JPH09289469A - 送・受信切換回路 - Google Patents
送・受信切換回路Info
- Publication number
- JPH09289469A JPH09289469A JP10010596A JP10010596A JPH09289469A JP H09289469 A JPH09289469 A JP H09289469A JP 10010596 A JP10010596 A JP 10010596A JP 10010596 A JP10010596 A JP 10010596A JP H09289469 A JPH09289469 A JP H09289469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- reception
- signal
- circuit
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transceivers (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送・受信の切換時間が短く、かつ構成が簡易
で送・受信信号の周波数が広帯域の場合でも動作可能な
送・受信切換回路を提供する。 【解決手段】 送信時は、バイアス供給回路19から送
信ON信号の直流電流がピンダイオード17に供給さ
れ、ピンダイオード17が短絡状態になり、送信部12
からの送信信号がサーキュレータ14を介して空中線1
1から出力され、一方受信時には、バイアス供給回路1
9から送信ON信号が供給されず、ピンダイオード17
は開放状態になり、空中線11からの受信信号がサーキ
ュレータ14を介して整合状態になった受信部13側へ
出力され、受信部13に入力される送・受信切換回路で
ある。
で送・受信信号の周波数が広帯域の場合でも動作可能な
送・受信切換回路を提供する。 【解決手段】 送信時は、バイアス供給回路19から送
信ON信号の直流電流がピンダイオード17に供給さ
れ、ピンダイオード17が短絡状態になり、送信部12
からの送信信号がサーキュレータ14を介して空中線1
1から出力され、一方受信時には、バイアス供給回路1
9から送信ON信号が供給されず、ピンダイオード17
は開放状態になり、空中線11からの受信信号がサーキ
ュレータ14を介して整合状態になった受信部13側へ
出力され、受信部13に入力される送・受信切換回路で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半二重通信の無線
機等に用いられる送・受信切換回路に係り、特に送・受
信の切換時間が短く、簡易な構成で広帯域で動作可能な
送・受信切換回路に関する。
機等に用いられる送・受信切換回路に係り、特に送・受
信の切換時間が短く、簡易な構成で広帯域で動作可能な
送・受信切換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から半二重通信の無線機等に用いら
れている送・受信回路は、電磁的リレーを用いた回路が
一般的であったが、リレーの動作時間が長く、従って送
・受信の切換えに時間がかかり実用的でなかった。
れている送・受信回路は、電磁的リレーを用いた回路が
一般的であったが、リレーの動作時間が長く、従って送
・受信の切換えに時間がかかり実用的でなかった。
【0003】そこで、送・受信の切換時間を短くするた
めに、図2に示すような送・受信切換回路が提案されて
いた。図2は、従来の送・受信切換回路の概略回路図で
ある。従来の送・受信切換回路は、図2に示すように、
無線通信波の送・受信を行う空中線21と、空中線21
を挟んで送信部22と、受信部23とが点Dで接続され
ている。
めに、図2に示すような送・受信切換回路が提案されて
いた。図2は、従来の送・受信切換回路の概略回路図で
ある。従来の送・受信切換回路は、図2に示すように、
無線通信波の送・受信を行う空中線21と、空中線21
を挟んで送信部22と、受信部23とが点Dで接続され
ている。
【0004】そして、送信部22から点Dに対して直列
的に直流阻止用コンデンサ24とピンダイオード26と
が接続され、更に直流阻止用コンデンサ24とピンダイ
オード26との間には信号阻止用インダクタンス29を
介してバイアス供給回路30が接続されている。
的に直流阻止用コンデンサ24とピンダイオード26と
が接続され、更に直流阻止用コンデンサ24とピンダイ
オード26との間には信号阻止用インダクタンス29を
介してバイアス供給回路30が接続されている。
【0005】また、受信部23から点Dに対して、直列
的に直流阻止用コンデンサ25とλ/4回路28とが接
続され、更に直流阻止用コンデンサ25とλ/4回路2
8との間からピンダイオード27を介して接地されてい
る。
的に直流阻止用コンデンサ25とλ/4回路28とが接
続され、更に直流阻止用コンデンサ25とλ/4回路2
8との間からピンダイオード27を介して接地されてい
る。
【0006】ここで、バイアス供給回路30は、半二重
通信における送・受信の切換を行うために、無線機が送
信状態の時は送信ON信号として直流電流が供給され、
受信状態の時は直流電流が供給されないようになってい
る回路である。
通信における送・受信の切換を行うために、無線機が送
信状態の時は送信ON信号として直流電流が供給され、
受信状態の時は直流電流が供給されないようになってい
る回路である。
【0007】また、λ/4回路28は、入力された信号
の波長を1/4の短い波長の信号に変換して出力する回
路で、即ち、入力信号の周波数を4倍にして高周波を発
生させる逓倍回路である。尚、空中線21、直流阻止用
コンデンサ24,25、ピンダイオード26,27、信
号阻止用インダクタンス29については、周知の回路及
び素子を用いているので詳細な説明は省略する。
の波長を1/4の短い波長の信号に変換して出力する回
路で、即ち、入力信号の周波数を4倍にして高周波を発
生させる逓倍回路である。尚、空中線21、直流阻止用
コンデンサ24,25、ピンダイオード26,27、信
号阻止用インダクタンス29については、周知の回路及
び素子を用いているので詳細な説明は省略する。
【0008】従来の送・受信切換回路の動作は、まず送
信時は、送信部22からの送信信号が直流阻止用コンデ
ンサ24を経てピンダイオード26に加えられる。一
方、ピンダイオード26にはバイアス供給回路30から
の送信ON信号の直流電流が供給されているため、ピン
ダイオード26は送信信号に対しては十分に低いインピ
ーダンスになっており、送信信号が導通状態になってい
る。
信時は、送信部22からの送信信号が直流阻止用コンデ
ンサ24を経てピンダイオード26に加えられる。一
方、ピンダイオード26にはバイアス供給回路30から
の送信ON信号の直流電流が供給されているため、ピン
ダイオード26は送信信号に対しては十分に低いインピ
ーダンスになっており、送信信号が導通状態になってい
る。
【0009】更に、バイアス供給回路30からの送信O
N信号の直流電流は、直列的に接続されているλ/4回
路28を経てピンダイオード27にも供給され、ピンダ
イオード27も短絡状態となり、λ/4回路28の受信
部23側の点Cを高周波的に短絡状態にする。これによ
り、λ/4回路28の送信部22側の点Bは開放状態に
なる。つまり、送信周波数においてλ/4回路28のイ
ンピーダンスが非常に高く見えるようになるのである。
N信号の直流電流は、直列的に接続されているλ/4回
路28を経てピンダイオード27にも供給され、ピンダ
イオード27も短絡状態となり、λ/4回路28の受信
部23側の点Cを高周波的に短絡状態にする。これによ
り、λ/4回路28の送信部22側の点Bは開放状態に
なる。つまり、送信周波数においてλ/4回路28のイ
ンピーダンスが非常に高く見えるようになるのである。
【0010】従って、送信部22からの送信信号は点D
から受信部23側には行かず、空中線21に出力され放
射されるものである。
から受信部23側には行かず、空中線21に出力され放
射されるものである。
【0011】一方、受信時には、バイアス供給回路30
からの送信ON信号の直流電流が供給されず、その結
果、ピンダイオード26,27には電流が流れず開放状
態となり、空中線21からの受信信号は、点Dから送信
部22側には流れず、λ/4回路28を通って受信部2
3へ入力されるようになっている。
からの送信ON信号の直流電流が供給されず、その結
果、ピンダイオード26,27には電流が流れず開放状
態となり、空中線21からの受信信号は、点Dから送信
部22側には流れず、λ/4回路28を通って受信部2
3へ入力されるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の送・受信切換回路では、送・受信信号の周波数に依
存するλ/4回路28を使用しているため、広帯域の送
・受信信号による無線機では使用できないという問題点
があった。
来の送・受信切換回路では、送・受信信号の周波数に依
存するλ/4回路28を使用しているため、広帯域の送
・受信信号による無線機では使用できないという問題点
があった。
【0013】また、上記従来の送・受信切換回路を用い
て、例えば1オクターブの周波数帯域をカバーしようと
するためには、低周波信号用にλ/4回路28の出力を
更に1/2の波長の信号に変換する回路が必要であり、
送・受信回路の回路規模が増大し、また価格も増大する
という問題点があった。
て、例えば1オクターブの周波数帯域をカバーしようと
するためには、低周波信号用にλ/4回路28の出力を
更に1/2の波長の信号に変換する回路が必要であり、
送・受信回路の回路規模が増大し、また価格も増大する
という問題点があった。
【0014】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、送・受信の切換時間が短く、かつ構成が簡易で送・
受信信号の周波数が広帯域の場合でも動作可能な送・受
信切換回路を提供することを目的とする。
で、送・受信の切換時間が短く、かつ構成が簡易で送・
受信信号の周波数が広帯域の場合でも動作可能な送・受
信切換回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、送信信号を空中に放射し、受信
信号を空中から吸収する空中線と、送信信号を前記空中
線を介して送信する送信部と、受信信号を前記空中線を
介して受信する受信部と、送信時に直流電流を供給する
バイアス供給回路と、接地されたダイオードとを有する
送・受信切換回路において、前記空中線と前記送信部と
前記受信部とを接続する接続部分に、前記送信部からの
送信信号を前記空中線に出力し、前記空中線からの受信
信号を前記受信部に出力するサーキュレータを設け、前
記サーキュレータと前記受信部との接続部分に前記バイ
アス供給回路と前記ダイオードとを接続したことを特徴
としており、電磁的リレーを用いた送・受信切換回路に
比べて送・受信の切換時間を短くすることができ、λ/
4回路等の逓倍回路を用いた送・受信切換回路に比べて
構成が簡易で更に送・受信信号の周波数が広帯域の場合
でも動作可能とすることができる。
決するための本発明は、送信信号を空中に放射し、受信
信号を空中から吸収する空中線と、送信信号を前記空中
線を介して送信する送信部と、受信信号を前記空中線を
介して受信する受信部と、送信時に直流電流を供給する
バイアス供給回路と、接地されたダイオードとを有する
送・受信切換回路において、前記空中線と前記送信部と
前記受信部とを接続する接続部分に、前記送信部からの
送信信号を前記空中線に出力し、前記空中線からの受信
信号を前記受信部に出力するサーキュレータを設け、前
記サーキュレータと前記受信部との接続部分に前記バイ
アス供給回路と前記ダイオードとを接続したことを特徴
としており、電磁的リレーを用いた送・受信切換回路に
比べて送・受信の切換時間を短くすることができ、λ/
4回路等の逓倍回路を用いた送・受信切換回路に比べて
構成が簡易で更に送・受信信号の周波数が広帯域の場合
でも動作可能とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態
に係る無線機(本機)の送・受信切換回路の概略回路図
である。本機の送・受信切換回路は、図1に示すよう
に、空中線11と、送信部12と、受信部13と、本機
の特徴部分としてのサーキュレータ14とから基本的に
構成されている。
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態
に係る無線機(本機)の送・受信切換回路の概略回路図
である。本機の送・受信切換回路は、図1に示すよう
に、空中線11と、送信部12と、受信部13と、本機
の特徴部分としてのサーキュレータ14とから基本的に
構成されている。
【0017】そして、サーキュレータ14の端子aが送
信部12側に、端子bが空中線11側に、端子cが受信
部13側に接続され、サーキュレータ14の端子cと受
信部13との間に直流阻止用コンデンサ15と、直流阻
止用コンデンサ16とが直列に接続されている。
信部12側に、端子bが空中線11側に、端子cが受信
部13側に接続され、サーキュレータ14の端子cと受
信部13との間に直流阻止用コンデンサ15と、直流阻
止用コンデンサ16とが直列に接続されている。
【0018】また、第1の直流阻止用コンデンサ15と
第2の直流阻止用コンデンサ16との間を接続する信号
線にバイアス供給回路19が信号阻止用インダクタンス
18を介して接続し、更に、第1の直流阻止用コンデン
サ15と第2の直流阻止用コンデンサ16との間を接続
する信号線から分岐してピンダイオード17を介して接
地されている。
第2の直流阻止用コンデンサ16との間を接続する信号
線にバイアス供給回路19が信号阻止用インダクタンス
18を介して接続し、更に、第1の直流阻止用コンデン
サ15と第2の直流阻止用コンデンサ16との間を接続
する信号線から分岐してピンダイオード17を介して接
地されている。
【0019】空中線11、送信部12、受信部13、直
流阻止用コンデンサ15,16、ピンダイオード17、
信号阻止用インダクタンス18、バイアス供給回路19
の構成及び動作は、一般的に知られている従来のもので
あり、図2の従来の送・受信切換回路で説明したものと
同様であるので、ここでは具体的な説明を省略する。
流阻止用コンデンサ15,16、ピンダイオード17、
信号阻止用インダクタンス18、バイアス供給回路19
の構成及び動作は、一般的に知られている従来のもので
あり、図2の従来の送・受信切換回路で説明したものと
同様であるので、ここでは具体的な説明を省略する。
【0020】本機の特徴部分としてのサーキュレータ1
4は、端子aから入力された信号を端子bに出力し、端
子bから入力された信号を端子cに出力する一般的なサ
ーキュレータである。サーキュレータは、広く知られて
いるように、立体回路用及びVHF,UHF帯用回路素
子の一つで、入力及び出力の方向が多くの端子間で循環
的に定まっているような回路をいう。
4は、端子aから入力された信号を端子bに出力し、端
子bから入力された信号を端子cに出力する一般的なサ
ーキュレータである。サーキュレータは、広く知られて
いるように、立体回路用及びVHF,UHF帯用回路素
子の一つで、入力及び出力の方向が多くの端子間で循環
的に定まっているような回路をいう。
【0021】但し、本機のサーキュレータ14は、端子
cが短絡状態となって不整合である場合には信号が端子
aから入力されて端子bに出力される動作(端子a→b
動作)が優先して実行され、端子cが短絡状態でなくな
って整合している場合には信号が端子bから入力されて
端子cに出力される動作(端子b→c動作)が優先して
実行されるものである。
cが短絡状態となって不整合である場合には信号が端子
aから入力されて端子bに出力される動作(端子a→b
動作)が優先して実行され、端子cが短絡状態でなくな
って整合している場合には信号が端子bから入力されて
端子cに出力される動作(端子b→c動作)が優先して
実行されるものである。
【0022】次に、本機の送・受信切換回路の動作につ
いて説明する。まず、本機の送・受信切換回路の送信動
作について説明する。送信時は、バイアス供給回路19
から送信ON信号が供給され、接地されたピンダイオー
ド17に直流電流が流れてピンダイオード17は短絡状
態になる。つまり、図1中の点Aが短絡状態になるもの
である。
いて説明する。まず、本機の送・受信切換回路の送信動
作について説明する。送信時は、バイアス供給回路19
から送信ON信号が供給され、接地されたピンダイオー
ド17に直流電流が流れてピンダイオード17は短絡状
態になる。つまり、図1中の点Aが短絡状態になるもの
である。
【0023】すると、送信部12から送信信号がサーキ
ュレータ14に出力されることになるが、サーキュレー
タ14の端子cがピンダイオード17によって短絡状態
になっているので、端子cが不整合状態になり、端子a
→bの動作が優先して実行されて、送信部12から送信
信号は整合がとれている空中線11に出力される。
ュレータ14に出力されることになるが、サーキュレー
タ14の端子cがピンダイオード17によって短絡状態
になっているので、端子cが不整合状態になり、端子a
→bの動作が優先して実行されて、送信部12から送信
信号は整合がとれている空中線11に出力される。
【0024】次に、本機の送・受信切換回路の受信動作
について説明する。受信時は、バイアス供給回路19か
ら送信ON信号が供給されず、ピンダイオード17は開
放状態となり、サーキュレータ14の端子cが短絡状態
とならない。つまり、図1中の点Aが短絡状態にならな
いものである。
について説明する。受信時は、バイアス供給回路19か
ら送信ON信号が供給されず、ピンダイオード17は開
放状態となり、サーキュレータ14の端子cが短絡状態
とならない。つまり、図1中の点Aが短絡状態にならな
いものである。
【0025】そして、サーキュレータ14の端子cが短
絡状態にならないということは整合状態となるため、端
子b→c動作が優先して実行され、空中線11からの受
信信号が端子bに入力され、受信部13側の端子cに出
力され、直流阻止用コンデンサ15,16を介して受信
部13に入力される。
絡状態にならないということは整合状態となるため、端
子b→c動作が優先して実行され、空中線11からの受
信信号が端子bに入力され、受信部13側の端子cに出
力され、直流阻止用コンデンサ15,16を介して受信
部13に入力される。
【0026】このように、本機の送・受信切換回路で
は、バイアス供給回路19から送信ON信号が供給して
いる間は送信部12から送信信号が空中線11に出力さ
れ、バイアス供給回路19から送信ON信号が供給され
ていない間は空中線11からの送信信号を受信部13に
出力されるようになっている。
は、バイアス供給回路19から送信ON信号が供給して
いる間は送信部12から送信信号が空中線11に出力さ
れ、バイアス供給回路19から送信ON信号が供給され
ていない間は空中線11からの送信信号を受信部13に
出力されるようになっている。
【0027】本機の送・受信切換回路によれば、端子c
の短絡状態か否かの不整合/整合によって端子a→b動
作又は端子b→c動作が為されるサーキュレータ14を
用いて送・受信の切換えを行うようにしているので、図
2に示した従来の送・受信切換回路に比べてλ/4回路
28を用いていないために、回路構成を簡易にできて低
コスト化を図ることができ、また、送・受信信号の周波
数が広帯域の場合でも送・受信切換回路を動作可能とす
ることができる効果がある。
の短絡状態か否かの不整合/整合によって端子a→b動
作又は端子b→c動作が為されるサーキュレータ14を
用いて送・受信の切換えを行うようにしているので、図
2に示した従来の送・受信切換回路に比べてλ/4回路
28を用いていないために、回路構成を簡易にできて低
コスト化を図ることができ、また、送・受信信号の周波
数が広帯域の場合でも送・受信切換回路を動作可能とす
ることができる効果がある。
【0028】また、本機の送・受信切換回路では、切換
え動作のためにバイアス供給回路19の送信ON信号を
用いているので、従来の電磁的リレーを用いた送・受信
切換回路に比べて送・受信の切換時間を短くできる効果
がある。
え動作のためにバイアス供給回路19の送信ON信号を
用いているので、従来の電磁的リレーを用いた送・受信
切換回路に比べて送・受信の切換時間を短くできる効果
がある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、空中線と送信部と受信
部との接続部分に、送信部からの送信信号を空中線に出
力し、空中線からの受信信号を受信部に出力するサーキ
ュレータを設け、サーキュレータと受信部との接続部分
に送信時に直流電流を供給するバイアス供給回路と接地
されたダイオードを接続する送・受信切換回路としてい
るので、電磁的リレーを用いた送・受信切換回路に比べ
て送・受信の切換時間を短くすることができ、λ/4回
路等の逓倍回路を用いた送・受信切換回路に比べて構成
が簡易で更に送・受信信号の周波数が広帯域の場合でも
動作可能とすることができる効果がある。
部との接続部分に、送信部からの送信信号を空中線に出
力し、空中線からの受信信号を受信部に出力するサーキ
ュレータを設け、サーキュレータと受信部との接続部分
に送信時に直流電流を供給するバイアス供給回路と接地
されたダイオードを接続する送・受信切換回路としてい
るので、電磁的リレーを用いた送・受信切換回路に比べ
て送・受信の切換時間を短くすることができ、λ/4回
路等の逓倍回路を用いた送・受信切換回路に比べて構成
が簡易で更に送・受信信号の周波数が広帯域の場合でも
動作可能とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る送・受信切換回路の
概略回路図である。
概略回路図である。
【図2】従来の送・受信切換回路の概略回路図である。
11,21…空中線、 12,22…送信部、 13,
23…受信部、 14…サーキュレータ、 15,1
6,24,25…直流阻止用コンデンサ、 17,2
6,27…ピンダイオード、 18,29…信号阻止用
インダクタンス、19,30…バイアス供給回路、 2
8…λ/4回路
23…受信部、 14…サーキュレータ、 15,1
6,24,25…直流阻止用コンデンサ、 17,2
6,27…ピンダイオード、 18,29…信号阻止用
インダクタンス、19,30…バイアス供給回路、 2
8…λ/4回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 送信信号を空中に放射し、受信信号を空
中から吸収する空中線と、送信信号を前記空中線を介し
て送信する送信部と、受信信号を前記空中線を介して受
信する受信部と、送信時に直流電流を供給するバイアス
供給回路と、接地されたダイオードとを有する送・受信
切換回路において、前記空中線と前記送信部と前記受信
部とを接続する接続部分に、前記送信部からの送信信号
を前記空中線に出力し、前記空中線からの受信信号を前
記受信部に出力するサーキュレータを設け、前記サーキ
ュレータと前記受信部との接続部分に前記バイアス供給
回路と前記ダイオードとを接続したことを特徴とする送
・受信切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010596A JPH09289469A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 送・受信切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010596A JPH09289469A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 送・受信切換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09289469A true JPH09289469A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14265116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10010596A Pending JPH09289469A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 送・受信切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09289469A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100549812B1 (ko) * | 1998-02-20 | 2006-02-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 안테나 스위치회로 |
JP2010505325A (ja) * | 2006-09-27 | 2010-02-18 | ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド | 高周波スイッチ |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP10010596A patent/JPH09289469A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100549812B1 (ko) * | 1998-02-20 | 2006-02-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 안테나 스위치회로 |
JP2010505325A (ja) * | 2006-09-27 | 2010-02-18 | ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド | 高周波スイッチ |
US8175013B2 (en) | 2006-09-27 | 2012-05-08 | Kmw Inc. | Radio frequency switch |
JP4949475B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-06-06 | ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド | 高周波スイッチ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4138681A (en) | Portable radio antenna | |
US6144346A (en) | Antenna arrangement | |
WO1998056060A1 (fr) | Commutateur a deux frequences, dispositif utilisant une antenne a deux frequences commune, et equipement de radiocommunication mobile pour deux bandes de frequence, utilisant ledit dispositif | |
US9606221B2 (en) | Circuit arrangement for a front end of an FMCW radar transceiver, FMCW radar transceiver and method for operation | |
JPH09331206A (ja) | Tdma方式用携帯電話機のアンテナ整合部 | |
EP0523770A1 (en) | Low-noise-block downconverter for use with flat antenna receiving dual polarized electromagnetic waves | |
JPH09289469A (ja) | 送・受信切換回路 | |
KR20060084955A (ko) | 다중 모드 이동통신 단말기에 적용되는 안테나 임피던스매칭 장치 | |
WO2005055445A1 (ja) | 移動体通信端末装置 | |
US6101374A (en) | Radio communication apparatus having two antennas controlled by standing wave ratio | |
JP3669331B2 (ja) | 送受信共用アンテナ装置 | |
USH646H (en) | Wideband self mixing millimeter wave receiver | |
JP3931905B2 (ja) | 送受信共用アンテナ装置 | |
JPH1093470A (ja) | アンテナ共用回路 | |
An et al. | Active microstrip antenna design with the simplified real frequency technique | |
JPH0724825Y2 (ja) | ブースタ装置 | |
US20150303987A1 (en) | Spread spectrum communication device | |
JPH10284920A (ja) | アンテナ給電回路 | |
JP2598522B2 (ja) | マイクロ波帯周波数変換器 | |
JPH11127034A (ja) | シングルバランスドミクサ | |
JPS60229535A (ja) | 多バンド受信機 | |
SU741652A1 (ru) | Радиолокационна станци | |
JPH06274706A (ja) | 無線icカード | |
KR100255972B1 (ko) | 풀 듀플렉스용 소형 안테나 | |
JPH06112870A (ja) | ダイバシティ受信機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050104 |