JP 10586696 A JP10586696 A JP 10586696A JP H09290197 A JPH09290197 A JP H09290197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
supply
cleaning liquid
passage
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10586696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3638374B2 (ja
Inventor
Manabu Yabe
学 矢部
Yasushi Nakamura
靖 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10586696A priority Critical patent/JP3638374B2/ja
Publication of JPH09290197A publication Critical patent/JPH09290197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3638374B2 publication Critical patent/JP3638374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の裏面の汚染を生じさせることなく基板
の回転処理が可能な回転式基板処理装置を提供する。 【解決手段】 基板支持台1の底板2には基板押し上げ
ピン17を通過させる貫通孔7が形成されている。スピ
ンモータ14の回転軸10の軸通路11には供給管路1
3が挿入されている。供給管路13の先端は基板9の裏
面側の空間X内に向けられており、他端は不活性ガス供
給ライン25と洗浄液供給ライン28とに切り換え可能
に接続されている。基板9の裏面洗浄工程では、洗浄液
供給ライン28から供給される洗浄液が供給管路13の
先端側から吐出され、乾燥工程では、不活性ガス供給ラ
イン25から供給された不活性ガスが供給管路13の先
端から供給され、空間X内が負圧になるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を水平に保持
した状態で回転させながら基板に対して所定の処理を行
う回転式基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式塗布装置、回転式現像装置などの
回転式基板処理装置においては、半導体ウエハなどの基
板を水平に保持して回転させる必要がある。基板を保持
する装置としては、従来より基板の裏面を真空吸引して
保持する吸引式スピンチャックが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸引式スピ
ンチャックでは、基板を強固に保持するために強力な吸
引を行っており、このために基板の裏面に吸着跡が生じ
て後工程の処理に悪影響を及ぼす場合がある。また、基
板の裏面が汚染されやすいといった問題もある。
【0004】そこで、本発明者は、基板の裏面周縁部と
外周端面とを保持して基板を回転させる外周端縁保持型
の基板回転保持装置(機械式スピンチャック)を案出し
た。図6は、その基板回転保持装置の概略構成図であ
る。なお、本構造の基板回転保持装置は未公開である。
【0005】図6において、基板回転保持装置は、基板
9を保持するための基板保持台41を備える。基板保持
台41は、円板状の底板42と、底板42の周縁上に形
成されたリング状の基板支持部材43とから構成され
る。基板支持部材43は、基板9の底面を支持する複数
のピン部材46aと、基板9の水平方向の位置を規制す
る複数のピン部材46bとを有している。
【0006】この基板保持台41上に基板9が載置され
ると、基板9と基板保持台41の底板42との間にはほ
ぼ密閉された空間Xが構成される。したがって、基板9
の上面近傍を浮遊するミスト(飛沫)やパーティクル
(粒子)は基板9の裏面側に回り込むことが困難とな
り、これによって基板9の裏面の汚染が防止される。
【0007】ところが、基板9の周囲が基板保持部材4
3により取り囲まれると、基板9の受渡しを行うための
搬送アームを基板9の下面に送り込むことができなくな
る。そこで、図示の基板回転保持装置では、基板保持台
41の底板42に複数の貫通孔44を設けている。さら
に、貫通孔44を通して下方から基板押し上げピン45
を上昇させて基板9を押し上げるように構成している。
そして、基板押し上げピン45によって押し上げられた
基板9の下面に搬送アームを送り込むことによって基板
9の受渡しを可能としている。
【0008】ところが、基板保持台41の回転動作時に
は、基板9の下部の空間X内の空気が遠心力を受けて基
板保持台41の外方へ押し出され、空間X内の圧力が低
下する。空間X内の圧力が低下すると、底板42の下方
の空気が貫通孔44を通して空間X内に吸い込まれる。
この空気がミストやパーティクルにより汚染されている
と、ミストやパーティクルが空間X内に侵入して基板9
の裏面側に付着し、基板の裏面を汚染するという問題が
生じる。
【0009】本発明の目的は、基板の裏面の汚染を生じ
させることなく基板の回転処理が可能な回転式基板処理
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る回転式基板処理装置は、鉛直方向に延びる回
転軸を有するモータと、モータの回転軸の先端に取り付
けられかつ貫通孔が形成された底板を有し、底板の上方
に所定の空間を隔てて基板を水平に保持して回転する基
板保持部材と、基板の下面側の所定の空間内にガスを供
給することによって基板の下面に負圧領域が生じること
を防止するガス供給手段とを備えている。
【0011】第2の発明に係る回転式基板処理装置は、
第1の発明に係る回転式基板処理装置の構成において、
ガス供給手段が、回転軸の内部を軸方向に延びかつ先端
が基板保持部材の底板を通り所定に空間に連通された供
給管路と、供給管路の下端と外部に設けられたガス供給
源とを接続し、ガス供給源から供給されるガスを供給管
路に導くガス導入管路とを備えたものである。
【0012】第3の発明に係る回転式基板処理装置は、
第2の発明に係る回転式基板処理装置の構成において、
供給管路の下端と外部に設けられた洗浄液供給源とを接
続し、洗浄液供給源から供給される洗浄液を供給管路に
導く洗浄液導入管路と、供給管路とガス導入管路とが連
通された状態と、供給管路と洗浄液導入管路とが連通さ
れた状態とを切り換える切換手段とをさらに備えたもの
である。
【0013】第4の発明に係る回転式基板処理装置は、
第2に発明に係る回転式基板処理装置の構成において、
供給管路が互いに独立して延びる第1の通路と第2の通
路とを有しており、ガス導入管路が供給管路の第1の通
路に接続されており、さらに供給管路の第2の通路と外
部に設けられた洗浄液供給源とを接続し、洗浄液供給源
から供給される洗浄液を供給管路の第2の通路に導く洗
浄液導入管路を備えたものである。
【0014】第1〜第4の発明に係る回転式基板処理装
置においては、基板の回転処理時に、ガス供給手段が基
板の下面側にガスを供給する。このため、基板の下面側
の気体に基板の回転による遠心力が作用した場合でも、
この領域がガスに充満され負圧になることが防止され
る。したがって、基板保持部材の下方側の空気が底板の
貫通孔を通して基板の裏面側に侵入することが妨げら
れ、基板の裏面の汚染が防止される。
【0015】特に、第2の発明に係る回転式基板処理装
置においては、回転軸の内部に供給管路を設け、この供
給管路を通してガスを基板の下面側に導くように構成さ
れている。このため、ガスの供給管路のための余分なス
ペースを必要とすることなく、簡素な構成で基板の下面
側での負圧領域の発生を防止することができる。
【0016】特に、第3の発明に係る回転式基板処理装
置においては、供給管路に導くガスと洗浄液とを切換手
段を用いて切り換えるように構成されている。このた
め、回転軸中に設けられる1つの供給管路によって洗浄
液供給処理とガス供給処理とを行わせることができる。
【0017】第4の発明に係る回転式基板処理装置にお
いては、供給管路にガスを通過させる第1の通路と洗浄
液を通過させる第2の通路とを設けている。このため、
ガスの供給動作と洗浄液の供給動作とを独立して制御す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施例に
よる回転式塗布装置の概略構成図である。図1において
は、回転式塗布装置の主要部分の構成のみを模式的に示
している。また、図2は、図1中の基板支持台の平面図
である。
【0019】図1に示すように、回転式塗布装置は、基
板9を保持して回転する基板保持台1と、基板保持台1
を回転させるスピンモータ14とを備えている。基板保
持台1の周囲は中空のカップ(図示省略)により取り囲
まれている。このカップは主に処理液が外方に飛散する
のを防止するために設けられている。
【0020】基板保持台1は、底板2と、底板2上に取
り付けられた基板支持部材3および環状部材6とを備え
ている。底板2は、円板状に形成されており、その中心
に形成された軸部2aがスピンモータ14の回転軸10
の先端にはめ込まれて固定されている。また、図2に示
すように底板2には同心円上の3か所に貫通孔7が設け
られている。
【0021】基板支持部材3はリング状に形成されてお
り、基板9の底面を支持する複数の底面支持ピン4と、
基板9の外周端面に当接して水平方向の移動を規制する
ための複数の端面支持ピン5が形成されている。
【0022】また、基板支持部材3の周囲には環状部材
6が配置されている。環状部材6は、回転時に基板支持
部材3の底面支持ピン4および端面支持ピン5によって
基板9の周囲に乱気流が生じることを防止するために設
けられている。これにより、底板2と基板9の下面との
間には、ほぼ密閉された空間Xが構成されている。
【0023】基板保持台1の下部には基板押し上げピン
17および基板押し上げピン17を昇降させる昇降機構
部(図示省略)が設けられている。基板押し上げピン1
7は、基板9の排出時に底板2の貫通孔7を通過して基
板9を上方へ押し上げる。また、基板9の装着時には、
基板押し上げピン17が基板保持台1の上方に上昇して
基板9の裏面を支持した後、下降して基板保持台1の所
定の位置に基板9を装着する。さらに、基板押し上げピ
ン17は下降して所定の待機位置に戻る。
【0024】上記の回転式塗布装置は、基板9の表面に
処理液を回転塗布する機能に加え、基板9の裏面に洗浄
液を供給して裏面洗浄を行なう機能と、基板9下方の空
間X内に不活性ガスを供給する機能とを備えている。こ
のような機能を果たすために、以下のような構成が設け
られている。
【0025】図1において、スピンモータ14の回転軸
10には、軸方向に沿って貫通した軸通路11が形成さ
れている。同様に、基板支持台1の底板2の軸部2aに
は回転軸10の軸通路11に連通する軸通路2bが形成
されている。そして、この回転軸10の軸通路11およ
び底板2の軸通路2bの内部には供給管路13が挿入さ
れている。
【0026】供給管路13の先端は、底板2の上面中心
部分に取り付けられたノズルキャップ8の中心に固定さ
れている。また、供給管路13の先端近傍は、底板2の
軸部2aの内部に設けられた回転軸受12によって支持
されている。この回転軸受12によって、基板支持台1
が回転した場合でも、供給管路13は回転せず静止状態
を維持することができる。
【0027】また、供給管路13の下端は、マニホール
ド15に接続されている。マニホールド15は回転式塗
布装置の内部に固定されている。マニホールド15の内
部に形成された接続路16の一端は、供給管路13の下
端部に接続されている。また、接続路16の他端は、共
通ライン20を介して不活性ガス供給ライン25と洗浄
液供給ライン28とに接続されている。
【0028】共通ライン20は自動二方弁21を含み、
自動三方弁22を介して不活性ガス供給ライン25と洗
浄液供給ライン28とに接続されている。不活性ガス供
給ライン25は、回転式塗布装置の外部に設けられた窒
素ガス(N2 ガス)供給源(図示省略)に接続された管
路を有し、その管路中にはフィルタ24と、流量計23
とが設けられている。また、洗浄液供給ライン28は、
外部に設けられた洗浄液供給源(図示省略)に接続され
た管路を有し、その管路中には流量計26と、フィルタ
27とが設けられている。自動二方弁21および自動三
方弁22はコントローラ29によって制御される。
【0029】コントローラ29は、不活性ガス供給ライ
ン25および洗浄液供給ライン28の供給動作の制御の
みならず、たとえばスピンモータ14の回転制御などを
行う。
【0030】以上のように構成された回転式塗布装置に
おいて、供給管路13、共通ライン20、不活性ガス供
給ライン25が本発明の不活性ガス供給手段を構成し、
自動二方弁21、自動三方弁22およびコントローラ2
9が本発明の切換手段を構成する。
【0031】ここで、回転式塗布装置の動作について説
明する。図3は、回転塗布処理における基板回転数の時
間的変化を示す図である。図1および図3を参照して、
レジスト処理工程において、コントローラ29は自動二
方弁21を閉鎖状態に設定する。したがって、供給管路
13の先端からは不活性ガス(窒素ガス)も洗浄液も吐
出されない。この状態で、基板9の表面上にレジスト液
が滴下され、高速(たとえば3000rpm)で回転塗
布処理が行われる。
【0032】次に、裏面洗浄工程では、コントローラ2
9は自動二方弁21を開放状態に設定し、自動三方弁2
2を洗浄液供給ライン28と連通する状態に切り換え
る。これにより、供給管路13の先端からは、基板9の
裏面に向かって洗浄液が吐出される。基板9は低速(た
とえば1200rpm)で回転される。これにより、基
板9の裏面が洗浄液によって回転洗浄され、基板9の裏
面の汚染物が除去される。
【0033】さらに、乾燥工程では、再び基板9を高速
回転(たとえば3000rpm)させることによって基
板9をスピン乾燥させる。この時、同時に基板9の下方
の空間X内に不活性ガスを充填する。
【0034】すなわち、乾燥工程の初期において、コン
トローラ29は自動三方弁22を洗浄液供給ライン28
側から不活性ガス供給ライン25側に切り換える。これ
により、供給管路13の先端からは不活性ガスが吐出さ
れる。吐出された不活性ガスは基板9の下方の空間X内
に充満し、空間X内が負圧になるのを防止する。このた
め、底板2の貫通孔7からは、外方の雰囲気が吸引され
ず、むしろ不活性ガスが空間Xから貫通孔7を通して外
方へ流れ出る。このため基板9の裏面では、ミストなど
に汚染された外気に触れることなく乾燥処理が進行す
る。
【0035】乾燥処理が終了すると、基板支持台1の回
転が停止される。なお、不活性ガスの供給は基板支持台
1の回転停止後しばらく継続される。また、不活性ガス
供給ライン25および洗浄液供給ライン28は、共に流
量計23,26およびフィルタ24,27を有している
ため、清浄な不活性ガスおよび洗浄液を適当な量で送り
出すことができる。
【0036】このように、本実施例による回転式塗布装
置は、乾燥工程において基板9の裏面側を不活性ガスで
充満させた状態で回転処理を行うことにより、基板9の
裏面側にミストなどの汚染源が侵入することを防止す
る。これにより、洗浄後の基板9の裏面を清浄な状態に
保持することができる。
【0037】図4は、本発明の第2の実施例による回転
式塗布装置の概略構成図である。また図5は、図4中の
A−A線断面図である。第2の実施例による回転式塗布
装置は、第1の実施例による回転式塗布装置の構成に対
し、不活性ガスの供給ラインと洗浄液の供給ラインとを
各々個別に設けた構成が相違する。したがって、第1の
実施例による回転式塗布装置と同一の構成部分には、同
一の符号を付すことにより再度の説明を省略する。
【0038】図4において、スピンモータ14の回転軸
10は、軸方向に貫通した軸通路11を有している。軸
通路11の内部には二重供給管路30が挿入されてい
る。二重供給管路30は、図5に示すように、隔壁によ
り仕切られた第1の通路31と第2の通路32とを有し
ている。
【0039】図4において、二重供給管路30の先端側
は底板2の軸通路2bの内部に回転軸受12を介して保
持されている。また、二重供給管路30の下方端はマニ
ホールド35に接続されている。マニホールド35は、
その内部に不活性ガス接続路36と洗浄液接続路37と
が個別に形成されている。そして、二重供給管路30の
第1の通路31が不活性ガス接続路36に接続され、第
2の通路32が洗浄液接続路37に接続されている。
【0040】また、マニホールド35の不活性ガス接続
路36には不活性ガス供給ライン25が接続され、洗浄
液接続路37には洗浄液供給ライン28が接続されてい
る。不活性ガス供給ライン25は、不活性ガス供給源
(図示省略)に接続され、そのライン中に自動二方弁3
8、流量計23およびフィルタ24を備えている。 ま
た、洗浄液供給ライン28は、洗浄液供給源(図示省
略)に接続され、そのライン中に自動二方弁39、流量
計26およびフィルタ27を備えている。コントローラ
29は自動二方弁38,39の開閉動作を制御する。
【0041】ここで再び図3を参照して、レジスト処理
工程において、コントローラ29は両方の自動二方弁3
8,39を閉鎖する。次に、基板の裏面洗浄工程におい
て、コントローラ29は洗浄液供給ライン28の自動二
方弁39を開放状態に設定し、不活性ガス供給ライン2
5の自動二方弁38を閉鎖状態に設定する。これによ
り、洗浄液が二重供給管路30の第2の通路32を通し
て基板9の裏面に吐出される。洗浄液は、基板9の回転
に伴って基板9の裏面中央部分から外周側に向かって広
げられ、基板9の裏面が洗浄される。
【0042】さらに、乾燥工程では、コントローラ29
は洗浄液供給ライン28の自動二方弁39を閉塞すると
ともに、不活性ガス供給ライン25の自動二方弁38を
開放する。これにより、二重供給管路30の第2の通路
32を通しての洗浄液の供給が遮断され、第1の通路3
1を通して不活性ガスが供給される。不活性ガスは基板
9の裏面側の空間X内に充満される。これにより、空間
X内の負圧の発生が防止される。したがって、貫通孔7
を通して外部からミストなどを含む空気が空間X内に侵
入するのを防止することができる。
【0043】このように、洗浄液を供給する供給路と不
活性ガスを供給する供給路とを個別に設けることによ
り、洗浄液と不活性ガスとを瞬時に切り換えて供給する
ことができる。
【0044】なお、上記第2の実施例において、第1の
通路31および第2の通路32は一本の二重供給管路3
0に形成されている。このため、回転軸10内の狭い軸
通路11内に効率良く挿入することができる。しかしな
がら、この第1および第2の通路31,32を各々別の
管路を用いて回転軸10の内部に挿入してもよい。
【0045】さらに、二重供給管路30として2重管を
用いることによって第1の管路31と第2の管路32と
を形成してもよい。また、上記実施例において、不活性
ガスの代わりに清浄な空気を用いても同様の効果を得る
ことができる。
【0046】さらに、本発明による不活性ガスを供給す
る構成は、回転式洗浄装置や回転式現像装置等にも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による回転式塗布装置の
概略構成図である。
【図2】図1に示す基板保持台の平面図である。
【図3】回転塗布処理工程における基板回転数の時間的
変化を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例による回転式塗布装置の
概略構成図である。
【図5】図4中のA−A線断面図である。
【図6】従来の回転式塗布装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 基板保持台 2 底板 3 基板支持部材 7 貫通孔 8 ノズルキャップ 9 基板 10 回転軸 11 軸通路 12 回転軸受 13 供給管路 14 スピンモータ 15 マニホールド 16 接続路 17 基板押し上げピン 21,38,39 自動二方弁 22 自動三方弁 25 不活性ガス供給ライン 28 洗浄液供給ライン 30 二重供給管路 31 第1の通路 32 第2の通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直方向に延びる回転軸を有するモータ
    と、 前記モータの前記回転軸の先端に取り付けられかつ貫通
    孔が形成された底板を有し、前記底板の上方に所定の空
    間を隔てて基板を水平に保持して回転する基板保持部材
    と、前記基板の下面側の前記所定の空間内にガスを供給
    することによって前記基板の下面に負圧領域が生じるこ
    とを防止するガス供給手段を備えたことを特徴とする回
    転式基板処理装置。
  2. 【請求項2】前記ガス供給手段は、 前記回転軸の内部を軸方向に伸びかつ先端が前記基板保
    持部材の前記底板を通り前記所定の空間に連通された供
    給管路と、前記供給管路の下端と外部に設けられたガス
    供給源とを接続し、前記ガス供給源から供給されるガス
    を前記供給管路に導くガス導入管路とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の回転式基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記供給管路の下端と外部に設けられた
    洗浄液供給源とを接続し、前記洗浄液供給源から供給さ
    れる洗浄液を前記供給管路に導く洗浄液導入管路と、前
    記供給管路と前記ガス導入管路とが連通された状態と、
    前記供給管路と前記洗浄液導入管路とが連通された状態
    とを切り換える切換手段とさらに備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の回転式基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記供給管路は互いに独立して延びる第
    1の通路と第2の通路とを有しており、前記ガス導入管
    路は前記供給管路の前記第1の通路に接続されており、
    前記供給管路の前記第2の通路と外部に設けられた洗浄
    液供給源とを接続し、前記洗浄液供給源から供給される
    洗浄液を前記供給管路の前記第2の通路に導く洗浄液導
    入管路をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の
    回転式基板処理装置。
JP10586696A 1996-04-25 1996-04-25 回転式基板処理装置 Expired - Fee Related JP3638374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10586696A JP3638374B2 (ja) 1996-04-25 1996-04-25 回転式基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10586696A JP3638374B2 (ja) 1996-04-25 1996-04-25 回転式基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09290197A true JPH09290197A (ja) 1997-11-11
JP3638374B2 JP3638374B2 (ja) 2005-04-13

Family

ID=14418893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10586696A Expired - Fee Related JP3638374B2 (ja) 1996-04-25 1996-04-25 回転式基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3638374B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011071477A (ja) * 2009-08-27 2011-04-07 Tokyo Electron Ltd 液処理装置および液処理方法
KR20120075361A (ko) 2010-12-28 2012-07-06 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 액 처리 장치 및 액 처리 방법
KR20120075350A (ko) 2010-12-28 2012-07-06 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 액 처리 장치 및 액 처리 방법
US8268087B2 (en) 2007-12-27 2012-09-18 Tokyo Electron Limited Liquid processing apparatus, liquid processing method, and storage medium
US8444772B2 (en) 2008-02-14 2013-05-21 Tokyo Electron Limited Liquid processing apparatus
US11410863B2 (en) 2016-09-23 2022-08-09 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate processing device including heater between substrate and spin base

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8268087B2 (en) 2007-12-27 2012-09-18 Tokyo Electron Limited Liquid processing apparatus, liquid processing method, and storage medium
US8444772B2 (en) 2008-02-14 2013-05-21 Tokyo Electron Limited Liquid processing apparatus
JP2011071477A (ja) * 2009-08-27 2011-04-07 Tokyo Electron Ltd 液処理装置および液処理方法
US8869811B2 (en) 2009-08-27 2014-10-28 Tokyo Electron Limited Liquid processing apparatus and liquid processing method
KR20120075361A (ko) 2010-12-28 2012-07-06 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 액 처리 장치 및 액 처리 방법
KR20120075350A (ko) 2010-12-28 2012-07-06 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 액 처리 장치 및 액 처리 방법
US9048269B2 (en) 2010-12-28 2015-06-02 Tokyo Electron Limited Substrate liquid treatment apparatus with lift pin plate
US11410863B2 (en) 2016-09-23 2022-08-09 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate processing device including heater between substrate and spin base

Also Published As

Publication number Publication date
JP3638374B2 (ja) 2005-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI283020B (en) Single wafer type substrate cleaning method and apparatus
US5829156A (en) Spin dryer apparatus
US7335090B2 (en) Substrate processing apparatus and substrate handling method
TWI381435B (zh) Liquid treatment device, liquid treatment method and memory media
KR100522407B1 (ko) 도포장치
KR102091726B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JPH0715150B2 (ja) 薄材の清浄化装置
US6930046B2 (en) Single workpiece processing system
KR20080020503A (ko) 기판처리장치 및 기판처리방법
JP3518953B2 (ja) 回転式基板処理装置
JPH09290197A (ja) 回転式基板処理装置
JP3958572B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
TW201639019A (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
JPH11102882A (ja) 基板洗浄装置
JPH0864568A (ja) ウェーハ洗浄装置
JP2001189260A (ja) 液処理装置及びその方法
JPH11145099A (ja) 基板処理装置
JP3894141B2 (ja) 塗布装置
JP3604546B2 (ja) 処理装置
JP2000183020A (ja) 洗浄装置
JPH1170354A (ja) 塗布装置
JP3492107B2 (ja) 回転式現像装置
JPH07249559A (ja) 回転処理装置
JP3466898B2 (ja) 塗布膜形成方法および塗布装置
JP3401428B2 (ja) 処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Effective date: 20040324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees